【SS短編集】曜「ま、鞠莉ちゃん!」【ラブライブ!サンシャイン!!】

ようまりーびゅうお1 SS


             
1: 2020/06/01(月) 21:06:56.40 ID:/Xw49yNx
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら曜、どうしたの?」

曜「す……」

鞠莉「す?」

曜「……す、」

曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら曜……どうしたの?」

曜「す、すすすす……///」カァ

鞠莉「す……?」

曜「……す、凄くいい天気だね」

鞠莉「そうね。なんだか日向ぼっこしたいわ。良かったら一緒にしない?」

曜「あっ……うん」

            
             
5: 2020/06/01(月) 21:15:30.81 ID:/Xw49yNx
曜「あ~お日様が暖かくて気持ちよかった!」

曜「そ、それに隣にいた鞠莉ちゃんの体温も温かくて気持ちよかったし///」カァ

曜「また一緒に日向ぼっこしたいな……じゃなくて!

曜「……あ~また失敗しちゃったよ」トホホ

曜「鞠莉ちゃんに告白しようと思うと、つい緊張しちゃって変なこと言っちゃうんだよね……」

曜「でもこんなところで諦めたくない!」

曜「鞠莉ちゃんの誕生日までに告白して誕生日デートするんだ!」

曜「全速前進ヨーソロー!」ビシッ

            
             
8: 2020/06/01(月) 21:17:37.52 ID:/Xw49yNx
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら昨日ぶりね。今度はどうしたの?」

曜「そのす、すすす…スカイダイビングってやったことある?」

鞠莉「ええ、あるわ!凄く面白いわよね!」

曜「へぇ~そうなんだ。実は私もこの間…」

曜(またやっちゃったであります…)

            
             
12: 2020/06/01(月) 21:20:41.14 ID:/Xw49yNx
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハーイ、曜♪今日はどうしたの?」

曜「ま、鞠莉ちゃん……ってスレンダーだよね」

鞠莉「あら、こんなDynamiteBodyにSlenderだなんて……失礼しちゃうわね」プンプン

曜「あっ、いやちが…」

鞠莉「こうなったら私のこの体を、曜に分からせる必要があるわね」ギュッ

曜「ちょ、ちょっと鞠莉ちゃん!」カァ

曜(ま、鞠莉ちゃんの胸が目の前に…///)

曜(柔らかくて暖かい…///)

曜(あっ、でもまた失敗しちゃった…)

曜(いやしかしこれはこれで…///)ニヘラ

            
             
15: 2020/06/01(月) 21:28:01.97 ID:/Xw49yNx
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす酸っぱい梅干し食べる?」

鞠莉「梅干しだけじゃちょっと……」

曜「あっ、そうだよね。ごめん……」シュン

鞠莉「で、も……曜が美味しく料理してくれるなら食べれるわ!だからしてくれる?」

曜「鞠莉ちゃん……うん!私頑張って作るよ!」

鞠莉「ふふっ、ありがとう♪」

曜(失敗しちゃったけど、これは鞠莉ちゃんの胃袋を掴むチャンス!)

曜(それに鞠莉ちゃんが私の料理を美味しく食べてくれるって嬉しいな♪)

            
             
22: 2020/06/01(月) 21:50:06.41 ID:/Xw49yNx
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「ま、鞠莉ちゃんす、すすす……水泳しない?」

鞠莉「ええ、いいわよ!せっかくだから競泳にしない?」

曜「きょ、競泳!?」

鞠莉「あら、もしかして私じゃ相手にならない?これでも運動には自信があるんだけど」

曜「そ、そんなこと!」

鞠莉「じゃあ勝負よ!やるからには手加減しないで本気で、ね?」

曜「う、うん!」

曜(な、なぜか競泳することになったであります)

曜(あ、でも鞠莉ちゃんの水着が見れるってことだよね。悪くないかも……)ニヘラ

            
             
23: 2020/06/01(月) 21:52:35.63 ID:6BdiiJWT
鞠莉の水着
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25: 2020/06/01(月) 22:14:15.50 ID:qboyaNXz
曜「ま、鞠莉ちゃんっ!」

鞠莉「ハァイ、曜。今日はどうしたの?」

曜「えっと、その、す、す、す…」

鞠莉「んー?」

曜「すー、す、スケートっ!」

鞠莉「スケート?」

曜「スケート!この前、二人で東京に行った時、楽しかったね!」

鞠莉「ああ!盛り上がったわね。私との対決の時、曜ったら大技に挑戦して転んじゃって」

曜「あはは。勢いに任せていけるかなーって思ったんだけど、欲張りすぎちゃったよ。お尻を強く氷にぶつけて、痛かったっけ」

            
             
26: 2020/06/01(月) 22:14:39.69 ID:qboyaNXz
鞠莉「お尻といえば、私も以前にお尻を地面に打ち付けちゃったことがあるの」

曜「そうなの?」

鞠莉「ええ。夕暮れに一人で帰る、寂しい背中の誰かさんおかげでね?」

曜「あ…」

鞠莉『うりょ!オーウ!これは果南にも劣らぬいっつざー、い?――アーウチ!』

曜「あ、あのときは…」

鞠莉「うふふっ、なーんてね、冗談よ。また二人で、どこかに遠出できたらいいわね」

曜「鞠莉ちゃん…うんっ!」

            
             
28: 2020/06/01(月) 22:18:50.02 ID:QSd6vaLR
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……!」

鞠莉「ふふっ、このストローのこと?」

曜「そ、そう!このストローって……」

曜(カップル用のストローだよ~///)カァ

鞠莉「私とじゃ、いや?」

曜「い、いやじゃないよ!」

曜(むしろ嬉しいし……)

曜(でも誰かに見られてて恥ずかしいよぉ!)

曜(そ、それに鞠莉ちゃんの顔も近いし///)カァ

            
             
38: 2020/06/01(月) 23:04:04.84 ID:f002GSOM
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……す○家に行かない?」

鞠莉「す○家……って何?」

曜「そっか、鞠莉ちゃん知らないのか……」

曜「すき家は牛丼チェーン店の事だよ。ほらし○ちゃんのCMの……」

鞠莉「し○ちゃん……ってママと声がなぜか瓜二つの?」

曜「確かに似てるね……なんでだろう?」

ようまり「「……」」ウーン

曜「あ、あまりこれは考えない方がいいかも」アセアセ

鞠莉「そ、そうね!それよりそのす○家ってところへ連れてってくれるんでしょ?」

曜「へ……う、うん」

鞠莉「なら、行きましょ!」

曜(その後鞠莉ちゃんとす○家へ行った)

曜(鞠莉ちゃんは牛丼を初めて食べたみたいだったけど美味しそうに食べてた)

曜(告白は出来なかったけど、一緒に出かけられてよかった♪)

曜(まあオシャレなカフェじゃなくて牛丼屋だけど……)

            
             
39: 2020/06/01(月) 23:14:36.08 ID:f002GSOM
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハァーイ曜、今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スイカバー食べる?」

鞠莉「あら、懐かしいわね♪」

曜「食べたことあるんだ……なんか意外」

鞠莉「ええ、昔ダイヤと果南と一緒にね……本当に懐かしいわ」

曜「そうなんだ……私も千歌ちゃんと果南ちゃんも一緒に食べたんだ~」

鞠莉「そういえば曜も果南と幼なじみなのよね……せっかくだから昔の話でもしながら食べましょうか?」

曜「そうだね」

曜(それからお互いの昔話を語り合った)

曜(私の知らない鞠莉ちゃんが知れて新鮮だった)

曜(また……聞けたらいいな)

            
             
40: 2020/06/01(月) 23:30:37.91 ID:f002GSOM
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキンケアってしてる?」

鞠莉「off course!アイドルだもの。当たり前じゃない」

曜「そうだよね……って言っても私そこまでしないかも」

鞠莉「oh!そうなの?こんなにやわやわもちもち肌なのに」ムニムニ

曜「わわっ、鞠莉ちゃん!///」カァ

鞠莉「どうしたの?」

曜「ほ、ほっぺ……」

鞠莉「あら、ほっぺじゃご不満だったかしら?」

曜「やっ、ちがっ……」

鞠莉「じゃあこっちにしましょ」ワシワシ

曜「ちょ、ちゃっと鞠莉ちゃん///」

鞠莉「ふふっ、今度は背負い投げされなわよ!」フンス

曜「ちょ……やめて!///」アンッ

鞠莉「No!やめろといってやめる人はいまセーン!」ワシワシワシワシ

曜「んあっ……♡さっきよりも激しい///」



曜「はぁはぁ……はぁ……」ドンヨリ

鞠莉「ふふん♪」ツヤツヤ

曜(や、やっと終わった……)

曜(そ、それに鞠莉ちゃんに恥ずかしい声聞かれちゃったよぉ……)

曜(でも気持ち良かったし、またして欲しいかも……)ニヘラ

曜(……って私何考えてるの!)

            
             
43: 2020/06/02(火) 00:01:37.82 ID:Otim1hUm
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハァーイ、曜!今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……寿司食べたことある?」

鞠莉「ええ、あるわ」

曜「なんのネタが好きなの?」

鞠莉「カリフォルニアロールかしら?」

曜「か、変わってるね……」

鞠莉「そうかしら?」

鞠莉「あっ、そういえば寿司といえばこの間回るお寿司屋さんに行ってshockを受けたわ!」

曜「回るお寿司……って回転寿司のこと?」

鞠莉「ええ!だから今度曜も……ってお刺身食べられないからお寿司もダメよね?」

曜「う、うん」

鞠莉「そっか……じゃあ他のところへ一緒にlunchへ行きましょ?」

曜「えっ、いいの?」

鞠莉「ええ。そうと決まったら早速行きましょ?」

曜「い、今から!?」

鞠莉「ええ、善は急げよ!」

曜「ちょ、ちょっと待ってよ~!」

曜(その後鞠莉ちゃんとファミレスへ行ってハンバーグを食べた)

曜(ハンバーグがいつもより美味しく感じたのはやっぱり好きな人と一緒……だからかな?)

