1: (あら) 2022/12/24(土) 21:24:34.25 ID:TkoSpg0b
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「わたしはね、まぁるいタコ焼き器🐙って書いてお手紙💌送ったよ!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっちゃんにも作ってあげるよ! いっしょに食べようね!」
§xナ>ヮ<ツ§「わたしに…💖!? にゃはは~!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっちゃんはサンタさんへのお手紙に何て書いたの?」
§xナòヮóツ§「決まってないから『マニーがいい』って言ったらお母さんないてましたの…」💰
§xナòヮóツ§「だから、今年はまだだーれにも教えてないんですの!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「そうなんだ…」
§xナ>ヮ<ツ§「なにを持ってきてくれるのか楽しみですの!」
၄(cʸ„> ᴗ <„リ၃「うん!サンタ🎅さん来るの楽しみだね!」
§xナ„´ ᴗ `„ツ§「ナッツゥ~ナッツ~💖夜までまちきれないですの~~」
4: (あら) 2022/12/24(土) 21:34:43.51 ID:TkoSpg0b
§xナòヮóツ§「夜が楽しみだけど…それまでは遊びますの! 何して遊びますの?」ワクワク
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「うーん…おにごっこ!」💭👹
§xナòヮóツ§✖✖「え~っ!? おにごっこはきのうもしましたの」ブッブーー
၄(cʸ„- ᴗ -;;၃「そういえば…」ションボリ
§xナóヮòツ§「それにわたし、足おそくてうんどう会でもビリだったし…すぐ追いつかれちゃいますの…」ショボン
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「そっかぁ…」💭😖🥤💦ヘトヘト 😉🍑💨シュババ
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃💡「じゃあ、おままごとにしよっか」
§xナ>ヮ<ツ§「おままごと…! それ、とってもいいですの!」パアアアアアア
§xナ„>ヮ<„ツ§「にゃふふ~、ちさとお姉ちゃんだーいすき!」ギュッ၄(cʸ„ò ᴗ ó„リ၃!!
5: (あら) 2022/12/24(土) 21:45:11.40 ID:TkoSpg0b
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっちゃんはだれの役がいい?」
§xナ>ヮ<ツ§「おかーさんがいいですの!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「えー? わたしもお母さんがいいなぁ」
§xナòヮóツ§「じゃあじゃあ! 二人ともお母さんやくになりますの!」
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「そうだね!今は『たよーせー』の時代だもんね」👩❤💋👩
§xナòヮóツ§!!「たよーせー! 先生に習いましたの! だいじなことなんですの!」👭
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃つヨシヨシ「ちゃーんとお勉強してえらいね!」
つナデナデ§xナ„´ ᴗ `„ツ§「えへへ…///」
§xナòヮóツ§「算数は苦手だけどこういうのはおぼえてるんですの! にゃはは~っ!」
7: (あら) 2022/12/24(土) 21:55:12.60 ID:TkoSpg0b
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「お母さんだけだと寂しいから、この子に子どもになってもらおうか」🎒ゴソゴソ
ʂ/cリsˆヮ˚)ʂジャジャーン ※グソクムシの絵文字がなかったので近い顔文字にしています
§xナòヮóツ§💖「わぁ~~! このぬいぐるみかわいいですの!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「クリスマス会でプレゼント交かんした時にこれが当たったんだ!」
§xナòヮóツ§「この子、お名前は何て言いますの?」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「せっかくだから二人で決めようよ!」
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「うーん………なっちゃんとわたしの子どもだから…」
§xナòヮóツ§💡「なっち…! この子の名前はなっちですの!」
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「いいね! かわいい!」
