1: 2020/12/20(日) 23:45:34.68 ID:h8Nhy+nw
歩夢「音楽科に入ってから今まで…ずっと、こんなに辛い思いしてきたの?」
侑「…辛くなんかないよ」
歩夢「・・・ウソ」
侑「嘘じゃないよ」
歩夢「だったら…だったらどうして、侑ちゃんは!!」
歩夢「こんな遅い時間にお台場で、一人で泣いてたの!?」
侑「・・・」
侑「…辛くなんかないよ」
歩夢「・・・ウソ」
侑「嘘じゃないよ」
歩夢「だったら…だったらどうして、侑ちゃんは!!」
歩夢「こんな遅い時間にお台場で、一人で泣いてたの!?」
侑「・・・」
2: 2020/12/20(日) 23:56:00.67 ID:h8Nhy+nw
侑「違う…」
侑「違うんだよ・・・歩夢」
歩夢「……侑ちゃん」
侑「ホントに私は、辛いなんて思ってなかったんだ」
歩夢「・・・」
侑「こんな歳になって音楽を始めた自分が周りについてくには…それこそ死ぬ気でやらないといけない事は分かってたし」
侑「それに、小さい頃からずっと音楽やってきたような人達とは、合わないところがあっても仕方が無いなって・・・」
侑「自分に言い聞かせるのは、そんなに苦しくなかった」
侑「違うんだよ・・・歩夢」
歩夢「……侑ちゃん」
侑「ホントに私は、辛いなんて思ってなかったんだ」
歩夢「・・・」
侑「こんな歳になって音楽を始めた自分が周りについてくには…それこそ死ぬ気でやらないといけない事は分かってたし」
侑「それに、小さい頃からずっと音楽やってきたような人達とは、合わないところがあっても仕方が無いなって・・・」
侑「自分に言い聞かせるのは、そんなに苦しくなかった」
5: 2020/12/21(月) 00:10:04.75 ID:16ovdH1j
侑「だってさ。皆に曲作ってあげる為だもん!」
侑「それぞれの夢に向かって、歌って踊って、輝く9人のための曲!!」
歩夢「・・・」
侑「さいっこうに、素敵じゃ無い!?ときめくよね!?」
歩夢「うん…そうだね」
侑「だから私さ!、、、授業は正直言って大変だったけど…なんとか頑張ってきたよ」
侑「どうせ放課後になれば、皆に会えるしさ!!」ニシシ
歩夢「侑ちゃん…」
侑「それぞれの夢に向かって、歌って踊って、輝く9人のための曲!!」
歩夢「・・・」
侑「さいっこうに、素敵じゃ無い!?ときめくよね!?」
歩夢「うん…そうだね」
侑「だから私さ!、、、授業は正直言って大変だったけど…なんとか頑張ってきたよ」
侑「どうせ放課後になれば、皆に会えるしさ!!」ニシシ
歩夢「侑ちゃん…」
6: 2020/12/21(月) 00:27:10.38 ID:16ovdH1j
歩夢「でも侑ちゃん、その……」
歩夢「自分に、"言い聞かせる"って言うのは・・・」
侑「・・・」
歩夢「それに、何か嫌なことがあったから…こうして泣いてるんだよね?」
侑「・・・」
侑「…まぁね」
歩夢「侑ちゃんはそれを今までずっと、、、私にも、同好会の皆にも隠してきた」
歩夢「侑ちゃん……それは、私にも言えない事なの?」
侑「・・・」
歩夢「自分に、"言い聞かせる"って言うのは・・・」
侑「・・・」
歩夢「それに、何か嫌なことがあったから…こうして泣いてるんだよね?」
侑「・・・」
侑「…まぁね」
歩夢「侑ちゃんはそれを今までずっと、、、私にも、同好会の皆にも隠してきた」
歩夢「侑ちゃん……それは、私にも言えない事なの?」
侑「・・・」
10: 2020/12/21(月) 00:38:02.33 ID:16ovdH1j
歩夢「私…侑ちゃんの悩みなら、いくらでも聞いたよ」
侑「・・・」
歩夢「難しい音楽の話だって…何時間でも、何日でも、お手伝いしてあげたよ?」
侑「…うん」
歩夢「私に出来ることなんて…ほんの少しかも、しれないけど」
歩夢「侑ちゃんが苦しんでる時は、ずっと隣にいてあげたかった…!」
侑「・・・」
侑「・・・」
歩夢「難しい音楽の話だって…何時間でも、何日でも、お手伝いしてあげたよ?」
侑「…うん」
歩夢「私に出来ることなんて…ほんの少しかも、しれないけど」
歩夢「侑ちゃんが苦しんでる時は、ずっと隣にいてあげたかった…!」
侑「・・・」
11: 2020/12/21(月) 00:41:33.13 ID:16ovdH1j
歩夢「侑ちゃん……」
歩夢「話して、もらえる……?」
侑「・・・」
歩夢「私これ以上……こんな侑ちゃん、見てられないの」
歩夢「お願い。侑ちゃん、、、」
歩夢「話して、もらえる……?」
侑「・・・」
歩夢「私これ以上……こんな侑ちゃん、見てられないの」
歩夢「お願い。侑ちゃん、、、」
12: 2020/12/21(月) 00:51:33.63 ID:16ovdH1j
侑「・・・」
侑「はぁーっ………」
歩夢「・・・」
侑「歩夢に…もっと早く相談しとけば良かったな」
侑「そしたら、こんな酷くならずに済んだのかも・・・」
歩夢「侑ちゃん……」
侑「・・・」
侑「はぁーっ………」
歩夢「・・・」
侑「歩夢に…もっと早く相談しとけば良かったな」
侑「そしたら、こんな酷くならずに済んだのかも・・・」
歩夢「侑ちゃん……」
侑「・・・」
14: 2020/12/21(月) 00:53:21.34 ID:16ovdH1j
侑「・・・あははっ」
歩夢「……?」
侑「歩夢。私ね……」
侑「ずっと、いじめられてたみたいなんだ」
歩夢「えっ・・・?」
歩夢「……?」
侑「歩夢。私ね……」
侑「ずっと、いじめられてたみたいなんだ」
歩夢「えっ・・・?」
19: 2020/12/21(月) 01:19:04.37 ID:16ovdH1j
侑「はは。なんか、最初からね」
侑「みんな、私のこと気に食わなかったみたいでさ」
侑「私の方は…ある程度仲良くやってるつもりでいたんだけど」
侑「裏ではずっと、みんな私の陰口ばっか言ってたんだって」
歩夢「……っ」ギリッ
侑「歩夢~…。スクールアイドルがそんな顔しちゃ、ダメだよ」
