蓮ノ空ーSS

さやか「はい？」 花帆「ほらみてこれ」つ🔋 さやか「……電池ですね」 花帆「瑠璃乃ちゃんと遊んでた拍子にぶつかっちゃって、これがポーンって飛び出してきたんだよね」 花帆「で、瑠璃乃ちゃんはいまこんな感じ」 📦<ﾓｳﾀﾞﾒﾀﾞ… さやか「なんと、瑠璃乃さんの充電って、比喩ではなかったんですね」

夕方 梢「みんな、今日の練習はここでお終いにしましょう。帰って体のケアをしっかりとするのよ」 一同「はーい」 慈「梢、この後、暇？」 梢「ええ。空いているけれども。どうしたの？」 慈「別にどうしたというわけでもないけどさ。何となく、ここ最近梢とゆっくりお話しできていないな～と思って。だからこの後、遊びたいな～って。本当は綴理も誘いたかったんだけど、実行委員の仕事がまだ残っているみたいで」 梢「慈の考えにしては悪くないわね。」 慈「梢ってば、いっつも素直じゃないんだから～。梢の部屋にお邪魔していい？私の部屋でもいいけどさ」 梢「私の部屋でいいわよ。じゃあ、後で待っているわね」 慈「はーい！」

慈「みんなの前で、やさしく可愛がってくれる慈先輩みたいになりたいですっ って言ってくれないと」 花帆「いやいや…言ったじゃないですか、梢先輩みたいになりたいって」 慈「梢になるより、めぐちゃんの方が近いと思うけどなあ～」 花帆「コメントでもいっぱいそう来てましたけど…どういう意味ですか～それ」 慈「そのまんまだよ、めぐちゃんと花帆ちゃんははお似合いってこと 」 花帆「なんですか～それ、もう……」

1:名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ 27ad-16ce) 2023/11/15(水) 22:52:52 ID:nDifm46k00 結女理事長「本校のスクールアイドルには期待をしている...

1:名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ 59ac-3680) 2023/11/09(木) 22:09:34 ID:ZhQLZvXk00 綴理「取ったよー」沙知「ありがとうよ。お礼にお菓子をあげようじゃ...

放課後　部室 ｶﾞﾁｬ 慈「ハロめぐ～。」 さやか・花帆「こんにちは」 慈「あれ、二人だけ？」 花帆「はい。瑠璃乃ちゃんは補習で、梢センパイは部長会議で遅れると言っていました。 えっと、綴理センパイは・・・？」 さやか「綴理先輩は生徒会長に呼び出されています。何でも、生徒会室の棚の上を整理したいからとかなんとかで。もう少ししたら戻ってくると思いますが」 慈「あははっ。それで二人なんだね。」

花帆「さやかちゃん、さやかちゃん」　 さやか「何ですか、何ですか」 花帆「呼んでみただけだよっ」ﾆｺｯ さやか「何なんですか、もうっ」ﾌﾟｲｯ 花帆「あはは。ごめんね。さやかちゃんっていい反応するからつい」 さやか「私で遊ばないでください」 花帆「え～」 さやか「え～、じゃないです」

放課後　部室 梢「ねえ、慈」 慈「何？梢」 梢「その。。あなたって何故そんなにも可愛いのかしら？」 慈「ぅえ？？？どしたの急に？？頭でも打ったか～？」 梢「そんなに驚くことかしら？」 慈「えｗだっていつも私に対してあんなに当たりの強い梢が急にこんなこと言うんだもんｗ大地震の前触れだったりして」 梢「失礼ね。思ったことを言ったまでよ。」

花帆「取り消してよ……!!!　今の言葉……!!!」 綴理「わー　わー」 瑠璃乃「花帆ちゃん!!?」 さやか「断じて取り消すつもりはありません」 さやか「だってそうじゃないですか」

慈「…【画像あり】日野下花帆ちゃんのポ口リ画像が流出！？」ｶﾀｶﾀ 慈「なんで開いためぐ？…っと」ﾀｰﾝ 慈「…早く来ないかな」 という風潮

■約28000文字■さやか「……え？　……綴理先輩……慈先輩に、花帆さんも……梢先輩に、何を……」 梢「……あ……さやか、さん……」 綴理「……さや……」 花帆「ちょ……慈センパイ、鍵閉めてなかったんですか？」 慈「だ、だって梢がオートロック導入してくれなくて……」 花帆「梢センパイの部屋に！？　そんなのできるわけないじゃないですか！」 さやか「……3人とも！！！」 かほつづめぐ「っ！」ﾋﾞｸｯ さやか「今すぐ梢先輩から離れてください！　今すぐに、です！」

床につく前から、背中から首筋あたりまでまとわりつく倦怠感にイヤな予感を抱いてはいたけれど、眠ってしまえばもうスッキリ、快復していると思っていたの。 それがまさか、すっかり風邪をひいてしまうなんて、情けなくて、悔しい。 （３９度……） ベッドに腰かけて、温度計の表示をぼんやり眺める。３９度。どこか他人事のような数値に思えた。