【SS】かすみ「にゃんにゃん!にゃんにゃん!」 侑「22点でにゃんにゃん!」 しずく「…」【ラブライブ!虹ヶ咲】

しずかすにゃんにゃん SS


1: 2021/01/21(木) 11:16:34.39 ID:xWmosUkQ
ゆうしずかす

11: 2021/01/21(木) 11:50:07.90 ID:xWmosUkQ
かすみ「あのしず子が…にゃんにゃん…っ」クスクス

侑「笑っちゃだめだよ!可愛かったじゃん!」

かすみ「イメージに合わないんですよ!いつもお母さんみたいなこと言ってるくせに、にゃんにゃんですよ?!」

侑「確かに、自分のお母さんがにゃんにゃんしてたら笑っちゃう」

かすみ「ほーら見てください!」

侑「22点でにゃんにゃんって言うのも笑えるよね」

かすみ「しず子なりに一生懸命考えたんですよ!」

侑「にゃんにゃんを?…ぷっ」


しずく「…」

31: 2021/01/21(木) 16:51:47.39 ID:xWmosUkQ
侑「そういえばさ、22点だからにゃんにゃんなんでしょ?」

かすみ「そうだと思いますね」

侑「じゃあ11点だったらわんわんって言ってたのかな」

かすみ「ぶふっ!それはあるかもしれませんね!」

侑「今度11点取ってみてよ」

かすみ「無理ですよ!かすみん三者面談することになっちゃいますぅ」

侑「それもそうか…ならしずくちゃんに頼めばいいんだよ!」

かすみ「何をですか?」

侑「わんわん!」

かすみ「ああ…」

侑「しずくちゃん!テストで11点取っちゃったよ~」


しずく「…」

32: 2021/01/21(木) 16:53:53.00 ID:xWmosUkQ
侑「ねえ~しずくちゃん~」

しずく「…」

侑「わんわんやってよぉ~」

かすみ「あの先輩…そろそろ…」

侑「11点でわんわん!」

しずく「…」

かすみ(あーもう、かすみん知りません)

侑「わんわん!わんわん!22点でにゃんにゃん!11点ならわんわん!」

しずく「…」


しずく「…ぐすっ」ポロポロ


侑「!?」

かすみ(だから言ったのに…)

