1: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:08:20.72 ID:RJWAcvo8.net
不良女「そうだよお前だよ。なぁ私さぁ、お金無いんだよねぇ。ちょーっと貸してくれないかな?」ギロリ
穂乃果「え!?どうしたの!?お金無いってなにかあったの!?」ズイッ
不良女「え、いや、別に…って、な、なんでもいいだろ!い、いいから早くお金出せって言ってんだよっ!」
穂乃果「良くないよっ!お金ないとか大変じゃんっ!ねぇ何があったの?大丈夫なの?」ズズイッ
不良女「い、いや、だからっ…そのっ…(距離感も近いし、な、なんだこいつ///)」オロオロ
穂乃果「どうしたの?何か困ってる事があるなら相談に乗るよ?」ズズズィ
不良女「も、もういいよっ///じゃあなっ///」スタコラピュー
穂乃果「…あれ?…行っちゃった……」
不良女「くそっ///なんだったんだよあいつ///」ドキドキ
不良女「ま、まぁいい、次の獲物探すか…」フゥ
不良女「おっ、今度はいかにも女の子って感じの奴がいるな。よしよし」
穂乃果「え!?どうしたの!?お金無いってなにかあったの!?」ズイッ
不良女「え、いや、別に…って、な、なんでもいいだろ!い、いいから早くお金出せって言ってんだよっ!」
穂乃果「良くないよっ!お金ないとか大変じゃんっ!ねぇ何があったの?大丈夫なの?」ズズイッ
不良女「い、いや、だからっ…そのっ…(距離感も近いし、な、なんだこいつ///)」オロオロ
穂乃果「どうしたの?何か困ってる事があるなら相談に乗るよ?」ズズズィ
不良女「も、もういいよっ///じゃあなっ///」スタコラピュー
穂乃果「…あれ?…行っちゃった……」
不良女「くそっ///なんだったんだよあいつ///」ドキドキ
不良女「ま、まぁいい、次の獲物探すか…」フゥ
不良女「おっ、今度はいかにも女の子って感じの奴がいるな。よしよし」
3: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:10:54.47 ID:RJWAcvo8.net
不良女「おい、お前!」
ことり「え?」クルッ
不良女「私さぁ、お金が必要なんだよねぇ。ちょっと貸してくれないかな?」ギロリ
ことり「え…いや…それはちょっと……」
不良女「いいから出せって言ってんだよっ!」
ことり「ふぇ!?ふぇぇぇぇ…そんな事言われてもぉ…」ウルウル
不良女(な、なんだこいつ///えらく可愛い奴だな///って何考えてんだ私はっ!///)ドキッ
不良女「い、いいから出せってっ!///」
ことり「ふぇぇぇぇぇぇぇん、ホノカチャァァァン…」ウルウル
不良女(…なにこいつ可愛い///)ボー
通行人A「なにあれ、不良が女の子を恐喝してるわ…」ヒソヒソ
通行人B「あれってカツアゲじゃない?警察呼んだ方が…」ヒソヒソ
不良女「や、やべっ!これはもう無理だなっ」スタコラピュー
ことり「ふぇ?……行っちゃった…」
ことり「え?」クルッ
不良女「私さぁ、お金が必要なんだよねぇ。ちょっと貸してくれないかな?」ギロリ
ことり「え…いや…それはちょっと……」
不良女「いいから出せって言ってんだよっ!」
ことり「ふぇ!?ふぇぇぇぇ…そんな事言われてもぉ…」ウルウル
不良女(な、なんだこいつ///えらく可愛い奴だな///って何考えてんだ私はっ!///)ドキッ
不良女「い、いいから出せってっ!///」
ことり「ふぇぇぇぇぇぇぇん、ホノカチャァァァン…」ウルウル
不良女(…なにこいつ可愛い///)ボー
通行人A「なにあれ、不良が女の子を恐喝してるわ…」ヒソヒソ
通行人B「あれってカツアゲじゃない?警察呼んだ方が…」ヒソヒソ
不良女「や、やべっ!これはもう無理だなっ」スタコラピュー
ことり「ふぇ?……行っちゃった…」
