【SS】恋「私はいつでもすみれさんの味方ですから」【ラブライブ！スーパスター!!】

恋「もう、我慢なんてしなくていいですよ」ｷﾞｭｯ

すみれ「...我慢なんてしてないし」

恋「嘘はやめてください。私はずっと貴女のことを見ていました」

恋「表では皆の前で明るく振る舞い時々愉快に徹して居たりしてますが...私の前では素で居てくれてもいいんです」

すみれ「ッ──本当に私の事を見てくれてたのんだ...」ｷﾞｭｯ

恋「すみれさん」

すみれ「私、同じ年の子を抱きしめるの初めてなの...痛かったらごめんね」

恋「好きなだけ抱きしめても構いませんよ、すみれさんの全て、私が受け止めますから...」

保健室

恋「失礼します...おや、中に誰も居ませんね」

すみれ「困ったわね、勝手にテーピングテープを持ち出すのはいけないし、先生が来るまで待ってましょうよ」

恋「そうですね」

すみれ「じゃあそれまでベッドで寝よーっと♪」

ﾎﾞﾌﾝｯ

恋「いけませんすみれさん。早くベッドから降りなさい」

すみれ「いーや。降ろせるものなら降ろしてみなさい♡」

恋「...仕方ないですね。こうなれば力ずくでもベッドから出てもらい───」

ｸﾞｯ

恋「...へ？」

ﾎﾞﾌﾝｯ

すみれ「ふふ、じゃあこれで同罪って訳ね」ﾂﾝﾂﾝ

恋「全く...すみれさんはイタズラが過ぎます」

すみれ「なんだかお泊まりしてるみたいでワクワクしない？」

恋「...ワクワクというよりはドキドキします」

すみれ「ふーん、私と距離が近いから？」

恋「いえ、こんなところ先生見つかったらどうしようと思いまして」

すみれ「そっちなの？」

すみれ「ねぇ、もうこのまま一緒に寝ない？」

恋「ダメですよ。先生が来たら叱られます。それにこれ以上にここに居たらかのんさん達にも帰りが遅いと心配されますし、もう部室へ戻りませんか？」

すみれ「恋は真面目よね。そういうところが良いんだけど、、、」ｶﾞﾊﾞｯ

恋「あ、ちょっと...いきなり布団を被せてどういう───」

すみれ「...」


恋「...」


恋「...制服がシワになってしまいますね」

すみれ「私クリーニング代出すわよ」

恋「そういう問題ではなくてですね...」

───
──
─

数十分後───

恋「...制服がシワになるだけでなく、シーツまでもよれてシワになってしまいましたね」

すみれ「──正直反省してるわ」

恋「...ここで起きたことを先生に話すしかありませんね」

すみれ「正気！？寝てましたーだけでいいでしょ！？」

恋「私は嘘が付けないので...」

すみれ「それだけは言ってはならないわ。二人だけの秘密だから」

恋「秘密ですか...いいですねそれ。ではこの後の事は全部すみれさんに任せますね」

すみれ(...私、恋を悪い子にさせちゃったかしら)

みたいな

最初に書いた奴とテーマぶれちゃったな
仕方ないね?

最終的にすみれちゃんの最大の理解者は恋ちゃんであって欲しい