【SS】千歌「ルビィちゃん飴あげる！」ルビィ「わぁい！」【ラブライブ！サンシャイン！！】

千歌「ほーら、ルビィちゃ～ん、飴あげるよー！」

ルビィ「わぁ～い！」ﾊﾟｸｯ！

ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

千歌「(ルビィちゃん可愛いなぁ…はぁ…飴になりたい…)」

ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

千歌「(あの可愛い舌と私の舌を絡めたいなぁ…)」ｼﾞｰｯ

ﾋﾞｭｰｯ

ルビィ「あっ！」

ﾎﾟﾄﾝ

千歌「(あっ…突風で飴が落ちちゃった…)」

ルビィ「うぅ…チカちゃんから貰ったルビィの飴が…」ｳﾙｳﾙ

千歌「(ｸﾞﾊｯ…！うわぁ～ウルウルビィちゃんかわいすぎゆ…
それにチカちゃんから貰っただって！嬉しくて私も泣いちゃうよ…)」

千歌「(はぁ…新しい飴あげたいのは山々だけど、もう飴は無いはず…)」ｶﾞｻｶﾞｻ

千歌「んっ！？そうだ…」

千歌「ルビィちゃ～ん…！」ﾆｺｯ

ルビィ「チカちゃんどうしたの…？」

千歌「新しい飴あげるよ♪」

ルビィ「うわぁ…ありがとうございますぅ…！」ﾊﾟｧｯ

千歌「(クーッ…可愛い…！最近の私はこの笑顔のために生きてるようなもんだよぉ…)」

千歌「じゃあちょっと目を瞑っててね♪」

ルビィ「こう…ですか？」

千歌「(あっさり瞑っちゃったよ…！少しは怪しんで欲しかったかな…)」


千歌「(以前、梨子ちゃんが
　　　"ここは田舎で優しい人ばっかだ　　　からいいけど、東京なんて悪意　　　のある不審者ばかりだから
　　　無菌状態な内浦の子は東京に　　　　行ったら悪意の塊に食べられるよ！

　　　特にチカちゃんとルビィちゃん！)
って言われたけど、言われてみれば前の私は
疑う事を知らなかったかな…って凄く自覚しているわけですハイ…)」

改行変だったから書き直し

千歌「(以前、梨子ちゃんが
"ここは田舎で優しい人ばっかだからいいけど、
東京なんて悪意のある不審者ばかりだから
無菌状態な内浦の子は東京に行ったら悪意の塊に食べられるよ！
特にチカちゃんとルビィちゃん！)
って言われたけど、言われてみれば前の私は
疑う事を知らなかったかな…
って凄く自覚しているわけですハイ…)」

