1: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:14:09.82 ID:c4jxoKaj.net
希「ふんふふーん、ふふふーん、っと。……あれ?」
希(部室に誰もおらんやん。一番乗りかな)
希(待ってるのも暇やね……あ、そう言えば隣のロッカールームに忘れ物しとったわ)
希(タオルタオルーっと…………うん?)
ことり「すやすや」
希(え、なに、ことりちゃん? なんでロッカールームで爆睡しとるん?)
希「おーい、床に転がってると後で体痛くなってまうよー」
ことり「んん…………わかったお母さん」
希「え」
希「……ははっ、ウチは理事長やないんやけど」
ことり「んー…………Zzz」
希「ことりちゃーん……起きひんわあ」
希(先生をお母さんって呼び間違える話は聞くけど、まさかウチが間違えられるとは)
希(溢れ出す母性のなせる業かな、なーんて。悪い気はしないけど、ちょっと恥ずかしいね)
希(部室に誰もおらんやん。一番乗りかな)
希(待ってるのも暇やね……あ、そう言えば隣のロッカールームに忘れ物しとったわ)
希(タオルタオルーっと…………うん?)
ことり「すやすや」
希(え、なに、ことりちゃん? なんでロッカールームで爆睡しとるん?)
希「おーい、床に転がってると後で体痛くなってまうよー」
ことり「んん…………わかったお母さん」
希「え」
希「……ははっ、ウチは理事長やないんやけど」
ことり「んー…………Zzz」
希「ことりちゃーん……起きひんわあ」
希(先生をお母さんって呼び間違える話は聞くけど、まさかウチが間違えられるとは)
希(溢れ出す母性のなせる業かな、なーんて。悪い気はしないけど、ちょっと恥ずかしいね)
3: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:16:39.53 ID:c4jxoKaj.net
ことり「すぅ…………すぅ…………」
希「ここはベッドやないんよー。髪の毛ぐちゃぐちゃやん」
ことり「ん……………………すぅ」
希(こんなところで寝るなんてよっぽど疲れてたんかな)
希(無理矢理起こすのも悪いし、だからといってこのまま放置するのも……うーん)
希「……しゃあないなあ。はいちょっと頭上げてねー」
ことり「んんんー」
希「あーはいはいごめんて。ことりちゃん家の枕はないから、ウチの膝で我慢してなあ」
ことり「んんー……………………」
希(誰かを膝枕するなんて今までなかったかも)
希(これ、やってみると正直重いね。ずっと同じ体勢だと痛くなりそうだし足の向き変えよ)
ことり「んんんんーーー」
希「ああーわかったもう動かさへんからちょっと待ってって!」
希「ここはベッドやないんよー。髪の毛ぐちゃぐちゃやん」
ことり「ん……………………すぅ」
希(こんなところで寝るなんてよっぽど疲れてたんかな)
希(無理矢理起こすのも悪いし、だからといってこのまま放置するのも……うーん)
希「……しゃあないなあ。はいちょっと頭上げてねー」
ことり「んんんー」
希「あーはいはいごめんて。ことりちゃん家の枕はないから、ウチの膝で我慢してなあ」
ことり「んんー……………………」
希(誰かを膝枕するなんて今までなかったかも)
希(これ、やってみると正直重いね。ずっと同じ体勢だと痛くなりそうだし足の向き変えよ)
ことり「んんんんーーー」
希「ああーわかったもう動かさへんからちょっと待ってって!」
4: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:17:40.48 ID:c4jxoKaj.net
希(お、何かイイ感じの頭乗せるポジション見つけたわ。これで落ち着くかな?)
