【SS】ルビィ「お姉ちゃんが姉妹相〇もののエ〇本隠し持ってた……」【ラブライブ！サンシャイン!!】

ルビィ「お姉ちゃんがぁ、お姉ちゃんが怖いぃ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ダイヤ「ルビィ、落ち着きなさい、誤解ですわ！」

ルビィ「お姉ちゃんに犯されるぅ！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ダイヤ「おやめなさい！」

母「娘が母子相姦もののエ　本隠し持ってた……」の黒澤姉妹パロです

ダイヤ「ご、誤解ですわ！」

ルビィ「うゅ……？ そうなの……？」

ダイヤ「えぇ」

ルビィ「じゃああの本はお姉ちゃんのじゃないの？」

ダイヤ「いや、あれはその……。わたくしのですけど」ﾎﾞｿｯ

ルビィ「犯されるぅ！ お姉ちゃんに犯されるびぃ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ダイヤ「ですから、違いますのよ！」

ルビィ「あ、あのね。お姉ちゃんも女子高生なわけだしそういう本を持ってることは否定しないよ……？」

ダイヤ「……」

ルビィ「そういう本を読んだりしてみたくなる事も悪いことだとは思わないけど――」

ダイヤ「あの、ルビィ？」

ルビィ「ピギィ！？ な、何お姉ちゃん」ﾋﾞｸｩｯ

ダイヤ「な、なんで距離を取ってますの？」

ルビィ「こ、怖いもん、犯されるびぃ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ダイヤ「だからおやめなさい！」

ルビィ「超マニアックな方法で犯されるもん！」

ダイヤ「し、しませんわよそんなこと！」

ルビィ「お姉ちゃんの部屋のベッドに寝かされて『いつも一緒に寝ているベッドで別の意味で寝ている気分はどうですの？』とか言いながら犯されるもん！」

ダイヤ「さっきの本から抜粋するのはおやめなさい！」

ルビィ「なんか姉妹特有のマニアックな言葉責めとかするつもりでしょ！」

ダイヤ「しませんわよ！」

ルビィ「『妹の成長を確かめるのも姉の務めですわね』とかいいながら〇すつもりでしょ！？」

ダイヤ「だから抜粋するのはおやめなさい！ 音読も！」

ルビィ「お姉ちゃんがマニアックな言葉責めを身に付けてるぅ……！」ｸﾞｽﾝ

ルビィ「とにかく、そういうマニアックなプレイしようとしてるんでしょ……？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ダイヤ「違いますわ、そういうのじゃありません！」

ルビィ「も、もしかしてさらにマニアックな……？」ｺﾞｸﾘ

ダイヤ「違いますわよ！ というかさっきルビィが言ったようなものは姉妹相姦では全然マニアックの範疇ではありませんわ！」

ルビィ「……え？」ﾋｷｯ

ダイヤ「……あっ」

ルビィ「……あ、あれくらいな基本なの？」

ダイヤ「なんでもありませんわ！ さっきのはなんでもありません！」

ルビィ「正直さっきのでもかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだけど……」

ダイヤ「お聞きなさい！ さっきのは間違いですわ！」

ルビィ「もうあれくらいじゃ、満足できないんだね……？」

ダイヤ「おやめなさい！」

ルビィ「お姉ちゃんがなんだか遠い存在みたい……」

ダイヤ「遠くに行っているのはルビィの方ですわ……物理的に距離とってるじゃない」

ルビィ「だ、だって犯されるびぃ……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ダイヤ「犯しませんわよ！」

ルビィ「お姉ちゃんに甘えすぎちゃったのが悪かった……？」

ルビィ「ルビィ、甘えてるだけじゃだめだって、気付いてたのに甘えちゃってたから……」

ダイヤ「おやめなさい！ 重い感じにしないで！」

ルビィ「お姉ちゃんのこと大好きなのに、お姉ちゃんの好きはベクトルが違うんだね……」

ダイヤ「わたくしも同じ好きですから！ ベクトルは同じですわ！」

ルビィ「も、もしかしてプレイ的な見地から言えばお姉ちゃんって呼ぶのも興奮ポイントに……？」

ダイヤ「嗜好を探るのはおやめなさい！」

ルビィ「だ、だってさっき言ったくらいはもう基本なんだよね……？」

ダイヤ「間違いでした！ さっきのなしで！」

ルビィ「とするとこっち側のお姉ちゃん呼びとかに行かざるを得ないし……」

ダイヤ「というかなんで協力的ですの！？ さっきまで犯されるびぃとか言ってましたわよね！？」

ルビィ「さ、逆らったらもっとひどいことされるびぃ……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ダイヤ「そ、そういうことですの！？ しませんわよ！」

