【SS】璃奈「浅希ちゃん、キスしよう」浅希「!?」【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


4: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:00:56.11 ID:v427yj6u
【放課後・スクールアイドル同好会部室前】

璃奈「…」テクテク

璃奈(さぁ、今日も練習がんばるぞ)

ガラガラ


しずく「…ちゅ……んんっ…んぅっ」

かすみ「ふぅ……んん……ちゅっ……んんっ」


璃奈「………!?」

璃奈(あれ…?しずくちゃんとかすみちゃんが…キスしてる…!?)
 
5: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:04:09.32 ID:v427yj6u
かすみ「ちゅ………んっ………んんっ!?り…りな子!?」ギクッ

しずく「え………っ!?り、璃奈さん…っ!?い、いつからそこに…」

璃奈「い、今来たところだけど…」

かすみ「えっと…その…み、見た…?」

璃奈「………う、うん…」

かすみ「………」

しずく「………」

璃奈「………璃奈ちゃんボード『あわあわ』」

璃奈(どうしよう…何だか気まずい…)
 
8: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:05:43.12 ID:v427yj6u
璃奈(でも、どうしてキスを…?それも女の子同士で…?キスって恋人同士でするものなんじゃ…)

かすみ(や、やばいよ…りな子が困ってる…)ゴニョゴニョ

しずく(どうしよう…璃奈さんには私たちのこと、話す?)ゴニョゴニョ

かすみ(で、でも…今は二人だけの秘密にしておきたいし…ほら、かすみん達アイドルだし…あまり知られない方が…)

しずく(じゃあ、どうすれば…)

かすみ(任せて!かすみんに考えがある!)
 
10: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:13:27.67 ID:v427yj6u
璃奈(やっぱり気になるし…聞いてみよう…)

璃奈「あの、二人はどうしてキスを…」

かすみ「あー!りな子知らないんだー!えっと…最近は友達同士でキスするのが流行ってるんだよー(棒)」

しずく(えっ)

璃奈「えっ…そ、そうなの!?…私、キスは恋人同士でするものだとばかり…」

しずく「」ギクッ

かすみ「も~!りな子は古いなぁ~!今じゃ友達同士でキスするのなんて普通だって~(棒)」

しずく(か、かすみさんっ!?いくら何でもそんなので璃奈さんを誤魔化せるわけが…)ゴニョゴニョ

かすみ(だ、だって他に思いつかなかったんだもん!)アセアセ

璃奈「……そうだったんだ!!」ナットク

かすみ・しずく(誤魔化せた!?)

璃奈「ごめん、私、全然知らなくて、びっくりしちゃったよ、璃奈ちゃんボード『ホッ』」

かすみ「あ、あはは~!知らなかったらびっくりするよね~!かすみん達も驚かせてごめんね~!」

璃奈(そっか…私、中学まで友達いなかったからかな…友達同士の流行りごととか、そういうのは知らないままだ…)
 
12: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:16:24.15 ID:v427yj6u
璃奈「あの…かすみちゃん、しずくちゃん」

かすみ「えっ?な、何…!?」ビクッ

璃奈「その…友達同士でキスしたら、もっと仲良くなれるってことだよね…」

しずく「そっ、そうだね!!仲の良さは、そりゃあもう深まるだろうね!!」ビクビク

璃奈「なるほど…」

かすみ「あっ!りな子も来たし!1年生だけで先に練習始めちゃおっか!」アセアセ

しずく「そ、そうだね!練習始めよう!」アセアセ

璃奈「う、うん…」

璃奈(私もキスすれば、みんなともっと繋がることができるのかな…?)
 
17: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:21:56.39 ID:v427yj6u
・・・

かすみ「じゃーねー!りな子!」

しずく「また明日!」

璃奈「うん、ばいばい」


璃奈(…愛さん、運動部の助っ人で忙しいみたいだし、今日は一人か…ちょっと寂しい)

浅希「あっ、璃奈~!良かった、まだいた!」タッタッタ

璃奈「浅希ちゃん、今帰り?」

浅希「うんっ!一緒に帰らない?…色葉も今日子もこの後予定があるみたいでさ」ソワソワ

璃奈「もちろん!私も、今日は一人だったから、浅希ちゃんと一緒になれて、嬉しい!璃奈ちゃんボード『にっこりん』」

浅希「っ…///…私も嬉しいよっ…!その、せっかくだしさ、どこか寄ってこうよ!」

璃奈「うん!行きたい!」

璃奈(浅希ちゃん達とも、友達になったばかりで、知らないことも多い…

もっと仲良くなりたいなぁ…)
 
18: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:26:17.51 ID:v427yj6u
・・・


浅希「もぐもぐ…ここのコッペパン美味しいよね」

璃奈「うん、侑さんと歩夢さんも美味しいって、同好会でも大人気」

浅希「えへへ、焼き菓子同好会でも大人気だよ~」

璃奈「あ、浅希ちゃん、口元についてるよ」ヒョイッ

浅希「えっ…///」ドキッ

璃奈「とれた」パク

浅希「あ、あ、ありがとう…///」ドキドキ

璃奈「ううん………あ…」チラッ
 
21: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:30:03.71 ID:v427yj6u
璃奈「…」ジッ

浅希「えっ?」

璃奈「………」ジーッ

浅希「ええっと…///璃奈…?そんなに見つめられると…その…///」ドキドキ

璃奈(……浅希ちゃんの口元を見たら、思い出した)


(かすみ「あー!りな子知らないんだー!えっと…最近は友達同士のキスするのが流行ってるんだよ~」)

(しずく「仲の良さは、そりゃあもう深まるだろうね!!」)


(しずく「…ちゅ……んんっ…んぅっ」)

(かすみ「ふぅ……んん……ちゅっ……んんっ」)


璃奈(私も、あんな風に、浅希ちゃんと、もっと仲良くなりたい…)

璃奈「…浅希ちゃん」

浅希「な、何?///」ドキドキ

璃奈「キスしよう」

浅希「!?」
 
29: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:45:56.76 ID:v427yj6u
浅希「き、きききき、キス!?///」

璃奈「うん、浅希ちゃんと、キスしたい」

浅希「」ボンッ

璃奈「あっ…」

璃奈(もしかして、まだそこまでは仲良くなれてなかったってことなのかな…?)

璃奈「ご、ごめん…!その、まだ早かった…かな…?」シュン

浅希「えっ!?…ええっと…///」

浅希(凄くキスしたい!!キスしたいけど、両想いだなんて思ってなかったから…心の準備が出来てないだけでっ…!!)ドキドキドキドキ

璃奈「ごめん、浅希ちゃん…今言ったことは忘れて…」

浅希「っ!!」

浅希(…そうだ、璃奈が、今すぐしたいって言うんなら…私は…///)

浅希「私も…璃奈と…キス、したい…です…///」

璃奈「っ!!本当!?」

浅希「うっ…うんっ…!」

璃奈「ありがとうっ!璃奈ちゃんボード『ハッピー』!」

浅希「///」
 
30: (しまむら) 2022/02/06(日) 22:57:11.71 ID:v427yj6u
璃奈「じゃあ、するね…」スッ

浅希「あっ…///」


璃奈(私、キスするの、初めてだし、どうすれば…

そうだ!しずくちゃんとかすみちゃんがやっていたのをマネしながらすれば…)スッ


璃奈「…んっ」チュッ

浅希「ん…///」チュッ

璃奈(凄い、気持ちがふわふわする…)チュッ ンッ

浅希(璃奈とキスできるなんて、幸せ…)チュッ チュッ


璃奈(気持ちいい…もっと、したい…

確か、かすみちゃんたちは、もっとこんな風に…)ギュッ


璃奈「…ん…ちゅ…ちゅ、ちゅ…ん」

浅希「んん……ちゅっ……んんっ///」

浅希(璃奈…激しい…///好き…///)

璃奈(浅希ちゃんと、もっと繋がりたい)

チュッ チュッ

・・・
 
32: (しまむら) 2022/02/06(日) 23:09:39.69 ID:v427yj6u
・・・


璃奈「今日は本当にありがとう、浅希ちゃん」

浅希「ううん…私こそ…今日は忘れられない日に、なりそう///」

璃奈「浅希ちゃんと繋がれて、嬉しい、璃奈ちゃんボード『にっこりん』」

浅希「私も!璃奈と想いが通じて、凄く嬉しいよっ!!///」

璃奈「じゃあ、また明日!」

浅希「うん、また明日ねっ!」ニコッ



浅希(璃奈と恋人同士になれるなんて…まだ夢見てるみたい…///

それにあんなに激しいキスもしてくれて…きゃー!///)ウットリ



璃奈(キスって凄い…!浅希ちゃんと今まで以上に強く繋がれた感覚がある…!ということは…


みんなとキスすれば、もっとたくさんの人と、繋がることができるかもしれない!)
 
36: (しまむら) 2022/02/06(日) 23:53:42.06 ID:v427yj6u
【翌日】

浅希「…」ソワソワ

璃奈「おはよう、浅希ちゃん」

浅希「あっ///おはよう、璃奈」ニコッ

璃奈「ごめん、待ったかな…」

浅希「ううん、私も今来たところ♪」

璃奈「良かった」


璃奈(浅希ちゃんに誘われて、今日から一緒に登校することになった

1日でここまで仲良くなれたのも、昨日キスしたおかげなのかな…?)


浅希「じゃあ、い、行こっか///」ギュッ

璃奈「あっ…」(手を握られた…)

浅希「ええっと、まだ、恥ずかしいかな…///」

璃奈「ううん、嬉しい!」

浅希「っ///わ、私も…」


璃奈(一緒に手も繋いでくれるなんて…キスすると、ここまで仲良くなれるんだ…!)
 
