3: 2020/12/30(水) 14:38:29.23 ID:zHelCTPA
侑「おはよー歩夢」
歩夢「…侑ちゃんっ!」ダキッ
侑「わわっ、歩夢!?どうしたの突然?」
歩夢「ごめんね…侑ちゃんが突然いなくなっちゃう夢を見て、とっても怖くなっちゃって……」
侑「大丈夫だって!学科が変わったってこうして二人で学校に行くし、部室でだって会えるわけだし」
歩夢「それは分かってるけど…本当に突然やりきったみたいな顔して“じゃあね”って消えていっちゃって……」
侑「もー!歩夢は心配性だなー!私はここに居るでしょ?」ギュッ
歩夢「う、うん……///」
侑「ほら、早く学校行こ」
歩夢「うん、そうだね」
歩夢「…侑ちゃんっ!」ダキッ
侑「わわっ、歩夢!?どうしたの突然?」
歩夢「ごめんね…侑ちゃんが突然いなくなっちゃう夢を見て、とっても怖くなっちゃって……」
侑「大丈夫だって!学科が変わったってこうして二人で学校に行くし、部室でだって会えるわけだし」
歩夢「それは分かってるけど…本当に突然やりきったみたいな顔して“じゃあね”って消えていっちゃって……」
侑「もー!歩夢は心配性だなー!私はここに居るでしょ?」ギュッ
歩夢「う、うん……///」
侑「ほら、早く学校行こ」
歩夢「うん、そうだね」
5: 2020/12/30(水) 14:40:45.64 ID:zHelCTPA
――――
――
侑(いけないいけない、音楽科の教室から部室までって結構距離あるんだね…おかげでちょっと遅れちゃった)スタスタ
侑(皆もう練習始めちゃったかな?)ガラガラッ
侑「ごめんね!遅くなっちゃって――」
かすみ「侑しぇんぱぁぁい!!」ダキッ
璃奈「侑さんっ…!」ダキッ
侑「おぉっと!かすみちゃんに璃奈まで、どうしたの?」
歩夢「それがね――」
――
侑(いけないいけない、音楽科の教室から部室までって結構距離あるんだね…おかげでちょっと遅れちゃった)スタスタ
侑(皆もう練習始めちゃったかな?)ガラガラッ
侑「ごめんね!遅くなっちゃって――」
かすみ「侑しぇんぱぁぁい!!」ダキッ
璃奈「侑さんっ…!」ダキッ
侑「おぉっと!かすみちゃんに璃奈まで、どうしたの?」
歩夢「それがね――」
6: 2020/12/30(水) 14:42:22.67 ID:zHelCTPA
侑「えっ!?皆も歩夢と同じような夢を見たの?」
彼方「いや~歩夢ちゃんから話を聞いた時はびっくりしたよ~」
しずく「9人全員で同じ夢を見るだなんて…まるで現実なんじゃないかと怖くなってしまって…」
愛「そうだよー!それになんだか今日来るの遅かったから余計に心配だったし」
侑「ごめんね、音楽科の教室から部室までの道にまだ慣れてなくって」
エマ「ふふっ、なんだか果林ちゃんみたいだね」
果林「そこで私を引き合いに出さなくても良いじゃないっ」
せつ菜「夢だと分かってはいても、実際に会うまで不安に駆られる程には真に迫った内容でしたね…」
璃奈「ぎゅーってしてようやく安心できた…」
かすみ「そこでです!!!」クワッ
彼方「いや~歩夢ちゃんから話を聞いた時はびっくりしたよ~」
しずく「9人全員で同じ夢を見るだなんて…まるで現実なんじゃないかと怖くなってしまって…」
愛「そうだよー!それになんだか今日来るの遅かったから余計に心配だったし」
侑「ごめんね、音楽科の教室から部室までの道にまだ慣れてなくって」
エマ「ふふっ、なんだか果林ちゃんみたいだね」
果林「そこで私を引き合いに出さなくても良いじゃないっ」
せつ菜「夢だと分かってはいても、実際に会うまで不安に駆られる程には真に迫った内容でしたね…」
璃奈「ぎゅーってしてようやく安心できた…」
かすみ「そこでです!!!」クワッ
7: 2020/12/30(水) 14:45:17.16 ID:zHelCTPA
かすみ「こーんなにかすみん達を心配させた侑先輩には責任を取ってもらおうと思います!」ニシシ
歩夢「かすみちゃん…侑ちゃんに何させる気?」
かすみ「ふっふっふ…それはですね――」
果林「そうね、これから一人一日ずつ侑と一緒に過ごすっていうのはどうかしら?」
かすみ「ちょっと果林せんぱぁい!かすみんもそれ言おうとしてたんですけど!」
しずく「まぁまぁ、どうせ同じこと言うつもりだったなら良いじゃん」ナデナデ
かすみ「むぅ……」
愛「でもそれ良いね!ゆうゆと二人ってなかなか無いし楽しみー!」
璃奈「これで寂しくなくなりそう…[ワクワク]」
エマ「それじゃあ順番はどうしようか?」
かすみ「それはもちろんかすみんが――」
彼方「じゃんけんで良いんじゃないかな~」
せつ菜「そうですね!それが公平で良いでしょう!」
かすみ「最後まで言わせてくださいよー!!」
歩夢「勝手に話進めちゃったけど、侑ちゃんは大丈夫?」
侑「私は全然大丈夫だよ!何だか面白そう!」キラキラ
果林「それじゃあ決まりね、明日の練習後から始めましょうか」
歩夢「かすみちゃん…侑ちゃんに何させる気?」
かすみ「ふっふっふ…それはですね――」
果林「そうね、これから一人一日ずつ侑と一緒に過ごすっていうのはどうかしら?」
かすみ「ちょっと果林せんぱぁい!かすみんもそれ言おうとしてたんですけど!」
しずく「まぁまぁ、どうせ同じこと言うつもりだったなら良いじゃん」ナデナデ
かすみ「むぅ……」
愛「でもそれ良いね!ゆうゆと二人ってなかなか無いし楽しみー!」
璃奈「これで寂しくなくなりそう…[ワクワク]」
エマ「それじゃあ順番はどうしようか?」
