侑「私、みんなの事が大好き!!」9人「!?///」【SS】

SS


1: 2020/12/17(木) 22:55:51.48 ID:J7mkABOj
これまでの虹ヶ咲!!!チャン!

※前回(第9話)↓
果林「私と付き合ってくれないかしら♡」侑「!?///」
http://itest.2ch.net/fate/test/read.cgi/lovelive/1607609419

※第1話↓
歩夢「私、好きなの!!」侑「!?///」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1602253852/
歩夢「私、好きなの!!」 (スクールアイドルが)

侑(っ!?///)

侑(歩夢、え!?///そんな//急に告白だなんて///)


–––幼馴染の歩夢からのスクールアイドルが好きって告白を、私が恋人になって欲しいんだと勘違いしたことから始まった、この物語。


歩夢「私も…侑ちゃんのこと、好きだし//」

歩夢「恋人になりたいって、思う//」カァァ

歩夢「でも今はダメ!」

歩夢「私、スクールアイドルになりたいって決めたから」

歩夢「隠そうって思ってたのに、侑ちゃんが私をこうさせたんだから!」

歩夢「・・・責任、取ってよね?」ウルウル


–––その後、誤解は解けて私は、歩夢の夢を応援するために、歩夢が立派なスクールアイドルになるまで恋愛は抑えるって約束をした。

–––多分、歩夢は私が大好きを抑えられない所があるから、スクールアイドルに専念する為にこの約束をしたんだと思う。

2: 2020/12/17(木) 22:57:02.38 ID:J7mkABOj
–––だから私は、歩夢を応援するために、大好きなスクールアイドルを応援するために!恋愛的感情は抑えて…ただのファンとして同好会のみんなの力になろうと頑張って来たんだけど・・・


かすみ「侑先輩!かすみんの一番のファンとして、そして恋人として…//かすみんの隣にいてください!!」

せつ菜「あそこまで大好きを伝えられたら私も好きになっちゃうじゃないですか・・・//」プシュ~//

愛「・・・私さ、ゆうゆの事、好きだよ?//」ドキドキ

エマ「私ね、最初からずっと侑ちゃんの事が好きなの!//」

璃奈「いつか、この好きを自分の表情で伝える・・・!」

彼方「あのね?彼方ちゃん、侑ちゃんのこと大好き!」

しずく「先輩!私、侑先輩の事が大好きです!//」

果林「ふふっ♪侑のことは、誰にも渡さないんだから♪」


–––あはは…///ただのファンとしての大好きを精一杯みんなにぶつけたら、何故かこんな結果に…

–––そんな、スクールアイドルと大好きな気持ち、2つのトキメキが交差する、私と9人の合宿が今!始まる!!

3: 2020/12/17(木) 22:57:47.29 ID:J7mkABOj
※お知らせ
今回は歩夢回を書く予定でしたが、アニメ本編11話が衝撃的なラストを迎え、歩夢問題の解決が次回に持ち越しとなったので、このシリーズでも歩夢回は次回に持ち越そうと思います。

なので今回は急遽、予定していなかったアニメ10話を元にした合宿回を書いていきます。

アニメ本編とは少し違った、侑ちゃんの事が本気で大好きな9人と侑ちゃんによる合宿の様を楽しんでいただけたなら幸いです。

4: 2020/12/17(木) 22:59:54.01 ID:J7mkABOj
–––アニメ10話、みんなで晩御飯を食べるシーンから抜粋–––


エマ「んん〜♪ピッツァボ〜ノ〜♪」モグモグ


彼方「でしょでしょ〜!彼方ちゃん特製ピザ!生地から作ったんだよ〜♪」


侑「本当に美味しい!!彼方さん!お嫁さんになってよ〜!!」


彼方「っ!//えへへ〜//侑ちゃんの為ならいつでもなってあげるよ〜♪」


愛「あ〜!ゆうゆまたそう言って!愛さんと夫婦になる約束はどうするの?」


侑「?」←無自覚


愛「またいつもの無自覚かい!この天然タラシめ~!」

愛「そんじゃ、愛さんの焼いた手羽先も食べてよゆうゆ♡はい、あ〜ん♡」


侑「あーん…モグモグうん!手羽先も美味しい♪」


愛「ゆうゆのためなら愛さん、毎日焼いてあげるからね♡」


彼方「いいな〜、愛ちゃん。彼方ちゃんにも食べさせて〜♪」


愛「はい、カナちゃんもあ〜ん♪」


彼方「あーん…モグモグふむふむ♪これはなかなか♪」


愛「でしょでしょ〜♪」


せつ菜「侑さん!私の作った料理も是非食べてください!!」


謎の液体「」バーーン!!


侑「え"」

5: 2020/12/17(木) 23:02:18.03 ID:J7mkABOj
せつ菜「自信作なんです♪どうぞ♡」


侑「えっと…そのぉ・・・」


歩夢「大丈夫だよ、侑ちゃん♪」

かすみ「食べてみてください!」


侑「え?」

侑「・・・モグモグ…美味しい!」


せつ菜「ふふっ♪だから言ったじゃないですか♪」

せつ菜「私だって、成長してるんですよ?」

せつ菜「歩夢さんとかすみさんに相談して、最後は彼方さんに味を調整してもらいました!」


彼方「んふふ〜♪ぶい〜V」ピース

せつ菜「えへへ♪V」ピース

せつ菜「歩夢さんもかすみさんもありがとうございます!」


かすみ「ふんっ!また侑先輩に倒れられたら困りますからね」

歩夢「あはは…次は見た目の問題を解決しないとね・・・」

8: 2020/12/17(木) 23:05:45.42 ID:J7mkABOj
かすみ「さて!ここからはデザートコースですよ〜!!」


みんな「「「わ〜〜!!♪」」」


かすみ「侑先輩♡かすみんの自信作、食べてください♡」っあーん♡


侑「あーん…モグモグん〜♪美味しい♪」


かすみ「えへへ//頑張って作った甲斐がありました♪」

かすみ「ほら、侑先輩♡」(あ〜ん待ち)