38: (しまむら) 2022/02/07(月) 00:12:00.95 ID:PPPmvEKz
【教室】

今日子「あっ、璃奈ちゃん、浅希ちゃん、おはよー!」

璃奈・浅希「おはよう」

色葉「ん?二人は今日一緒だったの?」

浅希「」ドキッ

璃奈「うん、今日は浅希ちゃんから…」

浅希「りっ、璃奈っ…///」バッ

璃奈「?」

浅希「その…私たちのことは、できれば、まだ内緒に…///」ゴニョゴニョ

璃奈「え?…どうして?」

浅希「その、まだ恥ずかしいから…///」ゴニョゴニョ

璃奈(恥ずかしい…?)

今日子・色葉「?」

浅希「さ、さっきたまたま廊下で会ってね…!」アセアセ

色葉「そっかー」

璃奈「…」

璃奈(なるほど、キスする仲だって知られることは、恥ずかしいってことなんだね!

かすみちゃんとしずくちゃんも、何だか隠したがってた雰囲気だったし…)
 
39: (しまむら) 2022/02/07(月) 00:50:48.54 ID:PPPmvEKz
【放課後・スクールアイドル同好会部室前】

璃奈(…今日子ちゃんや色葉ちゃんとも、もっと仲良くなりたいなぁ…

そのためには二人ととも、キスをしなくちゃ…

その前に一度、しずくちゃんとかすみちゃんには、相談しておこう

まだ、わからないことも、多いし…)ガチャ

璃奈「…」ガチャ


かすみ「しず子…やっぱりしず子のおっ〇〇は大きいね…」モミッ モミッ

しずく「やっ…あん…///かすみさんっ…だめっ…///」ハァハァ

かすみ「ねぇ、しず子、かすみん、もう…もう…」モミッ モミッ


璃奈「…」ジーッ


かすみ・しずく「あ…」
 
57: (しまむら) 2022/02/07(月) 22:37:59.98 ID:PPPmvEKz
璃奈「…かすみちゃん、今、しずくちゃんの…」

かすみ「あ、あははは…着替え中にちょっとふざけててさ~(棒)」アセアセ

しずく「ま、全くかすみさんには困ったものだよ…///」ビクンビクン

璃奈「そうなんだ…」

璃奈(なるほど、キスする仲では、あれくらいのじゃれ合いは普通ってことなんだね…)フムフム

かすみ「じゃ、じゃありな子も来たことだし、早く着替えて練習を…」ササッ

璃奈「あ、その前に…二人に相談があるんだけど、いいかな?」

しずく「な、何?璃奈さん…」

璃奈「実はね……あ…」

(浅希「その…私たちのことは、できれば、まだ内緒に…///」)

璃奈(一応、名前は伏せておかないと…)

かすみ「りな子…?」

璃奈「えっと…私も昨日、お友達とキス、したんだ…」

かすみ・しずく「!?」
 
59: (しまむら) 2022/02/07(月) 22:49:14.35 ID:PPPmvEKz
しずく「り、璃奈さん…そ、それって」サーッ

璃奈「うん、キスしたら、凄く仲良くなれるって、言ってたから…私も、してみたくて…璃奈ちゃんボード『照れ照れ』」

かすみ「…」ダラダラ

しずく「…」ダラダラ

璃奈「キスしたら、凄く幸せな気持ちになれたし、その子とも凄く仲良くなれたんだ!だから他の子とも…」

かすみ「ちょ、ちょっと待って、りな子!!」

璃奈「えっ…?」

しずく「その…璃奈さん、もしかして、友達みんなと…キスを…?」ダラダラ

璃奈「ううん?キスしたのは今のところ一人だけだよ…?でもいつかは、みんなとも…」

かすみ「ダメッ!!ダメだよりな子!!」

璃奈「!!」ビクッ
 
60: (しまむら) 2022/02/07(月) 23:06:47.69 ID:PPPmvEKz
しずく「ご、ごめん璃奈さん!言い忘れてたけど、キスする友達は一人に決めなきゃダメなんだ!」ダラダラ

かすみ「う、うん!他の子とキスしたなんて知られたら、そのりな子の友達が傷ついちゃうよ!?」ダラダラ

璃奈「そうなんだ…相談して良かった…!別の子ともキスしていいのかなって、ちょっと不安だったから…」

かすみ「うん!かすみんも、しず子としか絶対にキスしないもん!」

しずく「///」ポッ

璃奈「…そうだよね、二人はずっと、仲いいもんね」

しずく・かすみ「あっ…!!」

かすみ「…た、確かに、かすみんとしず子はキスする関係だけど…りな子だって、同じくらい大事な友達だよ!?」アセアセ

しずく「そうだよ!キスは一人としかしちゃいけないけど、私も璃奈さんのこと、大好きだから!」アセアセ

璃奈「かすみちゃん、しずくちゃん…ありがとう!璃奈ちゃんボード『にっこりん』」
 
64: (しまむら) 2022/02/07(月) 23:22:56.03 ID:PPPmvEKz
璃奈「じゃあ練習の前に、一度お手洗い行ってくるね」

しずく・かすみ「い、行ってらっしゃ~い」


ガラガラ


しずく・かすみ「…どうしよう」ダラダラ

かすみ「ああああ…かすみんが友達同士のキスが流行ってるなんて嘘を吐いたせいで…取り返しのつかないことに…」ブルブル

しずく「私も、キスしたら仲が深まるなんて言っちゃったから…それで璃奈さんが誰かと…」ブルブル

かすみ「一旦さっきので、りな子がビッ……キス魔になることは防げたから、被害は最小限で済んだけど…」

しずく「もう既に一人とキスしちゃってるんだよね…いったい誰と…」
 
66: (しまむら) 2022/02/08(火) 00:37:08.18 ID:Qhx//Bgw
・・・


璃奈「浅希ちゃん、お待たせ」

浅希「璃奈♪じゃあ、帰ろっか」

璃奈「うん」ギュッ

浅希「……えへへ///」ギュッ


璃奈(浅希ちゃんは、これから行きだけじゃなくて、一緒に帰る約束をしてくれた

他の子とキスできないことは、少し残念だったけど…

でも、他の子とは違う、特別な友達がいるっていうのは、嬉しいな…)


璃奈「浅希ちゃん、良かったらまた寄り道しない?」

浅希「!!…も、もちろん///」
 
67: (しまむら) 2022/02/08(火) 00:38:23.08 ID:Qhx//Bgw
・・・

浅希「ここのタピオカ、おいしいね!」

璃奈「喜んでもらえて良かった、璃奈ちゃんボード『ハッピー』」

浅希「んくっ…んくっ…」ゴクゴク

璃奈「あ……」ジッ


璃奈(浅希ちゃんの唇…ツヤツヤしてて、綺麗…

また、キス、したいな…)モジモジ


浅希「璃奈…?」キョトン

璃奈「…」ジッ

浅希「…!………ん…///」スッ

璃奈(!…目を閉じたってことは……していいってことだよね?)ソワソワ
 
68: (しまむら) 2022/02/08(火) 00:49:35.69 ID:Qhx//Bgw
璃奈「ん……」チュッ

浅希「…んっ……///」チュッ

璃奈(とろけるような、甘い味…もっと、感じていたい…)

璃奈「…ん…ちゅ…ちゅ、ちゅ…ん」

浅希「…ちゅ……んんっ…んぅっ///」

璃奈(もっと、浅希ちゃんと、繋がりたい…)チュッ チュッ



(かすみ「しず子…やっぱりしず子のおっ〇〇は大きいね…」モミッ モミッ)

(しずく「やっ…あん…///かすみさんっ…だめっ…///」ハァハァ)



璃奈(そうだ、あんな風にじゃれあいながらキスしたら、もっと仲良くなれるかも)
 
70: (しまむら) 2022/02/08(火) 01:04:34.57 ID:Qhx//Bgw
璃奈「…ん」モミッ

浅希「っ…んんっ!?///」ビクン

浅希(璃奈!?///璃奈の手が、私の胸を…!?///)

璃奈「…ん…ちゅ…ちゅ」モミッ モミッ

璃奈(浅希ちゃんのおっ〇〇、大きい…!)

浅希「ふぅ……んぁ……ちゅ…///」ビクッ ビクッ

浅希(璃奈…そんな、こんなところで…!?///)

璃奈「んんっ…」モミッ モミッ モミッ

浅希(だ、大胆すぎるよぉ…///)

璃奈(柔らかくて、気持ちいい…!)モミッ
 
72: (しまむら) 2022/02/08(火) 01:09:17.97 ID:Qhx//Bgw
・・・

璃奈「その、突然ごめんね…私、我慢できなくって…」

浅希「えっ…!?///う、ううん…私も嬉しかったし…///」

浅希(そこまで私の事を求めてくれてるなんて…///)ドキドキ

浅希「あ、でも……今度から、ああいうことは、どっちかの家とかで、しない?」

璃奈「えっ?」

浅希「さっきは人目につかない場所だったから良かったけど…もし誰かに見られたらって思うと、さすがに恥ずかしいよ…///」

璃奈「あっ…そうだよね、ごめんなさい…!」

浅希「…だからさ、次のお休み、璃奈のお家に遊びに行ってもいいかな?///」

璃奈「!!…もちろん!璃奈ちゃんボード『わーい♪』」

浅希「ふふっ…///」
 
73: (しまむら) 2022/02/08(火) 01:10:14.38 ID:Qhx//Bgw
続きは明日書きます
 
87: (しまむら) 2022/02/08(火) 22:22:34.43 ID:Qhx//Bgw
【翌日】


璃奈「おはよう、浅希ちゃん」

浅希「璃奈っ!おはよう!…」モジモジ

璃奈「ん?」

浅希「璃奈……今日も、可愛いね///えへ///」ニコッ

璃奈「!………り、璃奈ちゃんボード『照れ照れ』」

璃奈(私のこと、褒めてくれた…!嬉しい…!)

