1: 2020/01/11(土) 17:33:56.24 ID:jChEqkQn
花丸「もう話終わりで良いよね?」シッシッ
善子「適当過ぎない?」
花丸「ふたなりが良いか悪いか聞かれても、マルは良いんじゃないとしか言えないずら」
花丸「正直に言えば興味ないし」
花丸「だからと言って否定する気もないから」
善子「冷めてるわね、ずら丸」
善子「だから寺の娘なのよ」
花丸「お寺は関係ないずら」
善子「ふたなりって例えば私かずら丸のどっちかに生えてたり両方に生えてたりしてさ」
善子「入れられたり入れたりするわけだけど」
善子「レズの国木田さんとしてもそこは許容範囲なわけ?」
花丸「そんなこと言ってるのは誰?」コンコンッ
花丸「マルの大辞林を赤くしてやるずら」
善子「冗談よ冗談」
善子「で、ずら丸としてはどうなのよ」
善子「そういう……なんていうか、女の子同士じゃない感じって嫌にならない?」
花丸「ならないずら」
花丸「嫌なら見ないし関わらない。だから、善子ちゃんがふたなりでも、マルは親友でいたいと思う」ニコッ
善子「違うわよっ!」
善子「適当過ぎない?」
花丸「ふたなりが良いか悪いか聞かれても、マルは良いんじゃないとしか言えないずら」
花丸「正直に言えば興味ないし」
花丸「だからと言って否定する気もないから」
善子「冷めてるわね、ずら丸」
善子「だから寺の娘なのよ」
花丸「お寺は関係ないずら」
善子「ふたなりって例えば私かずら丸のどっちかに生えてたり両方に生えてたりしてさ」
善子「入れられたり入れたりするわけだけど」
善子「レズの国木田さんとしてもそこは許容範囲なわけ?」
花丸「そんなこと言ってるのは誰?」コンコンッ
花丸「マルの大辞林を赤くしてやるずら」
善子「冗談よ冗談」
善子「で、ずら丸としてはどうなのよ」
善子「そういう……なんていうか、女の子同士じゃない感じって嫌にならない?」
花丸「ならないずら」
花丸「嫌なら見ないし関わらない。だから、善子ちゃんがふたなりでも、マルは親友でいたいと思う」ニコッ
善子「違うわよっ!」
6: 2020/01/11(土) 17:50:06.86 ID:jChEqkQn
花丸「善子ちゃんがふたなりだったらどうって話だよね?」
善子「違うことくらい分かってるでしょ」
花丸「善子ちゃんの場合、黒魔術のせいで今朝起きたら生えてた。って言ってもおかしくないし」
善子「おかしいわよっ!」
善子「……そうだったらちょっと面白いと思わなくもないけど」
花丸「そっか」ガタンッ
善子「………」
善子「なんで今椅子引いたのよ」
花丸「あぁうん、気にしないで」
善子「……親友でしょ?」
花丸「それで、善子ちゃんはふたなりがなんだって言いたいの?」
善子「私も詳しく知ってるわけじゃないのよ」
善子「だから、もしずら丸が好みならおすすめでも聞いておこうと思って」
花丸「おすすめってなんなのかとかいろいろ言いたいことあるけど」
花丸「マルの方が善子ちゃんより知ってることは少ないよ」
花丸「マルが出来るのはせいぜい、こうだろうなって空想程度」
花丸「善子ちゃんが夜な夜な見てるえ ちな動画以上の知識はないずら」
善子「見てないし……」
善子「ってことは、ずら丸もふたなりはそんなに知らない?」
花丸「そういったし興味がないとも言ったずら」
善子「違うことくらい分かってるでしょ」
花丸「善子ちゃんの場合、黒魔術のせいで今朝起きたら生えてた。って言ってもおかしくないし」
善子「おかしいわよっ!」
善子「……そうだったらちょっと面白いと思わなくもないけど」
花丸「そっか」ガタンッ
善子「………」
善子「なんで今椅子引いたのよ」
花丸「あぁうん、気にしないで」
善子「……親友でしょ?」
花丸「それで、善子ちゃんはふたなりがなんだって言いたいの?」
善子「私も詳しく知ってるわけじゃないのよ」