かすみ「それはもちろんかすみんが――」
彼方「じゃんけんで良いんじゃないかな~」
せつ菜「そうですね!それが公平で良いでしょう!」
かすみ「最後まで言わせてくださいよー!!」
歩夢「勝手に話進めちゃったけど、侑ちゃんは大丈夫?」
侑「私は全然大丈夫だよ!何だか面白そう!」キラキラ
果林「それじゃあ決まりね、明日の練習後から始めましょうか」
10: 2020/12/30(水) 14:48:48.61 ID:zHelCTPA
――――
――
かすみ「結局かすみんが最初になるんですから、侑先輩とは運命で繋がってるんですよ!」ムフーッ
侑「ふふっ、そうだね」ニコニコ
かすみ「あーっ、なんか適当にあしらってませんかー?」ジトー
侑「そんなことないよ。それより何処か連れてってくれるんでしょ?」
かすみ「その通りです!着きました、ここのマウンテンパンケーキを制覇しましょう!!」フンス
侑「パンケーキかぁ!おいしそうじゃん……って、でっか!!」
かすみ「1勝5敗のかすみんにかかればこの程度楽勝ですっ」
侑「あはは、一回は勝てたんだね…」
かすみ「1年生で来た時にみんなで倒しました!侑先輩と二人なら今回も勝てるってかすみん信じてますからね」キラキラ
侑「うっ…期待が重い……まぁやれるだけやってみようか」
――
かすみ「結局かすみんが最初になるんですから、侑先輩とは運命で繋がってるんですよ!」ムフーッ
侑「ふふっ、そうだね」ニコニコ
かすみ「あーっ、なんか適当にあしらってませんかー?」ジトー
侑「そんなことないよ。それより何処か連れてってくれるんでしょ?」
かすみ「その通りです!着きました、ここのマウンテンパンケーキを制覇しましょう!!」フンス
侑「パンケーキかぁ!おいしそうじゃん……って、でっか!!」
かすみ「1勝5敗のかすみんにかかればこの程度楽勝ですっ」
侑「あはは、一回は勝てたんだね…」
かすみ「1年生で来た時にみんなで倒しました!侑先輩と二人なら今回も勝てるってかすみん信じてますからね」キラキラ
侑「うっ…期待が重い……まぁやれるだけやってみようか」
11: 2020/12/30(水) 14:52:15.92 ID:zHelCTPA
侑「ふぅー、何とか食べきったぁー!」
かすみ「言ったじゃないですか!二人でなら何とかなるって!」ニコッ
侑「ふふっ、そうだったね…それにしても明日から私もみんなと一緒に走らないと太っちゃいそう」
かすみ「えー?そうですかぁ?侑先輩ってば腕も脚もこんなにほっそいじゃないですか」サワサワ
侑「あはっあはははっ!くすぐったいよかすみちゃん!あはははっ」ジタバタ
かすみ「にしし…侑先輩にはくすぐりが効くんですね。今後の参考までに覚えておきます」ニヤリ
侑「ちょっと!ホントに弱いんだからやめてってばー!」
かすみ「あははっ、冗談ですってー」
侑「また来ようね」ボソッ
かすみ「はい?」
侑「今度はチャレンジ系じゃなくて他のメニューも食べてみたいから、また一緒に来ようね」ニコッ
かすみ「デートのお誘いですか?それでしたらかすみんはいつでも大丈夫ですよ!あれでしたらしず子の番の日にでも――」
侑「あははっ、それはダメだってばー」
かすみ「言ったじゃないですか!二人でなら何とかなるって!」ニコッ
侑「ふふっ、そうだったね…それにしても明日から私もみんなと一緒に走らないと太っちゃいそう」
かすみ「えー?そうですかぁ?侑先輩ってば腕も脚もこんなにほっそいじゃないですか」サワサワ
侑「あはっあはははっ!くすぐったいよかすみちゃん!あはははっ」ジタバタ
かすみ「にしし…侑先輩にはくすぐりが効くんですね。今後の参考までに覚えておきます」ニヤリ
侑「ちょっと!ホントに弱いんだからやめてってばー!」
かすみ「あははっ、冗談ですってー」
侑「また来ようね」ボソッ
かすみ「はい?」
侑「今度はチャレンジ系じゃなくて他のメニューも食べてみたいから、また一緒に来ようね」ニコッ
かすみ「デートのお誘いですか?それでしたらかすみんはいつでも大丈夫ですよ!あれでしたらしず子の番の日にでも――」
侑「あははっ、それはダメだってばー」
12: 2020/12/30(水) 14:55:50.04 ID:zHelCTPA
――――
――
せつ菜「今日はよろしくお願いします、侑さん!!」
侑「こちらこそよろしくね」ニコッ
侑「って言っても…場所は部室で良いの?」
せつ菜「はい!今日はオススメのアニメのブルーレイを持ってきたので、それを見ましょう!」
侑「あっ!これゲーマーズに行った時にもオススメしてくれたやつだよね!」
せつ菜「覚えていてくれましたか!基本一話完結のアイドルアニメですので、見やすいと思いますよ」
侑「アイドルもの!私たちに活かせることが見つかるかも!」
せつ菜「本当にスクールアイドルが大好きなんですね」ニコッ
侑「せつ菜ちゃんだって大好きでしょう?」ニコッ
せつ菜「ええ!大好きです!!それでは見ましょうか!」ペカー
――
せつ菜「今日はよろしくお願いします、侑さん!!」
侑「こちらこそよろしくね」ニコッ
侑「って言っても…場所は部室で良いの?」
せつ菜「はい!今日はオススメのアニメのブルーレイを持ってきたので、それを見ましょう!」
侑「あっ!これゲーマーズに行った時にもオススメしてくれたやつだよね!」
せつ菜「覚えていてくれましたか!基本一話完結のアイドルアニメですので、見やすいと思いますよ」