            
             
50: 2020/06/02(火) 01:55:21.30 ID:JYtbS13c
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「曜、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……ストーカー対策した方がいいんじゃない?」

鞠莉「あら、どうして?」

曜「ほ、ほら鞠莉ちゃんって可愛いから狙われやすいと思って……」

鞠莉「ん~、確かにそうかも?……だって最近曜に見られてる気がするし」ニシシ

曜「そ、そそそそんなことないよ!?」アセアセ

鞠莉「ふふっ、冗談よ♪」

曜「そ、そっか」

曜(私の気持ちがバレたかと思ったけど大丈夫みたい……)ホッ

鞠莉「でも曜のストーカー対策した方がかもしれないわね。アイドルって何かと狙われやすいし」

曜「そうだね……あっ!でももし鞠莉ちゃんがストーカー被害にあったら私が守ってあげるね!」

鞠莉「よ、曜……///」カァ

曜「あれ?鞠莉ちゃん顔が真っ赤だよ?熱でもあるの」ピトッ

鞠莉「ひゃぁ!?」

曜「うわぁ!ビックリした……」ビクッ

鞠莉「ご、ごめんなさい曜。私ちょっと用事を思い出したから行くわね」

鞠莉「あ、アデュー!」ダダダ

曜「鞠莉ちゃん!……って行っちゃった」

曜「急にどうしたんだろ?」

            
             
51: 2020/06/02(火) 11:57:24.94 ID:HaSZ1KKv
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「どうしたの、曜?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……ストレッチしない?」

鞠莉「ええ、いいわよ」

曜「じゃあ私から背中押すね」

鞠莉「うん、よろしく」

曜「鞠莉ちゃん、やっぱり体柔らかいね」グッグッ

鞠莉「毎日ちゃんとしてるからね。最近は家でもしてるのよ?」

曜「そ、そうなんだ」ドキドキ

曜(今まで意識したことなかったけど、ストレッチってこんなに距離が近くなるんだ///)カァ

曜(あっ、うなじが真っ白で透き通ってて綺麗だな……)ジー

曜(それに髪も綺麗でいい匂いがこっちまで漂ってくるよ)ニヘラ

曜(……って、こんなこと考えるなんて私ちょっと変態じゃん!///)ブンブン

            
             
52: 2020/06/02(火) 11:58:55.05 ID:HaSZ1KKv
曜「鞠莉ちゃん力加減大丈夫?」グッグッ

鞠莉「んあっん♡だ、大丈夫よ……♡はぁはぁ……気持ちいいわ♡」

曜「ま、まままま鞠莉ちゃん!なんて声を……!///」バッ

鞠莉「あら、ダメじゃない。ストレッチはちゃんとしなきゃ怪我の元よ?」

曜「だ、だって!///」カァ

鞠莉「もう、しょうがないわね。次は私がするわ」

曜「え?」

鞠莉「ほらそっち向いて」グイッ

曜「え、あ、うん」クルッ

鞠莉「じゃあ押すわよ」グッグッ

曜(さっきは自分が押してたから分からなかったけど……これ鞠莉ちゃんの胸が当たってるよ///)

曜(ど、どどどどどうしよう!心臓がドキドキバグバクだよ!)ドキドキバクバク

曜(さっきのよりこっちの方が心臓が悪い……)

曜(早く終わ……って欲しいような、欲しくないような?)ウーン

曜(それに鞠莉ちゃんの匂いも漂ってきて……あっ、なんだか頭がぷわぷわしてきた)

鞠莉「よ……!よ……う……!曜……!」

曜「……」ポケー

鞠莉「よ、う!」

曜「ほぇ?鞠莉ちゃん?」

鞠莉「鞠莉ちゃん?じゃないわよ。曜に無視されて寂しかったんだから!」プンプン

曜「ご、ゴメンなさい」アセアセ

鞠莉「もう私を無視しちゃうなんて、激おこプンプン丸よ!こうしちゃうんだから!」ワシワシ

曜「わわっ!ご、ゴメンってばゴメン!だからその手をやめて~!///」

曜(うぅ、また鞠莉ちゃんにワシワシされたであります)

曜(恥ずかしいけど、でもやっぱりこれはこれで……)ニヘラ

            
             
56: 2020/06/02(火) 12:39:32.49 ID:i6DytCrA
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……Switchって知ってる?」

鞠莉「ええ、知ってるわ。それがどうかしたの?」

曜「実は善子ちゃんからS○itchを借りたんだけど、一緒にやらない?」

鞠莉「ええ、いいわよ。ところで何のゲームをやるの?」

曜「マリオ○ート8だよ!」

鞠莉「マリーがやるからマリー〇カートね♪」

曜「は、はは……そうだね」ヒキッ

鞠莉「ちょっと、引かなくてもいいじゃない」

曜「ご、ゴメン」

鞠莉「ちかっちなら爆笑間違えなしなのに……」シュン

鞠莉「まあいいわ。そんなことより始めましょ!」

曜「鞠莉ちゃんは何を使うの?」

鞠莉「もちろんマリ〇よ!そっちは?」

曜「じゃあルイー〇で……」

鞠莉「oh!兄弟対決ね!」

曜「そうだね……あっ、始まるよ」

鞠莉「そうね!three、two、one……Go!」

曜(その後鞠莉ちゃんと日が暮れるまで夢中になって遊んだ)

曜(とても楽しかったし、好きな人と一日中遊べたのは楽しかった

曜(けどこれじゃ友達家で遊んだって感じだ)

曜(次は意識して貰えるように努力しなきゃ……!)

            
             
60: 2020/06/02(火) 18:32:20.70 ID:NmUYn1GY
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハァーイ曜、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スマートだよね」

鞠莉「もう曜ってば……私はdynamitebodyってこの間も言ったじゃない!」プンプン

鞠莉「それにsmartって……嫌味かしら?あなたの方が私よりwest細くて、こんなにsmartじゃない」ギュッ

曜「わわっ!///」カァ

曜(ま、鞠莉ちゃんの体温の温かさと大きくて柔らかい胸が……)ニヘラ

鞠莉「ふふっ、やっぱり曜の方がsmartね♪」

鞠莉「でもこっちはスマートじゃないみたいだけど……」ワシワシ

曜「ってまた~!」

鞠莉「相変わらずの揉みごたえね!ずっと揉んでいられるわ!」ワシワシ

曜「ん♡あっ♡そ、そこは……♡」

曜(また揉まれちゃったであります)ゲッソリ

            
             
61: 2020/06/02(火) 19:07:17.38 ID:qojzfElx
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「シャイニー、曜!今日は何かしら」

曜「わ、私、鞠莉ちゃんのこと…す、す、すす、す、スイーツ!」

鞠莉「スイーツ?」

曜「そ、そう、スイーツ!スイーツっていいよねー、スイーツって感じで!」

鞠莉「なんとなく伝わるけど、言ってることの中身が空っぽよ?」

曜「あ、あぅ…」

鞠莉「ふふっ、おかしな曜」

曜(ああ、また空回りしちゃった…)

            
             
62: 2020/06/02(火) 19:08:00.70 ID:qojzfElx
鞠莉「そう言えば、前から気になってたカフェがあるんだけど、そこのイチゴのタルトが絶品って噂なの。今度一緒に行ってみない?」

曜「え…私と?」

鞠莉「もちろん!それとも、曜はスイーツはお嫌い?」

曜「そ、そんなことないよ、大好き!」

鞠莉「なら決まりね。たまには甘いものでも食べましょう」

曜「うん!」

――また言えなかった。本人の前だとどうしても焦っちゃって。
スイーツのことは好きって言えるのに…でも。

鞠莉「ほらみて、これがそのタルトなの!キラキラしてて、とっても美味しそうでしょ!」

SNSに流れるスイーツの画像にはしゃぐ鞠莉ちゃんの横顔は、とっても可愛いなって思えたんだ。

            
             
63: 2020/06/02(火) 19:17:42.24 ID:CkEs6AwB
>>61
昨日に続き支援ありがとうございます!

自分も今、スイーツ書いてるのですが、投稿してもよろしいのですかね?
それとも他のがいいですかね?

            
             
64: 2020/06/02(火) 19:19:33.01 ID:qojzfElx
いえいえ、こちらこそ被ってしまってすみません
ぜひ投下してください…!

            
             
65: 2020/06/02(火) 19:20:20.32 ID:CkEs6AwB
>>64
被っても他の方が気にならないのなら…って感じなので謝らないでください
では投下しますね

            
             
66: 2020/06/02(火) 19:45:14.25 ID:6fMjYigG
被りなんぞ気にするな
多ければ多いほど嬉しい

            
             
67: 2020/06/02(火) 20:23:04.59 ID:KbDmg/dh
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハァーイ曜、今日はなんの用?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スイーツ食べに行かない?」

鞠莉「あら、いいわね♪」

曜「実はこの間スイーツバイキングのお店を見つけてね」

鞠莉「そこに行くってわけね。早速行きましょ!」



~ケーキバイキングの店~

曜「うわぁ~ケーキやフルーツが沢山だ!」キラキラ

鞠莉「ふふっ、そうね。どれも色とりどりで美味しそう……」

曜「そうだね……鞠莉ちゃんは何食べる?」

鞠莉「う~ん、そうね……このお星様のゼリーにしようかしら」

曜「あっ、可愛いねそれ」

鞠莉「そうね。それにこのお星のゼリー私の髪の色で、この周りの水色のゼリーがあなたの瞳の色で……まるで私たちみたいじゃない?」

曜「う、うん……///」カァ

曜(嬉しいけど、なんだか恥ずかしい///)

曜(鞠莉ちゃんはよく恥ずかしげもなく、あんなこと言えるな……)

曜(ちょっと羨ましいや)

鞠莉「ところで曜は何を食べるの?」

曜「私は……このチョコケーキにしようかな」

鞠莉「それも美味しそうね。後で私も食べよかしら」

曜「時間があるから全部は無理だけど、色々食べれるといいね」

鞠莉「そうね……じゃあいただきます!」

曜「いただきます!」

鞠莉「う~ん、やっぱりスイーツはいいわね」モグモグ

曜「そうだね!」モグモグ

鞠莉「曜もこれ食べてみて、はいあ~ん」

曜「わ、私はいいよ///」カァ

鞠莉「ほらほら遠慮しないの!」グイグイ

曜「わ、わかったよ……あ~ん///」アーン

            
             
68: 2020/06/02(火) 20:25:08.04 ID:KbDmg/dh
鞠莉「ふふっ、どう美味しい?」

曜「お、美味しいよ///」

曜(恥ずかしすぎて、味なんて分からないよ!///)

鞠莉「なら良かった。じゃあ次は曜の番ね!」

曜「ええっ!」

鞠莉「はい、私にアーンしてちょうだい!」アーン

曜(そんなキラキラした目で見られたら断れないよ)

曜「はい……あ、アーン///」オソルオソル

鞠莉「アーン……delicious!曜のケーキも美味しいわね!」

曜「そ、そうだね」

曜(よく考えたらこれって関節キスなんじゃ……///)

曜(うぅ……もう気にせず食べよう!)ブンブン

曜「……」パクパクパクパク

鞠莉「曜、ちょっといいかしら?」

曜「え、何?」

鞠莉「少しじっとしててね」

曜「う、うん///」

曜(ま、鞠莉ちゃんの顔が近づいてくる)

曜(こ、これってもしかしてキス!?)

曜(あっ、もう唇と唇が触れそうな距離だ……)

曜(ど、どどどどうしよう///)

鞠莉「チョコレート……お口の端に着いてたわよ」ヒョイッ

曜「ほへ……?」ポカーン

鞠莉「さっき慌てて食べてたからね。あとこのクリーム私が食べちゃうわね」ペロッ

曜「え、ええ!///」カァ

鞠莉「う~ん、やっぱり美味しい♪」

曜(う~今日は鞠莉ちゃんにドキドキさせられっぱなしだったよ)ドキドキ

曜(でもスイーツを口いっぱい頬張る鞠莉ちゃん可愛かったなぁ…)ニヘラ

            
             
69: 2020/06/02(火) 22:02:49.13 ID:U2F7PiBt
ニヘラ曜ちゃん描いてみました
下手なのですみません?

no title

            
             
72: 2020/06/02(火) 22:23:57.04 ID:PmxJsomr
>>69
ニヘラ曜ちゃんかわいい

            
             
147: 2020/06/08(月) 00:06:44.95 ID:cHe2zCVT
>>69
no title


ニヘラ曜ちゃん色塗りしました

            
             
149: 2020/06/08(月) 00:22:40.00 ID:gQCIqiOX
我々はこのようまりちゃんを守護らねばならない


>>147

かわいい

            
             
70: 2020/06/02(火) 22:19:08.39 ID:U2F7PiBt
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら曜、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキレットって知ってる?」

鞠莉「知ってるわ。あのお皿代わりに出来るフライパンのことよね」

曜「うん。それでハンバーグを作ったんだけど……良かったら食べない?」

鞠莉「oh!それは嬉しいわ♪」

曜「そう言ってくれるのは私も嬉しいけど、実は初めて使った料理器具だから少しだけ自信がないんだ……」

鞠莉「そんなの気にしない♪気にしない♪」

鞠莉「それに美味しくなくても、私は曜が作った料理なら毎日でも食べたいわ!」

曜「ま、毎日!?///」カァ

曜(そ、それって結婚!?……って私気が早すぎるよね)

曜(でも鞠莉ちゃんのお嫁さんになら……///)ニヘラ

曜(いつかそうなれるように今からでも花嫁修業しないと!)