35: 2021/01/21(木) 17:52:07.07 ID:RU3vJUA/
侑「かすみちゃん!しずくちゃんを泣かせちゃったよ!」アタフタ

かすみ「あー、大丈夫です あれ嘘泣k」

侑「しずくちゃん!」タタタッ

かすみ「あっ!今のしず子に近づいたら…」

侑「しずくちゃん大丈夫?!ごめんね、わたしやりすぎちゃったよ…」

しずく「…」

侑「しずくちゃん?」

カチャ

侑「!?」

しずく「捕まえましたよ♪」

侑「え?…これって、手錠!?」

しずく「はい♪」

侑「ど、どうして手錠つけたの!?」

しずく「お仕置のためですよ」

侑「え?!」

しずく「おイタが過ぎましたね♪」

侑「あ…ああ…」

37: 2021/01/21(木) 17:56:18.91 ID:RU3vJUA/
侑「助けてかすみちゃん!」

かすみ「無理ですよ」

侑「なんで!?」

かすみ「かすみんじゃ、そのしず子には勝てないからです」

侑「どういうことなの?!お仕置ってなに!?」

かすみ「かすみんの口からじゃ言えないくらい、その……結構え ちなお仕置です」

侑「そんなぁ…」

かすみ「かすみんも何度しず子をからかい、涙に騙されて腰を砕かれてきたか…」

侑「そんなにひどいお仕置なの?!」

かすみ「はい というわけで、かすみんは静かにしてます 侑先輩の味方をすると、かすみんもお仕置されてしまうので」

しずく「何言ってるの?」

かすみ「え?」

しずく「かすみさんもお仕置するに決まってるじゃん」

かすみ「ひえっ……」

39: 2021/01/21(木) 18:01:24.60 ID:RU3vJUA/
侑「あ、あの…しずくちゃん…?」

しずく「なんですか?」

侑「本当にお仕置するの…?その…え ちな…」

しずく「しますよ」

侑「っ!ちょっとまって!え ちなのはなしでいこうよ!!」

しずく「だめです」

侑「そんなぁ…何か他の方法でお仕置とかできないの…?」

しずく「そうですね……蝶○さんを憑依させてビンタをするとか、那○川さんを憑依させて思いっきりおしりを蹴るとか」

侑「」ガクガク

しずく「でもわたしは先輩に暴力なんて振るえません!万が一傷を残しちゃったら…そう考えると辛いんです…」

侑「うぐ…」

しずく「なので大人しくお仕置されてください 元はと言えば、侑先輩がいけないんですから」

侑「……………………」

侑(どうしよう………)

41: 2021/01/21(木) 18:06:08.74 ID:RU3vJUA/
侑(わたし、しずくちゃんとは初めてなのに……いや、別にしずくちゃんとえ ちなこと…っていうのはいいんだけど…かすみちゃんが腰を砕かれるって……)

侑(初めてがそんな激しいのなんか嫌だもん……!)

侑(でも…痛いのはもっと嫌だ……)

侑(ていうか!初めてなんだから、きっとしずくちゃんが気を遣ってくれるよ!)

侑(うん!そう信じよう!!)

侑「…わかった え ちなお仕置受けるよ」


かすみ(終わりましたね)


しずく「それでいいんです」

侑「うん…しずくちゃんの言う通り、元はと言えばわたしが悪いんだから、甘んじて受け入れるよ」

しずく「わかりました♡」

侑「…」

しずく「それでは最初に、質問です」

侑「質問?」

しずく「侑先輩は、にゃんにゃんかわんわんどっちがいいですか?」

50: 2021/01/22(金) 01:15:33.16 ID:gy6XCPWW
侑(な、何その質問!?)

しずく「…」ジー

侑(えっと、わんわんとにゃんにゃん…犬か猫……もしかしてこれからされるお仕置に関係が…?!)

侑(犬……プレイ…………そうか、犬を選んだらしずくちゃんの犬にされちゃうんだ!)

侑(きっと、おすわりとかそういうのをさせられちゃうんだ……)ゾワッ

侑(逆に猫……もしかして、隠語の猫かな…そしたらわたしはしずくちゃんに抱かれる側……ていうか、お仕置される側だから当たり前だよね)

侑(でも、そっちの方が優しそうな気がする………しずくちゃんを信じるよ!!)

しずく「侑先輩?」

侑「にゃんにゃんで…」

しずく「………わかりました」

侑(うう…何されるんだろう…)

しずく「……そ、それではちょっと待っててください!」スタタタタ

ガラガラ

バタン

侑「え?」

51: 2021/01/22(金) 01:19:30.04 ID:gy6XCPWW
シーーーーーーーーーーーーーン

侑「え、と…どういうこと?」

侑「かすみちゃん?」

かすみ「…かすみんにもわかりませんよ しず子がお仕置中にどっか行っちゃうなんて」

侑「うーん……これ、逃げるチャンスじゃない?」

かすみ「正気ですか!?逃げたらもっとすごいことされますよ!?」

侑「それは体験談?」

かすみ「………はい それに、逃げてもこの後の練習で必ず捕まります 変なこと考えないで大人しくしてましょう」

侑「…いや、逃げよう」

かすみ「ええ?!話聞いてました!?」

侑「逃げて、この後しずくちゃんを説得する!」

かすみ「出来るわけないじゃないですか!」

侑「出来ないじゃない!やるんだ!!」

かすみ「!」

52: 2021/01/22(金) 01:22:21.91 ID:gy6XCPWW
侑「まずはしっかり謝る そして、お仕置じゃなくて別の方法で何か出来ないかしずくちゃんに頼むよ」

