【SS】海未「にこ」にこ「ん?」

うみ SS


1: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/01(水) 23:50:26.96 ID:A0wQJQVc.net
~部室~

にこ「おいーす」ガチャ

海未「おや、にこ」

にこ「何アンタだけ?」

海未「はい、他のメンバーは用事があるようで」

にこ「えー!アイドルが遅刻なんて言語道断よ!」

海未「遅刻ではなく今日はお休みです」

にこ「ほんとに?」

海未「ええ」
 

3: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/01(水) 23:54:28.65 ID:A0wQJQVc.net
ピッピッ

にこ「ほんとだ」

海未「言ったでしょう?」

にこ「そうね。でもなんであんたは居るの?」

海未「今日は弓道の方がお休みなので少々練習をと思いまして」

にこ「へー真面目ねー」

海未「そうでしょうか?」

にこ「ええ」
 

6: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/01(水) 23:58:15.86 ID:A0wQJQVc.net
海未「ですが練習を重ねるのは当然の事だと思いますが」

にこ「ストイックねー」

海未「当たり前です!穂乃果達がたるみすぎなのです!!」

にこ「あら・・・」
 

8: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:01:44.33 ID:JqytyaLY.net
~30分後~

海未「クドクドクド」

にこ「うんうん・・・」

海未「にこ、聞いてますか?」

にこ「正直聞いて無い」

海未「何故なのですか」

にこ「めんどい」

海未「」ピクッ

にこ(あ、やば)

海未「大体にこは部長なのですからクドクドクド」

にこ「」
 

9: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:03:54.63 ID:JqytyaLY.net
~40分後~

海未「クドクドクド分かりましたかにこ?」

にこ「はいはい」

海未「分かってないでしょう!?」

にこ「分かってるって」

海未「本当ですか?」

にこ「本当よ」

海未「だと良いのですが」
 

10: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:12:38.50 ID:JqytyaLY.net
にこ「でも海未も大変よね」

海未「はい?」

にこ「穂乃果の事を細かく見てるし」

海未「はい・・・ですが穂乃果は大切な友人ですから」

海未「たまに危なくなったら軌道修正するのが私の役目なので」

にこ「嫌にならないの?」

海未「とんでもないです。友人を見棄てる事は出来ません」

にこ「ふーん・・・」
 

12: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:15:58.53 ID:JqytyaLY.net
にこ「あんたさー難しく考えすぎなのよ」

海未「そうでしょうか・・・」

にこ「穂乃果が好きならそう言えば良いのよ」

海未「何故にこが知ってるのですか!?」

にこ「30分も穂乃果メインで話聞かされたからね」ジトー

海未「あ・・・」
 

13: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:19:57.74 ID:JqytyaLY.net
海未「お恥ずかしい限りです・・・///」

にこ「今更でしょ」

海未「それはそうですけど・・・」

にこ「告白すれば良いんじゃない?」

海未「それは出来ません!」
 

14: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:24:59.14 ID:JqytyaLY.net
にこ「何で?」

海未「穂乃果が受け入れてくれたとしてことりに悪いですよ・・・」

にこ「そんなの気にしなきゃ良いんじゃない?」

海未「いけません。私達は昔から3人で仲良くしてきたのですから」

にこ「今更関係崩したくないって事ね」

海未「そうなのです・・・」

にこ「でも好きなんでしょ?」

海未「」コクッ

にこ「まあ難しい問題よねー」
 

16: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:28:46.45 ID:JqytyaLY.net
海未「え・・・・協力してくれないのですか」

にこ「だって分かんないし」

海未「」ガクッ

にこ「そりゃあ私だって完璧じゃないわよ」

海未「普段自信に満ちている人の発言とは思えませんね・・・」

にこ「あれはキャラよキャラ」

海未「キャラですか・・・」

にこ「そうよ実際の私なんて普通よ」
 

17: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:33:47.65 ID:JqytyaLY.net
海未「そうでしょうか?」

にこ「そうそう。現に人の悩みも解決出来ないじゃないの」

海未「それは私の過失であってにこのせいではないですよ」

海未「それに、にこは普通なんかじゃないですよ」

にこ「へ?」

海未「にこのアイドル論は確実にμ'sの活動に役立っていますし」
 

19: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:38:44.04 ID:JqytyaLY.net
にこ「そ、そう?」テレテレ

海未「そうですよ。少なくとも知識量が浅い私にとっては
   十分有益な情報を教えてくれますし」

海未「花陽も毎度メモを残しているではないですか」

にこ「そりゃああの子は優しいし、同じドルオタ仲間だしね」

海未「たまに白熱した会話を繰り広げますよね」

にこ「そうそう」クスッ
 

21: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:49:17.22 ID:JqytyaLY.net
海未「まあ凛は毎度茶化してますが」クスッ

