【SS】梢「大変よっ！花帆さんがカワウソさんに襲われているわ！」【ラブライブ！蓮ノ空】

梢「皆で助けに行きましょう！」

慈「はぁ～今月何度目の救出活動？もうめぐちゃん行きたくありません」

さやか「まぁそんな事言わずに...今すぐ花帆さんを助けに行きましょう」

瑠璃乃「フッフッフッ！腕が鳴るぜ」

綴理「皆、行こうか」 手袋ｷｭｯ

さやめぐるり「ラジャー！」

梢「ねぇ綴理、私が一応リーダー兼部長なのだけれど...」

綴理「ゴメン、一度やってみたかった」
　

梢「それじゃあいつもの行くわよ！番号！」

梢「1!」

綴理「に」

慈「3!!」

さやか「4！」

シーン

瑠璃乃「6！」


梢「スクールアイドルクラブ！」

5人「緊急出動！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
　

花帆「ひーーん！誰か助けて！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

カワウソ「ｼｬｰｰ!!!」ﾀｯﾀｯ


さやか「ここが現場です！」

綴理「カワウソかわいい」

慈「かわいいね」

さやか「緊張感ないですね」
　

瑠璃乃「ねぇねぇリーダー、どうするの？」

梢「作戦なら既に考えてあるわ。要は相手の気を反らせばいいの」

梢「リーダーのこの私がお手本を見せてあげる」

梢「お待ちになってカワウソさん」ﾊﾞｯ

花帆「あっ！梢センパイ助けに来てくれたの！！」

梢「そうよ、だから安心して頂戴」

梢「ねぇ、カワウソさん。あなたは紅茶が好きかしら」

カワウソ「？」

さやか「カワウソに紅茶の話してる...」

慈「あっはははは！ちょっとリーダー勘弁してよ！カワウソと意志疎通図ろうとしてるのやばいってwww」
　

梢「....」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

綴理「あ、こずが震えてる」

さやか「綴理先輩、あまり触れてあげないでください」
　

梢「いけると思ったのだけれど...」

慈「ドンマイフリフリその調子♪」ﾌﾘﾌﾘ

梢「...」ｼｭﾝ

さやか「膝抱えて落ち込んでますね」

慈「ごめんね～梢ちゃん！ほらヨチヨ～チ元気出して！！」ﾖﾁﾖﾁ

瑠璃乃「せんぱーい次の作戦はー？」

梢「もう、貴女達にお任せするわ...」

綴理「すねちゃった」

梢「別に...スネてる訳じゃないのだけれど」ｽﾞｰﾝ

瑠璃乃「ダメだこりゃ」
　

さやか「じゃあ私達が花帆さんを助けてあげましょう！」

綴理「さや乗り気だね。ボクいいアイデア思い付いてるから手伝ってくれる？」

さやか「はい！」

─
──
───


さやか「...あ、あの...なんですかこの衣装」

綴理「メスのカワウソだよ」

さやか「つまりどうしろと」

綴理「お色気」

さやか「私にやれと？」

綴理「うん。さやはすごく向いてると思うんだ」

さやか「や、やりたくありませんが...頑張ります」
　

さやか「う、うふん」目ﾊﾞﾁｺｰﾝ

カワウソ「ｷｬｼｬｰｰ!!!」

花帆「ギャー！！！」

さやか「効果ないみたいですけど...」

綴理「もっと過激にならないとカワウソが興味をひかないんだよ。もっと脱いで」

さやか「わ、わかりました...」ﾇｷﾞｯ

さやか「あ、あはーん♡」

しーん...