侑「アイドルもの!私たちに活かせることが見つかるかも!」
せつ菜「本当にスクールアイドルが大好きなんですね」ニコッ
侑「せつ菜ちゃんだって大好きでしょう?」ニコッ
せつ菜「ええ!大好きです!!それでは見ましょうか!」ペカー
15: 2020/12/30(水) 14:58:12.89 ID:zHelCTPA
せつ菜「ふぅ…そろそろ下校時刻になりますし、この辺にしておきましょうか」
侑「えーー!もう?もうちょっと見たかったなぁ…」
せつ菜「ふふっ、気に入っていただけたみたいで何よりです」
侑「皆それぞれ悩みや問題を抱えながらも、仲間たちと支え合って一歩ずつ前に進んでいくってのが私たちみたいで共感しちゃったなぁって」
せつ菜「そうなんです!!その起承転結の流れを綺麗に一話の中に収めていたり決して敵を作らない構成によって不快感を無くしたりそういった細かな配慮が積み重なって――」
せつ菜「あっ…!すみません、つい熱くなってしまって…///」カァァ
侑「ううん、ちょっとビックリしちゃったけど…せつ菜ちゃんの言いたいこと何となくわかるよ」ニコッ
せつ菜「侑さん…!」パァァ
侑「続き気になるからさ、良かったらまた今度見せてよ」
せつ菜「はい!是非っ!!」ペカー
侑「えーー!もう?もうちょっと見たかったなぁ…」
せつ菜「ふふっ、気に入っていただけたみたいで何よりです」
侑「皆それぞれ悩みや問題を抱えながらも、仲間たちと支え合って一歩ずつ前に進んでいくってのが私たちみたいで共感しちゃったなぁって」
せつ菜「そうなんです!!その起承転結の流れを綺麗に一話の中に収めていたり決して敵を作らない構成によって不快感を無くしたりそういった細かな配慮が積み重なって――」
せつ菜「あっ…!すみません、つい熱くなってしまって…///」カァァ
侑「ううん、ちょっとビックリしちゃったけど…せつ菜ちゃんの言いたいこと何となくわかるよ」ニコッ
せつ菜「侑さん…!」パァァ
侑「続き気になるからさ、良かったらまた今度見せてよ」
せつ菜「はい!是非っ!!」ペカー
16: 2020/12/30(水) 15:00:10.04 ID:zHelCTPA
――――
――
愛「今日は愛さんとデートだねー!ゆうゆ!」ギュッ
侑「うん!よろしくね愛ちゃん」
侑「ところでこれはどこに向かってるの?」キョロキョロ
愛「それはねー…っと、着いた!愛さんのお家でしたー!」ジャジャン
侑「もんじゃみやした!」
愛「フェスの時にもんじゃ棒食べられなくてゆうゆ悔しそうだったでしょ?だから今日はご馳走してあげるっ!」
侑「ホントに!?嬉しいなぁ!!」キラキラ
愛「この時間ならお客さんもまだそんなに居ないだろうし、愛さんが腕によりをかけて作ってあげるね!」
――
愛「今日は愛さんとデートだねー!ゆうゆ!」ギュッ
侑「うん!よろしくね愛ちゃん」
侑「ところでこれはどこに向かってるの?」キョロキョロ
愛「それはねー…っと、着いた!愛さんのお家でしたー!」ジャジャン
侑「もんじゃみやした!」
愛「フェスの時にもんじゃ棒食べられなくてゆうゆ悔しそうだったでしょ?だから今日はご馳走してあげるっ!」
侑「ホントに!?嬉しいなぁ!!」キラキラ
愛「この時間ならお客さんもまだそんなに居ないだろうし、愛さんが腕によりをかけて作ってあげるね!」
17: 2020/12/30(水) 15:02:22.22 ID:zHelCTPA
侑「んん~~~~!!おいっしい!!」パクパク
愛「良い食べっぷりだね~、どんなもんじゃい!もんじゃだけに!」
侑「ぶふーっ!ふふっはははっ!ちょっと笑わせないでよ愛ちゃん!」
愛「ごめんごめん!ゆうゆはよく笑ってくれるから嬉しくてついダジャレ言っちゃうんだよね」
愛「あっ、ほっぺにくっついてるよーっと」ヒョイパク
侑「えへへ、ありがと」ニコニコ
愛「いっぱい食べて愛さんみたいに大きくなるんだよー?」ニヤニヤ
侑「そんなに私ってちっちゃいかな…?それにそれを言うなら璃奈ちゃんやせつ菜ちゃんもでしょ!」
愛「あははっ!確かにね、今度はみんな連れてきて一緒に食べよっか!」
侑「うん!そうしよう!」ニコッ
愛「良い食べっぷりだね~、どんなもんじゃい!もんじゃだけに!」
侑「ぶふーっ!ふふっはははっ!ちょっと笑わせないでよ愛ちゃん!」
愛「ごめんごめん!ゆうゆはよく笑ってくれるから嬉しくてついダジャレ言っちゃうんだよね」
愛「あっ、ほっぺにくっついてるよーっと」ヒョイパク
侑「えへへ、ありがと」ニコニコ
愛「いっぱい食べて愛さんみたいに大きくなるんだよー?」ニヤニヤ
侑「そんなに私ってちっちゃいかな…?それにそれを言うなら璃奈ちゃんやせつ菜ちゃんもでしょ!」
愛「あははっ!確かにね、今度はみんな連れてきて一緒に食べよっか!」
侑「うん!そうしよう!」ニコッ
19: 2020/12/30(水) 15:04:39.58 ID:zHelCTPA
――――
――
エマ「侑ちゃんと二人でお出かけってなかなか無かったから嬉しいな」ニコニコ
侑「そうだね…って、わわっ!?」ドサッ
エマ「侑ちゃん大丈夫?今日は結構混んでるし、手繋ごうか」ギュッ
侑「何だかエマさんとこうして手繋いでると安心するなぁ」ホワホワ
エマ「ふふっ、そうかな?私もね、侑ちゃんと居るとスイスの妹を思い出して心がポカポカするの」
侑「妹かぁー、エマさんみたいなお姉さんが居たら毎日甘えちゃいそうだな…なんて」
エマ「ホントに?私はいつでも歓迎だから、遠慮せずに甘えてくれて良いんだよ」ニコッ
