3: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:32:55.77 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「!?」
歩夢 「いや、なんでかすみちゃんも驚いてるの」
かすみ 「えっ、な、なんで」
歩夢 「?」
歩夢 (冗談じゃなくて本当に驚いてる……?)
かすみ 「あ、あゆ、ぅっ、あゆ子!」
歩夢 「えっと……?」
かすみ 「違うんです!! えっと、あ、あゆ、あゆ子……」
歩夢 「いや、なんでかすみちゃんも驚いてるの」
かすみ 「えっ、な、なんで」
歩夢 「?」
歩夢 (冗談じゃなくて本当に驚いてる……?)
かすみ 「あ、あゆ、ぅっ、あゆ子!」
歩夢 「えっと……?」
かすみ 「違うんです!! えっと、あ、あゆ、あゆ子……」
4: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:33:36.86 ID:iyUP6vCJ
歩夢 「もしかして歩夢先輩って言いたいの?」
かすみ 「!」 ウンウン
歩夢 「でも、あゆ子になっちゃうと」
かすみ 「そうなんですよぉーー! あゆ子ーー! 助けてくださいーー!!」 ウワーーン
歩夢 「これはどうしたら……とりあえずみんなを呼ぼうか」
かすみ 「こんなことになるなんてーー!」 ウワーーン
歩夢 「本当に困ったね……」
歩夢 (でも正直……)
歩夢 (あゆ子呼びは少し嬉しかったけど……///)
…
…
…
かすみ 「!」 ウンウン
歩夢 「でも、あゆ子になっちゃうと」
かすみ 「そうなんですよぉーー! あゆ子ーー! 助けてくださいーー!!」 ウワーーン
歩夢 「これはどうしたら……とりあえずみんなを呼ぼうか」
かすみ 「こんなことになるなんてーー!」 ウワーーン
歩夢 「本当に困ったね……」
歩夢 (でも正直……)
歩夢 (あゆ子呼びは少し嬉しかったけど……///)
…
…
…
6: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:34:32.64 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「あい子……!」
愛 「おおっーー! 新鮮だねぇ!」
かすみ 「ゆう子……!」
侑 「ゆう子呼びもときめくYO!!」 ウキウキ
かすみ 「せつ子……!」
せつ菜 「なんだか少し照れちゃいますね……///」
愛 「おおっーー! 新鮮だねぇ!」
かすみ 「ゆう子……!」
侑 「ゆう子呼びもときめくYO!!」 ウキウキ
かすみ 「せつ子……!」
せつ菜 「なんだか少し照れちゃいますね……///」
7: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:35:21.02 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「エマ子……!」
エマ 「スイスと日本のハーフだったらこんな名前なのかな?」
かすみ 「かな子……!」
彼方 「おおっ! なんだか面白いねぇ」
かすみ 「かりん子……!」
果林 「なんで私だけ少し変化球なのよ!?」
エマ 「スイスと日本のハーフだったらこんな名前なのかな?」
かすみ 「かな子……!」
彼方 「おおっ! なんだか面白いねぇ」
かすみ 「かりん子……!」
果林 「なんで私だけ少し変化球なのよ!?」
9: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:36:53.81 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「かすみん、いったいどうしたら……」
しずく 「普段から~子で呼ばれてる私たちはどうなるんでしょうか?」
かすみ 「それは問題ないよ。しず子、りな子。ほらね?」
璃奈 「いつもの安心感」 ホッ
愛 「それにしてもこんなことありえるの……?」
果林 「実際に起きてるんだからありえるんでしょ」
しずく 「普段から~子で呼ばれてる私たちはどうなるんでしょうか?」
かすみ 「それは問題ないよ。しず子、りな子。ほらね?」
璃奈 「いつもの安心感」 ホッ
愛 「それにしてもこんなことありえるの……?」
果林 「実際に起きてるんだからありえるんでしょ」
11: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:38:27.44 ID:iyUP6vCJ
愛 「聞いたことないけどなぁ、こんな現象……? いや病気?」
かすみ 「病気!?」
愛 「あ、いや、言語認識らへんで問題が起きたのかなって」
かすみ 「そうリアルに分析されると、思ったよりもこの~子事件、怖くなってきました」 ガクガク
歩夢 「うーん……でも悩んでも仕方ないし、一日経ったら治るかもよ?」
かすみ 「だったら良いんですけど……あの、ゆう子……」
侑 「……どうしたらいいんだろう」 ムムム
かすみ 「ゆう子?」
侑 「あっ! ゆう子って私のことか! あはは、いつも侑先輩って呼ばれてるから自分が呼ばれてると思ってなくて。それでどうしたの? かすみちゃん?」
かすみ 「病気!?」
愛 「あ、いや、言語認識らへんで問題が起きたのかなって」
かすみ 「そうリアルに分析されると、思ったよりもこの~子事件、怖くなってきました」 ガクガク
歩夢 「うーん……でも悩んでも仕方ないし、一日経ったら治るかもよ?」
かすみ 「だったら良いんですけど……あの、ゆう子……」
侑 「……どうしたらいいんだろう」 ムムム
かすみ 「ゆう子?」
侑 「あっ! ゆう子って私のことか! あはは、いつも侑先輩って呼ばれてるから自分が呼ばれてると思ってなくて。それでどうしたの? かすみちゃん?」
12: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:40:38.78 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「今日は練習も休んで早退しようと思うんです。かすみんはこんな感じですから……」
侑 「うん、分かった。早く治すことが大事だもんね。先生には早退すること言ったの?」
かすみ 「今から言います」
愛 「あ! あそこに先生いるよ! 先生! かすみさんが呼んでます!」
先生 「ん?」
かすみ 「せん子ーーー!」
