【SS】歩夢「レズノート？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

キャラ崩壊注意

初投稿なので、口調などおかしいところがあるかもしれません。

せつ菜「……」ﾊﾟｻｯ

歩夢「！？」

歩夢「せつ菜ちゃーん！　ノート落としたよ～！」

せつ菜「あっすいません！！」

歩夢「ん？　表紙に何か書いてある。Lez Note？ レズノートって読むのかな」ﾍﾟﾗ

せつ菜「ああ！！　触れないで……中は読まないでください！！」

歩夢「なにこれ……人の名前みたいなものが沢山書いてある……」ﾍﾟﾗｯ ﾍﾟﾗ

せつ菜「あああああああああああああ！！！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

歩夢「せつ菜ちゃん、これっ」


╭(^O^)　⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ


@cﾒ*◉ □ ◉ﾘ「うわっ！！」

歩夢「せっせっせっせつ菜ちゃんが二人いる！？」

せつ菜「ああ……とうとう見つかっちゃいましたね。私の隣にいるのはレズ神といって、そのノートに触った人にしか
　　　　見ることの出来ない神様なんです」

╭(^O^)「よろしくお願いします！！！！」

歩夢「れっれっレズ神様？　せつ菜ちゃんの姉妹じゃなくて？」

せつ菜「……説明しますね」

……

………

…………

せつ菜「さらにこのノートに書かれた人は男性であっても女体化してレズになるんですよ！！」

歩夢「なるほどね、このノートに名前を書かれた人は例外無くレズになるんだね」

せつ菜「そうなんです！　そしてさらには名前×名前で書かれた人物はもれなくカップルになります！！」

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ「！？」

歩夢「……それって本当なの？」

せつ菜「はい！！　私は試したことはありませんが、レズ神様が言っていたので本当だと思います！！」

歩夢「レズ神様、せつ菜ちゃんの言っていることって本当なんですか？」

╭(^O^)「本当ですよ！　ついでにカップリングの後にプレイ内容を記入すると一時間程度なら操ることも出来ますよ！！」

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ（……つまりこのノートがあれば侑ちゃんと）

歩夢「このノートに書かれている名前って、全部せつ菜ちゃんが書いたの？」ﾍﾟﾗｯ ﾍﾟﾗｯ ｶｷｶｷｶｷ

せつ菜「はい！！　私は全人類をレズにするのが夢なんです！！　レズ神様が居れば対象の名前を教えてくれますし、
ノートによってレズにされた人間は女の子同士でも子供がつくることが出来るんですよ！！」