善子「だから、もしずら丸が好みならおすすめでも聞いておこうと思って」
花丸「おすすめってなんなのかとかいろいろ言いたいことあるけど」
花丸「マルの方が善子ちゃんより知ってることは少ないよ」
花丸「マルが出来るのはせいぜい、こうだろうなって空想程度」
花丸「善子ちゃんが夜な夜な見てるえ ちな動画以上の知識はないずら」
善子「見てないし……」
善子「ってことは、ずら丸もふたなりはそんなに知らない?」
花丸「そういったし興味がないとも言ったずら」
8: 2020/01/11(土) 17:57:35.37 ID:jChEqkQn
善子「困ったわね……」
善子「じゃぁ、私とダイヤだったらどっちが生えてるべき?」
花丸「どういう質問ずらか?」
善子「受けか攻めかって話」
花丸「生えてる方が攻め、生えてない方が受け」
花丸「そんなつまらない決まりごとがあるのだとしたら、ふたなりっていう煩悩文化は廃れるね」
善子「そう?」
善子「生えてれば精力的に上回って攻めになりそうなもんだけど」
花丸「そういうのもあるかもしれないけど」
花丸「マルとしてはどちらでもあり得ると思うよ」
花丸「先天的に生えてるのか、後天的に生えたのか。そもそもそこで物語としての分岐があってしかるべきで」
花丸「その分岐だって後天性なら、生やされたのか、生やしたのかで分岐できると思う」
善子「生やされたなら受け、生やしたのなら攻めってわけか……」
花丸「そうとも限らないよ。生やされたからと言って、それが薬とかなら暴走して襲うこともあり得るし」
善子「……なにその自由自在な感じ」
花丸「エ とはそういうものだって、鞠莉ちゃんが言ってた」
善子「じゃぁ、私とダイヤだったらどっちが生えてるべき?」
花丸「どういう質問ずらか?」
善子「受けか攻めかって話」
花丸「生えてる方が攻め、生えてない方が受け」
花丸「そんなつまらない決まりごとがあるのだとしたら、ふたなりっていう煩悩文化は廃れるね」
善子「そう?」
善子「生えてれば精力的に上回って攻めになりそうなもんだけど」
花丸「そういうのもあるかもしれないけど」
花丸「マルとしてはどちらでもあり得ると思うよ」
花丸「先天的に生えてるのか、後天的に生えたのか。そもそもそこで物語としての分岐があってしかるべきで」
花丸「その分岐だって後天性なら、生やされたのか、生やしたのかで分岐できると思う」
善子「生やされたなら受け、生やしたのなら攻めってわけか……」
花丸「そうとも限らないよ。生やされたからと言って、それが薬とかなら暴走して襲うこともあり得るし」
善子「……なにその自由自在な感じ」
花丸「エ とはそういうものだって、鞠莉ちゃんが言ってた」
10: 2020/01/11(土) 18:09:42.05 ID:jChEqkQn
花丸「例えば、そう」
花丸「さっき言ったように後天的に善子ちゃんがふたなりになった場合」
花丸「ダイヤさんは受けに回したい? それとも攻めに回したいずらか?」
善子「選べるの?」
花丸「そういう話だから」
善子「でもダイヤが攻めってなかなか思い浮かばなくない?」
善子「ああ見えて、怖気づくのがダイヤでしょ?」
善子「恐る恐るとか、言われてとか」
善子「そういうことはあっても攻めってのはねぇ」
花丸「ダイヤさんの攻めに転じたい気持ちに付け込めばいいんだよ」
花丸「ダイヤさんに、善子ちゃんのみっともなくて情けなくて、でもダイヤさんにしか頼ることが出来ないって姿を見せれば」
花丸「その弱弱しい子犬のような目に、ダイヤさんはドキドキずら」
花丸「でも、善子ちゃんが言うようにダイヤさんは受けが似合うと思う」
善子「やっぱり?」
花丸「さっき言ったように後天的に善子ちゃんがふたなりになった場合」
花丸「ダイヤさんは受けに回したい? それとも攻めに回したいずらか?」
善子「選べるの?」
花丸「そういう話だから」