先生 「先公!? 中須おまえグレたのか!?」
かすみ 「って違いますよぉぉーーー!?」
歩夢 「これって……」
せつ菜 「まさかですけど……」
…
…
…
侑 「うん、分かった。早く治すことが大事だもんね。先生には早退すること言ったの?」
かすみ 「今から言います」
愛 「あ! あそこに先生いるよ! 先生! かすみさんが呼んでます!」
先生 「ん?」
かすみ 「せん子ーーー!」
先生 「先公!? 中須おまえグレたのか!?」
かすみ 「って違いますよぉぉーーー!?」
歩夢 「これって……」
せつ菜 「まさかですけど……」
…
…
…
13: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:42:48.78 ID:iyUP6vCJ
愛 「これ、近所のマイケルさんの写真なんだけど」
かすみ 「マイ子!」
璃奈 「はんぺん連れてきた」
はんぺん 「にゃー」
かすみ 「はん子!」
果林 「姫乃ちゃんを連れてきたわ」
姫乃 「果林さん……///」 テレテレ
エマ 「……」 ゴゴゴゴゴ
かすみ 「ひめ子!」
果林 「じゃあ私は?」
かすみ 「かりん子!」
果林 「なんでよ!?」
かすみ 「マイ子!」
璃奈 「はんぺん連れてきた」
はんぺん 「にゃー」
かすみ 「はん子!」
果林 「姫乃ちゃんを連れてきたわ」
姫乃 「果林さん……///」 テレテレ
エマ 「……」 ゴゴゴゴゴ
かすみ 「ひめ子!」
果林 「じゃあ私は?」
かすみ 「かりん子!」
果林 「なんでよ!?」
14: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:44:54.14 ID:iyUP6vCJ
歩夢 「同好会のみんなだけじゃなくて」
せつ菜 「あらゆる人に対して~子と呼んでますね」
愛 「これって思ったよりも大変な事態だよね……日常生活に影響が出ちゃうよ」
エマ 「目上の人にまで~子って呼んじゃうってことだもんね……」
しずく 「社長だったらしゃ子でしょうか?」
彼方 「それだったら社員までしゃ子になっちゃうよ?」
果林 「二文字に子じゃ、バリエーション足りないわよねぇ。なぜか私は三文字だけど」
エマ 「うーん、これは大変だよ。歩夢ちゃんなんて、魚の鮎を呼ぶときと一緒の扱いだよ?」
歩夢 「さすがに魚を呼ぶときには発生しないと思うけど……」
せつ菜 「あらゆる人に対して~子と呼んでますね」
愛 「これって思ったよりも大変な事態だよね……日常生活に影響が出ちゃうよ」
エマ 「目上の人にまで~子って呼んじゃうってことだもんね……」
しずく 「社長だったらしゃ子でしょうか?」
彼方 「それだったら社員までしゃ子になっちゃうよ?」
果林 「二文字に子じゃ、バリエーション足りないわよねぇ。なぜか私は三文字だけど」
エマ 「うーん、これは大変だよ。歩夢ちゃんなんて、魚の鮎を呼ぶときと一緒の扱いだよ?」
歩夢 「さすがに魚を呼ぶときには発生しないと思うけど……」
15: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:48:01.92 ID:iyUP6vCJ
璃奈 「……」 カタカタ
せつ菜 「って璃奈さん、何を調べてるんですか?」
璃奈 「さっきの愛さんが言ったみたいに、病気の可能性があるから、この症状について調べてみてる」 カタカタ
かすみ 「うぅ……りな子ぉ……かすみんは大丈夫なんでしょうか」
璃奈 「……」 カタカタ
璃奈 「……!」
璃奈 「これは大変かもしれない」
かすみ 「ええっ!?」
愛 「そ、そんな……! なにか危険な病気ってこと……!?」
せつ菜 「って璃奈さん、何を調べてるんですか?」
璃奈 「さっきの愛さんが言ったみたいに、病気の可能性があるから、この症状について調べてみてる」 カタカタ
かすみ 「うぅ……りな子ぉ……かすみんは大丈夫なんでしょうか」
璃奈 「……」 カタカタ
璃奈 「……!」
璃奈 「これは大変かもしれない」
かすみ 「ええっ!?」
愛 「そ、そんな……! なにか危険な病気ってこと……!?」
17: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:50:50.75 ID:iyUP6vCJ
璃奈 「いやそういう大変じゃない。病気なのは違いないけど、おそらくこの病気はあまり体に害はないと思う」
かすみ 「ほ、ほんと……? た、助かった……」
璃奈 「でもかすみちゃんが危ないのは違いない」
かすみ 「ええっ!? どういうことですか!?」
璃奈 「これは本当に珍しい病気。そして人にうつることもない。つまり」
愛 「もしかして研究対象にされるかもしれないってこと……!?」
璃奈 「その通り。世界中からかすみちゃんを研究材料にしようとたくさんの研究者が近づいてくる……もし捕まったら、死ぬよりも苦しい目に遭うかもしれない」
かすみ 「死ぬよりも苦しい目……!?」 ガクガク
かすみ 「ほ、ほんと……? た、助かった……」
璃奈 「でもかすみちゃんが危ないのは違いない」
かすみ 「ええっ!? どういうことですか!?」
璃奈 「これは本当に珍しい病気。そして人にうつることもない。つまり」
愛 「もしかして研究対象にされるかもしれないってこと……!?」
璃奈 「その通り。世界中からかすみちゃんを研究材料にしようとたくさんの研究者が近づいてくる……もし捕まったら、死ぬよりも苦しい目に遭うかもしれない」
かすみ 「死ぬよりも苦しい目……!?」 ガクガク
18: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:53:53.55 ID:iyUP6vCJ
侑 「で、でも、かすみちゃんがこの病気を発症してることを周りに知られなきゃ問題ないんだよね!? かすみちゃん、やっぱり今日は一旦帰ったほうがいいかも……」
かすみ 「あ、あの実は……」 アセアセ
侑 「?」
かすみ 「Twi子に投稿しちゃったんです……」 チラッ
かすみ 「あ、あの実は……」 アセアセ
侑 「?」
かすみ 「Twi子に投稿しちゃったんです……」 チラッ
20: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:56:18.09 ID:iyUP6vCJ
中須かすみ
なんとかすみん、色んな人子に対して~子って形でしか呼べなくなっちゃいました~泣
これじゃかすみんの可愛さがみん子にバレちゃうじゃないですか! 神子もイタズラ好きですねっ!! ぷんぷん!