ことり「すやぁ…………」
希(動けなくなっちゃったけど、まいっか。どうせやることもないし)
希(にしてもホンマに何してたんやろ? ロッカールームですることねえ……)
希(……あれ。誰かの衣装落ちとる。それにメジャーとスケブも)
希(もしかして衣装作りの一環で何かしとったんかな。その最中に寝ちゃったとか)
希(その場に倒れるようにして寝るって、相当な寝不足とかじゃないとありえへんけど)
希「ふーむ。ちょっと失礼するよー」
ことり「っ……………………すぅ、すぅ」
希(髪の毛柔らかいなあ。ふわっふわやん)
希(……あー、目に隈みたいなのがあるっちゃあるかも)
希(お化粧で隠しきれないってことは結構酷かったんかな)
ことり「すやぁ…………」
希(動けなくなっちゃったけど、まいっか。どうせやることもないし)
希(にしてもホンマに何してたんやろ? ロッカールームですることねえ……)
希(……あれ。誰かの衣装落ちとる。それにメジャーとスケブも)
希(もしかして衣装作りの一環で何かしとったんかな。その最中に寝ちゃったとか)
希(その場に倒れるようにして寝るって、相当な寝不足とかじゃないとありえへんけど)
希「ふーむ。ちょっと失礼するよー」
ことり「っ……………………すぅ、すぅ」
希(髪の毛柔らかいなあ。ふわっふわやん)
希(……あー、目に隈みたいなのがあるっちゃあるかも)
希(お化粧で隠しきれないってことは結構酷かったんかな)
6: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:19:26.54 ID:c4jxoKaj.net
希(実際のところ、作業班の苦労は完全に共感してあげられへんからねえ)
希(作詞作曲担当の海未ちゃん真姫ちゃんが本当はどれだけ頑張ってるのか、無理してるのか、とか)
希(衣装を沢山考えて沢山作らないといけないことりちゃんも、ホントはどれくらい疲れてたんやろ)
ことり「…………すぅ…………」
希「……ウチの足は枕マイスターのお眼鏡に適ったかな?」
ことり「むにゃむにゃ」
希「何言ってるかわからへんわ」
希(きっと寝落ちしちゃうくらい頑張ってたんやろなあ)
希(ウチが貸せるのは膝くらいやし、もうしばらくこのままにしとこか)
希(何かかけられるものがあればいいんやけど……起こさないように擦ってあげよっか)
希(作詞作曲担当の海未ちゃん真姫ちゃんが本当はどれだけ頑張ってるのか、無理してるのか、とか)
希(衣装を沢山考えて沢山作らないといけないことりちゃんも、ホントはどれくらい疲れてたんやろ)
ことり「…………すぅ…………」
希「……ウチの足は枕マイスターのお眼鏡に適ったかな?」
ことり「むにゃむにゃ」
希「何言ってるかわからへんわ」
希(きっと寝落ちしちゃうくらい頑張ってたんやろなあ)
希(ウチが貸せるのは膝くらいやし、もうしばらくこのままにしとこか)
希(何かかけられるものがあればいいんやけど……起こさないように擦ってあげよっか)
8: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:20:46.99 ID:c4jxoKaj.net
希「ねーむれー……ねーむれー……」
ことり「……ん…………」
希「……ふふっ…………ねーむれー……はーはーのーむーねーにー」
希「今貸してるのは足やけどね、なーんて」
ことり「すぅ……」
希(……お母さん、か)
希(ウチのことお母さんて勘違いしたってことは、理事長のこと考えてたんかな?)
希(まあまさに今やってあげてることはお母さんみたいやけど。ふふっ)
希(……お母さんに膝枕して貰ったこと、あったっけ)
希(この歳になってして貰うのはちょーっと恥ずかしいけど……でも、もししていいよって言われたらどうする?)
希(……甘えちゃうかな。疲れてる時とかなら余計に)
希(ことりちゃんはどうやろ? 理事長センセにこうやってしてもらったことあるんかな)
希(理事長として普段から身近にいても、やっぱり恋しいもの?)
希(……そりゃそうだよね。いつだってお母さんのことは恋しいよ……)
ことり「……ん…………」
希「……ふふっ…………ねーむれー……はーはーのーむーねーにー」
希「今貸してるのは足やけどね、なーんて」
ことり「すぅ……」
希(……お母さん、か)
希(ウチのことお母さんて勘違いしたってことは、理事長のこと考えてたんかな?)