千歌「ちょっと口開けてくれる？」

ルビィ「はい♪」ﾌﾜｯ

千歌「(このみかん味の飴を私の口に入れて…と！)」

ﾑｸﾞｯ

ルビィ「ﾋﾟｷﾞｯ!?」

ルビィ「んっﾝｸﾞｯ…ﾝｯ…」

千歌「(ルビィちゃんの舌を感じるぁ…)」

飴は私とルビィの舌の段差を振動に合わせて往復している

千歌「(そうだ！そもそもルビィちゃんに飴を上げるんだから…)」

私は飴がルビィちゃんの喉に詰まることが無いよう、
一度私の口内に戻し、奥歯で噛み砕いてから
舌を使ってルビィちゃんの口腔に押し戻す

ルビィ「ｱｯ…んっ♥ﾝﾐｭｯ…」

ルビィちゃんは私の舌を受け入れてくれたみたい…嬉しい…！嬉しいよ！

ルビィちゃんの舌を絡めあったら
舌の裏、そしてルビィちゃんの整った
歯の裏側を舌先で丁寧に舐め始める

ルビィちゃんの歯の裏側を舐め終わったら

再びルビィちゃんと舌を濃密に絡め合う

ルビィちゃんは目を瞑って無意識に私に体重をかけて来ている

私はそれを感じ取りルビィちゃんの腰に手を回し身体をさらに密着させる事にした

しばらくしてルビィちゃんが若干息苦しそうな素振りを見せたので慌てて口を離す

私とルビィちゃんの間に細い銀の糸が架かっていた

それは私の瞳はとても愛おしく映った

ルビィちゃんと愛した証なんだ…

私の口腔内はみかん味とルビィちゃんの唾液の味が混ざった汁で支配されていた

千歌「ルビィちゃん飴あげる」

ルビィ「わぁ～い！」

チカちゃんは毎日ルビィに飴をくれる

そして飴を舐めるルビィをニコニコしながらずっと眺めている

最初は飴をくれるのが嬉しかっただけなの、ルビィの家は買い食い禁止だからね！

だからルビィは周りのみんなが教室とかでお菓子を食べるみたいな女子高生の日常？みたいなのに
憧れたんかなぁ…

ルビィが飴を舐めている時のチカちゃん

最初は何でこんなに嬉しそうなのかな～って思いながら食べてたけれど

最近気づいたんだ

チカちゃんがルビィを見る目がとてもえ　ちな事に

間違えた　チカちゃんが→チカちゃんの

ルビィが飴を舐めている時のチカちゃん

最初は何でこんなに嬉しそうなのかな～って思いながら食べてたけれど

最近気づいたんだ

チカちゃんのルビィを見る目がとてもえ　ちな事に

その事に気づいてもルビィは嫌な気持ちにはならなかった

だってチカちゃんの笑顔になるとルビィも笑顔になるから！

だから今日も変わらず無邪気な振りをして飴を舐めていたんだ

そうしたらチカちゃんは目を瞑ってなんて言うから…

普通目を瞑って言われて瞑らないよ？

でもチカちゃんは大切な友達だから、Aqoursの仲間だからね

家ではお姉ちゃんに散々
「ルビィは可愛くて純粋なんですから！変な人に何言われても無視しなさい！」

って不審者教育は徹底しているんだ

そうしたら口の中に突然感触があって

瞳を開けたら目の前に見慣れたみかん色。

それで気づいたんだ、あぁ、チカちゃんにキスされているんだって

甘さも入り込んできたから、これ飴と舌だぁ…漫画みたいだなぁ～って思ったりなんかして…

そしてチカちゃんは凄く真剣な瞳をしてたから

これはおフザケじゃないんだなぁ…って気づいたんだ

さすがにおフザケでいきなり舌を絡めてきたら、お姉ちゃんでも、花丸ちゃんでも、チカちゃんでも
叫んだ後思いっきり突き放すよ？

でも本気だったみたいチカちゃんは

花丸ちゃんとは中学からの親友だけれど

こんな事は一度もされた事は無かったかな…

花丸ちゃんとは"親友"だから…それにお寺の子だからえ　ちな事は苦手なんじゃないかな
花丸ちゃんがえ　ちな本読んでるの見たことないもの

ルビィはと言うと…

お姉ちゃんがμ'sメンバーのレズ同人誌をいつも東京に行っては買ってくるから

それを見て色々妄想したりして…

お姉ちゃんはのぞえりとほのえりが大好きみたい！

私は…ことぱなが好きかな…ほわほわした姉妹の感じが凄く…

チカちゃんはね
最初見た時は猪突猛進で穂乃果ちゃんみたい！と思ったけれど
付き合っていく内に、穂乃果ちゃんと違って凄く自分に自信が無かったり…
穂乃果ちゃんの鋼の心とは真逆だったり
そんな自分を変えたいと思ってスクールアイドルをやる所がことりちゃんにそっくりかな…なーんて