かすみ「……本気なんですね?」

侑「うん」

かすみ「…共謀者としてかすみんのお仕置もひどくなりますが」

侑「お仕置なんてさせない」

かすみ「………」

侑「逃げよう、かすみちゃん」

かすみ「…………はぁ~仕方ないですね~」スタスタ

ゴソゴソ

侑「何やってるの?」

かすみ「手錠の鍵ですよ しず子は手錠の鍵を持ち歩いてますが、同時に合鍵をバッグに入れてるんです」

侑「なるほど…」

かすみ「…ありました 今外しますね」カチャカチャ

ジャラッ

侑「…ふう」

かすみ「外れましたね」

53: 2021/01/22(金) 01:25:17.03 ID:gy6XCPWW
侑「…ありがとう、かすみちゃん」

かすみ「いいんですよ 侑先輩の頼みですから その代わり、もしお仕置されたら、スイーツいっぱい奢ってもらいますからね!」

侑「うん!それじゃ、逃げて作戦会議しよう!」

かすみ「はい!」


───────────

しずく「お待たせしました…」ガラガラ

しずく「実は、服飾同好会のところへ行ってまして…」

しずく「これ、似合ってますか…?//」(猫耳としっぽ)

シーーーーーーーーーーーーーン

しずく「あれ……逃げられちゃったか」アハハ

しずく「……」

しずく「……」シュン

59: 2021/01/22(金) 01:58:40.08 ID:gy6XCPWW
────────

侑「さっきの作戦で行くからね」

かすみ「任せてください」

侑「よし…いざ!」ガラガラ


せつ菜「2人とも」ニッコリ

ゆうかす「ひいっ!」

せつ菜「遅刻ですよ」ニッコリ

侑「ご、ごめんね!実はかすみちゃんのファンの子がいて、対応してたらいっぱい来ちゃってさ!」

かすみ「かすみんったら人気者なんだから~」

せつ菜「…」

ゆうかす「…」

せつ菜「なるほど 自身の練習時間を削ってまでファンを大切にする心意気…わたしも見習いたいです!」

ゆうかす「…」ホッ

60: 2021/01/22(金) 02:01:29.09 ID:gy6XCPWW
侑(しずくちゃんは…)チラッ


しずく「…」


侑(いた)

かすみ「え、もう行くんですか?」コソッ

侑「もちろん」

かすみ「…説得頑張ってくださいね お仕置は嫌ですから」

侑「任せて」グッ


侑「あのー、しずくちゃん?」

しずく「あ、侑先輩」

侑(心做しか、対応が素っ気ない気が……やっぱり怒ってるのかな)

侑「あのねしずくちゃん…お仕置のことなんだけど…」

しずく「それなら、しないので大丈夫ですよ」

侑「…………え?」

61: 2021/01/22(金) 02:10:10.30 ID:gy6XCPWW
しずく「やはり、嫌なことを他人に強要するのは良くないと思いまして」

侑「え」

しずく「侑先輩やかすみさんも、嫌だから逃げたのでしょう?」

侑「…」

しずく「だから、お仕置はしません 2人に嫌われたくないので」

しずく「ですが、手錠かけたりとかしてしまったので、それに関してはごめんなさい」

侑「しずくちゃん…」

しずく「はい、これでこの話は終わりです!」

侑「……嘘ついてる」

しずく「え?」

侑「わたしたちが逃げて怒ってるんだよね…だから何か素っ気ないし、怒りに任せて本当のことを言ってない気がする」

しずく「………演技には自信があったのですが、さすが侑先輩ですね 同好会のみんなが慕う理由がよくわかります」

侑「そんなことはどうでもいいよ 本当の理由を教えてほしい」

しずく「…」

侑「しずくちゃん」ジッ

62: 2021/01/22(金) 02:17:23.35 ID:gy6XCPWW
しずく「…嘘をついているつもりはありません 侑先輩の嫌なことをして嫌われたくないって言うのは本心です」

