愛「せっつーの分からずや!」 せつ菜「愛さんこそ!」【ラブライブ!SS】

SS


1: 2019/07/25(木) 20:25:32.71 ID:gVnbGvtn
果林「ワンツースリーフォー、ワンツースリーフォー♪」パンパン

果林「はいっ♪おつかれさまみんな休憩よ♪」

かすみ「ふふ~ん♪かすみんの華麗なステップでみなさんを出し抜いちゃいますよ♪」

しずく「ふふ♪かすみさん?そういう割には脚…震えてるよ?」

かすみ「べ、別に~?これはただできたって喜びで震えてるだけで~」カクカク

彼方「え~い♪」ツンツン

かすみ「いった~~い…!か、彼方先輩やめてくださいよぉ…」

2: 2019/07/25(木) 20:25:58.67 ID:gVnbGvtn
彼方「彼方ちゃんも今回のステップは激しくて…ダルダルだよ~かすみちゃんも仲間だね~」

しずく「もう彼方さんったら♪しっかりしてください♪」

歩夢「な、なんとかついていけたって感じかな…もっと頑張らなくっちゃ…♪」

璃奈「歩夢さんのステップすっごく綺麗に見えた。私ももっと頑張る」璃奈ちゃんボード『ムンッ』

璃奈「でも…やっぱり疲れた……」璃奈ちゃんボード『ヘロヘロ』

エマ「はい璃奈ちゃん♪多めにお水入れてきたから飲んで?」

璃奈「エマさん…ありがとう…」ゴクゴク

3: 2019/07/25(木) 20:26:20.71 ID:gVnbGvtn
歩夢「エマさんは疲れてないんですか?…私正直結構ギリギリで…」

エマ「ん~疲れてないことはないけど…山に登ったりしてたからそれよりは平気かな~♪」

璃奈「エマさん…すごい…」

歩夢「私も体力づくり頑張ってるけど…全然だなぁ…」

エマ「大丈夫だよ♪璃奈ちゃんと歩夢ちゃんならできるよ♪一緒に頑張ろう?」

歩夢「はい…!」

果林「ふぅ…正直私も精一杯ってところね…せつ菜はどうなの?」

4: 2019/07/25(木) 20:26:46.38 ID:gVnbGvtn
せつ菜「私ですか?私はまだまだやれます!!もっと大好きって気持ちが伝わるように努力するのみです!」

果林「ふふっ♪せつ菜はいつもそれなのね♪そ・れ・な・ら?」

せつ菜「?」

ピトッ

せつ菜「か、果林さん!!!?な、な、な、何を…///」

果林「私への大好きって気持ちも表現してくれないかしら…♡」

せつ菜「むむむむむむ無理です~////」

5: 2019/07/25(木) 20:27:10.28 ID:gVnbGvtn
果林「ふふ♪冗談よ♡」

愛「ねーねーせっつー♪」

せつ菜「は、はい?なんでしょう?愛さん」

愛「あそこのステップさ~も~っと激しく楽しい感じを前面に押し出してみた方がいいと思うんだけどどう!?」

せつ菜「・・・いえあそこは今のままにしておいて次にどのように動けばもっとファンの方がより私たちの曲の世界観にはまってくれるようにできるかを考えたいです!」

愛「え~??絶対あそこのステップが見せ場だからあれを激しくすればみんなテンアゲ~で楽しくなると思うんだけど…」

せつ菜「それはダメです!!」

6: 2019/07/25(木) 20:27:34.74 ID:gVnbGvtn
愛「なんで!?!?せっつー愛さんの言うことに厳しくない!?」

せつ菜「そんなつもりはないですけど…とにかくステップを激しくするのは無しですよ~!」

歩夢「あ、愛ちゃんとせつ菜ちゃん…」

しずく「ケンカしてますね…」

璃奈「ちょっと…怖いの」

彼方「これは彼方ちゃんもびっくりだよ~」

かすみ (にひひ…このまま愛先輩とせつ菜先輩が足を引っ張り合えば…かすみんがより上にいけるチャンスですよ☆)