【自撮り写真】
いいね 4000 RT 3000
璃奈 「な、なんてことを……!」
愛 「ていうかTwitterはTwi子になるんだね……」
果林 「無駄にいいね稼いでるのが癪ね」
なんとかすみん、色んな人子に対して~子って形でしか呼べなくなっちゃいました~泣
これじゃかすみんの可愛さがみん子にバレちゃうじゃないですか! 神子もイタズラ好きですねっ!! ぷんぷん!
【自撮り写真】
いいね 4000 RT 3000
璃奈 「な、なんてことを……!」
愛 「ていうかTwitterはTwi子になるんだね……」
果林 「無駄にいいね稼いでるのが癪ね」
21: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 17:59:10.06 ID:iyUP6vCJ
ピコーン
かすみ 「! 母子からメールです!」
せつ菜 「ぼし……?」
歩夢 「いやおそらく読みは、ははこ、だと思うよ。ややこしいけど」
かすみ 「なっ!? 家の前に知らない人子がたくさん集まってるから帰ってこないで!?」
エマ 「待ち伏せしてるんだ……!」
愛 「って!? もしかしてここももう危ないんじゃない!? このままじゃかすみんが実験材料になっちゃうよ!?」
かすみ 「ひぃぃぃ! ど、どうすれば」
かすみ 「! 母子からメールです!」
せつ菜 「ぼし……?」
歩夢 「いやおそらく読みは、ははこ、だと思うよ。ややこしいけど」
かすみ 「なっ!? 家の前に知らない人子がたくさん集まってるから帰ってこないで!?」
エマ 「待ち伏せしてるんだ……!」
愛 「って!? もしかしてここももう危ないんじゃない!? このままじゃかすみんが実験材料になっちゃうよ!?」
かすみ 「ひぃぃぃ! ど、どうすれば」
23: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:01:14.80 ID:iyUP6vCJ
璃奈 「……」 トゥルルルル
せつ菜 「って璃奈さん、どこに電話をかけてるんですか?」
璃奈 「ボディーガードを一時的に雇う。もうそれしかかすみちゃんを守る道はない」
かすみ 「ええっ!? でもかすみん、そんな雇えるお金なんて」
璃奈 「それは私から出すから問題ない」
かすみ 「そ、そんな! それは流石に申し訳なくてダメですよ!!」
璃奈 「……かすみちゃんは私の本当に大切な友達」
かすみ 「!」
璃奈 「だから救いたい……!」
かすみ 「りな子……」
せつ菜 「って璃奈さん、どこに電話をかけてるんですか?」
璃奈 「ボディーガードを一時的に雇う。もうそれしかかすみちゃんを守る道はない」
かすみ 「ええっ!? でもかすみん、そんな雇えるお金なんて」
璃奈 「それは私から出すから問題ない」
かすみ 「そ、そんな! それは流石に申し訳なくてダメですよ!!」
璃奈 「……かすみちゃんは私の本当に大切な友達」
かすみ 「!」
璃奈 「だから救いたい……!」
かすみ 「りな子……」
24: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:05:57.37 ID:iyUP6vCJ
電話相手 「はい。ボディービルダー事務所です」
璃奈 「……間違えた」 ピッ
電話相手 「はい。ボディーガード事務所です」
璃奈 「守って欲しい人がいます。プランですが……ごにょごにょ」
璃奈 「……ではよろしくお願いします」 ピッ
璃奈 「あと少しで来てくれるはず」
せつ菜 「あとはボディーガードさんが来るまでなんとか、かすみさんを守り切れれば……!」
トントン
かすみ 「の、ノック……!?」
愛 「ボディーガード……? それともマッドサイエンティスト……?」
かすみ 「ボディ子!? マッド子!?」
璃奈 「……間違えた」 ピッ
電話相手 「はい。ボディーガード事務所です」
璃奈 「守って欲しい人がいます。プランですが……ごにょごにょ」
璃奈 「……ではよろしくお願いします」 ピッ
璃奈 「あと少しで来てくれるはず」
せつ菜 「あとはボディーガードさんが来るまでなんとか、かすみさんを守り切れれば……!」
トントン
かすみ 「の、ノック……!?」
愛 「ボディーガード……? それともマッドサイエンティスト……?」
かすみ 「ボディ子!? マッド子!?」
26: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:17:47.18 ID:iyUP6vCJ
ガチャ
ソルジャー 「はじめまして」
せつ菜 「あなたは……?」
侑 「もし、かすみちゃんの敵だったら徹底抗戦だからね……!」 ガクガク
ソルジャー 「ボディーガード事務所から雇われてきました」
エマ 「ま、間に合ったんだ!!」
果林 「にしてもボディーガードというより軍人だけど、この方は?」
璃奈 「プランの中でもかなり上。元軍人のレジェンドを雇った」
ソルジャー 「はじめまして」
せつ菜 「あなたは……?」
侑 「もし、かすみちゃんの敵だったら徹底抗戦だからね……!」 ガクガク