侑「え?」


かすみ「むぅ…//あ〜んしてあげたんですから、次は侑先輩の番ですよ?//」


侑「っ!//あはは…//かすみちゃんは相変わらずだね・・・//」っあ〜ん♡


かすみ「あーん…//モグモグえへへ♪侑先輩の前ですから♡」


しずく「むむぅ…//かすみさんばっかりずるい//先輩!私にも食べさせてください!」


侑「もう、しょうがないなぁ♪」っあ〜ん♡


しずく「あ、あ〜n…//」

かすみ「あーむっ♪ん〜美味しい♪」


しずく「かすみさん!?」


かすみ「これはかすみんが作ったデザートだから、侑先輩のあ〜んはしず子にはあ〜げない♪」


しずく「〜〜!!かすみさーん!!」グワッ

かすみ「っ!?わ〜〜!!」ダッ


侑「あははっ♪相変わらず仲良いなぁ♪」

11: 2020/12/17(木) 23:07:57.76 ID:J7mkABOj
––
––––

–––洗い場–––


侑「はぁ〜食べ過ぎちゃった〜♪」ゴシゴシ


歩夢「侑ちゃん、全部の料理をたくさん食べてたもんね〜」ゴシゴシ


侑「だって、みんなの作った料理なんだもん!嬉しくてつい食べちゃうよ♪」ゴシゴシ


歩夢「ふふっ♪そういえば、小学校の時の林間学校でも2人でお皿洗ったよね〜」ゴシゴシ


侑「あ〜カレー作った時だっけ?」


歩夢「違うよ〜それは中学校の時でしょ?」


侑「あ、そっか♪」


侑「って、いっつも一緒にやってるね♪」


歩夢「えへへ♪だね♪」

歩夢「…//これからも、ず〜っと一緒にいたりして・・・//」


侑「そうだね〜」

侑「よろしく頼みますよ♪歩夢おばあさん♡」ニヤニヤ


歩夢「っ!//…もう〜//」

歩夢「…さっきは彼方さんをお嫁さんにするって言ってなかった?」プンッ


侑「え?」


歩夢「ふんっ…//」ツーン


侑「歩夢ー??」


侑「・・・もしかして…嫉妬してるの?//」


歩夢「しっ!?//もう!//知りません//」プイッ

12: 2020/12/17(木) 23:09:31.36 ID:J7mkABOj
侑「ふふっ♪歩夢ー?こっち見てよ〜」


歩夢「・・・//」プイッ


侑「歩夢さーん?」


歩夢「・・・」


侑「こっち向いてよ、あゆぴょん♡」


歩夢「!?///」ビクッ

歩夢「ゆ、侑ちゃん!その呼び方は//」カァァ


侑「えへへ♪やっとこっち見てくれた♪」

侑「私、歩夢のコロコロ変わる表情が大好きだよ♪」ニコッ


歩夢「えっ?///」ドキッ


侑「にこにこ笑ったかな~っと思えば、急に泣いたり、ほっぺ膨らませて怒ったり♪」

侑「ず~っと見てても飽きない感じ?♪」


歩夢「ず、ず~っとって・・・//」カァァ

歩夢「もう…//侑ちゃんのそういうのほんとずるい・・・//」プク~


侑「ほらそれそれ♪コロコロ表情変わる♪可愛いよ歩夢♪」ニコッ


歩夢「~~!///もうっ!///侑ちゃん!!//」ポカポカ


侑「あはは♪でも1番好きな好きな顔は、やっぱり笑顔だよ?」


歩夢「え?」ピタッ


侑「だから、歩夢には笑っていて欲しい!」


歩夢「もう…//侑ちゃん・・・//」

歩夢「ふふっ♪じゃあ私の笑顔のために、これからもずっと一緒にいてね?侑ちゃん♡」


侑「うん♪」

14: 2020/12/17(木) 23:14:33.17 ID:J7mkABOj
––
––––

–––寝室–––


かすみ「ちょっと、1年生〜」ニシシ


しずく・璃奈「?」


かすみ「集合〜♪」


~間~


しずく「どうしたの?かすみさん?」


璃奈「顔的に何か悪いこと考えてる。璃奈ちゃんボード『┐(´д`)┌ヤレヤレ』」


かすみ「むっ!悪いことなんて失礼な!」

かすみ「さっき、侑先輩が1人でどこかに行く所を見たの!」


しずく「つまり…?」


かすみ「誰が侑先輩を1番怖がらせれるか勝負しよう!♪」

15: 2020/12/17(木) 23:16:23.57 ID:J7mkABOj
––
––––

–––廊下–––


侑「…」トコトコ


璃奈「…」ソロソロ…

璃奈「食べちゃうぞ〜!」ワッ!


侑「わぁっ!?って…璃奈ちゃん?」


璃奈「…あれ?そんなに驚いてない?」


侑「あはは…びっくりはしたけど…ごめん♪璃奈ちゃんの姿が可愛いからそっちが勝っちゃった♪」


璃奈「かわいいって//出来れば怖いって言って欲しかった…//」


侑「え〜?でも、璃奈ちゃんのその被ってる布からアホ毛だけぴょこって出てる姿も可愛し、それに『食べちゃうぞ〜』って♪可愛いが勝っちゃうよ♪」


璃奈「むむむ…//失敗。璃奈ちゃんボード『しょぼん(・ω・`)』」


–––タッタッタッ(足音)


璃奈「!」

璃奈「侑さん!この中に隠れて!」バサッ

侑「え?わぷっ!?」

16: 2020/12/17(木) 23:18:30.44 ID:J7mkABOj
かすみ「あれ?りな子だけ?」

かすみ「こっちの方から侑先輩の声がしたんだけどなぁ?」


璃奈「・・・侑さんなら見つかってない、かすみちゃんの気のせいじゃない?」

璃奈「それとも…お化けの声だったりして・・・」


かすみ「ちょっ!怖いこと言わないでよ!!」

かすみ「じゃあかすみんあっちの方探しに行くから!」サッ


璃奈「・・・」

璃奈「侑さん、もう出てきていいよ」


侑「ぷはぁっ!」バサッ

侑「もう…どうして私を隠したの?」


璃奈「実は、しずくちゃんとかすみちゃんと私で侑さんを怖がらせる勝負してて…」


侑「あ〜なるほど、それでさっきは脅かしてきたんだね」


璃奈「あと…//」

璃奈「侑さんと2人っきりになりたかったから//」


侑「え?//」ドキッ


–––ばさっ!(璃奈の被っている布に侑を入れる)


侑「っ!?//璃奈ちゃん…?//」


璃奈「侑さん、捕まえた♡」

17: 2020/12/17(木) 23:19:55.05 ID:J7mkABOj
–––寝室–––


歩夢「あれ?侑ちゃんは?」


せつ菜「そう言えばいませんね…よく見たら1年生も・・・」


歩夢「私ちょっと探しに行ってくる!」


せつ菜「それなら私も探しに行きます!」

18: 2020/12/17(木) 23:23:54.53 ID:J7mkABOj
––
––––

––(璃奈の布の中で2人密着してる状態)––


璃奈「・・・//」ぎゅう〜♡


侑「えっと…//璃奈ちゃん?布被ってるせいで何も見えないよ?」ドキドキ


璃奈「恥ずかしから、見なくていい・・・//」ドキドキ


侑・璃奈「・・・//」ドキドキ


侑「…あはは//璃奈ちゃんって結構大胆な事するよね…//」


璃奈「表情に出ない分、こうしなきゃ伝わらないと思うから…//」ドキドキ


–––ドクン、ドクン♡


侑(密着してるから、璃奈ちゃんの鼓動が凄く聞こえる…//)

侑「・・・璃奈ちゃんの気持ち、ちゃんと伝わってるよ」ナデナデ

侑「私、璃奈ちゃんのそういう一生懸命な所。大好きだよ♪」


璃奈「っ!//」ドキッ

璃奈「侑さんはいつもそうやって、私をドキドキさせる・・・//」

璃奈「侑さん、ありがとう//」


侑「え?」


璃奈「改めてお礼が言いたかった」

璃奈「侑さんが励ましてくれたから、あの時のライブも成功できた」

璃奈「愛さんが私を引っ張って、侑さんが励まして、みんながいてくれたから、今の私がいる」

璃奈「あの時の私は、ひとりで完璧になろうとして、抱え込んでいた」

璃奈「でも今は、侑さんがいて、みんながいてくれる。だからひとりで完璧じゃなくてもいい、そう思えた!」


侑「璃奈ちゃん…!」

19: 2020/12/17(木) 23:25:25.45 ID:J7mkABOj
璃奈「侑さんが大好きだから…//今も頑張れる・・・//」

璃奈「だから、今の精一杯を伝える・・・//」


侑「え?」


–––ちゅっ♡(侑の頬にキス)


侑「っ!?//」ドキッ


璃奈「・・・///そろそろ戻らなきゃ//」

璃奈「それじゃ…//」|彡サッ!


