【SS】侑が>>3に>>5をする話【ラブライブ！虹ヶ咲】

虹ヶ咲のメンバーで

ずれたら安価下

せつな

栞子を褒める

侑「……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

せつ菜「侑さん、何してるんですか？」

侑「スクスタだよ、ニジガクのみんなが出てるやつ！」

せつ菜「ああ、あのゲームですか……」

侑「うん、今いいところでね、このオリジナルキャラクターの栞子ちゃんっていう子が案外可愛いんだ」

侑「みんなのために行動できる子でがんばり屋さんで、まじめな子なんだけど、曲は和ロックで八重歯のチャームポイントが遊び心あってなんかギャップ萌えするというか」

せつ菜「へぇー……そうなんですね」

侑「せつ菜ちゃんもやってるスクスタ？」

せつ菜「……いえ、やってませんよ」

侑「そっかあ、せつ菜ちゃんもやったほうがいいよ！面白いから！」

せつ菜「……」

侑「あれ、なんだからせつ菜ちゃん今日元気ない？」

せつ菜「>>17」

風邪気味で…

せつ菜（侑さんがスクスタを好きだからって期限悪くするのは大人気ないですよね）

せつ菜（でももう態度に出してしまいましたからなんとかごまかさなくては）

せつ菜「ちょっと風邪気味で……」

侑「え、大丈夫？　今日部活休む？」

せつ菜「いえ、大丈夫です」

侑「やっぱり、スクールアイドルと生徒会長の両立は大変なんじゃない？」

せつ菜「……そんなことないですよ」

せつ菜「でも、そうですね……やっぱり部活休みます」

せつ菜「体調は休むほどでもないですが、たまってた生徒会の業務を片付けたいので」

侑「そっかー」

侑「でも体調良くないんでしょ、心配だなあ、手伝おうか？」

せつ菜「いえ結構です」ﾂｰﾝ

侑「？」

せつ菜「侑さんに手伝っていただかなくても、ちゃんと生徒会長としての責務を果たすことくらいできます」

せつ菜「ゲームのせつ菜みたいに、１年生にリコールされるようなふがいない生徒会長ではありませんから」ﾂｰﾝ

侑「……せつ菜ちゃん、もしかして怒ってる？」

せつ菜「別に、怒ってません」

侑「うそだあ、怒ってるよ」

せつ菜「怒ってないですって」

せつ菜「なんで私が怒ったりするんですか」

侑「え、それは……うーん」

せつ菜「それじゃあ、私、生徒会行くので」

侑「あ、うん……」

侑「……」

侑「せつ菜ちゃん、待って！」

せつ菜「？」

侑「>>26」

頑張って！

侑「頑張って！」

せつ菜「……」ﾑｰ

せつ菜「べー！」

侑「えぇ！？」


せつ菜「もうっ、侑さんってば人の気も知らないで」

せつ菜「よりにもよって私の前で、あのキャラクターをほめたり、生徒会業務大変だねなんて」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