ソルジャー 「ボディーガード事務所から雇われてきました」
エマ 「ま、間に合ったんだ!!」
果林 「にしてもボディーガードというより軍人だけど、この方は?」
璃奈 「プランの中でもかなり上。元軍人のレジェンドを雇った」
27: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:19:51.85 ID:iyUP6vCJ
ソルジャー 「はじめまして。中須かすみさん。私は様々な戦いを超えてきました。命懸けであなたを守りましょう」
かすみ 「お、お名前は……」
ソルジャー 「名前は言えないのです。そうですね、ソルジャーと呼んでください」
かすみ 「ソル子……よろしくね……!」
トントン
彼方 「次のノックはマッドサイエンティストだねぇ……」
かすみ 「ひぃぃぃ! かすみん死にたくないですよぉぉーー!!」
かすみ 「お、お名前は……」
ソルジャー 「名前は言えないのです。そうですね、ソルジャーと呼んでください」
かすみ 「ソル子……よろしくね……!」
トントン
彼方 「次のノックはマッドサイエンティストだねぇ……」
かすみ 「ひぃぃぃ! かすみん死にたくないですよぉぉーー!!」
28: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:22:59.73 ID:iyUP6vCJ
ソルジャー 「外にもたくさん人がいましたが、あの人たちが狙ってるのはかすみさんだけですか?」
璃奈 「うん……ただ、もしかしたら私たちを人質に利用するかもしれない」
ソルジャー 「ならばここにいる人たち全員を、守らなくちゃいけないってことですね」
姫乃 (果林さんにホイホイついて来ちゃいましたが、どうやら一番危ないときに呼ばれたみたいですね……)
ソルジャー 「であるなら仕方ありません」 ガラッ
せつ菜 「え、えっと、それは……?」
ソルジャー 「みなさん強行突破です」
璃奈 「うん……ただ、もしかしたら私たちを人質に利用するかもしれない」
ソルジャー 「ならばここにいる人たち全員を、守らなくちゃいけないってことですね」
姫乃 (果林さんにホイホイついて来ちゃいましたが、どうやら一番危ないときに呼ばれたみたいですね……)
ソルジャー 「であるなら仕方ありません」 ガラッ
せつ菜 「え、えっと、それは……?」
ソルジャー 「みなさん強行突破です」
29: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:27:58.07 ID:iyUP6vCJ
ガチャ
研究者 「中須かすみさんはいらっしゃるでしょうか……」
ソルジャー 「おりゃゃゃぁぁぁぁーーーーーーー!!」 ドカーーーン
研究者 「ぐへけえぇぇぇ!」
ドーン バコーーーン
パラパラ
モクモク
愛 「まさかのバズーカ!?」
ソルジャー 「大丈夫です。死なない程度にしてます」
せつ菜 「死なない程度のバズーカとは!?」
ソルジャー 「みなさん、早くついてきてください」 タタタ
かすみ 「ま、待ってよーー! ソル子ーーー!」
…
…
…
研究者 「中須かすみさんはいらっしゃるでしょうか……」
ソルジャー 「おりゃゃゃぁぁぁぁーーーーーーー!!」 ドカーーーン
研究者 「ぐへけえぇぇぇ!」
ドーン バコーーーン
パラパラ
モクモク
愛 「まさかのバズーカ!?」
ソルジャー 「大丈夫です。死なない程度にしてます」
せつ菜 「死なない程度のバズーカとは!?」
ソルジャー 「みなさん、早くついてきてください」 タタタ
かすみ 「ま、待ってよーー! ソル子ーーー!」
…
…
…
30: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:31:30.05 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「母子は大丈夫かなぁ……」
ソルジャー 「そちらにも増援を出しています。無事保護できた連絡も来てますので」
かすみ 「うぅ……なら本当に良かったです……」
愛 「でもそれにしたって、このまま逃げ続けるのは無理がある。どうにかしないと!」
せつ菜 「一番はこの病気を治してしまうことです。そうすれば、研究者の人たちも追う理由がなくなります」
しずく 「でも珍しい病気なんですよね……? 治療法が確立してるんですか?」
ソルジャー 「そちらにも増援を出しています。無事保護できた連絡も来てますので」
かすみ 「うぅ……なら本当に良かったです……」
愛 「でもそれにしたって、このまま逃げ続けるのは無理がある。どうにかしないと!」
せつ菜 「一番はこの病気を治してしまうことです。そうすれば、研究者の人たちも追う理由がなくなります」
しずく 「でも珍しい病気なんですよね……? 治療法が確立してるんですか?」
31: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:36:36.40 ID:iyUP6vCJ
璃奈 「……ずっと調べていたけど、良いニュースと悪いニュースがある」
