■約10000文字■ かすみ「ぎゃぁぁぁぁぁぁあ」 栞子「ど、どうしたんですか？」 ﾐｱ「騒がしいな」 かすみ「で、出た…」 栞子「出た？何がですか？」 かすみ「ｱﾚだよ!ｱﾚ!」 ﾐｱ「ｱﾚじゃ分からないでしょ。具体的に話しなよ」 かすみ「分からない？ｱﾚだよ！黒くてすばしっこい」 栞子「あ〜…ｱﾚですか…」 かすみ「そうそう。ｱﾚだよ」

かのん「ほら、高校卒業しても、私たちこうして結構２人で一緒にいるじゃん？」 かのん「このまま付き合っちゃうのもありかなって」 すみれ「ありかなって……随分軽く言うわね」 かのん「だって本当によく一緒にいるよ？」 すみれ「それはそうだけれど」 かのん「すみれちゃんといるとラクだし」 すみれ「はぁ……」 かのん「だから付き合ってもいいかなって」 かのん「それともすみれちゃん、好きな人がいる、とか……？」 すみれ「それは、いないけど」 かのん「だったら付き合っちゃおうよ」

侑「ふわあ～。今日は日曜だけど、みんなで学校で練習だ～」 あぐぽん「侑ちゃん、おはよう☺」 侑「おはよう歩夢～。…ん？歩夢じゃない…？あぐりさん！？」 あぐぽん「今日は歩夢ちゃんの代わりに私と一緒に登校しよう☺」 「侑ちゃああああああん！ちょっとあぐりちゃん！縄解いてよー！」 侑「歩夢の部屋から声が！！」 ｶﾞｼｯ あぐぽん「気のせいだよ☺」 侑「えっ！？なんで私の腕を掴むの！？」 あぐぽん「侑ちゃんが私から逃げられないように☺あ、なんでもないよ気にしないで☺」 侑「ちょっと待って！！腕掴まないでも一緒に行くから離してー！」 あぐぽん「うふふ。そんなに焦らなくても大丈夫だよ☺」