せつ菜「そして全人類をレズ化した私は新世界のレズ神になるんです！！！！！！」

歩夢「ふ～ん、そうなんだ」ｶｷｶｷ

せつ菜「……歩夢さん？　さっきから何してるんですか？」

歩夢「ちょっとね、ノートにこれを書いていたの」


優木 せつ菜×レズ神　人目のつかないところでイチャイチャちゅっちゅする（1時間）

中川 菜々×レズ神　人目のつかないところでイチャイチャちゅっちゅする（1時間）


せつ菜「ああ！！　それは！！！！」

╭(^O^)「ちょっ///」

歩夢「ごめんね、せつ菜ちゃん。私の目的のためにはこのノートが必要なの」


せつ菜「ああああああああ！！！！」ﾄﾞｸﾝ……

╭(^O^)「ｷﾏｼﾀ！　ｷﾏｼﾀ！　ｷﾏｼﾀ！　ｷﾏｼﾀﾜー！！！！！！！」ﾄﾞｸﾝ！！！！！！


……

………

…………

歩夢「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

せつ菜「あの……レズ神様？　ちょっと人目のつかないところに行きませんか///」

╭(^O^)「そうですね、行きましょうか///」

せつ菜「では歩夢さん、私たちはちょっと用事がありますので、同好会の皆さんに遅れると伝えてください。そうですね
　　　　１時間くらいでしょうか」

歩夢「うん、わかった。みんなに伝えておくね」

せつ菜「よろしくお願いします」ﾃｸﾃｸﾃｸ……

……

………

…………

歩夢「……」

歩夢（このノート……）

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ（本物だ！！！！）

－どこかの廊下－


歩夢（このノートの力、もう少し試してみたいな。本番で失敗したら嫌だし、誰か手頃な人は……いた！）


かすみ「それで侑先輩が～……」

しずく「そうなんだ」ｸｽｸｽ


歩夢（あの二人ってお互い想い合ってるのに未だに告白もしてないんだよね。
　　　このノートの力をもう少し検証したいし、ちょっと後押ししちゃおうかな）ｶｷｶｷ


中須 かすみ×桜坂 しずく 恋人繋ぎをする。その後になんやかんやで告白。


かすみ「ん///」ﾄﾞｸﾝｯ……

しずく「ｯ……///」ﾄﾞｸﾝｯ……

……

………

…………

歩夢「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


かすみ「……///」ｷﾞｭｯ（しずくの手を恋人繋ぎで握る）


しずく「あっ///」


かすみ「ごめん……嫌だった？」


しずく「ううん、驚いただけ///」ｷﾞｭｯ


かすみ「そっか、良かった///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


しずく「うん///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


かすみ＆しずく「……///」




かすみ「しず子の手、柔らかくて気持ちいいね///」


しずく「そっそうかな？///」


かすみ「うん///暖かいし、握ってると落ち着く///」


しずく「ありがと///」


かすみ＆しずく「……///」




かすみ＆しずく「「あのっ！！」」


かすみ＆しずく「「あっ……///」」


歩夢（すっごいピュアッピュアで見ててドキドキする///）ｺｿｺｿ

かすみ「なっなに？///」

しずく「ううん、かすみさんから言って///」

かすみ「そっそっか、じゃあ私から言うね///」

しずく「うん///」

かすみ「あの……私はしずくのこと大好きで、その……恋人として付き合って欲しいな」

しずく「え？」

かすみ「ごっごめん！　迷惑だった？」

しずく「ううん、私もかすみさんに同じこと言おうとしてたからビックリして」

かすみ「そっそうなの？　じゃあ……」

しずく「うん。私からもお願いします」ﾍﾟｺ

かすみ「やった～！！　しず子～///」ｷﾞｭ～

しずく「ちょっと///苦しいよ///」


歩夢（しずかすHAPPY ENDだね?cﾒ*˶˘ ᴗ ˘˵ﾘ）

歩夢（これ以上二人を見てると心が浄化されちゃうから離れないと）ｲｿｲｿ……

……

………

…………

－部室－


歩夢（誰かいると思って部室に来てみたら、彼方さんがソファーの上で寝てた）

彼方「Zzz……」ｽﾔｧ……

歩夢（……1人の時にカップリング作ってプレイ内容書いたらどうなるんだろう？)

