【SS】「ただそんな一日」 三年生編【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS


1: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:47:49.53 ID:adZbypmV.net
鞠莉「Oh~、カラオケなんてほんとひさしぶり~」

果南「そうだね、私もひさしぶりかも」

ダイヤ「昔三人で行って以来じゃありませんか?」

果南「鞠莉はホテルにカラオケルームとかあるんじゃないの?」

鞠莉「あるにはあるけど、やっぱりこういうのは誰かと一緒じゃないとね~」

果南「ふふ、同感」

ダイヤ「あら、丁度待ち時間なしでいけるようですわ」
 
 
2: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:48:22.60 ID:adZbypmV.net
鞠莉「昔のダイヤってそういえばμ’sしか歌ってなかったわね」

ダイヤ「そ、それはまぁ…好きでしたし…」

果南「最近は?」

ダイヤ「最近は…気がつくとAqoursの歌を口ずさんでいますわ」

鞠莉「ん、そこはみんな一緒みたいね」

果南「こういうカラオケ屋にも入ってるといいんだけどねぇ…」

鞠莉「あら、うちのホテルのカラオケルームには入ってるよ?」

ダイヤ「それって鞠莉さんの個人的なものなのでは…」

鞠莉「ううん、全室完備よ」

果南「じゃあ最初から鞠莉のところへ行けばよかったんじゃ…?」

鞠莉「あら、うちのホテル利用してくれるの?」

ダイヤ「友達料金なら…」

鞠莉「もちろん、無いわよ?」
 
 
3: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:49:16.36 ID:adZbypmV.net
果南「なんかさ、カラオケって普段来ないと何歌っていいか悩むよね」

ダイヤ「そうですわね」

鞠莉「今度いったらアレ歌おうとか、ちょっと考えたりするのにね」

果南「ってーことで、昔からよく歌ってたのでも…」ピピッ

鞠莉「TIME……もしかして平井堅?」

ダイヤ「果南さん好きでしたからね…」

果南「まーね、あ、何か頼んどかない?」

鞠莉「ドリンクならドリンクバーを頼まなかったかしら?」

ダイヤ「それ以外っていうと…これですか…」ペラ

果南「あ、はじまった。何か適当に頼んどいて~」

鞠莉「ダイヤはやっぱりμ’s?」

ダイヤ「それは勿論ですが、さすがにずっとμ’sというわけにもいかないので…」ピピッ

鞠莉「私最近の歌とかほとんど知らないからね~」

ダイヤ「それはわたくし達もですよ。気にせずお好きなのを選んでください」
 
 
4: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:49:47.30 ID:adZbypmV.net
果南「いやー、ひさしぶりだから緊張した~」

鞠莉「ステキよ~果南~」シャンシャン

ダイヤ「次はわたくしですわね…コホン」

果南「鞠莉はもういれたの?」

鞠莉「んー、私はもっと果南の歌が聞きたいかなっ」

果南「それはそれで恥ずかしい…」
 
 
6: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:50:40.17 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「ふぅ…ひさしぶりでしたがちゃんと覚えていたようです」

果南「jujuかー、そういうのもいいね」シャンシャンシャン

鞠莉「ダイヤかっこい~」シャンシャン

果南「っと、私飲み物淹れてくるけど、二人は?」

鞠莉「あ、それなら私が…」

果南「鞠莉も何か歌って。私だって鞠莉の歌聞きたいんだからさ」

鞠莉「むぅ……しょうがないわねぇ…」

ダイヤ「すいません、お願いいたします」
 
 
7: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:51:21.38 ID:adZbypmV.net
鞠莉「何歌ったらいいかなー?」

ダイヤ「あまり気負う事はありませんよ、お好きなので」

鞠莉「Aqoursの曲ないんだもん…」

ダイヤ「それはまぁ…しょうがありませんけど…」

鞠莉「あ、こんなのあったなぁ…懐かしい。よし、これに決めた」

ダイヤ「Judy And Maryですか。懐かしいですね」

鞠莉「親近感もあるしねっ♪」

ダイヤ「そういえばポジティブなのがJudy、ひねくれものがMaryのほうでしたっけ?」クスッ

鞠莉「細かいとこ覚えてるのねー…」

ダイヤ「なんだか両方足したら鞠莉さんだなって、いつか思っていたので」クスクス

鞠莉「え~、ダイヤってばもー」
 
 
8: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:52:18.01 ID:adZbypmV.net
果南「んー、ひっさしぶりにいっぱい歌ったなー」ノビッ