4: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:13:42.22 ID:RJWAcvo8.net
不良女「な、なんだよくっそっ!連続で失敗しちまったじゃねーかっ!」
不良女「しかしあいつ…可愛かったなぁ…///」
不良女「い、いやいやっ!しっかりしろ私!」
不良女「もう可愛い系は駄目だな、うんうん。次はいかにも真面目そうな奴にしよう」
不良女「おっ、ちょうどいい所に…」
不良女「しかしあいつ…可愛かったなぁ…///」
不良女「い、いやいやっ!しっかりしろ私!」
不良女「もう可愛い系は駄目だな、うんうん。次はいかにも真面目そうな奴にしよう」
不良女「おっ、ちょうどいい所に…」
5: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:16:06.27 ID:RJWAcvo8.net
不良女「おい、お前!」
海未「はい?なんでしょう」
不良女「私さぁ、お金欲しいんだよねぇ。だからちょっとくれないかなぁ?」ギロリ
海未「はぁ…、なぜ私があなたにお金を差し上げなければならないんでしょうか?」
不良女「そんな事はどうでもいいんだよっ!いいからお金出しなっ!」
海未「……」
海未「あの…、これは所謂、カツアゲ、と言うやつでしょうか?」
不良女「だったらなんだってんだよっ」
海未「はぁ…、そうですか…、…わかりました」
海未「はい?なんでしょう」
不良女「私さぁ、お金欲しいんだよねぇ。だからちょっとくれないかなぁ?」ギロリ
海未「はぁ…、なぜ私があなたにお金を差し上げなければならないんでしょうか?」
不良女「そんな事はどうでもいいんだよっ!いいからお金出しなっ!」
海未「……」
海未「あの…、これは所謂、カツアゲ、と言うやつでしょうか?」
不良女「だったらなんだってんだよっ」
海未「はぁ…、そうですか…、…わかりました」
6: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:19:16.21 ID:RJWAcvo8.net
不良女「おっ、なんだよ話が早いじゃん(うっしっしっ、これは楽勝だな)」
海未「この私があなたのその醜い性根を叩き直してあげましょう」キリッ
不良女「へ?」
海未「いざ尋常に」
不良女「お、おい、ちょ、ちょっと待てよっ(この気迫と鋭い目と構え…あっ、これ駄目なやつだ…)」アセアセ
不良女「い、いやっ冗談っ!冗談だってっ!ご、ごめんね、それじゃあね、バイバーイっ」スタコラピュー
海未「……」
海未「行ってしまいましたか…」
海未「この私があなたのその醜い性根を叩き直してあげましょう」キリッ
不良女「へ?」
海未「いざ尋常に」
不良女「お、おい、ちょ、ちょっと待てよっ(この気迫と鋭い目と構え…あっ、これ駄目なやつだ…)」アセアセ
不良女「い、いやっ冗談っ!冗談だってっ!ご、ごめんね、それじゃあね、バイバーイっ」スタコラピュー
海未「……」
海未「行ってしまいましたか…」
7: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:25:33.41 ID:RJWAcvo8.net
不良女「あっぶねー。もうちょっとでやられるところだったぜ…」フゥー
不良女「あーもうっ!次だ次っ!今度は真面目で弱そうな奴にしよう」
不良女「おっ、いいところに…」
不良女「あーもうっ!次だ次っ!今度は真面目で弱そうな奴にしよう」
不良女「おっ、いいところに…」
8: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:30:35.01 ID:RJWAcvo8.net
不良女「おい、お前っ!」
花陽「え?…な、なんですか…」オドオド
不良女「ちょっとお姉さんさ、お金に困ってるんだよねぇ。だからさ、お金、出して」ギロリ