侑「それじゃあ落ち込んでる時とかにお願いしよっかな、えへへっ」
侑「そう言えば今日はどうするの?」
エマ「実はもう始まってるんだよ」
侑「ん?」
――
エマ「侑ちゃんと二人でお出かけってなかなか無かったから嬉しいな」ニコニコ
侑「そうだね…って、わわっ!?」ドサッ
エマ「侑ちゃん大丈夫?今日は結構混んでるし、手繋ごうか」ギュッ
侑「何だかエマさんとこうして手繋いでると安心するなぁ」ホワホワ
エマ「ふふっ、そうかな?私もね、侑ちゃんと居るとスイスの妹を思い出して心がポカポカするの」
侑「妹かぁー、エマさんみたいなお姉さんが居たら毎日甘えちゃいそうだな…なんて」
エマ「ホントに?私はいつでも歓迎だから、遠慮せずに甘えてくれて良いんだよ」ニコッ
侑「それじゃあ落ち込んでる時とかにお願いしよっかな、えへへっ」
侑「そう言えば今日はどうするの?」
エマ「実はもう始まってるんだよ」
侑「ん?」
20: 2020/12/30(水) 15:06:56.82 ID:zHelCTPA
侑「なるほど!お散歩だったんだね」
エマ「お台場って自然豊かな公園が結構あって私大好きなんだ!…ちょっと退屈だったかな?」チラッ
侑「そんなことないよ!むしろ最近食べてばっかりだったから運動しようと思ってたんだ!」ニコッ
エマ「そうなの?良かったぁ」ホッ
侑「……エマさんはさ、家族と離れ離れになる時ってやっぱり辛かった?」
エマ「どうしたの突然?…うーん、寂しくはあったけどずっと会えなくなるってわけじゃなかったから、ワクワクの方が大きかったかな」
侑「……ずっと会えなくなるわけじゃない、か…そうだよね」
エマ「………………」ダキッ
侑「わわっ!どうしたのエマさん?」
エマ「なんだかみんなで同じ見た夢のときの侑ちゃんを思い出しちゃって」
侑「あぁ…私がいなくなっちゃうってやつ?大丈夫だよ、みんなとはずっと一緒だよ」ニコッ
エマ「そっか、良かったぁ……また一緒にお散歩しようね、果林ちゃんと来たときに綺麗な場所をたくさん見つけたから」
侑「うん!楽しみにしてるねっ」
エマ「お台場って自然豊かな公園が結構あって私大好きなんだ!…ちょっと退屈だったかな?」チラッ
侑「そんなことないよ!むしろ最近食べてばっかりだったから運動しようと思ってたんだ!」ニコッ
エマ「そうなの?良かったぁ」ホッ
侑「……エマさんはさ、家族と離れ離れになる時ってやっぱり辛かった?」
エマ「どうしたの突然?…うーん、寂しくはあったけどずっと会えなくなるってわけじゃなかったから、ワクワクの方が大きかったかな」
侑「……ずっと会えなくなるわけじゃない、か…そうだよね」
エマ「………………」ダキッ
侑「わわっ!どうしたのエマさん?」
エマ「なんだかみんなで同じ見た夢のときの侑ちゃんを思い出しちゃって」
侑「あぁ…私がいなくなっちゃうってやつ?大丈夫だよ、みんなとはずっと一緒だよ」ニコッ
エマ「そっか、良かったぁ……また一緒にお散歩しようね、果林ちゃんと来たときに綺麗な場所をたくさん見つけたから」
侑「うん!楽しみにしてるねっ」
22: 2020/12/30(水) 15:10:01.12 ID:zHelCTPA
――――
――
璃奈「じゃじゃん、着きました」
侑「ジョイポリス二人で来るのは初めてだね!」
璃奈「うん、侑さんともっと遊びたくて連れてきちゃった『ワクワク』」
侑「この前の銃で撃つやつとか楽しかったけど…って、今はリニューアル中でやってないんだね」
璃奈「じゃあこっち、来て」グイグイ
侑「クレーンゲーム!これなら私でもやれそうかも!」フンス
侑「璃奈ちゃん何か欲しいものある?私が取ってあげるっ!」ドヤッ
璃奈「……ホントに大丈夫?『アワワワ』」
侑「任せてよ!これでも昔は歩夢とやり込んでた時期とかあったし」
璃奈「それじゃあ、この猫のぬいぐるみが欲しいな『ドキドキ』」
侑「オッケー!ちょっと待っててね」ウデマクリ
――
璃奈「じゃじゃん、着きました」
侑「ジョイポリス二人で来るのは初めてだね!」
璃奈「うん、侑さんともっと遊びたくて連れてきちゃった『ワクワク』」
侑「この前の銃で撃つやつとか楽しかったけど…って、今はリニューアル中でやってないんだね」
璃奈「じゃあこっち、来て」グイグイ
侑「クレーンゲーム!これなら私でもやれそうかも!」フンス
侑「璃奈ちゃん何か欲しいものある?私が取ってあげるっ!」ドヤッ
璃奈「……ホントに大丈夫?『アワワワ』」
侑「任せてよ!これでも昔は歩夢とやり込んでた時期とかあったし」
璃奈「それじゃあ、この猫のぬいぐるみが欲しいな『ドキドキ』」
侑「オッケー!ちょっと待っててね」ウデマクリ
23: 2020/12/30(水) 15:13:26.66 ID:zHelCTPA
侑「ううっ……掴むところまではいけるのにっ!」ガクッ
璃奈「……10連敗」
侑「数えないでー!」
璃奈「次は私がやってみても良い?」
侑「ホンットに難しかったから気をつけてね」アセアセ
璃奈「頑張ってみる…璃奈ちゃんボード『キリリッ』」
侑「………えっ!?そこだとズレて掴めない……あぁ!クレーンで掴むんじゃなくて押し出すんだね!」
璃奈「侑さんがたくさん挑戦してるの見て思いついたの……よしっ、取れた」ヒョイッ
侑「凄い!やっぱり璃奈ちゃんは上手だね!」キラキラ
璃奈「ありがとう……はいこれ、あげる」スッ
侑「えっ?これって璃奈ちゃんが欲しかったんじゃ…」キョトン
