きな子｢1年生のマルガレーテちゃんにもう追いつかれたっす…。きな子はこの一年何してたんっすかね…｣メイ｢…｣かのん｢そんな事ないよ、きな子ちゃん。きな子ちゃんのパフォーマンスはマルガレーテちゃんにも負けてないよ｣マルガレーテ｢聞き捨てならないわ｣きな子｢マルガレーテちゃん…｣マルガレーテ｢正直、グループのパフォーマンスでは私はあなたに劣ってるわ｣マルガレーテ｢でもね、あなたみたいに心は弱くない｣マルガレーテ｢私はあなたに負けてるなんて1ミリも思わない｣マルガレーテ｢澁谷かのん、さっきの言葉を訂正して。私がこんな子に負けてると思わせないで｣きな子｢…マルガレーテちゃんは凄いっすね｣メイ｢…｣きな子｢きな子はやっぱりダメっすね…｣メイ｢きな子｣きな子｢メイちゃん…？｣メイ｢来い｣ ｸﾞｲｯきな子｢メイちゃん！？｣

花帆｢え？え？待ってください｣花帆｢あのですね、いくつか疑問があるんです｣綴理｢うん｣花帆｢その1、なんで修羅場なのに綴理先輩はこんなところで私と喋ってるのか｣花帆｢それとその2、｢ありがとうこず｣ってなんなんですか｣花帆｢最後にその3、多分ブチ切れたであろうさやかちゃんはどこいったのか｣花帆｢……です！｣綴理｢かほは冷静だねぇ｣花帆｢ビックリがオーバーフロー起こして一回転して冷静になってるだけですよぉ……｣　

　　　　　　　夏美「冬毬～」ｺﾝｺﾝ冬毬「はい姉者。何でしょうか」ｶﾞﾁｬ夏美「ちょっとこれから友達が家に来るから部屋から出ないで欲しいんですの」冬毬「えっ？」夏美「じゃあよろしくですの～」ﾊﾞﾀﾝ冬毬「あ、姉者？」

さやか「……えっ？」花帆「ど、どうしよう！梢センパイ結婚するんだー！」さやか「落ち着いてください花帆さん、流石に早計ですよ」花帆「うぅ……でも梢センパイってお嬢様なんだよ？」花帆「きっとお相手は舞踏会で出会った、爵位持ちの貴族の長男なんだ……うぅ」さやか「いったいいつの封建社会ですか……」