唐可可 (タンクゥクゥ)ーSS

1:名無しで叶える物語◆TzzWBYaC★ 2024/09/11(水) 20:23:04 ID:???00 すみれ「可可、ちょっと頼まれてくれない？　これやっておいてほしいんだけど」可可...

1人目のお客　平安名すみれ すみれ「この子、可可って言うんだけど……」 しずく「あら、可愛いですね。可可さんですね♪」 しずく「どんな感じが良いですか？」 すみれ「えっと、その……私に甘えてくる感じで……」 しずく「はい、わかりました！」ﾆｺｯ しずく「では30分コーススタートしますね♪」ﾋﾟｯ

可可「グソクムシとは大違いデス、グソクムシ～グソクムシ～」 恋「・・・可可さん」 可可「？」 パチーン すみれ「？！」 可可「い、痛いデスレンレン！非ッ常にキビシ〜デスッ！」ﾋﾘﾋﾘ 恋「すみれさんに謝ってください」 可可「はい？」

かのん「晴れて可可ちゃんと付き合えて、今日が初めてのデート～♪」 かのん「ふんふふん～♪」 かのん「いや～付き合うのってこんなに幸せなんだね～」 かのん「ふた　りがバレた時はどうなるかと思ったけど、巡り巡ってこんなに幸せな日がくるとはなー」 かのん「可可ちゃんが好き～Foo！」 かのん「おっと、そろそろお出かけの時間か」 かのん「いってきまーす！」

四季「そしたらメイが──」 ────── メイ「おい、危ないぞ」 ぐいっ 四季「あ、ありがとう……」 ────── 四季「って強引に抱き寄せてきて……ぽっ」 きな子「はにゃー！　メイちゃんカッコイイっす～！」 可可「……」 四季「可可先輩もそういう話、ないんですか？」 可可「ふぇ？　あ、可可は……」

すみれ「ふふ～ん」 可可「むっ」 すみれ「ららららら～♪」 可可「うるさいデス。グソクムシ」 すみれ「あら～、なによ。もしかして嫉妬～？見苦しいわね～」 可可「……」 すみれ「ギャラクシー！」 　

────同好会部室 侑「うわぁ～っ、凄いなぁ……Liella!もユニット発表したんだ～！」 ランジュ「ラ？　どうしたのよ、侑」 侑「あ、ランジュちゃん。丁度いいところに……ほら、このスクールアイドル見てみて！」 ランジュ「Liella!……ね、去年ラブライブを優勝したチームって聞いてるけど、それがどうしたのよ」 侑「いや、ほら。このLiella!のユニット……ランジュちゃんたち、R3BIRTHとよく似てるからさ」 ランジュ「ランジュたちと似てる……？　えぇと、KALEIDOSCORE……メンバーは唐可可、葉月恋、ウィーン・マルガレーテ……」 侑「この人は生徒会長で、この子は中学生の頃からスクールアイドルをやってたんだって！　えぇと、他にも……」 ランジュ「……危機だわ」 侑「え？」 ランジュ「これは、アタシたちのアイデンティティの危機だわっ！」ﾊﾞﾝｯ

かのんのカフェ 可可「…」ﾀﾌﾟﾀﾌﾟ 千砂都「どうしたの？可可ちゃん。さっきからしかめっ面だけど」 かのん「なにかあったの？」 可可「…いえ、別に」 かのん「すみれちゃんでしょ？」 可可「！」ｷﾞｸｯ かのん「やっぱり〜」ﾆﾔﾆﾔ 可可「…かのん」ﾑｽｯ かのん「ごめんごめん」

可可「お風呂上がりマシた」ﾎｯｶﾎｶ すみれ「じゃ、私も入って来ようかしら」 可可「すみれが一番風呂でも良かったのに……」 すみれ「良いのよ、あんたの家でしょ。一番風呂は可可が入って良かったのよ」 すみれ「それじゃ、お風呂入ってくる」 可可「はーい。変な真似するんじゃないデスよー」 すみれ「何よ、変な真似って……」 ﾊﾟﾀﾝ…… 可可「…………」

可可｢スクールアイドルと言えアイドルのハシクレ！｣ メイ｢ファンの方々に要らぬ心配をかけるのはご法度だぜ！｣ かのん｢そうかな？｣ 可可｢かのん？ナンデスか？｣ かのん｢恋って素晴らしい事だと思わない？｣ 恋｢へっ！？｣ メイ｢何でそこで恋先輩の話になるんだよ｣ 可可｢レンレンは確かにスバラシイヒトデスが…。それがどうかシマシタか？｣