【SS】海未「ことりぃ……」 ことり「海未ちゃんがふにゃふにゃになっちゃった」

SS


1: (かつお) 2018/02/12(月) 14:30:08.56 ID:Lm2Ls9Br
海未「はぁ……」

ことり「海未ちゃん」

海未「はあぁ……」ズ-ン

ことり「海ー未ーちゃーん?」フリフリ

海未「あぁ、ことりですか……どうしたんですか」

ことり「それはこっちのセリフだよー?どうしたの?」

海未「色々あって落ち込んでるだけです。気にしないでください……」ズ-ン

ことり「そう言われても、今の海未ちゃん見てるとそういうわけにはいかないよ~」
 
2: (かつお) 2018/02/12(月) 14:32:40.74 ID:Lm2Ls9Br
海未「では、私を慰めていただけませんか?」

ことり「うんっ、いいよ♪……んー、でもどうやって慰めたらいいのかなぁ?」

海未「ことりに慰めていただけるのでしたら、私は何でも」

ことり「じゃあ取り敢えず……よしよし、大変だったねぇ」ナデナデ

海未「……」

ことり「どうかなぁ?」

海未「……駄目ですっ」ガクッ

ことり「うーん、残念っ!次は頑張るね!」グッ

海未「と、言いましても次は一体何……をっ!?///」
 
3: (かつお) 2018/02/12(月) 14:33:57.26 ID:Lm2Ls9Br
ことり「えへへー、今度はぎゅーってしちゃいま~す♡」ギュ-

海未「こ、ここことりぃ!?///」カアァ

ことり「ことりね?昔は悲しい事があったりしてお母さんに慰めてもらう時はぎゅーってしてもらってたの」

海未「//////」カアァ

ことり「だから海未ちゃんもぎゅーってしたら、落ち着くかなぁって……どう?」

海未「お、落ち着くのは無理そうです……色々と///」カアァ

ことり「えー、今回は自信あったのに……海未ちゃん中々手強いよ~」ギュ-

海未「あぁ……ことり、それ以上はやめて下さいぃ……///」
 
5: (かつお) 2018/02/12(月) 14:34:57.33 ID:Lm2Ls9Br
ことり「へ、なんで?」キョトン

海未「恥ずかしいからです!」

ことり「ぎゅーって抱き着かれるのが?」

海未「///」コクコク

ことり「そんなのが恥ずかしいなんて、海未ちゃんは子どもさんだね~」クスクス

海未「なっ!?そんな事無いです!」

ことり「じゃあもう1回抱きついてあげよっか?」スッ

海未「い、いえいえっ!結構です!」バッ

ことり「ほんとにー?遠慮しなくてもいいよ?」
 
6: (かつお) 2018/02/12(月) 14:35:41.41 ID:Lm2Ls9Br
海未「いいですって……本当です」

ことり「それなら次にいくね!」

海未「あ、そういえばもう落ち込んでるのは治ったので――」

ことり「はい海未ちゃんこっち!」グイッ

海未「はいっ!?」


ボフッ


海未「……あの、目の前が真っ暗なんですけど 」

ことり「やぁ~ん、そこで話されると何だか変な感じ♡」
 
7: (かつお) 2018/02/12(月) 14:37:02.99 ID:Lm2Ls9Br
海未「……ことりの声が上から聞こえます」

ことり「そうだよ、だって海未ちゃんが寝てるのことりのお膝だもん」

海未「……それはあれですか。現在私は世間一般で言う膝枕なるものをされているわけですか」

ことり「ですですっ♪」

海未「今すぐ起きますっ!」ガバッ

ことり「ダメっ!」グイッ

海未「な、何故ですかぁ!」グイ-!

ことり「海未ちゃんの心を癒してあげるにはこの方法しかないの~!」グ-!

