【SS】THE 3名様

SS


1: 2016/08/29(月) 01:29:01.21
希と穂乃果と凛ファミレスでダラダラ
しているだけです。

2: 2016/08/29(月) 01:30:43.83
「希ちゃん」

3: 2016/08/29(月) 01:34:22.27
穂乃果「……練習がなくて暇だからって
花の女子高生が昼間からファミレスで
ダラダラって。」

希「別に普通やないの?」

穂乃果「なんか、JKならではのイベン
トって起こらないかな?」

凛「少女漫画的な?」

穂乃果「うん。穂乃果もう2年生も中頃に
入ったのに全然何にもないよ?」

凛「スクールアイドルやってるのって女子
高生ならではじゃないの?」

穂乃果「まあ、確かに。」

4: 2016/08/29(月) 01:38:48.11
希「まあ、滅多な事なんて現実では中々
起きないやん?」

穂乃果「そうだけど。」

凛「希ちゃんはもう3年生だけどなんか
なかったの?」

希「うちは……皆と出会えたのが奇跡や
から。」

穂乃果「……希ちゃん。」

凛「そういうんじゃなくてさ。」

穂乃果「うわ~、凛ちゃん凄いね。」

希「う~ん、特に無いけど。」

穂乃果「」

5: 2016/08/29(月) 01:40:56.21
凛「そもそも凛は3年生の希ちゃんは
知ってるけど1、2年生の希ちゃんは
よく知らないにゃ。」

穂乃果「当たり前だよね?」

凛「なんか昔の写真ないの?」

希「ウチの?」

凛「うん。」

希「えっと………」ポチポチ

希「これ」

6: 2016/08/29(月) 01:45:14.78
穂乃果「リボンが青いって事は1年生の
頃?」

凛「心なしか背が小さいにゃ。」

穂乃果「隣は………絵里ちゃんだ。」

希「うん。仲良くなって初めて撮った写真
やね。」

凛「他には?」

希「これは………μ'sに加入するちょっと前
の写メやね。」

凛「あまり変わり映えしないね。」

穂乃果「そりゃあね。」

7: 2016/08/29(月) 01:47:43.35
凛「2年の頃は?」

希「ちょっと待ってな。」ポチポチ

希「はい!」

穂乃果「おお………なんで、リボンじゃなく
てネクタイしてるの?」

凛「しかも、しっかりしめてないしワイ
シャツも第二ボタンまであけてるし。」

穂乃果「胸元見えてるよ?」

8: 2016/08/29(月) 01:49:16.96
凛「なんでこんな格好してるの?」

希「誰でも……誰でも一度はあるやん?」

穂乃果「何が?」

希「そういう時期って。」

凛「よくわからないにゃ。」

希「うん。今分からないならこの先も
きっとわからないよ。」

9: 2016/08/29(月) 18:07:23.21
「ハンバーグ」

10: 2016/08/29(月) 22:14:53.50
店員「ハンバーグステーキのお客さま」

穂乃果「あ、はい。」

凛「穂乃果ちゃんお昼とも夕飯とも言え
ないこの時間によく食べるね。」

穂乃果「凛ちゃんだってよく下校の時に
ラーメン食べるじゃん。」

希「二人とも食べ過ぎはよくないよ?」

穂乃果「いや、焼肉定食食べてる人に
言われたくないな。」

凛「穂乃果ちゃんて女子高生がどうと
かスクールアイドルがどうとか言うく
せにハンバーグは……ないにゃ~。」

11: 2016/08/29(月) 22:17:38.81
穂乃果「いや、だから焼肉定食のが……」

希「穂乃果ちゃんよく考えて?朝学校
遅刻しそうな時にハンバーグを口にく
わえて走ってたって絶対少女漫画的イ
ベントは起きないよ?」

穂乃果「いや、前提として朝からハン
バーグは食べないし。」

凛「し?」

穂乃果「焼肉も一緒じゃない?」

12: 2016/08/29(月) 22:19:44.71
「同級生」

13: 2016/08/29(月) 22:23:17.11
店員「チョコレートパフェになります。」

凛「」ジー。

穂乃果「美味しそう。いただきます………
あげないよ?」

凛「誰も、欲しいなんていってないよ。」

希「貰い!」

穂乃果「アーーーー。」

凛「…………。」

希「どうしたの、凛ちゃん?」

穂乃果「ぐすん。」

14: 2016/08/29(月) 22:26:36.08
凛「あの店員さん………知り合いかも。」

穂乃果「そうなの?」

凛「ずっと、凛を見てくる。」

希「なんかしたんやない?」

凛「してないよ。」

穂乃果「穂乃果達と同級生くらいかな?」

凛「凛の中学の同級生に似てるかも。」

希「本人やない?」

凛「ちょっと挨拶してくるにゃ。」

15: 2016/08/29(月) 22:28:22.15
スタスタ

凛ちゃんと言えばーーー?