浅希「あ、昨日の話なんだけど…さっそく明日のお休みに行ってもいい?」

璃奈「うん!大丈夫!」

浅希「楽しみだよ」ニコッ

璃奈「璃奈ちゃんボード『わくわく』」
 
88: (しまむら) 2022/02/08(火) 22:27:29.92 ID:Qhx//Bgw
【放課後・スクールアイドル同好会部室前】

璃奈(浅希ちゃんと仲良くなれて、私も嬉しいな…

明日も一緒にいられるし、もっともっと仲良くなれるかな…?

って、その前に今日の練習だよね!頑張るぞ!)スッ

璃奈「………」

璃奈(確か、いつもここで…扉を開けると…)



(しずく「…ちゅ……んんっ…んぅっ」)

(かすみ「ふぅ……んん……ちゅっ……んんっ」)


(かすみ「しず子…やっぱりしず子のおっ〇〇は大きいね…」モミッ モミッ)

(しずく「やっ…あん…///かすみさんっ…だめっ…///」ハァハァ)



璃奈(また、二人が中で、じゃれあってるかもしれない…)
 
90: (しまむら) 2022/02/08(火) 23:17:59.30 ID:Qhx//Bgw
璃奈(それに、浅希ちゃんも言ってたよね…)



(浅希「その…私たちのことは、できれば、まだ内緒に…///」)


(浅希「…もし誰かに見られたらって思うと、さすがに恥ずかしいよ…///」)



璃奈(きっと、しずくちゃんとかすみちゃんも、私に見られて、恥ずかしかったよね…

今日も、二人が部室で何かしているのだとしたら…

…いや、考えすぎかな、いつも二人が部室にいるとは限らないか…)


アンッ アンッ


璃奈「!!」

璃奈(今、かすかに聞こえた…しずくちゃんの声?…やっぱり今日もキスしてるのかな…?

だとしたら、また邪魔したら悪いよね…ここは少し時間を置いてからに…)

璃奈「…」

璃奈(でも、中で何をしてるのか、すごく気になる…!しずくちゃんとかすみちゃんの仲の良さを、参考にしたい…)ゾクゾク

璃奈「…」スッ

璃奈(ちょっと覗くだけなら……いいよね…?)
 
92: (しまむら) 2022/02/08(火) 23:29:15.12 ID:Qhx//Bgw
璃奈「…」チラッ



かすみ「しず子…好き…好き…」

しずく「あんっ…///あんっ…///」



璃奈「おお…」

璃奈(二人とも、服を着ずに、くっついてる…

すごい…あそこまですれば、もっと仲良くなれるってことなんだね!

でも、具体的に何してるのかは、よく見えない……)グヌヌ

璃奈「…」ソッ

璃奈(こっそり中に入って近づいてみようかな…)



愛「どしたのりなりー」

璃奈「!?」
 
94: (しまむら) 2022/02/08(火) 23:38:50.05 ID:Qhx//Bgw
璃奈「あ、愛さん…!?」バタン

愛「ちーっす、りなりー!」

璃奈「きょ、今日は部活の助っ人は、ないの?」

愛「うん!今日は練習に出れるよ~!」

璃奈「そ、そうなんだ…」

愛「ところで、何か覗いてたみたいだけど、入らないの?」スッ

璃奈「あっ…!えーっと…」


璃奈(しずくちゃん達のことは、愛さんには黙っておいた方がいいよね、秘密みたいだし…)


璃奈「な、なんでもないよ、ちょっと飲み物を買い忘れたから、先に自販機行こうかなって…」

愛「そっかー!じゃあ愛さんも一緒に行くよー!」

璃奈(よし…!)「う、うん、じゃあ一緒に行こう…」


璃奈(でも、二人が何してたのか、結局わからなかったなぁ…残念…)
 
95: (しまむら) 2022/02/09(水) 00:09:47.32 ID:E9abTLid
かすみ「…」ソーッ

かすみ(物音が聞こえて、誰か来たのかと思ったら…りな子と愛先輩だったか…

もしかして、またりな子に見られてたんじゃ…)ダラダラ

しずく「もうっ…///部室で二人っきりになった途端、すぐに襲ってきて!///」

かすみ「ご、ごめんってば…!でも、しず子だって、部室でやるスリルと背徳感が良いって言うから…つい…」

しずく「そっ…それはそうだけど…///」

かすみ「それより、りな子の誤解を早く解かないとだよね…」

しずく「そうだね…璃奈さんの今後のためにも、このまま勘違いさせたままなのは、絶対ダメだと思うし…」

かすみ「うん!このままじゃ、かすみん達のせいで、りな子が倫理観のない子になっちゃうよ~!」


彼方「…」ムクッ

彼方「いや~、倫理観がないのは、かすみちゃんとしずくちゃんだと思うよ~」

しずく・かすみ「!?」

彼方「彼方ちゃんがすやぴしてる横でおっぱじめるなんて、そこまでスリルを求めなくていいと思うな~」

しずく「え、え…!?か、彼方さん…まさか起きて…」

彼方「しずくちゃんの大きな声のせいで彼方ちゃん、お目めぱっちりなんだよ~

…それより、さっきの話、詳しく聞かせてくれる?」ニコニコ
 
105: (しまむら) 2022/02/09(水) 23:56:29.62 ID:E9abTLid
【焼き菓子同好会・部室】


チン♪

浅希「あっ…できた!」ガタッ

今日子「わぁ~!美味しそうなクッキー!」

浅希「ねぇ、良かったら味見してくれる?」

今日子「いいの!?いただきまーす…モグモグ」

浅希「ど、どうかな…?」ドキドキ

今日子「んー!美味しい~!今までで一番おいしいかも!」

浅希「本当!?良かった~」

浅希(よし、明日このクッキーを璃奈に持っていこうっと♪璃奈、喜んでくれるかな…///)

今日子「このクッキー、誰かにプレゼントするの?」

浅希「え!?…あ~、えっとぉ…お母さんに、かなぁ…?」

今日子「ほんとに~?」ジトッ

浅希「うっ…///」
 
106: (しまむら) 2022/02/10(木) 00:02:38.71 ID:benoZBdt
色葉「浅希、最近機嫌良いよね…まさか…彼氏でもできた」

浅希「っ!!///」ギクッ

今日子「ええ~嘘~!?あ、それで彼氏にクッキーを!?」

浅希「ちっ、違うってば!!彼氏じゃないよ!!」

浅希(彼女だけど…///)

色葉・今日子「怪しいなぁ…」

浅希「……うう」

色葉「浅希、変な男に遊ばれてなきゃいいけど…」

今日子「気を付けるんだよ!やらしいことだけ考えて近づいてくる、ろくでもない人だっているんだからね!」

浅希「むっ…!そんなわけ…」

色葉・今日子「そんなわけ?」

浅希「あっ…!いや…っ!だから違うってぇ~!!」ガチャ

色葉「あ!逃げた!」
 
107: (しまむら) 2022/02/10(木) 00:20:01.72 ID:benoZBdt
・・・

浅希(うう…問い詰められるのが怖くて、つい出てきちゃった…それにしても…)


(今日子「気を付けるんだよ!やらしいことだけ考えて近づいてくる、ろくでもない人だっているんだからね!」)


浅希(……璃奈は、そんな子じゃないもん…!)ムスッ

浅希「でも…」


(璃奈「浅希ちゃんと、キスしたい」)

(璃奈「んんっ…」モミッ モミッ モミッ)

(璃奈「私、我慢できなくって…」)


浅希(璃奈って、意外と肉食系だったよね…まだ一昨日付き合い始めたばかりなのに、あんなに…

もしかして本当に、ただ、そういうことに興味があっただけなのかな…

って、私ったら、何考えてるんだろう、璃奈に限ってそんなことあるわけない…!

それに、璃奈に求められるのは、私も嬉しいって思ってるし、何も問題ない…!)
 