花陽「ひぃ!?や…あの…その…」
不良女「悪い事は言わないからさ、さっさと出せばいいと思うよぉ(おっ、これはいけそうだなっ、ニヒヒッ)」ニコリィ
不良女(ん…なんだこいつ…口元に米粒がついてるじゃないか。しょうがない、取ってやるか)パッ ペイッ
花陽「!?…今…なにしました……」
不良女「あぁ?あー口元に米粒ついてたから取ってやったんだよ。お姉さん優しいでしょ?」ニヤニヤ
花陽「お米の粒を…捨てた……な、な、な、なんて事をしたんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ウガー
不良女「ふぇぇぇ!?」
花陽「え?…な、なんですか…」オドオド
不良女「ちょっとお姉さんさ、お金に困ってるんだよねぇ。だからさ、お金、出して」ギロリ
花陽「ひぃ!?や…あの…その…」
不良女「悪い事は言わないからさ、さっさと出せばいいと思うよぉ(おっ、これはいけそうだなっ、ニヒヒッ)」ニコリィ
不良女(ん…なんだこいつ…口元に米粒がついてるじゃないか。しょうがない、取ってやるか)パッ ペイッ
花陽「!?…今…なにしました……」
不良女「あぁ?あー口元に米粒ついてたから取ってやったんだよ。お姉さん優しいでしょ?」ニヤニヤ
花陽「お米の粒を…捨てた……な、な、な、なんて事をしたんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ウガー
不良女「ふぇぇぇ!?」
9: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:35:35.09 ID:RJWAcvo8.net
花陽「お米はですねぇ!!!一粒でもとってもとっても大切なんですっ!!!沢山思いが詰まってるんですっ!!!」グイッ
花陽「あの一粒を作る為にですねぇ!!!農家の人がっ!!!いっぱい汗水流してっ!!!頑張って作ってるんですっ!!!」ググィ
不良女「え…いや…その…」タジタジ
花陽「それをあなたは捨てたんですかっ!!!ポイっとっ!!!なにも思わずにっ!!!」グググィ
花陽「その行為はですねっ!!!ダイヤモンドを捨てたのとっ!!!一緒なんですよっ!!!それぐらい価値が…っ!!!」
不良女「わ、わ、わかったっ!私が悪かったっ!これからはお米を大切にしますっ!」アセアセ
花陽「大体ですね…っ!!!」
不良女「そ、それじゃ!お米ばんざーいっ!」スタコラピュー
花陽「それをですねっ!!!………あれっ?……」
花陽「あの一粒を作る為にですねぇ!!!農家の人がっ!!!いっぱい汗水流してっ!!!頑張って作ってるんですっ!!!」ググィ
不良女「え…いや…その…」タジタジ
花陽「それをあなたは捨てたんですかっ!!!ポイっとっ!!!なにも思わずにっ!!!」グググィ
花陽「その行為はですねっ!!!ダイヤモンドを捨てたのとっ!!!一緒なんですよっ!!!それぐらい価値が…っ!!!」
不良女「わ、わ、わかったっ!私が悪かったっ!これからはお米を大切にしますっ!」アセアセ
花陽「大体ですね…っ!!!」
不良女「そ、それじゃ!お米ばんざーいっ!」スタコラピュー
花陽「それをですねっ!!!………あれっ?……」
12: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:40:52.64 ID:RJWAcvo8.net
不良女「な、な、なんだよマジでっ!今日は厄日かよっ!くそっ!」
不良女「でも不良としてこのまま引き下がるわけにはいかねぇ…次こそは…」
不良女「よし、今度は奇を狙ってスポーツ少女を狙ってみるか…おっ…いい具合に…」
不良女「でも不良としてこのまま引き下がるわけにはいかねぇ…次こそは…」
不良女「よし、今度は奇を狙ってスポーツ少女を狙ってみるか…おっ…いい具合に…」