侑「・・・//」ドキドキ

侑(大好きだから、頑張れる…か//)


––––


璃奈「・・・」トコトコ


しずく「あ!璃奈さん、先輩見つかっ…って!」

しずく「顔すごく赤いよ!?熱でもあるの?」


璃奈「え?//あ・・・//」

璃奈「多分…//ずっと布被ってたから・・・//」

20: 2020/12/17(木) 23:29:54.87 ID:J7mkABOj
––
––––

–––音楽室–––


侑(璃奈ちゃん、凄かったなぁ・・・//)

侑(大好きだから、頑張れる…)

侑(私も、大好きなみんなのために何か・・・)チラッ


ピアノ「・・・」


~間~


侑「〜♪」(CHACE!を演奏)


せつ菜「っ!」

せつ菜「音楽室の使用許可は取ったんですか?」


侑「ん?うわぁっ!?」


せつ菜「ふふふっ♪」


––
––––


せつ菜「前にここで話したの、覚えていますか?」


侑「うん、勿論♪」


せつ菜「私がスクールアイドルを出来ているのは、あの時の侑さんのおかげです♪」


侑「えっ?」


せつ菜「侑さんの言葉がなかったら、きっと大好きを叫べないまま、自分を押し〇して生きていました…」

せつ菜「だから、私の大好きを受け止めてくれて、ありがとう・・・//」

21: 2020/12/17(木) 23:32:05.22 ID:J7mkABOj
侑「別にそんな…//ただ私は大好きなせつ菜ちゃんの歌が聞きたくて…」

侑「いつもみんなの事を応援してるだけで・・・」

侑「特別なことなんて、何もしてないよ・・・」


せつ菜「…侑さん」


侑「?」


せつ菜「私、侑さんの事が大好きですから!//」


侑「へっ?//」ドキッ


–––ぎゅうっ!♡


侑「っ!?//せ、せつ菜ちゃん?///」ドキドキ


せつ菜「大好きだから//こうして侑さんを抱きしめるんです・・・//」ドキドキ

せつ菜「侑さんが大好きと言ってくれるから、頑張れるんです//」

せつ菜「侑さんの大好きはいつも私を励ましてくれるんですよ?//」

せつ菜「だから、応援してるだけとか、特別なことなんてしてないとか、そんなに自分を卑下しないでください・・・!」

せつ菜「侑さんはいつだって私にとってかけがえのない大切な人なんですから!!///」


侑「・・・っ!」

侑「ありがとう…//せつ菜ちゃん」

侑「せつ菜ちゃんはいつも、大好きを真っ直ぐ伝えてくれるね・・・//」

23: 2020/12/17(木) 23:36:00.98 ID:J7mkABOj
せつ菜「はい!それが侑さんが大好きで、憧れてくれた、優木せつ菜ですから!!」ニコッ


侑「大好き…うん!せつ菜ちゃん、私決めたよ!!私も何かみんなの為に出来ることをしたい…!」

侑「それがまだ何かは、決まってないけど…でも!絶対見つける!!」


せつ菜「侑さん…!もし、その何かが見つかった時は、是非私にも手伝わせてください!」


侑「せつ菜ちゃん…//」

侑「うん…//ありがとう♡」ギュッ♡


せつ菜「ふぁ…///」


侑・せつ菜「・・・///」ドキドキ


せつ菜「・・・なんだか、夜の学校でこんなことして…//いけないことしてる気分です・・・///」カァァァ


侑「あはは…//言われてみればそうかも///」ドキドキ


せつ菜「あ、あの…//侑さん?//」ドキドキ


侑「ん?」


せつ菜「もう少し…//このまま抱きしめてていいですか・・・?//」


侑「・・・うん♡」


––
––––

–––廊下–––


歩夢「もう〜侑ちゃんどこに行ったの?」

歩夢「・・・」キョロキョロ

歩夢「こっちにもいないか〜…」

24: 2020/12/17(木) 23:39:30.79 ID:J7mkABOj
––
––––

–––寝室–––


侑「ただいま〜」

せつ菜「ただいまです!」


かすみ「あ〜!!侑先輩やっと帰ってきましたね!!かすみんずっと探してたんですよ?」


侑「あ〜…ごめんごめん♪ついせつ菜ちゃんと音楽室で話しすぎちゃって」


かすみ「せつ菜先輩と音楽室でっ!?//一体2人っきりで何してたんですか!?//」


せつ菜「なっ!?//別に何もしてませんよ!!//」


かすみ「本当ですか〜??…スンスン」


侑「えっ?かすみちゃん?」


かすみ「スンスン…なんか侑先輩からせつ菜先輩の香りがするんですけど・・・?」


せつ菜「っ!?///」


かすみ「スンスン…うん?少しりな子の香りも…」

せつ菜「そんなことよりかすみさん!//なんですかその格好は!?」


かすみ「ほえっ!?えっと…これはその・・・」


歩夢「ただいま〜…あれ?侑ちゃん?」

歩夢「ずっと探してたんだよ?スマホも持たずに1人でどっか行って…」


侑「あはは…歩夢も探してくれてたんだね、ありがとう♪」


歩夢「もう〜…」

25: 2020/12/17(木) 23:40:42.34 ID:J7mkABOj
侑「それじゃあもう時間も遅いし、みんなで寝ようよ」


かすみ「っ!!」

かすみ「ちょっと待ってください、侑先輩」

かすみ「侑先輩はどこで寝るおつもりで?」


侑「え?別にどこでもいいけど・・・?」


かすみ「じゃあかすみんの隣に来てください♪」

かすみ「こっちの端の方で〜♪一緒に寝ましょうよ〜♪」


8人「「「っ!?」」」


かすみ「おやおや〜?みなさん、何か言いたそうですね?それじゃあ・・・」


–––ブォン!(枕を投げる音)


せつ菜「うわぁっ!?」(避ける)

せつ菜「いきなり何するんですか!?」


かすみ「むむっ・・・これをかわすとは…やりますねせつ菜先輩!」


愛「お!?もしかして、合宿の定番やっちゃう?」


かすみ「はい♪誰が侑先輩の隣で寝るか、枕投げで決めましょう!!当たったら脱落ですよ♪」

26: 2020/12/17(木) 23:42:18.12 ID:J7mkABOj
~間~


エマ「えへへ〜♪やった〜♪」


かすみ「なんでエマ先輩が勝つんですか〜!!」


果林「まさかエマがこんなに枕投げ強かったなんて・・・」


せつ菜「枕が全然当たりませんでした・・・」


かすみ「ぐぬぬ…かすみんのスペシャルかすみんアタックが決まれば勝ててたのに・・・」


しずく「かすみさん、せつ菜さんに開始3秒でやられてなかった?」


エマ「うふふっ♪枕投げならスイスの妹たちとよくやってたからね〜♪」


かすみ「むぅ…エマ先輩!隣だからって侑先輩に変なことしないでくださいね!?」


璃奈「言い出しっぺがそれ言っちゃうんだ・・・」


彼方「エマちゃんなら大丈夫だと思うけどな〜?」


かすみ「…まあ、確かにエマ先輩なら大丈夫だと思いますけど・・・」


歩夢「私はどっちかというと侑ちゃんが何かしそうで心配だよ…」


愛「ゆうゆの場合は無意識でやってるから尚更タチが悪いんだよね〜」


侑「えぇ〜!?私ってそんなに信用ないかなぁ…?」

27: 2020/12/17(木) 23:45:34.79 ID:J7mkABOj
–––就寝中–––


かすみ「・・・」ムクリ

かすみ(ぐふふ♪そろそろみなさん寝静まりましたね?では♪侑先輩の布団へ…)コソコソ


–––ブォン!(枕の飛ぶ音)


かすみ「へぶぅっ!?」


せつ菜「んむぅ…ダメですよ…?zzZ」


璃奈「ヒェッ……」


しずく「これは大人しく寝てた方が良さそうだね・・・」


–––


侑(・・・エマさん、寝ちゃったかな?)