            
             
75: 2020/06/03(水) 12:41:40.20 ID:zXuh1DFK
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキニージーンズ似合あうね」

鞠莉「あら、ホント?」

曜「う、うん」

曜(スキニージーンズって体のラインがくっきり出るから鞠莉ちゃんのおしりが……)ニヘラ

曜(それに引き締まったウエスト……)ニヘラ

曜(辛抱たまらんであります……///)ニヘラ

鞠莉「あら、曜ってば私のおしりばっかり見て……変態さんね」ニヤニヤ

曜「うぇ!?ち、ちちちち違うよ!」アセアセ

鞠莉「あら本当にぃ?」ニシシ

曜「ほ、本当にであります!」

鞠莉「じゃあこれでも?」セクシーポーズ

曜「……///」ニヘラ

鞠莉「ほらっ!やっぱり見てるじゃない!」フフン

曜「うぅ……///」

曜(鞠莉ちゃんには嘘はつけないであります……)

            
             
76: 2020/06/03(水) 13:23:12.44 ID:SmB8I9qX
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……ストラップ上げるね」

鞠莉「oh、Thank you!可愛いストラップね!」

曜「うん。これUFOキャッチャーで取ったんだ」

曜「偶然二個取れたからせっかくだから鞠莉ちゃんに上げようと思って……」

曜(本当はお小遣いギリギリで取れたんだけど、ね)

曜「私のは紫の猫で、鞠莉ちゃんのは水色の犬だよ」

鞠莉「あら、本当ね。なんだか私たちみたいね、これ」

曜「うん……」

鞠莉「本当にありがとう。これ、大切にするわね」チュッ

曜(す、ストラップにキスした///)

曜(なんか私がキスされてるみたい……)ニヘラ

            
             
80: 2020/06/03(水) 18:54:30.72 ID:hPO+TVpa
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スマイルを一つ」

鞠莉「これでOK?」ニコッ

曜「う、うん///」カァ

曜(鞠莉ちゃんの笑顔って本当に最高だな~///)ニヘラ

曜(鞠莉ちゃんの決めゼリフだけど、鞠莉ちゃんの笑顔は本当にシャイニーだよ)

曜(見ただけで私の心はあの太陽のように晴れやかになるんだから)

鞠莉「じゃあ次は曜の番ね!」

曜「え、わ、私!?」ビックリ

鞠莉「ええ。だって私の笑顔はタダじゃないんだから♪」

曜「す、スマイルはゼロ円じゃなかったっけ?」アセアセ

鞠莉「No!タダより高いものはありまセーン!」

鞠莉「……それに私はあなたのsmileが見たいわ」フッ

曜「鞠莉ちゃん……分かったよ」

曜「これでいい?」ニコッ

鞠莉「ええ、greatよ!どんな時でもそのsmileを忘れずにね?」

曜「うん!」

            
             
81: 2020/06/03(水) 19:16:38.34 ID:hPO+TVpa
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、曜どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スルメイカ食べる?」

鞠莉「ええ、貰うわ」

曜「はい、どうぞ」

鞠莉「Thank you!」

曜「……」カミカミ

鞠莉「……」カミカミ

鞠莉「そういえば噛めば噛むほど味が出るって話があるわね」

曜「そうだね。それがどうしたの?」

鞠莉「Aqoursのみんなって知れば知るほど良さや魅力が分かるじゃない?だからAqours=スルメイカなんじゃないかって思って」

曜「Aqoursがスルメイカ!?」ビックリ

鞠莉「あら、いい例えだと思ったんだけど」

曜「スルメイカはちょっと……でも知れば知るほど良さや魅力が分かるっていうのは私も賛成だな」

鞠莉「oh!分かってくれたのね♪」ルンルン

曜(分かるよ……だって私もそうやって鞠莉ちゃんに惹かれたんだから)

曜「でもやっぱりスルメイカは分からないかな」

鞠莉「No!なんで分からないんデースか!」プンプン

曜(やっぱりスルメイカは分からない)

曜(けどそんな鞠莉ちゃんのことは知りたい)

曜(だから鞠莉ちゃんの良さや魅力をもっともっと私に教えてね?)

            
             
83: 2020/06/03(水) 23:16:49.32 ID:GMUDSCXp
曜「今度こそ言うんだ、今度こそ…鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハロー、曜」

曜「鞠莉ちゃん、す、す、すす、す、きっ――すし!」

鞠莉「寿司?」

曜「そ、そう!寿司!寿司ネタって色々あるけど、鞠莉ちゃんはどんなのが好きなの?」

鞠莉「お寿司かぁ、生魚が苦手な曜にしては珍しい話題ね」

曜「あはは、まぁ…」

鞠莉「そうねぇ、たまごかしら」

曜「えっ?」

鞠莉「あ、いま子供っぽいって思ったでしょ」

            
             
84: 2020/06/03(水) 23:18:22.02 ID:GMUDSCXp
曜「そ、そんなことないよ!私もだもん!」

鞠莉「あら、気が合うわね。美味しいわよね、たまごのお寿司」

曜「うん!私の場合、お寿司屋さんで食べられる物って限られてるからっていうのもあるけど、甘口なところが好きなんだ!」

鞠莉「わかるわ。他にはどんなのを食べるの?」

曜「そうだね、ハンバーグとか、ラーメンとか!」

鞠莉「ふふっ、お寿司屋さんにはそういうの置いてないでしょ?」

曜「そっか、鞠莉ちゃんは回転寿司とかあまり行かなさそうだもんね」

鞠莉「回転寿司?」

曜「最近は色んな変わり種があるんだよ。カルビとか、からあげの軍艦とかね」

鞠莉「わお!知らなかったわ、お肉や揚げ物のお寿司なんて凄いじゃない!」

            
             
85: 2020/06/03(水) 23:19:02.71 ID:GMUDSCXp
曜「サイドメニューやスイーツも充実してるんだよ。フライドポテトとか、カレーとか、パフェとかプリンとか!」

鞠莉「なるほど。お寿司の枠にとらわれず、大人から子供まで楽しめるメニューを取り揃えてるってわけね!」

曜「もし興味があるなら、今度案内しようか?家族でよく行くお店があるんだけど、きっと気に入ってくれると思うよ」

鞠莉「ふふっ、曜から誘ってくれるなんて。これまた随分と珍しいですねぇ?」

曜「だ、だめ?」

鞠莉「嬉しいってことよ。エスコート楽しみにしてるわ、よろしくね?」

曜「わ…うんっ!」

            
             
87: 2020/06/04(木) 10:34:51.38 ID:MxLoug4T
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……隅田川の花火大会に行かない?」

鞠莉「花火!それはGoodね!」

曜「うん……あっ、でも花火大会は来月なんだ」

鞠莉「そうなの……でも今すぐにでもしたいわ!」

鞠莉「ねぇ、せっかくだから今日の夜、花火しましょ?」

曜「えぇ!今日!?」

鞠莉「そうよ」

曜「でも花火なんて急に……」

鞠莉「大丈夫、花火はこっちで準備するから安心して♪」ウィンク

曜「で、でも悪いよ」アセアセ

鞠莉「気にしない、気にしない♪私がやりたくてやってるんだから!それとも私と花火見るのはいやかしら?」

曜「そ、そんなことないよ!むしろ嬉しいくらいだよ!」

鞠莉「じゃあ決まりね!あっ、ちゃんと浴衣を着てくるのよ」

曜「えっ、うん」

鞠莉「じゃあ私は準備があるから、アデュー!」ピュー

曜「あっ、鞠莉ちゃん!……行っちゃった」

            
             
88: 2020/06/04(木) 11:03:18.60 ID:lvPj7PVM
~夜の海~

曜「ま、鞠莉ちゃんお待たせ!」

鞠莉「そんなに待ってないから大丈夫よ!」

鞠莉「それよりその曜の水玉模様の浴衣素敵ね♪」

曜「ありがとう。鞠莉ちゃんのその紫の蝶の浴衣もす、素敵だし綺麗だよ!///」テレテレ

鞠莉「ふふっ、ありがとう」ニコッ

曜(鞠莉ちゃんの浴衣姿、本当に綺麗で素敵だなぁ)

曜(鞠莉ちゃんの金糸のような髪が浴衣と良く合わさって輝いて見えるよ)

曜(が、眼福であります///)ニヘラ

鞠莉「さぁ、もうすぐ花火が打ち上がるわよ」

曜「うん……」

ヒューン

バンッ

バンッバンッ

曜(鞠莉ちゃんがそう言うと合図のように始まる二人きりの花火大会)

鞠莉「玉屋ー!」

曜「鍵屋ー!」

曜(なんだか私はこの状態が夢みたいで未だに信じられず心ここに在らずといった感じだ)

曜(だって隣に好きな人が居て、まるで恋人同士みたいに花火を見てる)

曜(でも私たちはまだ恋人じゃない)

曜(でも、いつかきっとそうなれるように……私はあの空に浮かぶ大輪の花にそう誓った)

            
             
93: 2020/06/04(木) 19:44:57.27 ID:oJOFH7EV
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハァーイ曜、今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……すき!」

鞠莉「……!」

曜「……焼き食べない?」

鞠莉「……この暑い時期に?」

曜「ご、ごめん!私、変だったね」アセアセ

鞠莉「気にしないでいいのよ」

曜「あ、ありがとう」

鞠莉「どういたしまして。ねぇ曜はすき焼きの具で何が好き?」

曜「う~ん、やっぱりお肉かな!ハンバーグ好きだし」

鞠莉「お肉いいわよね!前にお店で食べた黒毛和牛のすき焼きが美味しかったわ」

曜「く、黒毛和牛……」

曜(さすが鞠莉ちゃん……庶民の私とはスケールが違うなぁ)

曜「そういえば鞠莉ちゃんはすき焼きの具で何が好きなの?」

鞠莉「私は……しらたきかな」

曜「ツルツルとしてて美味しいよね」

鞠莉「ええ……なんだかすき焼きの話してると食べたくなってきたわね」

曜「そういえば今は冷やしすき焼きっていうのもあるみたいだよ」

鞠莉「そうなの!?じゃあ早速食べに行きましょ!」

曜「えっ、また急だね」

鞠莉「思い立ったら吉日よ!さあ、お店へlet's go!」

曜「わわっ、ちょっと待ってよー!」アセアセ

            
             
95: 2020/06/04(木) 20:26:38.93 ID:6Vkq0+/I
曜「鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ご機嫌よう、どうしたの?」

曜「す、すす、す…」

鞠莉「んー?」

曜「す、す…す、すきっ!」

鞠莉「!」

曜「…こわれや、すき!」

鞠莉「えっ?」

曜「こ、コワレヤスキっていい曲だよねー!重いサウンドと歌い方が、ギルキスらしいカッコ良さと相まって最高で!」アセアセ

鞠莉「あ、ああ、そう言ってもらえて嬉しいわ。私たちの大事な歌だもの」

曜「ライブでも凄い盛り上がってるもんね。イントロが流れた瞬間、会場のボルテージは急上昇!私もワクワクしながら聴いてるよ!」

鞠莉「ふふっ、曜ったら急にエキサイトしちゃって。こんな身近なところに、熱烈なファンがいてくれたなんてね」

            
             
96: 2020/06/04(木) 20:29:38.01 ID:6Vkq0+/I
曜「なにより、心にぐっと響く歌詞がまたいいんだよね!」

鞠莉「歌詞、ねぇ…」

曜「ん?鞠莉ちゃん?」

鞠莉「…」ギュ

曜「わっ…!?」ドキッ

曜(ま、鞠莉ちゃんがハグを…!)