歩夢（プレイ時間も短くして時間的に不可能なことも書いてみたり）

歩夢（とりあえず彼方さんから見えないように部室から出ようかな）

……

………

…………

歩夢（よし、周りには誰もいないね。じゃあ早速）ｶｷｶｷ


近江 彼方×近江 遥　お互いに愛を確かめるかのように力強く抱きしめ合う（5分）


彼方「……」ﾄﾞｸﾝ

彼方「！？」ｶﾞﾊﾞｯ！！ 素早く上半身を起こす


歩夢（相手が居ないけど、どうなるのかな？）ﾄﾞｷﾄﾞｷ ｺｿｺｿ

彼方「？？？？？｝ｷｮﾛｷｮﾛ

彼方「？」

彼方「遥ちゃんが居ない」

彼方「……」

ﾉﾚcｲ´◉_◉)「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

ﾚcｲ◉_◉`)「……」

歩夢（！？）ｻｯ！！ 素早く隠れる

歩夢（危ない、こっち見た！！　というか彼方さんの目つきがいつもと違うような……）ﾊﾞｸ ﾊﾞｸ ﾊﾞｸ

彼方「……」

彼方「歩夢ちゃ～ん、いるんでしょ～？？　彼方ちゃんには分かるんだぜ～？　出て来ておくれ～」

歩夢（きっ気づかれてる！？　どうしよう……このまま逃げた方が良いかな？　今の彼方さんちょっと危ない気がする）

彼方「……しょうがないなぁ～、来ないならこっちから行くね～」

歩夢（あっこっちに来てる……こうなったら）

歩夢「にゃーん?」

彼方「！？」

彼方「なんだ～猫ちゃんか～……」

彼方「……」

彼方「猫ちゃんなら～」ｶﾞﾗｯ！　トビラを思いっきり開ける

歩夢「……にゃっ」ﾊｯ！

彼方「可愛がらないといけないなぁ?」

歩夢「に”ゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”！！！！」

……

………

…………

-どこかの廊下-


歩夢（あの後、彼方さんに5分間みっちりとソファーの上で力強く抱きしめられちゃった……）

歩夢（うう……体中が痛い、周りにカップリング相手が居ないと近くにいる相手をプレイ対象にしちゃうのかな？侑ちゃんに使う時は忘れずに近くにいるようにしなきゃ）


？？？「ママぁー」ﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟ

？？？「もう～///　強く吸いすぎだよ～///」


歩夢「！？」

歩夢「この声はもしかして……」


－不自然に誰も来ない教室－


果林「ママのおっ〇〇おいちい」ﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟ

エマ「も～果林ちゃんは甘えん坊でちゅね～」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


歩夢（やっぱり果林さんとエマさんだ。たまに部室に来るの遅いときあるけど、こんなことしてたんだ）

歩夢（果林さん、あんなに夢中にエマさんのおっ〇〇吸って……）ドン引き

果林「……」ﾁｭﾙｯﾊﾟ ﾁｭﾙｯﾊﾟ ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟﾁｭｯﾁｭ

エマ「も～果林ちゃんったら、そんなに吸ってもおっ〇〇出ないよ～///」

果林「は？」ﾁｭﾎﾟﾝ

果林「私の中では甘くて美味しいおっ〇〇が出てる事になっているんだけど？」

果林「人が夢中で吸ってるときに現実に戻すようなこと言わないでくれる？」

エマ「ごっごめんなさい……」

果林「ったく、気を付けてよね。こっちは真面目におっ〇〇吸っているんだから」ﾁｭｯﾊﾟ ﾁｭｯﾊﾟ

エマ「……」ｼｮﾎﾞﾝ

歩夢（うわぁ……）今までにないくらいのドン引き

歩夢（このままだとエマさんが可愛そうだから……）ｶｷｶｷ


エマ・ヴェルデ×朝香 果林　攻守交替


果林「ん///」ﾑﾗ

エマ「///」ﾑﾗﾑﾗ


歩夢（どうなるんだろう）ﾜｸﾜｸ

……

………

…………

エマ「果林ちゃん、たまにはママが果林ちゃんのおっ〇〇吸いたいな///」

果林「そうね。たまには交代しましょうか」ﾁｭｯｯｯﾎﾟﾝ！！

エマ「じゃあ果林ちゃんがママで私が赤ちゃんね。間違えないでね」

果林「わかったわ」


エマ「……」着替え 着替え


エマ「ママ～おっ〇〇ちょうだい～」

果林「今あげまちゅからね～ちょっと待っててねエマちゃん」脱ぎ脱ぎ


果林「はい、準備できまちたよ～」

エマ「わーい！！」ﾊﾑｯ

果林「ん///」ﾋﾟｸﾝ…

エマ「ママのおっ〇〇おいしいよ～」ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ

果林「ん///　あ///」ﾋﾟｸﾝ ﾋﾟｸﾝ


歩夢（果林さんっておっ〇〇感じやすいんだ。エマさんが吸われてた時より反応が違う）


エマ「……」ﾁｭﾙﾙ ﾁｭｯﾊﾟ ﾁｭｯﾊﾟ ﾁｭﾙﾙﾙﾙ

果林「んあ/// ちょっとエマ激し……」ﾋﾞｸﾝ ﾋﾞｸﾝ

エマ「……」ﾁｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ ﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟ ﾁｭｯﾊﾟ

果林「止めて！ それ以上吸ったらイッちゃうからあ///！！」ﾋﾞｸﾝ！ﾋﾞｸﾝ！

エマ「……」ﾋﾟﾀｯ

エマ「……」

エマ「……」ｼﾞｭｯﾊﾟﾝ ｼﾞｭｯﾊﾟﾝ ﾁｭﾙｯﾊﾟﾝ ﾁｭﾙｯﾊﾟﾝ ﾁｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