၄(cʸ„> ᴗ <„リ၃モギュッ💖ʂ/cリsˆヮ˚)ʂ💖モギュッ§xナ„>ヮ<„ツ§「なっち~💗」
8: (あら) 2022/12/24(土) 22:04:19.47 ID:TkoSpg0b
§xナ„>ヮ<„ツ§「それじゃあ始めていきますの~!」
==§xナòヮóツ§「がちゃっ🚪! ただいまでっすの~!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「おかえりなさい。今日もお仕事大変だった?」
§xナòヮóツ§「すっごく大へんでしたの~。おかげでわたしのこしが~~」
§xナ>ヮ<ツ§「オーニナッツゥ~! ですの~!」クイッ💥
၄(cʸ„„> ᴗ <„„リ၃「あはははは~==💨 なっちゃんおもしろーい」
§xナ„>ヮ<„ツ§「LTubeを見て思いついたんですのー!」
§xナ„>ヮ<„ツ§「わたしのこしが~~」
၄(cʸ„> ᴗ <„リ၃§xナ>ヮ<ツ§「オーニナッツゥ~~~!」クイッ💥
10: (あら) 2022/12/24(土) 22:15:50.72 ID:TkoSpg0b
§xナòヮóツ§「そーいえば、お友だちのお家ではお帰りのキスをしてるらしいですの!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃!?「!?」💋Oh,Yeah💋
§xナòヮóツ§「しかもその後、お母さんたちはもーっと長くキスするんですの」
၄(cʸ„„◉ ᴗ ◉„„リ၃「へぇ~…なっちゃんのお友だちのお家は大人だなぁ~」DOKI💞DOKI
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「お友だちの家に行ったりすると自分の家とちがってびっくりすることあるよね~」
§xナòヮóツ§「あるあるですの~」
§xナ„> ω <„ツ§「それで、ちさとお姉ちゃん…お帰りのキスは…」ドキドキ
၄(cʸ„> ᴗ <„リ၃!?「しないよ!?」DOKIRI💗
§xナ„ò ω ó„ツ§「えー!?」ブーブー
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「その代わりに…やっぱりこれだよね♪」
၄(cʸ„„> ᴗ <„„リ၃✌↑✌§xナ„>ヮ<„ツ§「うぃっすーうぃっすー!」キャッキャ
11: (あら) 2022/12/24(土) 22:27:30.02 ID:TkoSpg0b
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「じゅ~じゅ~🍳。夜ご飯もうすぐできるからね」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「今日はまぁるいタコやき🐙とホットケーキ🥞だよ!」
§xナ„´ ᴗ `„ツ§「すっごくおいしそうですの~……」ジュルリ
§xナòヮóツ§「あ、でもおやさいは…?」
၄(cʸ„„ò ᴗ ó„„リ၃「ギクッ…///」
§xナòヮóツ§「おやさいも食べないとだめなんですの!」🥕🍆🥬
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「はぁい…」
§xナ>ヮ<ツ§「そうだ! わたしがおやさいのスムージー🥤を作ってあげますの!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「ピーマンは入れないでね! ぜったいだよ!」🫑
§xナòヮóツ§「わかってますの~~! ごごご~~~~~~💫💫💫」
12: (あら) 2022/12/24(土) 22:37:05.58 ID:TkoSpg0b
§xナòヮóツ§「はい、できましたの〜。お姉ちゃんの好きなモモ🍑も入ってますの!」🥤コトッ
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっちゃんありがとう〜。ごくごく、おいしいね!」
§xナòヮóツ§「なっちにもあげますの〜。はい、どうぞ〜」ʂ/cリsˆヮ˚)ʂ🥤
§xナòヮóツ§「ホットケーキもあついうちにどうぞ〜」ʂ/cリsˆヮ˚)ʂ🥞
§xナòヮóツ§「ʂ/cリsˆヮ˚)ʂ「ハムハム、おいしいったらおいしいわ~」」
§xナ>ヮ<ツ§「にゃはは~っ! なっちもよろこんでますの~」キャッキャʂ/cリsˆヮ˚)ʂ
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっちゃん、なっちにご飯あげてたらなっちゃんが食べられないでしょ?」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃つ🥄「だからなっちゃんにはわたしが食べさせてあげるね! はい、あーん」
§xナ>o<ツ§「あーー…ん。もぐもぐ…」
§xナ>ヮ<ツ§「おいしいですのぉ~~! にゃはにゃはっ!」
ʃt(c◜ò _ ó)「………」
14: (あら) 2022/12/24(土) 22:44:28.73 ID:TkoSpg0b
ʃt(c◜ò _ ó)「そこのあなたたち!」ズサッ
§xナó _ òツ§!?「えっ!? わたしたち…ですの?」ビクゥッ