エマ「ほらほら♪2人とも落ち着いて?」

果林「そうよ?他の娘も怖がっちゃうし…可愛い顔が台無しよ?」

7: 2019/07/25(木) 20:28:39.00 ID:gVnbGvtn
せつあい「だってせっつー、(愛さん)が!」

果林「はぁ…仕方ないわね…こういう時は頭を冷やさないとダメね…エマ~2人を部室に運ぶから手伝ってくれないかしら?」

エマ「良いけど…練習は大丈夫かな~?」

果林「この調子だと練習再開までもうしばらくはかかると思うから…ね?」

エマ「!うん、分かったよ~♪それじゃあせつ菜ちゃんちょっとごめんね♪」ガシッ

せつ菜「なっ!エ、エマさんちょっと待ってください!」

愛「ちょ、ちょっとかり~ん愛さん練習の続きしたい~!!!」

8: 2019/07/25(木) 20:29:03.86 ID:gVnbGvtn
果林「はいはい♪それはせつ菜と仲直りしてからよ♪」

エマ「それじゃあ部室に出発だね♪」

ー部室ー

果林「…それじゃあ愛?せつ菜?酷かもしれないけど仲直りするまで練習場所に出てきちゃダメよ?」

エマ「愛ちゃん、せつ菜ちゃんゴメンね?あっ、暑いし頭を冷やすってことだからエアコンはつけておくね♪」ピッ

果林「エマ…そういう意味ではないのよ?せつ菜や愛に何かあったら嫌だからエアコンはつけておいて良いんだけど…」

エマ「えっ?そうなの??」

9: 2019/07/25(木) 20:29:30.07 ID:gVnbGvtn
果林「と、とにかく!2人ともちゃ~んと仲直りするのよ♡私たちは競い合う仲間だけど時には9人で歌うんだから♪」

エマ「それじゃあ愛ちゃん、せつ菜ちゃん?良い子にしておくんだよ?早く仲直りしてね♪」バタン

せつ菜「…嵐のように去って行ってしまいました…」

愛「はぁ~アタシは早くれんしゅ~したいのに~!!!」

せつ菜「なっ?こうなったのは愛さんのせいじゃないですかー!!」

愛「それはせっつーが~!!」

果林「せつ菜?愛~?」

10: 2019/07/25(木) 20:29:59.98 ID:gVnbGvtn
せつ菜「はい?なんでしょう??」

果林「練習場所に2人の飲み物とかタオル置きっ放しだったからしずくちゃんが持ってきてくれてたわ♪あっ、それと…もし仲直りしてないのに戻ってきたら…しずくちゃんの雷が落ちるわよ?仲直りした演技も見抜いちゃうみたいだから…ちゃんとね?」

せつ菜「・・・・」

愛「・・・・」

せつ菜 (あ、あの…上級生さえも恐れて言葉を失ってしまうと言われるしずくさんが…!?)

愛「あ、あのさ?せっつー?」

せつ菜「な、なんですか?」

11: 2019/07/25(木) 20:30:29.84 ID:gVnbGvtn
愛「今ならすぐ謝って仲直り~ってできるからさ~仲直りしない?」

せつ菜「なっ!!!」

愛「せっつーもしずくが雷落とすって聞いてちょっと怖いって思ったでしょ?」

せつ菜「あ、愛さんはそれで良いんですか?」

愛「・・それはアタシもステップは入れたいってまだ思ってるけど…ねぇ?」

せつ菜「~~~~!愛さん!見損ないましたよ!これは交渉決裂です!!」

愛「ええ!?ちょ、せっつ~!…分かったそれなら愛さんだって意地になるからね!!」

12: 2019/07/25(木) 20:31:00.40 ID:gVnbGvtn
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璃奈「2人とも…大丈夫かな?」

しずく「2人とも拘りが強いところがあるから少し心配だね」

歩夢「どうしてこんなことに…私がいけなかったのかな…?」

彼方「歩夢ちゃんは悪くないよ~?彼方ちゃん的には誰も悪くないんじゃないかな~って思う。それに…ケンカは誰だって起きることがあるよ~」

エマ「うんうん♪でもそれが終わるとまた仲良くなれるよね♪」

果林「・・・2人とも良い娘だからあまり心配はしてないんだけど…大丈夫かしら?」

13: 2019/07/25(木) 20:31:43.41 ID:gVnbGvtn
かすみ (にひひ…この間にかすみんが愛先輩の靴の中にコッペパンを仕込んでおけば…)

しずく「かすみさん?」

かすみ「な、なぁ~にしず子☆?」

しずく「悪巧みは~めっだよ♪」

かすみ「な、なんのこと~?かすみん全然分かんな~い♪」(な、なんでしず子は分かってるの~!!?)

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愛「あぁ~!も~こうしてても仕方ない!!」スクッ

せつ菜「あ、愛さん何を!?」

14: 2019/07/25(木) 20:33:42.88 ID:gVnbGvtn
愛「練習!鏡があるから振り付けのチェックとかならできるし♪」

せつ菜「で、ですが…」

愛「果林はあくまで練習場所に来ちゃだめとは言ったけど練習しちゃダメとは言ってないからOK♪」

せつ菜 (こ、これで良いんでしょうか…?)