歩夢「・・・うん」
侑「みんな、私のこと気に食わなかったみたいでさ」
侑「私の方は…ある程度仲良くやってるつもりでいたんだけど」
侑「裏ではずっと、みんな私の陰口ばっか言ってたんだって」
歩夢「……っ」ギリッ
侑「歩夢~…。スクールアイドルがそんな顔しちゃ、ダメだよ」
歩夢「・・・うん」
22: 2020/12/21(月) 01:31:05.11 ID:16ovdH1j
侑「ほら。うちの高校の音楽科はさ、割とクラシックに振った固い感じじゃない」
侑「私が作る曲は…"音楽を馬鹿にしてる"んだって」
侑「私…人生で1番頑張ったつもりだったんだけど」
侑「同級生にも、先生にも…あんまり認めてもらえなかったや」アハハ
歩夢「そんな…酷いよ、、、」
侑「・・・歩夢」
歩夢「侑ちゃん…ずっと、ずうっと音楽のこと考えて、頑張ってきたのにっ・・・!」
侑「私が作る曲は…"音楽を馬鹿にしてる"んだって」
侑「私…人生で1番頑張ったつもりだったんだけど」
侑「同級生にも、先生にも…あんまり認めてもらえなかったや」アハハ
歩夢「そんな…酷いよ、、、」
侑「・・・歩夢」
歩夢「侑ちゃん…ずっと、ずうっと音楽のこと考えて、頑張ってきたのにっ・・・!」
23: 2020/12/21(月) 01:40:59.03 ID:16ovdH1j
侑「・・・」
侑「そうだよね…酷い話だよ!」
侑「私、あの人達に時間じゃ勝てないけどさ。一応真剣に音楽と向き合ったのに!」ブーブー
歩夢「・・・そうだよ」
侑「まぁ、だからいつかさ!アイツらをギャフンと言わせる曲を作ってやろっかな~と思って!」
侑「それで、あの人たちを上原歩夢のファンにさせたら、私の勝ち!!・・・どうかな?」
歩夢「・・・うん」
侑「そうだよね…酷い話だよ!」
侑「私、あの人達に時間じゃ勝てないけどさ。一応真剣に音楽と向き合ったのに!」ブーブー
歩夢「・・・そうだよ」
侑「まぁ、だからいつかさ!アイツらをギャフンと言わせる曲を作ってやろっかな~と思って!」
侑「それで、あの人たちを上原歩夢のファンにさせたら、私の勝ち!!・・・どうかな?」
歩夢「・・・うん」
25: 2020/12/21(月) 01:53:23.85 ID:16ovdH1j
侑「だから、今の私は」
侑「そんな…そんなでっかい目標が、生まれたところなんだよ」
歩夢「・・・」
侑「たまに泣きたい日があったって……泣いてリセットしたら、また歩き出すよ」
侑「それに…同好会がある限り、私は大丈夫」
侑「そんな…そんなでっかい目標が、生まれたところなんだよ」
歩夢「・・・」
侑「たまに泣きたい日があったって……泣いてリセットしたら、また歩き出すよ」
侑「それに…同好会がある限り、私は大丈夫」
28: 2020/12/21(月) 02:12:43.74 ID:16ovdH1j
侑「だから、歩夢・・・泣かないで」
歩夢「うっ、うぅ・・・」ポロポロ
侑「ごめんね、変な話して。でも歩夢に話したら、大分スッキリしたよ」ナデナデ
侑「今、涙拭いてあげるから」
歩夢「うぅ…うぅ・・・」ボロボロ
侑「あはは…ひどい顔」
歩夢「ゅ…ゆぅちゃん、、、ゆうちゃん…」ポロポロ
侑「私は…私は歩夢と毎日学校に通えるだけで、大丈夫なんだからね・・・」ダキシメ
侑「歩夢の笑顔に、毎日励まされてるんだよ」
歩夢「うっ、うぅ・・・」ポロポロ
侑「ごめんね、変な話して。でも歩夢に話したら、大分スッキリしたよ」ナデナデ
侑「今、涙拭いてあげるから」
歩夢「うぅ…うぅ・・・」ボロボロ
侑「あはは…ひどい顔」
歩夢「ゅ…ゆぅちゃん、、、ゆうちゃん…」ポロポロ
侑「私は…私は歩夢と毎日学校に通えるだけで、大丈夫なんだからね・・・」ダキシメ
侑「歩夢の笑顔に、毎日励まされてるんだよ」
41: 2020/12/21(月) 08:45:29.19 ID:8vHfycUs
侑「だから…歩夢。私は大丈夫だよ」
歩夢「・・・」
歩夢「…ちがうの」
侑「・・・?」
侑「…何が、違うの?」
歩夢「・・・」
歩夢「・・・」
歩夢「…ちがうの」
侑「・・・?」
侑「…何が、違うの?」
歩夢「・・・」
44: 2020/12/21(月) 08:58:30.11 ID:8vHfycUs
歩夢「侑ちゃんが……侑ちゃんが苦しんでるのに、私が気づけなかった事と・・・」
侑「・・・」
歩夢「侑ちゃんが」
歩夢「私の前で、涙を見せてくれないのが・・・つらいの」ポロポロ
侑「えっ……」
歩夢「私…どんな侑ちゃんとも一緒にいたいよ・・・!」
歩夢「私に心配かけないように……私の前ではいつも笑顔でいてくれるんだよね」
侑「・・・」
歩夢「私のための素敵な曲を作るために、、、辛い思いしてまで音楽科に残ってるんだよね……!」
侑「……まぁ」
侑「・・・」
歩夢「侑ちゃんが」
歩夢「私の前で、涙を見せてくれないのが・・・つらいの」ポロポロ
侑「えっ……」
歩夢「私…どんな侑ちゃんとも一緒にいたいよ・・・!」
歩夢「私に心配かけないように……私の前ではいつも笑顔でいてくれるんだよね」
侑「・・・」
歩夢「私のための素敵な曲を作るために、、、辛い思いしてまで音楽科に残ってるんだよね……!」
侑「……まぁ」
46: 2020/12/21(月) 09:37:19.70 ID:8vHfycUs
歩夢「わたし、わたしっ!」
歩夢「侑ちゃんにそんな事されても、、、ちっとも嬉しくない!!!」
侑「・・・歩夢」
歩夢「辛いのもぜんぶ、押し〇してっ……私に会う時だけ笑顔を作って・・・!!」
歩夢「私…馬鹿だよね。なんにも気が付かなかった、、、」
侑「・・・」
歩夢「侑ちゃんにそんな事されても、、、ちっとも嬉しくない!!!」
侑「・・・歩夢」
歩夢「辛いのもぜんぶ、押し〇してっ……私に会う時だけ笑顔を作って・・・!!」
歩夢「私…馬鹿だよね。なんにも気が付かなかった、、、」
侑「・・・」
47: 2020/12/21(月) 09:50:17.14 ID:8vHfycUs
