【SS】歩夢｢……ん…んん……お、重い……｣ かすみ｢…｣ﾑﾆｬﾑﾆｬ【ラブライブ！虹ヶ咲】

歩夢｢ええ…｣

かすみ｢…｣ｽﾔｽﾔ

歩夢｢ん…んんんっ…｣ｺﾞｿｺﾞｿ

かすみ｢…ん……んぅ………｣ｽﾔｽﾔ

歩夢｢…｣

かすみ｢…｣ｽﾔｽﾔ


歩夢(なんでわたしの上でうつ伏せになって寝てるの？！)

歩夢｢……かすみちゃ～ん｣ﾕｻﾕｻ

かすみ｢…｣ﾑﾆｬﾑﾆｬ

歩夢｢…｣


歩夢｢かすみちゃ～ん！｣ﾕﾗﾕﾗ

かすみ｢…ん………｣ｽﾔｽﾔ

歩夢｢……｣

歩夢｢…か……かすかす～｣

かすみ｢ん…かしゅかしゅじゃなくて…かしゅみんでしゅう………｣ﾑﾆｬﾑﾆｬ

歩夢(可愛い)

歩夢｢じゃなくて！かすみちゃん！重いよ～！｣ﾕﾗﾕﾗ

かすみ｢んへへ……あゆむしぇんぱい……｣ﾑﾆｬﾑﾆｬ

歩夢(可愛い)

歩夢｢はぁ…｣

歩夢(今何時だろ…)ﾁﾗｯ

歩夢｢げっ！もう8時じゃん！学校遅れちゃうよぉ～！！｣

歩夢｢かすみちゃん！起きて！｣ﾕﾗﾕﾗ

かすみ｢ん～…｣ﾑﾆｬﾑﾆｬ

歩夢｢かすみちゃん！遅刻しちゃうから！！｣ﾕﾗﾕﾗﾕﾗﾕﾗ

かすみ｢うぇ～ん……もうすこしだけ………｣ｽﾔｽﾔ

歩夢｢も～、もう少しだけだよ？｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

かすみ｢ふへへ…｣ｽﾔｽﾔ

歩夢｢ちがーーう！！！本当に遅れちゃうから！！！！｣ﾕｻﾕｻ

かすみ｢んん……も～………うるさいですよ………｣ﾑｸﾘ

歩夢｢…｣

かすみ｢……え、なんでかすみんの下で寝てるんですか｣

歩夢｢はあ？！ いつの間にかわたしの上で寝てたのはかすみちゃんだからね！？｣

かすみ｢へ、そうなんですか？｣

歩夢｢そうだよ！川の字で寝たの覚えてないの？！｣

かすみ｢たしかに…｣

歩夢｢そっからどんな寝かたしたらわたしの上に来るの！｣

かすみ｢いや！かすみんそんなに寝相悪くないですから！｣

歩夢｢じゃあなんで？！｣

かすみ｢…夜中にトイレ行ったんですよ……多分その時に｣

歩夢｢普通気付かない？｣

かすみ｢寝ぼけてたんですぅ！｣

歩夢｢気付くよね？！｣

かすみ｢い、いやぁ…ごろんしたらふかふかのぷにぷにで気持ちよくて…つい……｣

歩夢｢……何がぷにぷになの｣

かすみ｢え？歩夢先輩の体ですけど｣

歩夢｢…｣

かすみ｢……あ｣

歩夢｢…｣ﾆｯｺﾘ

ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ

かすみ｢いだだだだだ！！頭取れちゃいます～！！！｣ﾋﾘﾋﾘ

歩夢｢ふふ、目覚めたでしょ？｣ﾆｯｺﾘ

かすみ(こわ……)

