【SS】摩央「おはよう悠奈」悠奈「パァ！」【ラブライブ！スーパースター!!】

悠奈「パァ！パァ！」

摩央「ふふ、今日も元気ね」

悠奈「パァ～」

摩央「それじゃあ学校に行きましょうか」

悠奈「パァ！」

悠奈「パァパァ」

摩央「昨日の番組？ええ、私も観たわよ」

悠奈「パァパァ～」

摩央「そうね、凄かったわねあのパフォーマンス。私達も見習わなくちゃ」

悠奈「パァ～！」

摩央「ふふふ、やる気まんまんね」

摩央「そう言えば宿題はやってきた？」

悠奈「パァ？」

摩央「もう、昨日出たじゃない。忘れたの？」

悠奈「パァ～……」

摩央「まったく、仕方ないわね。教えてあげるから学校に着いたら済ませ
　　ちゃいましょう」

悠奈「パァ、パァ！」

摩央「はいはい、今度からはちゃんと家でやってくるのよ？」

悠奈「パァ！」

摩央「まぁ、猫の親子。かわいいわねぇ」

悠奈「パァ～」ﾀｯﾀｯﾀｯ

摩央「あ！ちょっと悠奈」

母猫「シャーーーッ！！！」

悠奈「パッ！？」ﾋﾞｸｯ

摩央「悠奈！大丈夫！？」

悠奈「パァッパァッ」

摩央「ほら悠奈こっちきて。……よしよし。怖かったわね」

悠奈「パァ～……」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

摩央「でも、お母さん猫は子猫を守ろうと必死なんだから。あんな風に
　　いきなり近づいちゃダメよ？」

悠奈「ぱぁ～……」

クラスメイトA「おっはよ～」

摩央「おはよう」

悠奈「ぱぁ……」

クラスメイトB「あれれ？どうしたの？悠奈ちゃん元気ないねぇ」

摩央「実は……」

クラスメイトC「そんな事があったんだ」

クラスメイトA「それは怖かったねぇ。かわいそうに……よしよし」

悠奈「ぱぁ……」

クラスメイトB「そうだ！私チョコレート持ってるんだ！これ食べて元気
　　　出して！」

悠奈「パァ！」

クラスメイトC「あ、私もクッキーあるよ！これも食べて」

クラスメイトA「私のキャンディもあげる！はい、悠奈ちゃん」

悠奈「パァ、パァ！」

摩央「ふふ、よかったわね悠奈」

悠奈「パァ～♪」

悠奈「パァ～」ｶｷｶｷ

摩央「ちょっと悠奈。授業中に落書きなんてしてないでちゃんと先生の話
　　を聞いてなきゃダメよ」ｺｺﾞｴ

悠奈「パァパァ～♪」ｶｷｶｷ

先生「おう、聖澤。ずいぶん熱心にノート書いてるなぁ。それじゃあそんな
　　真面目な聖澤にここの英文を読んでもらおうか」

悠奈「パ！？パァ！？」ｱﾀﾌﾀ

摩央「言わんこっちゃない……ほらこのページ。ここの文章よ」

悠奈「パっ、パっ」ｱﾀﾌﾀ

悠奈「…………ｽｩ」

悠奈「Monique van der Vorst is an amazing cyclist
　　from the Netherlands～～～～～」




先生「んむ、よろしい。これからもちゃんと授業を聴いておくように」

悠奈「パァ～」ﾎｯ

摩央「まったく……」

悠奈「パァ！」

摩央「さっき描いてた落書き？あぁ、新しい衣装のデザインを描いてたのね」

悠奈「パァ」

摩央「ふーん。いいわね。とっても素敵じゃない」

悠奈「パァ～」ﾌﾌﾝ

摩央「それじゃあ次のお休みにさっそく街に材料を買いに行きましょうか」

悠奈「パァ、パァ♪」

摩央「でーも。授業はちゃんと真面目に受けなきゃダメよ？」

悠奈「パァ！」

摩央「いただきます」

悠奈「ぱぁ……」

摩央「どうしたの悠奈？」

悠奈「ぱぁ……」

摩央「ああ。お弁当にピーマンが入ってたのね」

悠奈「しおしおのパァ……」

摩央「お母さんが栄養バランスを考えて入れてくれたんだもの。好き嫌
　　いしちゃダメよ？」

悠奈「ぱぁ……」

摩央「……仕方ないわね。私が食べてあげるわ」ﾊﾟｸｯ

悠奈「パァ！」

摩央「ﾓｸﾞﾓｸﾞ……ん、おいし♪」

悠奈「パァ～？」

摩央「ほんとよ？悠奈も食べてみたら？」

悠奈「パ、パァ！」ﾌﾙﾌﾙ

摩央「ふふふ。おかずが減っちゃったから代わりにこのコロッケあげるわ」