果林「ちょっ本当にやめて！」ﾋﾞｸ ﾋﾞｸ

エマ「……」ﾁｭﾙﾙ ﾁｭﾙﾙ ﾁｭﾙ？ ﾁｭﾙﾝﾁｭﾙﾝ

果林「どうして止めないの？　もしかしてさっき言ったこと怒って……」ﾋﾞｸﾝ

エマ「……」ｼﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ！！

果林「ごめん！　さっきの事は謝るからああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 ﾌﾟｼｬｰ

エマ「……」ﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟ

果林「あっ……エマ、私もうイッたからやめ……」ﾋﾞｸﾝ ﾋﾞｸﾝ

エマ「……」ﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟﾁｭｯﾊﾟ……

エマ「……」ｼﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ！！！！！

エマ「……」ｼﾞｭｯﾎﾟﾝ ｼﾞｭｯﾎﾟﾝ ｼﾞｭｯﾎﾟﾝ ×100（光速）

果林「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」ﾌﾟｼｬﾄﾞｯﾊﾟｰﾝ！！

歩夢（あっあっあ……）ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ 腰を抜かす

歩夢（やってしまった……私はとんでもない怪物を呼び起こしてしまった）

歩夢（はっ早くここを離れないと……）

歩夢（あっ足が震えて上手く立ち上がれなっ）ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ


エマ「歩夢ちゃん、そこにいるんでしょう？」片手で口を拭う

歩夢「はっはい！！」這うように教室に入る

エマ「ごめんね？　しずくちゃんに頼まれて果林ちゃんと演劇の練習をしていたの」

エマ「恥ずかしいから見なかったことにしてくれないかな？」ﾆｺ

歩夢「見なかったこと……」ﾁﾗｯ

果林「……」ﾋﾞｸﾝｯ ﾋﾞｸﾝｯ 白目失神中

歩夢「はっはい！！　私は何も見ていません！！　演劇頑張ってください！！」

エマ「ありがとう。じゃあ、果林ちゃんと演劇の続きをするから……」ﾁﾗｯ 出口の方に目を向ける

歩夢「はっはい！！　今すぐ出て行きます！！　みんなには遅れてくると伝えておきますのでゆっくり練習してください！！」 素早く教室から出て行く


エマ「ありがとね～」

エマ「……」ｽﾝｯ

エマ「じゃあ果林ちゃん、続きをしよっか？」

果林「あっ……あっ……」ﾋﾞｸﾝ ﾋﾞｸﾝ

……

………

…………

－部室前－


歩夢（逃げるように部室に来ちゃったけど、彼方さん元に戻ってるよね？）

歩夢（あの後すぐに寝ちゃったから）ﾁﾗｯ 扉の隙間から覗く

歩夢（……愛ちゃんと璃奈ちゃんが居る。彼方さんソファーで寝てるし、暴れた様子もないから大丈夫なのかな？）

歩夢（そういえば、最近愛ちゃんと璃奈ちゃん付き合い始めたんだよね）ﾉｿﾞｷ ﾉｿﾞｷ


－部室内－


从[σ_σ]从「……」ﾁﾗｯ ﾁﾗｯ

愛「みんな遅いね～」

从[σ_σ]从「……うん」ﾁﾗｯ ﾁﾗｯ

愛「りなりー、今日って何か予定ある？」

璃奈「！？」

璃奈「予定は特にない。あっても愛さんを優先する」

愛「あっありがと///　でも大事な用事があったら愛さんのこと気にしなくてもいいからね///」

璃奈「……わかった」

愛「今日は予定ないんだよね？　じゃあ愛さんとちょっと買い物に付き合って欲しいな」

璃奈「わかった。楽しみ」

愛「♪」ﾆｺﾆｺ

从[σ_σ]从「……」ﾁﾗｯ ﾁﾗｯ


歩夢（璃奈ちゃん、さっきから愛ちゃんのこと見てるけど何か言いたいことでもあるのかな？）

歩夢（璃奈ちゃん、受け身なところあるから……ちょっと手伝ってあげようかな）ｶｷｶｷ


天王寺 璃奈×宮下 愛　璃奈が積極的に愛に絡む


歩夢（璃奈ちゃん、何するんだろう）ﾜｸﾜｸ

