【SS】侑「すみません、肉まん２つ下さい」店員「かしこまりました。少々お待ちください」【ラブライブ！虹ヶ咲】

～下校中～


　ﾃｸ ﾃｸ ﾃｸ･･･


侑「歩夢？」

歩夢「なぁに？ 侑ちゃん」

侑「コンビニ寄って行っていい？」

歩夢「うん、いいけど何か買うの？」

侑「うん、ちょっとお腹空いてさ」 ｱﾊﾊ

歩夢「家に帰ってからあるもの食べたらいいのに」

侑「いいからいいから」 ﾆｺｯ


────
──

～コンビニ～


侑「何にしようかなぁ～･･････」 ｷｮﾛｷｮﾛ

歩夢「買うもの決まってないの？」

侑「うん、まぁね」 ｴﾍﾍ

歩夢「まったくもう～、決まらないなら帰るよ？」

侑「待ってよ～、歩夢はせっかちだなぁ」

歩夢「早くしてよね」 ﾊｧｯ

・
・
・

侑「あっ！ 寒い季節になって来たし、中華まんいいよね」

歩夢「うん、美味しいよね」

侑「よし！ 中華まんにしよう」

侑「種類もたくさんあるよね～･･･」

歩夢「だねぇ、金額が高いのとか色々あるね」

侑「まぁ、普通の肉まんでいいか」

・
・
・

店員「いらっしゃいませ」

侑「すみません、肉まん２つ下さい」

店員「かしこまりました。少々お待ちください」


　ｶﾞﾊﾞｯ･･･ ｶﾞﾗｯ


侑「････････････」


　ﾊﾞﾀﾝｯ

　ｶﾞｻｺﾞｿｯ･･･


店員「お待たせ致しました」 ｽｯ

店員「260円です」

侑「お願いします」 ｽｯ

店員「ちょうど頂きます。ありがとうございました」


侑「歩夢、いこ？」

歩夢「うん」


────
──

　

　ﾃｸ ﾃｸ ﾃｸ･･･


歩夢「なんで２つも買ったの？」

侑「一つは歩夢の分だよ」 ﾆｺｯ

歩夢「ええ～！ 私の分なんて良かったのに」

侑「いいからいいから！ 2人で食べた方美味しいから」 ﾆｺﾆｺ

歩夢「ありがとね、侑ちゃん」

侑「とりあえず、冷めないうちに急いで私の部屋行こうか」

歩夢「うん」


────
──

～侑の部屋～


歩夢「おじゃましま～す」

侑「どうぞ～！ 適当に座って！」

歩夢「うん」


侑「さてと･･････」


　ｶﾞｻｺﾞｿｯ


侑「はい！ コンビニで買った肉まん！」 ｽｯ

歩夢「侑ちゃんありがと」 ﾆｺｯ


侑「ちょっと待って･･････」

歩夢「ん？」

侑「食べる前に･･････ 肉まんを２つ並べると･･････」

歩夢「んん？」

侑「ほら？ おっ〇〇みたいじゃない？」 ﾆｺｯ


歩夢「はぁ･･･、何言ってるの侑ちゃん･･････」

侑「ぷにぷに柔らかくて温かいし･･････」 ﾆｺﾆｺ


　ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ


歩夢「食べ物で遊んじゃダメだよ～」

侑「ごめんごめん！ あはは！」


侑「はい、今度こそどうぞ」 ｽｯ

歩夢「ありがたくいただくね」 ﾆｺｯ


侑「いただきまーす」 ﾊﾟｸｯ

歩夢「いただきます」 ﾊﾟｸｯ


侑「･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ

歩夢「･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ


侑「うん！ 美味しいね」

歩夢「そうだね」 ﾆｺｯ

侑「おっ〇〇食べちゃったみたいで少し罪悪感あるけど･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ

歩夢「まだ言ってるし･･･ それに肉まん食べて罪悪感感じる人なんていないよ」

侑「あはは！ たしかにそうかも！」


侑「･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ

歩夢「･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ


侑「歩夢のおっ〇〇はこれより大きいでしょ？？」


歩夢「！？」

歩夢「なっ！？ 何言ってるの！？」

侑「子供の頃みたいに一緒にお風呂入ることもなくなったから見たことないけど、服の膨らみからすると肉まんよりも大きいよね」 ﾆｺｯ


歩夢「ちょっと！ 侑ちゃん！？」

歩夢「日頃からそんなこと見てるわけ？？」 ﾑｽｯ

侑「だって歩夢と話してたら嫌でも目に入るじゃん」

歩夢「そ、そうだけどさぁ･･････」


侑「で、どうなの？？」 ﾆｺﾆｺ

歩夢「え！？ 言うの！？」

侑「もちろん！」 ﾆｺｯ


歩夢「やだよ･･････ 想像にお任せするよ」 ﾓｼﾞﾓｼﾞ

侑「ええ～！？ 歩夢から聞きたいなぁ」

歩夢「やだ！」 ﾌﾟｲｯ

侑「じゃないと触って確かめるけど？」 ｸｲｯｸｲｯ


歩夢「ええっ！？ ダメに決まってるでしょ！」

歩夢「ていうか、その手つきいやらしいからやめて！」

侑「あはは！ ごめんごめん！」 ﾆｺﾆｺ


侑「で？ 答えは？」

歩夢「言わないって言ったよね？？」

侑「そうだっけ？」

歩夢「いい加減諦めなさい！」

侑「やだよ～」

　
侑「････････････」 ﾆﾔﾆﾔ

歩夢「な、何見てるの！」 ﾌﾟｲｯ


侑「言わないなら触って確かめる･･････」

歩夢「わ、わかった！ 言うから」 ﾊｧｯ


侑「で？」 ﾆｺｯ

歩夢「････････････」 ｿﾜｿﾜ


歩夢「お、大きいと思う･･････」 ﾎﾞｿｯ

侑「ん？ 聞こえないよ？ もう一度･･････」


歩夢「お、大きいと思う！」

侑「ふぅん」 ﾆﾀｯ


歩夢「何その顔～！ 気持ち悪いよ侑ちゃん！」

侑「今度見せてね」


歩夢「はぁ？？」

侑「今度見せてねって言ったよ」 ﾆｺｯ


歩夢「もうっ！ からかわないでよ！」 ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

侑「ごめんごめん！」 ﾆｺﾆｺ

・
・
・

歩夢「じゃ、ごちそうさま」

歩夢「侑ちゃんありがとね」 ｽｸｯ


侑「歩夢帰るの？」

歩夢「うん、小テストあるから復習しないといけないし」

侑「そっか」


歩夢「じゃ、お邪魔しました」

侑「またね」 ﾆｺｯ


歩夢「････････････」 ﾓｼﾞﾓｼﾞ


侑「ん？ どうしたの？ 帰るんじゃないの？？」

歩夢「な、なんでもない！」 ﾌﾟｲｯ


歩夢「じゃ、また明日！」


　ﾊﾞﾀﾝｯ


侑「？？」

侑「おっ〇〇揉んで欲しかったのかな？？」

～おしまい～