希(まあまさに今やってあげてることはお母さんみたいやけど。ふふっ)
希(……お母さんに膝枕して貰ったこと、あったっけ)
希(この歳になってして貰うのはちょーっと恥ずかしいけど……でも、もししていいよって言われたらどうする?)
希(……甘えちゃうかな。疲れてる時とかなら余計に)
希(ことりちゃんはどうやろ? 理事長センセにこうやってしてもらったことあるんかな)
希(理事長として普段から身近にいても、やっぱり恋しいもの?)
希(……そりゃそうだよね。いつだってお母さんのことは恋しいよ……)
9: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:22:10.13 ID:c4jxoKaj.net
ことり「……ん、んぅ」
希「あ、起きた。おはよー」
ことり「……うーん? お、母さん……?」
希「はーい今だけことりちゃんのお母さんやでえ」
ことり「…………あれぇ……希ちゃん……?」
希「お母さんはまたの名を希と言います」
ことり「…………あれっ。あっ。私寝てたの?」
希「そらもうぐっすりやったよ」
ことり「わっ!? い、今希ちゃんのことお母さんと間違えてたよね……!?」
希「思わず母性が溢れ出しちゃったわあ」
ことり「わーわー! ごめん忘れて! やだぁ私何言ってるのぉ!?」
希「無理だってわかって一応言うけど、気にせんでええからね?」
ことり「気にするよぅうわぁぁん! 恥ずかしぃぃぃぃぃ!」
希「あ、起きた。おはよー」
ことり「……うーん? お、母さん……?」
希「はーい今だけことりちゃんのお母さんやでえ」
ことり「…………あれぇ……希ちゃん……?」
希「お母さんはまたの名を希と言います」
ことり「…………あれっ。あっ。私寝てたの?」
希「そらもうぐっすりやったよ」
ことり「わっ!? い、今希ちゃんのことお母さんと間違えてたよね……!?」
希「思わず母性が溢れ出しちゃったわあ」
ことり「わーわー! ごめん忘れて! やだぁ私何言ってるのぉ!?」
希「無理だってわかって一応言うけど、気にせんでええからね?」
ことり「気にするよぅうわぁぁん! 恥ずかしぃぃぃぃぃ!」
10: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:22:56.76 ID:c4jxoKaj.net
希「……そろそろ落ち着いた?」
ことり「お陰でバッチリ目が覚めました……」
希「そんな落ち込まんでもええのにー」
ことり「あぁ、学校でお母さんって間違えるの小学生以来だよぅ」
希「今は実際にお母さんが学校内で働いてるわけやし、仕方ないんやない?」
ことり「でもやっぱり恥ずかしいのっ!」
希「気持ちはわからんでもないけどねえ」
ことり「希ちゃんも学校で先生をお母さんと間違えたこととかあるの?」
希「ないよ」
ことり「うわぁぁぁぁぁん!」
希「こりゃ大ダメージやんなあ」
ことり「お陰でバッチリ目が覚めました……」
希「そんな落ち込まんでもええのにー」
ことり「あぁ、学校でお母さんって間違えるの小学生以来だよぅ」
希「今は実際にお母さんが学校内で働いてるわけやし、仕方ないんやない?」
ことり「でもやっぱり恥ずかしいのっ!」
希「気持ちはわからんでもないけどねえ」
ことり「希ちゃんも学校で先生をお母さんと間違えたこととかあるの?」
希「ないよ」
ことり「うわぁぁぁぁぁん!」
希「こりゃ大ダメージやんなあ」
12: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:24:23.07 ID:c4jxoKaj.net
希「ロッカールームの床をベッド代わりにするなんて、相当疲れてたみたいやね」
ことり「昨日はほとんど寝てなくて……」
希「衣装作り頑張ってたん?」
ことり「うん。アイディアが出てきそうで出てこなくて、ずっとモヤモヤしてたの」
希「寝るタイミング逃しちゃったわけだ」
ことり「練習前にこれまでの衣装見たり調べたりすれば何か閃くかなぁって思ったんだけど、力尽きちゃったみたい」
希「疲労の限界に気付かないくらい根詰めるのは駄目だよ?」
ことり「そうだよね。ごめんなさい」
