1: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:17:15.72 ID:hE4IubUC
善子「い、いきなり何よ!?」アセアセ
ルビィ「だって、お姉ちゃんと話してるところあんまり見たことないし」
善子「別に、嫌いとかそういうんじゃないけど」
善子「学年もユニットも違うんだからそんなものじゃない?」
花丸「ほら、善子ちゃんって人見知りだし」
善子「人見知りでもない!」
ルビィ「だって、お姉ちゃんと話してるところあんまり見たことないし」
善子「別に、嫌いとかそういうんじゃないけど」
善子「学年もユニットも違うんだからそんなものじゃない?」
花丸「ほら、善子ちゃんって人見知りだし」
善子「人見知りでもない!」
2: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:22:17.64 ID:hE4IubUC
善子「……本音とすればね」
ルビィ「?」
善子「ヨハネ、ほんとは会長と仲良くしたいのよ」
善子「ダイヤっていう名前かっこいいし、キリッとしててかっこいいし」
善子「ちょっとした憧れみたいなのがあるの」
花丸「じゃあ積極的に話しかけに行けばいいのに」
善子「けど、ほら。会長って真面目でしょ?」
ルビィ「鞠莉ちゃんとかは硬度10ってからかってるよね」
ルビィ「?」
善子「ヨハネ、ほんとは会長と仲良くしたいのよ」
善子「ダイヤっていう名前かっこいいし、キリッとしててかっこいいし」
善子「ちょっとした憧れみたいなのがあるの」
花丸「じゃあ積極的に話しかけに行けばいいのに」
善子「けど、ほら。会長って真面目でしょ?」
ルビィ「鞠莉ちゃんとかは硬度10ってからかってるよね」
3: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:26:43.91 ID:hE4IubUC
善子「多分、会長ってヨハネみたいなの嫌いだと思うの」
ルビィ「堕天使とか?」
善子「そう。だからヨハネはあんまり話しかけないの」
善子「変に和を乱すことになりかねないし」
花丸「善子ちゃんらしくない……」
善子「今はヨハネの都合よりAqours全体のことを考えてるの」
ルビィ「……ふーん」
ルビィ「堕天使とか?」
善子「そう。だからヨハネはあんまり話しかけないの」
善子「変に和を乱すことになりかねないし」
花丸「善子ちゃんらしくない……」
善子「今はヨハネの都合よりAqours全体のことを考えてるの」
ルビィ「……ふーん」
5: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:29:50.52 ID:hE4IubUC
――
ルビィ「ねえ、お姉ちゃんって善子ちゃんのこと嫌いなの?」
ダイヤ「何を突然」
鞠莉「確かにダイヤとヨハネが話してるところあんまり見たことないかも」
ダイヤ「別に嫌いというわけではありませんわ」
ダイヤ「ただ、学年もユニットも違いますし、そんなものでしょう?」
ルビィ(善子ちゃんと全く同じこと言ってる……)
ルビィ「ねえ、お姉ちゃんって善子ちゃんのこと嫌いなの?」
ダイヤ「何を突然」
鞠莉「確かにダイヤとヨハネが話してるところあんまり見たことないかも」
ダイヤ「別に嫌いというわけではありませんわ」
ダイヤ「ただ、学年もユニットも違いますし、そんなものでしょう?」
ルビィ(善子ちゃんと全く同じこと言ってる……)
6: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:32:52.59 ID:hE4IubUC
果南「まあ、ダイヤって真面目すぎるからね」
果南「後輩に話しかけるのにも色々考えちゃうとか?」
果南「特に善子ちゃんってあんなんだから」アハハ
ダイヤ「……今の善子さんが聞いたら怒りますわよ?」
鞠莉「ほんと、硬度10なんだから」
鞠莉「同じグループで活動する仲間なんだし別にどう話しかけようといいじゃない」
ダイヤ「それは果南さんが勝手にそう思っているだけでしょう!?」
果南「後輩に話しかけるのにも色々考えちゃうとか?」
果南「特に善子ちゃんってあんなんだから」アハハ
ダイヤ「……今の善子さんが聞いたら怒りますわよ?」
鞠莉「ほんと、硬度10なんだから」
鞠莉「同じグループで活動する仲間なんだし別にどう話しかけようといいじゃない」
ダイヤ「それは果南さんが勝手にそう思っているだけでしょう!?」