§xナó _ =၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なにかごよう?」スッ
ʃt(c◜ò _ ó)「またあなたなのですか!? この公園は私たちの場所なのです! 勝手に使わないで下さい!」
§xナó _ òツ§「え…」ブルブル
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「公園はみんなのものだよ。勝手って言うならそんなルール決めた方じゃないの?」
ʃt(c◜ò _ ó#)「なっ…!?」
ʃt(c◜ò _ ó#)「あ…あなたとあのオレンジの子はまた…!!」
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「」フッ
ʃt(c◜ò _ ó##)「むむむむぅ~~~!あなたみたいな生意気な人はこの公園にふさわしくありません! 」
ʃt(c◜ò _ ó##)「私と同じくらいの年なのにおままごとなんてして!ぬいぐるみなんて持って………」💡
ʂ/cリsˆヮ˚)ʂ ジャジャーン
ʃt(c◜„ò ~ ó„)「!? か、かわいい……///」
16: (あら) 2022/12/24(土) 22:50:11.62 ID:TkoSpg0b
ʂ/cリsˆヮ˚)ʂ ジャジャーン
ʃt(c◜„ò _ ó„)「あ、あの…この子の名前は?」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっち、って言うんだYo! お名前はわたしたちでつけたんだよ」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「きのうクリスマス会でプレゼント交かんして当たったんだ」
ʃt(c◜„ò _ ó„)「なっち…………」
ʃt(c◜„ò _ ó„)「こ、この子はここの場所代としてもらっていきます!」ヒョイッʂ/cリsˆヮ˚)ʂ
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「!?」
§xナó _ òツ§!?「ナッツ!? なんでぇ!? 取らないで~~!」
§xナ ; _ ; ツ§「やだぁ~~! お姉ちゃん~~!」
ʃt(c◜ò _ ó)「ルールをやぶるそちらがわるいので――」
၄(cʸ„ò _ óリ၃「――返して」
ʃt(c◜ó _ ò ;;)「…!!!」ビイクゥッ
17: (あら) 2022/12/24(土) 22:57:19.91 ID:TkoSpg0b
ʃt(c◜ó _ ò ;;)「や、やっぱりあんまりかわいくありませんでした!」ポイッʂ/cリsˆヮ˚)ʂ
ʃt(c◜ò _ ó ;;)「わたくしは帰りますけど、6年生の人が来ても知りませんからね!」プイッ
トコトコ=ʃt(c◜ò _ ó )「なんなのですか全く…! 帰ってお母さまに言いつけてやりましょう」プンスカ
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「ふぅ…」
§xナ ; _ ; ツ§「お姉ちゃぁん!」ギュッ…၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃!!
§xナ ; _ ; ツ§「こわかったですのぉ…」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「そう? あんな子ぜーんぜんこわくないよ」
§xナó _ òツ§「そうなんですの…? どうしてちさとお姉ちゃんはそんなに強いんですの?」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「わたしも小さい時あんな感じの子になかされてたけど…お友だちに助けてもらったから」
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「その子のおかげだよ」💭ノcノノσノᴗ σb
§xナó _ òツ§「え…」
18: (あら) 2022/12/24(土) 23:04:06.89 ID:TkoSpg0b
၄(cʸ„> ᴗ <„リ၃「その子はかっこよくてかわいくて…歌も上手ですごいんだよ」💭ノcノノσノᴗ σb
§xナó _ òツ§「…」
၄(cʸ„> ᴗ <„リ၃「その子とはずーっといっしょの『おさななじみ』だもん」
၄(cʸ„„> ᴗ <„„リ၃「これからもずーっといっしょ…💗その子のことがだーいすきなんだ!」
§xナó _ òツ§「………」ムスッ
§xナó _ òツ§(ちさとお姉ちゃん…その子のことがそんなにすきなんですの…)
§xナó x òツ§(かっこよくてかわいくてダンスもがんばってるお姉ちゃんにピッタリですの…)
§xナó _ òツ§「わたしだって……お姉ちゃんのことすきなのに…」ポツリ
§xナó _ òツ§「………」
20: (あら) 2022/12/24(土) 23:08:52.79 ID:TkoSpg0b