璃奈「実はね、はんぺんに似てるなって思って前に自分で取ったから持ってるんだ」
璃奈「侑さんも持ってたら二人でお揃いだなって思って…『テレテレ』」
侑「そういうことね、ありがとう璃奈ちゃん…大切にするねっ」ニコッ
璃奈「次はみんなも連れて一緒に遊ぼうね」
侑「うんっ!次はみんなでこのぬいぐるみお揃いになるような頑張って取るからね!」フンス
璃奈「無茶はしない方が……『アワワワ』」
璃奈「……10連敗」
侑「数えないでー!」
璃奈「次は私がやってみても良い?」
侑「ホンットに難しかったから気をつけてね」アセアセ
璃奈「頑張ってみる…璃奈ちゃんボード『キリリッ』」
侑「………えっ!?そこだとズレて掴めない……あぁ!クレーンで掴むんじゃなくて押し出すんだね!」
璃奈「侑さんがたくさん挑戦してるの見て思いついたの……よしっ、取れた」ヒョイッ
侑「凄い!やっぱり璃奈ちゃんは上手だね!」キラキラ
璃奈「ありがとう……はいこれ、あげる」スッ
侑「えっ?これって璃奈ちゃんが欲しかったんじゃ…」キョトン
璃奈「実はね、はんぺんに似てるなって思って前に自分で取ったから持ってるんだ」
璃奈「侑さんも持ってたら二人でお揃いだなって思って…『テレテレ』」
侑「そういうことね、ありがとう璃奈ちゃん…大切にするねっ」ニコッ
璃奈「次はみんなも連れて一緒に遊ぼうね」
侑「うんっ!次はみんなでこのぬいぐるみお揃いになるような頑張って取るからね!」フンス
璃奈「無茶はしない方が……『アワワワ』」
24: 2020/12/30(水) 15:15:44.10 ID:zHelCTPA
――――
――
彼方「ん~侑ちゃんの膝枕、初めてだけどなかなか良いね~」
侑「ふふっ、そうかな?こういうこと人にあまりしないから自分じゃわかんないや」
彼方「彼方ちゃんのわがままに付き合ってくれてありがとね~」
侑「彼方さんらしくて良いと思うよ、一緒に居ると落ち着く感じっていうかさ」
彼方「いや~そんなに褒められると照れちゃうね~、あと良かったら頭も撫でてくれると嬉しいな~」
侑「ふふっ、はーい」ナデナデ
侑「彼方さんの髪ふわふわで触ってて気持ちいいね!」ナデナデ
彼方「でしょ~?エマちゃんにもよく褒めてもらえるんだ~」エッヘン
侑「なんだか…私まで……」スヤァ
彼方「ん~?侑ちゃん……?」
――
彼方「ん~侑ちゃんの膝枕、初めてだけどなかなか良いね~」
侑「ふふっ、そうかな?こういうこと人にあまりしないから自分じゃわかんないや」
彼方「彼方ちゃんのわがままに付き合ってくれてありがとね~」
侑「彼方さんらしくて良いと思うよ、一緒に居ると落ち着く感じっていうかさ」
彼方「いや~そんなに褒められると照れちゃうね~、あと良かったら頭も撫でてくれると嬉しいな~」
侑「ふふっ、はーい」ナデナデ
侑「彼方さんの髪ふわふわで触ってて気持ちいいね!」ナデナデ
彼方「でしょ~?エマちゃんにもよく褒めてもらえるんだ~」エッヘン
侑「なんだか…私まで……」スヤァ
彼方「ん~?侑ちゃん……?」
25: 2020/12/30(水) 15:20:19.13 ID:zHelCTPA
侑「んぁ……んん……っ?あれ、私なんで彼方さんに…膝枕されて……」
彼方「あっ、侑ちゃんおはよ~、気持ちよさそうに寝てたね~」ナデナデ
侑「あっ、ごめんなさい!私寝ちゃってたんだ…!」ガバッ
彼方「あぁいいよいいよ~、そのまま寝てなって」グイッ
彼方「特別に彼方ちゃんがお膝を貸してあげよう~」ムフーッ
侑「えへへっ、それじゃあお言葉に甘えて…//」ポフッ
彼方「侑ちゃんはがんばり屋さんだから、たまにはこうしてのんびりしてみるのも良いんじゃないかな~」ナデナデ
侑「がんばり屋さんで言うなら彼方さん程じゃないと思うけどね」
彼方「彼方ちゃんのことは今はいいの~、普段の私たちのお手伝いに加えて音楽科での勉強も増えたし大変なんじゃない?」ナデナデ
侑「う~ん、大変じゃないとは言わないけど……夢を追いかけるって楽しいから!」ニコッ
彼方「ふふっ、それを言われちゃうと彼方ちゃんたちは何も言えないね~」ナデナデ
侑「それに…一つ大きな役目も終えたばかりだしね」ボソッ
彼方「それってスクールアイドルフェスティバルのこと~?」
侑「あぁ、そう…だね……あれがあったから私はもっと先に進めるんだ」
彼方「なるほどね~、でも疲れちゃったときは彼方ちゃんに言ってね。またこうして膝枕してあげるから」ナデナデ
侑「あははっ、それじゃあまた今度お願いしようかなっ」
彼方「その代わりこれからは、侑ちゃんのお膝も貸してもらうからね~」ニコッ
彼方「あっ、侑ちゃんおはよ~、気持ちよさそうに寝てたね~」ナデナデ
侑「あっ、ごめんなさい!私寝ちゃってたんだ…!」ガバッ
彼方「あぁいいよいいよ~、そのまま寝てなって」グイッ
彼方「特別に彼方ちゃんがお膝を貸してあげよう~」ムフーッ
侑「えへへっ、それじゃあお言葉に甘えて…//」ポフッ
彼方「侑ちゃんはがんばり屋さんだから、たまにはこうしてのんびりしてみるのも良いんじゃないかな~」ナデナデ
侑「がんばり屋さんで言うなら彼方さん程じゃないと思うけどね」
彼方「彼方ちゃんのことは今はいいの~、普段の私たちのお手伝いに加えて音楽科での勉強も増えたし大変なんじゃない?」ナデナデ
侑「う~ん、大変じゃないとは言わないけど……夢を追いかけるって楽しいから!」ニコッ
彼方「ふふっ、それを言われちゃうと彼方ちゃんたちは何も言えないね~」ナデナデ