歩夢「侑ちゃんが辛い時は…私も一緒に涙を流したいよ」
歩夢「楽しいときも、悲しいときも……離れているときだって、、、心は繋がってる」
歩夢「ねぇ…侑ちゃん」
歩夢「" 一緒に歩いて行く "って・・・そういう事じゃないの?」
侑「・・・」
歩夢「侑ちゃん・・・」
歩夢「楽しいときも、悲しいときも……離れているときだって、、、心は繋がってる」
歩夢「ねぇ…侑ちゃん」
歩夢「" 一緒に歩いて行く "って・・・そういう事じゃないの?」
侑「・・・」
歩夢「侑ちゃん・・・」
49: 2020/12/21(月) 10:03:23.64 ID:8vHfycUs
侑「…ごめん」
侑「歩夢には・・・私の弱味を見せる事は出来なかった」
歩夢「・・・」
侑「でもね、私は…歩夢の前で取り繕ってるつもりなんて無かった」
歩夢「・・・ウソ」
侑「本当だよ」
侑「歩夢といたときの私は……いつだって、心から笑ってたんだ」
侑「それだけは・・・嘘じゃない」
歩夢「・・・」
侑「歩夢には・・・私の弱味を見せる事は出来なかった」
歩夢「・・・」
侑「でもね、私は…歩夢の前で取り繕ってるつもりなんて無かった」
歩夢「・・・ウソ」
侑「本当だよ」
侑「歩夢といたときの私は……いつだって、心から笑ってたんだ」
侑「それだけは・・・嘘じゃない」
歩夢「・・・」
50: 2020/12/21(月) 12:32:28.60 ID:8vHfycUs
歩夢「でも…!それと同じだけ、裏でこうやって泣いてたんでしょ…?」
歩夢「それを私にまで、隠す必要なんて・・・!」
侑「・・・」
侑「あるよ」
歩夢「えっ・・・?」
侑「歩夢には、良いとこばっか見せたかったんだ……小さい頃から、ずっと」
侑「弱いところなんて、絶対見せたくない」
歩夢「そっ、そんなの……前時代的だよ!!」
侑「・・・そうかな」
歩夢「それを私にまで、隠す必要なんて・・・!」
侑「・・・」
侑「あるよ」
歩夢「えっ・・・?」
侑「歩夢には、良いとこばっか見せたかったんだ……小さい頃から、ずっと」
侑「弱いところなんて、絶対見せたくない」
歩夢「そっ、そんなの……前時代的だよ!!」
侑「・・・そうかな」
53: 2020/12/21(月) 12:58:30.66 ID:8vHfycUs
歩夢「そうだよ、、、!」
侑「…そっか」
侑「ごめんね。歩夢」
歩夢「侑ちゃん、、、」
侑「・・・」
歩夢「・・・あ」
侑「だって……」
侑「だっで、さぁ・・・」
侑「好きなひとの、まえではさ…笑っていたいもん・・・」ポロポロ
侑「あゆむの、かなしそうな、かおなんて…見たくないもんっ、、、!」ポロポロ
侑「言えるわけ……ないじゃんっ・・・」ポロポロ
侑「…そっか」
侑「ごめんね。歩夢」
歩夢「侑ちゃん、、、」
侑「・・・」
歩夢「・・・あ」
侑「だって……」
侑「だっで、さぁ・・・」
侑「好きなひとの、まえではさ…笑っていたいもん・・・」ポロポロ
侑「あゆむの、かなしそうな、かおなんて…見たくないもんっ、、、!」ポロポロ
侑「言えるわけ……ないじゃんっ・・・」ポロポロ
54: 2020/12/21(月) 13:35:25.42 ID:8vHfycUs
歩夢「ゆうちゃんっ…ゆうちゃん…!!!」ダキシメ
侑「えぐぅ、えぐっ、歩夢ぅ……」ギュッ
歩夢「ぐすっ…侑ちゃんのこと…もう、離さないから・・・!」ポロポロ
歩夢「侑ちゃんのぜんぶっ…ぜんぶ、私が受けとめてあげる・・・!!」ポロポロ
歩夢「よくがんばったね、、、侑ちゃん…」ナデナデ
侑「うわぁぁぁぁん・・・・」ポロポロ
歩夢「大好きだよ…だいすきだよ」ナデナデ
侑「わっ、わたしも……」ポロポロ
侑「わたしも、あゆむのこと、すきっ、、、」ギュッ
歩夢「うん。ありがとう・・・」ギュッ
~~~~~~~~~~~~
侑「えぐぅ、えぐっ、歩夢ぅ……」ギュッ
歩夢「ぐすっ…侑ちゃんのこと…もう、離さないから・・・!」ポロポロ
歩夢「侑ちゃんのぜんぶっ…ぜんぶ、私が受けとめてあげる・・・!!」ポロポロ
歩夢「よくがんばったね、、、侑ちゃん…」ナデナデ
侑「うわぁぁぁぁん・・・・」ポロポロ
歩夢「大好きだよ…だいすきだよ」ナデナデ
侑「わっ、わたしも……」ポロポロ
侑「わたしも、あゆむのこと、すきっ、、、」ギュッ
歩夢「うん。ありがとう・・・」ギュッ
~~~~~~~~~~~~
56: 2020/12/21(月) 14:03:59.05 ID:8vHfycUs
~~~~~~~~~~
歩夢「侑ちゃん・・・落ち着いた?」
侑「うん…もう大丈夫かな」
歩夢「ほっ、よかった」
侑「なんか、凄くスッキリした気分」
侑「歩夢に話せて……本当に良かった」
歩夢「私ね。侑ちゃんと、久しぶりに話したって気がする」
歩夢「一緒に学校通って、毎日お話してたはずなのにね」
侑「うん…そうかも」
歩夢「侑ちゃん・・・落ち着いた?」
侑「うん…もう大丈夫かな」
歩夢「ほっ、よかった」
侑「なんか、凄くスッキリした気分」
侑「歩夢に話せて……本当に良かった」
歩夢「私ね。侑ちゃんと、久しぶりに話したって気がする」
歩夢「一緒に学校通って、毎日お話してたはずなのにね」
侑「うん…そうかも」
58: 2020/12/21(月) 14:23:55.62 ID:8vHfycUs
歩夢「・・・ねぇ、侑ちゃん?」
侑「なに?」
歩夢「やめても…良いんだよ?」
侑「・・・」
歩夢「合う、合わないはどうしてもあるよ。それに、音楽ができる場所は、一つだけじゃないと思う」
歩夢「作曲のレッスンだって、きっと探せば他の方法がいくらでもあるよ」
侑「…うん」
歩夢「もし侑ちゃんが曲作ってくれたら、、、そんな幸せなことって無いけど」
歩夢「私たち、同好会のサポートしてくれるのだって、同じくらい嬉しい」
歩夢「どんな選択をしても……私は侑ちゃんを応援するからね」
侑「歩夢・・・」
歩夢「同好会のみんなだって、同じだと思うよ」
侑「なに?」
歩夢「やめても…良いんだよ?」
侑「・・・」