侑(あはは…//何意識してんだか・・・//隣で寝てるだけなんだし、何も起きるわけないよね?)

侑(それよりも、私がみんなの為に何か出来ることを考えなきゃ・・・)


–––もぎゅっ♡


侑「っ!?//」


エマ「えへへ♪侑ちゃん♡ぎゅう〜♡」


侑「え、エマさ…//ムグッ!?」


エマ「しーー…みんな起きちゃうよ?」


侑「…//」コクリ

28: 2020/12/17(木) 23:47:54.82 ID:J7mkABOj
エマ「よしよし♪いい子だね♪」ギュッ♡


侑「えっと…//エマさん、どうして抱きついて・・・?//」ドキドキ


エマ「えへへ//こんな風に誰かと一緒に寝るのが久しぶりで…//つい♪」

エマ「それに、せっかく侑ちゃんと隣で寝れる機会を貰ったから…//どうせならこうやって寝たいなって・・・//」

エマ「ダメ…かな?//」ウワメズカイ


侑「っ!?//」ドキッ!

侑「エマさんがそうしたいなら…//全然いいけど・・・//」


エマ「えへへ//ありがとう♪」

エマ「ぎゅう〜♡」


侑「あ、あの//エマさん//そんなに体を密着されると…//ドキドキして眠れないよ・・・///」ドキドキ


エマ「ふぇ?//そ、そっか//」


侑・エマ「・・・///」ドキドキ


エマ「ねぇ、侑ちゃん?」


侑「な、なにかな?//」

29: 2020/12/17(木) 23:49:39.11 ID:J7mkABOj
エマ「悩んでる事でもあるの?」


侑「っ!…あはは、よくわかったね?」


エマ「侑ちゃんの事、よく見てるもん♪」ギュッ♡

エマ「…侑ちゃん、言ってくれたよね?こうやってぎゅっとしてたら、心がポカポカしてきて、悩みも嫌なことも全部吹き飛んじゃうって♪」


侑「エマさん…//」

侑「ありがとう…実はね私、みんなの為に何かしてあげたい。そう思ったはいいんだけど…」

侑「でも、その何かがまだ見つからなくて…」

侑「それを考えてて・・・」


エマ「よしよし♪侑ちゃんは偉いね♪」ナデナデ


侑(ふわぁ…//エマさんのなでなで、安心する…♪)


エマ「でも、1人で考え込まなくてもいいんだよ?侑ちゃんには私もみんなもいるんだから♪」ナデナデ

エマ「私も、みんなも、いつでも侑ちゃんの力になるからね?」ナデナデ


侑「エマさん…ありがとう♪本当にダメな時はみんなに相談するね♪」


エマ「うん♪それじゃあ侑ちゃん、今はゆっくり眠ろう?」

エマ「せっかく楽しい合宿中なんだから♪」

エマ「ら〜♪ら〜ら〜ら〜…♪」


侑(エマさんの子守唄、優しい声…)

侑「ありがとう…エマさん…大好きだよ…zzz」

エマ「うん…私も大好きだよ♪侑ちゃん…zzz」

30: 2020/12/17(木) 23:53:02.46 ID:J7mkABOj
––
––––


侑「・・・」

侑(ふわぁ…よく寝たなぁ…)ムクリ

侑(こんなに頭がスッキリした目覚めは初めてかも…流石エマさんのマイナスイオン♪)

侑(今何時…って、まだ3時!?)

侑(たっぷり10時間ぐらい寝た充実感だよ・・・)

侑(恐るべしエマさんのマイナスイオン・・・)


エマ「スヤスヤ・・・♪」


侑(うーん…もう一度寝てもいいけど、取り敢えずトイレに行こうかな)

侑(みんなを起こさないようにそうっと…)ソロソロ


–––ガシッ!!(足を掴まれる)


侑「わっ!?」


しずく「しーー…先輩、みなさんが起きてしまうので声を抑えて…」ヒソヒソ


侑「し、しずくちゃん?」


しずく「先輩…御手洗に行くんですか?」

しずく「あ、あの…//出来れば私も連れて行ってください・・・//」モジモジ

31: 2020/12/17(木) 23:57:46.52 ID:J7mkABOj
–––トイレ前–––

しずく「先輩…!ちゃんとそこにいててくださいね?」


侑「はいはい♪ちゃんとここにいるよ♪」


〜間〜


しずく「先輩…!いますか…?」(トイレ中)


侑「大丈夫だよ〜ここにいるって」(トイレ前)


しずく「絶対置いて行ったりしないでくださいね…!」


侑「そんなことしないって」アハハ

侑「・・・」

侑(でも…少しからかってみようかな♪)←好奇心


しずく「先輩…!まだいますよね・・・?」


侑「・・・」


しずく「…え?あの、先輩?返事を・・・」


侑「・・・」


しずく「・・・」


–––シーン…


侑(・・・あれ?しずくちゃん、何も言わなくなっちゃった?流石にやりすぎたかな?)

32: 2020/12/17(木) 23:59:20.43 ID:J7mkABOj
侑「し、しずくちゃん?」ソロー


しずく「……っ……ぐすん…うぅ…先輩・・・」


侑「っ!!?」

侑「わー!ごめん!しずくちゃん!置いてったりなんてしてないから!!」

侑「だから泣かないで!ほら、私ここにいるから!」


しずく「・・・はい♪ありがとうございます♪」ケロッ


侑「え?」


––––


侑「もう〜!泣く演技だったなんて…本気で心配したんだよ?」


しずく「えへへ//つい演技に夢中になってしまって・・・//」

しずく「でも、元はと言えば先輩が先に仕掛けてきたんですからね?」ムスッ


侑「ご、ごめん…//つい出来心で・・・//」

33: 2020/12/18(金) 00:01:15.01 ID:p152M78N
侑「しずくちゃんって暗いのとか苦手だったっけ?」


しずく「あ、いえ…//別にそういう訳ではないのですが・・・」

しずく「先輩と一緒に居たかったから…//怖がる演技をしてただけです//」


侑「っ!//」ドキッ

侑「あはは…//しずくちゃん、最近ほんとに変わったよね」


しずく「そ、そんなにでしょうか…?//」


侑「うん♪最初に会った頃のしずくちゃんのイメージは…ちょっと優等生気質で、真面目でしっかりした1年生ってイメージだったけど…」

侑「今のしずくちゃんは、とっても甘えん坊さんな可愛い1年生って感じ♪」


しずく「っ!!///」

しずく「そう言われると、凄い違いですね・・・//」

しずく「でも!もう自分を偽るのはお終いにすると決めたので…!」


–––ぎゅうっ♡


侑「っ!//」


しずく「特に…先輩の前では・・・//」ギュウ♡


侑「・・・//ふふっ♪ありがとう♪」ナデナデ


しずく「ふぁ・・・///」トローン


侑「私、今のしずくちゃん、大好きだよ♪」

侑「私だけじゃなくて、同好会のみんなにも、いい意味で気を使わなくなったし」

侑「何より、よく笑うようになった♪」ニコッ


しずく「~~!//」カァァァ

しずく「もう…//先輩はずるいです…///」ドキドキ

しずく「…私//大好きな先輩の為にこれからも頑張るので!//」

しずく「本当の私を、よろしくお願いしますね?♡」


侑「うん♪」

34: 2020/12/18(金) 00:06:11.24 ID:p152M78N
–––朝–––


侑(ん〜!よく寝たぁ!)