慈「無反応だね」

さやか「私って魅力ないんだ...」

綴理「よしよし、さやは頑張った」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　

慈「こうなったらこのユニットにお任せ！めぐちゃんとるりちゃんの最強コンビ！みらくらパークの登場だ！いえーーい！！」

瑠璃乃「....」

慈「る、るりちゃん！？どうしたの！？」

瑠璃乃「もお飽きた...ルリお家帰る」

慈「ちょ、ちょっとちょっと！まだお助けしてないよ！？」

瑠璃乃「もういいっす...」

慈「もールリちゃんってば、最近充電切れるの早いんだよねぇ。うりうり」ﾙﾘﾎｯﾍﾟﾑﾆﾑﾆ
　

綴理「買い換え時？」

慈「そうだねー、仕方ない単３電池詰めるかー」

ｽﾎﾟｯ

瑠璃乃「あぅ」

慈「説明しよう！☝��大沢瑠璃乃は単３電池を鼻の穴に突っ込むとたちまち元気になってしまうのだー！！！！」

瑠璃乃「よっしゃーールリちゃんつよつよ充電完了！」

慈「いえーい！ルリちゃん復活ゥー！さぁここで一曲」

瑠璃乃「ド！ド！ド！」


さやか「やめてください、花帆さんが酸欠で死にそうです」
　

花帆「ぜひっ...ぜひっ...誰が助けてぇ」

瑠璃乃「まーまー一旦落ち着こうか！既に用意は出来てるのだ！」

綴理「そうなの？」

慈「誰かさんがカワウソ相手にうんちくを垂れ流し足り、誰かさんが誘惑してる最中にめぐちゃん達は頑張ったの！」

こずさや「うっ」ｸﾞｻｯ
　

瑠璃乃「ルリ達はね、直径3m深さ2mの穴を掘ってきたんだよ！アレがそう！」

ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

慈「あの穴にカワウソを落とせば花帆ちゃんは助かる！」

綴理「なんだかカワウソが可哀想...」

瑠璃乃「後でちゃんと助けてあげるから！大丈夫！」
　

慈「さぁ花帆ちゃんー！こっちおいでー！」

花帆「め、めぐみせんぱぁい...」ﾀｯﾀｯ

瑠璃乃「こっちだよ花帆ちゃーーーん！」

花帆「いまそっちいく。。。うんがぁぁ！！」ｽﾞﾎﾞｯ

瑠璃乃「ぅぁ！！！！花帆ちゃんが落とし穴にハマっちゃった！！」


さやか「そりゃそうですよ。先頭走ってるんですから」
　

瑠璃乃「あれれ？でもカワウソが諦めて森へ帰っていくぞお？」

綴理「てことは」

梢「任務完了ね！」

慈「あ、復活した」

梢「さぁ皆で勝利の舞を躍りましょ。さぁ、手を繋いで円を作って」

めぐるりさやつづ「はーい」
　

梢「ﾃｰﾚﾝﾃﾚﾚﾝ♪ﾃｰﾚﾝﾃﾚﾚﾝ♪ﾃｰﾚﾝﾃﾚﾚﾝ♪ﾚﾝﾚﾝﾚﾝ♪(マイムマイム)」


さやか「ﾃｰﾚﾝﾚﾚﾚｰﾃｰﾚﾝﾚﾚﾚｰ♪」

綴理「ﾃｰﾚｰﾃｰﾚﾚ ﾚｰﾚｰﾚｰ♪」

慈「ﾃｰﾚﾝﾚﾚﾚｰﾃｰﾚﾝﾚﾚﾚｰ♪」

瑠璃乃「ﾃｰﾚｰﾃｰﾚﾚ ﾚｰﾚｰﾚｰ♪」

こずつづさやめぐるり「ﾏｲﾑﾏｲﾑﾏｲﾑﾏｲﾑﾏｲﾑﾚｯｾｯｾ♪」

花帆「上から変な声がするよ～...」
　

梢「あら、そろそろ３時になるわね。皆でお茶にしましょうか」

さやか「いいですね！先輩、お手伝いします」

梢「ありがとう村野さん」ﾆｺｫ

綴理「じゃボクは用意できるまで一眠りしようか」

瑠璃乃「おやつはバウムクーヘンがいい！」

慈「マドレーヌもよろめぐ～♪」

ｱﾊﾊﾊﾊ


花帆「おーーーい！！あたしのこと忘れてない！？誰か助けにきてよぉ！！！」

おわり
　

去年の4月頃に作ったSSを見つけたから立ててみた
　

この後さやかのところへ魔法少女に勧誘しに来るのか…