【短編SS】歩夢｢侑ちゃん……好き///｣ 侑｢エイプリルフールかな？｣【ラブライブ！虹ヶ咲】

侑｢｣ﾋﾘﾋﾘ

侑｢ってことがあってさぁ｣

かすみ｢それは難儀でしたね｣

侑｢ほっぺは痛いし、歩夢がなんでビンタしてきたのかもわからないし｣

かすみ｢きっと恥ずかしかったんだと思いますよ！｣

侑｢恥ずかしい？｣

かすみ｢はい！エイプリルフールなので嘘告白したけど、恥ずかしくなっちゃってついビンタした的な｣

侑｢なるほど！｣

かすみ｢ま～かすみんはエイプリルフール関係なく侑先輩のことが好きですけど…///｣

侑｢それもエイプリルフール！？｣

侑｢｣ﾋﾘﾋﾘ

侑｢なんでかすみちゃんは怒ってたの？｣

しずく｢わたしに聞かれても｣

侑｢うーん、かすみちゃんと仲良しなしずくちゃんがわからないなら、わたしもわからないや｣

しずく｢それより先輩｣

侑｢うん？｣

しずく｢わたしたち、いっぱいお話したりお出かけしたりして、すごく仲良くなれましたよね｣

侑｢そうだね｣

しずく｢なのでそろそろ…カップルへの関係に進みたいと言うか…/////｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

侑｢…！｣ﾄﾞｷｯ

侑(…いや、待てよ？しずくちゃんとお話したこともお出かけしたこともないよね つまりこれは捏造記憶)

侑(そして今のしずくちゃんの告白は…！)

侑｢エイプリルフールだ！｣

侑｢｣ﾋﾘﾋﾘ

菜々｢顔が腫れてますよ？｣

侑｢大丈夫だよ｣

菜々｢それならいいのですが…｣

侑｢それにしても、みんなエイプリルフール大好きなんだね｣

菜々｢わたしも大好きですよ｣

侑｢エイプリルフールが？｣

菜々｢いえ……侑さんのことが………////｣

侑｢おー、上手い！菜々ちゃんは熟練のエイプリルライアーだね！｣

侑｢｣ﾋﾘﾋﾘ

愛｢濡れタオル持ってきたぞー｣

侑｢ありがと愛ちゃん｣ﾋﾘﾋﾘ

愛｢しっかしゆうゆも罪な女だねえ～｣

侑｢エイプリルフールにこんな事言う同好会メンバーが悪くてわたしは悪くないと思うんだけどなぁ｣

愛｢でもさ、愛さんはみんなの気持ちわかるかも｣

侑｢どうして？｣

愛｢普段は恥ずかしかったり、振られるのが怖くて言えないけど、エイプリルフールなら例え最悪の結果でも嘘だよって言えばそれで終わりだもん｣

愛｢それにね、愛さんもみんなと同じように、ゆうゆのこと愛してるから……だから気持ちがわかるのかな…｣

侑｢愛だけに？ぶふっ！！！！｣

侑｢｣ﾋﾘﾋﾘ

エマ｢そんな侑ちゃんはわたしが癒してあげるね♪｣ﾎﾜﾎﾜ

侑｢あああ～癒される～｣

エマ｢えへへ｣

侑｢やっぱりエマさんは癒しの女神だよ！｣

エマ｢そ、そうかな…///｣

侑｢うん！一緒にいるだけで癒されるよ！なんだか包まれてるような！えーっと、そういうのなんて言うんだっけ…｣

エマ｢侑ちゃんが望むなら…わたし、これからも一生侑ちゃんのそばに…///｣

侑｢あ、そうだ！ふくよかだ！エマさんはふくよかだよね！｣(包容力があると言いたかった)

侑｢｣ﾋﾘﾋﾘ

侑｢人の気持ちは難しいね｣

璃奈｢ううん、すごく単純だよ｣

侑｢ほんとに？｣

璃奈｢うん みんな侑さんのことが好きってこと｣

侑｢でもビンタしてきたんだよ？！｣

璃奈｢それは…侑さんがいけない｣

侑｢やっぱりわかんないよ…｣

璃奈｢でも、それもまた侑さんの魅力かもしれない｣

侑｢…？？｣

璃奈｢だけど、自分の気持ちをわかってくれないのはやっぱり寂しい｣

侑｢そうだよね…｣

璃奈｢だからわたしがみんなの代わりに侑さんに大好きを伝える｣ｷﾞｭ

侑｢り、璃奈ちゃん？！エイプリルフールは午前までだよ？！｣

侑｢｣ﾋﾘﾋﾘ

このあと侑ちゃんは、彼方ちゃんと果林ちゃんにこってり絞られましたとさ

めでたしめでたし

侑ちゃんはこんなこと言わない

テンポよくて好き