【SS】千歌「曜ちゃん、>>3して遊ぼう！」【ラブライブ！サンシャイン!!】

曜「面白そうだね」
　

家に火つける
　

千歌「家に火をつけて遊ぼう！」

曜「面白そうだね」

曜「誰の家につけるの？」
　

千歌「家に火をつけて遊ぼう！」

曜「面白そうだね」

曜「誰の家につけるの？」

千歌「>>10ちゃんの家！」
　

私
　

千歌「私の家！」

曜「そっか、それなら他人に迷惑がかからなくていいね」

千歌「流石に人様の家を燃やすのはね」

千歌「それに、この日のために火災保険に入っておいたのだ」

曜「用意周到だね、さすが千歌ちゃん」

千歌「えっへん」

千歌「保険金が入ったら曜ちゃんに何かプレゼントしてあげる」

曜「いいの？ 」

千歌「うん、何か欲しいものある？」

曜「んー、考えとくね」

千歌「うん、考えといて」
　

う～かんかんかん！

う～かんかんかん！

曜「綺麗に燃えてるね」

千歌「修学旅行のキャンプファイアーを思い出すなあ」


梨子「千歌ちゃん！曜ちゃん！」


千歌「あ、梨子ちゃん」

梨子「良かった、無事だったのね。本当に良かった……！」

曜「そんなに慌ててどうしたの？」

梨子「『どうしたの』って、だって、だって千歌ちゃん家が、千歌ちゃんのが燃えて！」

千歌「大丈夫だよ、今誰もいないから」

梨子「あ、それは良かった。じゃなくて！」

梨子「どうして火事になんてなってるの！？」
　

千歌「家が燃えるとこが見たくてー」

梨子「えっ」

曜「でも他人の家に火をつけるのは良くないからって思って千歌ちゃんの家につけることにしたんだよね」

千歌「うん」

千歌「想像してたよりずっと綺麗だね」

曜「家を燃やすだけあったね」

梨子「あなたたち、なに言ってるの……」
　

曜「これだけ凄いものを見るとインスピレーションが刺激されるね」

曜「私衣装のデザインがもりもり湧いてくるよ」

千歌「私も今なら詩がいくらでも書けそう」

千歌「梨子ちゃんはどう、すっごい曲思いついた？」
　

梨子「あなたたち、狂ってる……」

梨子はよろめきながら２、３歩後ずさると、背を向けて遠くへ走って行った

千歌「あれ？行っちゃったね」

曜「どうしたんだろうね」
　

曜「そういえば千歌ちゃん、これから泊まる家が無くなっちゃったけどうするの？」

千歌「そっか、保険金受け取るまで私一文無しなんだよね」

曜「良かったらしばらくうちに来ない？」

千歌「いいの！？」

曜「もちろん」

千歌「家を燃やして曜ちゃんと一緒に住めることになるなんて、一石二鳥なのだ」

曜「でも学校から遠くなるから朝いつもより早く起きなくちゃいけなくなるよ」

千歌「えぇ～、私早起きは苦手……」
　

梨子「はぁ、はあ、はあ」

梨子「２人があんなサイコパスだったなんて」

梨子「警察に電話しなくちゃ……」

トゥル

警察「はい、１１０番警察本部です。事件ですか？事故ですか？」

梨子「あ、え、その、事件、だと思います」

梨子「さっき沼津であった火事なんですけど、火を放った人がいてーーー
　

92番高海、93番渡辺、入りなさい

ガチャ

千歌「まさか捕まっちゃうとはね」

曜「ついてなかったね」

千歌「でもまあ」

千歌「曜ちゃんと一緒に住むのは叶ってるからいいかな」

曜「！」

曜「千歌ちゃんと一緒で良かった」

曜「千歌ちゃんと一緒なら退屈しなさそうだよ」

千歌「私もそう思う」


千歌「曜ちゃん、今日は何して遊ぶ？」
　

完
　

安価全然しなくてすみませんでした
　

とりあえず2人は楽しそうなのでセーフ