璃奈「んっ……！？」ﾄﾞｸﾝ… 胸を押さえる

愛「！？」

愛「りなりー！？　どしたの！？」

璃奈「だっ大丈夫。愛さん、ちょっとこの椅子に座って」椅子を壁際に持って行って置く

愛「わかった！！　この椅子に座ればいいんだね！？」

璃奈「うん。早く」胸を強く押さえる

愛「座ったよ！！ 次は何すればいい！？」

璃奈「そのままで」

愛「そのままね！？　わかった！！」

璃奈「うん。そのままで……」ﾆﾔﾘ



愛「りっりなりー、本当に大丈夫？」

璃奈「……」愛の目の前に立つ

愛「りなりー？」

璃奈「……」壁ﾄﾞﾝをする

愛「ひん！」

愛「りなりー、怒ってるの？」

愛「もしかしてアタシと一緒に買い物行くの嫌だった？」涙目

璃奈「……嫌じゃない」璃奈ちゃんボードを外す

璃奈「……」ｲｹﾒﾝｽﾏｲﾙ

愛「りなりー、顔が！？」

璃奈「そんなことはどうでもいい。今は愛の顔を見せて」ｲｹﾒﾝｽﾏｲﾙ　愛の頬を撫でる

愛「はっはひ//」ﾄﾞｷｯ

璃奈「緊張しているの？　かわいい」ｲｹﾒﾝｽﾏｲﾙ

愛「りなりー、あまり愛さんをからかわないで///」

璃奈「からかってないよ。正直に言ってるだけ」ｲｹｽﾏ

愛「もう///」

璃奈「本当にかわいい。愛の愛は私だけのもの。愛だけに」愛の顎をクイッとする

愛「りっりなりーそれ愛さんの……んっ///」ｽﾞｷﾞｭｳｳｳｳｳｳｳｳﾝ


璃奈「ん///」ﾁｭｯ ﾁｭｯ


璃奈「ん……ぷはっ何か言った？」ﾘﾅﾁｬﾝｽﾏｲﾙ

愛「なっなんれもらいれす……///」ﾄﾛｰﾝ

璃奈「そう……今日のデートの後、愛って用事ある？」

愛「りなのためならあけましゅ///」ﾄﾛｰﾝ

璃奈「じゃあ今日は買い物の後に私の家に泊まってくれる？」ｽﾏ

愛「はひ……りなのためにとまりましゅ///」ﾄﾛﾛｰﾝ

璃奈「ありがとう」ﾄﾄﾞﾒｽﾏｲﾙ

愛「はうっ///」ﾋﾞｸﾝｯ　失神


璃奈「……かわいい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


歩夢（積極的な璃奈ちゃん、強い。）

歩夢（あんなこと侑ちゃんにされたら私……）レズノートを見る

歩夢（レズノート）

歩夢（これに書いたら侑ちゃんと好きな事が出来るんだよね。璃奈ちゃんが愛ちゃんにしたことも）

歩夢（……侑ちゃんに告白させることも）


歩夢（……）

……

………

…………

－屋上－


歩夢（気づいたら屋上にいた）

歩夢（もう十分ノートの力は試したし、後はノートに私の名前と侑ちゃんの名前を書くだけ）

歩夢（その後は侑ちゃんにして欲しい事を書いて……）

歩夢（……）

歩夢（書いて……）


歩夢（……）


歩夢（侑ちゃん……）

歩夢（本当に書いちゃっていいのかな？）

歩夢（侑ちゃんの気持ちを無視することになるんじゃ……）

歩夢（でも、このままだと……）

歩夢（私から告白なんて……）

歩夢（告白……）ノートを見る



歩夢（……）ｽｯ ｽｯ


歩夢『侑ちゃん、今から屋上に来てくれない？』送信

…

……


ﾋﾟﾛﾝ


侑『わかった。今から行くね』


歩夢（……）ノートを見る

－数分後－


侑「いきなり屋上に呼び出してどうしたの？」

歩夢「あのね、どうしても伝えたいことがあって……」ｳﾂﾑｷ

歩夢「その……」ﾁﾗｯ 手に持っているノートを見る

侑「？」

歩夢「あの、私ね！」




歩夢「侑ちゃんのことが！！」




……

………

…………

－エピローグ（生徒会室にて）－


歩夢「菜々ちゃん、これ」レズノートを差し出す

菜々「あっそのノートは」

歩夢「無理やり借りちゃってごめんなさい！！」

歩夢「このノートが無いと私、何も出来ないと思ってて……」

歩夢「本当にごめんなさい！！」

菜々「あー……」

菜々「いいんですよ歩夢さん。ちゃんと返してくれましたし」

菜々「それに私とレズ神様をくっつけてくれましたし」ﾎﾞｿ…

歩夢「えっ？　許してくれるの？」

菜々「別に怒っていませんよ。それで、そのノートを使って目的は達成できたんですか？」