鞠莉「曜…」スッ

曜「まり、ちゃ…!?」ドキドキ

鞠莉「――本当のことを一つ息を飲み込んで、我慢してるのは」

曜「…!!」

鞠莉「ふふっ。なーんて」パッ

曜「あ…」

鞠莉「続きは、また今度ね?可愛いFamiliarさん」

曜「…!うん、また今度!」

曜(今度こそ、きっと…!)

            
             
97: 2020/06/04(木) 20:36:45.87 ID:JILaCIEG
ようまりいいぞ

            
             
100: 2020/06/04(木) 22:55:29.85 ID:NFd4LLzG
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハァーイ曜、今日はなんの用事?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキャンダルってどう思う?」

鞠莉「大変ね、って思うわ」

曜(そりゃそうだよ……私、何言ってるだろ)

鞠莉「それにしてもscandal、ね……もしかして私とそういう関係になりたいの?」ニヤニヤ

曜「ち、ちちちち違うよ!///」カァ

鞠莉「私は別にあなたとscandalな関係になっても構わないけど」ニシシ

曜「え、ええ!」ビックリ

鞠莉「慌てたり、驚いたりして面白いわね」クスクス

曜「もうからかわないでよ……」ムスッ

鞠莉「oh、sorry。曜を見るとついからかいたくなっちゃうのよね」

鞠莉「反応がvery cuteだから」ツンツン

曜「も、もう!それ謝ってないよ///」カァ

曜(鞠莉ちゃんに顔をツンツンされちゃった///)ニヘラ

曜「……はぁ、まあいいや」

曜(鞠莉ちゃんがからかってくるのはいつもの事だし……)

            
             
101: 2020/06/04(木) 22:55:58.54 ID:NFd4LLzG
鞠莉「でもscandalな関係になっても構わないっていうのは本当よ?」

曜「へ……///」ボッ

鞠莉「あら、今度は顔を真っ赤にして茹でダコみたいね」フフッ

曜「ま、まままま鞠莉ちゃんのせいでしょ!」

曜「い、いやそれより今の発言って……!」

鞠莉「jokeよ、joke」

曜「そ、そっか。ジョークだよね」アハハ

曜(当たり前だよ……でも私、少しだけ期待しちゃってたかも)

曜(鞠莉ちゃんが同じ気持ちなんだって)シュン

鞠莉「そうよ……で、も」

鞠莉「こうすればjokeじゃなくなるかもしれないわね」チュッ

曜「ま、鞠莉ちゃん!///」カァ

曜(鞠莉ちゃんにほっぺにキスされた!?)ビックリ

鞠莉「じゃあ私はもう行くわね……アデュー!」

曜「ほぇ、う、うん……じゃあね!」

曜(ま、鞠莉ちゃんに……キスされちゃった!///)ニヘラ

曜(まあほっぺだけど……)

曜(でもいつか私からあの柔らかそうな唇にキスなんて出来たら……///)ニヘラ

            
             
104: 2020/06/05(金) 11:31:16.58 ID:r1+WNvZd
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「今日はどうしたの?」

曜「す、すすすす……Strawberry Trapperっていい曲だよね。私この曲好きだな」

鞠莉「oh、Thank you!私もこの曲大好きなの!」ニコッ

鞠莉「踊るのがとっても楽しいのよね♪」ルンルン

曜「確かに楽しそうだね。見てるこっちは三人ともカッコよくて、綺麗で毎回見る度惚れ惚れしちゃってるよ!」

曜(特に鞠莉ちゃんのソロパートのダンス……)ニ

曜(手を太ももから胸に掛けて持っていく所……)ニヘ

曜(セクシー過ぎて堪らないであります///)ニヘラ

鞠莉「自画自賛になっちゃうけど確かにcoolよね!」

曜「本当のことだからそんなことないよ!」

鞠莉「そう言ってくれて嬉しいわ♪私もあなたたちCYaRon!の曲も私は好きよ」

曜「ありがとう」ニコッ

鞠莉「どういたしまして。ねぇ、せっかくだから二人でAqoursのユニット曲鑑賞会でもしない?」

鞠莉「色んな発見があるかもしれないし……」

曜「あっ、それいいね!」

曜(鞠莉ちゃんが出てるPVは何回も観たけど、また新しい発見があるかも♪)

鞠莉「決まりね……じゃあ早速私の家に行きましょ♪」

曜「うん!」

            
             
117: 2020/06/05(金) 18:54:05.99 ID:cJnw8t/Z
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「今日はどうしたの?」

曜「す、すすすす……スラムダンクって漫画知ってる?」

鞠莉「名前は知ってるけど、読んだことないわ。確かバスケ漫画よね?」

曜「うん。この漫画凄く面白いから、良ければ今度鞠莉ちゃんに貸すよ」

鞠莉「ふふっ、ありがとう」

鞠莉「バスケといえば前に二人でしたわね」

曜「したね~。3on3で……鞠莉ちゃん強かったなぁ」

鞠莉「あら、曜も強かったわよ。思わず白熱しちゃったわ!」

曜「ありがとう」

鞠莉「どういたしまして。ねぇ、せっかくだからまた相手してくれないかしら?」

曜「うん、いいよ!」

鞠莉「じゃあ体育館へ行きましょ!」

            
             
118: 2020/06/05(金) 18:54:47.02 ID:cJnw8t/Z
~浦の星女学院 体育館~

曜「鞠莉ちゃん……やっぱり強いね」

鞠莉「そりゃ本気でいかないと曜に勝てないもの」ダンダン

鞠莉「それにしても私に付いてくるなんて……やるわね」ダンダン

曜「ありがとう……私も本気だよ。絶対ゴールなんて決めさせない!」キリッ

鞠莉「……!」

鞠莉「ふふっ、面白いじゃない。やっぱりあなたとやると心がburningしちゃうわ」ダンダン

鞠莉「でも……これならどう!」ダンダン

曜「くっ……!」

曜(すり抜けられた!)

鞠莉「これで一気にゴールまでstraightよ!」

            
             
119: 2020/06/05(金) 18:56:28.85 ID:cJnw8t/Z
曜(ああ……鞠莉ちゃんがもうあんなところにいる)

曜(今にもシュートを決めようとしてる)

曜(今から追いかけても間に合うか分からない)

曜(私負けちゃうのかな?)

曜(悔しい……悔しいよ)

曜(でも……でも諦めたくない!)

曜「はぁああああ!」ダダダダダ

鞠莉「What's?」

曜「届けー!」バシッ

鞠莉「きゃあ!」

曜(よし、ゴールを阻止することが出来た!)

            
             
120: 2020/06/05(金) 19:05:06.41 ID:cJnw8t/Z
曜「……って、うわわぁ!」ドテッ

曜(勢い余ってズッコケちゃった……)

曜(でもなんでだろう。ズッコケたのに痛くない)

曜(それになんだか手に柔らかな感触がある)

曜(これって……?)

鞠莉「もう曜ってば、こんなところで押し倒すなんて大胆ね♪」

曜「ふぇ、鞠莉ちゃん?」キョトン

曜(じゃあこの柔らかい感触は鞠莉ちゃんの……おっ〇〇)ニヘラ

曜(……じゃなくて!)ブンブン

曜「ご、ごめん。今退くね」アセアセ

鞠莉「あら、私はこのままでもいいわよ?」ウィンク

曜「えっ!?///」カァ

鞠莉「ふふっ、真っ赤になっちゃって……可愛い♪でもやっぱりこのままじゃ不味いから起こしてくれる?」

曜「えっ、あ、うん。本当にごめんね」ハイッ

鞠莉「気にしてないわ。それだけ白熱しちゃったってことでしょ?」ヨイショ

曜「うん、思わず夢中になっちゃった……」

鞠莉「ふふっ、私もよ!だからもう一回戦やりましょ?」

曜「鞠莉ちゃん……うん、やろう!」

            
             
122: 2020/06/06(土) 10:09:21.06 ID:xiak58ZB
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「チャオ、曜!」

曜「すっ、すすす、す…スロベニア!」

鞠莉「スロベニア?」

曜「スロベニア!」

曜(って、私は何を言ってるんだろう…)

鞠莉「スロバキア」

曜「へっ?」

鞠莉「スロバキアよ」

曜「え、えっと、スイス!」

鞠莉「じゃあ、スペイン」

曜「す、す…スリランカ!」

鞠莉「なかなかやるわね。えーと、スーダン」

曜「あー、言われた!えーっと、うーんと…スウェーデン!」

            
             
123: 2020/06/06(土) 10:10:49.49 ID:xiak58ZB
鞠莉「えっと、んー…あ、スワジランド!」

曜「ええー!?」

鞠莉「ほらほら、曜の番よ」

曜「えっと、ええっと…降参!もう手持ちがないよー!」

鞠莉「ふふ、助かったわ。これで曜が答えられたら、さすがに危なかったもの」

曜「あはは、さすがに鞠莉ちゃんには敵わないよ」

鞠莉「でも、今のスから始まる国名ゲーム、なんだったの?」

曜「さ、さあ…成り行き?」

鞠莉「そう。まあ、いいけど。それにしても、曜って地理に詳しいのね」

曜「詳しいってほどでもないけど、子供の頃から地球儀とか世界地図が好きだったから、それでかな。いつか世界中を船で旅してみたいって、ずっと思ってて!」

鞠莉「世界中を航海かぁ、ロマンがあるわね」

            
             
124: 2020/06/06(土) 10:12:47.05 ID:xiak58ZB
曜「今はまだ、大海原に漠然と憧れてるだけだけど、いつかきっと…ね!」

鞠莉「待てば海路の日和ありよ。必ずチャンスがやってくるわ」

曜「えへへっ、だといいけど」

曜(大海原…鞠莉ちゃんも、スケールが大きくて、優しくて、私の憧れで…)

鞠莉「曜」

曜「ん?」

鞠莉「チャンスを待つのは大切だし、航海は大きなチャレンジだけど…待ちすぎて、後悔だけは残さないようにね?」

曜「…!」

鞠莉「もうっ。そこは航海だけに、ってツッコむところでしょう?」

曜「あ、ああ。ごめん、ぼーっとしちゃって…」

鞠莉「ふふ、いつか曜の船で海を旅する日が来ることを楽しみにしてるわ。じゃあね!」

曜「…うん!きっと、必ず!」

            
             
126: 2020/06/06(土) 13:21:39.53 ID:wWcOgoko
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スパシーバ!」

鞠莉「どう、いたし……まして?」キョトン

曜(あ~鞠莉ちゃん、キョトンとしちゃってるよ~!)