ルビィ「じゃ、じゃあ面と向かって言って……」

ダイヤ「何を言えばいいんですの？」

ルビィ「『わたくしは自分の妹を犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って」

ダイヤ「……なんですのその宣言」

ルビィ「言わなきゃ信用できない！ 獣と同じ家にいられないもん！」

ダイヤ「ケモノとか言わないでくださる！？」

ルビィ「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……」

ダイヤ「……うーん……」

ルビィ「やっぱり自分に嘘はつけない……？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ダイヤ「う、嘘なんて最初からついていませんわ！」

ルビィ「ううん、いいの！ ルビィはおねえちゃんを嘘つきにしたいわけじゃないから！」

ダイヤ「その感じなんだか心に突き刺さりますわ……」

ルビィ「お姉ちゃんにその場限りの嘘をつかせるくらいだったら、ルビィお姉ちゃんの嗜好と向き合うように頑張るびぃ！」

ダイヤ「言いますから！ その重い感じおやめなさい！」

ダイヤ「えっと、なんでしたっけ……『わたくしは』……」

ルビィ「『わたくしは自分の妹を犯したいと思っていないし』」

ダイヤ「そ、そうでしたわね。『わたくしは自分の妹を』――」

ルビィ「……ど、どうかした？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ダイヤ「一応、一応確認なんですけど」

