日野下花帆ーSS

【SS】さやか「花帆さんと、夏の秘密」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
さやかほーSS
日野下花帆ーSS
村野さやかーSS
蓮ノ空ーSS
蝉の声が遠くに響く夏の夕方、わたしは蓮ノ空女学院の校門で人を待っていた。「さやかちゃん、お待たせ~」まるで太陽のような元気な声に振り向くと、そこにはわたしの待ち人が立っていた。そう、今日は花帆さんと2人で夏祭りに行く日なのだ。「花帆さん」浴衣姿の花帆さん。ああ、なんて可愛らしいんだろう…今からこの可愛い花帆さんを独り占めするんだと思うとわたしの心はちょっぴり踊る。「さやかちゃん、浴衣姿がびっくりするくらい似合ってるね!お姉さんみたい」花帆さんからの突然の誉め言葉にわたしは耳まで赤くなる自分に気が付いて視線を逸らす。
0

【SS】吟子「公衆電話で時をかける私たち」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
かほぎんーSS
日野下花帆ーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
■約20000文字■ザーザー…ザーザー…セラス「──こんな話を、知っていますか」吟子「……」ゴクリセラス「蓮ノ空の片隅にある……古い公衆電話。一見ただの公衆電話ですが、このセラス調べではとある……奇妙な噂が、ありました……」花帆「ひ、ひぇ……」ガクブルセラス「その公衆電話で一人、今となってはもう珍しいテレホンカードを使って電話をかけると、なんと………………」ザーザー…ゴロゴロゴロ…セラス「──“過去”の時間に、繋がるらしいのです!!!」バンッピシャーン‼︎花帆「うわぁぁぁぁ!?!?!?」ビクッセラス「わぁー、さすが花ちゃん。すごくいいリアクション」パチパチ吟子「…………花帆先輩、今のは雷が落ちた音に驚いたの? それとも、セラスさんが話した都市伝説の内容?」花帆「…………全部……」グスッ吟子「えぇ……??」   
1

【SS】花帆「シーグラス愛で海を見る」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
ホラーーSS
日野下花帆ーSS
蓮ノ空ーSS
■約10000文字■セラス『ねぇ、花ちゃん。海に行ったとき、“落とし物”だけは絶対に拾っちゃダメだよ』セラス『海はね、霊がたくさん集まるの。花ちゃんは優しいから、幽霊にも好かれてつけ込まれると思って……これは、忠告』花帆(小さい頃、せっちゃんにそう言われたことがある。怖いのが苦手なあたしを揶揄うための冗談、そう思って流したけど……)花帆(クラブの皆と一緒に海に来てるあたしは、唐突にそれを思い出した。何故かって、とっても綺麗な物をあたしは浜辺で拾ったから)キラキラ…花帆「わぁ、キラキラしたビー玉……シーグラス、ってこういうのかな?」ジー花帆「……」花帆「こんなに素敵な物なんだし……海の思い出として、これくらい持ち帰ったっていい、よね」花帆(せっちゃんの忠告……それを上回る程の、抑えがたい衝動があった。きっと、何も起こるはずなんてないし)花帆「……」ジー花帆「本当、透き通った“海”みたいな色で、とっても綺麗だなぁ……」ポツリザザーン…「……」ジー
0

【SS】梢「もう十年になるのね、花帆」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
こずかほぎんーSS
乙宗梢ーSS
日野下花帆ーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
梢「久しぶりね……いえ、二月ほど前に来たばかりだったわ。うふふ」梢「近くまで来たらつい寄ってしまうの。気付けば十年も経ってたわね」梢「……」梢「前来た時も同じ話をしたかしら?」梢「駄目ね。何度も来て同じ話ばかりするなんて」梢「……金沢なのだからお出かけするたびに寄ってしまうわね」梢「花帆は本当に蓮ノ空が大好きだったのね。ここからならいつでも見られるわ」
10