希「とか言って、ことりちゃんに衣装関係の苦労任せっきりのウチが言えることじゃないか」
希「ことりちゃん頑張ってるんやし、せめて膝くらいは貸してあげへんとね」
ことり「昨日はほとんど寝てなくて……」
希「衣装作り頑張ってたん?」
ことり「うん。アイディアが出てきそうで出てこなくて、ずっとモヤモヤしてたの」
希「寝るタイミング逃しちゃったわけだ」
ことり「練習前にこれまでの衣装見たり調べたりすれば何か閃くかなぁって思ったんだけど、力尽きちゃったみたい」
希「疲労の限界に気付かないくらい根詰めるのは駄目だよ?」
ことり「そうだよね。ごめんなさい」
希「とか言って、ことりちゃんに衣装関係の苦労任せっきりのウチが言えることじゃないか」
希「ことりちゃん頑張ってるんやし、せめて膝くらいは貸してあげへんとね」
15: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:25:13.62 ID:c4jxoKaj.net
ことり「いつから膝枕してくれてたの?」
希「さあ? せいぜい数十分やん?」
ことり「重かったよね、足痺れてない?」
希「平気だよ。強いて言えばくすぐったいの我慢してたくらい」
ことり「膝に人の頭乗せるとくすぐったいんだ」
希「ことりちゃんの髪はふわっふわやから余計にね」
ことり「そうかなぁ?」
希「間近でことりちゃんの寝顔見れたのは膝枕してた役得かな」
ことり「やだぁ! そんな風に言われると恥ずかしいよぅ」
希「ごめんごめん。でも随分可愛い寝息だったよ。すやすやむにゃむにゃ」
ことり「からかわないでぇ!」
希「さあ? せいぜい数十分やん?」
ことり「重かったよね、足痺れてない?」
希「平気だよ。強いて言えばくすぐったいの我慢してたくらい」
ことり「膝に人の頭乗せるとくすぐったいんだ」
希「ことりちゃんの髪はふわっふわやから余計にね」
ことり「そうかなぁ?」
希「間近でことりちゃんの寝顔見れたのは膝枕してた役得かな」
ことり「やだぁ! そんな風に言われると恥ずかしいよぅ」
希「ごめんごめん。でも随分可愛い寝息だったよ。すやすやむにゃむにゃ」
ことり「からかわないでぇ!」
16: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:26:25.44 ID:c4jxoKaj.net
希「ことりちゃん、理事長の夢でも見てたん?」
ことり「お母さんの? 見てないけど、どうして?」
希「いやーウチのこと理事長と勘違いしたのはなんでかなーって」
ことり「あ、ごめんね間違えて。嫌じゃなかった?」
希「全然。おもろかったわ」
ことり「希ちゃんって安心できるし頼れるから間違えちゃったのかなぁ」
希「……ね、同じ学校内にいるってわかってても、お母さんのこと恋しくなったりする?」
ことり「恋しく? うーん……どうだろ、あまり考えたことないかも」
希「そっか」
ことり「希ちゃん、お母さんのこと恋しくなる時があるの?」
希「どうなんやろねぇ……」
希「離れてるから恋しいかもしれへんし、離れてるのに慣れちゃったから恋しくなくなったのかもしれへん」
希「自分でよくわかってないから、身近に母親がいることりちゃんに聞いてみたかったのかもね」
ことり「お母さんの? 見てないけど、どうして?」
希「いやーウチのこと理事長と勘違いしたのはなんでかなーって」
ことり「あ、ごめんね間違えて。嫌じゃなかった?」
希「全然。おもろかったわ」
ことり「希ちゃんって安心できるし頼れるから間違えちゃったのかなぁ」
希「……ね、同じ学校内にいるってわかってても、お母さんのこと恋しくなったりする?」
ことり「恋しく? うーん……どうだろ、あまり考えたことないかも」
希「そっか」
ことり「希ちゃん、お母さんのこと恋しくなる時があるの?」
希「どうなんやろねぇ……」
希「離れてるから恋しいかもしれへんし、離れてるのに慣れちゃったから恋しくなくなったのかもしれへん」
希「自分でよくわかってないから、身近に母親がいることりちゃんに聞いてみたかったのかもね」
18: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:28:35.88 ID:c4jxoKaj.net