13: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:45:36.14 ID:RJWAcvo8.net
不良女「おいっ!お前っ!」
凛「にゃ?」
不良女「お姉さんさ、お金に困ってるんだよね。だからさ……お金だしなっ!」グワッ
凛「え?嫌ですけど…」
不良女「いいから出せってっ!」ガバッ
凛「にゃっ!」スカッ
不良女「おろっ…、ず、随分すばしっこい……なっっと!」ガバッ
凛「にゃっ!」スカッ
不良女「あろろっ…、て、てめー、舐めやがってっ!」
凛「そんなのに捕まるわけないにゃ!こっこまでおいでー!」スタコラー
不良女「ま、まてーっ!」タタタタッ
凛「にゃ?」
不良女「お姉さんさ、お金に困ってるんだよね。だからさ……お金だしなっ!」グワッ
凛「え?嫌ですけど…」
不良女「いいから出せってっ!」ガバッ
凛「にゃっ!」スカッ
不良女「おろっ…、ず、随分すばしっこい……なっっと!」ガバッ
凛「にゃっ!」スカッ
不良女「あろろっ…、て、てめー、舐めやがってっ!」
凛「そんなのに捕まるわけないにゃ!こっこまでおいでー!」スタコラー
不良女「ま、まてーっ!」タタタタッ
14: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:50:01.81 ID:RJWAcvo8.net
―――――――――――
――――――――
―――――
――
不良女「に、逃げられた……なんて足のはえー女だ…」ズーン
不良女「ってか今思えば私足遅いし当たり前じゃねーかっ!そりゃ逃げられるわっ!無駄に体力だけ減っちまったぜくっそっ!」ハー
不良女「はーもうっ!こうなったらお金持ちっぽい子を狙って一喜一憂?じゃなかった、一攫千金狙ってやるぜっ」
不良女「おっ、いい具合にお金持ちそうな奴が来たぜ…ヘヘッ…」
――――――――
―――――
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不良女「に、逃げられた……なんて足のはえー女だ…」ズーン
不良女「ってか今思えば私足遅いし当たり前じゃねーかっ!そりゃ逃げられるわっ!無駄に体力だけ減っちまったぜくっそっ!」ハー
不良女「はーもうっ!こうなったらお金持ちっぽい子を狙って一喜一憂?じゃなかった、一攫千金狙ってやるぜっ」
不良女「おっ、いい具合にお金持ちそうな奴が来たぜ…ヘヘッ…」
17: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 22:56:38.07 ID:RJWAcvo8.net
不良女「おいっ!お前っ!」
真姫「……なにか様?…」
不良女「なにか様?…じゃねーよっ!お前金持ちだろ?さっさと財布出しなっ!」ギロリッ
真姫「……嫌よ。それじゃ」クルッスタスタ
不良女「お、おいっ!誰が行っていいって言ったっ!」ガシッ
真姫「きゃっ!なにすんのよっ!放してよっ!」
不良女「へへへへっ、逃がさねー…ぜ……」ウエミアゲー
真姫ちゃん専用女ボディーガード「どうかなさいましたか真姫様」ズイッ
不良女(で、で、で、でけーっ!?な、な、なんだこいつはっ!?)
真姫「なんかこの人が財布を出せって言ってきて…」
女ボ「なるほど、そうですか、ここは私にお任せください」
真姫「……なにか様?…」
不良女「なにか様?…じゃねーよっ!お前金持ちだろ?さっさと財布出しなっ!」ギロリッ
真姫「……嫌よ。それじゃ」クルッスタスタ
不良女「お、おいっ!誰が行っていいって言ったっ!」ガシッ
真姫「きゃっ!なにすんのよっ!放してよっ!」
不良女「へへへへっ、逃がさねー…ぜ……」ウエミアゲー
真姫ちゃん専用女ボディーガード「どうかなさいましたか真姫様」ズイッ
不良女(で、で、で、でけーっ!?な、な、なんだこいつはっ!?)