侑「それに…一つ大きな役目も終えたばかりだしね」ボソッ
彼方「それってスクールアイドルフェスティバルのこと~?」
侑「あぁ、そう…だね……あれがあったから私はもっと先に進めるんだ」
彼方「なるほどね~、でも疲れちゃったときは彼方ちゃんに言ってね。またこうして膝枕してあげるから」ナデナデ
侑「あははっ、それじゃあまた今度お願いしようかなっ」
彼方「その代わりこれからは、侑ちゃんのお膝も貸してもらうからね~」ニコッ
27: 2020/12/30(水) 15:24:02.70 ID:zHelCTPA
――――
――
侑「今日はよろしくね、しずくちゃん」
しずく「あの……そのことなんですけど」
侑「どうかしたの?」キョトン
しずく「今日演劇部で通し稽古の予定が入ってしまいまして…」モジモジ
侑「そうだったんだ…それじゃあ別の日とかに――」
しずく「あの!良かったら見ていてもらえませんか…?」
しずく「部長には既に話してあるので、侑先輩さえ良ければ…ですけど」
侑「えっ、良いの?」
しずく「はい、是非見てもらいたいんです……リハーサルとかではないので拙いものになるかもしれませんが」ニコッ
侑「ううん!楽しみだよ!」
――
侑「今日はよろしくね、しずくちゃん」
しずく「あの……そのことなんですけど」
侑「どうかしたの?」キョトン
しずく「今日演劇部で通し稽古の予定が入ってしまいまして…」モジモジ
侑「そうだったんだ…それじゃあ別の日とかに――」
しずく「あの!良かったら見ていてもらえませんか…?」
しずく「部長には既に話してあるので、侑先輩さえ良ければ…ですけど」
侑「えっ、良いの?」
しずく「はい、是非見てもらいたいんです……リハーサルとかではないので拙いものになるかもしれませんが」ニコッ
侑「ううん!楽しみだよ!」
28: 2020/12/30(水) 15:29:21.78 ID:zHelCTPA
侑「お疲れ様!しずくちゃん!!」キラキラ
しずく「はぁ…はぁ…ありがとうございますっ」
しずく「すみません、二人で過ごす日っていう前提なのに一方的なお願いになってしまって…」
侑「そんなことないよ!全力でお芝居してるしずくちゃんとってもカッコよくてときめいちゃった!!」
しずく「あっ、ありがとうございます///初日なのでクオリティはまだまだで、部長にダメ出しされてばかりでしたけどね」
侑「でもしずくちゃん生き生きしてたというか、とっても楽しそうで見てて私も楽しくなったよ」ニコッ
しずく「そう思って頂けたなら良かったです…!音楽科に転科してから苦戦していると聞いたので…」
しずく「是非今の侑さんに私の演技を見てほしくて」
侑「しずくちゃんに励まされちゃったね」
侑「でも大丈夫、私はあのフェスの日…みんなに背中を押してもらえたから、どこまでだって進んでいけるんだ」
しずく「ふふっ、余計なお世話でしたね」
侑「そんなことないって、これから躓いたときにはしずくちゃんの今日の演技を思い出すね」
しずく「それはそれで恥ずかしいのでやめてくださいっ!///」
侑「あははっ、今度一緒にどこか寄り道して行こうよ」
侑「もっとしずくちゃんとも色々話してみたいしさ」
しずく「はいっ!是非行きましょう」
しずく「はぁ…はぁ…ありがとうございますっ」
しずく「すみません、二人で過ごす日っていう前提なのに一方的なお願いになってしまって…」
侑「そんなことないよ!全力でお芝居してるしずくちゃんとってもカッコよくてときめいちゃった!!」
しずく「あっ、ありがとうございます///初日なのでクオリティはまだまだで、部長にダメ出しされてばかりでしたけどね」
侑「でもしずくちゃん生き生きしてたというか、とっても楽しそうで見てて私も楽しくなったよ」ニコッ
しずく「そう思って頂けたなら良かったです…!音楽科に転科してから苦戦していると聞いたので…」
しずく「是非今の侑さんに私の演技を見てほしくて」
侑「しずくちゃんに励まされちゃったね」
侑「でも大丈夫、私はあのフェスの日…みんなに背中を押してもらえたから、どこまでだって進んでいけるんだ」
しずく「ふふっ、余計なお世話でしたね」
侑「そんなことないって、これから躓いたときにはしずくちゃんの今日の演技を思い出すね」
しずく「それはそれで恥ずかしいのでやめてくださいっ!///」
侑「あははっ、今度一緒にどこか寄り道して行こうよ」
侑「もっとしずくちゃんとも色々話してみたいしさ」
しずく「はいっ!是非行きましょう」
29: 2020/12/30(水) 15:34:20.95 ID:zHelCTPA
――――
――
果林「今日は私が侑のコーディネートをするわ!」
侑「ヴィーナスフォートに来たいってそういうことだったんだね」
果林「と言うわけで…はい、これとこれ、あとこれもね」ドサッ
侑「わわっ!ちょっと果林さん!」
果林「どうしたのよ?今日は私に付き合ってくれるんでしょう?早く着替えてきてね」ウインク
侑「そうだけど…私こういうの普段着ないし似合わないと思うけど……」ブツブツ
果林「似合う似合わないは着てみないと分からないでしょ!ほら試着試着」グイグイ
侑「うぅ…わかったってば」
果林「ふふっ、楽しみに待ってるわ」
――
果林「今日は私が侑のコーディネートをするわ!」
侑「ヴィーナスフォートに来たいってそういうことだったんだね」
果林「と言うわけで…はい、これとこれ、あとこれもね」ドサッ
侑「わわっ!ちょっと果林さん!」
