穂乃果「いらっしゃいませー!」【SS】

SS


1: 2020/12/02(水) 22:08:08.80 ID:iyRwvTIm
にこ「久しぶりね、穂乃果」

穂乃果「あ、にこちゃんだ!久しぶりー!」

穂乃果「あれ、上着着てる!」

にこ「もう夏も終わったからね」

穂乃果「今日はどうしたのー?」

にこ「たまにはお土産でも買って帰ろうかなと思ってね」

穂乃果「ぜひぜひ穂むらでお買い上げを!」

穂乃果「お得なセットもございますよー」

にこ「急に営業モードね」

穂乃果「いっぱい売ればお小遣いちょっと増えるんだよ」

にこ「じゃ、別の所で買うわね」

穂乃果「ちょ!にこちゃーん!!」

にこ「冗談よ」

2: 2020/12/02(水) 22:08:39.71 ID:iyRwvTIm
穂乃果「もう、代わりにいっぱい買ってね」

にこ「そうね、そうさせてもらうわ」

穂乃果「そうだ!にこちゃんもうお家帰るだけ?」

にこ「えぇ、そうね」

穂乃果「急ぐ用事ないならちょっとお話しようよ!」

にこ「あんた店番は?」

穂乃果「もうすぐ終わり!」

にこ「それならいいけど」

にこ「私も久しぶりに話ができたらと思って来たわけだし」

穂乃果「ふーん、そうなんだぁ」

3: 2020/12/02(水) 22:09:03.29 ID:iyRwvTIm
穂乃果「にこちゃん、私とお話したかったんだね」

にこ「帰るわよ」

穂乃果「あーん、ごめんごめん」

にこ「じゃ、ほむまん買って待ってるわね?」

穂乃果「え?帰りに買えばいいじゃん」

にこ「あー、せっかくだから先輩が何か奢ってあげるわよ」

穂乃果「えー、そんなの悪いよ」

にこ「気にしなくていいわよ、これでも社会人だからね」

穂乃果「うーん、それじゃお言葉に甘えようかなぁ」

4: 2020/12/02(水) 22:09:20.51 ID:iyRwvTIm
にこ「その代わり半分こね」

にこ「後でご飯食べられなくなったらいけないし」

穂乃果「えー、私は大丈夫だよー」

にこ「ダメよ、また海未に怒られるわよ」

穂乃果「んぐっ!」

穂乃果「……わかった」

にこ「よろしい、それじゃ待ってるわね」

穂乃果「はーい、待たせちゃってごめんね?」

にこ「気にしないでいいわよ」

5: 2020/12/02(水) 22:13:41.54 ID:iyRwvTIm
――

穂乃果「にこちゃんお待たせ!」

にこ「もういいの?」

穂乃果「うん、ほんとにあとちょっとだったし、お母さんに話したら気にしないでいいから早く行ってらっしゃいだって」

にこ「そう、お母様に感謝しなくっちゃね」

穂乃果「やっぱりいつでも会えるけど、あんまり会えないもんね……」

にこ「現役アイドルが落ち込んだ表情見せないの」

穂乃果「だって寂しいのは寂しいんだもん!」

にこ「なんで、偉そうなのよ」

6: 2020/12/02(水) 22:14:43.34 ID:iyRwvTIm
穂乃果「だって、つい最近まで毎日一緒にいたのにさぁ……」

にこ「もう半年ぐらい前の話じゃない」

にこ「それが卒業だし、なんならあんたたちだって……」

穂乃果「うーん……実はそうなんだよねー」

穂乃果「私達は凛ちゃん達や雪穂達に何か残せてるのかなぁ」

にこ「……」

穂乃果「何にこちゃん、その顔」

にこ「いや、意外というか、いやでもそうよね」

穂乃果「なになに、なんのこと?」

7: 2020/12/02(水) 22:15:29.04 ID:iyRwvTIm
にこ「ううん、穂乃果はそういう子だもんね」

穂乃果「よく分かんないけど、私褒められてる?」

にこ「えぇ、最大限に褒めてるわよ」

穂乃果「えへへ、そっかぁ」

にこ「何よ」

穂乃果「にこちゃんに褒められると嬉しいなぁって」

にこ「そ」

8: 2020/12/02(水) 22:15:54.29 ID:iyRwvTIm
にこ「……ちゃんと残せてるわよ、きっと」

にこ「凛達も雪穂ちゃん達も良いパフォーマンスだったし」

にこ「穂乃果、ことり、海未の背中をしっかりと追ってると思う」

にこ「だから大丈夫よ」

穂乃果「にこちゃん……」

穂乃果「うん!ありがとっ!」ギュ

にこ「こら、道の真ん中でじゃれないの」

穂乃果「いいじゃんいいじゃん!私だってたまには甘えたいの」

にこ「あんたはいつも甘えてるんじゃ……」

にこ「まぁいいか、たまには、ね」

9: 2020/12/02(水) 22:16:17.85 ID:iyRwvTIm