曜(でもそんな顔も可愛いな……///)ニヘラ

曜(……じゃなくて!何かいい言い訳を考えないと……)

曜「えっと、これは、その……そう!」ピコーン

曜「鞠莉ちゃんに普段の感謝の気持ちを伝えようと思ったんだけど、やっぱり普通のとは違った方が伝わるかなって思って!」

鞠莉「あら、そうなの……でも私、あなたに何かお礼を言われるようなことしたかしら?」

曜「してくれたよ、沢山!」

曜「私が千歌ちゃんとすれ違ってた時、背中を押してくれた!」

曜「不安だった私を励ましてくれた!」

曜「仲直り出来るようにアドバイスをくれた!」

曜「だから……だから私はそんな鞠莉ちゃんが……!」

曜(好き!……なんて言えない)

曜(どうしても鞠莉ちゃんの前ではその言葉が何かに引っかかったように言えなくなる)

曜(あっと一歩なのに……たった一つの言葉さえ伝える勇気が私にはない)

鞠莉「曜……ふふっ、私の方こそThank you!」

鞠莉「それとも私も曜に習って、イタリア語でGrazieの方が良かったかしら?」

曜「えっ……?」

鞠莉「私も曜に感謝してるのよ」

鞠莉「曜たちがいなかったらAqoursも再結成してなかったし、今頃私たち三年生は……」

鞠莉「そう思うと感謝してもし切れないくらいよ」

曜「えっ、でもそれは千歌ちゃんが始めたことだから私には……」

鞠莉「そんなことないわ!あなたがそう思っていなくても、私にはその一員に入ってるわ……だからGrazie」

曜「鞠莉ちゃん……こちらこそスパシーバだよ!」

            
             
127: 2020/06/06(土) 19:24:50.47 ID:lGeyF4T1
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スーパー行かない?」

鞠莉「ええ、行きましょ!ところで何を買うの?」

曜「今日の晩御飯の買い出しなんだ。ハンバーグにしようかと思ってたんだけど、材料が全然足りなくて……」

鞠莉「そうなのね」

曜「うん。あと良かったら晩御飯食べに来ない?」

鞠莉「oh!それはnice ideaね!」

曜「良かった……実は今日、家に私しか居なくて心細かったんだ」

鞠莉「それは確かに心細いわね」

曜「うん……ごめんね、付き合わせちゃって」

鞠莉「あら、謝らなくて別にいいのよ。私も曜と二人きりなんて嬉しいし♪」フフッ

曜「えっ!」カァ

鞠莉「それにしても晩御飯の買い出し、ねぇ……まるで主婦みたいね」フフッ

鞠莉「そしてその夫は私……晩御飯を作り、私の帰りを健気に待ってるのね」ニヤニヤ

曜「ま、鞠莉ちゃんが私の……///」ニヘラ

            
             
128: 2020/06/06(土) 19:25:28.30 ID:lGeyF4T1
~曜ちゃんのモーソー~

鞠莉「ハァーイ曜、ただいま♪」

曜「鞠莉ちゃん、おかえりなさい!」

鞠莉「ふぅ~今日も仕事が疲れたわ……」シュン

曜「いつもお疲れ様」

鞠莉「Thank you!」

曜「ところでお風呂にする?ご飯にする?そ、それとも……私?///」テレテレ

鞠莉「曜……」

曜「な、な~んて///」カァ

鞠莉「もちろんあなたよ、曜!」ガバッ

曜「あっ、鞠莉ちゃんここ玄関だよ!」キャッ

鞠莉「誘ってきたのはあなたじゃない」

曜「そうだけど……///」カァ

鞠莉「だから遠慮なくいただきマース!」

曜「あっ♡ま、鞠莉ちゃん♡いきなりそこは♡」

~曜ちゃんのモーソーおわり~

            
             
129: 2020/06/06(土) 19:40:01.72 ID:lGeyF4T1
曜(鞠莉ちゃんが私の……///)ニヘラ

鞠莉「よ……よう……!」

曜(にへ……にへへへへ……///)ニヘラ

鞠莉「曜!」

曜「へっ、な、何!?」ビックリ

鞠莉「へっ、な、何?……じゃないわよ!もうびっくりしたんだから」

曜「ご、ごめん……」アセアセ

鞠莉「ボーっとしてたけど大丈夫なの?熱でもあるんじゃない?」ピトッ

曜「ひゃぁ!?///」カァ

曜(ま、鞠莉ちゃんの顔がこんなに近くに……)ニヘラ

鞠莉「あら、ちょっと熱いわね……」

曜「だ、大丈夫だから!それよりスーパーに行こ、ね?」アセアセ

鞠莉「えっ、でも顔が……」

曜(それは鞠莉ちゃんのせいだよぉ……///)カァ

曜「私は大丈夫だから!」

鞠莉「そう。あなたが大丈夫なら行きましょ」

曜「うん。じゃあスーパーに向かって全速前進ヨーソロー!」

鞠莉「そうね、スーパーへLet's go!」

            
             
131: 2020/06/06(土) 20:09:05.89 ID:lGeyF4T1
~沼津市内 スーパー~

鞠莉「oh!この音がなる機会はな~んデースか?」

ポポーポ ポポポ ポポーポポポポ

曜(鞠莉ちゃんはスーパーにあまり来たことがないらしく、私に色々と質問してくる)

鞠莉(理事長もしてるからなんでも知ってるイメージの鞠莉ちゃんからかけ離れてるけど……なんだか可愛いな///)ニヘラ

曜「これは呼び込み君っていって客に注目を集めて貰うための機械だよ」

鞠莉「へぇ……面白いわね!」キラキラ

鞠莉「ねぇ、この音をAqoursの曲に取り入れられないかしら?」

曜「そ、それは無理じゃないかな……」ハハッ

鞠莉「そんな諦めちゃNoよ!今度ちょっと梨子に頼んでみるわ!」フンスッ

曜「そ、そうだね」

曜(梨子ちゃん……ご愁傷さま)

鞠莉「ふふっ、スーパーって楽しいわね」

鞠莉「ねぇ、あとは何を買うの?」

曜「あとはひき肉だけかな」

鞠莉「ひき肉、か……挽き肉のお肉はこれで良いわよね?」

曜「鞠莉ちゃん、それ挽いてないお肉だよ?」

鞠莉「うちはいつもこれよ?」

曜「そ、そうなんだ……でも家はこっちだから、ごめんね」

鞠莉「あら、そうなのね。やっぱりそこの家によって違うのかしら?」

曜「うん、そうだね……」

曜(多分鞠莉ちゃん家は特に違うと思うよ……)

鞠莉「ところでこれで買い物終わりかしら?」

曜「挽き肉、玉ねぎ、卵……うん、これで終わりだよ!」

鞠莉「じゃあお会計に行きましょ?」

曜「うん!」

            
             
132: 2020/06/06(土) 20:26:47.24 ID:lGeyF4T1
曜「なんかごめんね」

鞠莉「何が?」

曜「だって半分鞠莉ちゃんにお金出させちゃったし……」

鞠莉「私も食べるんだから、それは言いっ子なしよ」

曜「で、でも……」

鞠莉「でももだってもありまセーン!私がしたいからしたのよ。だから気にしないで、ね?」

曜「鞠莉ちゃん……うん」

曜「あっ、でもせめてこれだけは言わせて……ありがとう」

鞠莉「どういたしまして」ニコッ

鞠莉「ところで曜、お金も二人で出したんだからその荷物も二人で持たない?」

曜「こ、これは……やっぱりなんか悪いし」

鞠莉「ほ~ら、さっき気にしないって言ったじゃない。だからこれもよ?」

曜「うっ、そっか……分かった。じゃあ私がこっち持つから、鞠莉ちゃんはそっち持って」

鞠莉「OK」

曜「これでもよし……じゃあ行こうか」

            
             
133: 2020/06/06(土) 20:27:31.18 ID:lGeyF4T1
鞠莉「ええ……」

曜「……」テクテク

鞠莉「……」テクテク

鞠莉「ねぇ、曜」

曜「なに、鞠莉ちゃん?」

鞠莉「スーパーの袋を持ちながら夕日の中を帰るなんてでも……なんだか夫婦みたいじゃない?」

曜「へっ……?///」ボッ

鞠莉「さっきも言った通り私が夫で、曜が私のお嫁さん……いいと思わない?」ニシシ

曜「い、いいいいきなり何言い出すの!?///」カァ

鞠莉「あら、私と夫婦はいやかしら?」

曜「いや、じゃないけど……でも!///」カァ

鞠莉「恥ずかしがっちゃって、相変わらず曜の反応は可愛いわね」ニヤニヤ

曜「か、からかったの?」

鞠莉「どっち……だと思う?」

曜「……分からない」

鞠莉「じゃあ教えまセーン!」

曜「あっ、鞠莉ちゃんの意地悪~!」

曜(でもそんなことを言う鞠莉ちゃんは、この夕日のせいに出来ないくらい赤く染っていた気がする)

曜(期待……してもいいのかな?)

曜(そんな事を思いながら二人で一つの物を持ちながら夕日の中を帰っていった)

            
             
141: 2020/06/07(日) 20:27:22.13 ID:RZ1NuN0j
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキップ楽しそうだね。何かあったの?」

鞠莉「Yes!実は今日very goodなことがあったの!」

鞠莉「だから思わずスキップしちゃってたの♪」ルンルン

曜「そうなんだ、それは良かったね!」

曜「ところでいいことってなにがあったの?」

鞠莉「これよ、これ」スッ

曜「これ……CD?」

鞠莉「ええ!実はこれ、新しいユニット曲の視聴CDなのよ!」

鞠莉「しかもこの曲私が作詞したの♪」

曜「鞠莉ちゃんが作詞!?それは早く聴いてみたいや!」

鞠莉「ふふっ、なら良かったらこのCD、曜に上げるわ♪」

曜「えっ、いいの!?」キラキラ

鞠莉「OKよ!その代わり曲の感想聞かせてね」ウィンク

曜「もちろん!」

鞠莉「じゃあ私はこれで失礼するわ。goodbye~」フリフリ

曜「うん、じゃあね!」バイバイ

            
             
142: 2020/06/07(日) 20:27:49.23 ID:RZ1NuN0j
曜「鞠莉ちゃんが作詞したって言ってたけど、一体どんな曲なんだろ?」ワクワク

曜「まあ鞠莉ちゃんのことだから派手だったり、めちゃくちゃだったりして……」ウーン

曜「あ~気になる!早速聴いてみよ!」ポチッ

ギルティアイズデ コイニオチテー
シャットダウン シャットダウン! ギルティフィーバー
ダレニモアゲナイノ
シャットダウン シャットダウン! ギルティフィーバー

曜「……」ドキドキ

曜(やっぱりギルキスの曲はカッコイイな)

曜(それと鞠莉ちゃんが作詞だから少しだけ身構えてたけど、なんか思ったより普通……かな?)

曜(まあ今のところだけど)

イエス ノー ハッキリトキメナイノネ
ワライナガラゴマカスノハ ワルイクセ
エラビナヨ ミンナキエテシマウヨ
(ミンナミンナ キエチャウヨ)

曜(最初は鞠莉ちゃんパートなんだね)

曜(相変わらず綺麗な歌声だなぁ。思わず聴き惚れちゃうよ///)ニヘラ

曜(でもこの作詞ってなんだか……私たちみたい)

曜(……まさか、ね)

曜(……続き聞いてみよ)

~♪~♪~♪

曜「……聴き、終わったみたいだね」

曜「でもこれがもし鞠莉ちゃんから私へのメッセージだとしたら……」

曜「鞠莉ちゃんは一体何を考えてるんだろ?」

曜「……分からないや」

曜「でもいつか私が鞠莉ちゃんに告白出来たら、その気持ちも教えてくれるのかな?」

            
             
143: 2020/06/07(日) 22:33:52.98 ID:zYWFhNsY
すばらしい

            
             
144: 2020/06/07(日) 23:09:51.07 ID:zYWFhNsY
鞠莉「ああ、もう、こんなに雨が降るなんて聞いてないわよ…」

曜「あっ、鞠莉ちゃ――!?!?」

鞠莉「あら、曜」

曜「す、すすす、すけ…っ!」

鞠莉「曜?急に口を押さえてどうしたの?」

曜(あ、危なかった。思わず口に出しちゃうところだった)

曜(鞠莉ちゃんの服が濡れて…服がスケスケだ…)ニヘラ

曜(体のラインがくっきりと浮き出て、なんていうかすごく…)ニヘラ

鞠莉「急な雨にやられちゃってね。まったく、今日は運が悪いわ…へくしゅ」

曜「!」

曜(バカ曜!そんなこと考えてる場合じゃないよ!このままじゃ鞠莉ちゃんが風邪ひいちゃう。確かタオルがカバンに…あった!)