110: (しまむら) 2022/02/10(木) 01:18:09.56 ID:benoZBdt
~~~


愛「りなりー、最近いいことあった?」

璃奈「え…?どうして?」

愛「ん~、なんか、幸せなオーラが滲み出てるっていうか…」

璃奈「うん、最近、友達と凄く仲良くなれたんだ」

愛「へ~!良かったじゃん!」

璃奈「友達の中でも、特別に感じる人ができたって思うと、嬉しくって…璃奈ちゃんボード『ハッピー』」

愛「………そっか」

璃奈「愛さん?」

愛「ううん!なんでもないよ~」

愛(りなりーの特別な人か……なんか、ちょっぴり悔しいな)チクッ
 
111: (しまむら) 2022/02/10(木) 01:19:13.82 ID:benoZBdt
【放課後・スクールアイドル同好会部室前】

璃奈(ある程度時間も経ったし、そろそろ入っても大丈夫だよね)

愛「ちーっす!」ガラガラ

璃奈「え?」


かすみ「…」[私達は璃奈ちゃんを騙しました]

しずく「…」[私達は部室で如何わしいことをしました]


璃奈(しずくちゃんとかすみちゃんがプラカードを下げて正座させられてる…?)

彼方「お~!愛ちゃん、璃奈ちゃん、やっほ~」

愛「なになに?これは何の遊び?」

彼方「遊びじゃないよ~」

璃奈(もしかして、部室でのことが、彼方さんにばれちゃったのかな…?

ん?かすみちゃんが下げてるのは…)


[私達は璃奈ちゃんを騙しました]


璃奈「騙す…?」

かすみ「!!」ビクッ

彼方「ほら、璃奈ちゃん来たよ?」グイッ

かすみ・しずく「は、はいっ!!」
 
112: (しまむら) 2022/02/10(木) 01:31:27.57 ID:benoZBdt
かすみ「ごめんっ!!りな子!!」

璃奈「?…急にどうしたの…?私は何もされてないよ…?」

かすみ「こないだりな子に言った、友達同士でキスするのが流行ってるって言ったの、嘘なの!!」

璃奈「え…」

しずく「ごめんなさい!私達、本当は付き合ってて、それがバレたくなくて!」

璃奈「それって…」

かすみ「本当にごめんなさい!!」

しずく「ごめんなさい!!」

璃奈「………」


愛「えっと…いったい何の話?」キョロキョロ

彼方「ちょっと、いろいろあってね…」
 
113: (しまむら) 2022/02/10(木) 01:32:23.91 ID:benoZBdt
璃奈「そっか、二人は恋人同士で、それを隠したい事情があったんだね」

かすみ「り、りな子…?」

璃奈「頭上げて、大丈夫だよ、私、気にしてないから」

しずく「でも、璃奈さん!もう既にキスした人がいるって!」

かすみ「ちょ、しず子…!」

璃奈「………」

愛「えっ…?」チクッ

彼方「どういうことかな?彼方ちゃん、それは聞いてないよ?」
 
116: (しまむら) 2022/02/10(木) 02:00:43.93 ID:benoZBdt
しずく「本当にごめんなさい!私も一緒に謝りに行かせて!」

かすみ「か、かすみんも、一緒に行く!」

璃奈「ううん、大丈夫だから…」

しずく「で、でも!」

璃奈「しずくちゃん達の嘘だったかもしれないけど、キスしたら、本当に仲が深まったんだ…」

かすみ「え…?」

璃奈「私も、凄く幸せな気持ちになったし、だから…友達同士のキスも、きっと、おかしくない、きっと、大丈夫だよ…」

しずく「…」

かすみ「…」

愛「り、りなりー…?」

彼方「ダメだよ、璃奈ちゃん」

璃奈「えっ…?」

彼方「キスは友達同士でしたらダメなことなの、本当は恋人同士でするものなの」

璃奈「……………」

彼方「理由はどうであれ、璃奈ちゃんがその子の大事なものを奪ってしまった事実は変わらないよ?

だから…正直に謝った方がいいと思うな」

璃奈「…うん」
 
127: (たまごやき) 2022/02/11(金) 00:01:16.00 ID:awpXfbsh
~~~~~~~~~~~~~~~~

浅希「さて、そろそろ部室に戻ろうかな…」

ピロリン♪

浅希「あっ…璃奈だっ♪」


『浅希ちゃん、大事な話があるの、今、時間あるかな?』


浅希「璃奈…?」


浅希(どうしたんだろう…改めて、話だなんて…

も…もしかして、別れ話…!?ま、まさかそんな、まだ付き合って3日目なのに…!?

そ、そんなわけないよね…?璃奈…?)
 