歩夢「それなんだけど、結局ノートの力は使わなかったんだ」

歩夢「侑ちゃんの気持ちを無視することになると思って、勇気を出して私から告白したの」

歩夢「そしたら侑ちゃんも私のことずっと前から好きだったらしくて」

歩夢「付き合うことになりました」ﾆｺ


菜々「！？」

菜々「付き合えたんですね！？　おめでとうございます！！」

歩夢「ありがとう！　それで、レズ神様は？」ｷｮﾛｷｮﾛ

菜々「……それが、なぜかノートを触っていない人からも見えるようになっちゃいまして」


バーン！！！！（生徒会室のドアが力強く開く音）

╭(^O^)「歩夢さん！！！　本物の優木せつ菜ですよ！！！！！」

菜々「とりあえず私に見た目が似ていることから、影武者として活動してもらおうか考えています……」

歩夢「ああ……」憐みの目

菜々「レズ……せつ菜さん。本物はわざわざ自分の事を本物アピールしませんよ」

╭(^O^)「確かにそうですね！！　気を付けます！！！！」

菜々「それで、何しに来たんですか？」

╭(^O^)「喉が渇いたので水分補給しに来ました！！！！」ｺﾞｸ ｺﾞｸ ｺﾞｸ

╭(^O^)「じゃあ改めて宣伝に行ってきますので！！！！」


バーン！！！！ （生徒会室のドアが力強く開く音）

「みなさーん！！！！　偽物じゃない優木せつ菜ですよ！！！！」


歩夢「悪化した……」

菜々「はぁ……」溜息

歩夢「朝から何か騒がしいと思ったら、レズ神様が原因だったんだね」

菜々「すみません……」

歩夢「菜々ちゃんは別に悪くは」ﾁﾗｯ　時間

歩夢「あっごめん、そろそろ行かなきゃ」

菜々「何か用事があるんですか？」

歩夢「うん。侑ちゃんとちょっとね」

菜々「デートですね？　いってらっしゃい」ﾆｺ

歩夢「行ってきます。また明日ね」ﾆｺ

菜々「はい」ﾆｺ

……

………

…………

菜々「ふふっ……とうとうノートが戻ってきました」ノートを手に取って見る

菜々「また今日からレズ神様活動再開ですね」ﾆﾔﾘ


バーン！！！！ （生徒会室のドアが力強く開く音）


╭(^O^)「歩夢さーん！！！！　偽物じゃない優木せつ菜ですよ！！！！」

菜々「せつ菜さん、扉はもう少し優しく……歩夢さんはもう行きましたよ」

╭(^O^)「そうなんですね！！　あ！！そのノートは！！！！」

菜々「歩夢さんから返してもらったんですよ。今日からレズ神様活動再開です」

╭(^O^)「そのノートはもう使えませんよ！！！！！」

╭(^O^)「菜々さんと契りを交わしたので私の力は失われました！！！！」

╭(^O^)「私はもうただのレズで、そのノートはただのノートです！！！！」


菜々「え”？」


菜々「ええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！」


終わり

－使い方－

このノートに名前を書かれた人間はレズになる。

名前を書かれた人間が男性の場合は女体化し、レズになる。

男性が女体化しても周りは気が付かない。

このノートに名前を書かれた人間は女性同士でも子供が出来るようになる。

名前×名前と書かれた場合、カップリングが成立し恋人同士となる。

カップリング時、先に名前を書かれた人間は基本的に攻めになる。

カップリングの隣にプレイ内容を書けばカップリングを書かれた人間はその通りに行動する。

行動時間には制限があり、最長で1時間である。時間の指定が無ければ1時間効果が持続する。

プレイ内容に〇〇が攻めと記入すればカップリング的に受けでも攻めの行動をとる。

近くにカップリング相手が居ない場合、対象が暴走し、近くにいる女性を狙うようになる。

対象が暴走した場合カップリング不成立となり、恋人同士にはならない。

このノートの力が失われた場合でもすでに名前を書かれた人間の効果は無くならない。


余談

せつ菜はこのノートを手に入れたとき、真っ先に同好会メンバー（と遥ちゃん）の名前を記入した。

以上です。

読んで下さりありがとうございました。

歩夢推しで、歩夢の顔文字を投稿するために浪人買いました。

後悔はしていない。