【SS】愛・果林「気合い入れ」【ラブライブ！虹ヶ咲】

9/11毎日劇場参照

果林「じゃあさっそく、最高に気持ちよくしてア・ゲ・ル♡」ｶﾞﾊﾞｯ

愛「ちょ、まってよ！」

果林「なあに？早くしないと夜が開けちゃうわよ？」

愛「そ、そうだけど！なんでカリンが上なのさ！！」

果林「なんでって、愛が眠れないって言ったんでしょう？下の方が眠りやすくなるじゃない」

愛「それはそうだけどさ～…」

果林「納得したなら脱がしてもいいかしら？」

愛「ぅ…ん……やっぱりやだやだ！！」

果林「ちょっと愛、大声ださないで」

愛「あ、ごめん…なさい」

果林「なんでそんなに下になるのがイヤなのよ」

愛「イヤって訳じゃないけど…なんか、負けた感じがして悔しいんだもん…」

果林「別に負けではないと思うけど…」

愛「アタシはそう感じるのー！」

果林「もう、じゃあどうするのよ？」

愛「アタシが上がいい」

果林「え、イヤよ」

愛「なんでー！」

果林「私の方が歳上なんだし…リードしたいじゃない…？」

愛「え～…1年しか変わらないじゃん」

果林「十分先輩でしょう？」

愛「でもアタシだって大人っぽいとかよく言われるよ」

果林「私の方が言われてるわ」

愛「う～…それは確かに…」

果林「もう寝る時間過ぎてるんだから早く」

愛「ズルくない…？」

果林「…どうしたの？」

愛「だってさ、カリンが歳上って言ったって、アタシより335日早く生まれたってだけじゃん…別にアタシだって好きでカリンの後に生まれた訳じゃないし…」

果林「…まあ、そうね」

愛「アタシだってもっとカリンのワガママ聞いてあげたり、振り回されたりしたかったもん…」

果林「…」

愛「うぅ…ごめん、ライブの前なのにこんな」

果林「私だって愛にたくさん助けてもらってるわよ？」

愛「へ…？」

果林「愛は1年の差なんてものともしないくらい歌もダンスもできて、私には無い元気さと明るさを持っていて、努力家で、ウエストだって私よりも細いし…まあバストと身長でバランスをとってるからいいんだけど。とっても尊敬してるの」

愛「あ、う、うん…//」

果林「私はいつだってみんなの、可愛い後輩の目標でありたい、愛にも尊敬される先輩にって気合い入れてるから、辛い時でもがんばれてるのよ？」

愛「そぉなんだ…//」

果林「ええ」

愛「あはは、嬉しいよ。ありがと、カリン」

果林「本当のことを伝えただけよ」

愛「えへへ♪…あれ？なんかカリンちょっと顔赤くない？」

果林「き、気のせいじゃないかしら」

愛「え～絶対気のせいじゃ無いって～」

果林「いいから、明日のために早く終わらせて早く寝ましょう！」

愛「あ～まってまって！なに勝手に脱がしてんの！？ってかそーいえば話してる間もずっとその体勢キープしてたじゃん！やっぱズルだー！」

果林「言ったでしょ？愛のことは尊敬してるし私も愛に尊敬される先輩でありたいって」

愛「それとこれとは話が別！」

果林「ちょっと、脚使ってくるのやめなさいよ。ズルいわよ」

愛「カリンが最初に押し倒してきたんだからおあいこでしょ！」

果林「うっ…み、宮下なんだから下でいいじゃない！」

愛「んふっ！あははっ、ちょ、ソレはホントにズルいよカリンっふふっ」

果林「流石にツボが浅すぎないかしら…」

愛「深夜テンションだから、ふふっいつもよりっ浅いのっ」

果林「そ、そう…」

愛「しかも朝起きたら『朝の香りだー！』って言いながらカリン起こせるんだよ？楽しみすぎるじゃん」

果林「愛が楽しいなら何よりだわ…」

愛「ね、アタシが起こしたげるから、安心して」ｸﾞｸﾞｸﾞｯ

果林「きゃっ！？…油断したわ」

愛「あはは、カリンの部屋着脱がせやすーい」

果林「もう、こうなったら…ちゅっ」

愛「んむっ！？ぁ…んちゅっ♡はっ…ぁあ…♡ちょ♡ひゃめっ…かりん…♡」

果林「上、譲ってくれたらやめてあげるけど？」

愛「っはぁ…はぁ…あはっ、そっちがその気なら…いいよ、アタシは絶対譲らないから」

果林「今のうちに強がるのやめた方が後が楽だと思うけど？」

愛「言うね～望むところだよ！」

果林「いつまで持つか楽しみね♡」

愛「こっちのセリフ！…あ、そうだカリン」

果林「なあに？」

愛「アタシもカリンのこと、めっちゃ尊敬してるから」

果林「…それはうれしいわ」

愛「あ！やっぱ顔赤いー！」

果林「気のせいじゃないかしら」



おわり