善子「でもダイヤが攻めってなかなか思い浮かばなくない?」
善子「ああ見えて、怖気づくのがダイヤでしょ?」
善子「恐る恐るとか、言われてとか」
善子「そういうことはあっても攻めってのはねぇ」
花丸「ダイヤさんの攻めに転じたい気持ちに付け込めばいいんだよ」
花丸「ダイヤさんに、善子ちゃんのみっともなくて情けなくて、でもダイヤさんにしか頼ることが出来ないって姿を見せれば」
花丸「その弱弱しい子犬のような目に、ダイヤさんはドキドキずら」
花丸「でも、善子ちゃんが言うようにダイヤさんは受けが似合うと思う」
善子「やっぱり?」
12: 2020/01/11(土) 18:23:03.31 ID:jChEqkQn
花丸「今ってダイヤさんは生徒会室?」
善子「ん?」
善子「あー……うん、確か生徒会のやることが残ってるって」
花丸「……本当に、生徒会の仕事なのかな」ボソッ
善子「へっ?」
花丸「善子ちゃんがふたなりでも、鞠莉ちゃんや果南ちゃん」
花丸「それこそルビィちゃんがふたなりでも、ダイヤさんは決して攻めにはならないと思う」
善子「そう? ルビィなんかは攻められそうだけど」
花丸「お姉ちゃんに任せなさいって管理を手伝ってくれると思う」
花丸「だけどその思いやりを、マルは攻めとは言いたくない」
善子「んー?」
花丸「攻めは直情的で、無遠慮で、相手の骨の髄までしゃぶりつくすことずら」
善子「さすがに過激すぎるわよそれ」
花丸「でも、思い合って助けようとしてしてくれることを攻めとか言うかな?」
花丸「女の子同士が手を繋いでいることを百合と言えどレズとは言わないように」
花丸「受けと攻めはそういう趣向ってだけで、また別の穏やかなカテゴリがあっていいはずずら」
善子「ん?」
善子「あー……うん、確か生徒会のやることが残ってるって」
花丸「……本当に、生徒会の仕事なのかな」ボソッ
善子「へっ?」
花丸「善子ちゃんがふたなりでも、鞠莉ちゃんや果南ちゃん」
花丸「それこそルビィちゃんがふたなりでも、ダイヤさんは決して攻めにはならないと思う」
善子「そう? ルビィなんかは攻められそうだけど」
花丸「お姉ちゃんに任せなさいって管理を手伝ってくれると思う」
花丸「だけどその思いやりを、マルは攻めとは言いたくない」
善子「んー?」
花丸「攻めは直情的で、無遠慮で、相手の骨の髄までしゃぶりつくすことずら」
善子「さすがに過激すぎるわよそれ」
花丸「でも、思い合って助けようとしてしてくれることを攻めとか言うかな?」
花丸「女の子同士が手を繋いでいることを百合と言えどレズとは言わないように」
花丸「受けと攻めはそういう趣向ってだけで、また別の穏やかなカテゴリがあっていいはずずら」
14: 2020/01/11(土) 18:45:05.73 ID:jChEqkQn
花丸「ということで、ダイヤさんはフタナリじゃなくて、相手がフタナリ」
花丸「ダイヤさんが受けで、相手が攻め」
花丸「そのシチュエーションをマルはおすすめするずら」
善子「なるほどね」
善子「……で、たとえば?」
花丸「例えばも何も、マルはふたなりを知らないから何も語れないずら」
花丸「え ちしたら男の子と同じように射〇できるのかできないのか」
花丸「もろもろの問題があるから、むーりー」
善子「そんな問題なんてどうでもいいでしょ」
善子「煩悩に雑念はいらないのよ!」
善子「理屈も常識も蹴っ飛ばしてエ ければ良いの!」
花丸「だとしても、マルは破廉恥なことなんて苦手だから」
善子「どの口が言ってんだか」
花丸「ダイヤさんにお願いしてそういうシチュエーションでやらせて貰えば良いと思うよ」
花丸「鞠莉ちゃんに言えばペニスバンド貸してくれるよ。新品の奴」
善子「へぇ……」
善子「……んっ?」
花丸「ダイヤさんが受けで、相手が攻め」
花丸「そのシチュエーションをマルはおすすめするずら」