ダイヤ「時間もあっという間でしたね」

鞠莉「この後どうするのー?」

果南「ダイヤの家に行くには、まだ早いかな。もうちょっと遊ばない?」

鞠莉「それはナイスな提案だけど、この辺りもすっかりかわっちゃってて私はよくわからないわ?」

ダイヤ「わたくしもです。休日もあまり出歩く事もありませんし」

果南「それなら、この間皆で行ったゲーセン行かない?」

鞠莉「あー、あれは楽しかったわね」

ダイヤ「プリクラは楽しかったですね」

果南「じゃあ決まりね、今日は違う事しよっ」
 
 
9: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:52:51.20 ID:adZbypmV.net
鞠莉「Oh~.its miracle shoot!!」パチパチパチ

ダイヤ「んぎぎ…っ!」

果南「ふふん、たまに千歌や曜と遊ぶから慣れてるんだよね~」

ダイヤ「も、もう一度ですわ!」

果南「いいよ、かかっておいで!」

鞠莉「最近のエアホッケーは随分とevolutionしてるのねー」
 
 
10: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:53:45.53 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「答えは…コレですわ!」ピロリロリン

果南「うー、これは勝てない……」

鞠莉「クイズゲームはダイヤがやっぱり強いのねー。果南は私より成績悪かったけどっ」クス

果南「なんでしばらく日本にいなかった鞠莉が時事ネタ知ってるのさ…」

鞠莉「チッチッ、かなぁ~ん、今の世の中知ろうと思えば地球の裏側のなんて事のないニュースだって見れるのよ?」

果南「見れるのと、見るのは違うでしょ…」

ダイヤ「留学中もこちらのニュースを?」

鞠莉「当然じゃない。どうやって日本に戻ろうかとずっと考えていたくらいだもの」
 
 
11: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:54:30.27 ID:adZbypmV.net
鞠莉「ダイヤ~、お腹空いたわ~」

ダイヤ「そうですね、そろそろ行きましょうか」

果南「ダイヤの手料理はひさしぶりだからね、楽しみだよ」

鞠莉「私は初めてよ。そんなにおいしいの?」

ダイヤ「おいしいかどうかは…まぁ人の好みもあるでしょうが、基本的な事は習いましたので」

果南「和食のイメージが強いけど、やっぱり今日も?」

ダイヤ「用意しているのは、そうですね」

鞠莉「えー、ハンバーグとかがいい~」

ダイヤ「却下です」
 
 
12: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:55:12.37 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「どうぞ」ガラッ

果南「お邪魔します」

鞠莉「今日は親御さん達いらっしゃらないって聞いてたけど、ルビィもいないの?」

ダイヤ「ルビィは花丸さんと一緒に善子さんの家に泊まりにいくと行ってましたね」

果南「私達と同じ事考えてたんだね」

鞠莉「んー、ちょっと残念だけど、ま、今日は果南のこの胸で我慢しよ~」ワシワシ

果南「ルビィに何する気だったのよ。ってかやめいっ!」グイ
 
 
13: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:55:59.22 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「それでは準備しますので、客間のほうで休んでいてください」

果南「何か手伝えることない?」

ダイヤ「大丈夫ですよ、朝のうちに下ごしらえはしてありますので」

鞠莉「手際いいわねー」

果南「それじゃお言葉に甘えて…」

鞠莉「ダイヤー、邪魔しないからちょっとコーヒー淹れていい?」

ダイヤ「それはよろしいですけど、それならわたくしが…」

鞠莉「いいわよそれくらい。それに自分好みに淹れたいからね」

果南「あー、鞠莉ー私もー」

鞠莉「はいはい」
 
 
14: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:56:49.23 ID:adZbypmV.net
鞠莉「これね、じゃあ頂くわね」キュッ