歩夢｢怒るよ｣

かすみ｢もう怒ってますよね！暴力も振るってましたよね！｣

歩夢｢知らない｣

かすみ｢なっ…｣

歩夢｢まったく｣

かすみ｢も、元はと言えば！このおっ〇〇がいけないんですよ！！｣ｶﾞｼｯ

歩夢｢ちょっ、かすみちゃん？！｣

かすみ｢なんかすごい柔らかいんですもん！！いい匂いもしますし！！｣ﾍﾞﾁﾍﾞﾁ

歩夢｢かすみちゃん！｣

かすみ｢ちぃ～！！見れば見るほど腹立つおっ〇〇ですね！！｣ﾍﾞﾁﾍﾞﾁﾍﾞﾁﾍﾞﾁ

ﾍﾞﾁｰｰｰｰｰﾝ

歩夢｢反省して｣

かすみ｢ふぁい…｣ﾋﾘﾋﾘ

歩夢｢…って、こんなことしてる場合じゃないの！！｣

かすみ｢はい？｣

歩夢｢もう8時回ってるんだよ？！｣

かすみ｢それがどうかしたんですか？｣

歩夢｢どうかしたんですかじゃなくて！学校に遅れちゃうよ！！｣

かすみ｢はぁ？何言ってるんですか歩夢先輩 今日は土y｣


侑｢2人とも起きた？｣

かすみ｢あ、侑先輩 おはようございます｣

侑｢おはよ｣

歩夢｢おはよう、侑ちゃん｣

侑｢おはよう｣

歩夢｢侑ちゃんも！先に起きたなら、わたしたちのことも起こしてよ！｣

侑｢なんで？｣

歩夢｢なんでって、学校に遅刻しちゃうじゃん！｣

侑｢今日土曜日だけど｣

歩夢｢え？｣

ｼｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ

かすみ｢…｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

歩夢｢…え？｣

侑｢今日は土曜日だよ 次の日休みだからってお泊まり会したの覚えてないの？｣

歩夢｢｣

かすみ｢……ｺﾋｭｳ………｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

歩夢｢…か………かすみぃ！！！！｣

かすみ｢なんでですか～！！！！！！｣

侑｢あははっ｣ｹﾞﾗｹﾞﾗ


────────────

侑｢いやね、今日出かける予定だったじゃん？でさ、わたしも7時に目が覚めて、丁度いい時間だったから2人を起こそうと思ったんだけど｣

かすみ｢はい｣

侑｢なんか2人とも気持ち良さそうに寝てたし、まあいいかなって｣

歩夢｢別にそんなことないもん 重くて寝苦しかったよ｣

侑｢え？歩夢、かすみちゃんのこと抱きしめて寝てたよ？｣

かすみ｢え｣

歩夢｢はあ？！｣

侑｢抱き枕みたいな感じで 少なくとも、寝苦しそうにはしてなかったかな｣

かすみ｢歩夢先輩～？｣ﾆﾔﾆﾔ

歩夢｢み、見間違えだよ！！｣

侑｢違うよ｣

歩夢｢ううん、絶対に見間違えだよ きっと侑ちゃんも寝ぼけてたんだよ｣

侑｢違うってば～ あ、写真も撮ってるんだからね！｣

歩夢｢写真？！｣

侑｢うん｣

かすみ｢ぜひ見せてください！かすみんにデレデレの歩夢先輩みたいです～｣

歩夢｢そんなわけないじゃん むしろ、わたしが寝苦しそうにしてる証拠写真だよ｣

侑｢見たい？｣

かすみ｢はい！｣

歩夢｢うん｣

侑｢しょうがないな～｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

侑｢はい！｣ﾁﾗｯ

歩夢｢｣

かすみ｢…｣ﾆﾔﾆﾔ

侑｢ね？｣

かすみ｢歩夢先輩、ガッツリ抱きしめてるじゃないですか｣

歩夢｢…////｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

侑｢言った通りでしょ？歩夢、かすみちゃんのこと妹みたいに思ってるらしいし、嬉しかったんじゃない？｣

歩夢｢ちょ、侑ちゃん！余計なこと言わないで！！｣

かすみ｢そうなんですかぁ？｣ﾆﾔﾆﾔ

歩夢｢怒るよ！｣

かすみ｢今の歩夢先輩はふにゃふにゃすぎて怒っても怖くないですよ～っだ｣

歩夢｢むきー！｣

侑｢ちなみに、もう1枚写真撮ってるんだ～｣

かすみ｢どうせ歩夢先輩がかすみんにデレッデレな写真ですよね？｣

歩夢｢もうやめて～！｣

侑｢ううん、違うよ｣

かすみ｢違うんですか？｣

侑｢うん この写真はかすみちゃんがメインだよ｣

かすみ｢ええ？！｣

侑｢ちょっと恥ずかしいかもしれないね｣

かすみ｢じゃ、じゃあいいかな～、なんて｣

歩夢｢見せて｣

かすみ｢だめです！｣

侑｢いいよ｣

かすみ｢ちょ、侑先輩？！｣

侑｢はい｣ﾁﾗｯ

かすみ｢｣

歩夢｢…うわぁ｣

侑｢歩夢のおっ〇〇を枕にして、満面の笑みで寝てるかすみちゃんの写真だよ｣

かすみ｢｣

歩夢｢かすみちゃん…すっごい笑顔だね…｣

かすみ｢何引いてるんですか！！｣

歩夢｢これは引くよ…かすみちゃん変態みたいだもん｣

かすみ｢なにおう？！その変態をがっつり抱きしめてしてたのはどこの歩夢先輩ですかね！｣

歩夢｢はあ？！｣

侑｢2人とも喧嘩は…｣

かすみ｢なんですか！やるんですか！かすみんの右パンチが火を噴きますよ！？｣

歩夢｢蚊もやっつけれなさそうだね｣

かすみ｢むきー！｣

歩夢｢ふっ｣

かすみ｢……歩夢先輩ってぷにぷにしてるからパンチの衝撃吸収しそうですね｣ﾎﾞｿｯ

歩夢｢かすみちゃん？｣ﾆｯｺﾘ


侑｢喧嘩は…｣

かすみ｢へん！もう歩夢先輩なんて怖くないですもん！結局かすみんのことが大好きなんですよね？！だから抱きしめてたんですよね！？｣

歩夢｢そんなこと言ったらかすみちゃんだって！生意気言うくせにわたしの上で幸せそうに寝てたじゃん！｣

かすみ｢むきー！｣

歩夢｢む～！！｣


侑(まあ2人とも可愛いからいっか！)

終わり

可愛いからいいね