129: (たまごやき) 2022/02/11(金) 00:17:06.46 ID:awpXfbsh
~~~~~~~~~~~~~~~~


璃奈(しずくちゃんもかすみちゃんも、一緒に謝りに行くって言ってくれたけど…

浅希ちゃんは、知られたくないだろうし…そもそも私が無知だったことが悪いんだし…

私一人で、ちゃんと浅希ちゃんに謝らないと…)


浅希「璃奈…」

璃奈「あ、浅希ちゃん!」

浅希「どうしたの?部活中なのに、大事な話だなんて…」

璃奈「…その…これまでのこと、ごめんなさい!!」

浅希「えっ…?」

璃奈「私、キスは恋人としかやっちゃいけないんだって知らなくて…

なのに、浅希ちゃんにキスしたりして…本当にごめんね…」

浅希「…!?」
 
132: (たまごやき) 2022/02/11(金) 00:34:06.23 ID:awpXfbsh
浅希(璃奈…?な、何言ってるの…?私たちは恋人じゃ……)


璃奈「きっと、浅希ちゃんは優しいから、私の事、受け入れてくれたんだよね…?」


浅希(あっ……そっか…思い返してみれば…璃奈は、一度も付き合おうって言ってないじゃん…

あ、あはは…私が勝手に浮かれて、勘違いしただけだったんだ…)ジワ・・・


璃奈(な、泣いてる…!)


璃奈「あ、浅希ちゃん、やっぱり嫌だったんよね…本当にごめんなさい!!」

浅希「ううん…嫌じゃなかったよ……むしろ嬉しかった…!」ポロポロ

璃奈「…!!」

浅希「私、璃奈とは、もう恋人のつもりだったよ…!」

璃奈「…………えっ!?」

浅希「でも、璃奈にとって、私の事は、遊びだったんだね…」ポロポロ


璃奈(…私は、浅希ちゃんと、友達同士のじゃれあいをしてるつもりだった

でも、私がキスなんてしたから…浅希ちゃんは、私と恋人同士になったと勘違いさせてしまったんだ

私の行動が、浅希ちゃんを、傷つけたんだ)


璃奈「そう、なるね…」

浅希「っ!!………うっ…うう…」ポロポロ

璃奈「ごめん、なさい…」
 
136: (たまごやき) 2022/02/11(金) 00:57:59.59 ID:awpXfbsh
璃奈「私、浅希ちゃんに酷いこと、した…

だから、もう、浅希ちゃんと、友達でいる資格は、ない…」

浅希「り、璃奈…!?」

璃奈「ごめんね、浅希ちゃん…今まで、ありがとう…」スッ

浅希「ま、待って…!!」ギュッ

璃奈「あっ…」

浅希「遊びでもいい…!璃奈のしたいこと、何でもさせてあげるから!私と一緒に…!」ポロポロ

璃奈「でも…私は…」

浅希「私じゃ…私じゃ、璃奈の恋人に、なれないのかな…?」ポロポロ

璃奈「え…?」

浅希「私は、璃奈の、恋人でいたいの!!」

璃奈「………」
 
138: (たまごやき) 2022/02/11(金) 01:11:03.78 ID:awpXfbsh
璃奈(そっか…私が浅希ちゃんの恋人になれば、今まで通りの関係でも、問題ない…

浅希ちゃんが、それを望んでいるのなら、私は…)


璃奈「わかった…私、浅希ちゃんの恋人になるよ」

浅希「!!…ほ、本当に!?」

璃奈「それで、浅希ちゃんに許してもらえるなら…」

浅希「嬉しい…!!」ギュッ

璃奈「あっ…」

浅希「璃奈っ…璃奈っ…」ギュッギュッ

璃奈「ごめんね、浅希ちゃん」


璃奈(浅希ちゃん、笑ってくれた…良かった…!

きっと、これで、良かったんだよね…?)
 
139: (たまごやき) 2022/02/11(金) 01:11:26.88 ID:awpXfbsh
続きは明日書きます
 
150: (たまごやき) 2022/02/12(土) 14:23:26.37 ID:/MbyUFLa
・・・

璃奈「…」スタスタ

愛「!!…りなりー…!」

彼方「あっ、璃奈ちゃんお帰り~!先に練習始めてるよ~」

璃奈「私も、今から、参加する」

彼方「…本当の事は、話せたの?」

璃奈「うん……話せた……」

愛「…そ、そっか」ホッ

璃奈「それで、ちゃんと、その子と、お付き合いすることに、決めた」

愛「えっ…!?」

彼方「………そっか…恋人同士になることに決めたんだね~」

璃奈「うん…しずくちゃんとかすみちゃんにも話しておかないと…二人は?」

彼方「二人には仲良くランニングしてもらってるよ~」

璃奈「ありがとう、じゃあ、私も一緒に走ってくる」サッ

彼方「いってらっしゃ~い」

愛「……り、りなりー…?」

彼方「………」
 
151: (たまごやき) 2022/02/12(土) 14:25:13.97 ID:/MbyUFLa
かすみ「ぜぇぜぇ…彼方先輩めぇ…校庭100週の刑なんて酷いよ~」ゼェゼェ

しずく「こんなの体罰だよ~ふぇえ~」ハァハァ

璃奈「しずくちゃん、かすみちゃん…」タッタッタ

かすみ「あっ…!りな子…」

しずく「璃奈さん…その…お友達とは…」

璃奈「うん、私、その子の恋人になったよ」

しずく・かすみ「えっ…!?」

璃奈「だから、恋人同士でやるべきこととか…いろいろ、教えて欲しい」

かすみ「そっかぁ~!おめでとうりな子!結果、恋人同士になれたんなら、かすみん達、恋のキューピッドだねぇ!」

しずく「えっと、それは、おめでとう、なのかな…?」

かすみ「だってめでたいことじゃん!それじゃあ、かすみんがあんなことやこんなことを教えて…」ニヒヒ

しずく「かすみさん、めっ!」ベシッ

かすみ「いたぁい!」
 
152: (たまごやき) 2022/02/12(土) 14:26:58.83 ID:/MbyUFLa
しずく「……璃奈さんはその子のこと、本当に好きで、付き合い始めたってことだよね…?」

璃奈「…?うん、もちろん大好きだよ」

しずく「…それって、これからは友達としてじゃなくて、恋人として愛していくってことだよね?」

璃奈「えっ…?」

せつ菜「3人とも?…何をお喋りしているんですか…?練習中ですよ…?」ゴゴゴゴゴ

しずく・璃奈「あ…」

かすみ「げぇっ!?せつ菜先輩!?」

しずく・璃奈・かすみ「ごめんなさーい!」ダダダダダ

せつ菜「全く…」


璃奈(……友達としての好きと、恋人としての好きは、そこまで違うものなのかな…?)タッタッタ
 
154: (たまごやき) 2022/02/12(土) 14:46:26.96 ID:/MbyUFLa
・・・

せつ菜「では、今日も練習お疲れさまでした!!」

愛「あれ?しずくとかすかすは?」

彼方「まだ走ってるよ~」

愛「じゃあ先に帰るか~!あ、りなりー!今日は久しぶりにどっか寄ってこうよ~!」

璃奈「うん!いいよ!」

ピリリ

璃奈「あ…メッセ…」ピッ


『浅希「璃奈、練習終わった?今日も一緒に帰ろう?」』


璃奈(あ…浅希ちゃんからだ…どうしよう、久しぶりに愛さんと遊びに行きたいけど…)

愛!………もしかして、さっき言ってた恋人?」

璃奈「え、えっと……」

愛「………あはは!そっか~!りなりーには恋人ができたんだった!愛さんうっかり!」

璃奈「え…?」

愛「大丈夫!愛さんはカリンとでも一緒に行くからさ!…こういう時は恋人を優先しなきゃダメだぞ~!」

璃奈「そ、そうなの…?」

愛「そうだぞ~!じゃ、また来週ねっ!…」ダッ

璃奈「あ…愛さん…」

璃奈(恋人って、友達よりも、たくさん一緒にいなきゃいけないんだ……なんだか、寂しいな…)
 
155: (たまごやき) 2022/02/12(土) 14:54:33.55 ID:/MbyUFLa
・・・

浅希「あっ…璃奈~!」

璃奈「あ、浅希ちゃん…その、今日は本当に…」

浅希「えっ?いいよいいよ、私こそ、突然泣いちゃって、ごめんね…」

璃奈「ううん、悪いのは私だから……傷つけちゃって、本当にごめん…」

浅希「だからもういいって~…私は…私は璃奈が恋人でいてくれるなら、それだけで、幸せだから…」

璃奈「……うん」

浅希「…じゃあ、行こっか♪」ギュッ

璃奈「…」


璃奈(これからは…浅希ちゃんの恋人として、失礼のないように、気を付けないと…)


浅希「そうだ、今日はゲーセンなんてどう?あの新作ゲームが出たって!」

璃奈「うん、行こう」
 
160: (たまごやき) 2022/02/13(日) 23:22:28.16 ID:bxqoZ8Mn
【ゲームセンター】


璃奈「えいっ」ピコピコ

浅希「また瞬〇…」

璃奈「璃奈ちゃんボード『むんっ』…!…あっ…」

璃奈(し、しまった……手加減した方が良かったかな……)チラッ

浅希「璃奈、本当にこのゲームうまいね!悔しいから、コツ教えてよ♪」

璃奈「えっ…?う、うん…」

璃奈(あんまり落ち込んでないみたい…良かった…)
 
161: (たまごやき) 2022/02/13(日) 23:23:58.70 ID:bxqoZ8Mn
愛「よし!果林~!次はあれやろうよ~!」

果林「ちょっと待って、愛…そろそろ休憩に…」

愛「あっ!あれなんていいんじゃない………あっ」



浅希「なるほど、そうすればいいんだね!さすが璃奈」

璃奈「うん、これをマスターすれば大丈夫!」

浅希「よ~し!もう一回やろう!」



愛(もしかして、りなりーの彼女って…)

果林「あら、璃奈ちゃんとクラスメイトの子かしら?微笑ましいわね」

愛「…そだね」

果林「ちょっと脅かしちゃおうかしら…」ソッ

愛「!!…カリン、邪魔しちゃ悪いし、あっち行こ」グイッ

果林「え…ちょっと…」
 
162: (たまごやき) 2022/02/13(日) 23:41:22.24 ID:bxqoZ8Mn
璃奈(浅希ちゃんとたくさんゲームした…楽しかった…

…あまり友達同士なのと変わらない気がするけど、恋人同士ってこんな感じで良いのかな…?)


浅希「明日は璃奈の家に遊びに行くね♪」

璃奈「うん、待ってる」

浅希「じゃあ…また……」スッ

璃奈「ばいばい」スッ


璃奈(明日はもっと、恋人らしいこととかしないと…とにかく、しずくちゃんかかすみちゃんに改めて相談しなくちゃ…)


浅希「璃奈…」

璃奈「えっ?」クルッ


チュッ


璃奈「っ…!!」

浅希「えへへ、今日は私からしちゃった…///

あっ…ご、ごめん…私ったら…ま、また明日ね///」ダッ

璃奈「あ………」


璃奈(昨日までとは違って、少し触れるだけのキスだったからかな…

もっと浅希ちゃんといたい…そう思ってしまった…

何考えてるんだろう、明日になったらすぐ会えるのに…)
 
164: (たまごやき) 2022/02/14(月) 00:12:59.06 ID:Oo6GizTu
【夜・璃奈宅】