善子「なるほどね」
善子「……で、たとえば?」
花丸「例えばも何も、マルはふたなりを知らないから何も語れないずら」
花丸「え ちしたら男の子と同じように射〇できるのかできないのか」
花丸「もろもろの問題があるから、むーりー」
善子「そんな問題なんてどうでもいいでしょ」
善子「煩悩に雑念はいらないのよ!」
善子「理屈も常識も蹴っ飛ばしてエ ければ良いの!」
花丸「だとしても、マルは破廉恥なことなんて苦手だから」
善子「どの口が言ってんだか」
花丸「ダイヤさんにお願いしてそういうシチュエーションでやらせて貰えば良いと思うよ」
花丸「鞠莉ちゃんに言えばペニスバンド貸してくれるよ。新品の奴」
善子「へぇ……」
善子「……んっ?」
17: 2020/01/11(土) 19:24:08.19 ID:jChEqkQn
一方そのころ、生徒会室にドアを叩く来訪の音が響いた
生徒会室に居た生徒会長黒澤ダイヤは、拒む理由もなく「どうぞ」と声を返す
机の上には目を通すべき申請書の束
生徒会長を通して教頭、校長、理事長と流れていく申請もあるためおいそれと印を押せない
これ以上問題を増やされてもと、顔を上げると一年生の女生徒が佇んでいた
「あの、く、黒澤会長……」
「……なにか?」
「その、あのっ、お願いが、あって」
落ち着かない様子の女子生徒は、今にも泣きそうな声をしている
何か嫌がらせをされているのではないかと不穏な気配を感じ取ったダイヤは、
手に持っていた申請書を机に置くと、息を吐く
「そこの椅子に座りなさいな」
「えっ?」
「どうやら、ついでに聞く程度の話ではない様子。きちんと伺いますから、座ってくださいな」
生徒会室への来客があった際に使われる長い椅子
ソファというべきその椅子を指したダイヤは、立ったままの女子生徒を横目に会長の席を立つと
机の右を回って、女子生徒の傍で止まると、肩に触れる
震えた体、何かに怯えている辛そうな雰囲気だ
「大丈夫。わたくしがちからになりますわ」
「……だったら」
「!」
女子生徒は、振り向きざまにダイヤの体を抱くと、その勢いのまま体を斜めにしてソファへと倒れこむ
下敷きになったダイヤの呻く声も気にかけず、馬乗りになった女子生徒はダイヤの腕を抑えるように手を置く
「貴女……なにを」
「分かりませんか? 私が座ってる会長のお腹のあたり……感じませんか?」
女子生徒の状況に不釣り合いな静まった声の通りに、
ダイヤは自分の腹部……女子生徒の股のあたりに異物感を感じて、眉を顰めた
生徒会室に居た生徒会長黒澤ダイヤは、拒む理由もなく「どうぞ」と声を返す
机の上には目を通すべき申請書の束
生徒会長を通して教頭、校長、理事長と流れていく申請もあるためおいそれと印を押せない
これ以上問題を増やされてもと、顔を上げると一年生の女生徒が佇んでいた
「あの、く、黒澤会長……」
「……なにか?」
「その、あのっ、お願いが、あって」
落ち着かない様子の女子生徒は、今にも泣きそうな声をしている
何か嫌がらせをされているのではないかと不穏な気配を感じ取ったダイヤは、
手に持っていた申請書を机に置くと、息を吐く
「そこの椅子に座りなさいな」
「えっ?」
「どうやら、ついでに聞く程度の話ではない様子。きちんと伺いますから、座ってくださいな」
生徒会室への来客があった際に使われる長い椅子
ソファというべきその椅子を指したダイヤは、立ったままの女子生徒を横目に会長の席を立つと
机の右を回って、女子生徒の傍で止まると、肩に触れる
震えた体、何かに怯えている辛そうな雰囲気だ
「大丈夫。わたくしがちからになりますわ」
「……だったら」
「!」
女子生徒は、振り向きざまにダイヤの体を抱くと、その勢いのまま体を斜めにしてソファへと倒れこむ
下敷きになったダイヤの呻く声も気にかけず、馬乗りになった女子生徒はダイヤの腕を抑えるように手を置く