チカちゃんは末っ子だけど

ルビィに接するときは一生懸命お姉さんぶって…凄く優しくしてくれて…

でもルビィと同級生みたいな幼さもあって

だから安心するのかな、チカちゃんといると

そんなチカちゃんからの突然の愛の告白(キス)に戸惑ったけれど

嬉しかったかな…チカちゃんとキスできて

というより、チカちゃんってばすごいやらしい目してたからその内そんな事するんじゃないかと薄々思っていたよ？

千歌「ルビィちゃん…」

ルビィ「はい…」

千歌「突然こんな事してゴメン…抑えられなかった…」

ルビィ「別にルビィは大丈夫ですよ？」

千歌「でもこれだけは言いたいの！」

千歌「私、ルビィちゃんの事が好き！後輩としてじゃなくて恋愛の意味で！」

千歌「ルビィちゃんは花丸ちゃんの事が大切なのは分かってる！
でも、私の気持ちに蓋をしておく事はできなかったの…ゴメンね、忘れてね…」

千歌「また明日からいい先輩後輩の関係でいられれば私は幸せだから…」


これまでの関係を壊したのは分かっている

でも壊してしまった…それなのに今までどおりの関係を望むのは贅沢だよね…私…

ルビィ「ううん、ルビィはね、優しいチカちゃんが普通に好きだったんだよ…仲間としてだけど…」

ルビィ「でも、チカちゃんがルビィと普通じゃない関係になりたいのなら、ルビィ受け入れらるよ？」ﾆｺｯ

千歌「ぅぅぅ…ルビィぢゃぁぁぁぁぁん！」ﾀﾞｷｯ

ルビィ「うわっ！チカちゃん？」

千歌「私、私ね、ルビィちゃんが受け入れてくれて本当に嬉しかったんだよぉ…だってマルちゃん…」ｸﾞｽﾝ

チカちゃんはルビィは花丸ちゃんの事が好きだって思ってたみたい

花丸ちゃんの事は好きだよ？親友だから　

でも恋人関係に進めようとした事は花丸ちゃんからもルビィからも一度も無かったんだ

恋人関係にしたいってルビィに言ってきたのはチカちゃんが初めてなんだよ？

ルビィ「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

千歌「ふふっ…恥ずかしいところ見せちゃったね」

ルビィ「チカちゃんって時々下級生みたいに見えるよね！」

千歌「それは私も自覚してます…」

ルビィ「でもチカちゃんが勝手にキスしてきて勝手に泣くなんておかしいよねぇ…」

千歌「うぅっ！胸が痛い…」ｸﾞｻｰｯ

ルビィ「今日はルビィの家に泊まる？恋人になった記念にね♪」

千歌「うんっ♪」

ルビィ「今夜は寝かさないルビィ！」

～～～～～～～

ダイヤ「フフフ…いきなりチカさんがルビィに接吻した時はしばき倒しに行こうとしましたけれど」

果南「ハッピーエンドだね♪ダイヤ案外力強いから止めるの大変だったよ？」

鞠莉「ｵｫｩ！でもμ'sでもメンバー間で交際していたのに
なぜダイヤは止めたのﾃﾞｽｶ？」

ダイヤ「それは勿論！ルビィがいきなり接吻されるを見てキレないなんて
私がそんな温和な性格に見えます？」

果南「うぅ～ん…私はもう少し大和撫子らしく落ち着いて見えるけどな…ダイヤは」

ダイヤ「んなっ…///妹想いじゃない大和撫子なんて大和撫子失格ですわよ///」

果南「ハイハイ♪」

鞠莉「じゃあﾜﾀｰｼ達もこれから三人で私の家に泊まりﾏｽｰｶ！」

果南「んなっ！？あの二人にアテられたの？」

鞠莉「ﾎﾜｯﾄ！？
一番アテられたのはｽﾞﾊｰﾘ、果南ｻﾝ、ｱﾅｰﾀでしょう！」ﾋﾞｼｯ

果南「うっ…そうさ、子供だと思ってたチカがまさかあんな大人なキスを…」

ダイヤ「私も正直あんなアダルティなルビィの姿を見てむらむらが抑えられませんわね」

鞠莉「決まりﾃﾞｰｽﾈ！それじゃあ私の家でやることﾔｰﾘﾏｼｮｳ!」(ﾋﾟｯ)

ﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗ

ダイヤ「ヘリコプターがもう…」

果南「小原家でしょ(呆れ)」

～～～～～
その夜、黒澤家では初々しく可愛らしい嬌声が

小原家ではネットリ熟成された嬌声が響き渡りました


終わり

ちかるび流行祈願！

ハラショーですわ！

乙や！

おう新たな可能性見たでお疲れさん