果林「どうしたのよ?今日は私に付き合ってくれるんでしょう?早く着替えてきてね」ウインク
侑「そうだけど…私こういうの普段着ないし似合わないと思うけど……」ブツブツ
果林「似合う似合わないは着てみないと分からないでしょ!ほら試着試着」グイグイ
侑「うぅ…わかったってば」
果林「ふふっ、楽しみに待ってるわ」
30: 2020/12/30(水) 15:37:59.91 ID:zHelCTPA
侑「ど、どうかな……///」カァァ
果林「良いじゃない!侑の私服ってボーイッシュなものが多かったけど、女の子らしいのもとっても似合ってるわよ」ニコッ
侑「うぅ…制服のスカートは気にならないんだけど、私服だとなんだか落ち着かないや///」
果林「それ歩夢に見せたら喜ぶんじゃないかしら」
侑「それは恥ずかしいよ~!//」
果林「せっかく新しい一歩を踏み出したんだから、服だってそれに合わせて変えてみたら良いじゃない」
侑「それとこれとは話が別だと思うけどなぁ」
果林「ふふっ、まぁいいわ…そういえば音楽科はどう?」
侑「難しいけどやりがいがあって楽しいよ!それにみんなの曲を作りたいって目標もあるから」
侑「フェスのラストステージで、みんなが形にしてくれた私の曲を聞いてもっと作りたいって思えたんだ」
果林「根拠は無いけれど、侑ならきっと大丈夫って思えてくるのが凄いわよね」
果林「……お疲れ様」ボソッ
侑「えっ?」
果林「私たちはまだまだ上を目指すんだから、これからも一番近くで支えてよね」
侑「うんっ!」
果林「良いじゃない!侑の私服ってボーイッシュなものが多かったけど、女の子らしいのもとっても似合ってるわよ」ニコッ
侑「うぅ…制服のスカートは気にならないんだけど、私服だとなんだか落ち着かないや///」
果林「それ歩夢に見せたら喜ぶんじゃないかしら」
侑「それは恥ずかしいよ~!//」
果林「せっかく新しい一歩を踏み出したんだから、服だってそれに合わせて変えてみたら良いじゃない」
侑「それとこれとは話が別だと思うけどなぁ」
果林「ふふっ、まぁいいわ…そういえば音楽科はどう?」
侑「難しいけどやりがいがあって楽しいよ!それにみんなの曲を作りたいって目標もあるから」
侑「フェスのラストステージで、みんなが形にしてくれた私の曲を聞いてもっと作りたいって思えたんだ」
果林「根拠は無いけれど、侑ならきっと大丈夫って思えてくるのが凄いわよね」
果林「……お疲れ様」ボソッ
侑「えっ?」
果林「私たちはまだまだ上を目指すんだから、これからも一番近くで支えてよね」
侑「うんっ!」
31: 2020/12/30(水) 15:41:22.30 ID:zHelCTPA
――――
――
侑「それじゃあ行こっか」
歩夢「うんっ」ニコッ
侑「それにしても歩夢ってばじゃんけんで負け続けて、最後の方とか泣きそうになってなかった?」ニヤニヤ
歩夢「その話はもういいでしょ!///」ポカポカ
侑「あははっ!ごめんごめん」
侑「そういえば今日は普通に寄り道して帰るだけで良いの?」
歩夢「うん、同好会に入ってからあんまり出来てなかったし久しぶりに良いかなって」
侑「言われてみれば確かにね」
歩夢「それじゃあ行こっ?」ギュッ
――
侑「それじゃあ行こっか」
歩夢「うんっ」ニコッ
侑「それにしても歩夢ってばじゃんけんで負け続けて、最後の方とか泣きそうになってなかった?」ニヤニヤ
歩夢「その話はもういいでしょ!///」ポカポカ
侑「あははっ!ごめんごめん」
侑「そういえば今日は普通に寄り道して帰るだけで良いの?」
歩夢「うん、同好会に入ってからあんまり出来てなかったし久しぶりに良いかなって」
侑「言われてみれば確かにね」
歩夢「それじゃあ行こっ?」ギュッ
32: 2020/12/30(水) 15:46:57.80 ID:zHelCTPA
侑「わぁー!可愛いじゃん歩夢!」キラキラ
歩夢「ホントに?…ありがとう///」
侑「うんうん、やっぱり歩夢には可愛い服が似合うね」
歩夢「そういえば果林さんが言ってたけど、昨日侑ちゃんもなんだか可愛い格好してたんだって?」
侑「そっ、その話はいいから!」
歩夢「えー私にも試着して見せてよー」ニヤニヤ
侑「ダメったらダメ!ほら、何か食べに行こう!」グイグイ
歩夢「あははっ、もう押さないでよ侑ちゃんっ」
歩夢「ホントに?…ありがとう///」
侑「うんうん、やっぱり歩夢には可愛い服が似合うね」
歩夢「そういえば果林さんが言ってたけど、昨日侑ちゃんもなんだか可愛い格好してたんだって?」
侑「そっ、その話はいいから!」
歩夢「えー私にも試着して見せてよー」ニヤニヤ
侑「ダメったらダメ!ほら、何か食べに行こう!」グイグイ
歩夢「あははっ、もう押さないでよ侑ちゃんっ」
33: 2020/12/30(水) 15:50:42.32 ID:zHelCTPA
侑「久しぶりにお店のコッペパン食べてみたけど…」
歩夢「かすみちゃんが作ってくれるコッペパンに慣れると、前ほどおいしい!って感じしなくなっちゃったね」
侑「それ!わかる!お店のよりおいしいって訳じゃないんだけど…何ていうんだろうね、おふくろの味?」
歩夢「ふふふっ、何それ、かすみちゃんに聞かれたら怒られちゃうよ」
侑「じゃあ内緒にしといてよね……あっ、ここって」
歩夢「初めてせつ菜ちゃんのライブを見た場所だよね」
侑「思えば遠くへ来たもんだねぇ」シミジミ
歩夢「ふふっ、侑ちゃんってばお年寄りみたい」
侑「えっ?そうかなぁ……でも歩夢たちはまだまだこれからだよね」