真姫「なんかこの人が財布を出せって言ってきて…」
女ボ「なるほど、そうですか、ここは私にお任せください」
19: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 23:03:57.60 ID:RJWAcvo8.net
不良女「……」ソローリソローリ
女ボ「おい!そこのお前!」
不良女「へっ?あ、あたしですかっ?」スットボケー
女ボ「今、この方にカツアゲしようとしてたらしいな」
不良女「や、やだなー、こんな高貴な方に、そ、そんな事するわけないじゃないですかー」アセアセ
女ボ「とぼけたって無駄だ。覚悟はできているんだろうな」
不良女「……す、す、す、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ドゲザー
不良女「ほんの出来心だったんですっ!お願いですっ!許してくださいっ!」フカブカー
女ボ「今更遅い。さぁこっちにこ…」
真姫「まって、もういいわ。行きましょ」
不良女「ふぇぇ…」ゴウキュウー
女ボ「で、ですが…」
真姫「構ってるだけ時間の無駄だわ。さ、行くわよ」
女ボ「はっ!…命拾いしたな、小娘」
不良女「はひぃぃぃ」ナミダデヨゴレタカオー
女ボ「おい!そこのお前!」
不良女「へっ?あ、あたしですかっ?」スットボケー
女ボ「今、この方にカツアゲしようとしてたらしいな」
不良女「や、やだなー、こんな高貴な方に、そ、そんな事するわけないじゃないですかー」アセアセ
女ボ「とぼけたって無駄だ。覚悟はできているんだろうな」
不良女「……す、す、す、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ドゲザー
不良女「ほんの出来心だったんですっ!お願いですっ!許してくださいっ!」フカブカー
女ボ「今更遅い。さぁこっちにこ…」
真姫「まって、もういいわ。行きましょ」
不良女「ふぇぇ…」ゴウキュウー
女ボ「で、ですが…」
真姫「構ってるだけ時間の無駄だわ。さ、行くわよ」
女ボ「はっ!…命拾いしたな、小娘」
不良女「はひぃぃぃ」ナミダデヨゴレタカオー
20: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 23:09:37.30 ID:RJWAcvo8.net
―――――――――――
――――――――
―――――
――
不良娘「……」
不良娘「…………」
不良娘「…私…不良に向いてないのかなぁ…」
不良娘「……い、いやいや、女不良先輩の様に立派な不良になるって決めたんだっ!こんなことぐらいで諦めてたまるかっ!」
不良娘「次だ…次こそは絶対…」ギリッ
不良娘「よ、よし、今度は優しそうな奴を選ぼう…うん…」
不良娘「あいつは優しそうだな…よし…」
――――――――
―――――
――
不良娘「……」
不良娘「…………」
不良娘「…私…不良に向いてないのかなぁ…」
不良娘「……い、いやいや、女不良先輩の様に立派な不良になるって決めたんだっ!こんなことぐらいで諦めてたまるかっ!」
不良娘「次だ…次こそは絶対…」ギリッ
不良娘「よ、よし、今度は優しそうな奴を選ぼう…うん…」
不良娘「あいつは優しそうだな…よし…」
22: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 23:15:58.51 ID:RJWAcvo8.net
不良娘「お、おい!お前!」
希「?……うちの事?」
不良娘「そ、そうだよっ!お前だよっ!」
希「うちになんか様?」
不良娘(うぉっ、よく見たらこの人、おっ〇〇でけーなぁ///)ジー
希「…ん?」
不良娘「あっ、いやいやっ///用はその、おっ〇〇を出…じゃなかった///お金だよお金っ!お金を出せっ!///」
希「……もしかして…カツアゲ?」ウワメズカイー