ダイヤ「どうぞ。さてと……メインは決まってますが冷蔵庫のあまりものも使いましょうか…」

鞠莉「あ、納豆はノーサンキューよ?」

ダイヤ「鞠莉さん昔から苦手でしたね。まだ無理なのです?」

鞠莉「克服なんかしたくないわよ~あんなもの…」

ダイヤ「まぁ苦手な方が多いのはわかりますが……あら?」

鞠莉「ん、どうかしたの?」

ダイヤ「確か昨日はあったはずの食材が無いのです…誰か使ったのでしょうか…?」

鞠莉「ルビィが食べたんじゃない?」

ダイヤ「んー…まぁそうかもしれませんし、仕方ないですね…少し内容を変えましょう」

鞠莉「ダイヤもコーヒーいる?」

ダイヤ「わたくしはいいですわ」
 
 
15: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:57:46.26 ID:adZbypmV.net
鞠莉「伸びきってるわね…」

果南「ここの客間、襖あけると風通しがいいんだよ。んー気持ちいい…」

鞠莉「はい、果南の分。お砂糖の分量わからなかったからそのまま持ってきたわ」

果南「鞠莉はまだブラックで飲んでるの?」

鞠莉「最初はそのままで、途中気分によって加えたりもするわね」

果南「なーんか拘り派って感じだねぇ…よっ」

鞠莉「本格的に淹れるならもっと拘るわよ、私は……んっ、Good」

果南「それじゃ、いただこうかな…」ズズ…


果南「って、なにこれ、しょっぱ…!?」ペッ

鞠莉「え?ん……ペロ」

果南「鞠莉…もしかして…」

鞠莉「えへ、塩とソルトを間違えちゃった」テヘペロ

果南「それどっちもハズレだよ」ハァ
 
 
16: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:58:34.30 ID:adZbypmV.net
果南「ごちそうさま」

鞠莉「ふう、ごちそうさま、とってもdeliciousだったわ」

ダイヤ「お粗末さまでした」

果南「ほんと、ダイヤはいい奥さんになるよね」

鞠莉「そうね。ちょっと教育ママになりそうな気もするけどね」

ダイヤ「な、なんですか突然…」

果南「単純にそう思ったの。家庭的だしね」

鞠莉「果南は料理しないの?」

果南「しないってわけじゃないけど…まぁちょっと大雑把だからねぇ」

ダイヤ「お二人とも、お風呂の準備をしていますので後ほど…」

鞠莉「あ、いいわねお風呂!みんなで入りましょ!」

果南「あー、まぁ鞠莉ならそう言うと思ったけど…」チラ
 
 
17: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 01:59:22.94 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「ふふ、そうですね、後で一緒に入りましょう」

果南「あれ、てっきりダイヤは反対すると思ったんだけど…」

鞠莉「そうなの?」

ダイヤ「そこまで堅物なつもりはないのですけど…やっぱり果南さんや鞠莉さんくらいしかそうそう言えませんし」

果南「へー……なんか変わったね、ダイヤも…」

鞠莉「何言ってるのよ、むしろそこは昔から変わってないのよ、私達だ~れもっ」

ダイヤ「そうかもしれませんね。あ、食後のお茶…おかわりはいかがですか?」

果南「ありがとう、もらうよ」

鞠莉「私も~」
 
 
18: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:00:21.60 ID:adZbypmV.net
果南「ん~~~夜風が気持ちいい~~」

鞠莉「食べてすぐ横になると牛になるってよー?」ツンツン

果南「胸をつつくな」

鞠莉「もう十分牛だもんね、果南のはっ」サワサワ

果南「まったく…二年の間に目に見えて強化されたのってそのセクハラだよね、絶対」ペシ

鞠莉「何言ってるのよ、私をこういう風にした張本人が~~!」ガバ

果南「ちょっと、乗っからないの!!」

ダイヤ「なにやってますの…?」

鞠莉「聞いてよダイヤ、セクハラ魔人第一号のクセに果南ったらひどいのよ~」

果南「だ~れが一号だ!」

ダイヤ「ふふ、果南さんが一号だというのなら…」

果南「いっ!?」

ダイヤ「わたくしは二号ということですね!」ドサ

果南「ちょ、二人はさすがに重いって!」

鞠莉「このまま押しつぶしちゃえ~!」
 
 
19: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:00:57.04 ID:adZbypmV.net
鞠莉「あつい……」