歩夢「合う、合わないはどうしてもあるよ。それに、音楽ができる場所は、一つだけじゃないと思う」
歩夢「作曲のレッスンだって、きっと探せば他の方法がいくらでもあるよ」
侑「…うん」
歩夢「もし侑ちゃんが曲作ってくれたら、、、そんな幸せなことって無いけど」
歩夢「私たち、同好会のサポートしてくれるのだって、同じくらい嬉しい」
歩夢「どんな選択をしても……私は侑ちゃんを応援するからね」
侑「歩夢・・・」
歩夢「同好会のみんなだって、同じだと思うよ」
59: 2020/12/21(月) 14:37:02.75 ID:8vHfycUs
侑「・・・」
侑「…私は、音楽科を続けるよ」
歩夢「・・・うん」
侑「確かに、あまりソリが合う人たちじゃ無いかもしれないけど・・・」
侑「でも、みんな音楽と真面目に向き合っていて…凄く刺激をもらえるんだ」
侑「本当に、本当に真剣なんだよ、みんな」
歩夢「・・・」
侑「…私は、音楽科を続けるよ」
歩夢「・・・うん」
侑「確かに、あまりソリが合う人たちじゃ無いかもしれないけど・・・」
侑「でも、みんな音楽と真面目に向き合っていて…凄く刺激をもらえるんだ」
侑「本当に、本当に真剣なんだよ、みんな」
歩夢「・・・」
60: 2020/12/21(月) 14:46:24.87 ID:8vHfycUs
侑「私は、私の音楽を・・・スクールアイドルの音楽を、みんなに認めさせてみせる」
侑「それまでは…やめられないかな」
歩夢「・・・そっか」
侑「それにそれに!少しずつ音楽のことが、分かってきたところなんだ」
侑「もう少しで、作曲とはいかないまでも…自分でメロディ作ることも出来そう」
歩夢「…すごい」
侑「えへへ。真っ先に作るのは、歩夢の曲だからね!」ピース
歩夢「うん…ありがとう。侑ちゃん」
侑「それまでは…やめられないかな」
歩夢「・・・そっか」
侑「それにそれに!少しずつ音楽のことが、分かってきたところなんだ」
侑「もう少しで、作曲とはいかないまでも…自分でメロディ作ることも出来そう」
歩夢「…すごい」
侑「えへへ。真っ先に作るのは、歩夢の曲だからね!」ピース
歩夢「うん…ありがとう。侑ちゃん」
61: 2020/12/21(月) 15:13:29.57 ID:8vHfycUs
歩夢「でも、ちゃんと相談してくれないと、ダメだよ…?」
侑「ん。これからは、ちゃんと言うよ」
歩夢「本当に…本当?」
侑「ほんとだってば」
侑「私ね。自分がカッコつけたい気持ちで…歩夢のこと考えてなかった」
侑「私が歩夢の立場だったら・・・自分のことを、頼って欲しい」
歩夢「・・・」コクッ
侑「まだまだ歩夢のこと、分かってなかったみたい」
侑「あはは。もう十何年も、一緒にいるのにね」
歩夢「ふふっ。そうかも・・・」
侑「ん。これからは、ちゃんと言うよ」
歩夢「本当に…本当?」
侑「ほんとだってば」
侑「私ね。自分がカッコつけたい気持ちで…歩夢のこと考えてなかった」
侑「私が歩夢の立場だったら・・・自分のことを、頼って欲しい」
歩夢「・・・」コクッ
侑「まだまだ歩夢のこと、分かってなかったみたい」
侑「あはは。もう十何年も、一緒にいるのにね」
歩夢「ふふっ。そうかも・・・」
62: 2020/12/21(月) 15:22:06.96 ID:8vHfycUs
歩夢「なんか私たち…少し、大人になったみたい」
侑「あー、分かる!!」
歩夢「ふふっ。侑ちゃんと一緒に、また一歩前に進めた」
侑「辛いのも一人で耐え抜くのが…大人だと思ってたんだけどなー」
歩夢「そういうのも、あるかもしれないね」
歩夢「でも私たちは…そうじゃない」
侑「・・・うん」
侑「あー、分かる!!」
歩夢「ふふっ。侑ちゃんと一緒に、また一歩前に進めた」
侑「辛いのも一人で耐え抜くのが…大人だと思ってたんだけどなー」
歩夢「そういうのも、あるかもしれないね」
歩夢「でも私たちは…そうじゃない」
侑「・・・うん」
63: 2020/12/21(月) 15:34:24.75 ID:8vHfycUs
歩夢「二人で一緒に・・・一歩一歩、進んでいこう?」
侑「…うん、そうだね」
歩夢「・・・侑ちゃん?」
侑「・・・」
侑「…これも、大人になったついでだ」
歩夢「?」
侑「ねぇ、歩夢」
歩夢「う、うんっ」
歩夢「どうしたの…?侑ちゃん、そんな真面目な顔して」
侑「・・・」
侑「…うん、そうだね」
歩夢「・・・侑ちゃん?」
侑「・・・」
侑「…これも、大人になったついでだ」
歩夢「?」
侑「ねぇ、歩夢」
歩夢「う、うんっ」
歩夢「どうしたの…?侑ちゃん、そんな真面目な顔して」
侑「・・・」
65: 2020/12/21(月) 15:44:37.07 ID:8vHfycUs
侑「わたし、歩夢のことが好き」
侑「私と、付き合って欲しい」
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「え?」
侑「音楽科に移ってからずっと、、、歩夢の事ばかり考えてるんだよね」
侑「これが恋だって…最近気づいたんだ」
侑「だから。私と、付き合って欲しい」
侑「私は今、歩夢に告白してる///」
侑「私と、付き合って欲しい」
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「え?」
侑「音楽科に移ってからずっと、、、歩夢の事ばかり考えてるんだよね」
侑「これが恋だって…最近気づいたんだ」
侑「だから。私と、付き合って欲しい」
侑「私は今、歩夢に告白してる///」
71: 2020/12/21(月) 16:04:52.88 ID:8vHfycUs
歩夢「ちょっ、ちょっちょ、ちょっと……急じゃ無いかな!!?//////」
侑「言うなら、今しかないと思って」
歩夢「あ、あの、その!!////////」
侑「もちろん、返事は待つよ」
侑「じっくり考えて、歩夢の答えを聞かせて・・・」
歩夢「だいすき!!!!!!」ダキツキー