にこ「それが不満なのよねー」

海未「凛はにこの事が好きなんですよ」

にこ「そうかしら?」

海未「ええ。lily whiteでもにこの話題で盛り上がる事が多いですよ」

にこ「へえー。ってあんたも話すの?」

海未「そうですよ」
 

22: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 00:55:15.83 ID:JqytyaLY.net
にこ「あんたとそんなに話しした事あるっけ」

海未「普段はにこの様子などを語ってますよ」

にこ「監視カメラか!?」

海未「違いますよ!決してやましい事があるわけではないです」

にこ「当たり前よ、ていうか具体的に何を話すの?」

海未「この前はにこが絵里の飲み物を飲んでいたことですかね」

にこ「誤解を招くわ!」
 

23: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:00:12.17 ID:JqytyaLY.net
にこ「まるで絵里との間接キスを狙ってる人みたいじゃない!!」

海未「凛が顔を赤くしてましたね」

にこ「変なとこでピュアね・・・」



にこ「ていうかあんた穂乃果が好きなんじゃないの?」

海未「にこの事も好きですよ?」

にこ「んんっ!?///」

海未「そうでなければこんなにお話ししませんよ」

にこ「そりゃあそうだけど・・・・・穂乃果はどうするのよ?」

海未「穂乃果についてはとりあえず急がないという方向で」

にこ「あ、そう・・・」

海未「今はにことの会話を楽しみますよ」ニコ
 

24: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:02:23.21 ID:JqytyaLY.net
にこ「よくそんな恥ずかしい事をさらっと言えるわね」

海未「恥ずかしくなんかないですよ。にこも大切な人ですから」

にこ「ふーん・・・///」

海未「にこ」

にこ「ん?」

海未「少し失礼します」



ギュッ
 

26: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:04:23.28 ID:JqytyaLY.net
にこ「なっ!???////」

海未「にこは温かいです」

にこ「な、何急に抱きついてんのよ!!」

海未「少しこのままにしてください」

にこ「ん・・・」

海未「好きですよ、にこ」

にこ「・・・・・」
 

27: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:06:31.83 ID:JqytyaLY.net
にこ「満足した?」

海未「はい」

にこ「でも何で抱きついたの?」

海未「理由が要りますか?」

にこ「いや、別に言いたくないならいいけど」

海未「勿論話しますよ」




海未「にこが儚くみえたので」
 

29: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:12:43.51 ID:JqytyaLY.net
にこ「はあ?」

海未「言葉の通りです。急ににこが遠くに見えたのです」

にこ「どういうことよ」

海未「私は心配なのです。にこがいつか不安などに押し潰されてしまうと思うと」

にこ「にこがいつ不安を覚えたのよ」

海未「今ではなくてもこの先に待ち受けているという事ですよ」

にこ「それはそうでしょ。それがアイドルの道なのよ」

海未「ではどんなに険しくとも登りきると?」

にこ「当たり前よ。覚悟も何も無くしてNO.1アイドルにはなれないのよ」
 

30: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:17:42.03 ID:JqytyaLY.net
海未「ほう」

にこ「それに押し潰されたって良いじゃないの」

海未「何故です?」

にこ「その失敗した経験が次に生かされるのよ」

海未「ほうほう」

にこ「失敗をしない成功者は居ない。むしろ失敗を積み重ねて人は強くなる」

海未「・・・・・」

にこ「私はそう思うわ」
 

31: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:24:49.79 ID:JqytyaLY.net
海未「では失敗に耐え得るだけの精神力は持ち合わせてると」

にこ「そうよ、にこは絶対に諦めたりはしない」

海未「素晴らしいですにこ・・・」グスッ

にこ「おっと何で泣いてんのよ」

海未「いえ、にこが眩しくて目が」ゴシゴシ

にこ「まったく・・・そんな事で心配しなくてもにこは大丈夫よ」

海未「そうですね。今のにこであれば何だって出来るような気がします」

にこ「でしょー!なんてたって大銀河宇宙アイドルだもん!」

海未「ふふっ、さすがにこです」
 

33: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:27:21.37 ID:JqytyaLY.net
にこ「しかし今日は喋ったわね」

海未「そうですねえ、月が綺麗です」

にこ「それ告白?」

海未「な、違いますよ!」

にこ「分かってるわよー♪」キシシ

海未「に、にこ!//」
 

34: (秋)@\(^o^)/ 2017/02/02(木) 01:27:43.31 ID:JqytyaLY.net
終わりです
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1485960626/

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