ダイヤ「あついですわ…」

果南「あれだけくっついて暴れれば当然だよ…」

鞠莉「お風呂入るわよ!」

ダイヤ「そうですね、そろそろ湯張りもいい頃でしょう」

果南「ホントに一緒にはいるんだね」

鞠莉「of course!」
 
 
20: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:02:01.90 ID:adZbypmV.net
果南「あいかわらず広い浴室だねー」

ダイヤ「鞠莉さんのところの大浴場に比べると全然ですが…」

鞠莉「でも私いつも自室のバスタブだからこういうの新鮮よー」

果南「ホテルのとかあんまり好きに使えないって昔言ってたね」

鞠莉「一般開放してるし、一人で入って寛ぐっていうのも自室で十分だからね」

ダイヤ「ではまずは体を……」

鞠莉「いっちば~~~ん!!」タタタッ ドバーン

果南「こーらっ、危ないよ鞠莉」

ダイヤ「ちょっと鞠莉さん、先に体を洗いなさい!」

鞠莉「えー、こういうのって最初が一番気持ちいいじゃない?」

果南「それはわかるけど、走るのは危ないよ」

ダイヤ「そうではなくて、まずは体を洗いませんと…」

鞠莉「堅い事いわないー……のっ!」バシャ

果南「もうっ、そういうトコはずっと変わらないんだから」ザバン

ダイヤ「果南さんまで、もう…お行儀が悪いですよ、二人とも」
 
 
21: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:03:24.71 ID:adZbypmV.net
鞠莉「……………」チャプ

果南「……………」

ダイヤ「…………」


鞠莉「気持ちいいわねー……」

果南「そうだね~………」

ダイヤ「誰かとお風呂というのもたまにルビィと入るくらいでしたが、こういうのもいいですわねぇ……」


 


鞠莉「…………」パシャパシャ

果南「泳がないのー……」

ダイヤ「…………」


   


果南「あ、そういえば…」バシャバシャ

鞠莉「ん~?」

ダイヤ「?」
 
 
22: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:04:19.37 ID:adZbypmV.net
果南「いつも私の成長がどうとか言ってるくせに…」グイ

鞠莉「ちょっと果南、なに…」

果南「鞠莉のほうこそこんなに成長しちゃって~」ワシワシ

鞠莉「いや~、するのはいいけどされるのは~~!」

ダイヤ「なにやってますの……」

果南「白状しなさいっ、これいまいくつあるの?」グイグイ

鞠莉「最近測ってないから知らないわよー」

ダイヤ「なんだかんだとグループで一番大きいですしね」

果南「なーまいきだぞ~」グイグイ

鞠莉「ちょっと果南、あはっ、くすぐった…ひやっ」

ダイヤ「…………」ウズウズ
 
 
23: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:05:19.18 ID:adZbypmV.net
鞠莉「ダイヤ!?もう一回…言ってくれる……?」

ダイヤ「その、申し訳ありません…お風呂あがりのコーヒー牛乳というのは…用意していなくて…」

鞠莉「ノ~~~!!!お風呂上りの一杯は日本人の嗜みでしょう!?」

果南「偏ってるねー」

鞠莉「カフェオレでもいいか…牛乳かクリープある?」

ダイヤ「ごめんなさい、今ちょうど切らせていて…」

鞠莉「近くに自販機ってあった?」

ダイヤ「それならまぁ…って、今から買いに行くのですか?」

鞠莉「勿論よ!」

果南「湯冷めするよー?」
 
 
25: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:06:08.46 ID:adZbypmV.net
鞠莉「なにも三人で行かなくても…」

ダイヤ「道案内が必要でしょう?」

果南「一人残っててもつまんないしね」

鞠莉「まぁいいけど…それにしても……」

果南「ん?」

鞠莉「今日は星がよく見えるわね…綺麗…」

ダイヤ「そうですね。気温もちょうどいいし、気持ちいいですわね」

果南「夜道の散歩っていうのも雰囲気あっていいかもね」

ダイヤ「っと、もう着いてしまいましたね」

鞠莉「あら、残念」

果南「せっかくだし私も何か買うかな」
 
 
26: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:07:15.23 ID:adZbypmV.net
鞠莉「んっ………んくっ………っハァーおいし♪」