侑「うわっ、ちょっと歩夢!!!?」ドタッ
歩夢「大好き、大好き!私も侑ちゃんのこと大好き!!!//////」ギュゥゥゥーーーーッッッ
侑「あはは…/// 」
侑「ありがとう、歩夢」ニコッ
歩夢(好きぃ………////)ギュウウ
侑「言うなら、今しかないと思って」
歩夢「あ、あの、その!!////////」
侑「もちろん、返事は待つよ」
侑「じっくり考えて、歩夢の答えを聞かせて・・・」
歩夢「だいすき!!!!!!」ダキツキー
侑「うわっ、ちょっと歩夢!!!?」ドタッ
歩夢「大好き、大好き!私も侑ちゃんのこと大好き!!!//////」ギュゥゥゥーーーーッッッ
侑「あはは…/// 」
侑「ありがとう、歩夢」ニコッ
歩夢(好きぃ………////)ギュウウ
77: 2020/12/21(月) 16:28:04.07 ID:8vHfycUs
歩夢「はぁ、はぁ・・・///」バクバク
侑「歩夢…ちょっと、落ち着いて」
歩夢「すぅぅぅー、はぁぁぁー……///」
歩夢「・・・」フゥ
歩夢「ごめん…はしゃぎすぎだったよね。もう夜遅くなのにね…///」
侑「あはは…」
歩夢「うぅぅぅ…恥ずかしい///」
侑「・・・」
侑「歩夢、目つぶって」
歩夢「え??」
侑「歩夢…ちょっと、落ち着いて」
歩夢「すぅぅぅー、はぁぁぁー……///」
歩夢「・・・」フゥ
歩夢「ごめん…はしゃぎすぎだったよね。もう夜遅くなのにね…///」
侑「あはは…」
歩夢「うぅぅぅ…恥ずかしい///」
侑「・・・」
侑「歩夢、目つぶって」
歩夢「え??」
80: 2020/12/21(月) 16:33:59.59 ID:8vHfycUs
歩夢「そ、その…」
侑「いいから」
歩夢「う、うん///」
チュッ
歩夢「!!!?//////」
侑「ん・・・」チュ
歩夢「ぷはっ…ゆ、侑ちゃ…/////」
侑「歩夢…///うごいちゃ、駄目」
チュッ チュッ チュッ
侑「いいから」
歩夢「う、うん///」
チュッ
歩夢「!!!?//////」
侑「ん・・・」チュ
歩夢「ぷはっ…ゆ、侑ちゃ…/////」
侑「歩夢…///うごいちゃ、駄目」
チュッ チュッ チュッ
81: 2020/12/21(月) 16:52:43.93 ID:8vHfycUs
歩夢「・・・///」プシュー
侑「はぁーっ…はぁ///」ドキドキ
歩夢「……」
歩夢「もう。侑ちゃんたら、突然すぎるよ…///」
侑「・・・」
侑「…我慢できなかった」
侑「歩夢が私の彼女だと思ったら…我慢できなかった」
歩夢「……そうなんだ」
歩夢(侑ちゃんって、肉食系なのかな、、、///)
侑「はぁーっ…はぁ///」ドキドキ
歩夢「……」
歩夢「もう。侑ちゃんたら、突然すぎるよ…///」
侑「・・・」
侑「…我慢できなかった」
侑「歩夢が私の彼女だと思ったら…我慢できなかった」
歩夢「……そうなんだ」
歩夢(侑ちゃんって、肉食系なのかな、、、///)
82: 2020/12/21(月) 16:59:31.91 ID:8vHfycUs
侑「歩夢、もう一回・・・」
歩夢「そ、それはまた今度にしない!!?///」アセアセ
歩夢「もう、夜も遅いし!!そもそも…ここ外だからね!!?」
歩夢「私たち、もういつでも出来るから!!///」
侑「・・・」
侑「そっか。それもそうだね」
歩夢「」ホッ
侑「帰ろっか。歩夢」
歩夢「…うんっ」
歩夢「そ、それはまた今度にしない!!?///」アセアセ
歩夢「もう、夜も遅いし!!そもそも…ここ外だからね!!?」
歩夢「私たち、もういつでも出来るから!!///」
侑「・・・」
侑「そっか。それもそうだね」
歩夢「」ホッ
侑「帰ろっか。歩夢」
歩夢「…うんっ」
83: 2020/12/21(月) 17:06:38.90 ID:8vHfycUs
侑「歩夢。泣いてた私を見つけてくれて…ありがとう」テクテク
歩夢「ううん…どういたしまして」テクテク
侑「これからも、、、私のことをよろしく」
歩夢「私の方こそ、よろしくね。侑ちゃん」
侑「ん。・・・もうバスも無いし、タクシーで帰るか...」
歩夢「流石に、歩いて帰るのは危険だもんね」
侑「私達だけでタクシー乗るなんて、大人になった気分だ」
歩夢「えへへ…そうだね」
歩夢「ううん…どういたしまして」テクテク
侑「これからも、、、私のことをよろしく」
歩夢「私の方こそ、よろしくね。侑ちゃん」
侑「ん。・・・もうバスも無いし、タクシーで帰るか...」
歩夢「流石に、歩いて帰るのは危険だもんね」
侑「私達だけでタクシー乗るなんて、大人になった気分だ」
歩夢「えへへ…そうだね」
84: 2020/12/21(月) 17:17:34.69 ID:8vHfycUs
~マンション~
侑「…今日は、本当にありがとね」
歩夢「うん。侑ちゃんが少しでも元気になってくれたのなら、嬉しいな」
侑「なったよ…凄くなった」
歩夢「ふふっ。良かった」
侑「大好きな、歩夢のお陰でね」
歩夢「も、もう…侑ちゃんったら~///」
侑「あははは」
侑「…今日は、本当にありがとね」
歩夢「うん。侑ちゃんが少しでも元気になってくれたのなら、嬉しいな」
侑「なったよ…凄くなった」
歩夢「ふふっ。良かった」
侑「大好きな、歩夢のお陰でね」
歩夢「も、もう…侑ちゃんったら~///」
侑「あははは」
86: 2020/12/21(月) 17:24:27.69 ID:8vHfycUs
歩夢「あ。そうだ…明日の朝は、何時に出よっか?」
侑「・・・」
歩夢「今から寝るとなると、少し遅い時間が良いよね…」
侑「…そうだね」
歩夢「じゃあ、朝の7時・・・」
侑「・・・あゆむ」
歩夢「?」
侑「今日…ウチに泊まりにおいでよ」
侑「というか、絶対来て」
侑「・・・」
歩夢「今から寝るとなると、少し遅い時間が良いよね…」
侑「…そうだね」
歩夢「じゃあ、朝の7時・・・」
侑「・・・あゆむ」
歩夢「?」
侑「今日…ウチに泊まりにおいでよ」
侑「というか、絶対来て」
