騎士ユウ「アユム！魔王を倒して平和を取り戻すよ！」

騎士ユウ「痛い！アユム、外でスライムに噛まれた！薬、薬！」
アユム「」

侑ちゃんは馬車の中で待っててね…

服だけ溶かす奴じゃないのか

ファンタジー厨「スライムは強い」

戦闘力はゴメちゃん並

錬金術師リナリー「あ、はんぺんがスライム5匹仕留めてきた」
騎士ユウ「」

村人アユム「ほらスライム倒しといたよ、危ないから一緒に行こうね」

ユウ「あゆむ～！」

騎士ユウ「ヌマヅの剣士カナンみたいに私もドラゴン倒せる、そんな気がしたんだけどなぁ」

リナリー「敵はリトルデーモンが6体」
ユウ「よーし、わたしが斬り」
アユム「ユウちゃん、ここは私たちに任せて」
セツナ「まず私が焼き払います！」
ユウ「すごい、でも」
アイ「大丈夫、これくらいまっかせなさい！」
ドカッ、バシッ、ゴォォ、バシュッ

ユウ「なんか違う」

ユウがレベル99になってもレベル5のカナンより力弱そう

素直に転職しよう
誰のお嫁さんがいいかな？

戦闘よりバフが上手そう

後ろで応援してるだけでみんなの戦闘力が爆上がりしそう

アユム(ユウちゃんを守らないと！)

ユウ「アユム！？　危ないよ！！」

アユム「えいっ！」ﾎﾟｺｯ

ゴブリン「ぴぎぃっ！」ｼｭｩｩｩ

ユウ「すごーい！　アユムってばゴブリン一撃で倒しちゃった！！」

アユム(ユウちゃんと一緒に戦うと……力が湧いてくる気がする……！！)

かつて魔王を倒した10人の英雄。
その一人、ユウは9人の仲間達から慕われる中心人物であったが戦いで先陣を切るリーダーというよりは後方で仲間を支える裏方のような存在であったという。
戦いでは応援で仲間達を奮い立たせ、夜はベッドの上で仲間達が戦いの日々で溜まったアレやコレを発散させるサポートをしていたという。

虹ヶ咲書房刊『オダイバの英雄達』より

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甲冑なんか着たら重くて動けないね@

ユウ「見て見てアユム！　宝箱からすっごい強そーな剣が出てきた！！」

アユム「ほんとだ。でもゴツゴツしててユウちゃんには似合わないかも」

ユウ「よーし、さっそく装備。……ぐぬぬぬぬ、うぎぎぎぎぎ……」

アユム「ユウちゃん？」

ユウ「お、重すぎ……」ﾍﾄﾍﾄ

アユム「あはは。ユウちゃんには重くて装備できないみたいだね」

ユウ「いいもんいいもん！　私は手数で攻める身軽な武器の方が似合うんだから！」

アユム「はいはい。じゃあこれは街で売っちゃおうか」ﾋｮｲｯ

ってことか

聖騎士ユウ「私は後ろでタンバリン叩いてるね」

大魔王エマ
遊び人カリン
サキュバスカナタ

セツナはローシュみたいな先代勇者ポジション

アユム「えいっ！」ｸﾞｼｬｯ!

ユウ「がんばれアユム～」

勇者セツナ(従者があの実力ですか…！だとすれば騎士の力は一体どれほどの…)ｺﾞｸﾘ

1ダメージでも受けたら回復じゃなくて、蘇生魔法使わないと

戦闘が始まったらまず真っ先にユウちゃんに防御バフがかけられて、タンク役がユウちゃんを常にガードし、ユウちゃんが1ダメージでも受けたら即座に全回復魔法が飛んでいくぞ

ユウちゃんは後方支援、というか最初の村で帰りを待っててね