ダイヤ「年寄りくさいですわよ……」

果南「初めて見る新商品買ってみたけど、んー微妙?」

鞠莉「どれどれ…」グイ

果南「ちょっと、当然のように横から飲まないの」

鞠莉「薄味ねー」

ダイヤ「さすがにずっと外にいると冷えてしまいますわよ、戻りましょう」

鞠莉「この後なにするの?」

果南「特に決めてないし…テレビでも見ながら……なにする?」
 
 
27: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:08:01.00 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「で、オセロですか…」

鞠莉「ダイヤんとこってゲームとかあんまりないしね…」パチ

果南「ルビィといつもなにしてるの?」パチ

ダイヤ「そうですね……やはりアイドル情報誌を見ながら、その話題について話す事が多いですね」

果南「そうなんだ…よっと」パチ

鞠莉「oh-、果南地味に強いじゃない……」ガク

ダイヤ「果南さんの勝ちですわね」

果南「ふふーん」

鞠莉「うー…ダイヤ、仇を取ってちょうだい!」

ダイヤ「お相手します」
 
 
28: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:09:06.79 ID:adZbypmV.net
果南「どうせなら、負けたらバツゲームとかどう?」

ダイヤ「自信たっぷりですのね、いいでしょう!」

鞠莉「なにするの?」

果南「ダイヤが負けたらー…そうだ、あのモノマネを鞠莉にも見せてあげてよ」

ダイヤ「なっ…あれは……」

鞠莉「なになに、おもしろいの?」

果南「鞠莉、確かみたことなかったと思うからね、すごいんだよー」

鞠莉「へー、見てみたいかも!ってことで果南ファイト!!」

ダイヤ「ちょっと鞠莉さんっ!」

果南「私が負けたら…どうする?」

ダイヤ「でしたら、果南さんにも例のモノマネを披露していただきますわ!」

果南「やっぱそうなるよね…いいよ、それで勝負!」


 
 
29: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:10:00.57 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「うぅ……あと少しでしたのに……」

鞠莉「果南ってばこういうテーブルゲームとかホント得意ねー」

果南「あんまり深く考えてやってないけどねー」

ダイヤ「それに負けたのですね……うぅ」

鞠莉「んふ、それじゃーダイヤのモノマネ、見せてもらうわよ!」

果南「ふふ」

ダイヤ「はぁ…鞠莉さんは絶対人前でネタにしそうだからと、話題にださないようにしてましたのに…」

鞠莉「いいからいいから~♪」
 
 
30: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:11:01.16 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「まぁ、勝負事の結果ですし、致し方ありません」スッ

鞠莉「ん、手で髪を上げて……そのツインテールはまさか!?」

果南「んっふふ♪」

ダイヤ「黒澤ダイヤ……ル、ルビィのモノマネをします!」

鞠莉「なっはー!!?」


 


ダイヤ「こ、こんにちは、くろさわ…るびぃ、ですっ」ポワーン

鞠莉「いやーー!なにこれ可愛い!cute!!似てるふあーー!!!」バタバタ

果南「さすがは姉妹ってところだね」

ダイヤ「うぅ…る、るびぃ、はずかしい、です…」ポワワーン

鞠莉「ダイヤ最高!まじ可愛いわよー!ステキなリーサルウェポンねぇ!!!」ドタドタ

果南「はしゃぎすぎだよ鞠莉…」
 
 
31: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:12:08.13 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「ぜぇっ…ずへぇっ……つ、疲れましたわ…精神的に…」

鞠莉「お疲れ~良かったわよ~~、今度ルビィと並んでやって欲しいわぁ」

ダイヤ「お断りします!」

果南「ははっ、ちなみにルビィもダイヤのモノマネうまいんだよー?」

鞠莉「そうなの!?あー、見たいわぁ……」

ダイヤ「それ話には聞くのですけど、いまだに見たこと無いですわ」

果南「ダイヤには絶対見られたくないっていってたからね~」

鞠莉「ところで果南のモノマネってなんだったの?」

果南「私?私は曜のモノマネだよ」

鞠莉「えー、見たい見たい!」

果南「今度機会があったらね~」

ダイヤ「あれも良く似てらっしゃいます……」
 
鞠莉「えー、ケチー…」

果南「いまやったらゲームの意味ないしね」
 
 
32: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:12:59.05 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「そろそろいい時間ですわね…」