イエ ーだよぉぉぉぉ!



穂乃果「向こうで何が?」

16: 2016/08/29(月) 22:30:47.83
「パフェ」

17: 2016/08/29(月) 22:33:59.11
真姫「私、ファミレスとかあまり来た
事がないのよね。」

穂乃果「そうなの?」

凛「まあ、真姫ちゃんは精々夜景が
見えるレストランとかがお似合いに
ゃ。」

穂乃果「ぜんぜん羨ましいよ?」


店員「イチゴパフェのお客さま。」

穂乃果「はーーい!」

真姫「………。」じぃぃぃぃ。

18: 2016/08/29(月) 22:35:56.31
穂乃果「あげないよ?」

凛「でた、穂乃果ちゃんの得意技。」

真姫「いらないわよ。」

穂乃果「じゃあ、なに?」

真姫「イチゴパフェはあるのになんで
トマトパフェはないのかしら?」

凛「なに言ってるの?」

穂乃果「真姫ちゃんて可哀想だね。」

19: 2016/08/29(月) 22:39:08.58
凛「あるわけないにゃ。トマトは果物
じゃなし、野菜だし。」

真姫「でも、フルーツトマトだって
あるわよ。甘いわよ?」

穂乃果「普通に考えて生クリームと
あうと思う?」

凛「イチゴにドレッシングなんか合
わないでしょ?」

真姫「ハァ、もういいわ。」

穂乃果「え?なんか、穂乃果達が
間違ってる?」

凛「釈然としないにゃーー。」

20: 2016/08/29(月) 22:42:39.56
「女子会」

21: 2016/08/29(月) 22:49:29.49
店員「いらっしゃいませ。」

穂乃果「あの店員さん、いつもいるね。」

凛「他にやることないのかな?」

絵里「少なくとも暇をもて余してるあな
た達が労働者に言える事はないわ。」

凛「絵里ちゃん………いちいち冗談を本気
にしないで?」

絵里「してないわよ。」

穂乃果「じゃあ、なんだったの?」

絵里「………ツッコミ?」

穂乃果「でも、本当に穂乃果はスクール
アイドルの活動以外はやることないね?」

22: 2016/08/29(月) 22:52:12.73
凛「家の手伝いは?」

絵里「生徒会の仕事は?」

穂乃果「………せっかく女の子で集まっ
てるんだしさ女子会やろうよ?」

凛「男の子が居ることなんてないけど
ね。」

穂乃果「や・ろ・う・よ!」

絵里「じゃあ、ガールズトークをする
の?」

穂乃果「うん。」

23: 2016/08/29(月) 22:56:13.60
………………。

絵里「何もないの?」

穂乃果「あっ!マカロン!マカロンって
美味しいよね。」

絵里「私はチョコのが好きだわ。」

凛「凛は食べたことない。」

穂乃果「あっ、えっと、パンケーキは?」

凛「パンケーキってホットケーキ?」

穂乃果「パンケーキだよぉぉ!」

凛「何がちがうの?」

穂乃果「駄目だぁぁぁ。」

24: 2016/08/29(月) 22:58:26.64
絵里「パンケーキとマカロンだけでよく
ガールズトークしようとしたわね。」

穂乃果「ことりちゃんなんかチーズケー
キ一つで出来るよ。」

凛「人には向き不向きがあるにゃ。」

絵里「凛もよ?」

25: 2016/08/29(月) 22:59:45.71
「リリホワ」

26: 2016/08/29(月) 23:04:34.54
海未「さあ、来週のリリホワの合宿は
どうしましょう?」

凛「ねえ、本当にやるの?」

希「他のユニットはやってないけど……。」

海未「他所は他所。うちはうちです。」

凛「まあ。」

希「場所はどうするの?」

海未「あまり、無理はよくないですから。
富士山辺りに……。」

凛「ええ?」

海未「富士山は嫌ですか?」

27: 2016/08/29(月) 23:07:48.54
凛「まず、登山が嫌にゃ。」

海未「それはもう決定してるので。」

希「うちらの意見は?」

海未「何を言ってるのですか?」

凛「凛達がおかしいの?」

海未「幸い富士山は登山道がありますか
ら。初心者でも以外といけますよ。」

希「今の海未ちゃんには理屈が通用
しない。」

凛「絶対嫌にゃぁぁぁぁぁ。」

海未「わがままいわない!」

28: 2016/08/29(月) 23:23:34.23
「お化け」

29: 2016/08/29(月) 23:26:15.80
穂乃果「………それからその家はね呪いの
家って呼ばれてるんだ。」

凛「にゃぁぁぁぁ。怖いにゃぁぁぁ。」