90: 2020/12/21(月) 17:44:44.63 ID:8vHfycUs
歩夢「・・・」
侑「・・・」
歩夢「あ、明日も学校あるんだよ…?」
侑「そうだね」
歩夢「それにお互い、今日は疲れてるんじゃ……?」
侑「うん」
侑「それでも…それでも、わたしは今日がいい」
侑「明日やあさってじゃ、絶対に駄目」
侑「歩夢・・・私の部屋に、泊まりに来て」
歩夢「あ……///」
侑「・・・」
歩夢「あ、明日も学校あるんだよ…?」
侑「そうだね」
歩夢「それにお互い、今日は疲れてるんじゃ……?」
侑「うん」
侑「それでも…それでも、わたしは今日がいい」
侑「明日やあさってじゃ、絶対に駄目」
侑「歩夢・・・私の部屋に、泊まりに来て」
歩夢「あ……///」
92: 2020/12/21(月) 17:52:53.81 ID:8vHfycUs
侑「・・・」
歩夢「あの、その……///」
歩夢「…ゆうちゃん」
侑「・・・」ジーッ
歩夢(私が断ることなんか絶対無いって……そう信じてる侑ちゃんの眼)
歩夢(侑ちゃん・・・)
歩夢「あの、その……///」
歩夢「…ゆうちゃん」
侑「・・・」ジーッ
歩夢(私が断ることなんか絶対無いって……そう信じてる侑ちゃんの眼)
歩夢(侑ちゃん・・・)
93: 2020/12/21(月) 17:57:53.60 ID:8vHfycUs
歩夢「あのね…侑ちゃん」
侑「・・・」
歩夢「…わたし」
歩夢「シャワーあびて…着替えた後で行くから、、、」
歩夢「ちょっと、待っててくれる…?」
侑「・・・うん。待ってるよ」
侑「万が一にでも風邪ひかないように…ゆっくり来てね」
歩夢「うん……」
侑「・・・」
歩夢「…わたし」
歩夢「シャワーあびて…着替えた後で行くから、、、」
歩夢「ちょっと、待っててくれる…?」
侑「・・・うん。待ってるよ」
侑「万が一にでも風邪ひかないように…ゆっくり来てね」
歩夢「うん……」
94: 2020/12/21(月) 18:09:06.98 ID:8vHfycUs
トントン
侑「歩夢。入って」ガチャ
歩夢「…おじゃまします」
侑「あれ、歩夢…そんなに可愛い服持ってたっけ」
歩夢「これは・・・デートの為の、勝負服だよ」
侑「へ、へぇ~///」
歩夢「そ、それよりも侑ちゃん・・・」
歩夢「・・・パジャマ?」
侑「歩夢。入って」ガチャ
歩夢「…おじゃまします」
侑「あれ、歩夢…そんなに可愛い服持ってたっけ」
歩夢「これは・・・デートの為の、勝負服だよ」
侑「へ、へぇ~///」
歩夢「そ、それよりも侑ちゃん・・・」
歩夢「・・・パジャマ?」
95: 2020/12/21(月) 18:19:42.14 ID:8vHfycUs
歩夢「あの、お泊まりって…そういう?」
侑「こ、これは……」
歩夢「・・・///」
侑「なぜか私、勘違いしてて…歩夢もパジャマで来てくれるものだと思ってた」
歩夢「え?」
侑「一回、廊下出るもんね…パジャマで来る訳、無いのにね・・・」
侑「ご、ごめん。雰囲気、台無しだ……」
歩夢「・・・」
侑「歩夢……?」
歩夢「・・・ぷっ」
歩夢「…あははっ」
侑「こ、これは……」
歩夢「・・・///」
侑「なぜか私、勘違いしてて…歩夢もパジャマで来てくれるものだと思ってた」
歩夢「え?」
侑「一回、廊下出るもんね…パジャマで来る訳、無いのにね・・・」
侑「ご、ごめん。雰囲気、台無しだ……」
歩夢「・・・」
侑「歩夢……?」
歩夢「・・・ぷっ」
歩夢「…あははっ」
96: 2020/12/21(月) 18:32:13.29 ID:8vHfycUs
侑「あゆむ・・・///」
歩夢「…侑ちゃんのそういうところも、私は好きだよ?」
歩夢「さっきまで…すごく、すっごくカッコ良かったのに…あははっ」
侑「うぅ・・・///」
侑「き、着替えてくるね!」
歩夢「ううん。パジャマのままで良い」ガシッ
歩夢「脱がしやすい方が…良いよ///」
侑「え」
歩夢「侑ちゃん……ベッド、行こ?///」
侑「あっ、はい///」
歩夢「ふふふ…」
歩夢(侑ちゃん、かーわいい……///)
歩夢「…侑ちゃんのそういうところも、私は好きだよ?」
歩夢「さっきまで…すごく、すっごくカッコ良かったのに…あははっ」
侑「うぅ・・・///」
侑「き、着替えてくるね!」
歩夢「ううん。パジャマのままで良い」ガシッ
歩夢「脱がしやすい方が…良いよ///」
侑「え」
歩夢「侑ちゃん……ベッド、行こ?///」
侑「あっ、はい///」
歩夢「ふふふ…」
歩夢(侑ちゃん、かーわいい……///)
98: 2020/12/21(月) 18:49:23.24 ID:8vHfycUs
~~~~~~~~~~~~~~~
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
本当にごめんね
ここから先はヒミツだよ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
本当にごめんね
ここから先はヒミツだよ
100: 2020/12/21(月) 18:51:12.59 ID:8vHfycUs
~~~~~~~~~~~~~~~
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
そういうの書けないからまじごめん
話は1ヶ月後に飛ぶよ
@cメ˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
そういうの書けないからまじごめん
話は1ヶ月後に飛ぶよ
101: 2020/12/21(月) 19:01:02.19 ID:8vHfycUs
侑「いや~、次の課題がホント大変でさ~……」テクテク
モブ「侑ちゃんも、よくやってるよね」テクテク
侑「そうそう、我ながらそう思うよ……あっ、歩夢!」
歩夢「…あっ、侑ちゃん」
モブ「上原さん、だよね?…こんにちは」
歩夢「ど、どうも」ペコッ