「貴女……なにを」
「分かりませんか? 私が座ってる会長のお腹のあたり……感じませんか?」
女子生徒の状況に不釣り合いな静まった声の通りに、
ダイヤは自分の腹部……女子生徒の股のあたりに異物感を感じて、眉を顰めた
18: 2020/01/11(土) 19:35:45.81 ID:jChEqkQn
「……まさか、男性。ですか?」
「そんなわけないじゃないですか。胸もあって、戸籍的にも女で……私にだって訳が分かりませんよ。昨日まで女だったはずなのに」
女子生徒は嘲笑じみた声で言うとダイヤの体を押さえつけていた手を緩めて、首を振る
スカートのファスナーを下げ、ホックを外す
ダイヤの上に載っているせいでずり落ちることはないが、解放された腰回りからは下着の縁部分が露わになっていく
だが、その縁部分からは普通は出ていないはずのものが頭を覗かせている
「なっ……」
「気持ち悪いですか? 汚いですか? それとも……不気味ですか?」
「………」
「言葉になりませんか? 私は、不気味ですよ」
昨日の今日で一変してしまった体
今までは何ともなかった女子生徒だけの空間に厭らしさを感じ、常に我慢ならないほどの興奮が精神を蝕んでいた
早退も考えたが、家に帰る余裕もなく保健室で休み目を覚ました放課後
体は戻るどころか悪化して、収まりの利かない状況で。
「会長が悪いんですよ……一人で、こんなところに入っていくから」
誰か来ないだろうかと様子を伺い、ダイヤ一人であることを確信してからの行動は早かった
放課後の生徒会室
人が来る可能性の低いシチュエーションは、我慢の限界を超えた女子生徒にとっては餌場でしかなかった
「力に、なってくれるんですよね?」
「それはっ」
「だったら、ヤらせて下さいよ。生徒会長……初めて見たときから凄くきれいなスタイルで……」
なにより。と、芽生えた男心が口角を吊り上げる
「その気品のある顔を――どうにかしたいと思ってたんです」
「そんなわけないじゃないですか。胸もあって、戸籍的にも女で……私にだって訳が分かりませんよ。昨日まで女だったはずなのに」
女子生徒は嘲笑じみた声で言うとダイヤの体を押さえつけていた手を緩めて、首を振る
スカートのファスナーを下げ、ホックを外す
ダイヤの上に載っているせいでずり落ちることはないが、解放された腰回りからは下着の縁部分が露わになっていく
だが、その縁部分からは普通は出ていないはずのものが頭を覗かせている
「なっ……」
「気持ち悪いですか? 汚いですか? それとも……不気味ですか?」
「………」
「言葉になりませんか? 私は、不気味ですよ」
昨日の今日で一変してしまった体
今までは何ともなかった女子生徒だけの空間に厭らしさを感じ、常に我慢ならないほどの興奮が精神を蝕んでいた
早退も考えたが、家に帰る余裕もなく保健室で休み目を覚ました放課後
体は戻るどころか悪化して、収まりの利かない状況で。
「会長が悪いんですよ……一人で、こんなところに入っていくから」
誰か来ないだろうかと様子を伺い、ダイヤ一人であることを確信してからの行動は早かった
放課後の生徒会室
人が来る可能性の低いシチュエーションは、我慢の限界を超えた女子生徒にとっては餌場でしかなかった
「力に、なってくれるんですよね?」
「それはっ」
「だったら、ヤらせて下さいよ。生徒会長……初めて見たときから凄くきれいなスタイルで……」
なにより。と、芽生えた男心が口角を吊り上げる
「その気品のある顔を――どうにかしたいと思ってたんです」
21: 2020/01/11(土) 20:14:42.89 ID:jChEqkQn
――
――――
―――――
花丸「ってなってるかもしれないけど、そろそろ迎えにいかなくていいの?」
善子「やめてっ!」
善子「なってるわけないでしょ!?」
善子「ったく……」