璃奈(しずくちゃんもかすみちゃんもメッセに反応ないな…今日練習すごく頑張ってたし、疲れて寝ちゃってるのかも…もう夜遅いし…)ピッピッ

prrrrrr

璃奈「あ、気付いてくれたかな……あれ?彼方さん?」


ピッ


彼方『やっほ~璃奈ちゃん、今大丈夫?』

璃奈「大丈夫だよ」

彼方『夜遅くにごめんね~、ちょっと気になることがあってね~』

璃奈「ううん、私も相談したいこと、あった」

彼方『相談?』
 
165: (たまごやき) 2022/02/14(月) 00:15:42.39 ID:Oo6GizTu
・・・

彼方『キスの他に、恋人同士でやることかぁ~』

璃奈「うん…私、恋愛経験とか、全然ないから、どうしていいか、わからなくって…」

彼方『う~ん、彼方ちゃんはね~恋人の形は人それぞれだって思うからさ~、璃奈ちゃんがしたいことをするのが一番だと思うよ~?』

璃奈「したいことを、する…かぁ……じゃあやっぱり、いつも遊んでる通りでいいのかな…」ムムム

彼方『……今日、彼方ちゃんが気になってたことだけどね?』

璃奈「うん…」

彼方『本当にその子のことが特別?』

璃奈「えっ…?」

彼方『璃奈ちゃんにとって、その子は他のお友達とは違うと思ってること、あるのかなって』
 
166: (たまごやき) 2022/02/14(月) 00:17:06.94 ID:Oo6GizTu
璃奈「そ、それは…」

璃奈(どうなんだろう……愛さんや、彼方さん達、色葉ちゃんや今日子ちゃんと違って、浅希ちゃんは特別…なのかな…?)

彼方『特別じゃないなら、お付き合いするべきじゃないと思うな』

璃奈「…!!で、でも、そうしたら…」

彼方『相手を傷つけてしまう…ってことを璃奈ちゃんは心配してるんだよね?』

璃奈「うん…」

彼方『恋愛っていうのはね、愛し合うことだけじゃなくて、誰かを傷つけてしまうことだってあるものなんだよ?

そうやって、人は経験していくの』

璃奈「………」

彼方『もし璃奈ちゃんが、その子の恋人同士でいることに疑問を持ってるなら…

正直に伝えた方がいいと思う…それで、誰かを傷つけたとしてもね』

璃奈「…わかった、ありがとう彼方さん」
 
168: (たまごやき) 2022/02/14(月) 01:24:16.99 ID:Oo6GizTu
【次の日・璃奈宅】


浅希「璃奈の家…来るの久々かも…」

璃奈「うん、前は今日子ちゃんと色葉ちゃんも一緒だったし…二人きりは初めてだね」

浅希(ふ、二人っきり…///)ドキドキ

浅希「あっ…えっと、じゃあ何しよっか…///」アタフタ

璃奈「そういえば、私、昨日やったゲームの家庭用盤持ってるよ」

浅希「本当!?やろうやろう!!」グイッ

璃奈「うん」

璃奈(良かった、喜んでくれてるみたい…私も浅希ちゃんも好きなことと言えば、やっぱりゲームだよね)
 
169: (たまごやき) 2022/02/14(月) 01:24:59.86 ID:Oo6GizTu
浅希「あ~!もうちょっとだったのに!」

璃奈「璃奈ちゃんボード『どや』」

浅希「む~っ!!もう一回だよ!!」

璃奈「うん、もちろん!」


璃奈(浅希ちゃんとは、こうやって一緒にゲームしたり、笑い合ったりするだけでも、すごく楽しいな…

スクールアイドルフェスティバルの時も、一緒に何回もゲームの試運転したり、ライブの準備したり、

一緒にいると、幸せな気持ちになれる…)


浅希「あははっ!何その動き!ずるいよ~!」

璃奈「簡単には負けないよっ」


璃奈(ただ、これはお友達として過ごす楽しさなのか…浅希ちゃんを特別と感じているのか…どっちなんだろう…)
 
170: (たまごやき) 2022/02/14(月) 01:26:09.11 ID:Oo6GizTu
・・・

浅希「やった…!勝てた…!」

璃奈「浅希ちゃん、もうそんなにうまくなったんだね…凄い…」

浅希「璃奈が教えてくれたおかげだよ~!ありがと~!」ギュッ

璃奈「あっ…」

浅希「あっ…///ご、ごめん…///」ドキドキ

璃奈「ううん……」

浅希「………///」ドキドキ

璃奈(顔、近い…)

浅希「………ん///」

璃奈(浅希ちゃん、目を閉じた……これって…キスしていいってことかな…?…でも…)


(しずく「これからは友達としてじゃなくて、恋人として愛していくってことだよね?」)

(彼方『本当にその子のことが特別?』)


璃奈(私は……浅希ちゃんの事を……)
 
171: (たまごやき) 2022/02/14(月) 01:27:11.48 ID:Oo6GizTu
浅希「璃奈…?璃奈のしたいこと、何でもしていいよ…」

璃奈「………」

浅希「………」

璃奈「私は…」

浅希「…っ!!」グイッ

璃奈「あっ…!…………んっ…!」

浅希「…ん…ちゅ…ちゅ、ちゅ…ん…///」ギュッ

璃奈「…ちゅ……んんっ…んぅっ!」


璃奈(私が考えてるうちに、強引に、キスされた)
 
174: (たまごやき) 2022/02/14(月) 02:11:18.19 ID:Oo6GizTu
璃奈(今までのふわふわする感じと、何か…違う…

これまでの甘い味とは違って、凄く、しょっぱい味がする…

なんか、やだ……)


璃奈「ん…ぷは…ま、待って…」グッ

浅希「…!!…どうして…?」

璃奈「あ………」

浅希「璃奈…?もう、私とキスしたくない…?」

璃奈「そ、そうじゃなくて………」

浅希「璃奈が望むなら、いくらだって触ってもいいし、その先だって、しても、いいよ…?」

璃奈「え、えっと……」

浅希「……璃奈…?」

璃奈「私は………」

浅希「……………」
 
175: (たまごやき) 2022/02/14(月) 02:13:30.80 ID:Oo6GizTu
浅希「………やっぱり、そうだよね」

璃奈「えっ…」

浅希「私のわがまま、聞いてくれて、ありがとね………わかってた…こんな形で璃奈と恋人を続けたって、璃奈は、幸せにならないって…」

璃奈「そんなこと…!」

浅希「ううん、わかるよ………璃奈、ずっと苦しそうだもん」

璃奈「…っ!?ご、ごめんなさい、私、表情を作れないから…!それは、浅希ちゃんの勘違いで…」

浅希「表情に出なくたって…これだけ一緒にいたら…わかるの…」ジワ…

璃奈「……!」

浅希「短い間だけど、恋人になれて、楽しかった…」

璃奈「……………」
 
176: (たまごやき) 2022/02/14(月) 02:14:34.48 ID:Oo6GizTu
浅希「璃奈さえ良かったら、私は、これからも友達として、仲良くしたいな」

璃奈(やっぱり…浅希ちゃんと私は…)

浅希「…いい…かな…?」

璃奈「うん…もちろんだよ…」

浅希「ふふっ、ありがと……ごめん…今日は帰るねっ…!」ダッ

璃奈「あっ…!」


ダッ ダッ ダッ

ガチャ

バタン


璃奈「浅希ちゃん…」
 
177: (たまごやき) 2022/02/14(月) 02:17:16.91 ID:Oo6GizTu
璃奈(私と浅希ちゃんは…友達でいるべきだったんだね…ごめんね、浅希ちゃん…

でもこれで、浅希ちゃんと、友達に戻れたんだよね……

それなのに、何なんだろう、この胸がチクチクした感じ……)


璃奈「あ、これ…」スッ


璃奈(浅希ちゃんの忘れ物かな…?届けてあげないと…)

璃奈「……これは、クッキー?手紙入り?」



浅希『大好きな璃奈のために頑張って焼いたよ♪これからも恋人として末永くよろしくね♪ 浅希』



璃奈「!!……浅希ちゃん……これ、私の……ために……?」スッ


モグモグ


璃奈「甘い、美味しい…」


璃奈(クッキーに浅希ちゃんの大好きって気持ちが、伝わってくる気がした…

凄く美味しい…美味しいはずなのに…なんでだろう…さっきのキスみたいに…)


璃奈「しょっぱい…」ツー
 
200: (たまごやき) 2022/02/20(日) 23:45:27.26 ID:Qh7uGF71
【数日後…】


璃奈「じゃあ、同好会行ってくるね」

色葉「おー、いってらー」

今日子「今日も頑張ってね!璃奈ちゃん!」

璃奈「うん、ありがとう」

浅希「行ってらっしゃい、璃奈♪」ニコッ

璃奈「………行ってきます」


璃奈(あれから、浅希ちゃんは、何事もなかったように、私と接してくれる…

今まで通り、お友達の関係に戻ってくれてる…

なのに…あれからずっと、私の心の中には、もやもやしたような感覚が…ずっと残ったまま…)


ガラガラ

璃奈「こんにちは」

愛「あっ!りなりー!お疲れー!」ニコッ

璃奈「…みんなはまだ?」

愛「うん、まだ愛さんだけだよー」
 
201: (たまごやき) 2022/02/20(日) 23:49:42.89 ID:Qh7uGF71
愛「そういえばりなりー、彼女とはうまくやってんのー?」グイグイ

璃奈「あ………」


璃奈(そういえば、あれから何も伝えてなかった…)


璃奈「えっとね…その子とは、もう、友達に戻ったの」

愛「………えっ?」

璃奈「その、恋人同士には、なれなかったの……私には、恋人は、まだ早かったみたいで…」

愛「そっ…そうなんだ…」ホッ

璃奈「…?」

璃奈(愛さん、なんだか、嬉しそう…?もしかして…)

璃奈「もしかして愛さんも、私に恋人なんて、まだ早いって思ってた?」

愛「えっ?ううん?そんなことないけど…」
 
202: (たまごやき) 2022/02/20(日) 23:53:07.55 ID:Qh7uGF71
愛「でも、りなりーと今まで通り遊べなくなるのは、ちーっと悲しいなぁって思ったりしたかも…」

璃奈「………」

愛「気を悪くしたかな…ごめんね…?」

璃奈「ううん、大丈夫…」

璃奈(そっか、愛さん、私と一緒に遊びたいって思ってくれてたんだ…ちょっと、嬉しい…)

璃奈「愛さん、良かったら今日、一緒にどこかに寄っていこう」

愛「えっ!?いいの!?」

璃奈「うん、前断っちゃったから…私も、愛さんと一緒に遊びたいし…」モジモジ

愛「りなりー…」ジーン

璃奈「あ、もしかして忙しかった…?璃奈ちゃんボード『しょんぼり』」

愛「ううん!行く行く!行くに決まってんじゃん!りなりー大好きっ!!」ギュッ

璃奈「わっ…」


ガラガラ

浅希「失礼します、あの、璃奈は…」



愛「…え?」ギュッ

璃奈「…?」ギュッ



浅希「あっ………」
 
205: (たまごやき) 2022/02/21(月) 00:30:25.66 ID:MV4c9IgB
愛(あ…あの子は…りなりーの…!!)ハッ!


バッ


愛「あ、あー!りなりーのクラスメイトのアサっち!どうしたの?」アセアセ