侑 「あ! それ!言ってみたいセリフランキング上位のやつ!」
璃奈 「実は私もずっと言ってみたかった。璃奈ちゃんボード『この機会にしか言えないと思って』」
かすみ 「いやそんなのどうでもいいですから早く言ってくださいよ!?」
璃奈 「良いニュースは、治療法があるということ」
果林 「悪いニュースは……?」
璃奈 「その治療法の核心の部分がまだ判明していないということ」
歩夢 「どういうことなの!? 璃奈ちゃん!?」
侑 「あ! それ!言ってみたいセリフランキング上位のやつ!」
璃奈 「実は私もずっと言ってみたかった。璃奈ちゃんボード『この機会にしか言えないと思って』」
かすみ 「いやそんなのどうでもいいですから早く言ってくださいよ!?」
璃奈 「良いニュースは、治療法があるということ」
果林 「悪いニュースは……?」
璃奈 「その治療法の核心の部分がまだ判明していないということ」
歩夢 「どういうことなの!? 璃奈ちゃん!?」
32: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:39:52.19 ID:iyUP6vCJ
璃奈 「長年の研究の末、『ある言葉を一分言い続ける』だけで症状は治ることが発覚した」
愛 「ある言葉……?」
璃奈 「でもその言葉が何かが、まだ判明していない。だから、まだ誰もこの症状から回復した人はいない」
彼方 「そ、そんな……!」
せつ菜 「少なからず今まで発症した人が何人かはいたってことですよね!? その人たちの資料はないんですか!? 何か共通点とか見つけることができれば……」
璃奈 「マイケルさん。ある日急に奥さんの名前や、自分が好きなバスケットボールプレイヤーの名前が~子と、ちゃんと呼べなくなる。それから今もこの症状に苦しんでるが、いまだ解決策は見つからない……」
せつ菜 「ほ、ほかには!?」
愛 「ある言葉……?」
璃奈 「でもその言葉が何かが、まだ判明していない。だから、まだ誰もこの症状から回復した人はいない」
彼方 「そ、そんな……!」
せつ菜 「少なからず今まで発症した人が何人かはいたってことですよね!? その人たちの資料はないんですか!? 何か共通点とか見つけることができれば……」
璃奈 「マイケルさん。ある日急に奥さんの名前や、自分が好きなバスケットボールプレイヤーの名前が~子と、ちゃんと呼べなくなる。それから今もこの症状に苦しんでるが、いまだ解決策は見つからない……」
せつ菜 「ほ、ほかには!?」
33: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:44:13.22 ID:iyUP6vCJ
璃奈 「……ほかも大体似ている。正直、ここから解決策が見つかるとは思えない」
愛 「そ、そんな……! りなりー! 諦めないで!? りなりーが諦めちゃったら」
璃奈 「諦めてないっ!!!!」
一同 「「!?」」
璃奈 「かすみちゃんは大切な友達……! 本当に大切な友達だから……! なのに、なのに、解決方法が浮かばない……! それが悔しい……!!」 ググ
かすみ 「りな子……」
璃奈 「ねぇ、かすみちゃん。発症した本人だから気付くことがあるかもしれない。なにか、今まででおかしかったこと、違和感や特別な何か……ない!?」
かすみ 「そ、そんな、違和感だなんて……」
愛 「そ、そんな……! りなりー! 諦めないで!? りなりーが諦めちゃったら」
璃奈 「諦めてないっ!!!!」
一同 「「!?」」
璃奈 「かすみちゃんは大切な友達……! 本当に大切な友達だから……! なのに、なのに、解決方法が浮かばない……! それが悔しい……!!」 ググ
かすみ 「りな子……」
璃奈 「ねぇ、かすみちゃん。発症した本人だから気付くことがあるかもしれない。なにか、今まででおかしかったこと、違和感や特別な何か……ない!?」
かすみ 「そ、そんな、違和感だなんて……」
34: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:47:19.96 ID:iyUP6vCJ
かすみ 『かすみん、いったいどうしたら……』
しずく 『普段から~子で呼ばれてる私たちはどうなるんでしょうか?』
かすみ 『それは問題ないよ。しず子、りな子。ほらね?』
なんとかすみん、色んな人子に対して~子って形でしか呼べなくなっちゃいました~泣
これじゃかすみんの可愛さがみん子にバレちゃうじゃないですか! 神子もイタズラ好きですねっ!! ぷんぷん!
璃奈 『マイケルさん。ある日急に奥さんの名前や、自分が好きなバスケットボールプレイヤーの名前が~子と、ちゃんと呼べなくなる。それから今もこの症状に苦しんでるが、いまだ解決策は見つからない……』
しずく 『普段から~子で呼ばれてる私たちはどうなるんでしょうか?』
かすみ 『それは問題ないよ。しず子、りな子。ほらね?』
なんとかすみん、色んな人子に対して~子って形でしか呼べなくなっちゃいました~泣
これじゃかすみんの可愛さがみん子にバレちゃうじゃないですか! 神子もイタズラ好きですねっ!! ぷんぷん!