善子「でも……そういうシチュでやってみたくなるわ」
花丸「間違っても無理やりやったらだめだよ?」
花丸「合意の上でじゃないならマルは善子ちゃんの股間を大辞林でぶん殴るずら」
善子「怖いこと言わないで」
花丸「蹴るよりは良心的ずら」
善子「下手したら蹴りよりやばそうだけど……」
善子「けどさ、今みたいなこと考えられるってことは」
善子「あんた、本当はふたなりに興味あったんでしょ?」
善子「踏ん切りがつかなかっただけで」
善子「私をきっかけに新境地開拓したかったんじゃないの?」
花丸「ないずら」
花丸「どうしても言わなくちゃいけないなら、ふたなりは好きか嫌いかで言えば嫌いに傾くずら」
――――
―――――
花丸「ってなってるかもしれないけど、そろそろ迎えにいかなくていいの?」
善子「やめてっ!」
善子「なってるわけないでしょ!?」
善子「ったく……」
善子「でも……そういうシチュでやってみたくなるわ」
花丸「間違っても無理やりやったらだめだよ?」
花丸「合意の上でじゃないならマルは善子ちゃんの股間を大辞林でぶん殴るずら」
善子「怖いこと言わないで」
花丸「蹴るよりは良心的ずら」
善子「下手したら蹴りよりやばそうだけど……」
善子「けどさ、今みたいなこと考えられるってことは」
善子「あんた、本当はふたなりに興味あったんでしょ?」
善子「踏ん切りがつかなかっただけで」
善子「私をきっかけに新境地開拓したかったんじゃないの?」
花丸「ないずら」
花丸「どうしても言わなくちゃいけないなら、ふたなりは好きか嫌いかで言えば嫌いに傾くずら」
23: 2020/01/11(土) 20:41:11.38 ID:jChEqkQn
善子「何よずら丸」
善子「あんたやっぱり、純粋に女の子同士がいいわけ?」
花丸「別に女の子同士じゃなくてもいいよ」
花丸「男の子と女の子でも、マルは全然いい」
花丸「進展したい心と失敗に怯える心」
花丸「手を握る。普通に出来たはずのそれが出来なくなる女の子同士」
花丸「目を向ける。普通にしていた片思い、出来なくなった両想い」
花丸「マルは、え ちなことを抜きにしても、そういうことが好き」
花丸「だからと言って、え ちなことが嫌いなわけでもない」
花丸「でもね、ふたなりは……」
花丸「善子ちゃんにとって、ふたなりはどういうもの?」
善子「どういうものって……そう、改めて言われると困るけど」
善子「プレイの一種?」
花丸「……まぁ、それでいいずら」
善子「あんたやっぱり、純粋に女の子同士がいいわけ?」
花丸「別に女の子同士じゃなくてもいいよ」
花丸「男の子と女の子でも、マルは全然いい」
花丸「進展したい心と失敗に怯える心」
花丸「手を握る。普通に出来たはずのそれが出来なくなる女の子同士」
花丸「目を向ける。普通にしていた片思い、出来なくなった両想い」
花丸「マルは、え ちなことを抜きにしても、そういうことが好き」
花丸「だからと言って、え ちなことが嫌いなわけでもない」
花丸「でもね、ふたなりは……」
花丸「善子ちゃんにとって、ふたなりはどういうもの?」
善子「どういうものって……そう、改めて言われると困るけど」
善子「プレイの一種?」
花丸「……まぁ、それでいいずら」
24: 2020/01/11(土) 20:55:20.03 ID:jChEqkQn
花丸「生えるのは男性器」
花丸「言葉の通り、男の人の象徴のようなものずら」
善子「まぁ確かに」
善子「その中途半端さが嫌なの?」
花丸「違う」
花丸「女の子は、ふたなりの女の子に入れられて気持ち良くなって……」
花丸「そういうのを見てると、あーこの女の子は後日談で男の子に寝取ら――」
善子「なーいっ!」
善子「そんなことないわよ!」
善子「後日談っ、後日談ってなに!? ないわよそんなものっ!」
花丸「でも、マルから言わせれば結局、女の子は男性器にはいぼ――」