穂乃果「それと……」

穂乃果「私達がそうなれてるのは、にこちゃん達のおかげだよ」

穂乃果「にこちゃんがいて、絵里ちゃんがいて、希ちゃんがいて……」

穂乃果「その背中を見て追いついて追い越さなきゃって」

穂乃果「だから……ありがとう」

穂乃果「私達の前を走ってくれて、μ'sでいてくれて」

にこ「……ふん、当たり前でしょ」

にこ「私達は穂乃果達より先輩なんだから」

にこ「まだまだ、私に追いつけてもないけどね!」

穂乃果「うん、そうだね、私も頑張る!」

にこ「さぁ、じゃれてないでさっさと行くわよ」

穂乃果「うん!」

10: 2020/12/02(水) 22:16:36.12 ID:iyRwvTIm
――

穂乃果「おぉぉー!」

穂乃果「いいの?にこちゃん?」

にこ「別にいいわよ、どうせ半分こだし、私も気になってたやつだから」

穂乃果「さっすがにこちゃん!太っ腹ー!」

にこ「褒めてもこれ以上は増えないわよ」

穂乃果「なーんだ……」

にこ「こら、奢らないわよ」

穂乃果「冗談冗談!」

11: 2020/12/02(水) 22:16:54.74 ID:iyRwvTIm
穂乃果「えへへ、にこちゃんありがとう」

にこ「ふふ、どういたしまして」

穂乃果「なになに、その余裕ある感じの笑い方!」

穂乃果「にこちゃん大人っぽい!」

にこ「っぽいじゃなくて大人なのよ、もう」

穂乃果「えぇ、にこちゃんがぁ?」

にこ「当たり前でしょ、どこからどう見ても大人の女性って感じでしょ?」

穂乃果「うーん……」

にこ「そこは素直にうんって言いなさいよ!」

12: 2020/12/02(水) 22:17:33.12 ID:iyRwvTIm
穂乃果「穂乃果もそんな感じで大人っぽく笑ってみたい!」

にこ「穂乃果には無理じゃない?」

穂乃果「むぅ……そんなことないもん!」

穂乃果「いくよ?」

穂乃果「……うふふ」

にこ「キモチワルイ」

穂乃果「なんでっ!」

にこ「穂乃果にはあんまり似合わないんじゃなかしら」

穂乃果「そんなことないよ!それならにこちゃんだって……」

にこ「なによ」

13: 2020/12/02(水) 22:17:52.03 ID:iyRwvTIm
穂乃果「いや……やっぱり似合うかなぁって」

にこ「やけに素直ね」

にこ「穂乃果はいつも通りの笑顔が一番魅力的よ」

にこ「あんたの天真爛漫な笑顔が私は好きよ」

穂乃果「……」

にこ「穂乃果?」

穂乃果「にこちゃん……照れちゃうよ、でもありがとう、嬉しい」

穂乃果「にこちゃんの笑顔もとっても素敵だよ」

穂乃果「穂乃果はにこちゃんの笑顔が大好きだから」

にこ「うん、ありがとね」

にこ「さ、お待ちかねのスイーツももうすぐ来るみたいだし、ゆっくり食べましょうか」

14: 2020/12/02(水) 22:18:19.60 ID:iyRwvTIm
――

穂乃果「美味しい!」

にこ「うん、美味しい、私の見立てに間違いはなかったわね」

穂乃果「これならいくらでも食べ……」

にこ「ダメよ」

穂乃果「……はい」

にこ「食欲の秋とか言って、あんた去年も太ったでしょ」

穂乃果「はい、その通りです」

にこ「今日食べたぐらいじゃ、そんな変わらないだろうけど」

にこ「体調や体型にも気をつけないとダメよ」

穂乃果「はい、おっしゃる通りです」

15: 2020/12/02(水) 22:18:49.82 ID:iyRwvTIm
にこ「別に食べたらダメってことじゃないんだから、調子に乗らないようにね」

穂乃果「うん!」

にこ「穂乃果の一ファンからのお願いよ」

穂乃果「にこちゃん……」

穂乃果「にこちゃんは……」

にこ「私のことはいいの」

にこ「それに私はちゃんと気をつかってるからね」

穂乃果「そう……そうだよね」

にこ「なーに暗い顔してんのよ」

にこ「さっさと食べないとそのアイスの部分溶けちゃうわよ」

穂乃果「わっ!ほんとだ!」

16: 2020/12/02(水) 22:19:22.97 ID:iyRwvTIm
穂乃果「にこちゃんアイスいらないの?」

にこ「秋になって少し冷えてきたからね、アイス食べたら寒いじゃない」

穂乃果「アイスは寒い時に食べたら美味しいのに」

にこ「なにそれ、夏に食べたら?」

穂乃果「もちろん美味しい!」

にこ「結局いつでも美味しいんじゃない」

穂乃果「そうともいう!」

穂乃果「暖かい部屋でアイスを食べるのが秋冬のアイス通ってもんだよ、にこ君」

