鞠莉「昼下がりのオムライス」

SS
ようまりーSS
ラブライブ!サンシャイン!!ーSS
小原鞠莉ーSS
渡辺曜ーSS
ようまりーSS
ラブライブ!サンシャイン!!ーSS
小原鞠莉ーSS
渡辺曜ーSS
■約6000文字■
一緒に暮らしているようまり。6月13日。
よく晴れた休日の午後、昼食には少し遅い時間。
リビングの窓から吹き込んだ一陣の風が、キッチンでお料理中の曜と私のところにまで届いた。
鞠莉「んー、いい風」
曜「本当だね。爽やかな夏風って感じがするよ」
部屋を通り抜けても尚涼しげなこの風は、曜が言ったように、そこはかとなく夏の匂いを含んでいる。
風のおかげもあってか、室内は過ごしやすい気温だけど、窓の外では太陽が元気よく輝いていて、さっき干したばかりの洗濯物も、夕方にはよく乾いていることだろう。