せつ菜「……はぁ」

せつ菜「侑さんは、私、生徒会長に向いてないと思ってるんでしょうか」

せつ菜「私より、あのゲームのキャラクターのほうが好きなんでしょうか」

せつ菜「いえ！こんなこと考えてはいけませんね！」

せつ菜「中高と務めて、生徒会長はもう私の生き方の一つです！　誰よりも私が生徒会長としてふさわしいと、日々の業務から証明しないと！」

せつ菜「栞子さんの和ロックも素敵ですが、それも私がそれ以上のダンスをして侑さんをときめかせればいいだけの話です！」

せつ菜「うおおおおおおおお！　やりますよ！！！！」ﾄﾞﾀﾞﾄﾞﾀﾞﾄﾞﾀﾞﾄﾞﾀﾞ

せつ菜「まずは、今日の生徒会業務を終わらせます！！！」

生徒会室の扉バーン！！！

副会長「えっ！？　せつ菜さん！？」

せつ菜（せつ菜のまま生徒会室に来てしまいました！！！）

副会長「あ、あのっ、どうぞいらっしゃいました！」

副会長「よ、よかったら、これ紅茶です、ののんでください！」

せつ菜「ありがとうございます」ﾆｺ

副会長「ふ、ふああぁあぁああ」

せつ菜（最初は焦りましたが、なんてことありません、前回の打ち合わせでも気づきませんでしたし、むしろここは堂々としてるほうが良さそうですね）

副会長「そ、それで、今日はどんなご用件でしょうか！？　ＳＩＦのことですか？」

副会長「あいにく、本日は会長は不在でして」

せつ菜「用ですか、えっと、それはですね……」

せつ菜「>>34」

中川菜々さんに会いに

せつ菜「中川菜々さんに会いに来たのですが、ご不在のようですので」

せつ菜（これなら、自然に帰れますね！）

せつ菜「ではまた来ま」

副会長「では会長に私から伝えておきましょうか？」

せつ菜「いえ、直接話したい事なので」ｷｯﾊﾟﾘ

副会長「会長に、直接ですか……」

副会長「あの、もしかして会長とせつ菜さんって」

せつ菜（ば、ばれっ！）

副会長「お友達なんですか？」

せつ菜「えっ？」

副会長「さっきも、生徒会長に用があるという感じではなくて、中川菜々、会長個人に用があるみたいな言い方でしたし」

副会長「それに、会長、せつ菜さんのこと詳しいのに、深堀するとすぐ逃げるんですよね」

副会長「だから、会長、実は、なぞのスクールアイドルのせつ菜さんの秘密を知ってる仲なのかなって思ってて」

せつ菜（そ、そうきたかぁ～！！）

副会長「あ、す、すみません！　せつ菜さんの秘密を暴こうとかそういうんじゃなくて！　私ファンだからつい気になっちゃって！」

せつ菜「い、いえ、いいんですよ」

せつ菜「友達……友達といえば友達ですね、うん」

副会長「やっぱりそうなんですね！」

副会長「いいなあ、会長、せつ菜さんと友達だなんて羨ましいなあ」

せつ菜「……///」

せつ菜「私とあなただって、一緒にＳＩＦを盛り上げた同士なんですから、友達ですよ」

副会長「え、ああ、あありがとうございます！」

せつ菜「ふふ」

せつ菜「それにしても、どうして今日は生徒会室へ？」

副会長「え？」

せつ菜「今日は、生徒会はお休みのはずですが……中川さんからそう聞いていました」

副会長「ああ、休みなのをご存じだったんですね」

副会長「今日は私が自主的に、仕事をしようと思っただけなんです」

せつ菜「それは、どうして」

副会長「いえ、特別な理由はないんですよ」

せつ菜「……すみません」

副会長「？」

せつ菜「やっぱり、中川さんはダメですね、副会長にこんな負担をかけるなんて」

せつ菜「ＳＩＦのときも、今日も、肝心な時にいなくて」

副会長「そんなことありません！」

副会長「確かに、会長はたまにいない時もありますが」

副会長「その分、私たちがいない時に、何人分もの業務を進めておいてくれていますし」

副会長「私が今日生徒会室に来たのは、一人でどこまでも抱えてしまう会長の負担を減らしたいと思ったからなんです」

副会長「ＳＩＦの時も確かに用事があってこれなかったですけど、ＳＩＦが開催できたのは、会長が綿密なスケジュールを何パターンも組んで、私たちだけで運営できるように整えてくれていたからです」

副会長「それに、あの人は生徒全員の名前と顔と学科まで一致しているんです」

副会長「そんなの誰にも真似できませんよ」

副会長「誰より責任感があって、生徒一人ひとりを見る能力があって、私は会長以上に虹ヶ咲の生徒会長にふさわしい人はいないと思います！」

せつ菜「……」ﾎﾟｶｰﾝ

副会長「あっ、ああああ！」

副会長「す、すいません！　すいません！　私ってばせつ菜さんに偉そうなことを！」

副会長「でも、私、会長のこと尊敬してて、せつ菜さんと同じくらい好きで」

副会長「あ、うぁぁ、なにいってるんだろう私！」

せつ菜「……ありがとうございます」

せつ菜「私も中川さんのこと、生徒会長としてふさわしい人だと思います」

せつ菜「これからも、虹ヶ咲学園をよくしてくれる人だと思います」

せつ菜（必ずそうあり続けます、これは私の決意表明です！）

せつ菜「もう一つ！　用件があったんでした、聞いてくれますか！？」

副会長「は、はい！」

せつ菜「あなたにライブを届けに来ました！　私の始まりの歌、聞いて下さい！」

それから、私は虹ヶ咲の生徒会長として誰よりもふさわしくあるため全力で頑張りました

両立はやっぱり大変だったけれど、生徒会の仲間や、同好会のみなさんが支えてくださったおかげで

今日、この日が迎えられました



せつ菜「本来ならここで、次期生徒会長への贈る言葉ですが、最後に、生徒会長兼スクールアイドルとして最後のラストライブをさせてください！」


やったあああああああ！！！

ありがとー！！！

やめないでーーー！

菜々ちゃんが会長でよかったー！

留年して会長やってー！

侑「せつ菜ちゃーん！　最高だよー！！！」

せつ菜「私が２年間、生徒会長を務められたのはみなさんの応援が私に力をくれたからです！」

せつ菜「そして、菜々としてもせつ菜としても私を受け入れてくれてありがとうございました！」

せつ菜「その感謝の気持ちを込めて歌います！！！」

ＥＮＤ

副せつより侑せつ派なんですがどうしてこうなったんでしょう

綺麗に纏まって良かったおつ

璃奈ちゃんボード「こういうのでいいんだよ」

ゆうせつかと思って読み始めましたが副せつも素晴らしいですね！！！！！
ありがとうございました！！！！！