悠奈「パァ、パァ♪」

摩央「ふふ、はいはい」

摩央「この服ステキねぇ」

悠奈「パァ！パァ、パァ！」

摩央「ええ、この帽子も素敵ね。悠奈にとっても似合いそう」

悠奈「パァ！」

摩央「今度買い出しに行く時に買っちゃおうかしら。値段は……」

摩央「…………」

摩央「今月は衣装の生地に今度の島での舞台の小物。あれとかこれとかも必要だし……」

摩央「……やっぱり無理ね。諦めましょう……」

悠奈「ぱぁ……」

摩央「でもこっちのページのスイーツ！これもとっても魅力的よね！
　　これは絶対に食べにいきましょう」

悠奈「パァ、パァ♪」

摩央「さあ、今日の練習を始めましょうか」

悠奈「パァ！」

摩央「それじゃあまずは10kmのランニングから。行くわよ！」

悠奈「パァ！」

摩央「ﾊｯ……ﾊｯ……」ﾀｯﾀｯﾀｯ

悠奈「ﾊﾟｯ……ﾊﾟｯ……」ﾀｯﾀｯﾀｯ

摩央「ﾊｯ……ﾊｯ……」ﾀｯﾀｯﾀｯ

悠奈「ﾊﾟｯ……ﾊﾟｯ……パッ？」ﾀｯﾀｯ

摩央「……あら？悠奈どうし……」

悠奈「パァ♪パァ♪」

摩央「あ、こら悠奈！ちょうちょを追いかけていかないの！まちなさい！」

ザザァ～

～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～
～⌒～⌒～⌒～⌒⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～
⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒
～⌒～⌒～⌒～ ⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～

摩央「今日の海も綺麗ねぇ」

悠奈「パァ♪…………パ！？パ！パ！」

摩央「なに？どうしたの悠奈……あれは！？」


～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～
～⌒～⌒～⌒～⌒⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～
⌒～⌒～⌒～⌒∬( c||^ヮ^|| ⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒
～⌒～⌒～⌒～ ⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～

摩央「も、もしかしてアレって伝説の〝ワカメの精霊〟！？見た者に幸福を
　　もたらすと言われてる……」

悠奈「パァ！パァ！」

摩央「しゃ、写真撮らなきゃ……あっ」


トプンッ
～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～
～⌒～⌒～⌒～⌒⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～
⌒～⌒～⌒～⌒～人人人⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒
～⌒～⌒～⌒～ ⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～⌒～


摩央「あぁ……居なくなっちゃった……」

悠奈「パァ……」

摩央「でもきっといいことあるわよね！」

悠奈「パァ！」

悠奈「パァ～パパぁ～」

摩央「悠奈、忘れ物はない？」

悠奈「パァ～」

摩央「それじゃあ帰りましょうか」

悠奈「パ！」

摩央「日が沈むのが遅くなってきたわねぇ」

悠奈「パァ～」

摩央「いよいよ夏がやってくるわね」

悠奈「パァ」

摩央「今年こそ……ラブライブで優勝しましょうね」

悠奈「パァ！」

摩央「でもその前に……今度の代々木のイベントね。絶対に優勝してラブラ
　　イブへのはずみをつけるわよ」

悠奈「パァ！パァ！」

摩央「えぇ、頑張りましょうね。悠奈！」

悠奈「パァー！」



おしまい

パー子かわいいよパー子

かわいい