鬼塚夏美ーSS

夏美「アキネーターゲーム？」 きな子「はいっす。夏美ちゃん知ってるっすか？」 夏美「出題者が思い浮かべるものを回答者が質問しながら推理していくというゲームであってますの？」 きな子「そうっす。」 夏美「でもなんでまた突然やろうと思ったんですの？」 きな子「特に理由はないっす。」 夏美「…」ｼﾞｰｯ きな子「その目はなんすか？」ｱｾｱｾ 夏美「ほんとですの？」 きな子「ほんとっすよ。ただ強いて言えば、夏美ちゃんが普段何を考えているか知りたいと思っただけっす」

夏美「桜の都市伝説？」 夏美（面白そうなまとめスレですの） 夏美（苗字に桜の付くスクールアイドルはレズ？） 夏美「……しょーもな！」 夏美（Aqoursの桜内さんに虹ヶ咲の桜坂さん…確かにどちらもレズ疑惑が出ていたのを観たことがありますの） 夏美（でも、こんなの所詮噂ですのよね～そもそも身近に桜のつくスクールアイドルが……） 夏美「いましたの！」

夏美「ほら、はやく」 きな子「はいっす」ｷﾞｭｯ 夏美「そうじゃなくて」ｼﾞﾄｯ きな子「へ？」 夏美「繋ぎ方」 きな子「……」 夏美「……」 きな子「……あ、分かったっす！」ｷﾞｭｯ

～放課後・生徒会室～ グゥー 恋「……小腹が空きましたね」 かのん「誰かおやつ持って来てたりしない？」 恋「申し訳ありません、持っていけるようなお菓子が無く…」 ナナミ「今月、ちょっとお小遣いがピンチで…」 きな子「今日はカルボナーラパン買えなくって…」 ナナミ「間食に…？」 かのん「私もゼリーとか持ってくればよかったなあ」 恋「もしくは、スムージーでもあれば良いのですが…」 　

ルビィ「スーッ、フーッ……今日は茨城での短期アルバイトのための面接……たった1週間分のバイトだけど、面接があるってなると緊張するなぁ……」 ──── 『アルバイトの面接にお越しくださった黒澤様ですね。 では、こちらの部屋で少々お待ちください。 ただいま、面接官兼当店責任者のCEOを呼んでまいります』 ──── ルビィ「って、言われたがから待ってるけど……遅いなぁ、待ちくたびれちゃうよ……」 　 0 2: 2025/01/05(日) 16:19:41 ID:???00 夏美「はい、夏美ですの。 えぇ？　また万引き？　冬毬が捕まえたと……で、どこに連れていきましたの？ え、どこかはわからない？　あー、もう仕方ありませんの。 私が探しますの、あなたはこのまま業務に集中しててください」 ピッ 夏美「まったく……まぁ、冬毬ならきっと自分の部屋にでも連れて行ってるはずですの。 冬毬は勝手にお姉ちゃんの部屋に入るような子じゃありませんの～」 ガチャ 「……」 夏美「あーっ、あなたですのね！」 「！　は、はい！」

きな子「んー、とってもくつろぐっすー」 夏美「きな子ったら、すっかり自分の部屋のように馴染んでいますの」 きな子「この部屋、夏美ちゃんのにおいでいっぱいなんっすもん」 夏美「そりゃそうですの。私の部屋なんだから」

お金をためて遂に買ってしまったっす！ かわいいネックレス、ピンク色のスピネルっていう本物の宝石が付いてるんすよ！ 8月の誕生日石らしいっす！ 夏美ちゃんに絶対似合うと想って、高かったけど 生活費を節約したらなんとか買えたっす でも喜んでくれるかな。 きな子『夏美ちゃん！これきな子の気持ちっす！似合うと想うっす！』 夏美『ありがとですの！きな子！！』 きな子『それと、夏美ちゃんのこと好きっす』 夏美『私もずっと好きでしたの』 なんて！ことになるかもしれないっす！！！ 夏美ちゃんとお付き合いできたら… 幸せすぎて変になっちゃうかもしれないっす！ きな子「CEO！」 夏美「あら、きな子。どうしましたの？」