7: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:37:36.88 ID:hE4IubUC
ルビィ「じゃあ違うの?」
ダイヤ「まあ、なんというか……」
ダイヤ「わたくし自身善子さんと仲良くなりたいという気持ちはあるんですのよ?」
ダイヤ「善子さんってあぁ見えて意外と真面目で、一生懸命で」
ダイヤ「あの堕天使だとかいうのだって、痛々しいけど、それは善子さんが純粋だからだと思うし」
ダイヤ「わたくしは善子さんをとても素敵な子だと思っていますわ」
果南「うわ、思ってたよりべた褒め」
ダイヤ「いけません!?」
ダイヤ「まあ、なんというか……」
ダイヤ「わたくし自身善子さんと仲良くなりたいという気持ちはあるんですのよ?」
ダイヤ「善子さんってあぁ見えて意外と真面目で、一生懸命で」
ダイヤ「あの堕天使だとかいうのだって、痛々しいけど、それは善子さんが純粋だからだと思うし」
ダイヤ「わたくしは善子さんをとても素敵な子だと思っていますわ」
果南「うわ、思ってたよりべた褒め」
ダイヤ「いけません!?」
9: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:41:08.02 ID:hE4IubUC
鞠莉「っていうかそんなにヨハネのこと愛してるなら話しかければいいのに」
ダイヤ「あ、愛してるだとかそういう話ではなくて!」
鞠莉「ん? 友達としてだよ?」
鞠莉「あ、もしかしてダイヤ、ヨハネのこと意識しちゃって話しかけられないとか?」ニヤニヤ
ダイヤ「ですからそうじゃなくて!」
果南「話進まないから鞠莉もその辺にしておきな」
鞠莉「えー、ダイヤの反応面白いのにー」
ダイヤ「あ、愛してるだとかそういう話ではなくて!」
鞠莉「ん? 友達としてだよ?」
鞠莉「あ、もしかしてダイヤ、ヨハネのこと意識しちゃって話しかけられないとか?」ニヤニヤ
ダイヤ「ですからそうじゃなくて!」
果南「話進まないから鞠莉もその辺にしておきな」
鞠莉「えー、ダイヤの反応面白いのにー」
10: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:46:07.55 ID:hE4IubUC
ダイヤ「まあ、わたくしは善子さんのことは嫌いというよりはむしろ好きですわ」
ダイヤ「けれど善子さんの方がわたくしをさけているというか」
ルビィ「あぁ……」
果南「善子ちゃん、ダイヤみたいなお堅いの苦手かもね」
果南「でも鞠莉の言う通り善子ちゃんのことそんなに印象いいなら話しかけちゃえばいいのに」
鞠莉「自分に好意のある人が話しかけてきたら悪い気はしないと思うよ?」
ダイヤ「話しかけて変に和を乱すことになっても嫌ですし」
ルビィ「……。そっかぁ」
ダイヤ「けれど善子さんの方がわたくしをさけているというか」
ルビィ「あぁ……」
果南「善子ちゃん、ダイヤみたいなお堅いの苦手かもね」
果南「でも鞠莉の言う通り善子ちゃんのことそんなに印象いいなら話しかけちゃえばいいのに」
鞠莉「自分に好意のある人が話しかけてきたら悪い気はしないと思うよ?」
ダイヤ「話しかけて変に和を乱すことになっても嫌ですし」
ルビィ「……。そっかぁ」
11: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:51:04.35 ID:hE4IubUC
――
善子「……」
ダイヤ「……」
ルビィ「……」ニコニコ
善子「ちょ、ちょっとルビィ」チョイチョイ
ルビィ「うゆ?」
善子「話があるって来たらなんで会長がいるのよ!」
ルビィ「えっと、善子ちゃんがお姉ちゃんに本当は話しかけたいって言ってたから」
善子「だから、ヨハネは別に和を乱すくらいなら話しかけなくていいんだってば!」
善子「……」
ダイヤ「……」
ルビィ「……」ニコニコ
善子「ちょ、ちょっとルビィ」チョイチョイ
ルビィ「うゆ?」
善子「話があるって来たらなんで会長がいるのよ!」
ルビィ「えっと、善子ちゃんがお姉ちゃんに本当は話しかけたいって言ってたから」
善子「だから、ヨハネは別に和を乱すくらいなら話しかけなくていいんだってば!」
12: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:54:53.08 ID:hE4IubUC
ルビィ「善子ちゃん」ズイッ
善子「な、なによ?」タジッ
ルビィ「……うそつき」ボソッ
善子「っ!」ビクッ
ルビィ「ほんとは違う理由があるくせに」
善子「ち、違う理由ってなによ!?」アセアセ
善子「な、なによ?」タジッ
