【SS】千歌「今日は何食べたい？」曜「んー」【ラブライブ！サンシャイン!!】

曜「ハンバーグ」

千歌「またぁ？この前も作ったじゃん」

曜「千歌ちゃんの作るハンバーグは世界一であります！」

千歌「さわやかのハンバーグ」

曜「……千歌ちゃんのハンバーグ！！」

千歌「今迷ったでしょ」

曜「迷ってないよ？」

千歌「本当にぃ？」

曜「本当！ていうか千歌ちゃんの手作りならなんでも好き！」

千歌「///」

千歌「じゃあ今日も、そんなチカの料理が大好きなよーちゃんの為に頑張ってご飯を作るとしますか」

曜「えへへ」

千歌「よーちゃんの大好きなハンバーグをね♡」

曜「わーい！」ｸﾙｸﾙ

千歌(よーちゃん子供みたい)ｸｽ


曜「ん？」

千歌「？どしたのよーちゃん」

曜「あそこで何かやってるよ、何だろ？」

千歌「んん？どれどれ？」
　

ようちか「『夫婦、カップル限定！クイズ大会』！？」
　

千歌「ほぇ～、久しぶりに商店街に買い物に来てみたら…」

曜「なんだか面白そうな事やってるね～」

千歌「ちょっと見てみない？」

曜「だね！」



司会者「それでは回答、オープン！」

モブ子「〇〇！」

モブ美「××！」

司会者「あーっと！残念不正解！チャレンジ失敗です！」


モブ「」ｼｭﾝ
　

千歌「なるほどなるほど、パートナーの事についての問題とか、パートナーと答えが合うかって感じだね」

曜「あ、5問全問正解したら豪華賞品だって！」

千歌「豪華賞品？」

曜「えーっと…、ペアで3泊4日の沖縄旅行だって！」

千歌「沖縄……行きたい！！」

曜「じゃあ参加してみよっか！」

千歌「うん！」
　

曜「すいませーんクイズ大会に参加したいんですけど…」

スタッフ「はい、ではこちらの紙に簡単なプロフィール等をご記入ください」

千歌「はーい」


千歌「よーちゃん頑張ろうね！」

曜「千歌ちゃんの事ならなんでもわかるから大丈夫だよ！」ｲﾁｬｲﾁｬ

千歌「も～///よーちゃんったら～///」ｲﾁｬｲﾁｬ


司会者「それでは次の挑戦者です！どうぞ！」
　

曜「こんにちはー」

千歌「こんにちは！」

司会者「はいこんにちは！ではお名前をどうぞ」

曜「はい、渡辺曜です！」

司会者「はい、渡辺曜さんと。そちらは？」

千歌「渡辺千歌です！」

司会者「お？ということは夫婦ですか？」

ようちか「はい！」

司会者「新婚って感じがいいですやんなぁ」


司会者「それでは第1問！」

デデン！
　

第1問『お互いの誕生日は？』

千歌(まぁまだ1問目だしね、よゆーよゆー)

千歌(曜ちゃんは…)

曜「～♪」ｶｷｶｷ

千歌(大丈夫そうだね)


司会者「それでは回答オープン！」
　

曜「8月1日！」

千歌「4月17日！」


司会者「正解！！」


曜「よーしよし」

千歌「イェイ！」

司会者「まだまだ余裕って感じですね～」

司会者「それでは第2問！！」
　

第2問『お互いの1番好きな食べ物は？』

千歌(これも余裕だね、さっき会話してたハンバー…)

千歌(ん？待って？)


曜『本当！ていうか千歌ちゃんの手作りならなんでも好き！』


曜『千歌ちゃんの手料理ならなんでも好き！』


曜『千 歌 ち ゃ ん の 手 料 理 な ら な ん で も』



千歌(……いや、まさかね)

千歌(流石にあのプロフィールにそんな事書くわけ…)

千歌(………)


司会者「それでは回答オープン！」
　

曜「みかん！」

千歌「私の手料理」


司会者「……」


ざわざわ…

　　　　　　　　ざわざわ…

千歌(や、やっちゃった～～～～///)ｶｧｧ

千歌(流石に考えすぎだったかな……うう恥ずかし……)

千歌(普通にハンバーグって書いておけば……)