鞠莉「そう?私まだ元気だけど…?」

果南「鞠莉は夜に強いよね」

鞠莉「果南もでしょ。ってまぁ、後は寝るくらいだし、ベッドの中でぶっちゃけトークも悪くないわね」

ダイヤ「今さらこの三人で何をぶっちゃけることがありますの?」

鞠莉「さぁ……なんだろ?」

果南「付き合い長いとそうなるよね」
 
 
33: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:14:16.51 ID:adZbypmV.net
鞠莉「んー、ダイヤのベッドじゃ三人はきついか…」

ダイヤ「なにを考えてますの?」

果南「私下でいいし、二人はベッドで寝るといいよ」

鞠莉「それは却下よ果南!」

ダイヤ「でしたら鞠莉さんベッドを使います?」

鞠莉「ノンノン、そういう意味じゃなくって、どうせなら三人一緒がいいじゃない?」

果南「私、なんか鞠莉と寝ると心なしか寝苦しいことがあるんだけど…」

鞠莉「あんっ、果南ったらひど~い」

ダイヤ「んー、そうですね…それでしたら……」
 
 
34: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:15:08.30 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「これで三人並んでも平気ですわ!」

鞠莉「客間に布団を並べるとは…いいアイディアね!」

果南「あーでもここ気持ちいいし、これはアリだね」

ダイヤ「お父様達に知れたら何といわれるかわかりませんけどね」クス

鞠莉「まぁまぁ、たまには~ねっ」

果南「それじゃ……って…」

鞠莉「はい果南はここよ!」パフパフ

果南「真ん中って…嫌な予感しかしないんだけど…?」

ダイヤ「わたくしはどこでも構いませんけれど…」

鞠莉「かーなぁんっ」パフパフ

果南「はいはい…」
 
 
35: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:16:13.33 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「それじゃ電気消しますね」パチ

果南「あー…月明りがいい感じに流れ込んで、いいね…」

鞠莉「そうねー…」ギュ

果南「鞠莉、暑い…」

鞠莉「ん、私も」ポフッ

果南「そこでどうして私の胸に顔を埋めるかね…」

鞠莉「これ枕としては最高級品なのよ?」

ダイヤ「そうなんです?」

果南「人の胸を枕がわりにしない…っていうかダイヤも食いつかない」

ダイヤ「でも確かに柔らかそうですね」

鞠莉「ダイヤ、そっち空いてるわよ」

ダイヤ「……………」ゴクッ

果南「はぁ…もういいけどさ…」
 
 
36: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:17:17.86 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「…………♪」

果南「…………」アツイ…

鞠莉「…………♪」


 


果南「……あっ……」

鞠莉「ん、どうしたの?」

果南「今度カラオケ行ったら歌おうと思ってた曲…今思い出した…」

ダイヤ「あるあるですわね…」

鞠莉「ん、今度また行きましょ。今度はみんな誘って…」

果南「そうだね…全員で行くと引率組は大変だろうけど…」

ダイヤ「なんですのそれ?」

果南「主にダイヤと梨子ちゃん」

ダイヤ「あぁ……わかる気がします……」

鞠莉「貧乏クジ?」

ダイヤ「問題児組に言われたくありませんわ…」
 
 
38: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:18:47.70 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「……………」

果南「……………」アツイ…

鞠莉「…………♪」


 


鞠莉「寝心地はいいけど、やっぱり暑い…」ヒョイ

果南「そりゃそうだよ…」

ダイヤ「………………」


   


果実「…………ふぅ…」ヤレヤレ

鞠莉「……………」

ダイヤ「…………」


鞠莉「なんか話てー……」

果南「じっとしてれば寝れるよ…」

ダイヤ「……………」
 
 
39: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:19:54.16 ID:adZbypmV.net
鞠莉「いいもん、じゃあ一人でモノマネの練習でもするわ」

果南「なにその流れ…」

鞠莉「二人とも必〇のモノマネもってるんでしょ?私も何か欲しい」

ダイヤ「………………」

果南「まぁするのを止めはしないけどさ」

鞠莉「誰がいいかな?」

果南「えー………じゃあ、まるとか?」

鞠莉「んー……花丸かぁ……」


鞠莉「ズラしかでてこなかったわ…」

果南「そこに行きつくよね、どうしても」

鞠莉「うぅ…まりには無理ずら……」ボソ
 
 
40: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:20:27.39 ID:adZbypmV.net
果南「あれ、いまの意外に似てなかった?」