【SS】吟子「秘めた想いを姫君に」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
ひめぎんーSS
大沢瑠璃乃ーSS
安養寺姫芽ーSS
日野下花帆ーSS
村野さやかーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
■約14000文字■「ねぇねぇ! 起きて起きて!」吟子「ん、んん…………なん、なん……?」ノソリ「! 良かったぁ……! 王子様が、目を覚ました!」吟子「……? おうじさま……??」吟子(何言うとるん……こんな現代日本に王子様なんて……)フワァ吟子「……あれ」パチリ「おはよう、王子様!」吟子(声が聞こえた先には、ふわふわな毛並みをした一羽の──うさぎ?)カホ「あたし、カホ! 遠くの原っぱに住んでいるうさぎさん、だよ!」ピョンピョン吟子「……………………え??」
1

【SS】花帆「自分探しのタイムトラベル」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
日野下花帆ーSS
蓮ノ空ーSS
蓮ノ空メンバーーSS
■約20000文字■『ラブライブ!決勝大会プレーオフ。優勝は──蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ!』花帆(それは、おとぎ話のような夢の舞台……あたし達は、そんなラブライブ!で優勝して、そして……)花帆(気づけば、もう三月……別れと出会いの季節が、やってきていた)スタスタ…花帆「……ここに来たの、一ヶ月ぶりくらいかな」ポツリ花帆(……あたしは一人、バスを乗り継いで蓮ノ空から離れたこの場所に来た。ちょうど周りには誰もいなくて、あたしだけ)花帆「ここで始まったんだ。あたしの……あの夢が」花帆「……確か、この辺で話したっけ……?」キョロキョロ花帆(そうして、一歩踏み出した瞬間──)花帆「えっ……? わ、わぁ!?!?」ガタッ花帆(──あたしは、“落ちる”感覚に襲われた。まるで、地面が急に溶け出したみたいに)花帆(何が何だかわからないまま、あたしはただ、意識ごと何かに引きずられて……)花帆「──っ……あ、あれ……? ここ、は……?」
0

【超短編SS】花帆「梢センパイと綴理センパイって出来てるよね」【蓮ノ空】

SS
SS
つづこずーSS
乙宗梢ーSS
夕霧綴理ーSS
日野下花帆ーSS
村野さやかーSS
蓮ノ空ーSS
1:名無しで叶える物語◆ZlsVaCF8★ 2025/02/16(日) 11:48:22 ID:???00 103期5月位の話
0

【SS】吟子「鏡の中のReflectionな世界」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
こずかほぎんーSS
日野下花帆ーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
蓮ノ空メンバーーSS
吟子(私たちが急に上級生になれるわけじゃない……前に、姫芽がそんなことを言っていた)吟子(それはどうしようもなく正しくて、不変の事実……だったはず、なのに)チラッさやか「──小鈴先輩。ここのステップについて相談したいことが……」小鈴「あ! さやかちゃん、そこはね、ここをこう……」タタッ慈「ねぇねぇ、姫芽先輩ー、めぐちゃんのダンスの振り付け、どう思いますか?」クルクル姫芽「おぉ~、すごく良いね~。うん、アタシはこれを踊るめぐちゃんの姿が輝いて見えるよ~」吟子「……」ジー「どうしたんですか? ぼんやりして……?」花帆「あたしたちも、練習しましょうよ! 吟子“センパイ”!」ニコッ吟子「……そう、だね」吟子(…………あぁ、なんでこうなったんだっけ……)
0

【SS】花帆『ふんふん、皆を罵ればいいんだね!』【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
ラブライブ!スーパースター!!ーSS
日野下花帆ーSS
蓮ノ空ーSS
蓮ノ空メンバーーSS
閲覧注意(工 )ーSS
6