璃奈 『マイケルさん。ある日急に奥さんの名前や、自分が好きなバスケットボールプレイヤーの名前が~子と、ちゃんと呼べなくなる。それから今もこの症状に苦しんでるが、いまだ解決策は見つからない……』
35: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 18:50:36.38 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「……」
果林 「かすみちゃん?」
エマ 「大丈夫……?」
ザワザワ
ソルジャー 「!」
ソルジャー 「人が歩いてくる音を確認。それも大勢だ」
せつ菜 「なっ!? そんな!?」
歩夢 「は、早く逃げないと! って、かすみちゃん……?」
かすみ (見つけましたよ……)
かすみ 「見つけましたよ!! 治療法!!」
果林 「かすみちゃん?」
エマ 「大丈夫……?」
ザワザワ
ソルジャー 「!」
ソルジャー 「人が歩いてくる音を確認。それも大勢だ」
せつ菜 「なっ!? そんな!?」
歩夢 「は、早く逃げないと! って、かすみちゃん……?」
かすみ (見つけましたよ……)
かすみ 「見つけましたよ!! 治療法!!」
37: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:26:34.09 ID:iyUP6vCJ
しずく 「ええっ!?」
侑 「本当に!?」
かすみ 「かすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみん……」 ブツブツ
果林 「うわぁ!? やっぱり大丈夫じゃなかった!!」
しずく 「うわぁぁぁーーーーん!! かすみさんが狂気を発揮しちゃったよぉぉーー!」 ウワーーン
彼方 「しずくちゃんの心まで折れた!?」
侑 「本当に!?」
かすみ 「かすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみん……」 ブツブツ
果林 「うわぁ!? やっぱり大丈夫じゃなかった!!」
しずく 「うわぁぁぁーーーーん!! かすみさんが狂気を発揮しちゃったよぉぉーー!」 ウワーーン
彼方 「しずくちゃんの心まで折れた!?」
38: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:27:28.59 ID:iyUP6vCJ
ソルジャー 「そろそろ一分経つ。みなさん、動き始めよう」
かすみ 「……かすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみん! よし! これでオッケーなはず!」
せつ菜 「なにがオッケーなんですか!?」
かすみ 「……安心してください。せつ菜先輩」
せつ菜 「!?」
璃奈 「今かすみちゃん、せつ菜先輩って……」
かすみ 「……かすみんかすみんかすみんかすみんかすみんかすみん! よし! これでオッケーなはず!」
せつ菜 「なにがオッケーなんですか!?」
かすみ 「……安心してください。せつ菜先輩」
せつ菜 「!?」
璃奈 「今かすみちゃん、せつ菜先輩って……」
39: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:28:07.25 ID:iyUP6vCJ
ソルジャー 「っ! 一同に告ぐっ!!」
研究者たち 「「!」」
ソルジャー 「中須かすみは病気を完治させた。もう実験する意味はない!!!」
研究者たち 「「そ、そんな……そんなバカな……」」 ザワザワ
かすみ 「今Twitterで証拠を見せてあげます!!」
研究者たち 「「!」」
ソルジャー 「中須かすみは病気を完治させた。もう実験する意味はない!!!」
研究者たち 「「そ、そんな……そんなバカな……」」 ザワザワ
かすみ 「今Twitterで証拠を見せてあげます!!」
40: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:29:01.15 ID:iyUP6vCJ
中須かすみ
なんとかすみん、色んな人に対して~子って呼んでた現象治っちゃいました!笑
ということでせつ菜先輩と一緒に記念写真!
果林先輩が羨ましそうにカメラ外から見てきてますが、気にしない~気にしない~!
【せつ菜先輩との自撮り写真】
いいね 7000 RT 5000
リプ
――タカユウ
せつ菜ちゃんもかすみちゃんも可愛いYO!!
なんとかすみん、色んな人に対して~子って呼んでた現象治っちゃいました!笑
ということでせつ菜先輩と一緒に記念写真!
果林先輩が羨ましそうにカメラ外から見てきてますが、気にしない~気にしない~!
【せつ菜先輩との自撮り写真】
いいね 7000 RT 5000
リプ
――タカユウ
せつ菜ちゃんもかすみちゃんも可愛いYO!!
