エマ(もしかして、私って強すぎる……？)

侑「すごいよ愛ちゃん！　握力、私の何倍だろ……？」

歩夢「3倍くらいだね」ﾆｯｺﾘ

愛「これでも部室棟のヒーローやってるからねー」

せつ菜「くぅー！　愛さんには敵いませんでしたか！」

果林「握力を強くしようとすると腕が太くなりすぎるのよね……」

彼方「私は家事やバイトで鍛えられたのかなー？」

かすみ「し、しず子に負けてる……！？　かすみんはパンを捏ねて鍛えてるのにー！」

しずく「パン生地で鍛えられるの？」

璃奈「2人とも、強くてすごい」

エマ(うそ……。もしかして私の握力って強すぎる……？)測定結果の紙ﾋﾟﾗｯ

エマ(話を聞く限り、愛ちゃんが1番強いのかな。でも侑ちゃんの3倍くらいってことは30キロとかそんなくらいだよね？)

エマ(ってことは……)測定結果の紙ﾁﾗｯ

エマ(もしかして、私って強すぎる……？)←ずっとイタリア語で考えてる

かすみ「あ！　エマ先輩は握力どうでしたか？」

エマ「えっ！？　私は30キロくらいだったかなー？」測定結果の紙ｸｼｬｸｼｬﾎﾟｲｯ

かすみ「ん？　その丸めて捨てたヤツはなんですか？」ﾋｮｲｯ

エマ「や、やめてー！」

かすみ「この紙……ひ、開かない……！？」ｶﾞﾁｶﾞﾁ