§xナ ; _ ; ツ§「ひっく…えく…」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「ど、どうしたの!? なんでないてるのなっちゃん!?」
§xナ ; o ; ツ§「だってぇ…お姉ちゃんはわたしなんかより、その子のこと大すきだから…」
§xナ > o < ツ§「その子の方が大じなんですの!?」
၄(cʸ„ò _ óリ၃「ちがうよ」
§xナó _ òツ§「っ…!!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっちゃんのことも大好きだよ」
§xナó _ òツ§「本当ですの…? わたし、その子とちがってうんどうもおべん強もにが手なのに…?」
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「本当だよ」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「自信がないなら教えてあげるよ…。なっちゃんのいいところ!」
22: (あら) 2022/12/24(土) 23:17:05.20 ID:TkoSpg0b
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「まずはじめて会った時に思ったのは…」§xナó _ òツ§
၄(cʸ„ò ᴗ ó„リ၃「そのホワホワでフワフワのかみの毛! かわいいと思ってたんだぁ~」§xナó ᴗ òツ§!!
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「それから、楽しい遊びをいっぱい思いつくところ!」§xナò ᴗ óツ§
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「なっちゃんと遊んでるといつもあきないよ!」§xナòヮóツ§
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「遊んでる時の笑った顔もすてきだと思うよ!」§xナ„òヮó„ツ§
၄(cʸ„- ᴗ -リ၃「おこった時も悲しい時の顔もかわいいと思うけどね…」§xナ„>ヮ<„ツ§
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「あ! それにこの前いっしょにだがしやさんに行ったとき!」§xナ„>ヮ<„ツ§!?
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「二人で半分こした時のお金の計算早かったよね!」§xナ„òヮó„ツ§…
§xナ„òヮó„ツ§「マニーのことだけは早いみたいになってますの…」
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「お金のことをちゃんと考えてるのはいいことだよ!」
26: (あら) 2022/12/24(土) 23:25:20.52 ID:TkoSpg0b
§xナ„òヮó„ツ§「お姉ちゃん…そんなにわたしのことよく見ててくれたんですの…?」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「もちろん! 大すきだからね!」
§xナ„>ヮ<„ツ§「お姉ちゃん…!!」パアアアアア
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「自信がなくてどうがんばったらいいか分かんない時はこうすればいいんだよ」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「『大好きな人のできないことをできるようになる。それがその人の支えになる』」
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「わたしも、そう思いながらがんばってるんだ!」
§xナ„>ヮ<„ツ§「お姉ちゃん…! とってもすてきですの!」
§xナ„>ヮ<„ツ§「やっぱり、お姉ちゃんのことが大すきですのー!」ギュッ
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃(やっぱり、なっちゃんは笑った顔が一番かわいいなぁ…)
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃(少し前まではわたしも弱虫だった。かのんちゃんのおかげで変わる気になれた)
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃(これでいいんだよね…わたし、強くなれてるよね…? かのんちゃん…)
27: (あら) 2022/12/24(土) 23:34:43.42 ID:TkoSpg0b
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「もう暗くなってきたね。そろそろ帰らないと…」
§xナòヮóツ§「お姉ちゃんとおわかれするのさびしいですの…」シュン
၄(cʸ„> ᴗ óリ၃「またすぐ会えるよ。明日も冬休みだしいっしょに遊ぼ♪」