不良娘「あ、ああそうだよっ!さっさと出しなっ!///」
希「?……うちの事?」
不良娘「そ、そうだよっ!お前だよっ!」
希「うちになんか様?」
不良娘(うぉっ、よく見たらこの人、おっ〇〇でけーなぁ///)ジー
希「…ん?」
不良娘「あっ、いやいやっ///用はその、おっ〇〇を出…じゃなかった///お金だよお金っ!お金を出せっ!///」
希「……もしかして…カツアゲ?」ウワメズカイー
不良娘「あ、ああそうだよっ!さっさと出しなっ!///」
24: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 23:24:23.90 ID:RJWAcvo8.net
希「……もしかして…カツアゲ?」ウワメズカイー
不良娘「あ、ああそうだよっ!さっさと出しなっ!///」
希「ふ~ん、でもなぁ、うち、お金持ってないからなぁ。そうや、代わりにこの胸はどう?」
不良娘「はひっ!!!???む、胸ってお前…///」
希「触ってみたない?」フェロモンー
不良娘「そ、そりゃ触れるもんなら触って…///ってちがーうっ!私にそっちのケは、な、な、ないっ///」
希「ほんまにぃ?さっきうちの胸、めっちゃみてたやん」
不良娘「そ、それはその…///あの…///大きいなって思っただけで、その…///」
希「どぉするん?」ポイン
不良娘「あpsjgぱおhsぱhpか//////」プシュー
不良娘「う、う、うがあああああああああああああああ」スタコラピュー
希「あーあ、行っちゃった……クスッ」
不良娘「あ、ああそうだよっ!さっさと出しなっ!///」
希「ふ~ん、でもなぁ、うち、お金持ってないからなぁ。そうや、代わりにこの胸はどう?」
不良娘「はひっ!!!???む、胸ってお前…///」
希「触ってみたない?」フェロモンー
不良娘「そ、そりゃ触れるもんなら触って…///ってちがーうっ!私にそっちのケは、な、な、ないっ///」
希「ほんまにぃ?さっきうちの胸、めっちゃみてたやん」
不良娘「そ、それはその…///あの…///大きいなって思っただけで、その…///」
希「どぉするん?」ポイン
不良娘「あpsjgぱおhsぱhpか//////」プシュー
不良娘「う、う、うがあああああああああああああああ」スタコラピュー
希「あーあ、行っちゃった……クスッ」
28: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 23:32:55.80 ID:RJWAcvo8.net
―――――――――――
――――――――
―――――
――
不良娘「……」
不良娘「…もしかして私…そっちのケがあったのかな…」
不良娘「…しかしあの胸は…凄かったな…///」ゴクリ
不良娘「はっ!///と、取りあえず、この問題は後回しだっ///」
不良娘「次は…次こそは…」
不良娘「よし…今度は誰を狙うか…」
不良娘「ん?あそこに外国の人がいるな…。これは推し切ったらいけるかもしれない…。よし、いくか」
――――――――
―――――
――
不良娘「……」
不良娘「…もしかして私…そっちのケがあったのかな…」
不良娘「…しかしあの胸は…凄かったな…///」ゴクリ
不良娘「はっ!///と、取りあえず、この問題は後回しだっ///」
不良娘「次は…次こそは…」
不良娘「よし…今度は誰を狙うか…」
不良娘「ん?あそこに外国の人がいるな…。これは推し切ったらいけるかもしれない…。よし、いくか」
30: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 23:42:01.85 ID:RJWAcvo8.net
不良娘「ヘ、ヘーイ!ユーミー!」
絵里「?」クルッ
不良娘「マネーマネーナイナイ、オーコマッタコマッタ、ユーミー、マネー、プリーズプリーズ…!」ミブリテブリー
絵里「…私、日本人よ」クスッ