ことり「……ねえ、希ちゃんも私に膝枕されてみない?」
希「うん? どうして?」
ことり「希ちゃんの足ね、ふかふかで頭乗せるととっても気持ち良かったの」
希「お? それは遠回しに太いってことかな? 喧嘩売ってるんかな?」
ことり「違うよぅ。横になったら凄く安心して、それこそお母さんと一緒に寝てるような気分だったんだ」
ことり「希ちゃんに膝枕して貰ったお礼に、私もしてあげたいなって思ったの」
希「んー、突然言われると反応に困る申し出やん」
ことり「嫌じゃないならやってみよ! はい、ことりのお膝にどうぞぉ」
希「その声で誘うのズルイわぁ逃れられへんわぁ」
ことり「うふふっ、素直さんですねぇ」
希「じゃあお邪魔してっと。どうかな、頭重かったり痛かったりしない?」
ことり「ちょっと足動かすね。……うん、大丈夫だよ」
希「うん? どうして?」
ことり「希ちゃんの足ね、ふかふかで頭乗せるととっても気持ち良かったの」
希「お? それは遠回しに太いってことかな? 喧嘩売ってるんかな?」
ことり「違うよぅ。横になったら凄く安心して、それこそお母さんと一緒に寝てるような気分だったんだ」
ことり「希ちゃんに膝枕して貰ったお礼に、私もしてあげたいなって思ったの」
希「んー、突然言われると反応に困る申し出やん」
ことり「嫌じゃないならやってみよ! はい、ことりのお膝にどうぞぉ」
希「その声で誘うのズルイわぁ逃れられへんわぁ」
ことり「うふふっ、素直さんですねぇ」
希「じゃあお邪魔してっと。どうかな、頭重かったり痛かったりしない?」
ことり「ちょっと足動かすね。……うん、大丈夫だよ」
19: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:30:12.94 ID:c4jxoKaj.net
希「……ああー…………」
ことり「どう? 心地良いって感じしない?」
希「人の体を敷いてるっていう違和感はあるんやけど、こう、精神的には落ち着くって感じ?」
ことり「あ、わかるかも。心の安らぎだよね」
希「ことりちゃんの足からはマイナスイオンとか出てたりして」
ことり「えへへぇ、希ちゃんが誰かに甘えたかっただけかもしれないよ?」
希「やっぱり膝枕して貰うのって甘えなんかなー」
ことり「許される甘えだと思うなぁ。してあげる方だって、相手にしてあげたいって思うから足を貸すんだよ」
希「さっきはそんな気持ちでやった身からしたら説得力アリアリやわ」
ことり「でしょ? だから今の希ちゃんは思いきり甘えてくださぁい」
希「ことりちゃんをお母さんと間違えちゃうくらい?」
ことり「もうっ、イジワル言う人にはお膝を貸しません!」
希「あははっ! ごめんごめん」
ことり「どう? 心地良いって感じしない?」
希「人の体を敷いてるっていう違和感はあるんやけど、こう、精神的には落ち着くって感じ?」
ことり「あ、わかるかも。心の安らぎだよね」
希「ことりちゃんの足からはマイナスイオンとか出てたりして」
ことり「えへへぇ、希ちゃんが誰かに甘えたかっただけかもしれないよ?」
希「やっぱり膝枕して貰うのって甘えなんかなー」
ことり「許される甘えだと思うなぁ。してあげる方だって、相手にしてあげたいって思うから足を貸すんだよ」
希「さっきはそんな気持ちでやった身からしたら説得力アリアリやわ」
ことり「でしょ? だから今の希ちゃんは思いきり甘えてくださぁい」
希「ことりちゃんをお母さんと間違えちゃうくらい?」
ことり「もうっ、イジワル言う人にはお膝を貸しません!」
希「あははっ! ごめんごめん」
20: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:31:42.51 ID:c4jxoKaj.net
ことり「希ちゃんの髪ふかふかだね。撫でてるだけで気持ち良いよ」
希「んー……」
ことり「眠くなってきちゃった?」
希「……勝手な想像やけど、身近にお母さんがいるのってやっぱり安心するんかな」
ことり「ん。そうだね……」
希「近くにいるからこそ煩わしいことや面倒なこともあるやろうけど、諸々合わせたら恵まれてるって思ってまうんよ」
ことり「うん、その通りじゃないかな。お母さんが学校にいて安心することが多いもん」