侑「…」

しずく「それに、怒ってるわけではありません」

侑「え?」

しずく「素っ気なく見えるのは、ちょっと拗ねてるのと、寂しかったからです」

侑「どういうこと…?」

しずく「……嬉しかったんです」

侑「…?」

しずく「侑先輩にちょっかいを出されたことが」

侑「え」

しずく「正直、侑先輩とは若干距離を感じていて、 わたしのことを良く思ってくれてないのかなって不安だったんです」

侑「そんなこと…」

しずく「だから、そんな不安をぶち壊すような侑先輩のちょっかいがすごく嬉しかった」

しずく「だからわたしも、侑先輩との距離を縮めたくて、仲の良いかすみさんにいつもしてることを、ついやってしまって…」

しずく「…距離の縮め方を誤ってしまったんです 結果、侑先輩は逃げてしまいました だから、もし怒ってるとするならば、こんなへなちょこな自分自身に対してです」

しずく「侑先輩やかすみさんには怒ってません」

侑「しずくちゃん…」

しずく「これが隠そうとしていた本心です 侑先輩に嫌な思いをさせてしまって、ごめんなさい…」

63: 2021/01/22(金) 02:23:27.02 ID:gy6XCPWW
侑「…」

しずく「これで、本当にこの話は終わりです これからも、こんなわたしでよければ仲良くしてください」

侑「……嫌なんかじゃない」

しずく「え?」

侑「わたしはしずくちゃんのお仕置が嫌だったわけじゃない!」

しずく「!」

侑「わたしね、単純に怖かったんだ ついつい調子に乗って、かすみちゃんと一緒にしずくちゃんをからかって怒らせちゃって」

侑「手錠かけられたりとか、お仕置って言葉の響きとか、かすみちゃんの怯え方を見てたら、ひどいことをされちゃうんじゃないかって…」

侑「でも…でも!!わたしのことをそんなに想ってくれてるしずくちゃんがひどいことするわけなんてないよ!」

しずく「侑先輩…」

侑「わたしが間違ってたよ…ごめんね、しずくちゃん」

しずく「いやいや!侑先輩が謝ることでは…」

侑「しずくちゃん!」

しずく「は、はい…」

侑「さっきは逃げちゃったけど、わたしはしずくちゃんにお仕置をされたい」

侑「わたしはしずくちゃんと、え ちがしたい!!!!」ドン!!

しずく「ゆ、侑先輩……」

64: 2021/01/22(金) 02:36:23.18 ID:gy6XCPWW
しずく「わたしたち以外にも人がいるの、忘れてません…?」

侑「」


かすみ「あの、侑先輩?お仕置されないようにするための作戦だったはずでは…」

彼方「お~ 侑ちゃん、みんなの前で堂々と告白なんて大胆~」

エマ「これが日本流の告白なんだぁ どきどきしちゃうよ~」

果林「エマ、それは違うわ」

せつ菜「/////」カオカクシ


侑「」

65: 2021/01/22(金) 02:44:29.27 ID:gy6XCPWW
彼方「ほれほれ~しずくちゃんは侑ちゃんの告白になんて答えるんだ~」

しずく「っ…//」

果林「彼方?!」

彼方「侑ちゃんも早くしずくちゃんを抱きしめてあげなよ~しずくちゃん待ってるよ~」

侑「…///」


果林「…」グイッ

彼方「いふぁいよ~」グスグス

せつ菜「うう…2人はなんてことを話してるんですかぁ……///」モジモジ

エマ「よしよし」ナデナデ


侑「うう…完全にやらかしちゃったよ…///」

しずく「そうですね…//」


ザワザワ

84: 2021/01/27(水) 21:44:03.47 ID:RnqSOYLW
愛「2人とも仲良さそうで感激だよ!愛だけに!!」

璃奈「愛さん、何もかかってない」

愛「え?」

せつ菜「いい加減にしてください!これ以上え ちな会話はなしです!」

彼方「え~!今いいとこなのに~」

果林「まあ、彼方の言うことも一理あるわね」

エマ「胸がドキドキしちゃうよ~」


侑「うう…//」

しずく「///」


かすみ「どうしてこうなったんだろう…」


ワーワーギャーギャー


バン!!!!

85: 2021/01/27(水) 21:50:55.29 ID:RnqSOYLW
歩夢「…」

果林「あ、歩夢?」

せつ菜「いきなり机を叩いてどうしたんですか…?」

歩夢「2人を茶化すのはここまで!!!」ドン!!