鞠莉「あ、ほんと?」

果南「うん、思いのほかね」

鞠莉「よしっ、今度これでルビィあたり騙せるかチャレンジよ」

果南「いやーどうだろう……」

ダイヤ「………………」

鞠莉「とにかくこれで気持ちよく寝れそう」

果南「そりゃ良かったね……」
 
 
41: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:21:23.01 ID:adZbypmV.net
 
 
ダイヤ「……………」

果南「……………」

鞠莉「……………」


 


   


    


     


果南「…………………ヨーソロ…」ボソッ
 
 
42: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:21:52.32 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「………………」

果南「……………」

鞠莉「……………」


 


ダイヤ「……………プ…」)))

果南「……………」

鞠莉「……………クク…」)))


   


ダイヤ「ぷふっ………ぅぅ……」フルフル

果南「……………」

鞠莉「ククッ………プッ…」フルフル
 
 
43: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:22:27.96 ID:adZbypmV.net
 
ダイヤ「あっはははははっ!!」

果南「……………」

鞠莉「ち、ちょっと果南、ぷふ、ひぃ、いきなりやめてよ…くふふふ」


果南「ふふ、似てるでしょ?」

ダイヤ「は、はひっ…ふぅ…ほんと果南さんったら…」

鞠莉「不意打ち効果なくても確かに上手かったわぁ…あー苦しっ」

ダイヤ「あぁ、なんだか目が冴えてしまいました…」ガバ

鞠莉「私も、果南のせいだからね~」

果南「ごめんごめん」
 
 
44: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:23:47.65 ID:adZbypmV.net
ダイヤ「仕方ありません、もう少し時間を潰しましょうか」

果南「でもなにするの?」

鞠莉「んー、それじゃ……」


鞠莉「二年ぶーりに、あれしようか?」

果南「あれっていうと……あぁ、なるほどね」

ダイヤ「それはいいかもしれませんね。それでは…」スッ

鞠莉「どこいくの?」

ダイヤ「お茶……いえ、コーヒーを淹れてきましょう」

鞠莉「あ、それなら私がやるわ、ダイヤは……」

果南「ノートとか、色々用意してくれる?」

ダイヤ「なるほど、そうですね…では」
 
 
45: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:25:21.40 ID:adZbypmV.net
果南「それじゃー…えっと、Aqoursの…」

鞠莉「今度は三人ではなく、九人で歌う…」

ダイヤ「新しい曲を作りましょう」

果南「骨組みだけ作って、みんなの意見も聞くとして…」

鞠莉「実はちょっと前からまた書き溜めてたりしてたんだけど…」

ダイヤ「鞠莉さんもですか…実はわたくしも…」

果南「再スタートを切ってから、じつは私も…」

鞠莉「みんな考える事は同じね…」

ダイヤ「好きですから…やっぱり……」

果南「そうだね、一年生の頃は毎日こうしてあーでもないこーでもないって話をしてたね」


 


鞠莉「…………………」

果南「あれっ、鞠莉………」

ダイヤ「……………鞠莉さん…」


鞠莉「ん、sorry……ちょっと思い出しちゃった…」ジワ

果南「鞠莉……」

ダイヤ「…………」
 
 
46: (たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/20(木) 02:26:45.96 ID:adZbypmV.net
果南「ん…鞠莉……」

鞠莉「え?」

果南「ハグッ」ギュ

鞠莉「か、果南……」

ダイヤ「ふふ、ハグッ」ギュ

鞠莉「ダ、ダイヤまで……」


果南「いっぱい……作ろうね…」

ダイヤ「わたくし達の曲……みんなの曲……」

鞠莉「うん………作る……みんなで…」ギュウゥゥ


 


果南「よしっ、じゃあさっそくこれ飲んで…」グビ

ダイヤ「今夜は徹夜ですわっ!」グビ

鞠莉「やる気でてきた~~!!」グビ


   


    


  「「しょっぱ!!」」ペッ


 「ただそんな一日」おわり
 
 
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1476895669/

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