善子「やめろーっ!」
花丸「あくまで自論ずら」
善子「自論でもやめて、お願い」
花丸「ついでに言うと、男性器をモチーフにした道具を扱う女の子同士のものもそういうものだと思ってるずら」
善子「そんなわけあるかぁっ!」
花丸「言葉の通り、男の人の象徴のようなものずら」
善子「まぁ確かに」
善子「その中途半端さが嫌なの?」
花丸「違う」
花丸「女の子は、ふたなりの女の子に入れられて気持ち良くなって……」
花丸「そういうのを見てると、あーこの女の子は後日談で男の子に寝取ら――」
善子「なーいっ!」
善子「そんなことないわよ!」
善子「後日談っ、後日談ってなに!? ないわよそんなものっ!」
花丸「でも、マルから言わせれば結局、女の子は男性器にはいぼ――」
善子「やめろーっ!」
花丸「あくまで自論ずら」
善子「自論でもやめて、お願い」
花丸「ついでに言うと、男性器をモチーフにした道具を扱う女の子同士のものもそういうものだと思ってるずら」
善子「そんなわけあるかぁっ!」
26: 2020/01/11(土) 21:09:28.05 ID:jChEqkQn
花丸「だから、マルはふたなりはそこまで好きじゃないし興味がない」
善子「ふたなり以外に飛び火してたけど!?」
花丸「レズなら想像妊娠くらい朝飯前、卵子を孵化させて見せるずら」
善子「いやいやいや!」
花丸「……それは冗談として」
花丸「ふたなりは別に男の子と女の子で良いよねって思う」
花丸「道具を使うのも同じ」
花丸「――なんて」
花丸「レズなら……思う。かもしれないずら」ニコッ
善子「ひっ」
花丸「とはいえ、もしもふたなりなんていうものが後天的に発生させることが出来るとしたら」
花丸「善子ちゃんはどうする?」
善子「えっ?」
花丸「格好良くて、綺麗で、気高くて、羨望を受ける人のえ ちな管理――してみたいと思わないずら?」スッ
善子「ま、まさかずら丸――」
花丸「……ふふっ」ニコッ
善子「ふたなり以外に飛び火してたけど!?」
花丸「レズなら想像妊娠くらい朝飯前、卵子を孵化させて見せるずら」
善子「いやいやいや!」
花丸「……それは冗談として」
花丸「ふたなりは別に男の子と女の子で良いよねって思う」
花丸「道具を使うのも同じ」
花丸「――なんて」
花丸「レズなら……思う。かもしれないずら」ニコッ
善子「ひっ」
花丸「とはいえ、もしもふたなりなんていうものが後天的に発生させることが出来るとしたら」
花丸「善子ちゃんはどうする?」
善子「えっ?」
花丸「格好良くて、綺麗で、気高くて、羨望を受ける人のえ ちな管理――してみたいと思わないずら?」スッ
善子「ま、まさかずら丸――」
花丸「……ふふっ」ニコッ
27: 2020/01/11(土) 21:13:36.71 ID:jChEqkQn
鞠莉ちゃんがふたなりにする薬を用意できなかったから終わりずら
28: 2020/01/11(土) 21:15:49.88 ID:bO6fU044
ちょっと待って鞠莉ちゃん呼んできてくれ
31: 2020/01/11(土) 21:32:46.16 ID:8xnEUW2U
マリーさん薬用意してくださいお願いします
32: 2020/01/11(土) 21:58:52.93 ID:ig29XYQg
廃校とかどうでもいいから薬用意しろ?
41: 2020/01/13(月) 12:55:41.24 ID:ra3Kq3Nl
ご用意することができませんでした
37: 2020/01/12(日) 00:11:14.41 ID:rVNbp2hY
このシリーズ好き
38: 2020/01/12(日) 21:16:24.28 ID:STyHZtbi
シリーズだったんだ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1578731636/