            
             
145: 2020/06/07(日) 23:10:37.25 ID:zYWFhNsY
曜「鞠莉ちゃん、これを使って」

鞠莉「ああ、助かるわ。拭くものを持ってなくて…くしゅんっ」

曜「体が冷えるといけないから、これも羽織ってよ」

鞠莉「曜のジャージ?ダメよ、濡らしちゃうわ」

曜「そんなのいいから、さあ」バサッ

鞠莉「わ…」

曜「着替えは持ってる?」

鞠莉「え、ええ。部室に…」

曜「よかった。じゃあ、早く行って着替えよう」

鞠莉「…曜のにおいがする」

曜「ん、何か言った?」

鞠莉「いいえ。ジャージとタオル、ありがとうって」

曜「気にしないで。さ、行こう」

            
             
146: 2020/06/07(日) 23:11:08.03 ID:zYWFhNsY
――――――――

曜「大丈夫、寒くない?」

鞠莉「ええ、おかげさまでね。曜のタオルとジャージは濡らしちゃったけど…」

曜「いいんだって、本当に気にしないで」

曜(あの姿の鞠莉ちゃんを、人目にさらすわけにはいかないもん。あの姿を…いや、思い浮かべちゃダメだダメだ)ブンブン

鞠莉「どうかしたの?」

曜「な、なんでも。鞠莉ちゃんはこの後はどうするの?」

鞠莉「今日は仕事も終わったし、後は帰るだけよ」

曜「じゃあ一緒に帰ろう。私、水泳部に置き傘してるから、取ってくるね」

鞠莉「あ、曜」

曜「ん?」

鞠莉「ありがとう」

曜「へへ、どういたしまして!」

            
             
150: 2020/06/08(月) 12:22:59.48 ID:eDgvQehF
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキ!」

鞠莉「……!」

曜「……だらけだよ!」バッ

鞠莉「What's!?私のワシワシが躱されるなんて!」

曜「そう易々とワシワシされる私じゃないよ!」

鞠莉「フッ、やるわね曜。流石に運動神経がある辺り、私のワシワシを躱せるようになるなんて……」フッ

鞠莉「今日のところは引き下がるわ。理事長の仕事もあるしね」

鞠莉「goodbye~♪」フリフリ

曜「あっ、そうなんだ。じゃあ、また後でね」バイバイ

曜(鞠莉ちゃん行っちゃうんだ)

曜(いつもならしつこいくらいに来るのに、今日はワシワシしないのか……)シュン

曜(……って、これじゃ私がワシワシされるのに期待してるみたいじゃん!///)カァ

曜(……まあ実際してるんだろうけどね)

曜(なんかちょっと残念……)

鞠莉「……な~んてね♪」

鞠莉「スキあり!」ワシワシ

曜「ちょっ♡ま、鞠莉ちゃん♡///」

鞠莉「ふふっ、油断したわね曜!」ワシワシ

曜「そ、そこは、あっ!♡」

鞠莉「やっぱり曜のおっぱ〇は揉み心地がいいわね♪」ルンルン

曜(結局ワシワシされちゃったであります///)ニヘラ

            
             
153: 2020/06/08(月) 22:10:36.75 ID:uMwxE8EF
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「こんにちは、曜」

曜「す、す、す、すす、鈴木愛奈!!」

鞠莉「鈴木、愛奈…えっと、どなた?」

曜「あ、あはは、よくわかんない…」

鞠莉「ふぅん。せっかくマリーと二人きりだっていうのに、他の女の人の名前を言うなんて」

曜「あっ」

鞠莉「曜のいけず。朴念仁」

曜「そ、そんなつもりじゃ、ごめん…」

鞠莉「…ふふっ、イッツジョーク!マリーはこのくらいで嫉妬ファイヤ~!しないわよ?」

曜「だ、だよね!はは、よかったぁ」

曜(そっか、しないんだ…そっか…)

鞠莉「でも、今の名前…不思議とよく知っているような気がする」

            
             
154: 2020/06/08(月) 22:11:55.89 ID:uMwxE8EF
曜「鞠莉ちゃんも?」

鞠莉「ええ。曜も?」

曜「うん。はっきりとはしないけど、夢の中で出会ったことのある人みたいな…そんな感覚なんだ」

鞠莉「それに、うまく言えないけど、私にとってすごく、すっごく大事な人のような気がするの」

曜「そうそう、そうだよね。なんだろう、この感じ」

ようまり「うーん…」

鞠莉「まあ、一旦置いておきましょうか。そのうち思い出すかもしれないし」

曜「そうだね!」

鞠莉「ところで、曜ってオムライスは作れる?」

曜「人並みには出来ると思うけど、どうして?」

鞠莉「なんだかオムライスが食べたい気分なの。もしよければ、作ってくれないかなって」

曜「そういうことなら任せてよ、腕を振るっちゃうから!」

            
             
155: 2020/06/08(月) 22:14:42.65 ID:uMwxE8EF
曜「お待ちどう!曜ちゃん特製オムライス、ケチャップのサイン入りだよ!」

鞠莉「わあ、可愛く書けてる!ふわふわ卵に綺麗に包まれていて、まさに完璧なオムライスね」

曜「えへへ、できたてのうちにどうぞ召し上がれ」

鞠莉「じゃあ早速、いただきまーす。本当に綺麗、スプーンを入れるのがもったいないくらいで…んっ」

曜「お味はいかが?」

鞠莉「デリシャス!中のチキンライスも美味しくて、見た目だけじゃなくて味もパーフェクトよ!」

曜「えへへ、よかったあ!」

鞠莉「ふふ、曜と結婚する人は幸せね」

曜「け、けっこん」

鞠莉「んー、このチキンの味付けがまた絶妙ね。まるで美味しさが詰まった宝石箱みたいで…曜?」

曜「結婚…ふふ、えへへ…」ニヘラ

鞠莉「曜。よーう」

曜『本日のオムライス、お味はいかがですかー?』

            
             
156: 2020/06/08(月) 22:15:46.05 ID:uMwxE8EF
鞠莉『とっても美味しいわ。いつもながら、いえ、それ以上の美味しさね!』

曜『よかった、頑張った甲斐があったよー』

鞠莉『曜のも美味しそうね、一口ちょうだい』

曜『えっ?私のは、鞠莉ちゃんのと同じものだけど…ああ、はい、あーん』

鞠莉『もぐもぐ。ん、やっぱり特別に美味しい♪』

曜『えへへ、もう、鞠莉ちゃんったら!』

鞠莉「休日、遅い昼食、オムライス。しあわせな昼下がり…」ニヘラ

鞠莉「へーい、キャンユースティルヒアーミー?」

曜「――はっ!ど、どうかした?」

鞠莉「どうかしたはこっちのセリフ。意識がどこかに飛んでいってたわよ」

曜「あ、あー、えっと、ちょっとした感慨に浸ってたっていうか、あははは…」

鞠莉「おかしな曜ね。それにしても、なんて美味しいのかしら。なんだかね、しあわせの味がするの。うふふっ♪」

            
             
157: 2020/06/09(火) 11:23:29.14 ID:Ra4KtmtA
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スイカ食べない?」

鞠莉「wow!大きなスイカね!」

曜「うん!そこで路上販売してて、安かったから買ってきたんだ」

鞠莉「せっかくだからそのスイカでスイカ割りしない?」

曜「あっ、いいね!」

鞠莉「じゃあ早速準備しましょ!」



鞠莉「右よ右!次は左!そのまま真っ直ぐ!」

曜「わ、わかった」テクテク

曜(うぅ~指示されてるけどさっぱり分からないや……)テクテク

鞠莉「いい感じよ!あとちょっと右へ……」

曜「う、うん」テクテク

曜(鞠莉ちゃんが言うにはいい感じみたいだけど、目隠しされてるから自分が今どこにいるか全然分からないや)

曜(……けどなんかズレてるような?気のせいかな?)テクテク

鞠莉「OK……そのまま、そのまま真っ直ぐよ……」

曜「真っ直ぐ、真っ直ぐ…………わぷっ!」

曜(な、なんかいきなり柔らかいものが顔に……!?)

曜(なんだろう……程よく弾力があるな)モニュリモニュリ

曜(それになんだかいい匂いがする……)

曜(目隠ししてるから分からないや……)

            
             
158: 2020/06/09(火) 11:24:05.42 ID:Ra4KtmtA
鞠莉「oh!曜ったら大胆ね!」

曜「へっ……ま、鞠莉ちゃん?じゃあこの柔らかいものって、もしかして……」

鞠莉「もちろん私のおっぱ〇よ!」

曜(鞠莉ちゃんのおっぱ〇……///)ニヘラ

曜(……じゃなくて!)

曜「ご、ごめん!気づかないうちに鞠莉ちゃんの方向に……!」アセアセ

曜「い、今退くね!」ササッ

鞠莉「あら、逃がさないわよ♪」モギュ

曜「ふぇ!?ま、鞠莉ちゃん!?///」カァ

鞠莉「だってわざとこっちに来るようにやったんだもん」フフン

曜「あれ、わざとだったの!?」ガーン

鞠莉「そうよ……ふふっ、それにしても曜は揉み心地もいいけど、抱き心地もいいのね♪」

鞠莉「ずっと抱いていたいわ!」

曜(鞠莉ちゃんの柔らかくて暖かいお胸が目の前に……///)ニヘラ

曜(ずっとこのままだったら私幸せすぎて死んじゃうよ……///)カァ

            
             
160: 2020/06/09(火) 23:03:43.70 ID:FN6VJdNC
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「どうしたの、曜?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スピリチュアルやね」カードシュッ

鞠莉「希の真似ね……今日誕生日だものね」

曜「うん!」

鞠莉「ふふっ、その巫女服とっても似合ってるわよ」

曜「ありがとう!希さんに着付けてもらったんだ!」

曜「ついでに写真も撮らせてもらったんだ~♪」ルンルン

鞠莉「ふ~ん」ムッ

鞠莉「私は撮らないのに、希は撮るのね……」ツーン

曜「……!」ムッ

曜「そういう鞠莉ちゃんだって、希さんにワシワシしてたじゃん!」

鞠莉「ワシワシするのはいつもの事じゃない!」

曜「そうだけど!そうだけど……私は鞠莉ちゃんが他の人にワシワシするのを見るのが……ごめん、ワガママだよね」シュン

鞠莉「曜……私の方こそごめんなさい」

曜「鞠莉ちゃん……」

鞠莉「曜がそんなに私にそんなにワシワシしてほしいなんて思わなかったわ!」

曜「へっ……?」キョトン

鞠莉「これはお詫びにワシワシしないとね」ワシワシ

曜「ちょっ♡ま、鞠莉ちゃん♡ちがっ///♡」

曜(な、なんでこうなってるの~!?///)カァ

            
             
165: 2020/06/10(水) 15:06:21.05 ID:G+OjPU7b
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら曜、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……ストリートファッションカッコいいね!とっても似合ってるよ!」

鞠莉「Thank you!」ウィンク

曜「でもその顔……クスッ、アハハ!」クスクス

曜「まるで幼稚園児が落書きした後の顔みたい!」アハハ

曜(可愛いなぁ……あっ、よく見たら鞠莉ちゃんの顔に青色のペンキがついてる///)ニヘラ

鞠莉「ホントだ……ふふっ、ほっぺがカラフルなんて、マリーったらすごい顔になっちゃったのね」

鞠莉「でもそんなに笑うことないじゃない」ムスッ

曜「だっ、だって……!」ププッ

鞠莉「……!」ピコーン

鞠莉「ふふっ、いいこと思いついちゃった……えいっ♪」ペチャ

曜「ちょっ、鞠莉ちゃんいきなり何するの!?」ビックリ

鞠莉「あなたをマリー色に染めてあげたのよ!」フフンッ

曜(私が鞠莉ちゃんの色にって……よく見たらこれ紫色のペンキだ///)カァ

曜(でもそんなことしなくても私はとっくに……///)ニヘラ

曜「もうやったな~!」プンプン

曜「私からもお返しだよ!」ペチャ

鞠莉「oh!青色のペンキで今度は私が曜色に染まっちゃったわ!」

曜(鞠莉ちゃんが私色に……///)ニヘラ

鞠莉「でも私だって負けないんだから!」

曜「こっちだって……」



曜(私たちは夢中で自分色のペンキを塗りあった)