ことり「学校じゃ一人の生徒だから甘えないよう気を付けてるけど、どこかで頼っちゃう部分もあると思うの」
希「親に頼るっていうんは、悪いことやないって」
ことり「そうかな」
希「それこそ許される甘えだよ」
希「頼れる親が側にいるなら頼るのは自然なこと、ってウチの立場からは考えちゃう」
ことり「……そっか」
希「んー……」
ことり「眠くなってきちゃった?」
希「……勝手な想像やけど、身近にお母さんがいるのってやっぱり安心するんかな」
ことり「ん。そうだね……」
希「近くにいるからこそ煩わしいことや面倒なこともあるやろうけど、諸々合わせたら恵まれてるって思ってまうんよ」
ことり「うん、その通りじゃないかな。お母さんが学校にいて安心することが多いもん」
ことり「学校じゃ一人の生徒だから甘えないよう気を付けてるけど、どこかで頼っちゃう部分もあると思うの」
希「親に頼るっていうんは、悪いことやないって」
ことり「そうかな」
希「それこそ許される甘えだよ」
希「頼れる親が側にいるなら頼るのは自然なこと、ってウチの立場からは考えちゃう」
ことり「……そっか」
21: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:32:36.18 ID:c4jxoKaj.net
ことり「ねえ希ちゃん、お願いしてもいい?」
希「なぁに?」
ことり「私のこと、お母さんって呼んでみない?」
希「んんん? どうして?」
ことり「さっき希ちゃんのことお母さんって間違えて凄く恥ずかしかったけど」
ことり「希ちゃんからもお母さんって言ってくれたら、恥ずかしくなくなる気がするから」
希「それってウチも同じ恥かけって話?」
ことり「お願ぁい希ちゃぁん」
希「顔覗かれながら言われると圧迫感あるわあ。わっ、髪かかるっ! ぺっぺっ!」
ことり「希ちゃぁぁぁん!」
希「わかったって! しゃあないなあ、一度だけだよ?」
ことり「やったぁ! さあどうぞ! ことりママが受け止めますよぉ」
希「構えられると余計言いづらいわあ……」
希「なぁに?」
ことり「私のこと、お母さんって呼んでみない?」
希「んんん? どうして?」
ことり「さっき希ちゃんのことお母さんって間違えて凄く恥ずかしかったけど」
ことり「希ちゃんからもお母さんって言ってくれたら、恥ずかしくなくなる気がするから」
希「それってウチも同じ恥かけって話?」
ことり「お願ぁい希ちゃぁん」
希「顔覗かれながら言われると圧迫感あるわあ。わっ、髪かかるっ! ぺっぺっ!」
ことり「希ちゃぁぁぁん!」
希「わかったって! しゃあないなあ、一度だけだよ?」
ことり「やったぁ! さあどうぞ! ことりママが受け止めますよぉ」
希「構えられると余計言いづらいわあ……」
22: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:33:54.37 ID:c4jxoKaj.net
希「んー…………お、お母さん……?」
ことり「はぁい、お母さんですよぉ」
希「無駄に緊張するし恥ずかしい……」
ことり「どうかな? お母さんがいるみたいで安心した?」
希「逆に心が疲れたかも」
ことり「えぇーどうしてぇ?」
希「無理にお母さんを身近に感じさせることもないってことやん?」
ことり「だって、希ちゃんは寂しくないの?」
希「……仮にここで寂しいと認めたとして、今感じた寂しさを解消してくれるのは本物のお母さんだけやから」
ことり「あー……そっかぁ」
希「ことりちゃんの気遣いは嬉しいけど、変に気ぃ回さんでもありのままでいてくれたらええんよ」
希「ウチが親と離れてても寂しくないのは、ことりちゃんたちが近くにいてくれるお陰やからね」
ことり「はぁい、お母さんですよぉ」
希「無駄に緊張するし恥ずかしい……」
ことり「どうかな? お母さんがいるみたいで安心した?」
希「逆に心が疲れたかも」
ことり「えぇーどうしてぇ?」
希「無理にお母さんを身近に感じさせることもないってことやん?」
ことり「だって、希ちゃんは寂しくないの?」
希「……仮にここで寂しいと認めたとして、今感じた寂しさを解消してくれるのは本物のお母さんだけやから」
