梢「あら、花帆さん。お腹のあたりのそれ、虫刺されかしら？」花帆「えっ？ あっ！」【蓮ノ空】

花帆「ほ、ほんとですね、この時期にも刺されるんですね！」

梢「きちんとお薬をつけないと跡が残ってしまうかもしれないわ」

梢「部屋によく効く薬があるから持ってくるわね」

花帆「だ、大丈夫です！ あたしも持ってますから！」

花帆「ちょ、ちょっとさやかちゃんに用事思い出したので5分くらい抜けますね、すみません！」

梢「さやかさんに？」

花帆「さやかちゃん！」

さやか「は、はい！？」

花帆「ちょっとこっちきて！」

梢「……？」

みたいなね
　

慈、脱ぎなさい
　

続けて
　

あぁ、内出血の方のキスマークね、そうね
私も彼女に内出血の方のキスマーク付けられたことあるわよ
　

梢「あら……。花帆さん、鎖骨のあたりも刺されているようだけれど」

花帆「えっ？ あっ！」

花帆「瑠璃乃ちゃんにも用事思い出しちゃいました！」

花帆「瑠璃乃ちゃん！」

瑠璃乃「えﾞっ！？」

瑠璃乃「ど、どうしたの花帆ちゃん？」

花帆「こっちきて！ 話があるから！」

梢（なんで虫刺されがあると用事を思い出すのかしら……）

みたいなのもいいよね
　

気持ちいいわ
　

梢先輩が分かってて言ってたらそれはそれで工　いわね
右往左往する花帆さんも愛らしいわ
　

梢「ところで花帆さん、もひとつ質問いいかしら」

梢「昨日の夜さやかさんとあなた、どこへ行ってた？」
　

花帆さんが誰とでも寝る〇　ってマジなのかしら
　

綴理「かほの肌きれい」ﾁｭｯ

花帆「綴理センパイ、キスするのはいいですけどキスマースはつけないでくださいね」

花帆「梢センパイが心配しちゃうので……」

綴理「？ ボク、リップつけてないよ？」

花帆「そういうことじゃなくて──まあ、わからないなら大丈夫ですけど……」

綴理「……」ﾁｭｰｯ

花帆「って、綴理センパイ！？」

綴理「ごめん、マシュマロみたいでおいしそうだったから……」

花帆「跡になっちゃってるじゃないですか！ これがキスマークです！」

花帆「しかも首なんて目立っちゃうじゃないですか！」

綴理「ごめんね、かほ……」ｼｭﾝ

花帆「あー、もう！ お返しにあたしも目立つところにつけちゃいますからね！」

思いついたのでこれだけ置いていきます
　

花帆は、ボクと相性いいよ
　

慈、脱ぎなさい
何故脱げないの何を隠しているのさあ脱ぎなさい！
　

つらすぎるのだけれど