にこ「誰よ、あんた」

穂乃果「今度みんなでアイスパーティしようよ!」

にこ「いやよ、寒いじゃない」

17: 2020/12/02(水) 22:20:03.28 ID:iyRwvTIm
穂乃果「えー!絶対楽しいよー?」

にこ「そりゃ楽しいでしょうけど……」

穂乃果「みんなでどこかで待ち合わせしてさ、色んな所回って、色んなアイスを食べて、それから……」

穂乃果「また、みんなで歌いたいな」

穂乃果「ダメ……かな?」

にこ「ダメよ」

穂乃果「どうして!」

にこ「夏はもう終わったのよ、アイス巡りなんかしてたらお腹壊しちゃうじゃない」

にこ「それにそんなの海未が許してくれると思う?」

穂乃果「う……」

18: 2020/12/02(水) 22:20:32.92 ID:iyRwvTIm
穂乃果「許してくれるもん……」

にこ「そんなわけ……」

穂乃果「みんなで歌うことは許してくれるもん!!」

にこ「ほ、穂乃果?」

穂乃果「あ、ごめん……」

穂乃果「でも、私は……私の憧れのアイドルはにこちゃんだから」

にこ「……ふふ、ありがとね」

にこ「私は穂乃果に会えて幸せだったわ」

19: 2020/12/02(水) 22:20:51.06 ID:iyRwvTIm
にこ「そろそろ出ましょうか?」

穂乃果「うん」

穂乃果「……あ」

にこ「どうかした?」

穂乃果「ううん、なんでもない」

にこ「そう?そうね、もう少し寄り道しましょうか」

にこ「時間は大丈夫?」

穂乃果「うん、大丈夫だよ」

にこ「じゃあ、少しそこの公園でお話しましょ」

20: 2020/12/02(水) 22:21:13.93 ID:iyRwvTIm
――

穂乃果「はい、にこちゃんコーヒーでいいんだよね?」

にこ「ありがと」

穂乃果「あ、それとお釣り、飲み物までありがとうね」

にこ「気にしなくていいわよ」

にこ「それで?さっき何を見つけたの?」

穂乃果「え?いや、ほんとになんでもないよ」

にこ「いいから、別に怒りやしないわよ」

穂乃果「うん……ごめんね、カバンの中見えちゃって……」

穂乃果「……リストバンド」

にこ「ま、お守りみたいなもんよ」

穂乃果「そう……そうだよね」

21: 2020/12/02(水) 22:21:43.39 ID:iyRwvTIm
にこ「あぁ!分かったわよ白状するから!」

にこ「だからその暗い顔やめてちょうだい!」

穂乃果「だって……」

にこ「正直、私はまだあの教室に、あの屋上に置いてけぼりよ」

にこ「みんなで出てきたはずだけどね、最後だと思った起立、礼」

にこ「その号令で駆け出したはずのあの日が私の中にまだあるの」

にこ「小さい頃からそうなりたい、そうなるものだと思ってた」

にこ「色んなところで夢を話したわ、色んなところに夢を描いたわ」

にこ「そんな未来予想図はかすりも……」

にこ「いえ、μ'sのおかげで叶った、だけどその先は……」

にこ「夢は消えない、忘れたくても消えない、ずっと忘れたいこととして私の中に残ってるの」

にこ「だから……このリストバンドが、縋るような思い出が、今の私の全てなの」

22: 2020/12/02(水) 22:22:10.65 ID:iyRwvTIm
穂乃果「にこちゃん……」

にこ「まだまだ着られ気味スーツの上着を着て実感したわ」

にこ「私の夏は終わったの」

穂乃果「そんな……まだ、だって」

にこ「ありがとう穂乃果」

にこ「うちにはチビ達がまだいるからね、ただ悪戯に生きていけないの」

にこ「だれにねだるものでもない、どこかへ探しに行くものでない、あの日はもうないの」

にこ「私は大人になってしまったの」

にこ「時々みんなと会って、ああだこうだ言って笑い合えたらそれでいいの」

にこ「分かった?そういうことだからぁっ!?なになに急に!」

23: 2020/12/02(水) 22:22:29.67 ID:iyRwvTIm
穂乃果「にこちゃん歌おう!」

にこ「は?」

穂乃果「踊ろう!」

にこ「何言って……」

穂乃果「ほら、素敵なステージがあそこにあるよ!」

にこ「ステージって……ただの段差じゃない」

にこ「ってか、ここで歌うの!?」

にこ「人もいるわよ!」

穂乃果「だからいいんでしょ!」

穂乃果「ほら!一緒に歌おう!!」

にこ「ちょ……待って」

穂乃果「皆さーん!!今からスクールアイドルが歌います!」

にこ「ちょっとぉ!?」

にこ「っていうか、私はスクールアイドルじゃ……」