ことり「あー……そっかぁ」
希「ことりちゃんの気遣いは嬉しいけど、変に気ぃ回さんでもありのままでいてくれたらええんよ」
希「ウチが親と離れてても寂しくないのは、ことりちゃんたちが近くにいてくれるお陰やからね」
25: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:35:49.36 ID:c4jxoKaj.net
ことり「……わかった。じゃあことりママはおしまいにしまぁす」
希「うんうん。膝枕ありがとね、案外ゆったりできたよ」
ことり「希ちゃんって普段はお姉さんみたいだけど、膝枕してるときは子供みたいで可愛かった!」
希「母性の目覚めやん」
ことり「また今度してあげるから私も膝枕してもらっていい?」
希「気にいってしもたん? しゃあないなあ、そのうちね」
ことり「やったぁ! 約束だよっ」
希「ただし他に誰も見てない時にね? お母さんって呼んでるところ誰かに見られたら恥ずかしいわあ」
ことり「私は気にしないけどなぁ」
希「強心臓やねえ。そろそろ部室戻ろっか、みんな来るやろうし」
ことり「はぁい希ママ♪」
希「まーったく、手のかかる子供やんなあ。ふふっ」
おわり
希「うんうん。膝枕ありがとね、案外ゆったりできたよ」
ことり「希ちゃんって普段はお姉さんみたいだけど、膝枕してるときは子供みたいで可愛かった!」
希「母性の目覚めやん」
ことり「また今度してあげるから私も膝枕してもらっていい?」
希「気にいってしもたん? しゃあないなあ、そのうちね」
ことり「やったぁ! 約束だよっ」
希「ただし他に誰も見てない時にね? お母さんって呼んでるところ誰かに見られたら恥ずかしいわあ」
ことり「私は気にしないけどなぁ」
希「強心臓やねえ。そろそろ部室戻ろっか、みんな来るやろうし」
ことり「はぁい希ママ♪」
希「まーったく、手のかかる子供やんなあ。ふふっ」
おわり
26: (笑)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:36:22.78 ID:c4jxoKaj.net
終了です
読んで頂けた方ありがとうございました
読んで頂けた方ありがとうございました
27: (庭)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:36:27.89 ID:q05l/L3+.net
素晴らしいちゅんなぁ
28: (SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:38:15.87 ID:mT4sWTPW.net
さいこうちゅん
ちゅんちゅん
ちゅんちゅん
29: (もこりん)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:39:04.77 ID:aw2VNV25.net
ほのぼのしてていいことのぞだった
30: (そのまんま)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:40:26.87 ID:YexDSu9s.net
ことのぞなんだよちゅんやんなぁ
45: (新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 01:04:06.08 ID:InH5/lNf.net
>>30に尽きる
42: (わたあめ)@\(^o^)/ 2016/05/28(土) 00:48:56.12 ID:S5vnqnOB.net
(・8・)╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮
(^8^)╭*(๑^ᴗ^๑)*╮
(^8^)╭*(๑^ᴗ^๑)*╮
31: (関東・甲信越)@\(^o^)/ 2016/05/27(金) 22:40:57.67 ID:adtOxZUB.net
何が凄いって、この二人にしてはあまりにも自然な絡み方だった
非常に良かった乙乙
非常に良かった乙乙
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1464354849/