ルビィ「……うそつき」ボソッ
善子「っ!」ビクッ
ルビィ「ほんとは違う理由があるくせに」
善子「ち、違う理由ってなによ!?」アセアセ
15: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 19:58:43.38 ID:hE4IubUC
ルビィ「……ルビィは応援してるよ?」
ルビィ「だからこの場を用意したの」
善子「……」
善子「ルビィも一緒にいて」
善子「その方が心強いから」
ルビィ「うん、善子ちゃん! がんばルビィ!」
ルビィ「だからこの場を用意したの」
善子「……」
善子「ルビィも一緒にいて」
善子「その方が心強いから」
ルビィ「うん、善子ちゃん! がんばルビィ!」
17: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:03:14.10 ID:hE4IubUC
善子「……」サッ
ダイヤ「る、ルビィ、ちょっと」チョイチョイ
ルビィ「うゆ?」
ダイヤ「なんで善子さんが一緒なんですの!?」
ルビィ「お姉ちゃんが善子ちゃんと話したいって言ってたから」
ダイヤ「だからわたくしは和を乱すくらいだったら――」
ルビィ「それでいいの?」
ダイヤ「へ?」
ダイヤ「る、ルビィ、ちょっと」チョイチョイ
ルビィ「うゆ?」
ダイヤ「なんで善子さんが一緒なんですの!?」
ルビィ「お姉ちゃんが善子ちゃんと話したいって言ってたから」
ダイヤ「だからわたくしは和を乱すくらいだったら――」
ルビィ「それでいいの?」
ダイヤ「へ?」
19: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:07:10.90 ID:hE4IubUC
ルビィ「自分に嘘ついて、それでいいの?」
ダイヤ「わ、わたくしは別に嘘など」ポリポリ
ルビィ「……お姉ちゃんと善子ちゃんって意外と似てると思うの」
ルビィ「正反対のように見えて根っこは同じっていうか」
ダイヤ「……」
ルビィ「だから、がんばルビィ!」
ダイヤ「妹にそこまで言わせてしまったら、わたくしも勇気を出さなければなりませんわね」
ダイヤ「ルビィもいてくださいね」
ルビィ「うん!」
ダイヤ「わ、わたくしは別に嘘など」ポリポリ
ルビィ「……お姉ちゃんと善子ちゃんって意外と似てると思うの」
ルビィ「正反対のように見えて根っこは同じっていうか」
ダイヤ「……」
ルビィ「だから、がんばルビィ!」
ダイヤ「妹にそこまで言わせてしまったら、わたくしも勇気を出さなければなりませんわね」
ダイヤ「ルビィもいてくださいね」
ルビィ「うん!」
21: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:11:04.88 ID:hE4IubUC
ダイヤ「……」ソワソワ
善子「……」モジモジ
ダイヤ「あの、善子さん?」
善子「は、はいっ!」ビクッ
ダイヤ「わたくしとあなたは似ていると思います?」
善子「へ? い、いやえっと――」
善子「ぜんぜん?」
ダイヤ「ですわよね」
善子「???」キョトン
善子「……」モジモジ
ダイヤ「あの、善子さん?」
善子「は、はいっ!」ビクッ
ダイヤ「わたくしとあなたは似ていると思います?」
善子「へ? い、いやえっと――」
善子「ぜんぜん?」
ダイヤ「ですわよね」
善子「???」キョトン
23: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:16:33.86 ID:hE4IubUC
ダイヤ「善子さんは純粋で、真面目で、一生懸命で」
ダイヤ「わたくしとは全然違いますわ」
善子「か、会長だってかっこよくて、綺麗で、みんなのこと考えてて」
善子「……ヨハネと全然違う」
ダイヤ「……なるほど」
善子「なによ」
ダイヤ「似ているかもしれませんわね、わたくしたち」ニコッ
善子「へ?」
ダイヤ「わたくしとは全然違いますわ」
善子「か、会長だってかっこよくて、綺麗で、みんなのこと考えてて」
善子「……ヨハネと全然違う」
ダイヤ「……なるほど」
善子「なによ」
ダイヤ「似ているかもしれませんわね、わたくしたち」ニコッ
善子「へ?」
24: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:20:36.40 ID:hE4IubUC
ダイヤ「わたくし、あなたが避けるからわたくしのことを嫌いだとばかり思っていましたわ」
善子「え? ヨハネは、会長がヨハネみたいなの嫌いだと思って」