侑(と言ってもまだ…朝5時!?みんなもまだ寝てるね…)

侑(・・・少し、外の空気でも吸ってこようかな)

35: 2020/12/18(金) 00:09:32.47 ID:p152M78N
キリがいいので一旦ここで中断します。
また今日の23時頃、再開予定です。

44: 2020/12/18(金) 22:56:15.18 ID:p152M78N
乙コメ、保守コメありがとうございます!再開します

45: 2020/12/18(金) 22:57:56.00 ID:p152M78N
–––屋上–––


侑「みんなのために出来ること…大好きだから頑張れること…みんなの力で…うん。きっと見つかる」


愛「ゆう〜ゆ♡」ダキッ♡


侑「わぁっ!?//愛ちゃん!?//」


愛「こんな朝早くから1人でいて、どしたの?なんか考え事?」


侑「え?うん、ちょっとね…愛ちゃんこそ、起きるの早いね?もしかして起こしちゃった?」


愛「ん?愛さんはいつもこの時間に起きてるよ?早起きは三文の徳って言うしね!」

愛「実際、朝からゆうゆと2人っきりになれて三文というか、最高の徳って感じ♪」


侑「もう…//愛ちゃんったら〜//」


愛「それで?ゆうゆは一体何を考えていたのかな?」

愛「あ!愛さんが当ててあげるよ♪」

愛「う〜ん…同好会のみんなの事、かな?」


侑「っ!すごい!なんでわかったの!?」


愛「あはは!ゆうゆが考えることなんて、スクールアイドルか、同好会のみんなの事ぐらいしかないっしょ!」


侑「えぇ!?そんなことないよ!もっと他にも考えてるもん!」


愛「じゃあ、例えば何考えてるの?」


侑「え?えっと…うーんと・・・」


愛「ほら♪やっぱり♪」


侑「うぅ・・・//なんか悔しい・・・//」

46: 2020/12/18(金) 23:01:00.18 ID:p152M78N
愛「あはは!それだけ愛さんはゆうゆのこと、大好きってことだぞ♡」


侑「っ!//」ドキッ

侑「・・・愛ちゃんはさ…//私と恋人になりたいって今も思う?//」


愛「えっ!?//ゆうゆからその話をするなんて…//」


侑「いいから答えてよ…//」


愛「当たり前じゃん♪ゆうゆの事が大好きだから、ゆうゆが応援してくれるから、もっとスクールアイドルとして頑張れるんだよ?みんなもそうだよ?」


侑「・・・愛ちゃんには、前話したよね?」

侑「私が今は、みんなとファンとスクールアイドル、この関係でいたいって話」


愛「あ〜…そんな事言って、愛さんのことフったよね〜♪」


侑「フった…うぅ…//確かにそうだけどぉ・・・」


愛「ごめんごめん♪別に気にしてないから♪続けて?」


侑「・・・今も私ね?私が恋したら、大好きやトキメキが溢れて、スクールアイドルを応援するどころじゃなくなっちゃうくらい暴走しちゃいそうだな~って思ってる」

侑「だからみんなには、恋人じゃなくて、ただの1人のファンとして、そばで応援し続けてる」


愛「うん♪愛さんにもそう言ってくれたね」


侑「だけど愛ちゃんも、同好会のみんなも、私のことが大好きだから頑張れるって言ってくれた」

侑「私もそんなみんなが大好き…!だから、私もみんなみたいに、大好きを伝えながら頑張れるんじゃないかなって…」

侑「う〜ん…言葉にするとよく分からないね、あはは…//」


愛「…つまり、ゆうゆはみんなからの告白にそろそろ答えようって思ってるの?」


侑「えっと…//まあ、そういうことになるのかな?」

47: 2020/12/18(金) 23:04:15.92 ID:p152M78N
愛「なるほど〜♪じゃあ、ついに愛さんの愛の告白を受け止めてくれるわけだ♪愛だけに!」

愛「じゃあゆうゆ♡恋人になったことだし、今からデートに行こうか!♪」ギュッ♡


侑「えっ!?//ちょっと待って愛ちゃん!//まだそう決まったわけじゃないし!//それに今合宿中だから!//」

侑「いきなりはあれだから…//その、ちょっとずつ…//でもいいかな?」


愛「ん〜、じゃあ…ゆうゆ、はい♪」


侑「え?」


愛「愛さんの、ゆうゆに向けた大好きのお返し!くださいな♪」

愛「んー♡」(キス待ち)


侑「えっ!?//えっと…//」ドキドキ

侑「・・・//」


–––ちゅっ♡(愛の頬にキス)


愛「・・・//ほっぺ…なんだね//」


侑「だって…//」


愛「まあいいや♪みんなにも、言うの?」


侑「うん、そのつもり」


愛「そっか〜♪じゃあ、愛さんが1番にこの話を聞いたんだね!」

愛「どうして愛さんが1番最初なのかな〜?」ニヤニヤ


侑「えっ!//だって…//愛ちゃんと話してると、楽しいし、気分も楽になって、話しやすいし」

侑「そんな愛ちゃんが大好きだから、話したんだよ♪」


愛「っ!//」ドキッ

愛「もう〜!そう言う事だけはしっかりと言えるんだから〜!//」


侑「え?」←無自覚

48: 2020/12/18(金) 23:08:13.07 ID:p152M78N
––
––––

–––寝室–––


エマ「果林ちゃん?もう朝だよ?みんなで朝ごはん食べに行こうよ〜」ユサユサ


果林「んぅ…?エマ…?」

果林「あと5分だけ…zzz」


エマ「果林ちゃ〜ん…もうみんな待ってるんだよ?」


果林「もう…じゃあ引っ張って起こしてよぉ・・・」


エマ「もう、しょうがないなぁ〜♪」グイッ


果林「んぅ…んっ!」(手を広げる)