浅希「あっ…えっと…その…忘れ物を…」

璃奈「…あ…水筒……届けに来てくれたの…?」

浅希「う、うん…練習中、ないと、困るでしょ?」

璃奈「ありがとう………」

浅希「………」


愛「………」


愛(やばい…さっきりなりーに抱き着いてるところ見られたのが、なんとなく気まずい…)ダラダラ


浅希(さっき、愛先輩が璃奈に抱き着いてたのって……と、友達として、なんだよね……?)ズキッ


璃奈(浅希ちゃん、あんなことあった後なのに、やっぱり優しいなぁ…)キュン

璃奈(………?………ちょっと心が軽くなったような…)
 
207: (たまごやき) 2022/02/21(月) 00:39:55.23 ID:MV4c9IgB
愛(アサっちのあの目…どうしよう、もしかして、誤解されてるんじゃ…

このまま変に気まずい状態なんて、愛さん絶対嫌だ~~~!!

…よーし、こうなったら…)


愛「りなりー…」ボソボソ

璃奈「…愛さん?」

愛「あのさ、アサっちも一緒に遊びに誘うのってどうかな?」

璃奈「あ、浅希ちゃんも?」ビクッ

愛「あ……やっぱり、今も気まずいとか、ある感じ…?」ボソボソ

璃奈「え!?」

璃奈(気まずいって…?あれ?愛さんに浅希ちゃんとのこと話したっけ!?)ダラダラ

愛「………あ………」


愛(しまった……アタシ、ゲーセンで見ただけで、りなりーからアサっちとのこと直接聞いてなかったっけ…)
 
209: (たまごやき) 2022/02/21(月) 00:47:03.58 ID:MV4c9IgB
愛「実は…こないだカリンとゲーセンに来た時に偶然二人でいるの見ちゃってさ…」アセアセ

璃奈「!!…そうだったんだ…恥ずかしい………」

愛「ごめんっ……、それで、今、遊びに誘ったりするのは…」ボソボソ

璃奈「うん…私は、浅希ちゃんとも、遊びたいけど………」チラッ



浅希「…?」

浅希(二人で何コソコソ話してるんだろう?……『遊び』?………もしかして………)



(愛「りなりー、アサっちにはアタシとの関係、バレてないよね…?」アセアセ)

(璃奈「もちろん、本命は愛さんだから、浅希ちゃんとは遊びの関係だっただけ」チラッ)



浅希「…!!」ズキッ

浅希(私ったら、何を想像して…!!)ズキズキ

浅希(もう私と璃奈は、ただの友達なんだから…璃奈が誰と付き合ってようが、私にはっ……!)ズキズキ
 
211: (たまごやき) 2022/02/21(月) 01:02:59.49 ID:MV4c9IgB
愛「あ、アサっち!」

浅希「は、はい……!?」

愛「良かったら、今日の帰りさ、アタシたちと一緒にゲーセンとか行かない?」

浅希「えっ…?あ、ゲーセン…?」

愛「ほら、りなりーの友達たちも一緒にさ!アタシもみんなと仲良くなりたいし!!」

浅希「………」


浅希(もしかして、私がまだ、二人の邪魔してないか、探りに来てるんじゃ…)ズキッ


浅希「で、ですが……私、お二人の邪魔になるんじゃ…」

愛「!!…邪魔だなんてとんでもない!!人数多い方が楽しいと思ってさ!!」アセアセ

浅希「………でも、私なんかが一緒にいても…」

璃奈「…わ、私も、浅希ちゃんと一緒に…またゲーセン行きたいっ!!」

浅希「………!」
 
212: (たまごやき) 2022/02/21(月) 01:07:08.38 ID:MV4c9IgB
璃奈「こないだ、浅希ちゃんとゲームしたとき、凄く楽しかったから…!!また、一緒にゲームしたい……!!」

浅希「!!………璃奈///」

璃奈「……だめ?」

浅希「………うん、いいよ、行こう」ニコッ

愛「!!よ、良かった~!!じゃあまた後でよろしくねっ!!」ニカッ

浅希「は、はいっ………」ビクッ



璃奈(……いろいろあったけど、また、浅希ちゃんと、一緒に遊べるの、嬉しい)キュン


愛(よ、よし!これでアタシたち何も気まずいことなく、仲良く過ごせれば、みんな仲良くいられるよね!!…よね…?)


浅希(ダメだな…私………全然吹っ切れてないじゃない………やっぱり、まだ璃奈のことが………)
 
227: (たまごやき) 2022/02/25(金) 01:16:04.53 ID:pVCHApr4
・・・



色葉「愛先輩っ!!あのレースゲームを一緒にやりましょうっ!!」

愛「おー!いーよ!いっそ、りなり―達も一緒にやろー!なんつって!」

今日子「ふっふっふ、私このゲーム得意なんですよ!負けませんよー!!」

璃奈「私も得意、璃奈ちゃんボード『むんっ』」

浅希「………」


浅希(色葉はともかく、今日子も愛先輩とけっこう馴染んでるなぁ…

でも、この二人も呼んだおかげで、だいぶ賑やかな雰囲気になったし、助かったかも…)


璃奈「浅希ちゃんっ」ヒョコッ

浅希「っり、璃奈…」

璃奈「浅希ちゃんも、行こう」

浅希「あっ…う、うん………」

璃奈「………浅希ちゃん、元気ない………?」

浅希「えっ!?ううん、私は元気だよ?」ニコッ

璃奈「………」

璃奈(浅希ちゃん……)
 
228: (たまごやき) 2022/02/25(金) 01:20:46.13 ID:pVCHApr4
璃奈「璃奈ちゃんボード『Win!』」

愛「あちゃー!やっぱ、りなりー上手いなぁ」

今日子「むむむ…悔しい~!次は負けないよ~!」

色葉「それにしても愛先輩もけっこう上手いんですね!璃奈ちゃんに続いて2位だなんて!」

愛「まぁ、りなりーとは、よく一緒にやってるもんね!」

璃奈「うん、このゲームは愛さんと一緒に極めた」ドヤ

色葉「へぇ~!てか、やっぱり璃奈ちゃんと愛先輩は、とっても仲が良いんですね~!羨ましい…!」


浅希「………っ!!」ズキッ


愛「……あ、あはは、まぁ、りなりーとはスクールアイドルになる前から友達だからね~」

璃奈「うん、愛さんは私の最初のお友達だから…璃奈ちゃんボード『照れ照れ』」


浅希「………」ズキズキ

浅希(やっぱり…やっぱり、璃奈にとって、愛先輩は………)
 
229: (たまごやき) 2022/02/25(金) 01:26:02.17 ID:pVCHApr4
浅希「わ、私、ちょっとお手洗いに行ってくるね…」スッ

色葉「おー、いってらー」

璃奈「!……あ、じゃあ、私も一緒に行く…」

浅希「……っ!!うん、一緒に行こうか」ニコッ

今日子「私たちはこっちで別のゲームして待ってるね~」

璃奈「うん、すぐ戻って合流する」

浅希「行ってきます」

スタスタ


愛「………」
 
230: (たまごやき) 2022/02/25(金) 01:29:50.65 ID:pVCHApr4
・・・

ジャー

璃奈「お待たせ」

浅希「…じゃあ、みんなのところに戻ろうか」

璃奈「………あの、浅希ちゃん」

浅希「…ん?どうしたの、璃奈?」ニコッ

璃奈「浅希ちゃん、私と一緒にいるの、嫌…?」

浅希「…っ!!……どうして?」

璃奈「だって、今日、ずっと、元気ないように…見えたから……」

浅希「…………そんなこと、ないよ?」ニコッ

璃奈「私の、せいだよね………あんな、勝手なことばかりしたんだから………」シュン

浅希「…璃奈のせいじゃないよ?」

璃奈「でもっ………」
 
232: (たまごやき) 2022/02/25(金) 01:53:37.71 ID:pVCHApr4
浅希「本当にもう、大丈夫……私達、これからも友達として、きっとうまくやっていけるよ…」ニコニコ

璃奈「………」チクッ

浅希「それに、璃奈には、特別に想える人、もういるんでしょ?」ニコニコ

璃奈「えっ……!?」

浅希「いいんだよ、私とは……その、いわゆる遊びだったんでしょ?」ニコニコ

璃奈「………それはっ」

浅希「璃奈がそう言ったんでしょ………だからさ、本命の人と、うまくいくといいねっ………」ニコニコ

璃奈「え!?本命の人?それってどういうこと…」

浅希「……っ!!」イラッ

浅希「とぼけないでよっ!!」カッ

璃奈「………っ!?」ビクッ

浅希「璃奈は私よりも、愛先輩のことが好きなんでしょ!?」

璃奈「………え……」


璃奈(その時の浅希ちゃんの表情を、私は今まで見たことがない)
 
233: (たまごやき) 2022/02/25(金) 01:55:21.92 ID:pVCHApr4
浅希「………っ!!」ハッ


浅希(気付いた時には、私の秘めていた嫉妬心が、爆発してしまっていた…

もう笑って誤魔化すことも、できなくなっていた)


璃奈「あ、浅希ちゃん…?」フルフル

浅希「………ごめんっ、璃奈……私、私……」ジワ

ダッ

璃奈「あっ……!」

浅希(私は逃げるように、その場を後にした)



・・・

色葉「浅希たち遅いな~」

今日子「そだね~…混んでるのかな?」

愛「………愛さん、ちょっと様子を見てくるよ」スッ

色葉「あっ、愛先輩」


愛(りなりーとアサっち………もしかして何かあったんじゃ………)ダッ
 
234: (たまごやき) 2022/02/25(金) 02:06:51.38 ID:pVCHApr4
愛(あれ?あそこに座ってるのは……)

璃奈「………」

愛「!?……りなりー!!」ダッ

璃奈「………愛さん」

愛「どうしたの?りなりー、大丈夫!?」

璃奈「愛さん……私、浅希ちゃんを、また傷つけちゃった……」ポロポロ

愛「っ………!!アサっちと何かあったの!?」

璃奈「浅希ちゃん、ごめん、ごめんね……」ポロポロ

愛「………っ!!」

ギュッ

愛「りなりー、大丈夫、大丈夫だよ」ポンポン

璃奈「愛さん……」

愛「りなりーには、愛さんがついてるからね」ナデナデ

璃奈「………ありがとう、愛さん」ギュッ

愛「………」
 
265: (たまごやき) 2022/03/07(月) 00:37:44.76 ID:2DQ/zoKZ
【次の日】

璃奈「……おはよう」

今日子「あっ、璃奈ちゃん、おはよー!」

色葉「おはよー!」

璃奈「…あ、あれ?浅希ちゃんは…?」

今日子「あー、さっきメッセ来てて、今日は体調悪いから休むって…」

璃奈「えっ…?」

色葉「そういえば昨日も、体調悪くて先に帰ったって連絡あったよね~…風邪でも引いちゃったのかな?」

璃奈「………」

璃奈(私の所には、何も連絡が来なかった…)ズキッ

璃奈(私、やっぱり嫌われちゃったんだね…)
 
266: (たまごやき) 2022/03/07(月) 00:38:48.62 ID:2DQ/zoKZ
【放課後】

璃奈「………」トボトボ

璃奈(もう、前みたいに…浅希ちゃんと、過ごすことが、できないのかな…)


