すみれんーSS

恋「ここで...ですか？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ すみれ「うん...」ﾄﾞｷﾄﾞｷ 恋「確かに今部室には私達しか居ませんし、絶好のタイミングだと思います」 すみれ「うん、だから...」 恋「場所変えませんか。ハグしてるところを見られでもしたら大変です。幸い我が校には空き教室がいくつも残ってますしそこへ移動して──」 むぎゅっ すみれ「...」 恋「...まだ抱きついていいと許可を出してませんよ」 すみれ「...がまん出来なかったんだもん、しょうがないでしょ」 恋「そうですね...我慢は体に毒ですからね」ｷﾞｭｯ

恋「これが巷で噂のトレンドスイーツ...クリームがいっぱい詰まっていて美味しそうです♡」 すみれ「あーっ、それマリトッツォじゃない！恋も買ったんだぁ」ﾋｮｺｯ 恋「そうなんです♪お店で売っていたのを見かけてつい衝動買いしてしまいました！」

すみれ「いいじゃない。二人っきりなんだし♪」ｽﾞｲｯ 恋「...」 すみれ「なぁに、怒ってるの？」 恋「別に怒ってないですよ」ﾌﾟｲｯ すみれ「怒ってるじゃない。ねぇなんでなんでー？」ほっぺつんつん

1:名無しで叶える物語(もんじゃ) 2021/09/20(月) 19:22:24.39 ID:zhpOXjWN 生徒会室 恋「ふぅ...大分片付けたつもりでしたのに、書類がまだこんなにも残って──少し...

恋「すみれさんっ。おいしいたい焼き屋さんを見つけたんです。帰りに寄りませんか？」 すみれ「たい焼き？　なんだかジジ臭いわねぇ」 恋「そんなことありません！　そこのイチゴ餡たい焼きがおしゃれで、とっても美味しいんですよ」 すみれ「あんた、ホント苺好きよね。まあ良いわ、行きましょ」ｽﾀｽﾀ 恋「ふふふ、ありがとうございますっ！」 すみれ「……」ｽﾀｽﾀｽﾀ 恋「……」ﾄｺﾄｺ

すみれ「ねぇ恋。右手と左手、どっちの手にイチゴ飴が入ってるか当てて見てよ♪当てたらこのイチゴ飴をアナタにあげるわ」 恋「本当ですか！？イチゴは私の大好物なんです。必ず当てて見せますよ！」 すみれ「よしきた！じゃあ手を後ろに隠して飴がどの手に入るか分からなくしちゃいま～す。ふんふ～ん♪」 ｻｯｻｯｻｯ 恋「...」ｼﾞｰｯ すみれ「さぁどっちでしょう！」 恋「うーん...」ｼﾞｯ

1:名無しで叶える物語(帝国中央都市) 2021/09/14(火) 19:53:22.99 ID:hjqc7w6a 恋「もう、我慢なんてしなくていいですよ」ｷﾞｭｯ すみれ「...我慢なんてしてないし...

すみれ「甘えてもいいかなんて、普通口に出して言わないものよ」 恋「そうなのですか？」 すみれ「そうよ。場所とかムードとか流れで自然に出来ることなんだから」 恋「では、今は甘えてもよいタイミングではないという事ですね」 すみれ「...ううん。今はいい///」 恋「ふむ...甘えるというのは難しいですね。ではお言葉に甘えて──」ｺﾃｯ すみれ「...」 恋「こうしてすみれさんに体を委ねるのも【甘える】ですよね」 すみれ「うん」 恋「ふふ...やはり、すみれさんの隣は落ち着きます」ﾆｺｯ

すみれ「なんなのよ。いきなり」 恋「そうじゃないですか。今だって、こうして私の家に泊まりに来てくれて」 恋「私たちは一応、生徒会長の座を争った仲だというのに」 すみれ「・・・」 すみれ「恋に優しくしようなんて、別に思ってないわよ」 恋「くすっ。それにしては我が家に来すぎではないかと思いまして」 恋「それも、サヤさんが休みの日に限って」 すみれ「偶然ったら偶然よ」 恋「家に私しかいない日を、サヤさんから教えてもらっているんでしょう？」 すみれ「知らない！もう寝る！！ ///」 みたいなね