エマ「もう〜♪」ギュッ♡

エマ「よしよし♪今日もちゃんと朝起きれてえらいね〜♪」


果林「……///」

果林「ん?」


みんな「「「じーー」」」


果林「ぁ…//」

49: 2020/12/18(金) 23:09:19.49 ID:p152M78N
かすみ「ぐふふ♪果林先輩って朝だとそんな感じになるんですねぇ♪」ニヤニヤ

しずく「まるで子供みたいでしたね♪」ニコニコ

璃奈「果林さんの意外な一面…//」

歩夢「果林さんでもああいう甘え方するんだ…//」

せつ菜「なんか、見てはいけないものを見てしまった気分です…//」

彼方「ふふっ♪果林ちゃん、今度は彼方ちゃんが起こしてあげようか?♪」


果林「〜〜〜っ!///」カァァァァ


エマ「ふふっ♪果林ちゃんは朝弱いから、いつもこうやって起こしてあげてるんだ〜♪」ギュッ♪


みんな「「「へーー」」」ニヤニヤ


果林「ぁ…//あぁ・・・//」

果林「〜〜〜!!!///」←言葉にならない叫び


エマ「果林ちゃん!?どこ行くの!?」


侑・愛「「ただいま〜」」

侑「なんか、果林さんがすごい勢いで走っていってたけど、どうしたの?」

50: 2020/12/18(金) 23:13:04.91 ID:p152M78N
–––廊下–––


果林(はぁ…まさかあんな姿をみんなに見られるなんて…//)

果林(もう、これからみんなとどう顔合わせたらいいか分からないわ…)ズーン

果林(歩夢やせつ菜ならまだしも…かすみちゃんや彼方には結構いじられそうね…)

果林(同好会での、朝香果林のイメージが・・・)

果林「・・・はぁ」

果林「というか、ここ、どこかしら?」

果林「学校にこんな場所あった?」

果林「スマホ…は、置いてきちゃった・・・」


果林「・・・」


>「果林さ〜ん!!」


果林「・・・侑?」


侑「はぁ…はぁ…果林さんどこまで行ってるの・・・」


果林「どこまでって…私にもここがどこか分からないわよ・・・」


侑「あははっ♪やっぱり迷子になってたんだね」


果林「・・・//よく見つけられたわね?」


侑「うん、果林さんきっと迷子になってるかなって思って、あえて的はずれな場所を探してたんだけど…ビンゴだったね♪」

侑「さ、朝ごはん食べに行こう?みんな待ってるよ?」


果林「・・・みんなに合わせる顔がないわ」


侑「・・・エマさんに起こしてもらってたこと?」


果林「聞いたのね…」

果林「失望した?いや、笑えるわよね…いつもすました顔して、大人っぽく振舞ってるくせに…」

果林「本当は毎朝同級生に起こしてもらってるようなだらしない所や、方向音痴でまともに目的地にも行けないようなポンコツな部分があるなんて…」

51: 2020/12/18(金) 23:15:36.85 ID:p152M78N
侑「・・・果林さん!」


果林「え?」


–––ぎゅう〜♡


果林「っ!?//」ドキッ


侑「えへへ〜//果林さん大好き〜♪」ギュ~♡


果林「っ!?//ぇっと…侑?//」


侑「・・・♪」スリスリ


果林「…いきなりどうしたの?//」


侑「甘えてくる私は…//嫌だった?//」ウワメズカイ


果林「え?//別に、嫌ではなかったけど…//」


侑「えへへ♪でしょ?」

侑「多分、みんなも一緒だよ?」


果林「っ!」

52: 2020/12/18(金) 23:16:48.58 ID:p152M78N
侑「誰にだって甘えたい時はあるよ、確かにそんな姿を人に見られるのは恥ずかしいけど・・・//」

侑「でも、同好会のみんなはそんな姿を見ても、失望したり、笑いものにしたりなんてしないはずだよ?」


果林「侑…」


侑「少なくとも私は絶対そんな事しない!」

侑「それに、普段と違う果林さんのギャップに…可愛いって思う♪」

侑「だから安心して?どんな果林さんでも私は大好きだから♪」ニコッ


果林「っ!!///」ドキッ!


侑「さ、みんなの所に戻ろう?」ギュッ


果林「あっ…//手・・・」ギュッ


侑「私が手を引っ張ってあげないと、果林さん迷子になっちゃうから♪」


果林「ふふっ♪侑となら、迷子になるのも悪くはないかもね♪」


侑「え?」


果林「これからも、迷子の私を引っ張ってってね♪」

果林「侑♪大好きよ♡」

53: 2020/12/18(金) 23:19:54.47 ID:p152M78N
–––食堂–––


侑「みんなお待たせ〜」


果林「・・・」


かすみ「あ、あの…果林先輩?」

かすみ「ごめんなさい!ちょっとからかっただけで…そんなに気にしてるとは思ってなくて・・・」


果林「…え?」


かすみ「かすみんだって、誰かに甘えたくなる時ありますし…そんな笑ったりとかしてないので…!」

しずく「そうですよ♪それに甘える果林さん、新鮮で素敵でした♪」

璃奈「果林さん、可愛かった。新しい果林さんが知れて嬉しい♪」

歩夢「大人っぽい果林さんでもああやって甘えるんだって思って少し、安心しました…!」

せつ菜「果林さん!果林さんの大好きを私を笑ったりなんてしませんよ!私たちのことは気にせず、自分の大好きを貫いてください!」

愛「そうそう!愛さんだって、エマっちにはたまに膝枕してもらったりしてるし、気にすることないよ!」

彼方「うんうん♪彼方ちゃんなんて、下級生にも膝枕してもらってるくらいだし♪」


果林「・・・もう、なんでみんなそんなに優しいのよ…」ウルウル


エマ「果林ちゃん、ほら♪」ギュー♡


果林「エマ・・・」ギュゥ


エマ「ごめんね、いつもの癖で果林ちゃんのお世話しすぎちゃって…」


果林「ううん…いつもありがとうエマ♪」

果林「今回のことで反省して、これからは少しずつエマに頼りすぎないように私も頑張るわ♪」


エマ「えへへ♪私がお世話するから、別に果林ちゃんは頑張らなくてもいいんだよ♪」ナデナデ


果林「エマったら…//もう・・・//」


かすみ「これ・・・どっちかと言うとエマ先輩が問題なのでは…?」


侑「あはは…」

54: 2020/12/18(金) 23:21:36.16 ID:p152M78N
––
––––

–––ランニング中–––


かすみ「タッチ!」

かすみ「はい、次の鬼はせつ菜先輩です♪」


せつ菜「え?」


果林「さあ、逃げるわよ〜♪」

かすみ・しずく・璃奈・歩夢「「「わ〜♪」」」


せつ菜「ちょっと!?ランニングは鬼ごっこじゃありませんよ!?」


愛「よ〜し♪捕まえに行きますか!」


せつ菜「え!?」


エマ「うん!手分けして捕まえよう♪」


彼方「だね♪」


せつ菜「いえ!ちゃんとトレーニングを…」

愛「まあまあ♪硬いこと言わずに♪楽しい方が絶対いいって♪」グイッ

せつ菜「うぇっ!?引っ張らないでください〜!」



果林「ほら♪侑も逃げるわよ♪」


侑「えぇっ!私も!?」


愛「ほら、せっつー♪まず最初に捕まえるのは?」

エマ「それはもちろん♪」

彼方「決まってるよね〜♪」

せつ菜「・・・侑さんです!!」


侑「ええぇー!!?なんで私だけ狙って来るの〜!!?」

55: 2020/12/18(金) 23:24:52.04 ID:p152M78N
––
––––


かすみ「くふふ〜♪この草むらに隠れてれば見つかりませんよ〜♪」


侑「かすみちゃーん!!」


かすみ「侑先輩?」


侑「隠れて!!」ドンッ


かすみ「ふぇっ!?///」


–––ガサッ!(草むらの中に隠れる)