41: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:29:56.14 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「どうです!!」 ドヤッ
研究者たち 「「なんてことだ……もったいない……だが仕方ないだろう……」」 ザワザワ
ザワザワ
ザワ
シーン
ソルジャー 「帰っていったみたいだ」
しずく 「良かった……かすみさん、助かったんですね……」 グスッ
果林 「ていうか何よあのツイート!! 別に私は羨ましそうに見てなかったし!!」
かすみ 「もぅ~ネタですよ、ネタ」
せつ菜 「わ、私の写真が勝手に……うぅ……///」 カァァ
歩夢 「侑ちゃん。高速リプだったね」 ゴゴゴゴゴ
侑 「え~知らないなぁ~……」 アセアセ
研究者たち 「「なんてことだ……もったいない……だが仕方ないだろう……」」 ザワザワ
ザワザワ
ザワ
シーン
ソルジャー 「帰っていったみたいだ」
しずく 「良かった……かすみさん、助かったんですね……」 グスッ
果林 「ていうか何よあのツイート!! 別に私は羨ましそうに見てなかったし!!」
かすみ 「もぅ~ネタですよ、ネタ」
せつ菜 「わ、私の写真が勝手に……うぅ……///」 カァァ
歩夢 「侑ちゃん。高速リプだったね」 ゴゴゴゴゴ
侑 「え~知らないなぁ~……」 アセアセ
42: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:31:25.04 ID:iyUP6vCJ
愛 「にしてもかすみん! あれってどういうことだったのさ、なんで病気が治ったの?」
かすみ 「それは単純ですよ。ある言葉を一分言い続けただけです」
エマ 「それってまさか……『かすみん』のこと!?」
かすみ 「そうです! 偶然たまたま、病気が治る魔法の言葉が『かすみん』だったんですよ!!」
果林 「そんなことって……」
愛 「それにしたって、なんでその言葉が治療法の言葉だって分かったのさ!?」
かすみ 「それは単純ですよ。ある言葉を一分言い続けただけです」
エマ 「それってまさか……『かすみん』のこと!?」
かすみ 「そうです! 偶然たまたま、病気が治る魔法の言葉が『かすみん』だったんですよ!!」
果林 「そんなことって……」
愛 「それにしたって、なんでその言葉が治療法の言葉だって分かったのさ!?」
43: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:33:42.19 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「……それはですね、りなりーに言われた通り、今日一日の違和感を探してみたんですけど」
かすみ 「そしたらかすみんは、あらゆる人の名前に~子とつくはずだったのに、今日何度も言葉にした自分を呼ぶ『かすみん』だけは、『かす子』になってないことに気付いたんです!」
せつ菜 「で、でも……自分の名前だけは例外で呼べる、とかも考えられないですか!? なぜそこからその言葉が治療法だと」
かすみ 「りな子。治ってない人の中でマイケルさんっていたよね」
璃奈 「う、うん……でもそれがいったい……」
かすみ 「そしたらかすみんは、あらゆる人の名前に~子とつくはずだったのに、今日何度も言葉にした自分を呼ぶ『かすみん』だけは、『かす子』になってないことに気付いたんです!」
せつ菜 「で、でも……自分の名前だけは例外で呼べる、とかも考えられないですか!? なぜそこからその言葉が治療法だと」
かすみ 「りな子。治ってない人の中でマイケルさんっていたよね」
璃奈 「う、うん……でもそれがいったい……」
44: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:34:58.57 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「マイケルさんが呼べなくなった自分が好きなバスケットボールプレイヤーって、マイケル・ジョーダンさんのことじゃないですか?」
璃奈 「た、たしかに今調べてみたらそうだったけどなんで……!」 カタカタ
かすみ 「いやそれは希望的観測でした。でも、だとしたら可能性が浮かぶんです。マイケルさんなのにマイ子と呼んでしまうなら」
せつ菜 「自分の名前も呼べなくなる対象に入ってるはずだ、ってことですよね……!」
かすみ 「はい。でも、私は『かすみん』と呼べました。つまり『かすみん』という言葉自体が他と違う特別な言葉だったということです!!」 ドヤッ
璃奈 「た、たしかに今調べてみたらそうだったけどなんで……!」 カタカタ
かすみ 「いやそれは希望的観測でした。でも、だとしたら可能性が浮かぶんです。マイケルさんなのにマイ子と呼んでしまうなら」
せつ菜 「自分の名前も呼べなくなる対象に入ってるはずだ、ってことですよね……!」
かすみ 「はい。でも、私は『かすみん』と呼べました。つまり『かすみん』という言葉自体が他と違う特別な言葉だったということです!!」 ドヤッ
45: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:36:01.10 ID:iyUP6vCJ
果林 「す、すごいわ……!」
しずく 「なんでこれで22点……?」
かすみ 「ちょ!? それは言わないでよー! 地頭が良いんだよ! きっと!」
ワイワイ
ワイワイ
璃奈 「……」
愛 「……よかったね、りなりー」
璃奈 「うん」
…
…
…
しずく 「なんでこれで22点……?」
かすみ 「ちょ!? それは言わないでよー! 地頭が良いんだよ! きっと!」
ワイワイ
ワイワイ
璃奈 「……」
愛 「……よかったね、りなりー」
璃奈 「うん」
…
…
…
46: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:38:51.48 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「ソル子がいなければ、きっとかすみんはこの真実を知ることなく、実験材料にされていたはずです。本当にありがとうございました」 ペコッ