海未「すみませんことり!先程は言いそびれたのですが、実はもうことりのおかげで立ち直ることが出来ました!」

ことり「そんなの嘘っ!」
 
8: (かつお) 2018/02/12(月) 14:38:17.01 ID:Lm2Ls9Br
海未「いえいえ、本当ですよ!?」

ことり「嘘なの。ことりは海未ちゃんの事は海未ちゃん以上に分かってるから」

海未「自分の事は自分が一番分かっているつもりなのですが……」

ことり「つもり、でしょ?ことりはちゃーんと分かってるの!」

海未「は、はぁ……流石ことりですね」

ことり「うんっ!だから海未ちゃんは大人しくことりに慰められてくださいっ!」

海未「……どうしてことりの慰め方は恥ずかしいものばかりなのです///」

ことり「海未ちゃんが恥ずかしがり屋さんなだけだよ~」ナデナデ

海未「うぅ……」
 
9: (かつお) 2018/02/12(月) 14:40:15.10 ID:Lm2Ls9Br
ことり「わぁ、海未ちゃんの耳柔らかくて可愛い♪」サワサワ

海未「ひゃんっ!」ビクッ

ことり「……ひゃん?」

海未「こ、ことりが急に変な所を触るから変な声が出ただけです!気にしないでください!///」

ことり「もぉ~、ことりのお膝でそんなに大声で怒らないで?ことりのお腹に海未ちゃんの声が響いちゃってるよ~♡」

海未「なら変な事しないで下さいよ……」

ことり「えへへ、ごめんね?はいっ、今度は普通にするから」

海未「絶対変なことしないでくださいね?」

ことり「はぁい♪」

海未「全く……ことりは本当に……」ポフッ
 
11: (庭) 2018/02/12(月) 14:48:36.58 ID:p1ogXmup
ことり「……」ナデナデ

海未「……」

ことり「どう海未ちゃん、ちょっとは落ち着いた?」ナデナデ

海未「そうですね、もう殆ど」

ことり「……何があったの?」

海未「…………れたんです」ボソッ

ことり「え?」

海未「実は今日、久々にお母様とお父様に酷く怒られてしまいまして……」

ことり「あらら、海未ちゃんにしては珍しいね?」
 
12: (庭) 2018/02/12(月) 14:49:49.12 ID:p1ogXmup
海未「私だってこういう事はあります。朝の稽古で失敗を重ねてしまい……」ジワッ

ことり「うんうん、辛かったね……泣いてもいいんだよ?」ナデナデ

海未「泣きません……っ!」グスッ

ことり「そっか……海未ちゃんは偉いね」クスッ

海未「当たり前です!園田の……む、娘ですから……あっ」ポロッ

ことり「海未ちゃん……」

海未「な、泣いてないですからね!」
 
13: (庭) 2018/02/12(月) 14:50:38.07 ID:p1ogXmup
ことり「知ってるよ、海未ちゃんは強いもん。でもね……今日は素直になってもいいんじゃないかな?」

海未「そういうこと、いわないでくださいよぉ……」

ことり「今日はことりがた~っぷり海未ちゃんを慰めてあげるから!心配しないで」

海未「う……」

ことり「海未ちゃん……おいで?」

海未「こ、ことりぃ……」ギュッ

ことり「よしよし」ギュ-

――――――
 
16: (庭) 2018/02/12(月) 14:58:30.12 ID:p1ogXmup
海未「園田海未、何たる不覚!///」カアァ

ことり「ことりの海未ちゃんフォルダが潤っちゃった♡」

海未「ひ、卑怯ですよことり!」

ことり「何が?」

海未「ことりの甘い声で、あんなに優しくされたら素直になるしかないじゃないですか!」

ことり「そんなぁ……甘い声だなんて海未ちゃん♡」ヤンヤン

海未「というか写真撮ってたんですか!?」
 
18: (庭) 2018/02/12(月) 15:00:59.64 ID:p1ogXmup
ことり「ううん、撮ってないよ」ニコニコ

海未「その笑顔はなんですか……」

ことり「海未ちゃん可愛いなぁ~って」

海未「私、あの後泣き疲れて眠ってしまったみたいだったんですけど」

ことり「寝顔もバッチリ!」

海未「撮ってるじゃないですか!」

ことり「……ダメ?」

海未「駄目です」
 
20: (庭) 2018/02/12(月) 15:03:13.94 ID:p1ogXmup
ことり「海未ちゃんの事、いっぱいよしよししてあげたよ?」

海未「そ、それについては感謝していますけど……」

ことり「でしょ?だからおねがぁい海未ちゃん!」

海未「……」

ことり「……」

海未「……絶対誰にも見せないでくださいね」

ことり「海未ちゃんには見せていい?」

海未「一番見せないでください!自分の恥ずかしい姿なんて見たくないです!」

ことり「あのねあのね、ことりの一番のおすすめはね――」

海未「ですから!」
 
21: (庭) 2018/02/12(月) 15:05:12.00 ID:p1ogXmup
ことり「やんやんっ、冗談なんだからそんなに怒らないで♡」

海未「はぁ……ことりには本当に敵いませんね……」

ことり「安心して?この写真達はことりだけの、ことりの為だけの海未ちゃんだから」

海未「それに安心していいのか少し不安ではありますが……」

ことり「また海未ちゃんが落ち込んだ時はことりが慰めてあげるから、いつでも言ってね?」

海未「撮影は禁止ですからね!」

ことり「ふふっ。はぁ~い、了解しました♪」ピシッ
 
22: (庭) 2018/02/12(月) 15:05:54.36 ID:p1ogXmup
おわり
 
25: (わたあめ) 2018/02/12(月) 15:34:10.79 ID:5BMDQg02
ふにゃみちゃん
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1518413408/

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