エマ「あれ?侑ちゃん見失っちゃった」

せつ菜「私、あっちの方探してきます!!」

愛「じゃあ愛さんはあっち!」


侑・かすみ「・・・///」ドキドキドキ


かすみ「あ、あの…//侑せんぱ…ムグッ?!」


侑「しーー…声出したら見つかっちゃうよ?」


かすみ「・・・///」コクリ


侑「・・・そろそろ行ったかな?」


かすみ「あの…侑先輩//嬉しいんですけど//流石にこの体勢は…//そろそろかすみん限界です…///」ドキドキ


侑「え?」


–––(侑がかすみを覆いかぶさる状態)–––


侑「あ…//」

侑「ご、ごめんかすみちゃん//」


かすみ「もう…//侑先輩の天然タラシ・・・///」プクー

56: 2020/12/18(金) 23:27:21.73 ID:p152M78N
侑「あはは…//そんなつもりじゃなかったんだけど・・・//」


かすみ「・・・//侑先輩は無意識でそういうことするの…//本当にずるいです・・・//」

かすみ「そういうことするなら…//かすみんにも考えがあるんですよ?//」


侑「え?」


–––グイッ(かすみが上の体勢に)


侑「ふぇ!?//」


かすみ「えへへ//立場、逆転しちゃいましたね?//」


侑「かすみちゃん・・・///」ドキドキ


かすみ「侑先輩が悪いんですよ…?//無意識とはいえ、かすみんをその気にさせたんですから・・・//」

かすみ「えへへ…//もう逃げられませんからね♡」


侑「・・・///」ドキドキ


侑(あれ…?かすみちゃん…震えてる?)


侑「・・・」


かすみ「・・・//」

かすみ「あ、あの…なんで黙ってるんですか?//」

かすみ「抵抗しないと…本当にその…//」

かすみ「き、キスとか…//しちゃいますよ?//」


侑「・・・かすみちゃん♪」


–––ぎゅうっ♡


かすみ「ふぇっ!?///あ、あの…//侑先輩?//」


侑「かすみちゃん、無理しなくていいんだよ?」


かすみ「え?」

57: 2020/12/18(金) 23:32:50.82 ID:p152M78N
侑「ずっと震えてたよ?そんなに無理しなくてもかすみちゃんの気持ち、ちゃんと伝わってるから」ナデナデ


かすみ「・・・///」

かすみ「・・・侑先輩は、本当に、本当にずるいです・・・!!//」


侑「え?」


かすみ「いつもいつもかすみんをドキドキさせて!//」

かすみ「かすみんだって!侑先輩をドキドキさせたいんですよ!!//」

かすみ「かすみんだって!!侑先輩に大好きを沢山伝えたいのに!!いつもそれを上回る大好きを侑先輩がくれるから!!」

かすみ「無理だってしますよ!!侑先輩にはみんながいるかもしれませんが・・・かすみんにとっては侑先輩だけが1番なんですから!!//」


侑「そんなことないよ!」ギュッ♡

侑「ドキドキなんて・・・//いつもしてるに決まってるじゃん//」


かすみ「ふぇ?//」


侑「かすみちゃん、聞こえる?」ギュッ♡


–––ドクン、ドクン♡


侑「私だっていつも、かすみちゃんにはドキドキさせられてるんだよ?//」ドキドキ


かすみ「・・・侑先輩///」ドキドキ

58: 2020/12/18(金) 23:35:03.23 ID:p152M78N
侑「かすみちゃん…ごめんね?今まで不安にさせて…!」

侑(…かすみちゃんに大好きを返さなくちゃ・・・!//)

侑「私も、かすみちゃんの事が大好きだから!//」


かすみ「っ!?//」


侑「私も…ちゃんと大好きを伝えるね・・・?//」グイッ


かすみ「え…?//」


–––ちゅっ♡


かすみ「っ!?///」


侑「ぷはぁ…//かすみちゃん、ちゃんと伝わったかな・・・?///」


かすみ「・・・ぇっと?//・・・え??///」←何が起きたか理解してない


侑・かすみ「・・・////」


侑「…ぁ//も、もう私行くね!?//」

侑「それじゃあ!///」彡 サッ


かすみ「・・・///」ポカーン

かすみ「侑先輩の唇…//柔らかかった・・・///」

60: 2020/12/18(金) 23:40:48.34 ID:p152M78N
––
––––


侑「はぁ…//はぁ…//」

侑(勢いに任せてキスしちゃったけど//大丈夫だったかな・・・?//)

侑(うわぁぁぁ///今思い返せば、大好きを返すためとはいえ//私はなんて大胆なことを・・・///)

侑(当分かすみちゃんの顔が直視できないよ・・・//)


侑「ん?」


彼方「・・・zzZ」


侑「彼方さん!?」

侑「こんなとこで寝ちゃって…」スッ


–––ガシッ!!


侑「っ!?」


彼方「えへへ〜♪捕まえたよ〜♡」

61: 2020/12/18(金) 23:41:52.05 ID:p152M78N
–––部室–––


彼方「さあさあ囚人よ、入りたまえ〜♪」


侑「もう〜あんな手を使うなんてずるいよぉ…」


彼方「えへへ〜♪彼方ちゃんだって、やる時はやるんです♪」



–––カチャ!



侑「え?なんで鍵を閉めるの?」


彼方「ん〜?囚人を逃がさないため…かな?」


侑「別に逃げたりなんかしないよ…」アハハ


彼方「あとは…」


彼方「侑ちゃんと2人っきりになる為…かな?♡」


侑「へ?//」


彼方「侑ちゃん…♡」ぎゅっ♡


侑「か、彼方さんっ!?//な、何を…?//」


彼方「ん〜?何って…//それはもちろん・・・♡」

62: 2020/12/18(金) 23:43:03.23 ID:p152M78N
–––


愛「追い詰めた!」


せつ菜「果林さん!タッチです!」


果林「あらら、やられちゃったわ♪」


愛・せつ菜「いえい!」ハイタッチ!


エマ「これで全員確保だね♪」


せつ菜「そういえば、侑さんの姿が見えませんね?」


愛「カナちゃんもいないね?」


エマ「侑ちゃんならさっき彼方ちゃんが捕まえたって連絡来てたよ?」


果林「あら?ということは・・・」


みんな「「「今、部室で2人っきり!?//」」」

63: 2020/12/18(金) 23:45:41.62 ID:p152M78N
–––部室–––


侑「か、彼方さん…//あの…//」


彼方「ん~?どうしたの?♪」


侑「どうして私が膝枕を…?//」


彼方「え〜?良いではないか良いではないか〜♪」

彼方「侑ちゃんの太もも、すべすべで気持ちいいよ〜♪」スリスリ


侑「ちょっ!//そんなにスリスリしないで///」


彼方「えへへ〜♪侑ちゃんの膝枕最高〜♪」


侑「もう…//彼方さんって、本当に人に甘えるのが上手だよね」


彼方「ん〜?そうだね〜」

彼方「彼方ちゃん、家ではお姉ちゃんやってるし、お勉強やスクールアイドルも頑張ってるから、力を抜く時はしっかり抜いているのだよ♪」

彼方「そう考えると侑ちゃんは自分から甘えには来ないよね?」


侑「え?それはだって…私はみんなを応援する立場なんだし・・・」


彼方「もう…そんなこと気にしなくていいのに〜♪」


彼方「じゃあ、今度は侑ちゃんを膝枕してあげよう♪」ムクリ


侑「え?//私は別に・・・//」


彼方「ほら遠慮しない♪遠慮しない♪」ポンポン


侑「・・・//」ポフンッ

侑(彼方さんの膝枕…//柔らかい…//)