侑「じゃあ、私はこれで同好会の方に行くね…また明日!」
モブ「ん。またね~」スタスタ
歩夢「」ペコッ
侑「歩夢。行こっか」
歩夢「うん」
モブ「侑ちゃんも、よくやってるよね」テクテク
侑「そうそう、我ながらそう思うよ……あっ、歩夢!」
歩夢「…あっ、侑ちゃん」
モブ「上原さん、だよね?…こんにちは」
歩夢「ど、どうも」ペコッ
侑「じゃあ、私はこれで同好会の方に行くね…また明日!」
モブ「ん。またね~」スタスタ
歩夢「」ペコッ
侑「歩夢。行こっか」
歩夢「うん」
102: 2020/12/21(月) 19:06:56.75 ID:8vHfycUs
歩夢「さっきの人が、侑ちゃんが言ってた、仲良い人だっけ?」
侑「うん。なんか、ポップスとかサブカルとか…そっち方面にも興味ある人なんだって」
侑「話しかけてみたら、結構話が合ってさ・・・そういう人、今はクラスに何人かいるんだ」
歩夢「侑ちゃん…良かったね」
侑「ん。本当だよね!」エヘヘ
侑「ま。授業が大変なのは、ちっとも変わらないけどね~……」
歩夢「あはは…」
侑「うん。なんか、ポップスとかサブカルとか…そっち方面にも興味ある人なんだって」
侑「話しかけてみたら、結構話が合ってさ・・・そういう人、今はクラスに何人かいるんだ」
歩夢「侑ちゃん…良かったね」
侑「ん。本当だよね!」エヘヘ
侑「ま。授業が大変なのは、ちっとも変わらないけどね~……」
歩夢「あはは…」
103: 2020/12/21(月) 19:14:20.86 ID:8vHfycUs
歩夢「…音楽の方は、どう?」
侑「まぁ、まだまだなんだけどさ。それでも段々と、形になってきてるよ」
侑「私の音楽に対して、何か言ってくる人も…かなり少なくなったと思う」
歩夢「ふふっ、やったね」
侑「だって、根本は同じだもん。メロディーとリズムで、人の心を動かす!!」
侑「私の音楽が少し、みんなに伝わったって事で良いかな?」ピース
歩夢「うん。そうだと、思うよ」ニコニコ
侑「まぁ、まだまだなんだけどさ。それでも段々と、形になってきてるよ」
侑「私の音楽に対して、何か言ってくる人も…かなり少なくなったと思う」
歩夢「ふふっ、やったね」
侑「だって、根本は同じだもん。メロディーとリズムで、人の心を動かす!!」
侑「私の音楽が少し、みんなに伝わったって事で良いかな?」ピース
歩夢「うん。そうだと、思うよ」ニコニコ
104: 2020/12/21(月) 20:18:52.97 ID:8vHfycUs
侑「それで・・・今日は歩夢に、聴かせたいものがあります!」
歩夢「ふふっ…何かな?」
侑「それは、、、音楽室に着いてからのお楽しみ!!」
歩夢「え~、なんだろう…?」ニコニコ
侑「歩夢!走って行くよ!!」ダッ
歩夢「ま、待って~侑ちゃん!危ないよ?」
侑「いいからいいから!」
歩夢「もうっ、侑ちゃんったら……」タッタッ
歩夢「ふふっ…何かな?」
侑「それは、、、音楽室に着いてからのお楽しみ!!」
歩夢「え~、なんだろう…?」ニコニコ
侑「歩夢!走って行くよ!!」ダッ
歩夢「ま、待って~侑ちゃん!危ないよ?」
侑「いいからいいから!」
歩夢「もうっ、侑ちゃんったら……」タッタッ
106: 2020/12/21(月) 20:28:57.39 ID:8vHfycUs
-音楽室-
侑「じゃあ、聴いて」
侑「私が人生で初めて作った、歩夢のための曲だよ」
歩夢「うんっ…!」
侑「本当は……"涙なんかサヨナラ"って感じの曲にしようと思ってて」
侑「結構まとまって来てはいたんだけど…あの日、歩夢と夜のお台場で話し合ったあの日から」
侑「けっこう違う方向性になって……この曲が出来たんだ」
歩夢「へぇ~…」
侑「じゃあ、聴いて」
侑「私が人生で初めて作った、歩夢のための曲だよ」
歩夢「うんっ…!」
侑「本当は……"涙なんかサヨナラ"って感じの曲にしようと思ってて」
侑「結構まとまって来てはいたんだけど…あの日、歩夢と夜のお台場で話し合ったあの日から」
侑「けっこう違う方向性になって……この曲が出来たんだ」
歩夢「へぇ~…」
107: 2020/12/21(月) 20:36:14.75 ID:8vHfycUs
侑「これはね…歩夢の曲でもあり、私の曲でもあるんだ」
歩夢「?」
侑「まぁ…聴いてもらえれば、分かると思う」
侑「歌詞もつけて見たから、私の声でよかったら聴いてよ」
歩夢「…うん」
侑「じゃあ、弾くね」
侑「・・・」♪ ポロン
歩夢「?」
侑「まぁ…聴いてもらえれば、分かると思う」
侑「歌詞もつけて見たから、私の声でよかったら聴いてよ」
歩夢「…うん」
侑「じゃあ、弾くね」
侑「・・・」♪ ポロン
108: 2020/12/21(月) 20:48:36.05 ID:8vHfycUs
侑「・・・すぅ」
侑「果てーしない、道でも一歩、一歩・・・♪」
侑「あきらめなければ、夢は逃げない…」
歩夢(綺麗な曲、、、)
侑「果てーしない、道でも一歩、一歩・・・♪」
侑「あきらめなければ、夢は逃げない…」
歩夢(綺麗な曲、、、)
109: 2020/12/21(月) 20:52:09.31 ID:8vHfycUs
侑「となーりーに、あなたがいて、くれるーから…」チラッ
歩夢(・・・侑ちゃん)
侑「・・・」ニコッ
侑「逆境も、不安も、のりこーえていけるよ…♪」
侑「あーりがとう…♪」
侑「・・・♪」ポロン…
侑「…どうかな。この曲」
歩夢(・・・侑ちゃん)
侑「・・・」ニコッ
侑「逆境も、不安も、のりこーえていけるよ…♪」
侑「あーりがとう…♪」
侑「・・・♪」ポロン…
侑「…どうかな。この曲」
110: 2020/12/21(月) 21:03:42.01 ID:8vHfycUs
歩夢「・・・」パチパチパチパチ
歩夢「良かったよ。すっごく良かった…!」
侑「私と歩夢のこと考えながら作ったの、分かったでしょ?」
歩夢「うん…うんっ!」コクッコクッ
侑「私と歩夢の、始まりの歌だから…タイトルは『夢への一歩』」
