虹ヶ咲ーSS

1: 2019/12/14(土) 17:56:41.55 ID:j6ojv1mD 善子「鞠莉。例の件、各グループに伝えたわ」 鞠莉「ありがとう善子、参加してくれる人はいたかしら？」 せつ菜「はい、それ...

～高咲家～ 侑「ただいま～！」 侑母「おかえり！」 侑母「遅かったわね、今日は部活休みじゃなかったの？」 侑「うん、ちょっとね」 侑母「ん？ 侑？ あんた制服のシャツが随分とヨレヨレじゃない！」 侑「え？ うそ？」 侑母「一体何したらこうなるわけ？」 侑「あ、ああ･･･ 特にはね･･･ えへへ」 侑母「まぁ、スカートは大丈夫みたいだからいいけど･･････」 侑母「あんた女の子なんだからそう言うところにも気を使わないとだめよ？」

菜々「あっ、かすみさんこんにちは」 かすみ「あ、！せつ…いや菜々先輩こんにちは！」 かすみ「どうしたんですか？急に…」 菜々「今日、生徒会長の仕事で同好会に少し遅れると思うので……皆さんに報告しておいてくれませんか？」 かすみ「あ、ああ！全然いいですよ！」 菜々「多分30分頃には行けると思うので…」 菜々「じゃあお願いします」 かすみ「は、はい……」 菜々「では」 ｽﾀｽﾀ

かすみ「...う～ん......はっ！？」 かすみ「ここは...？」 かすみ「って！かすみん縛られてる！？」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ かすみん「し、しかも何も着てないんですけどぉ！？」

せつ菜｢今日もかすみさんBOXが可愛いです！｣ かすみ｢だいぶお気に入りなんですね｣ せつ菜｢はい！かすみさんがこれをはじめて部室に持ってきた時、ときめいたんです！｣ かすみ｢まあかすみんを模したグッズですからね！可愛いのは当たり前です！｣ せつ菜｢ふわあ～｣ﾎﾟﾑﾎﾟﾑ かすみ｢あの、聞いてますか？｣ せつ菜｢このつぶらな瞳…可愛い口…小さい手！何から何まで完璧です！こんなに可愛いものははじめて見たかもしれません！｣ かすみ｢…そうですか｣ﾑｽ

侑先輩を巡る戦いに終止符を打つべく 互いが、侑先輩より自分のことを好きになるようにするために始まった頭脳戦 侑先輩のため 侑先輩のため、と自分に言い聞かし さも、相手のことが好きだと思わせるような行動を取る2人 しかし、2人だけの時間を重ねていく中で、どんどん自分の知らない相手の良いところを発見して行く やがて、侑先輩のためだと、敢えて互いを想うふりをしていた2人の目的は変わって行き… いつしか、歩夢さんとかすみさんは恋に落ち 侑先輩は闇に堕ちました しずく｢ふう…｣

かすみ「ふっふっふー！見落としてましたね！私のビショップは強いですよー！！」 せつ菜「これで私の持ち駒はポーンとキングだけになってしまいました……」 かすみ「（……せつ菜先輩の持ち駒はポーン3個とキング、かすみんの持ち駒はビショップとナイトとポーン1個とキング。実はまだ若干かすみんの方が辛いです……）」 かすみ「（でも辛い状況でもそれを見せないのが可愛い可愛いかすみんの使命！プロモーションは成功させません！）」 せつ菜「……とりあえず、動きやすいのはこのポーンですね！！」 かすみ「いかせません！」 せつ菜「なかなかうまくキングを動かすじゃないですか……」 かすみ「まぁかすみんはキングも虜にする可愛さがありますからねっ！」 せつ菜「……」 かすみ「……」 かすみ「はい、チェックメイトです」 せつ菜「あぁ！！！また負けてしまいました！！！！」 果林「ふたりとも楽しそうね」 かすみ「果林先輩！えぇ、最近チェスにハマってましてせつ菜先輩もやったことあるみたいだったんで遊んでたんです！」 せつ菜「まぁ私が負け越してるんですけどね！でも毎回接戦できるんで楽しいです！」 果林「そんなに面白いのね。私も覚えてみようかしら……」 かすみ「いいじゃないですか！ぜひ覚えましょうよ！ルールは簡単ですよ～！」 せつ菜「ルールはシンプルでも結構奥が深いのがチェスの魅力ですよね」 かすみ「あとチェスってなんか可愛いですからね！可愛いかすみんには可愛いゲームが似合います！」 果林「ふふっ、そうね」

ﾁｯﾁｯﾁｯ 歩夢｢…｣ｿﾜｿﾜ ﾋﾟｯ 歩夢｢！！！｣ ﾋﾟﾛﾘﾝ 侑＞歩夢！ベランダ！ 歩夢｢！！！｣ｶﾞﾗﾗｯ 侑｢歩夢ー！お誕生日おめでとう！！｣ 歩夢｢！！！！！｣ﾊﾟｱｱ

同好会の練習後、演劇部のほうに少しだけ顔を出し、荷物を取りに部室に戻ってきた時のこと── 夕日差す茜色の部屋の中でひとり── かすみさんが、泣いていた。

1: 2021/05/30(日) 15:16:54.56 ID:9YzOXQcG 忘れていじめられないために手帳に大きく印をつけた

2020/11/09(月) 20:08:10.31 ID:2A5nScn0 歩夢「〜♪」 侑（うーん、今日も幼馴染みがかわいい…） 歩夢「もうできるからねー」 侑「はぁい」 侑（半分冗談で今日は親がいないから晩ごはん作って！ってお願いしたらこれだ） 歩夢「〜♪」 侑（二つ返事でうちに来て台所に立ってくれてる） 侑（…もしかして歩夢って、私のお願いならなんでも聞いてくれるのでは…） 侑「…ねえ、歩夢？」 歩夢「なに？」 侑「>>3」

菜々「ええ、いいですよ。予定が合うかはわかりませんが」 せつ菜（毎回予定が合わずいけないというのも不自然です。それに申し訳ないです） 副会長「今回は行けると思いますよ。お昼休みに校内でやるライブなので」 菜々「……そういえばそんな話を聞いたような」 せつ菜（どうしましょう！　昼休みに用事を作るのは難しいです！） 副会長「金曜の昼休みに中庭でやるみたいですよ」 菜々「金曜……」 せつ菜（金曜の昼休み……あ！　その日はライブの手伝いがあります！　じゃあそもそもいけない……ん？　ライブの手伝い？）

伊達ちゃん「こんな感じでどうでしょう小林さん！？」 小林「最高よ！伊達ちゃん！！あなたは立派なリトルデーモンよ！」 伊達ちゃん「ぎいやあああああああ！！！小林さんに褒められたあああああああ！！！」 小林「クックック…」 伊達ちゃん「小林さん！小林さん！」 小林「何ー？」 伊達ちゃん「ヨハネちゃんの声で…伊達ちゃん大好きって…言ってもらえませんか！？｣ｷﾗｷﾗ 小林「そんなキラキラした目で見られると小林断れないよー！よしいくぞー！」 伊達ちゃん「…！！」 小林「善子「伊達ちゃん…大好きよ」」 伊達ちゃん「あああああああああああああ！！！！！」