曜(そしてペンキがなくなる頃にはお互い相手の色に染まっていた)

曜(私の心も体も鞠莉ちゃんの色に染ってる)

曜(でも鞠莉ちゃんの心の色には、私色に染ってるかは……分からない)

曜(けれどきっといつか私色に染めてみせるよ……)

            
             
168: 2020/06/10(水) 20:53:03.28 ID:Zdth0nAT
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら曜、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……水曜日だね」

鞠莉「そうね水曜……Wednesdayね」

曜(なんで言い換えたんだろう……)

鞠莉「つまり水と曜が付いてるから、今日は水着を着てる曜の日ね!」

曜「はっ……?」キョトン

鞠莉「その次は木曜日だから……木の着ぐるみを着た曜かしら?」

鞠莉「ふふっ、まるでお遊戯会ね」クスッ

曜「ごめん、なんの話してるの?」

鞠莉「何って………色んな曜の日……略して曜日の話だけど?」キョトン

曜「何それ!?」

鞠莉「だから一週間の曜の話よ。私の中では一週間色んな格好をした曜がいるのよ」

曜「ますます意味が分からないんだけど……」

            
             
169: 2020/06/10(水) 20:53:33.07 ID:Zdth0nAT
鞠莉「ちなみに金曜日は私と曜の日ね!」

曜「えっ……!?///」カァ

鞠莉「私みたいな金髪の曜……素敵だと思わない?」

鞠莉「まるで私色って感じね♪」

曜「鞠莉ちゃんの色に……///」ニヘラ

鞠莉「うーん、でもそうなると曜の素敵な髪色が拝めなくなるわね……。私は曜のその髪が好きだから、私と同じ髪型の曜ってことで♪」

曜「そういえば鞠莉ちゃんの髪型なら前にしたね!」

鞠莉「そうね、あの髪型の曜とっても可愛かったわ!」

曜「あ、ありがとう……///」カァ

鞠莉「もう一度見たいわ……ねぇ、もう一度私と同じ髪型にしてくれない?」

曜「うん、いいよ!」

曜(私も鞠莉ちゃんと同じで嬉しいし……///)ニヘラ

鞠莉「じゃあ、こっちへ来て。また私がしてあげるわ」

曜「うん」



曜(その日一日中、私は鞠莉ちゃんと同じ髪型をして過ごした)

曜(他の人からまるでお揃いにするカップルみたいに見えるかな?)

曜(でも傍から見たらカップルじゃなくて姉妹みたいなのかもしれない)

曜(いつか付き合えたら色んなペアルックをして、デート出来たらな……)

            
             
187: 2020/06/12(金) 21:17:36.45 ID:hyyWRbsS
>>169
ようまりスレで投稿したネタが入ってるので一応ここにも載せておきます

曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、曜どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす素敵な髪型だよね」

鞠莉「Thank you!この髪型、自分でもとっても気に入ってるの♪」

鞠莉「特にこのくるんってしてるところがお気に入りよ!」

曜「そうなんだ!可愛いもんね、そのくるん!」

鞠莉「あっ、せっかくだから曜も同じ髪型にしましょ?」

曜「えっ!い、いいよいいよ」アセアセ

曜(鞠莉ちゃんと同じ髪型なんて恥ずかしいし///)

鞠莉「私と同じ髪型はいや……かしら?」ウルウル

曜(ま、鞠莉ちゃんが瞳を潤ませてこっちを上目遣いで見てる……)カァ

曜(可愛い///)ニヘラ

曜「い、嫌じゃないよ!むしろ嬉しいよ!」

鞠莉「じゃあ決まりね!私がやってあげるわ!」

曜「えっ、あ、うん。お願いします」ペこっ

曜(今なんか乗せられたような?)

            
             
171: 2020/06/11(木) 11:57:52.29 ID:pRvRwXBO
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……ストラックアウトしない?」

鞠莉「いいわね!負けないわよ!」



鞠莉「じゃあ私から先ね!全部抜いちゃうんだから!」

鞠莉「それ!それ!それ!」ヒュンヒュンヒュン

曜(鞠莉ちゃんは始めるなり、いきなり4、1、7の順で的を抜いた)

曜(私の誕生日だったからドキリとしたけど、多分気の所為だよね?)

鞠莉「最後行くわよ~!」ヒュン

鞠莉「……あっ、外しちゃったわ」シュン

鞠莉「結果は8枚、か……惜しかったわね」ガッカリ

曜「鞠莉ちゃん凄い……でも私も負けてられないよ!」

鞠莉「私の8枚抜きに勝てるかしら?」フフンッ

曜「絶対勝ってみせるよ!」フンスッ

曜(そして勝って告白……なんてね///)ニヘラ

            
             
172: 2020/06/11(木) 12:00:25.44 ID:pRvRwXBO
曜「えいっ!」ヒュン

曜「よし、8が抜けた!」

鞠莉「やるわね、曜……」

曜「次々行くよ!」ヒュン

曜「やった!次は2だ!」

曜(順調、順調♪)

曜(よく見たらあと3枚だ)

曜「よし、この調子で全部抜くぞ!」

鞠莉「……曜、ちょっとこっち向いてくれないかしら?」

曜「へ、何?」クルッ

鞠莉「うふ~ん♪」セクシーポーズ

曜「な、なななな何してるの!?」ドギマギ

鞠莉「なにって……セクシーポーズよ♪」ウフーン

鞠莉「それより続きしないの?」

曜「へっ……う、うん///」

曜(いや、それにしてもあのセクシーポーズ……セクシー過ぎるであります///)ニヘラ

曜(でも鞠莉ちゃんなんでいきなりセクシーポーズなんか……)ウーン

曜「えいっ!」ヒュン

曜(あれ、軌道が逸れてさっきより上手く投げれない)アセアセ

鞠莉「ふふっ、動揺してる♪動揺してる♪」

曜「なっ!これが狙いだったなんて……もうズルいよ、鞠莉ちゃん!」プンプン

鞠莉「これも立派な作戦の内デース!」

曜「もう怒った!絶対全部抜くよ!」

鞠莉「やれるもんならやってみなさいデース!」

曜「えいっ!」ヒュン

            
             
173: 2020/06/11(木) 12:00:57.09 ID:pRvRwXBO
曜(結果は……私の負けだった)

曜(あの後やっぱり動揺したままボールを投げ全部外した)

曜(抜けなかった数字は6、1、3の的)

曜(なんだろう……抜けなかった的を見るとバカにされてる気がする)

曜(はぁ……)トホホ

            
             
176: 2020/06/12(金) 02:11:45.29 ID:I6fErRE2
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ハァーイ曜、今日はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキ」ボソッ

鞠莉「What's?ごめんなさい、上手く聞き取れなかったわ」

曜「あっ、ごめん。その……す、すすすす……スキーって楽しいよね!」

鞠莉「そうね!冬になったらどこかゲレンデに行って、ペンションでお泊まりしたいわね♪」

曜「あっ、いいね~!」

曜(どうせなら2人きりのゲレンデで……///)ニヘラ

            
             
179: 2020/06/12(金) 02:13:47.47 ID:I6fErRE2
>>176
本当はかまいたちの夜ネタを使おうと思ったんですが、伝わらないと面白くないかな?と思い断念しました

            
             
177: 2020/06/12(金) 02:12:10.47 ID:I6fErRE2
~曜ちゃん 妄想劇場~

曜「どうしよう、こんな雪山で遭難するなんて……」

鞠莉「大丈夫よ、誰か助けに来てくれるわ……」

曜「そうだといいけど……それにしても寒いね」ブルブル

鞠莉「そうね……でもここには何もないわ」

曜「そう、だね……」ブルブル

鞠莉「一体どうすれば……あっ、いいこと思いついたわ!」ピコーン

曜「どうするの……って!いきなりなんで脱ぎ出すの!?///」カァ

鞠莉「そ、れ、は……こうするためよ♪」ギュッ

曜「はわわっ!」アセアセ

曜(鞠莉ちゃんの体温が直に……///)ニヘラ

鞠莉「ほら、こういう時は裸で抱き合えばいいっていうじゃない?」ムギュ

鞠莉「だから曜も脱ぎましょ♪」ヌガセヌガセ

曜「ちょっ♡ま、鞠莉ちゃん♡///」

曜「イヤ~!♡///」

~曜ちゃん 妄想劇場 終~

            
             
178: 2020/06/12(金) 02:12:46.28 ID:I6fErRE2
曜(なんてね、なんてね♪///)ニヘラ

鞠莉「曜……何か凄い顔してるけど大丈夫?」

曜「へっ……う、うん、大丈夫だよ」アセアセ

鞠莉「really?」

曜「ほ、本当だよ!そ、それより今年の冬にでもスキーに行けたらいいね!」アセアセ

鞠莉「ふふっ、そうね。行けたらいいわね」

鞠莉「2人きりで……ね?」ウィンク

曜「へっ……?///」ボッ

鞠莉「じゃあ私はこれで行くわね……goodbye」

曜「ちょ、鞠莉ちゃん!?」

曜(もしかして今の妄想聞かれてた!?)

曜(いや、それとも鞠莉ちゃんも私と同じ気持ち……なのかな?)

曜(聞きたい……けれど聞けない)

曜(私は追いかけもせず、ただその場に立ち尽くしていた)

            
             
182: 2020/06/12(金) 11:57:04.02 ID:I7NYy4Uf
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……鈴木愛奈っていう声優知ってる?」

鞠莉「うーん……ごめんなさい、知らないわ」

曜「そうなんだ。私、実はその声優さんが大好きでCD全部持ってるんだ!」

曜「声がとっても素敵なんだよね~///」ニヘラ

曜(鞠莉ちゃんに似ててね///)ニヘラ

鞠莉「ふ~ん」ムスッ

鞠莉「ねぇ、その鈴木愛奈って人と私の声どっちが好き?」

曜「え、えっとそれは……」アセアセ

鞠莉「ねぇ、どっち……?」ボソッ

曜(鞠莉ちゃんが私の耳元で……///)カァ

曜「その、あの……///」ドギマギ

鞠莉「んもう!ハッキリしないわね!」プンプン

鞠莉「こうなったら私の声がいいって言うまで、耳元で歌ってあげるわ!」

曜「えっ!?」ビックリ

鞠莉「さあカラオケへLet's goよ!」グイッ

曜「ちょ、ちょっと鞠莉ちゃん~!」ズルズル



曜(その後本当にカラオケへ行って、耳元で囁くように歌われた)

曜(4時間ぶっ続けで……)

曜(おかげで私の頭の中は鞠莉ちゃんでいっぱいになった)

曜(鞠莉ちゃんでいっぱい……///)ニヘラ

曜(あれ、でもこれいつものことだね?)

