善子「何よ格下って！！」 花丸「善子ちゃんはマルより『下』って意味ずら」 善子「はぁぁ！！？意味わかんないんですけど！！ちょっと何よ！！リトルデーモンのくせに～！！」 花丸「……」 善子「いーい！？前にも言ったと思うけど！あんたたち二人は従順なるリトルデーモンで、ヨハネがその統治者なのっ！大人しく言うこと聞かないと！」 花丸「ふーっ♪」 善子「ひゃぅぅぅ♡」 花丸「ぷぷっ、情けない声出しちゃって。かわい～」 善子「っ、ぐぬぬぬぬぬ～～！！/////」 　

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ部室。 そこでは、顔色を悪くした瑠璃乃の周りを5人が彼女を心配した眼差しで見守っていた。 瑠璃乃「ぅ……」 グッタリとした表情でテーブルに突っ伏し、瑠璃乃は息を荒くし、肩で呼吸をしていた。 花帆「瑠璃乃ちゃん、今日は朝から調子悪そうだったけど……どこか具合悪いの？」 さやか「確かに、授業中でもなんか変でしたね、 体育の時もフラフラで、先生に怒られていましたし……」 花帆「そうそう！いつもみたいに、元気いっぱい！ってカンジじゃなかったし！」 同級生の２人は朝からの行動を思い返しながら、言葉をかけるも、弱い笑顔を作りながら「大丈夫」と答えた。 さやか「大丈夫って言っても・・・ 今日は教室から全然外に出ようともしなかったじゃないですか」 梢「顔色が赤いから、風邪を引いてしまったのかしら？」