司会者「正解！！」
　

千歌「え！？」

司会者「正確には、『妻の作る料理ならなんでも大好きです』と書かれてますやんなぁ」ﾆﾔﾆﾔ

千歌「…///」


曜「わーい」

千歌(よーちゃんのアホ！人の気も知らずに～～っ！///)


司会者「それでは第3問！！」
　

第3問『2人の結婚記念日は？』


千歌(えーとこれは…)ｶｷｶｷ

曜「…」ｶｷｶｷ


司会者「それでは回答オープン！」
　

ようちか「6月9日！」

司会者「はい、正解です」


千歌(随分とあっさりだね)


司会者「では続いて…」


司会者「第3.5問！！」

ようちか「！？」
　

第3.5問『プロポーズは、何月何日？また、どちらからのプロポーズだった？』


千歌(そう来たか～！)

千歌(まぁでも覚えやすい日だったから良かった…)

千歌(よーちゃんはちゃんと覚えてるよね？)


曜「」

千歌(よ、よーちゃん…？w)


司会者「回答オープン！！」
　

曜「12月24日に私から…？」

千歌「12月24日でよーちゃんから！」

司会者「おお～！」


千歌「よーちゃんさっき焦ってなかった？」

曜「さ、最初からわかってたよ？」

曜(危な～～！25日って書くとこだった…！)


司会者「ふふふ」

千歌「ん？」

司会者「正解！と言いたいところですけどまだですよ」ﾆﾔﾘ

曜「え？」


司会者「この問題は皆さんの前でその時のプロポーズを再現してようやく正解とします！」

ようちか「！？！？！？」
　

ヒューヒュー！

見たーい！


千歌(今ここで！？む、無理無理無理！///恥ずかしいって～！///)


曜「千歌ちゃん」

曜「いや」


曜「高海千歌さん」ｷﾘｯ

千歌「ひゃい！」ﾄﾞｷｯ


曜「これまですれ違ったり、お互いが見えなくなったり色んなことがあったよね」

曜「だけど本当はずっと同じ気持ちだったんだよね」

千歌「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

曜「だからもう千歌ちゃんの事を見失わないよう、ずっと一緒にいてください」

曜「私と…」ｽｯ←エアー指輪

曜「結婚してください」


千歌「…はい！」ﾆｺ


司会者「正解ですやんなぁぁぁぁぁ！！！」
　

「ブラックコーヒーがカフェオレになったんだけどー！」

「はい！塩タブレット緊急値下げだよー！安いよ安いよー！」



曜「あー緊張した～」

千歌(ふぅ～……あっつ～///)ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ


司会者「それでは第4問！と、その前に」


司会者「お2人はまだ子供は…」

曜「まだいないですよ」

司会者「なるほど、では次はこの問題です！」
　

第4問『もしもこれから子供が出来たとして、どっち似だと嬉しい？(お2人のどちらか2択でお願いします。)』


千歌(子供かぁ…)

千歌(そろそろ欲しいとは思ってたけど…)

千歌(そりゃ勿論チカとよーちゃんのどっちにも似てて欲しいのは当然なんだけど…)


司会者「それでは回答オープン！」
　

曜「妻似」

千歌「よーちゃん似」


千歌(やっぱそうなるよね…)

千歌(あーあこれで終わりかぁ…)

千歌(残念、でもよーちゃんの気持ちを知れて良かっ…)

司会者「正解！！」


ようちか「え？」
　

司会者「いや～第4問に関してはクイズというよりお互いを試すって感じでしたね～」

司会者「自分よりも相手を思い合う、これぞ夫婦のあるべき姿ですやんなぁ！」

司会者「ね、しゅ…」

スタッフ「ここでは名前で呼ばないで」


千歌(あれ？なんか正解だった)

千歌(ラッキー…なのかな？)

千歌(よーちゃんとの子供かぁ…///)


司会者「ちなみに子供は何人欲しいですか」

曜「3人くらい欲しいですね！」

千歌「よーちゃん！！///」ﾍﾞｼｯ


司会者「それでは最終問題です！！」

デデン！！
　

司会者「最終問題は私の方から出題させて頂きます」


司会者「渡辺曜さん！」

曜「はい！」

司会者「曜さんの思う、千歌さんの好きな所を教えてください！」


司会者「そして渡辺千歌さん！」

千歌「は、はい！」

司会者「曜さんが思う、千歌さんの好きな所を答えてください！！」


千歌「えぇ～～！？」

司会者「それではシンキングタイムスタート！！」
　

千歌(チカの好きな所！？チカが思うよーちゃんの好きな所じゃなくて！？)

