あの綴理の流れる様な部屋への誘い方には参るね【蓮ノ空】

「あ～おいしかった～」
　配信の後、綴理の部屋。約束してたアイスも食べ終わって、さて何をしようかと考えていたら、突然綴理の顔が近づいてきた。綺麗だなぁ、なんてぼんやり考えている間に、柔らくて冷たいものが唇に触れた。
「めぐ、すき……」
　その瞳は熱っぽく、ただひたすらに私を求めている。特に驚きはない。私も部屋に来た時点で最初からそのつもりだった。二回目は私から唇を重ねて、舌を挿し込んだ。
「んっ……ふふっ、冷たくてきもちいね……」
　舌を絡めれば、いつもと違うひんやりとした感触。体は汗ばむほどに熱いのに、繋がっている部分だけが冷たくて、なんだか不思議な感じがした。
「……スイカ味だ」
　息を吸おうと舌を引き抜けば、綴理がやんわりと微笑んだ。あどけない表情に胸が高鳴る。
「おいしい？」
「うん、めぐおいしい。……もっとほしいな」
　綴理の腕が私の腰を絡め取る。逃げる気なんてないよ、と私も抱き返した。重ねる唇は冷たいまま、内側から熱が増していく。
「いいよ。めぐちゃんの全部、召し上がれ」
　舌先で繋がったまま、どちらからともなく服を脱ぎ捨てて、そして私たちは一つに溶け合っていった。
　

🍉ﾂﾂﾞﾒｸﾞ
　

📦
　

　

めぐふわふわ❤
つづりんふわふわ🤍
　

つづたん前の七夕もプロポーズしてなかった？
　

>つづたん前の七夕もプロポーズしてなかった？
あれはフェスライブアフターだから見てない人は見てないんですよ…！
　

あのつづりんの流れる様な部屋への誘い方には参るね
　

あたし昨日の夜綴理センパイの部屋で「スイカバー」貰っちゃった…みたいな声が聞こえてくる蓮ノ空の夏
　

つづめぐ推しは一気飲みするのかな
　

梢見てる～？
　

>梢見てる～？
わたくしはいそがしいから


　

>fu3690574.jpg
あ～💚💚💚
　

「そう来たかぁ……」
　配信後の綴理'sルームにて。約束のアイスを受け取りながら、慈は微妙な表情でうなる。
「あれ？　めぐ、食べたがってたよね？」
　片手にスイカのアイス、片手に木のスプーン、と夏休みのわんぱくセットを装備した末っ子系最上級生、夕霧綴理は不思議そうに首を傾げた。
「いやまー、そうなんだけどさー」
　まさかバーじゃなくって、ボールの方が出てくるとは。どっちも美味しいからいいんだけど。と慈はスプーンを滑らせて口にした。
　シャーベットでありながらもやわらかな食感。懐かしい味に幼馴染との想い出が蘇り、思わず口角が緩んだ。
「めぐ幸せそう」
「いや、あんたには負けるから」
　決して照れ隠しとかではなく、慈は心底からそう思った。
　綴理の部屋には当たり前のようにさやかがいて。
　スイカボールを慈と食べようとする綴理に『さっきも食べたからダメです』と嗜めるも『じゃあ、半分こならいい？』と押し切られて。
　そして今は綴理のお膝の上で、代わりばんこにアイスを口に入れ合っている。ちなみに顔はスイカバーみたいに真っ赤だ。
　……。慈はひとつ息を吐くと、全力でツッコむ。
「いや、私はなに見せられてんの！？」
　

>「いや、私はなに見せられてんの！？」
惚気ストラですかね…
　

今夜はスイカバーを食べます。たのしみです。
　

ごめんねさや
今日はめぐと一緒にスイカバー食べるんだ
ごめんね
　

このままじゃスイカバーが隠語化してしまうんですよ…!