穂乃果「ふふん。怖かった?」

希「ねえ、穂乃果ちゃん。」

穂乃果「なに?流石の希ちゃんも今の
は怖かったでしょ?」

希「今の話には続きがあるんよ。」

30: 2016/08/30(火) 06:39:25.68
希「その呪いの家……穂乃果ちゃんの話で
は男の子の霊がって言ってたけど本当は
女の子の幽霊なんよ。」

穂乃果「へ?」

希「階段上がって右側のドアを開けると
女の子が押入れの中にいるんよ。で、
押入れの前に行くと背後からガバッと。」

凛「にゃぁぁぁぁ。」

穂乃果「うぁぁぁあぁぁあたまあ。」

希「まあ、でももう心配ないよ。その幽霊
はもう出てこないから。さて、ドリンクバ
ーで希スペシャル作ってこよ。」

穂乃果「……どゆこと?」
凛「スピリチュアルなのはわかったよ」

31: 2016/08/30(火) 10:55:19.27
「秋」

32: 2016/08/30(火) 10:59:28.59
穂乃果「ねえ、ファミレスにずっとい
ないでどっか行かない?」

希「そうやね。どっか行こっか。」

凛「なんか体を動かしたいにゃ。
スポーツの秋だよ!」

穂乃果「いやいや、穂乃果はカラオケ
に行きたいよ。芸術だよ、芸術。」

希「もぉ~二人とも食欲の秋に決まっ
てるやん?焼肉行こ!焼肉!」

凛「ファミレスから焼肉に行くの?」

穂乃果「海未ちゃんにバレたら怖いよ。」

33: 2016/08/30(火) 11:01:52.45
凛「とにかく、凛はスポーツしたい。」

穂乃果「やだ。穂乃果はカラオケの気分な
の。」

凛「穂乃果ちゃんのわからず屋。」

穂乃果「凛ちゃんこそ。」

希「まあまあ、間をとって焼肉でいい
やん。」

穂乃果「それは一番ない。」

凛「全くにゃ」

34: 2016/08/30(火) 13:31:27.05
希「雑っ。」

pull

穂乃果「あっ電話。海未ちゃんからだ。
もしもし~、うん、うん……一緒…うん
はい、はい………申しわけありません。
はい、はい、急ぎます。はい。」

凛「どうしたの?」

希「なんかあったん?」

穂乃果「今日…練習休みじゃなかった?」

希「え?穂乃果ちゃんが遊ぼうっていう
から……予定表見てない。」

凛「凛も。」

35: 2016/08/30(火) 13:33:26.34
穂乃果「皆待ってるって。」

凛「へ?かよちん何も言ってなかったけ
ど。」ゴソゴソ

凛「あっ!着信いっぱい来てる。」

希「ウチも………。」

穂乃果「なんか、特別メニューあるって。
よかったね、凛ちゃん。体動かせて。」

36: 2016/08/30(火) 13:43:49.69
「アイドル」

37: 2016/08/30(火) 20:27:57.79
店員「ご注文を承ります。」

凛「凛はラーメンセット。」

希「ウチは焼肉定食で。にこっちは?」

にこ「………アイスコーヒーで。」

凛「にこちゃんはバカだな~。アイスコ
ーヒーはドリンクバーだよ。」

にこ「ドリンクバーで。」

店員「かしこまりました。」

38: 2016/08/30(火) 20:30:46.18
にこ「あんた達。」

凛「何?」

希「どうしたん?」

にこ「こんな時間にラーメンと焼肉って
なに考えてるのよ?」

希「お腹空いたと思って。」

凛「ね。」

にこ「私たちはアイドルなのよ?」

希「うん。」

にこ「もっと可愛らしい物を頼みなさいよ。」

39: 2016/08/30(火) 20:35:57.30
凛「アイスコーヒーが可愛らしいとは
思えないけど。」

希「だいたい、にこっちはさばの味噌煮
定食とかのが似合ってやん。」

にこ「ぬぅあわんでよ。」

希「むしろ、ウチは裏表のないほうが誠実
で印象が良いと思うけど。」

凛「にこちゃんみたいのが後々スキャン
ダルをおこすにゃ。」

希「さあ、にこっち。にこっちも誠実に
生きるために自分を偽らず好きなもの
食べな?」

凛「キムチでいい?」

40: 2016/08/30(火) 20:37:54.45
希「冷奴も頼む?」

にこ「あんた達はにこをなんだと思ってるの
よ。」

凛「後輩?」 希「マスコット」

にこ「が冷奴やキムチを食べると思って
るの?」

希「じゃあ、本当は何が食べたいの?」

にこ「………さばの味噌煮。」

41: 2016/08/30(火) 20:38:17.16

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