彼方「どうだい?彼方お姉ちゃんの膝枕は♪」


侑「・・・//気持ちいい…です//」

64: 2020/12/18(金) 23:51:09.50 ID:p152M78N
彼方「んふふ〜♪そうかい♪そうかい♪」

彼方「侑ちゃんも、甘えたい時は甘えていいんだよ?」ナデナデ


侑「彼方さん・・・//」

侑「もしかして、それを伝えたくて膝枕を…?」


彼方「さぁ〜?それはどうかな〜?」


侑「ふふっ♪ありがとう彼方さん♪」

侑「…//私、てっきりもっと凄いことされるのかと…//」


彼方「・・・もっと凄いことって//…一体何を想像したのかな?」ニヤニヤ


侑「えっ!?//そ、それは・・・//」


彼方「もしかして…こういう事とか?」


–––ドサッ!(侑を押し倒す)


侑「っ!?///」

侑「か、彼方さん…!?///」ドキドキ


彼方「えへへ♡誰も来ないから心配しなくていいんだよ・・・♡」

65: 2020/12/18(金) 23:52:45.74 ID:p152M78N
–––ガチャ!(扉の開く音)


せつ菜「みなさん!開きました!!鍵を持っててよかったです!」


侑「あ…//」


みんな「「「・・・」」」


彼方「あちゃ〜?鍵意味なかったか〜」


せつ菜「部室で何しようとしてるんですかーー!!!!////」

66: 2020/12/18(金) 23:55:55.58 ID:p152M78N
––
––––

–––プールでのシーン–––



歩夢「ねぇ、侑ちゃん?」


侑「ん?」


歩夢「本当は今頃、二人で予備校行ってたかもしれないんだよね」

歩夢「でも、やっぱりこうして一緒にいる♪」


侑「だね♪」


歩夢「同好会に入るって決めた日のこと、覚えてる?」


侑「うん、もちろん♪」


歩夢「侑ちゃんあの時、私のスクールアイドルが好きって告白を勘違いして、恋人になったんだと勘違いしてたよね?♪」


侑「あはは…//そう言われると自分でも本当にすごい勘違いしたと思うよ…//」

侑「・・・でも、勘違いして良かったと思ってるよ」


歩夢「え?」


侑「あの時勘違いしたから、歩夢の事が好きって気持ちに気づけた…//」


歩夢「侑ちゃん・・・//」

67: 2020/12/18(金) 23:59:07.76 ID:p152M78N
侑「あの時、歩夢と約束したよね?歩夢が立派なスクールアイドルになるまで恋愛は抑えるって」

侑「歩夢は…きっと私が恋したら、大好きやトキメキが溢れて、スクールアイドルを応援するどころじゃなくなっちゃうくらい暴走しちゃいそうだから、スクールアイドルに専念する為にこの約束をしたんだよね?」

侑「だから、歩夢にもみんなにも恋愛感情は抑えて、ただのファンとして接するようにしてきた」


歩夢「・・・うん」


侑「私、前に進みたい…!」


歩夢「え?」


侑「私、歩夢にこの大好きを伝えたい…!//」


歩夢「・・・っ!//」


侑「私も勇気を出して、今の自分に出来る事、やってみる!!」


歩夢「出来る…事?」


–––バーン!!(花火が散る音)


みんな「「「わ〜!」」」

68: 2020/12/19(土) 00:01:41.02 ID:4YAHtr9v
侑「みんなに聞いて欲しいことがあるんだ!」


侑「・・・」

侑「私、みんなの事が大好き!!」


9人「!?///」


侑「私、ずっと考えてたんだ!大好きなみんなの為に、私も何か出来ることないかなって…!」

侑「スクールアイドルじゃない、ただのファンとしての私が出来ることを!」

侑「・・・今度の私たちのライブ、虹ヶ咲だけじゃなくて、もっと大きなライブにしたい!」

侑「この前のDIVER FESのような…いや!それ以上の大きなトキメキが生まれるようなライブにしたい!!」

侑「スクールアイドルもファンも全部の垣根を越えちゃうような!スクールアイドル好きのみんなが楽しめるお祭りみたいなライブ!」

侑「スクールアイドルフェスティバル…!」

侑「私、みんなとそんなライブがやってみたい!!」


9人「「「・・・!」」」


侑「でもこれは、私だけじゃ出来ないから…」

侑「みんなにも手伝って欲しい!」


9人「「「もちろん!」」」


侑「みんな…!ありがとう!」

侑「あとひとつ、伝えたいことがあって・・・」

侑「このスクールアイドルフェスティバルが終わったら・・・」

侑「今までは、ただのファンとして、みんなに大好きを伝えていたけど・・・」


–––侑「私は、ファンとしての大好きだけじゃなくて、高咲侑として!!みんなに大好きを伝えたい!!//」–––

69: 2020/12/19(土) 00:02:56.51 ID:4YAHtr9v
これにておしまいです。読んでくれた方、乙コメも保守コメもありがとうございました!!
本来なら今回にて歩夢回を予定していたのですが、アニメ本編12話見てから書こうと思い、
急遽予定変更し合宿回を描きましたが、基本本編と同じ展開+9人分の侑ちゃんとの見せ場を作る、という内容にした結果、割と長くなってしまったのは少し反省です…

71: 2020/12/19(土) 00:05:03.81 ID:4YAHtr9v
–––おまけ


–––合宿の帰り–––


侑「あ〜♪合宿楽しかったな〜♪」


歩夢「うふふっ♪またみんなで行きたいね♪」


侑「もう毎日合宿でもいいくらいだよ♪」


歩夢「それは色々と問題があるんじゃ…あはは」


侑「でも、スクールアイドルフェスティバルに向けて、頑張っていかなきゃ!!」

歩夢「っ!…そうだね、スクールアイドルフェスティバル・・・」


侑「私、歩夢のステージも楽しみなんだ!!」


歩夢「え?」


侑「歩夢が立派なスクールアイドルとして立つステージ…!前に見せてくれた歩夢とは違う、成長した歩夢を見るのが!」


歩夢「立派な…あ、あのね?侑ちゃん・・・」

歩夢「あの時の告白のことなんだけど・・・」


侑「ん?もしかして約束の事?」

侑「心配しないで!もう私、大好きやトキメキが溢れて暴走しないように頑張るって決めたから!安心してよ♪」

侑「ふふっ♪スクールアイドルフェスティバル、楽しみだね♪」


歩夢「・・・」

歩夢「・・・そうだね」


これで本当におしまい。
次回こそは歩夢回!アニメ本編ではかなり雲行きが怪しくなっていますが・・・
このシリーズでの侑ちゃんと歩夢の繰り広げる展開も、アニメ同様に楽しんで頂けると幸いです。

72: 2020/12/19(土) 02:08:19.17 ID:IBzP4wgP

楽しみに待ってるわ

73: 2020/12/19(土) 05:05:13.08 ID:0A6xj0RX
おつ。
次も期待してる

74: 2020/12/19(土) 10:55:30.17 ID:2RwOH4VN
わくわく、たのしみ

70: 2020/12/19(土) 00:04:29.55 ID:jGIL8WcS
おつ!今回も良かった!

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1608213351/

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