【SS】吟子「眠れない夜には花帆先輩とつながりたい」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
かほぎんーSS
乙宗梢ーSS
日野下花帆ーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
夜。眠れない…部屋の時計を見る。時刻は午前2時。いくら明日は休日とはいえ、そろそろ寝ないとまずい。分かってはいる。分かってはいるんだけど、どうしても眠れない…枕元に置いてあるスマホを眺める。当然こんな時間に通知なんて来ない。………眠ろうとすればするほど目が覚めて行ってしまう。枕元に置いてあるスマホを手に取ってみる。そしてメッセージアプリを開く。
3

【SS】花帆「コロッケそばァ!?!?!?」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
さやかほーSS
日野下花帆ーSS
村野さやかーSS
蓮ノ空ーSS
ある日の学食花帆「あっ、さやかちゃん!今日は学食のごはんなんだ、珍しいね」さやか「ええ、今日はお昼に綴理先輩が用事があるとの事ですのでたまには学食にしてみようかと思いまして」花帆「へぇ~。それで何を注文したの?」さやか「はい、コロッケそばです」花帆「コロッケそばァ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」さやか「えぇ!?」
5

【SS】花帆「梢センパイ、寝落ち通話をやってみませんか?」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
こずかほーSS
乙宗梢ーSS
日野下花帆ーSS
蓮ノ空ーSS
練習後、私は寮の自室に戻り明日の授業の予習をしていると、花帆からそんなメッセージが届いた。梢:寝落ち通話って何かしら?と返信する。するとすぐに既読が付き、花帆:どちらかが眠るまで通話をつなげておくことです!とすぐにメッセージが来る。梢:寝落ち通話、ね。分かったわ。何時に始めればいいのかしら?花帆:消灯時間過ぎたら始めましょう!梢:分かったわ。
2

【SS】慈「吟子ちゃんって何カップ?」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
日野下花帆ーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
藤島慈ーSS
ガチャ吟子「お疲れ様です」花帆「あ、慈センパイ。一人ですか?」慈「うん、私はちょっと作業があってね。スリブは今練習終わったの?」梢「ええ、お疲れ様」慈「後輩しごきすぎるなよ梢」梢「そんなことしないのだけれど。早く着替えましょう」慈「今日も疲れた~」ヌギヌギ吟子「……ふぅ」ヌギヌギ慈「……」ジー吟子「あの、なんですか慈先輩」慈「吟子ちゃんって何カップ?」スリブ「!?」
10

【SS】吟子「八番出口ラーメン」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
かほぎんーSS
日野下花帆ーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
花帆「ごちそうさまでした!」パン!!吟子「ごちそうさまでした」花帆「おいしかったねー、吟子ちゃん。今日は誘ってくれてありがとね!」吟子「うん。先輩にも味わって欲しかったから。満足、できました?」花帆「満足も満足だよ! お野菜が中心のらーめんだったけど、ボリューミーだしお肉もあるしで満足です!」吟子「そっか……。じゃ、じゃあ花帆先輩」オズ…花帆「うん? なになに?」ズイッ吟子「えっと……い、いや、なんでもないですっ。お会計も終わったし、早く帰るよ!」タタッ花帆「えぇ? なんだったの~? ちょっと待ってよ~」ウィ~ン吟子「なんでもない──」イラッシャイマセー、ニメイサマデヨロシカッタデショーカー吟子・花帆「……え?」ポカーン
4

【SS】吟子「花帆先輩のぬくもりを感じていたい」【ラブライブ!蓮ノ空】

SS
SS
かほぎんーSS
日野下花帆ーSS
百生吟子ーSS
蓮ノ空ーSS
とある土曜日の昼下がり。遅めの昼食を取り終えた私は寮の中庭に出て日向ぼっこをしていた。今日は梅雨の中休みと言ったところで、良く空が晴れ渡っている。休日ということもあって、周りに人は少なめで、のどかな空気が心地よく眠気を誘う。と、そんなのどかな休日のひと時を過ごしていると背後から聞き覚えのある声が私の名前を呼ぶ。花帆「ぎ~んこちゃ~ん!」吟子「花帆先輩?」
0
   

タイトルとURLをコピーしました