ルビィ「か、かくにん……？」

ダイヤ「この、『〇す』の範囲というのは……？」

ルビィ「！！」

ダイヤ「い、一応ですわよ！？」

ルビィ「それってつまり範囲によっては……？」

ダイヤ「一応ですわ！ 意外と2人の間で基準が食い違っているということもあり得ますし！」

ルビィ「範囲によっては言えない可能性もあるってこと？」

ダイヤ「ですからその確認ですわ！」

ルビィ「そ、そうだね。今日のお姉ちゃん見てる限りお姉ちゃんの基準はちょっとアレだし」

ダイヤ「アレってなんですの！？」

ダイヤ「で、では少しずつ確認していきますわよ？」

ルビィ「う、うん……。ここでの『〇す』の範囲が広ければ広いほど、その……」

ダイヤ「……」

ルビィ「さっきの言葉を言えなくなる可能性があがるんだよね……？」

ダイヤ「いえ、おそらくというか絶対大丈夫ですけれど！」

ルビィ「そ、そうだよね！」

ダイヤ「では、『〇す』の基準決めスタート、ですわ！」

ルビィ「じゃあまずは『キス』！」

ダイヤ「えッ！？」

ルビィ「えッ！？」

ダイヤ「ストップ！ 一旦ストップですわ！」

ルビィ「怖い怖い怖い怖い！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

ダイヤ「違いますわよ！ 普通にするでしょう！？ キスってするでしょう！？ 姉妹で！」

ルビィ「しないしないしない怖い怖い怖い」

ダイヤ「わたくしがするかどうかではありませんわよ！？ 一般的に！ 一般的な基準として、姉妹でキスはセーフですわ！」

ルビィ「しないよぉ……」

ダイヤ「アレですわよ？ キスって唇同士ですわよ？ 『舌の口同士で』とかそういうのじゃありませんわよ？ そのつもりでわたくしはOKにしましたのよ？」

ルビィ「当たり前だよ……。っていうか今言った方がOKだったら姉妹の縁切ってたよ……」

ルビィ「あ、あの、キスが基準だとアウトってこと？ だよね……？ あ、言わなくていいよ！」

ダイヤ（ルビィに気を遣われていますわ……）

ルビィ「うーん……。っていうかもう聞いちゃうね……？」

ルビィ「ど、どこラインにしたらさっきの言葉を言える……？」

ダイヤ「……えーと」

ルビィ「お姉ちゃんが決めてくれていいよ。それを聞いて対処するから」

ダイヤ「……え、えぇ……」

（五分後）

ダイヤ「……」

ルビィ「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ダイヤ「……ルビィ？」

ルビィ「ﾋﾟｷﾞｨｯ！？」ﾋﾞｸｩｯ

ダイヤ「そ、そこまで怯えなくてもいいでしょう！？」

ルビィ「ご、ごめんなさい！ 驚いちゃっただけだから、ごめんね？ 犯さないで……？」

ダイヤ「おやめなさい！」

ルビィ「……というか、これを長考した時点で結構――」

ダイヤ「言います！ 今すぐ言いますから！」

ダイヤ「え、えーと……」

ルビィ「い、言ってくれていいよ！ ドンと！」

ダイヤ「えーっと……」

ルビィ「もう大抵のことじゃ驚かないから！」

ダイヤ「えー……。おそらく、何をラインにしても、無理、ですわ……」

ルビィ「ぴぎっ！？」

ダイヤ「あの、だって、したいですし……」

ルビィ「ぴぎいいいいいいやっぱりガチだったぁぁぁぁ！！！」

ダイヤ「ご、ごめんなさいぃぃぃぃ！ でもしたいんですのよぉぉぉぉ！！」

ルビィ「最初ので合ってたよぉぉぉ！！！ 最初のリアクションでむしろ大正解だったよ！！！！」

ダイヤ「ごめんなさい！ 本当に！ でもさっきの言葉責めとか是非ともしたいですわ！」

ルビィ「そんなの聞いてないよおおおお！！ 怖い怖い怖いぃぃぃ！！」

ダイヤ「し、静かになさいっ！ 犯しますわよッ！？」

ルビィ「ほ、本性出てるぅぅぅぅ！！！」

ルビィ「お姉ちゃんの部屋でのプレイは？」

ダイヤ「基本」

ルビィ「極上プリンと書いて？」

ダイヤ「ルビィの慎ましやかなおっ〇〇」

ルビィ「お姉ちゃん呼びは」

ダイヤ「最高」

ルビィ「背徳感は？」

ダイヤ「正義」

ルビィ「こわいよぉぉぉ！ お姉ちゃんが怖いよぉぉぉ！」

ダイヤ「う、うるさいですわ！ 下着口に詰めますわよ！？」

ルビィ「ぴぎっ！？ な、なにそれ！？」

ダイヤ「よくありますのよ！」

ルビィ「よくあるの！？」

ダイヤ「色々装着させたまま食卓を囲みたいですわ！」

ルビィ「何急に！？」

ダイヤ「あぁ、ごめんなさい。もう我慢しなくていいと思ったら願望が出てしまいましたわ」

ルビィ「ぴぎぃっ！？ そんなこと内に秘めてたの！？」

ダイヤ「Aqoursの練習中にリモコンでいじりたいですわ！」

ルビィ「こ、怖いからやめて……？」ｳﾙｳﾙ

ダイヤ「突然屈みこむルビィにみなさんが駆け寄る！」

ダイヤ「すでに全身が敏感になったルビィはよかれと思い触れられるだけで感じてしまう……！」

ルビィ「細かい設定がより怖いよぉ……」

ダイヤ「願望でますわああああああ！！」

ルビィ「お、落ち着いて！ もうやめて！」

ダイヤ「両親に見られない家の死角でキスしたいですわ！」

ダイヤ「花丸さんと何気ない電話をしている時に後ろから胸を揉みたいですわ！」

ダイヤ「一緒にお風呂に入りたいですわ！ 明日にでも入りましょうルビィ！」

ルビィ「最後のは比較的普通のこと言ってるはずなのに怖いよぉ……」

ダイヤ「そういうことだから、よ、よろしくお願いいたしますわね！」

ルビィ「ﾋﾟｷﾞｨ！？ な、なにをヨロシクするの！？」

ダイヤ「……で、ではわたくし寝ますから！ もう寝ますから！」

ルビィ「このタイミングで引き上げられるとより怖いんだけど……。っていうか何をヨロシクすればいいの！？」

ダイヤ「おやすみなさい！」ﾀﾞｯ

ルビィ「あ、ちょっとおねえちゃ――」

ルビィ「うぅ……。絶対明日から何か仕掛けてくるよ……」
ルビィ「本当にヤダ本当に怖い……」
ルビィ「ルビィ、なんであんな本見つけちゃったんだろう……」
ルビィ「お父さんとお母さんにはなんて言おう……。いや、言えないよね、こんなの……」

～～～～

鞠莉「Oh！ 果南のいかがわしい本発見デェス！ どれどれ、果南はどんなのを読んでるのかなん？」
鞠莉「ほわっつ！？」

おしまい