かすみ「歩夢先輩?」

歩夢「これ以上、2人の初めてを邪魔するのは、わたしが許さないから!」

せつ菜「歩夢さん…」

歩夢「わたしたちは先に練習に行こ?」

果林「…歩夢の言う通りね」

彼方「うむ…彼方ちゃんちょっとうるさくしすぎちゃったよ~」

テクテク

レンシュウイコッカー


歩夢「…」

侑「歩夢…」

歩夢「頑張れ!」

侑「!」

バタン

86: 2021/01/27(水) 21:52:32.72 ID:RnqSOYLW
テクテク

璃奈「歩夢さん」

歩夢「どうしたの?」

璃奈「空気の読める女、上原歩夢 わたし、歩夢さん好き」

歩夢「ふふ♪ じゃあ今夜はわたしの家においで♡」

璃奈「うん」


……………………


侑「みんな行っちゃったね」

しずく「そうですね」

侑「…」

しずく「…」

91: 2021/01/27(水) 23:16:34.58 ID:RnqSOYLW
侑「…」

しずく「…」

侑(き、気まずい……さっきはついしずくちゃんの想いに昂ってあんなこと口走っちゃったけど…)

侑(い、今考えると相当恥ずかしい!!//)

侑(ていうか引かれてない?!大丈夫!?)

侑(…うう…どうしよう…)

しずく「…」

侑「………し、しずくちゃ」

ピト

侑「!?」

しずく「侑先輩…」

侑「し、し、しずくちゃん?!」

92: 2021/01/27(水) 23:27:38.85 ID:RnqSOYLW
しずく「えへへ…侑先輩…」スリスリ

侑「あ、あの…!」

しずく「えへ…//」ギュ

侑「っ…//」

…………………………

侑「…そろそろ恥ずかしいかな……//」

しずく「…いいじゃないですか」

侑「え?」

しずく「歩夢さんの計らいで、2人きりになれたんですから」

侑「で、でも…は、恥ずかしくて///」

しずく「むう」ムスッ

侑「あ、お、怒らないで」

しずく「…ふふっ 冗談ですよ♪」

侑「も、も~」

94: 2021/01/28(木) 01:44:57.78 ID:FbSeCDlv
しずく「…えへへ」

侑「…どうしてさっきからそんなに嬉しそうなの?」

しずく「だって、侑先輩が皆さんのいる前で堂々と告白してくれたからですよぉ」

侑「っ!あ、あれは!!つい、しずくちゃんの想いに応えようとして…」

しずく「…じゃああれは嘘だったんですか?」

侑「そんなわけない!ただ、すっかりみんながいるのを忘れてたから…恥ずかしくて…」

しずく「えへ」スリスリ

侑「し、しずくちゃん…!」

しずく「…」ギュ

侑「っ」

しずく「確かに、周りに皆さんがいるのにあんなこと言われた時は動揺しましたし、わたしも恥ずかしかったです」

侑「ご、ごめん…」

しずく「い、いえ!怒ってるわけではないんです!」

95: 2021/01/28(木) 01:55:20.08 ID:FbSeCDlv
しずく「ただただ、嬉しいんです」

侑「そんなに…?」

しずく「はい わたし言ったじゃないですか 侑先輩ももっと仲良くなりたいって」

侑「わたしもだよ」

しずく「えへへ……その気持ちが原因で暴走しちゃって、侑先輩に嫌な思いをさせちゃったかなって不安になってたので、安心しましたし」

しずく「侑先輩も、わたしと同じ気持ちだったことが嬉しいんです」

しずく「だから、侑先輩に告白されて、本当に幸せなんです」

侑「しずくちゃん…」

しずく「さっきは人がいてお返事出来ませんでしたので、改めてわたしからも言わせてください」

侑「う、うん」

しずく「侑先輩がよければ、わたしとえ ちしてください…!!」

侑「うん!」

96: 2021/01/28(木) 01:58:56.43 ID:FbSeCDlv
しずく「えへへ…//」ギュ

侑「しずくちゃん…」ギュ

しずく「…」スッ

侑「!」

侑(し、しずくちゃんが目を閉じた…!こ、これはキスしてほしいってことだよね!?)