千歌(そんなのわかんないよ～！)

千歌(というかわかったところで自分で答えるの恥ずかしいよ！///)

千歌(うう～…いつかよーちゃんが言ってなかったかな…)

千歌(思い出せ～！思い出せ～！)

千歌(あ…、そういえばこの前…)


千歌.｡oO
　

千歌『えへへ♡よーちゃん気持ち良かった？♡』

曜『うん…』ｳﾄｳﾄ

千歌『チカもー♡』ｷﾞｭｳｰ

曜『…』ｳﾄｳﾄ

千歌『ねーよーちゃん♡』ﾍﾞｯﾀﾘ

曜『ん…？』ｳﾄｳﾄ

千歌『よーちゃんはチカのどこが好き？♡♡』ｲﾁｬｲﾁｬ

曜『おっ〇〇』ｳﾄｳﾄ



ﾊﾟｰﾝ

ﾋﾘﾋﾘ
　

千歌.｡oO


千歌(……言ってた)

千歌(今思い返してもムカつくけど言ってた)

千歌(冗談で言ってたのかもしれないけど…、あの時のよーちゃんかなり眠そうだったからそこまで頭回ってなかった…のかな…)

千歌(てことは…あれは本心？)

千歌(いやいやいや！流石にこの場でそんな事言うはずが…！)

千歌(いや…でも好きな食べ物でチカの手料理とか言い出すくらい今のよーちゃんぶっ飛んでるから…)

千歌(恥知らずのよーちゃんだから…！)

千歌(よーちゃんの事信じるよ！)ﾁﾗ

曜(…)ｺｸﾘ

千歌(！)


司会者「それでは答えをどうぞ！！」
　

曜「いつも優しく、私の事を支えてくれている所です。」

千歌「おっ〇〇！！！」
　

ざわざわ…

　　　　　　　　ざわざわ…

千歌「」


司会者「ざ、残念！不正解です！」


千歌「」

曜「ち、千歌ちゃん…」



「自分の胸に自信がある人の末路ね」

「哀れですね」

「哀れにゃ」


千歌「～～～～っっっ///」ｶｧｧｧｧｧ


曜「その…千歌ちゃん…」

千歌「」　


曜「そういうのは人前で言わない方が良いと思うよ？」


千歌（無言の平手打ち）ﾊﾟｰﾝ

曜「」ﾋﾘﾋﾘ
　

千歌「なんで！？よーちゃんチカのおっ〇〇好きって言ってたじゃん！！」

曜「お、落ち着いて」ﾋﾘﾋﾘ

千歌「毎日のように赤ちゃんプレイ要求してくるくせに！！！」

曜「」

司会者「なんだなんだ！？突然！！！笑」


千歌「よーちゃんのバカぁぁぁ！！うわぁぁぁぁん！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

曜「ま、待ってよ千歌ちゃぁぁん！！」



司会者「そ、それでは次の方どうぞー…」
　

おまけ


善子「ん？梨子、あれは何かしら？」

梨子「えーと…『夫婦、カップル限定！クイズ大会』だって」

善子「へぇ、やる？」

梨子「えぇ…(困惑)」
　

司会者「それでは次の方どうぞw」

善子「ヨハネ、降臨」

梨子「こ、こんにちはー…///」


司会者「お名前をどうぞw」

善子「堕天使ヨハネよ」

司会者「…w」

梨子「この子は津島善子ちゃんです」

梨子「私は桜内梨子です」


司会者「それじゃ第1問w」
　

第1問『お互いの誕生日は？』


梨子(簡単な問題で良かった～…)

善子「ふっ、将来夫婦の契りを交わす相手の生誕祭を忘れるわけないでしょ」

梨子「善子ちゃん…///」


司会者「それでは回答オープンw」
　

梨子「7月13日！」

善子「3月4日！」


梨子「は？」

善子「あ、ヤバ」


司会者「…w」
　

おわり