侑「私たちに、ピッタリだよね!!」
歩夢「侑ちゃん…ありがとう」
歩夢「こんなに素敵な曲、本当にありがとう…!!」
歩夢「良かったよ。すっごく良かった…!」
侑「私と歩夢のこと考えながら作ったの、分かったでしょ?」
歩夢「うん…うんっ!」コクッコクッ
侑「私と歩夢の、始まりの歌だから…タイトルは『夢への一歩』」
侑「私たちに、ピッタリだよね!!」
歩夢「侑ちゃん…ありがとう」
歩夢「こんなに素敵な曲、本当にありがとう…!!」
111: 2020/12/21(月) 21:08:11.23 ID:8vHfycUs
侑「歩夢がいるから、私も輝けるんだ」
侑「歩夢がスクールアイドルを始めたから、、、私も打ち込めるものを見つけたんだ」
侑「ありがとね、歩夢!」
歩夢「私こそ…侑ちゃんがいてくれたからこそ、新しい道へ踏み出せたんだよ」
歩夢「こっちこそありがとう。侑ちゃん!」
「「これからも、よろしく!!」」
侑「歩夢がスクールアイドルを始めたから、、、私も打ち込めるものを見つけたんだ」
侑「ありがとね、歩夢!」
歩夢「私こそ…侑ちゃんがいてくれたからこそ、新しい道へ踏み出せたんだよ」
歩夢「こっちこそありがとう。侑ちゃん!」
「「これからも、よろしく!!」」
112: 2020/12/21(月) 21:13:54.18 ID:8vHfycUs
侑「さて…そろそろ練習に・・・」
侑「って、あー!!!」
歩夢「どうしたの、侑ちゃん?」
侑「もう練習、始まってる時間だ・・・」
歩夢「あっ本当…!急がなきゃ」
侑「って、あー!!!」
歩夢「どうしたの、侑ちゃん?」
侑「もう練習、始まってる時間だ・・・」
歩夢「あっ本当…!急がなきゃ」
113: 2020/12/21(月) 21:16:19.04 ID:8vHfycUs
侑「今日何も伝えずに来たから、せつ菜ちゃん怒ってるかも……!」ガクブル
歩夢「えぇ!?」
侑「行こう、歩夢!」ダッ
歩夢「うん!」ダッ
タッタッタッタッタッ・・・
歩夢「えぇ!?」
侑「行こう、歩夢!」ダッ
歩夢「うん!」ダッ
タッタッタッタッタッ・・・
114: 2020/12/21(月) 21:20:27.02 ID:8vHfycUs
@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ
「変わらない日々から一歩一歩」
「勇気むねに 未来へ踏み出そう」
「キラキラ眩しく光る毎日は」
「あなたにもらった とびきり素敵なプレゼント」
「変わらない日々から一歩一歩」
「勇気むねに 未来へ踏み出そう」
「キラキラ眩しく光る毎日は」
「あなたにもらった とびきり素敵なプレゼント」
115: 2020/12/21(月) 21:24:52.84 ID:8vHfycUs
「"あなたがいるから 私も輝ける"」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ありがとう」
終わり
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ありがとう」
終わり
116: 2020/12/21(月) 21:30:07.81 ID:rK1tRlx1
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 乙!
117: 2020/12/21(月) 21:35:56.89 ID:s9M1+vsC
神作
118: 2020/12/21(月) 21:43:46.04 ID:EiO/VlaQ
ちょっとシリアスな展開からいきなり@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 出てきて笑ったわ、乙
119: 2020/12/21(月) 21:52:23.43 ID:WAEDfkRn
これは素晴らしい
120: 2020/12/21(月) 23:36:41.80 ID:NTuysQ5l
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 乙だよ!ちょっぴりシリアスなのもいいよね!
121: 2020/12/22(火) 00:23:14.21 ID:xllpZYsV
夢への一歩本当いいよな
今聞くと泣ける
今聞くと泣ける
122: 2020/12/22(火) 00:35:28.96 ID:Pf3AhG8h
@cメ*˶˘ ᴗ ˘˵リ 最高だったよ
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
124: 2020/12/22(火) 01:11:41.66 ID:vwjyf8Gv
最高だった。また書いて欲しいな
126: 2020/12/22(火) 06:42:49.47 ID:u5h/Jc3N
?cメ*˶- ᴗ -˵リ 最高だね
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ありがとう
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ありがとう
127: 2020/12/22(火) 07:41:10.42 ID:FKVHWmB/
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ?? スッ………
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
?cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
128: 2020/12/22(火) 09:58:47.39 ID:ZfguJpXD
名作
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1608475534/