しずく「…」

侑「………」

しずく(…侑先輩?)

侑「ご、ごめん!」

しずく「え?」

侑「え ちの前に、1つだけ聞きたいことがあるの!」

しずく「な、なんですか?」

侑「いや、ほんと雰囲気ぶち壊しでごめん!」

しずく「大丈夫ですよ 聞きたいこととはなんですか?」

侑「あのね、どうしてしずくちゃん、わたしにお仕置きする前にどこか行っちゃったの?」

しずく「………」

97: 2021/01/28(木) 02:06:47.31 ID:FbSeCDlv
しずく「…言わなきゃだめですか?」

侑「うん、言ってほしいな」

しずく「…わかりました」

侑「あ、もしかして言いにくいことだったり…?それなら無理しなくても…」

しずく「いえ、今更侑先輩に隠し事なんてしたくないですし、言いますよ」

侑「わかった」

しずく「…あの時、服飾同好会へ行っていたんです」

侑「服飾同好会?どうして?」

しずく「えっと、侑先輩に聞きましたよね にゃんにゃんかわんわんどっちがいいかって」

侑「あ、聞かれた!お仕置きのプレイに関する質問だよね?」

しずく「え、違います!」

侑「違うの?!」

しずく「違いますよぉ!そんな変なこと聞きません!」

侑「そ、そうだったんだ…てっきり、わんわんを選んだら犬にされるとか、そういうの想像して怖くなってたんだよね…」

しずく「まったく…そんなことしませんよ」

98: 2021/01/28(木) 02:12:34.12 ID:FbSeCDlv
侑「ごめん…じゃあ、あの質問はなんだったの?服飾同好会に行ったことと関係があったり…?」

しずく「はい 侑先輩、にゃんにゃんがいいって言ったじゃないですか」

侑「犬にはなりたくなかったから…」

しずく「もうその話はいいでしょう!」ポコポコ

侑「ご、ごめんって!」

しずく「もう……それで、侑先輩との初めては、侑先輩が好きなことをわたしが実現してあげたいなって思って」

しずく「これを……//」ゴソゴソ

侑「こ、これは…猫耳としっぽ…?」

しずく「そうです…その、にゃんにゃんがいいって言ってたので、わたしが猫耳とかつけたら喜んでくれるかなって…///」

侑「」

しずく「…わたしも相当勇気出しましたが、これを借りて来てる間に侑先輩がいなくなってしまったので、記憶ごと抹消しようと思ってたんですけど…」

しずく「せっかくなので、つけてもいいですか…?」

侑「」コクコク

99: 2021/01/28(木) 02:15:32.81 ID:FbSeCDlv
しずく「で、では…」スッ

侑「…」

しずく「…ど、どうですか…?似合ってますか……?//」にゃーん

侑「」

しずく「このような、コスプレ?をするのは初めてですが、侑先輩が可愛いって思ってくれてたら嬉しいです…//」モジモジ

侑「」

しずく「にゃ…にゃんにゃん…/////」

侑「」プチッ

侑「しずくちゃん…っ!!」ガバッ

しずく「ひゃっ…///」

101: 2021/01/28(木) 02:17:06.69 ID:FbSeCDlv
完結までに時間かかってすみませんでした
保守してくれた方、感謝です

あと、>>99の「ひゃっ…///」ってところ、「きゃっ…///」に訂正します

ありがとうございました

100: 2021/01/28(木) 02:16:15.17 ID:FbSeCDlv
この後めちゃくちゃイチャラブえ ちした



102: 2021/01/28(木) 02:25:41.10 ID:udN2Sh3n
甘々で素晴らしいけど色々足んねえよなァ?!

105: 2021/01/28(木) 06:34:05.48 ID:LrgAvtih
jΣミイ˶º ᴗº˶リ素晴らしかったです!また書いて下さい

54: 2021/01/22(金) 01:27:42.51 ID:QafITAGX
このしずくちゃん可愛いな?

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1611195394/

タイトルとURLをコピーしました