不良娘「へ?…な、なんだよ、そうなら早く言えよ、ったくよぉ///」カオマッカー
不良娘「で、だ、私さ、お金が無くてね、お姉さん、お金くれない?」ギロリッ
絵里「ごめんなさいね。私もあまり持ってないのよ」
不良娘「嘘つくなよっ!本当はいっぱい持ってるんだろっ!」
絵里「本当にないのよ?……ってあれ?あなた、恰好は変だけど、結構可愛い顔してるじゃない」
不良娘「ふぉふぇ!?///」
絵里「?」クルッ
不良娘「マネーマネーナイナイ、オーコマッタコマッタ、ユーミー、マネー、プリーズプリーズ…!」ミブリテブリー
絵里「…私、日本人よ」クスッ
不良娘「へ?…な、なんだよ、そうなら早く言えよ、ったくよぉ///」カオマッカー
不良娘「で、だ、私さ、お金が無くてね、お姉さん、お金くれない?」ギロリッ
絵里「ごめんなさいね。私もあまり持ってないのよ」
不良娘「嘘つくなよっ!本当はいっぱい持ってるんだろっ!」
絵里「本当にないのよ?……ってあれ?あなた、恰好は変だけど、結構可愛い顔してるじゃない」
不良娘「ふぉふぇ!?///」
32: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/08(日) 23:56:07.36 ID:RJWAcvo8.net
絵里「こんな事より、もっと楽しい事、お姉さんが教えてあげようか?」アゴクイー
不良娘「あばばばば///」
絵里「クスッ、照れてる顔も可愛いわ」デコチュー
不良娘「は、はひぃ///お、お姉様ぁ…」トロガオー
不良娘(……ってちっがーーーーう!///これじゃさっきと同じじゃねーかっ!で、でも…凄くドキドキして心地いい…///)
絵里「これから二人でお茶でもしない?」イケチカー
不良娘(ううううう///このままだと、だ、抱かれてしまう///でも心の準備が///こ、ここは一旦退散だ///)
不良娘「あの…///その…///えっと…///す、すみませんでしたぁ!!!」スタコラピュー
絵里「あら?フラれちゃった、ざーんねん」クスッ
不良娘「あばばばば///」
絵里「クスッ、照れてる顔も可愛いわ」デコチュー
不良娘「は、はひぃ///お、お姉様ぁ…」トロガオー
不良娘(……ってちっがーーーーう!///これじゃさっきと同じじゃねーかっ!で、でも…凄くドキドキして心地いい…///)
絵里「これから二人でお茶でもしない?」イケチカー
不良娘(ううううう///このままだと、だ、抱かれてしまう///でも心の準備が///こ、ここは一旦退散だ///)
不良娘「あの…///その…///えっと…///す、すみませんでしたぁ!!!」スタコラピュー
絵里「あら?フラれちゃった、ざーんねん」クスッ
35: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 00:10:04.83 ID:9lm8qpHQ.net
不良娘「……」
不良娘「また失敗したけど一つわかった…私…完全にソッチ側の人間だった…///」
不良娘「今思えば、先輩への感情もこれだったんだな…///」
不良娘「よしっ!こうなったら思い切って先輩に告白しようっ!///」
不良娘「そうと決まればさっそく…っとその前に、先輩にいいお土産話を持って帰る為に最後にもう一回だけ…」
不良娘「だからもうなりふり構ってはいられない…っ!こうなったら恥を捨てて子供をターゲットに…」
不良娘「でもあんまり小さい子はさすがにあれだし…12歳~13歳あたりの子を…」
不良娘「おっ、いいところに…」
不良娘「また失敗したけど一つわかった…私…完全にソッチ側の人間だった…///」
不良娘「今思えば、先輩への感情もこれだったんだな…///」
不良娘「よしっ!こうなったら思い切って先輩に告白しようっ!///」
不良娘「そうと決まればさっそく…っとその前に、先輩にいいお土産話を持って帰る為に最後にもう一回だけ…」