§xナòヮóツ§「はいですの!!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「あ! でも明日はかのんちゃんも遊べるんだった…どうしよう」
§xナ > o < ツ§「えっ!?」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃💡「そうだ! かのんちゃんも連れてきていっしょに遊べばいいんだ!」
§xナòヮóツ§「こいがたきなのになかよくできるか分かんないですの…」ボソッ
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「え? なんて?」
§xナ„>ヮ<„ツ§「何にも言ってないですの~~」
28: (あら) 2022/12/24(土) 23:38:52.09 ID:TkoSpg0b
…………🦌🎅===🎁၄(cʸ„- ᴗ -リ၃💤🎄
…………🦌🎅===🎁§xナ„-ヮ-„ツ§💤🎄
………次の日の公園
ʃt(c◜ó _ ò )「昨日はすみませんでした…」ショボン
§xナòヮóツ§「え…」
ノcノノσノᴗ σb「あー! あなたは前にちぃちゃんをいじめた子! また悪いことしたの!?」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「そうだけどそうじゃないよ、かのんちゃん」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「……あやまりに来たの? どうして?」
ʃt(c◜ó _ ò )「家族に話したらものすごーくおこられてしまいました…」
ʃt(c◜> _ < )「そして今日あやまらなかったら🎅さんも来ないと言われたので…!」
ノcノノσノᴗ σb「あー…………」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「わたしは気にしてないよ。ずーっと前のことも、あのことがきっかけでかのんちゃんと仲良くなれたしね!」
§xナòヮóツ§「わたしも…お姉ちゃんとなかよくなれたからいいですの…」
ʃt(c◜> _ < )「お二人とも、本当にごめんなさい。公園はみんなで楽しむものです…」
29: (あら) 2022/12/24(土) 23:43:26.79 ID:TkoSpg0b
ノcノノσノᴗ σb「じゃ、仲直りできたことだしみんなで遊ぼっか!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃つクイッ「ほら、あなたもだよ」
つʃt(c◜> _ < )「私もですか!? いいんでしょうか…」
§xナòヮóツ§「わたしたちがいいって言うんだからいいんですの!」
ʃt(c◜; ᴗ ; )「みなさん…!」
၄(cʸ„ò ᴗ óリ၃「とりあえずおにごっこ…はいいからかくれんぼしよっか!」
§xナòヮóツ§「あなたには負けませんの…!」ゴゴゴゴゴゴゴ
ノcノノσノᴗ σb「なんであなたわたしのことそんなに見てるの…? わたし何かした?」ビクビク
夏美(幸せで、楽しかった日々――
――そんなずーっと昔のことを、みんな覚えているわけもない
――あの後、千砂都先輩はダンスを習う日が変わって公園に来なくなり…
――私もまた、夢を追っては挫折を繰り返す日々に『お姉ちゃん』の言葉が薄れていった
――それでも千砂都先輩があの時のことを思い出してくれたのは…今日がきっとクリスマスだから)
31: (あら) 2022/12/24(土) 23:53:55.25 ID:TkoSpg0b
千砂都「ゴメンね。ずっと思い出せなくて…」
千砂都「私、ダンスに夢中になっていってて……突然いなくなったように感じたよね」
夏美「いいんですの! 子どもの頃のことは辛いこともたくさんなんですの!」
夏美「それに…思い出してもらえなくて良かったと思うこともあるから…」
千砂都「え…」
夏美「大好きって言って貰った。自信を持って頑張る方法を教えてくれた。なのに…」
夏美「私はあの後の小・中学校でも頑張れなかった。きっと再会したら幻滅すると思ってましたの…」
千砂都「夏美ちゃん…」
夏美「千砂都先輩…私の方こそごめんなさい…。大好きって言ってくれたのに私はこんな風で……」
千砂都「こんな風なんて言わないで!」ギュッ…
夏美「!?」
32: (あら) 2022/12/25(日) 00:07:14.56 ID:AFW10Vpg
千砂都「夏美ちゃんはずっとずっと頑張って…今もここで一緒に頑張ってるじゃない」ギュッ
千砂都「それで十分、あの時の私の言葉が無駄じゃなかったんだって分かるよ…」
夏美「千砂都先輩…」
千砂都「思い出せて良かった…。夏美ちゃんは昔も今も、可愛い頑張り屋の女の子だよ♪」
夏美「あ…!」
夏美「…」
夏美「千砂都先輩…!!」ギュゥッ…
千砂都「もう、泣かなくていいのに…」
夏美(大好きだった人が私のことを思い出してくれて…私もまたあの日の思い出を強く意識出来て…
――こんなに嬉しい日はない。これはクリスマスに🎅さんがくれた奇跡なんですの?