ソルジャー 「こちらは金を貰っている。当然のことをしたまでだ。しかしもう病気は治ったのだろう? なぜ、ソル子呼びを続ける?」
かすみ 「名前は言えないなんて、少し寂しいじゃないですか……だから、かすみんはあだ名で呼び続けようかなって」 ニコッ
ソルジャー 「……そうか、こちらこそ、ありがとう」
かすみ 「へっ? なぜソル子がお礼を?」
ソルジャー 「じゃあな。出会えてよかった」
ソルジャー 「こちらは金を貰っている。当然のことをしたまでだ。しかしもう病気は治ったのだろう? なぜ、ソル子呼びを続ける?」
かすみ 「名前は言えないなんて、少し寂しいじゃないですか……だから、かすみんはあだ名で呼び続けようかなって」 ニコッ
ソルジャー 「……そうか、こちらこそ、ありがとう」
かすみ 「へっ? なぜソル子がお礼を?」
ソルジャー 「じゃあな。出会えてよかった」
47: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:44:21.78 ID:iyUP6vCJ
かすみ 「ソル子ーー! またねーー!」 バイバイ
ソルジャー 「ふ、また再会したらダメじゃないか」
ソルジャー (さらばだKASUMIN……)
ソルジャー 「それと」
璃奈 「!」
ソルジャー 「料金は8割引だ。子供から大金を貰うわけにはいかない。軍人は子供の笑顔のため頑張っている」
ソルジャー 「そして、君たちが発見してくれた治療法は私がしっかり伝えておこう。救われる人たちがいるはずだ」
璃奈 「……」
璃奈 「……ありがとう」
ソルジャー 「ふ、また再会したらダメじゃないか」
ソルジャー (さらばだKASUMIN……)
ソルジャー 「それと」
璃奈 「!」
ソルジャー 「料金は8割引だ。子供から大金を貰うわけにはいかない。軍人は子供の笑顔のため頑張っている」
ソルジャー 「そして、君たちが発見してくれた治療法は私がしっかり伝えておこう。救われる人たちがいるはずだ」
璃奈 「……」
璃奈 「……ありがとう」
48: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:47:14.01 ID:iyUP6vCJ
しずく 「かすみさーーん! 璃奈さーーん! 置いていっちゃいますよー!」
かすみ 「待ってよー! しず子ー!」 タタタ
璃奈 「すぐ行く。璃奈ちゃんボード『エンジン全開』!」 タタタ
かすみ 「はぁ……はぁ……置いていこうとするなんて酷いですよぉ」
歩夢 「……ねぇ、かすみちゃん?」
かすみ 「はい? なんですか、歩夢先輩?」
歩夢 「……」
歩夢 「……やっぱり何でもない」 ニコッ
かすみ 「もぅ! 何なんですか、歩夢先ぱ……」
かすみ 「待ってよー! しず子ー!」 タタタ
璃奈 「すぐ行く。璃奈ちゃんボード『エンジン全開』!」 タタタ
かすみ 「はぁ……はぁ……置いていこうとするなんて酷いですよぉ」
歩夢 「……ねぇ、かすみちゃん?」
かすみ 「はい? なんですか、歩夢先輩?」
歩夢 「……」
歩夢 「……やっぱり何でもない」 ニコッ
かすみ 「もぅ! 何なんですか、歩夢先ぱ……」
49: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:49:27.56 ID:iyUP6vCJ
かすみ (あっ、そういうことですか)
かすみ 「ふふふ」 ニシシ
歩夢 「?」
かすみ 「……意外と可愛いところがあるんですね、あゆ子」
歩夢 「なっ……!?///」
かすみ 「これからも度々呼んであげます! 寂しがり屋のあゆ子のために!」
歩夢 「うぅ……/// かすみちゃん!! 先輩をからかわないの!!///」
かすみ 「えへへ♪」
おわり
かすみ 「ふふふ」 ニシシ
歩夢 「?」
かすみ 「……意外と可愛いところがあるんですね、あゆ子」
歩夢 「なっ……!?///」
かすみ 「これからも度々呼んであげます! 寂しがり屋のあゆ子のために!」
歩夢 「うぅ……/// かすみちゃん!! 先輩をからかわないの!!///」
かすみ 「えへへ♪」
おわり
50: (やわらか銀行) 2021/07/26(月) 19:58:30.07 ID:iyUP6vCJ
ありがとうございました。
なぜかソル子はかすみんに感謝してるようですが……実は深いわけがあったりなかったり。
題名に反してあまりぽむかす要素を入れられなかったのが反省。
前作
かすみ 「部費が足りない……!?」
前々作
海未 「にこの誕生日ssを書きます!」 にこ 「えっ」
なぜかソル子はかすみんに感謝してるようですが……実は深いわけがあったりなかったり。
題名に反してあまりぽむかす要素を入れられなかったのが反省。
前作
かすみ 「部費が足りない……!?」
【SS】かすみ 「部費が足りない……!?」【ラブライブ!虹ヶ咲】
侑 「そうなんだ……実は現時点でもせつ菜ちゃんに協力してもらって何とか活動できてる状態で」
せつ菜 「ですがやはりスクールアイドル同好会だけ贔屓するのは、さすがに生徒会としてもメンツが立たなくてそろそろ限界に……」
かすみ 「そんなにスクールアイドルの活動ってお金がかかるんですか……?」
侑 「ほら作曲しても、編曲はプロにやってもらうからさ。依頼代がかかるし」
せつ菜 「ついこないだなんて、スクフェスの主催もしていますから、多くの人の協力のもとできているとはいえ、少しぐらいは自分たちの出費もあるわけです」
かすみ 「そんな……」
前々作
海未 「にこの誕生日ssを書きます!」 にこ 「えっ」
【SS】海未 「にこの誕生日ssを書きます!」 にこ 「えっ」【ラブライブ!】
海未 「今日、7月22日ってにこの誕生日ですよね?」
にこ 「そ、そうだけど」
海未 「にこには、素敵なssをプレゼントしますよーー!」 ワクワク
にこ 「一応聞くけどssって、あのショートストーリーの略のss?」
海未 「ほかに何があると?」
にこ 「そもそも海未ってssとか書くの?」
海未 「実はこっそり書いてます。短編ばかりですけどもう半年以上は続けてるんですよ!」
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1627288272/