不良娘「だからもうなりふり構ってはいられない…っ!こうなったら恥を捨てて子供をターゲットに…」
不良娘「でもあんまり小さい子はさすがにあれだし…12歳~13歳あたりの子を…」
不良娘「おっ、いいところに…」
38: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 00:31:52.69 ID:9lm8qpHQ.net
不良娘「お~い、ちょっとそこの君~」
にこ「?」
不良娘「あのさ、お姉さんさ、ちょっとお金に困っててね。だからさ、少しでもいいんだけどちょっとくれないかなぁって」
にこ「……いくら?」
不良娘「いや…その…100円くらいを…」
にこ「……いいわよ、はい100円」
にこ「?」
不良娘「あのさ、お姉さんさ、ちょっとお金に困っててね。だからさ、少しでもいいんだけどちょっとくれないかなぁって」
にこ「……いくら?」
不良娘「いや…その…100円くらいを…」
にこ「……いいわよ、はい100円」
44: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 00:59:05.30 ID:9lm8qpHQ.net
不良娘「え?いいの?でも…なんで…?」
にこ「いいのってあんたが困ってるって言ったんじゃない。それに、あんたが幸せそうな顔してるからなんとなく…よ」
不良娘「へっ…幸せそうな顔…?」
にこ「あんた、すっごい幸せそうな顔してるわよ。なんか長年の心のモヤがとれたみたいな」
不良娘(……そっか…私…先輩への思いに気付いて、幸せなんだ…)
不良娘(どうりでさっきから、無性にワクワクしてるわけだ)クスッ
不良娘「あ、あのっ!やっぱりこのお金、返すねっ!」スッ
にこ「あんたがそれでいいなら別にいいけど」
にこ「いいのってあんたが困ってるって言ったんじゃない。それに、あんたが幸せそうな顔してるからなんとなく…よ」
不良娘「へっ…幸せそうな顔…?」
にこ「あんた、すっごい幸せそうな顔してるわよ。なんか長年の心のモヤがとれたみたいな」
不良娘(……そっか…私…先輩への思いに気付いて、幸せなんだ…)
不良娘(どうりでさっきから、無性にワクワクしてるわけだ)クスッ
不良娘「あ、あのっ!やっぱりこのお金、返すねっ!」スッ
にこ「あんたがそれでいいなら別にいいけど」
128: (鮒寿司)@\(^o^)/ 2017/01/09(月) 01:20:07.98 ID:9lm8qpHQ.net
不良娘「ふふっ…ありがとう」
不良娘「小学生なのにしっかりしてるねっ!それじゃ、引き留めてごめんね!バイバイ!」スタコラー
にこ「ぬぁんでにこが小学生なのよっ!にこは高校生にこーーーーっ!」
にこぉぉぉぉ
にこぉぉぉ
にこぉぉ
にこぉ
にこの声が町中にこだました
後日、この不良娘は、大好きな女不良先輩に告白し、無事付き合う事となった。
のちにわかる事だが、この女不良先輩もなんちゃって不良で、カツアゲなんてしたこともなく、見栄を張って嘘を言っていたらしい。
そしてその後、ほどなくして二人は不良をやめ、仲良く幸せに暮らしましたとさ。
おしまい
不良娘「小学生なのにしっかりしてるねっ!それじゃ、引き留めてごめんね!バイバイ!」スタコラー
にこ「ぬぁんでにこが小学生なのよっ!にこは高校生にこーーーーっ!」
にこぉぉぉぉ
にこぉぉぉ
にこぉぉ
にこぉ
にこの声が町中にこだました
後日、この不良娘は、大好きな女不良先輩に告白し、無事付き合う事となった。
のちにわかる事だが、この女不良先輩もなんちゃって不良で、カツアゲなんてしたこともなく、見栄を張って嘘を言っていたらしい。
そしてその後、ほどなくして二人は不良をやめ、仲良く幸せに暮らしましたとさ。
おしまい
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1483880900/