【SS】曜「千歌ちゃんが寝てるし身体に落書きしよう」【ラブライブ！サンシャイン!!】

千歌「うぐっ……。ひっく……」ｸﾞｽｸﾞｽ

梨子「っ！ 千歌ちゃんどうしたの！？」

曜「誰かが千歌ちゃんが寝てる間に千歌ちゃんの服を脱がせて落書きしたの！」

千歌「服もどこにもなくて、ぐすっ……」

梨子「そんな、ひどい……！」

曜「くっ、誰がこんなことを……！」ｸﾞｸﾞｯ
　

梨子「曜ちゃん、その強く握りしめてるマジックは？」

曜「あー、これは千歌ちゃんが寝てる間に落書きした時に使ったやつ」

千歌「えっ」

梨子「そっか、じゃあこの件とは関係ないね」

千歌「えっ！？」
　

千歌「曜ちゃんじゃん！ 犯人！」

曜「えっ、私じゃないよ！？」ｱｾｱｾ

梨子「そうよ、曜ちゃんは寝てる千歌ちゃんの身体に落書きしただけよ」

梨子「千歌ちゃんが寝てる間に身体に落書きされた件とは関係ないと思うな」

千歌「関係なくないよ！ それ同じ件だよ！」
　

曜「……ぐすっ」

千歌「なんで曜ちゃんが泣くの！？」

曜「だって、千歌ちゃんが私のこと信じてくれないから……」

千歌「いやいや、どう考えても曜ちゃんが犯人でしょ」

梨子「……本気で言ってる？」

千歌「本気だよ！ 曜ちゃんが犯人だよ！」
　

梨子「それ、本気で言ってるんだったら私、千歌ちゃんのこと――」

梨子「軽蔑する」

千歌「それチカの言ったセリフだし普通軽蔑するんだったらチカの身体に落書きした曜ちゃん方じゃない！？」

曜「ぐすっ……」

梨子「……いこ、曜ちゃん」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
　

千歌「ちょ、ちょっと！ これじゃチカが悪いみたいじゃん！」

梨子「……自分の胸に聞いてみたら？」ｷｯ

千歌「自分の、胸に――」ｽｯ

千歌「……」

千歌「いや、どう考えてもチカ被害者だ」

千歌「よく見たらこの字絶対曜ちゃんの字だし」

千歌「大体胸あたりに『 渡辺曜専用』とかいう謎の落書きあるし！」
　

曜「……」ﾊﾞｯ

千歌「！？」

曜「ドッキリ！」

梨子「だいせいこー！」

千歌「は？」

梨子「寝てる間に落書きされた被害者なのになぜか自分が悪いことにされてるドッキリー！」

曜「びっくりした？」ｹﾀｹﾀ
　

曜「梨子ちゃんの演技すごかったよー」ｱﾊﾊ

梨子「曜ちゃんの泣き真似も迫真の演技だったじゃない」ｸｽｸｽ

千歌「なーんだドッキリかー」ｱﾊﾊ

曜「あははー」

梨子「ふふっ」
　

千歌「ってなるかー！」

ようりこ「」ﾋﾞｸｯ

千歌「チカが寝てる間に服脱がされて落書きされて傷付いたのは事実だよ！」

千歌「大体なんで脱がされた服どこにもないの！？ どこにやったの！？」

曜「えっと、制服は私がもらって」

梨子「下着は私が――」

千歌「なにちゃっかり盗んでるの！？」

曜「せっかくだから」
　

千歌「かえして」

ようりこ「……」

千歌「かえして！！」

曜「……」ｽｯ

梨子「……」ｽｯ

千歌「……。これチカのじゃない」

梨子「せっかくだから交換」

千歌「するかー！」
　

千歌「もう、2人とも今夜もおしおきだからね！」

千歌「夜チカの家にくること！」

ようりこ「っ！」ｸﾞｯ

千歌「なんで毎日のようにおしおきしてるのに懲りないのかなあ……」

曜「おしおきこわいよー」ﾎﾞｳﾖﾐ

梨子「もうはんせいしたからゆるしてー」ﾎﾞｳﾖﾐ

千歌「だめ！ みっちりおしおきするからね！」

おわり
　

おしおきの内容はご想像にお任せします
　

おしおきの内容が知りたいなあ…
　

おしおきという名のご褒美やんけ…(呆れ)