~~~~~~~~~~~~

浅希「天王寺さんのも、観たよ!あのキャラ、面白いよね!」


浅希「焼き菓子同好会で、クッキー焼いたんだ!」


浅希「ちょっと時間あるかな?出し物を考えてみたんだけど、璃奈の意見が聞きたくって!」

~~~~~~~~~~~~


璃奈(浅希ちゃんと過ごした日々は、もう、戻ってこないのかな…)

愛「りなりー」

璃奈「あ、愛さん……」

璃奈「その、昨日は、ごめん…私、いっぱい泣いちゃって…」

愛「そんなことはいいよ…今日、アサっちは…?」

璃奈「学校、休んでるの…多分、私のせい……」

愛「そっか………」
 
267: (たまごやき) 2022/03/07(月) 00:44:53.19 ID:2DQ/zoKZ
璃奈「私、もう高校生なのに…人との接し方とか、いろいろ人より世間知らずで…

それで、浅希ちゃんにも、嫌われて………こんなダメな自分のことが、嫌になる………」

愛「……りなりーはダメじゃないよ」

璃奈「え…?」

愛「愛さんだって、まだ世の中のことなんて、なーんにも知らないことだらけだし、思うようにならなくて、モヤモヤすることあるよ」

璃奈「愛さんが…?」

愛「うんっ!『こんな失敗するなんて自分ってホント駄目だな~』とか、

『今の発言はあの子を傷つけちゃったかな~』とか、

『なんであんな余計なことしちゃったんだろ~』とか…

頭の中でぐるぐると、たくさん考えちゃうなぁ~…」

璃奈「……なんか意外……愛さんは何でもそつなくこなすから…あまりそういうこと、ないんじゃないかと思ってた…」

愛「あはは…そんな…愛さんは、りなりーが思ってるような完璧な人間じゃないよ…」
 
270: (たまごやき) 2022/03/07(月) 01:24:20.63 ID:2DQ/zoKZ
愛「だから、失敗したな~って思った後は、ありのままの気持ちを、伝えるようにしてるかな…」

璃奈「ありのままの気持ち…」

愛「そう!その子とこれからどうしていきたいのかっていうのを、包み隠さず全部伝えると、相手にも、その想いが伝わると思うんだっ!」

璃奈「………………」


璃奈(そういえば、浅希ちゃんとの関係の事で悩んでばっかりで……

浅希ちゃんと、真正面から、一度も向き合ってこなかった気がする……

私のありのままの気持ちを、全然、伝えられていなかったのかもしれない……)


愛「ともかく、りなりーはアサっちと、このままでいいの?」

璃奈(浅希ちゃんと、このまま…もう話せなくなるなんて…)

璃奈「嫌だ………」

愛「……だったら、りなりーもアサっちに、ありのままを伝えなきゃね!」

璃奈「私の、ありのままを………」


璃奈(浅希ちゃんに、今の私の想いを、伝えたい……!

もう、失敗は、したくない……!)
 
272: (たまごやき) 2022/03/07(月) 01:58:22.48 ID:2DQ/zoKZ
璃奈「愛さん……ありがとう、私、頑張るよ」ニコッ

愛「……………っ!!」

璃奈「愛さん…?」

愛「…良かった、やっと、笑ってくれたね」ニカッ

璃奈「えっ…!?」

愛「りなりーって、最近は少しずつだけど、表情が顔に出るようになってきたよね」

璃奈「う、嘘…!?」ビクッ

愛「嘘じゃないよ、アタシ、いっつもりなりーのこと見てるからさっ!」

璃奈「自分では、全然気が付かなかった………」ボーゼン

愛「今のりなりーの表情なら、アサっちに全部伝わるよ!そしたら、きっと、アサっちも、また元気になってくれる!」

璃奈「うん…!私、今すぐ、浅希ちゃんに会いに、行きたい…!

だから…愛さんごめん、今日は…」

愛「……わかってる!ゆうゆには練習休むって、伝えとくから!行っといで!」ニカッ

璃奈「愛さん、本当にありがとう…!私、行ってくる!!」ダッ


・・・

愛「りなりーが、笑ってくれて、本当に良かったよ……

あはは……愛さん、感動のあまり、涙が、止まらないや…」ポロポロ
 
288: (たまごやき) 2022/03/11(金) 00:43:47.68 ID:NpNUE2GB
____________________________________________

【浅希宅】

「学校、休んじゃった………」グッテリ


ネガティブな感情が、脳の中でグルグルしている

自分の行動を思い返すだけで、自己嫌悪で心が痛くなる

どうして昨日はあんなことを言っちゃったんだろう

璃奈と愛先輩の関係なんて、全部、私の憶測でしかないのに

一時的な感情で、急に怒鳴ったりして…冷静に考えたら、私、本当に変な子だ


璃奈のライブを見て、璃奈と友達になって、

璃奈とキスして、璃奈と恋人になって、

璃奈と一緒の日々を過ごすのが、本当に大好きだった

なのに、その幸せを、自ら、絶ってしまった

私は、大馬鹿だ

「璃奈……っ」
 
289: (たまごやき) 2022/03/11(金) 00:47:29.89 ID:NpNUE2GB
____________________________________________


ピンポーン


浅希(………誰か来た………宅配便かな……?)


ピンポーン


浅希(あっ!お母さん、今日、家にいないんだった……出ないと……)スッ

タッタッタ

ピッ

浅希「…!?」


璃奈『こんにちは、えっと…浅希ちゃんの友達の、天王寺と言います…

その、浅希ちゃんのお見舞いに来ました』


浅希「り、璃奈!?ど、どうして……!?」

璃奈『あっ…、浅希ちゃん…!?………えっと』アタフタ

浅希「…………と、とりあえず、中へ…」ピッ
 
290: (たまごやき) 2022/03/11(金) 00:54:41.19 ID:NpNUE2GB
・・・

璃奈「具合、どう……?」

浅希「う、うん……だいぶ、良くなったよ…」

璃奈「そう…良かった」ホッ

浅希「………お見舞いに来てくれて、ありがとう、璃奈………」

璃奈「…うん………」

浅希「それと………昨日の事は………ごめんっ!」スッ

璃奈「あっ……」

浅希「急に怒鳴ったり、その、わけのわからないことを言って……私、どうかしてて……」

璃奈「そ、そんな…!浅希ちゃんは何も悪くないっ……!悪いのは、何も伝えなかった、私だから……」

浅希「え?」

璃奈「あのね…、実は私、浅希ちゃんに、どうしても伝えたいことが、あって来たの」

浅希「………伝えたいこと」ビクッ


浅希(また、ネガティブで勝手な感情が脳を支配する……

…っ!!ダメだ、ダメだ、璃奈が私に、何かを伝えようとしているんだ……

ちゃんと聞かないと……!)


浅希「う、うん、聞くよ………私も、知りたいこと、あるから……」
 
292: (たまごやき) 2022/03/11(金) 01:01:50.66 ID:NpNUE2GB
璃奈「以前話した通り、私は、キスが恋人同士のものだと、知らなくて……

私が世間知らずで、誤解したままだったせいで、浅希ちゃんを戸惑わせたよね……」

浅希「うん………」

璃奈「……私は、ずっと考えてたの…浅希ちゃんとは、これから友達でいるべきなのか、恋人でいるべきなのか…」

浅希「……………」

璃奈「でも、いくら考えても、その答えが出せず、ずっとどちらかわからず、中途半端な気持ちのまま、浅希ちゃんとお付き合いを続けてたんだ……」

浅希「えっ…?」

璃奈「そのせいで、結果的に、別れることになって……浅希ちゃんをもっと傷つけて、昨日は怒らせちゃったんだよね………

だから、本当に、本当に、ごめんなさい……!!」スッ

浅希「……………」
 
293: (たまごやき) 2022/03/11(金) 01:18:29.16 ID:NpNUE2GB
浅希(そっか……璃奈は、それで、ずっとあんなに思い詰めた雰囲気だったんだ………

こんなにも…私のことを考えてくれたんだ………

それなのに…私は………)



(浅希「遊びでもいい…!璃奈のしたいこと、何でもさせてあげるから!私と一緒に…!」)


(浅希「わかってた…こんな形で璃奈と恋人を続けたって、璃奈は、幸せにならないって…」)


(浅希「璃奈は私よりも、愛先輩のことが好きなんでしょ!?」)



浅希「私の方こそ、ごめんなさい……!!」スッ

璃奈「あ…」

浅希「璃奈の気持ちを、全然考えないで………

自分勝手な想いで、自分勝手な勘違いで、璃奈のことを振り回して………

私、私………」ポロポロ

璃奈「……浅希ちゃん、まだ話は、終わってない」

浅希「え…?」

璃奈「たくさん考えて、考えて、今日やっと答えが出たの」

浅希「………」
 
294: (たまごやき) 2022/03/11(金) 01:21:00.19 ID:NpNUE2GB
璃奈「私は、今でも、浅希ちゃんと、キスしたい」モジッ

浅希「………えっ///」



璃奈「キスだけじゃない……


また、私のライブを、見に来て欲しい


お昼ご飯を、一緒に食べたい


浅希ちゃんの作ったクッキーも、食べたい


一緒にゲームも、したい


いろんなところへ、二人で遊びにいきたい


学校を卒業しても、一緒にいたい」
 
296: (たまごやき) 2022/03/11(金) 01:32:31.85 ID:NpNUE2GB
璃奈「ごめん、いっぱい我儘、言った………

でも、これだけ特別に思えるくらい、浅希ちゃんのことが、好きだよ」ニコッ

浅希「!!………璃奈………」


璃奈「だから、浅希ちゃん、私と恋人になってください!!」


浅希「!!……………はい」



浅希(久しぶりのキスは、甘酸っぱい味だった)



おしまい
 
297: (たまごやき) 2022/03/11(金) 01:38:48.32 ID:NpNUE2GB
短編で拙い文章であるにもかかわらず、遅筆で完結に1ヶ月以上も掛かってしまい、誠に申し訳ありませんでした。
読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1644152267/

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