ダイヤ「どこら辺が嫌いだと?」
善子「堕天使とか、ヨハネとか、会長真面目だから絶対嫌いだって思って」
ダイヤ「……ぶっぶー、ですわ」
善子「え?」
ダイヤ「確かに最初は面を食らいましたが、あなたと活動していくうちにそれ以上にあなたが一生懸命なのがわかって」
ダイヤ「わたくしはあなたのことを好きになっていましたわ」
善子「っ!」
善子「え? ヨハネは、会長がヨハネみたいなの嫌いだと思って」
ダイヤ「どこら辺が嫌いだと?」
善子「堕天使とか、ヨハネとか、会長真面目だから絶対嫌いだって思って」
ダイヤ「……ぶっぶー、ですわ」
善子「え?」
ダイヤ「確かに最初は面を食らいましたが、あなたと活動していくうちにそれ以上にあなたが一生懸命なのがわかって」
ダイヤ「わたくしはあなたのことを好きになっていましたわ」
善子「っ!」
25: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:25:26.10 ID:hE4IubUC
ダイヤ「堕天使だとか、そういうのもひっくるめて、善子さんを好きになっていた」
ダイヤ「堕天使にも、Aqoursにも、なんにでも一生懸命なあなたのことを」
ダイヤ「あなたに話しかけられなかったのは、本当はあなたに話しかけて拒否されるのが怖かったから」
ダイヤ「周りにも、自分にも嘘をついて、逃げていただけ」クスッ
善子「……。ヨハネもね、ほんとは会長にずっと話しかけたかった」
ダイヤ「ダイヤ、ですわ」
善子「え? あぁ、ダイヤさん」
ダイヤ「ダイヤ」
善子「……。ダイヤ」
ダイヤ「堕天使にも、Aqoursにも、なんにでも一生懸命なあなたのことを」
ダイヤ「あなたに話しかけられなかったのは、本当はあなたに話しかけて拒否されるのが怖かったから」
ダイヤ「周りにも、自分にも嘘をついて、逃げていただけ」クスッ
善子「……。ヨハネもね、ほんとは会長にずっと話しかけたかった」
ダイヤ「ダイヤ、ですわ」
善子「え? あぁ、ダイヤさん」
ダイヤ「ダイヤ」
善子「……。ダイヤ」
26: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:28:51.05 ID:hE4IubUC
善子「ダイヤに話しかけたかった」
善子「なんていうか、最初は憧れみたいなものだったの」
善子「かっこいいし、なんでもそつなくこなしちゃうし」
善子「でもね、見てるうちにダイヤのかわいいところとかも見えてきて」
善子「ダイヤが周りをしっかり見て、考えて動いてるっていうのがわかって」
善子「好き、になってた」
ダイヤ「っ!」
善子「なんていうか、最初は憧れみたいなものだったの」
善子「かっこいいし、なんでもそつなくこなしちゃうし」
善子「でもね、見てるうちにダイヤのかわいいところとかも見えてきて」
善子「ダイヤが周りをしっかり見て、考えて動いてるっていうのがわかって」
善子「好き、になってた」
ダイヤ「っ!」
27: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:32:07.17 ID:hE4IubUC
善子「ヨハネだって、ダイヤをさけてたのは傷つきたくないから」
善子「ダイヤがヨハネを仮によく思ってなくても無下にしないっていうのは分かってた」
善子「けど、もしも他の人とちょっと扱いがちがかったらどうしようとか」
善子「それ以上に、同じように扱われた時にヨハネはそれ以上を求めて暴走しちゃいそうで」
善子「だからさけてた」
善子「怖くて、逃げてた」
ダイヤ「……似ていますわね」
善子「ほんとにね」
善子「ダイヤがヨハネを仮によく思ってなくても無下にしないっていうのは分かってた」
善子「けど、もしも他の人とちょっと扱いがちがかったらどうしようとか」
善子「それ以上に、同じように扱われた時にヨハネはそれ以上を求めて暴走しちゃいそうで」
善子「だからさけてた」
善子「怖くて、逃げてた」
ダイヤ「……似ていますわね」
善子「ほんとにね」
28: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:37:05.40 ID:hE4IubUC
ダイヤ「怖がりで」
善子「素直じゃなくて」
ダイヤ「ふふ」クスクス
善子「あはは」クスクス
ダイヤ「ルビィには大分世話をかけてしまいましたわね」チラッ
善子「そうね、ルビィがいなかったらきっと、ずっと話しかけられなかった」チラッ
善子「っていないし」
ダイヤ「全く、どこまでお見通しなんだか……」