愛「進め♪going now going now ごーいんにgo♪」

せつ菜「・・・」ジー

せつ菜 (愛さん…さっきまでとても荒れてたのに歌い出すとノリノリですね…)

15: 2019/07/25(木) 20:34:38.54 ID:gVnbGvtn
せつ菜 (それにさっきのステップはμ’sさんで言うノーブラ…あれと同じくらい激しく動くものだったのにあれをした後でもいつも通りにソロ曲を踊ってるなんて…さすがです)

せつ菜 (…歩夢さんが努力の人だとしたら愛さんは才能の人…ですが努力を馬鹿にすることはなく自分もより頑張る…まさに理想的な強キャラです)

せつ菜 (それにしても…愛さんの歌とダンスはやはり見てるこっちもとても楽しくなってきちゃいますね…)ウズウズ

愛「ふぅ~♪」

せつ菜「みんな~!!!今日はライブに来てくれてありがと~!!!!私と一緒に大好きがいっぱいの世界を作るのを手伝ってくれますか~!!?」

愛「うわっ!?」ビクッ

せつ菜「走りだした~思いは強くす~るよ!」

愛 (思えばせっつーって凄いよね~アタシより9センチもちっちゃいのにあのバイタリティに音域……前にカラオケで歌って低いあとに高音出すのめっちゃ大変だったけど…せっつーはそんなの普通にやってるんだもんな)

愛 (それにアイドルへの情熱…大好きって気持ちじゃあ正直せっつーにはまだまだ及ばないし知らないこともたくさんあるからな~アタシ…だからもっとせっつーに教えてもらいたい…けどな~)

16: 2019/07/25(木) 20:36:09.46 ID:gVnbGvtn
愛 (あと…あの振り付け?顔の向きがころころ変わって大変そうだけどせっつー確か…)

せつ菜「あの振り付けが曲調に対して少しおとなしい気がする…ですか?ふふっ♪それはですね♪来てくれたみなさんを1人でも多く見たいって言うのがあるんですよ♡」

愛 (周りを見るってことだったよね…)

愛 (周り…周り…??)ムムム

愛「そっか!!周りだ!」

せつ菜「!」ビクッ

愛「せっつーゴメン!」

せつ菜「あ、愛さん?急にどうしたんですか?」

愛「アタシ…もっと良いパフォーマンスにしたい一心で周りのことちゃんと考えてなかったんだよね…あのままもっと激しいステップにしてたらりなりーやかすかす身体壊しちゃうことになるかもしれなかったもんね…」

せつ菜「愛さん…」

愛「まったくも~!愛さんってばダメダメだ~1人でやってるわけじゃないのに…そんなことにも気がつけないなんてさ~」

せつ菜「・・・愛さんはダメダメなんかじゃありません!!!」

17: 2019/07/25(木) 20:36:32.39 ID:gVnbGvtn
愛「せ、せっつー?」

せつ菜「愛さんの楽しさを求める姿勢から生まれる見てる人もいっしょに楽しくなってしまうようなパフォーマンス…!!とても素敵です!!!本当に悔しいですが…そういった点では私より愛さんの方が遥かに上ですし…見習いたいです!!!」

愛「そ、それを言うならせっつーの圧倒するようなパフォーマンスだったり…歌唱力も高いし見に来てくれた人一人一人を見渡すような振り付けとか何よりスクールアイドルへの情熱は正に玄人って感じで追いつくのに苦労するな~玄人だけに♪な~んて思った!!」

せつ菜「あ、ありがとうございます///」

愛「ねえせっつー?」

せつ菜「はい?なんでしょう愛さん♪」

18: 2019/07/25(木) 20:37:26.42 ID:gVnbGvtn
愛「あたしたちってさ~本当に良いライバル関係って感じじゃない♪」

せつ菜「ライバル…宿敵と書いて時に友と書くそんな存在ですね…!!はい!私も愛さんのこと良いライバルだと思います!」

愛「よっし!そうと決まれば!!」

せつ菜「早速戻って練習ですね!!」

愛 (もっともっと練習してせっつーみたいに上手くなるから…待ってろせっつー♪)

19: 2019/07/25(木) 20:39:29.58 ID:gVnbGvtn
せつ菜「愛さん!!」

愛「ん?どしたのせっつー?」

せつ菜「私…愛さんのパフォーマンス愛してますよ♪」

愛「なっ///」

せつ菜「愛だけに♪な~んてどうでしょう♡」

愛「やるねせっつー♪それなら愛さんはせっつーのレベルを刹那で超えていっちゃうよ~!」

せつ菜「望むところです♪」

終わり

催眠術しずかすにてアイデアをくれた庭さんありがとうございました。

26: 2019/07/25(木) 22:40:05.58 ID:fwnd9g7M
ほうせつあいですか

24: 2019/07/25(木) 21:44:35.83 ID:QlZ2+ixJ
虹はまだまだわからんけどよかった
おつ

20: 2019/07/25(木) 20:45:11.49 ID:MMig2EfP
乙 あいせつはいいぞ。トキランPVでの衝突してる二人をイメージしたらわかりやすい関係の良SSですなぁ

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1564053932/

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