にこ「あぁ、もう!分かったわよ!やってやろうじゃない!!」

24: 2020/12/02(水) 22:23:08.70 ID:iyRwvTIm
――

穂乃果「ありがとうございましたー!!」

にこ「はぁ……はぁ……」

穂乃果「にこちゃんお疲れ様!」

にこ「あんた急になにやらせんのよ」

穂乃果「でも、さすがにこちゃんだね」

穂乃果「私もまだまだだなぁ」

にこ「当たり前でしょ!」

にこ「あんたがにっ……私を超えるなんて10年早いわ!」

25: 2020/12/02(水) 22:23:48.37 ID:iyRwvTIm
穂乃果「うん!じゃあ追いかけれるところにいてくれないと!」

にこ「は?」

穂乃果「ねぇ、にこちゃん!」

穂乃果「夏はまた来るよ」

穂乃果「あの日にはもう帰れなくても、夏はまた来る!」

穂乃果「こんなに小さな段差でも、あの高い屋上でも何だって見えるよ」

穂乃果「あの日みたいにどんな景色も見えるんだよ!」

にこ「……ふん!」

穂乃果「にこちゃん?」

26: 2020/12/02(水) 22:24:25.17 ID:iyRwvTIm
にこ「穂乃果のくせに生意気よ!」

にこ「大銀河宇宙No.1アイドルにこにーはそんな景色すぐにでも見てみせるんだから!」

穂乃果「うん!えへへ」

にこ「……穂乃果、ありがとね」

穂乃果「どういたしまして!」

にこ「さて、にこはそろそろ帰るわね」

にこ「名残惜しいけど、やることがまだまだたくさんあるみたいだから」

穂乃果「うん!」

にこ「あんたも頑張りなさいよ、これからはライバルだからね」

穂乃果「えー、私達はスクールアイドルだし」

27: 2020/12/02(水) 22:24:51.13 ID:iyRwvTIm
にこ「ふふん、だからあんたは甘っちょろいのよ」

にこ「にこはアイドルのトップになるのよ?」

にこ「もちろんあんた達にも負けられないわ」

穂乃果「……うん!私達だって負けない!」

にこ「それじゃ、穂乃果今日はありがとう、楽しかったわ、バイバイ」

穂乃果「あ!にこちゃん!」

にこ「なに?」

穂乃果「アイス巡りはいつにするんだっけ?」

にこ「あんたねぇ……いい感じに別れさせなさいよ」

にこ「まぁ、いいわ」

にこ「私もみんなに話さないといけないことができたみたいだからね」

28: 2020/12/02(水) 22:26:26.64 ID:iyRwvTIm
――

穂乃果「うーん!いい天気!!」

穂乃果「青い空にお日様……ギラギラ……あっつ!!」

穂乃果「すっかり夏だね!綺麗な夏空だ!」

穂乃果「これだけ綺麗な夏空だと色んな思い出が反射して映っちゃったりして!」

穂乃果「えい!思い出よ映れー!なんちゃって」

穂乃果「あの日もこの日も……たくさんの楽しい思い出」

穂乃果「……そろそろ戻らなきゃ!」

穂乃果「テレビテレビ……」

穂乃果「ふふ、私の大好きな笑顔だ」

穂乃果「見てる人を笑顔にしてくれる……大好きな憧れのアイドルの笑顔」

穂乃果「さ、今日も頑張ろう!」

穂乃果「いらっしゃいませー!」

29: 2020/12/02(水) 22:26:48.48 ID:iyRwvTIm
おしまい!
ちょっと遅めの夏の終わりと夏のお話でした。

31: 2020/12/02(水) 22:33:33.78 ID:IpCCoIQy
穂乃果と海未絵里にこ真姫あたりのビシッとしてるキャラとのやりとりすごい好きだわ

34: 2020/12/03(木) 09:40:51.02 ID:UitP15Cy
超いい話だった

35: 2020/12/03(木) 23:02:29.07 ID:m/e8lMAt
乙!

36: 2020/12/03(木) 23:31:52.83 ID:92A1G3B0
ほのにこはいいぞ

37: 2020/12/04(金) 02:04:13.81 ID:xUpJO18k
ほのにこは癒される

38: 2020/12/05(土) 01:00:49.36 ID:9UA3k4dw
良かった乙

39: 2020/12/06(日) 00:40:21.59 ID:gX3uUsuD
ちょっと切なくて良い話だ こういう後日談好きなんだよな

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1606914488/

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