善子「素直じゃなくて」
ダイヤ「ふふ」クスクス
善子「あはは」クスクス
ダイヤ「ルビィには大分世話をかけてしまいましたわね」チラッ
善子「そうね、ルビィがいなかったらきっと、ずっと話しかけられなかった」チラッ
善子「っていないし」
ダイヤ「全く、どこまでお見通しなんだか……」
29: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:40:42.42 ID:hE4IubUC
善子「ね、ダイヤ」ツムリッ
ダイヤ「なんですの?」
善子「契約よ、契約♡」
ダイヤ「契約?」
善子「その、ヨハネたち好き合ってるってことでしょ?」
ダイヤ「まあ、そのようですわね」
善子「だからその、愛の契約っていうか――」モジモジ
ダイヤ「なんですの?」
善子「契約よ、契約♡」
ダイヤ「契約?」
善子「その、ヨハネたち好き合ってるってことでしょ?」
ダイヤ「まあ、そのようですわね」
善子「だからその、愛の契約っていうか――」モジモジ
30: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:43:44.70 ID:hE4IubUC
ダイヤ「善子さんのその堕天使とかそういうの、理解できる気がしませんわ」
善子「なんでよ!」
ダイヤ「けれど、そういうところも好き、ですわ♡」チュッ
善子「!?」
ダイヤ「これでよかった? 契約♡」
善子「……わかってるじゃない」
ダイヤ「ふふ、わたくしがしたかったことですわ♡」
ダイヤ「あ、そうだ。善子さん」
善子「? なによ」
善子「なんでよ!」
ダイヤ「けれど、そういうところも好き、ですわ♡」チュッ
善子「!?」
ダイヤ「これでよかった? 契約♡」
善子「……わかってるじゃない」
ダイヤ「ふふ、わたくしがしたかったことですわ♡」
ダイヤ「あ、そうだ。善子さん」
善子「? なによ」
31: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:46:46.11 ID:hE4IubUC
ダイヤ「わたくしのくちびる、高くつきますわよ?」ニコッ
善子「なによそれ! 押し売りじゃない!」
ダイヤ「対価は、あなたのこれから」
ダイヤ「一生添い遂げてもらいますわよ?」
善子「……うわ、きざったらしい」
ダイヤ「はあ!?」
ダイヤ「わたくしのプロポーズをなんだと思っていますの!?」
善子「なによそれ! 押し売りじゃない!」
ダイヤ「対価は、あなたのこれから」
ダイヤ「一生添い遂げてもらいますわよ?」
善子「……うわ、きざったらしい」
ダイヤ「はあ!?」
ダイヤ「わたくしのプロポーズをなんだと思っていますの!?」
32: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:50:34.45 ID:hE4IubUC
善子「っていうか交際一日目でプロポーズっておも……」
ダイヤ「それくらいの覚悟ということです!」
ダイヤ「あなたにはその覚悟がないと?」
善子「……ほんとにいいの?」
ダイヤ「なにが?」
善子「ヨハネで」
ダイヤ「あなただからいいんですのよ?」
ダイヤ「それくらいの覚悟ということです!」
ダイヤ「あなたにはその覚悟がないと?」
善子「……ほんとにいいの?」
ダイヤ「なにが?」
善子「ヨハネで」
ダイヤ「あなただからいいんですのよ?」
33: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:53:32.08 ID:hE4IubUC
善子「……んっ♡」チュッ
ダイヤ「んぅ♡ よ、善子さん!?」
善子「……。ヨハネのくちびるも高いんだから、対価払ってもらうからね」
ダイヤ「っ! もちろん、一生かけても払いますわ」
善子「えへへ♡」ギュゥッ
ダイヤ「ふふ♡」ナデナデ
ルビィ「……」チラッ
ルビィ「ふふ♡」ニコニコ
おわり
ダイヤ「んぅ♡ よ、善子さん!?」
善子「……。ヨハネのくちびるも高いんだから、対価払ってもらうからね」
ダイヤ「っ! もちろん、一生かけても払いますわ」
善子「えへへ♡」ギュゥッ
ダイヤ「ふふ♡」ナデナデ
ルビィ「……」チラッ
ルビィ「ふふ♡」ニコニコ
おわり
34: (ぎょうざ) 2018/05/03(木) 20:54:05.84 ID:hE4IubUC
たまには原点回帰のベタなダイよしが書きたかった
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1525342635/