――そうだ、今日はクリスマス。プレゼントを貰えるからって喜んでいた子どもの頃じゃない
――高校生になった今、クリスマスにするべきことは――――――――――――――――)
33: (あら) 2022/12/25(日) 00:16:20.60 ID:AFW10Vpg
夏美「ずっと、ずーーっと、『ちさとお姉ちゃん』に聞いて欲しかったことがありますの…」
千砂都「なぁに? 『なっちゃん』」
夏美「クリスマスの日…私は🎅さんから貰ったものはこれでしたの…」スマスマ
千砂都「画面のこれ…スムージー用のミキサー? へぇ~、『なっちゃん』スムージー好きだったもんね」
夏美「今は新しい機械になったけど…今日もこれでスムージーを作ってきたんですの」スッ🥤
千砂都「え? くれるの? ありがとう…」🥤ゴクゴク
夏美「………」
夏美「どう、でしたの…?」
千砂都「すっごく美味しかったよ! 🍑も入ってたよね? 程よい甘さだったし野菜もたくさんで体に良さそうだった!」
夏美「…」
夏美「そのスムージー、ピーマンも入ってたんですの💗」ニャハッ
千砂都「!!!???」
34: (あら) 2022/12/25(日) 00:28:34.77 ID:AFW10Vpg
千砂都「え? うそ…ピーマン…?」サーッ…
夏美「そんなに青ざめなくてもちゃんと飲めてましたの! 美味しかったって言ってましたの!」
千砂都「それは確かに…」
夏美「…ずっと、これを飲んで欲しかったんですの」
夏美「聞いて欲しかったんですの…。🎅さんはあの時私が一番欲しいものをくれたんですのって話を…」
夏美「大好きな『ちさとお姉ちゃん』の苦手な…野菜の入ったスムージーを美味しく作れるようになったこと…」
千砂都「それって…!」
千砂都「『大好きな人の出来ないことを出来るようになる。それがその人の支えになる』…!」
千砂都「ってことだよね…?」トクン…
夏美「そうですの…」
千砂都「………///」
35: (あら) 2022/12/25(日) 00:39:14.76 ID:AFW10Vpg
夏美「🎅さんは私の想いに気付いてこれを贈ってくれたんですの」
夏美「…私もここまで美味しいスムージーを作れるよう努力し続けてきましたの」
夏美「他のことは出来なかったけど…これだけは続けてきましたの」
夏美「『お姉ちゃん』に私の作ったスムージーを飲んで欲しかったから…おままごとじゃなくて本物を」
千砂都「えっ…それって」
夏美「…」
夏美「『お姉ちゃん』のことが……千砂都先輩のことがずっとずーっと好きだから――」
38: (あら) 2022/12/25(日) 01:06:02.29 ID:AFW10Vpg
――クリスマスは聖なる夜。子どもたちの大好きな素敵な一夜
――🎅さんは🎁を持って欲しいものをくれる。夢を叶えてくれる
――16歳になった今も、大好きな人に記憶を思い出させてくれた…
――私に、告白する勇気をくれた
――だからもう一つだけ、もう一つだけ…
――私にプレゼントを下さい。大好きな人からのお返事を…
千砂都「…!」
千砂都「…」
千砂都「…」
千砂都「本当は、昔のこととかそんなこと関係なくOKするつもりだったんだよ…」
千砂都「私も――夏美ちゃんのことが好きだよ!」
完
――🎅さんは🎁を持って欲しいものをくれる。夢を叶えてくれる
――16歳になった今も、大好きな人に記憶を思い出させてくれた…
――私に、告白する勇気をくれた
――だからもう一つだけ、もう一つだけ…
――私にプレゼントを下さい。大好きな人からのお返事を…
千砂都「…!」
千砂都「…」
千砂都「…」
千砂都「本当は、昔のこととかそんなこと関係なくOKするつもりだったんだよ…」
千砂都「私も――夏美ちゃんのことが好きだよ!」
完
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1671884674/