            
             
184: 2020/06/12(金) 21:13:03.88 ID:hyyWRbsS
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ふふっ、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……!」

鞠莉「あら、この下着のこと?」

曜「そ、そう!なんでその……スケスケなの!?///」カァ

曜(これじゃ衣装の採寸出来ないよ~!///)カァ

鞠莉「もちろん、曜に見せるためよ!」

曜「えっ……!?///」ドキドキ

曜(私に、って……それってどういう意味!?)ドギマギ

鞠莉「ところで、どうかしら……この下着。可愛いでしょ?」チラッ

曜(鞠莉ちゃんのイメージカラーの紫色のブラとショーツ……)

曜(透けてる部分から垣間見える真っ白な素肌……)

曜(もう堪らないであります!///)ニヘラ

曜「えっと、その……か、可愛いよ、とっても///」カァ

鞠莉「ふふっ、Thank you」

            
             
185: 2020/06/12(金) 21:13:34.56 ID:hyyWRbsS
鞠莉「さあ下着も見せたことだし、始めましょうか」

曜「ふぇ……な、何を!?」

曜(も、もしかして……///)ニヘラ

曜(いや、ダメだよ!私達まだ付き合ってないのに!///)ブンブン

鞠莉「何って……採寸するんでしょ?」キョトン

曜「あっ、そ、そうだよね」アセアセ

曜(なんだろう……少しだけガッカリした)ガッカリ

曜「じゃあそこで立ってて」

鞠莉「OK」

曜「じゃあ、測るね……」ゴクリ

鞠莉「ええ、お願い」

曜(……///)ドキドキ

曜(うぅ~、やっぱり胸に目が言っちゃうし、いい匂いがして上手く測れてない気がするよ~!)モタモタ

鞠莉「ふふっ、どうしたの?」ニシシ

曜「な、なんでもないよ!」アセアセ

            
             
186: 2020/06/12(金) 21:14:29.74 ID:hyyWRbsS
曜「ふぅ~、今日の採寸いつもより疲れたであります……」

曜(途中何度か鼻血が出そうになったけど、私はなんとか測り終えた……)

曜(我ながらよく耐えたであります……)

曜(それにしても鞠莉ちゃんの今日の下着……///)ニヘラ

曜(やっぱりたまらないでありますなぁ……///)タラ~

            
             
188: 2020/06/12(金) 21:18:27.31 ID:hyyWRbsS
鞠莉「じゃあするわね♪」

曜「うん」

曜(鞠莉ちゃんが私の髪を優しく触りながら、髪型を作っていく)

曜(なんだか恥ずかしくて、気持ちよくて、ムズムズする///)ニヘラ

鞠莉「……はい、出来たわ。手鏡貸すわね」

曜「ありがとう……わぁ~、本当に鞠莉ちゃんと同じ髪型だぁ!」

鞠莉「ふふっ、似合ってるわ!」

鞠莉「それにお揃いの髪型なんて姉妹……いや、カップルみたいね♪」

曜「か、カップル!?///」カァ

鞠莉「そう、カップル……だからこの髪型はペアルックってやつね」

曜(鞠莉ちゃんとカップルでペアルック……///)カァ

曜(考えただけでも顔が……///)ニヘラ

鞠莉「クスクス……相変わらずリンゴみたいに真っ赤な顔ね」ツンツン

曜「鞠莉ちゃん、またからかったの!?」ガーン

鞠莉「だって曜ったら可愛いんだも~ん♪」ニヤニヤ

曜「もう、鞠莉ちゃ~ん!」プンプン

鞠莉「sorry♪」テヘペロ

曜「はぁ……もういいや。いつもの事だし」

鞠莉「そうそう、お約束ってやつよ♪」

曜(そういうお約束入らないんじゃないかなぁ……私の心臓が持たないよ)トホホ

曜(でもこれはこれでやっぱり悪くない……///)ニヘラ

鞠莉「ねぇ、曜……」

曜「なに、鞠莉ちゃん?」

鞠莉「また今度一緒の髪型しましょ!」ニコッ

曜「うん!」ニコッ

            
             
190: 2020/06/12(金) 23:44:19.40 ID:LyLMZ2nd
曜「はぁ……」

曜(結局私は好きだと言えず、誕生日前日を迎えてしまった)

曜(私はいつになったら鞠莉ちゃんに言えるんだろう……)

曜(このまま言えないのかな?)

曜(でも諦めたくない……)

曜(でも言えない……)

曜「私は一体どうしたら……」ハァ

            
             
191: 2020/06/13(土) 00:10:06.71 ID:IpSskaqa
鞠莉「ハァーイ、曜」ポンッ

曜「ま、鞠莉ちゃん!」ビクッ

鞠莉「あら、ごめんなさい。驚かせちゃったかしら?」

曜「す、少しだけびっくりしたけど大丈夫だよ!」アセアセ

鞠莉「なら良かった……ところでこんな所で黄昏てどうしたの?」

曜「それは……」

曜(言わなきゃ……今日でハッキリと告白するんだ!)

            
             
193: 2020/06/13(土) 00:36:28.58 ID:IpSskaqa
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ん?曜、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……好きなタイプは?」

鞠莉「うーん、そうねぇ……純粋で無垢で一途で真っ直ぐな人がタイプかな」

曜「そ、そうなんだ……」

曜(また失敗しちゃった……でも今日は諦めないよ!)フンスッ

曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「今度はどうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……好き!」

鞠莉「……!」

曜「……な人いる?」

鞠莉「……いるわ」

曜「……!」ドキリ

曜「へ、へぇ~そうなんだ~」キョドキョド

            
             
194: 2020/06/13(土) 00:37:05.23 ID:IpSskaqa
曜(鞠莉ちゃん好きな人いるんだ)

曜(てっきり居ない前提で考えてた)

曜(一体、誰なんだろう)

曜(さっき聞いたタイプで考えると……千歌ちゃんが一番近い気がする)

曜(……でも誰かは分からない)

曜(もしかしたら私の可能性もあるけど……自信がないや)

曜(でもこのまま終わっちゃうの?)

曜(伝えないまま終わるのは……いやだな)

曜(今までやってきたこと無駄にしたくないし)

曜(だからもう一度……もう一度だけ)

            
             
195: 2020/06/13(土) 00:48:28.84 ID:IpSskaqa
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「もう、曜ったら今日はどうしたのよ?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……!」

曜(ダメだ……言えない)

曜(怖くて……不安で仕方なくて……)

曜(言おうとすると喉が張り付いたみたいに言葉が出ない)

曜(私の思いはここで終わっちゃうの?)

曜(どうしたら鞠莉ちゃん……あなたに私は思いを伝えられるの?)

            
             
196: 2020/06/13(土) 01:01:00.66 ID:IpSskaqa
曜「うっ、ひっぐ……」ポロポロ

鞠莉「よ、曜!?」ビックリ

曜「ご、ゴメン……」グスグス

鞠莉「……曜」

鞠莉「大丈夫……大丈夫だからその思いを私に伝えてみて、ね?」ギュッ

鞠莉「ここはぶっちゃけトーク!の場ですよ」

曜「鞠莉ちゃん……!」ギュッ

曜「私……私、鞠莉ちゃんが好き!」

曜「明るくてノリがいいところが好き!」

曜「実はちょっと泣き虫なところが好き!」

曜「誰かが困ってたら優しく声をかけてくれるところが好き!」

曜「大好き、大好き、大好き!」

鞠莉「うん……うん……」ヨシヨシ

曜(鞠莉ちゃんに抱きしめられると、今まで怖くて不安で堪らなかった思いが嘘のように軽くなった)

曜(スラスラと言葉が溢れて止まらない)

曜(私は今まで溜めていたありったけの思いを鞠莉ちゃんにぶつけた)

            
             
197: 2020/06/13(土) 01:24:18.14 ID:IpSskaqa
曜「鞠莉ちゃん……もう大丈夫。ありがとう」スッ

鞠莉「ふふっ、ようやく泣き止んだかしら?」

曜「うん、お陰様で」

鞠莉「なら、良かったわ」

曜「……ねぇ、鞠莉ちゃん」

鞠莉「なに?」

曜「その……返事、もらってもいい?」ドキドキ

鞠莉「もちろん……返事はOKよ♪」ウィンク

曜「鞠莉ちゃん、本当に!?」ビックリ

鞠莉「off course!……でも付き合う前に私あなたに謝らなくちゃいけないことがあるの」

曜「へっ……私鞠莉ちゃんに何かされたかな?」

曜(まあされたと言えば色々とされたけど……///)ニヘラ

            
             
198: 2020/06/13(土) 01:43:44.27 ID:yXBNUK+4
鞠莉「私、実はあなたの思いに気づいてたの」

曜「えっ、そうだったの!?じゃあなんで……」

鞠莉「あなたが私に告白してくれるところが可愛くて、つい……酷いわよね」シュン

曜「鞠莉ちゃん……もう、それは酷いよ」プンプン

鞠莉「sorry……」

曜「……でもね、私怒ってないよ」

鞠莉「へっ……?」

曜「だってそんなところも引っ括めて私は鞠莉ちゃんが大好きなんだもん!」ニッ

鞠莉「曜……」

曜「それにね、鞠莉ちゃん……私に悪いと思ってるなら聞かせて?」

曜「まだ鞠莉ちゃんから私聞いてないよ……好きだって言葉」

            
             
199: 2020/06/13(土) 02:50:46.20 ID:yXBNUK+4
鞠莉「……曜」

鞠莉「曜、私もあなたが好きよ!」

鞠莉「明るくて元気なところが好き!」

鞠莉「実は誰よりも繊細な心を持っているところが好き!」

鞠莉「純粋で無垢で一途で真っ直ぐなところが好き!」

鞠莉「全部、全部好きよ!」ギュッ

曜「ま、鞠莉ちゃん!///」カァ

鞠莉「ふふっ、さっきまでずっと抱きしめあってたのに……可愛いわね♪」

曜「だ、だってさっきは無我夢中だったから///」

曜(つい意識しだすとやっぱりこうなっちゃうんだよね)

曜(あっ、鞠莉ちゃんの匂いが直に……///)ニヘラ

鞠莉「ふふっ、それにしても誕生日前日に素敵なpresentをもらっちゃったわね」

曜「鞠莉ちゃんの誕生日……あの、その事なんだけどね」キョドキョド

曜「私と……誕生日デートしてください!」ガバッ

鞠莉「いきなり畏まって何を言うのかと思ったらそんな事ね」

鞠莉「ふふっ、当たり前じゃない……恋人なんだから」ポッ

曜「鞠莉ちゃん!」



曜(翌日、私たちは誕生日デートに行った)

曜(もちろん手を繋ぎながら)

曜(それは本当に夢のようで……とても幸せな時間だった)

            
             
200: 2020/06/13(土) 02:51:11.76 ID:yXBNUK+4
曜「ま、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「あら曜、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……好き!」

終わり

            
             
201: 2020/06/13(土) 02:53:00.36 ID:yXBNUK+4
今までお付き合いと、たくさんの支援やリクエストありがとうございました!

鞠莉ちゃん誕生日おめでとうございます!
曜ちゃんと幸せになってください!

            
             
202: 2020/06/13(土) 04:24:28.97 ID:5bPcpzDV
ひゃああああありがとう お疲れ様
曜ちゃんもまりちゃんも可愛かった!
曜ちゃんよくがんばったしまりちゃんいい子

            
             
206: 2020/06/13(土) 07:56:43.84 ID:BoyXAeEu
す、すす、素晴らしい…
連日お疲れ様でした、最高でした!

            
             
207: 2020/06/13(土) 07:56:57.93 ID:MIyj7IcK
良いぞ良いぞ良いぞ!
誕生日最終回も残念だけどとても良いぞ
お疲れさまでした

            
             
208: 2020/06/13(土) 09:03:55.61 ID:gb0JU3kE
約2週間楽しませて頂きました
鞠莉ちゃんもニヘニヘ曜ちゃんも可愛くてほっこりできた

            
             
209: 2020/06/13(土) 09:28:49.14 ID:tnwWuDT4
乙!
めっちゃよかった!!

            
             
215: 2020/06/16(火) 04:52:30.77 ID:av4sUgyn
これはすばらしいようまり
同じ出だしからの多彩な切り口で素敵だし、ようまりの可愛さを存分に楽しませてもらいました
最高だ……

            

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1591013216/

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