歩夢「もう、それは侑ちゃんもでしょ!……まだまだ私たちと一緒に歩いていくんだから」
侑「そうだったね!っと、そろそろ暗くなってきたし帰ろっか」
歩夢「かすみちゃんが作ってくれるコッペパンに慣れると、前ほどおいしい!って感じしなくなっちゃったね」
侑「それ!わかる!お店のよりおいしいって訳じゃないんだけど…何ていうんだろうね、おふくろの味?」
歩夢「ふふふっ、何それ、かすみちゃんに聞かれたら怒られちゃうよ」
侑「じゃあ内緒にしといてよね……あっ、ここって」
歩夢「初めてせつ菜ちゃんのライブを見た場所だよね」
侑「思えば遠くへ来たもんだねぇ」シミジミ
歩夢「ふふっ、侑ちゃんってばお年寄りみたい」
侑「えっ?そうかなぁ……でも歩夢たちはまだまだこれからだよね」
歩夢「もう、それは侑ちゃんもでしょ!……まだまだ私たちと一緒に歩いていくんだから」
侑「そうだったね!っと、そろそろ暗くなってきたし帰ろっか」
35: 2020/12/30(水) 15:53:53.76 ID:zHelCTPA
歩夢「そういえばみんなとそれぞれ過ごしてみてどうだった?」
侑「とっても楽しかったよ!普段あまり一対一で遊んだりしない子とももっと仲良くなれたと思うし」
歩夢「ふふっ、良かったね」
侑「それとね、約束をしたんだ」
歩夢「約束…?」
侑「そう、また食べに来よう、また遊ぼう、また観よう、って色んな約束をしたよ」
侑「だからきっと大丈夫」
歩夢「……侑ちゃん?」
侑「だから歩夢とも約束、またこうやって帰りに寄り道したりしようね」
歩夢「う、うん……」
侑「深い意味は無いよ、みんなとしたのに歩夢とだけしてないとヤキモチ焼いちゃうもんねー?」ニヤニヤ
歩夢「もっ、もう!侑ちゃんっ!///」
侑「とっても楽しかったよ!普段あまり一対一で遊んだりしない子とももっと仲良くなれたと思うし」
歩夢「ふふっ、良かったね」
侑「それとね、約束をしたんだ」
歩夢「約束…?」
侑「そう、また食べに来よう、また遊ぼう、また観よう、って色んな約束をしたよ」
侑「だからきっと大丈夫」
歩夢「……侑ちゃん?」
侑「だから歩夢とも約束、またこうやって帰りに寄り道したりしようね」
歩夢「う、うん……」
侑「深い意味は無いよ、みんなとしたのに歩夢とだけしてないとヤキモチ焼いちゃうもんねー?」ニヤニヤ
歩夢「もっ、もう!侑ちゃんっ!///」
36: 2020/12/30(水) 15:58:05.22 ID:zHelCTPA
それはまるで、奇跡のような日々の連続で
振り返れば全てがトキメキに満ちていた
駆け抜けてみればあっという間だったけれど
これで終わりなんかじゃなくて
私の夢はここからはじまるんだ
だから――
侑「大丈夫、きっとまた会えるよ」
歩夢「侑ちゃん?今何か言った?」
侑「んー?歩夢には内緒ー」クスクス
歩夢「ふふっ、えー何それ教えてよ」
侑「ダーメっ、ほら早くしないと置いてくよ」
歩夢「待ってよ侑ちゃん!」
おわり
振り返れば全てがトキメキに満ちていた
駆け抜けてみればあっという間だったけれど
これで終わりなんかじゃなくて
私の夢はここからはじまるんだ
だから――
侑「大丈夫、きっとまた会えるよ」
歩夢「侑ちゃん?今何か言った?」
侑「んー?歩夢には内緒ー」クスクス
歩夢「ふふっ、えー何それ教えてよ」
侑「ダーメっ、ほら早くしないと置いてくよ」
歩夢「待ってよ侑ちゃん!」
おわり
37: 2020/12/30(水) 16:01:45.22 ID:zHelCTPA
侑ちゃんロスに耐えきれない自分の脳を何とかするために書いてたので消したりは出来ませんでした
アニメ放映が終わってアニメ時空が止まるのを自覚してる侑ちゃんと夢を見て薄々勘づいた同好会って感じで書きました
次はもっと明るいの書きたい
ありがとうございました
アニメ放映が終わってアニメ時空が止まるのを自覚してる侑ちゃんと夢を見て薄々勘づいた同好会って感じで書きました
次はもっと明るいの書きたい
ありがとうございました
40: 2020/12/30(水) 16:14:10.39 ID:QBiRI9iM
乙
2期がありさえすれば…
2期がありさえすれば…
41: 2020/12/30(水) 16:16:29.88 ID:gNX8WFov
消えてゆく虹に約束しよう
忘れないよいつまでも
いつかまたね会えるよね
いつかきっと会えるよね
忘れないよいつまでも
いつかまたね会えるよね
いつかきっと会えるよね
42: 2020/12/30(水) 16:18:56.23 ID:oMSZ/kcM
13話でひとまず侑ちゃんとお別れだが、あの子と9人の物語はあそこから始まるんだよなあ…
43: 2020/12/30(水) 16:57:08.20 ID:khWCyAho
おつおつ
良かった本当に良かった
良かった本当に良かった
44: 2020/12/30(水) 17:12:01.17 ID:X75SsL62
次の土曜は侑ちゃんに会えないんやどうしたらええんや
45: 2020/12/30(水) 17:53:16.75 ID:43QiuW4l
乙
アニメ世界線の侑ちゃんもでるメディア用意してくれ‥
一生曲だけ聴き続けるしかない
アニメ世界線の侑ちゃんもでるメディア用意してくれ‥
一生曲だけ聴き続けるしかない
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1609306659/