1: (茸)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:09:13.80 ID:CWagR3f7.net
ダイヤ(わたくし黒澤ダイヤには最近悩みがあります。それは――)
ダイヤ「はあ、妹がもう一人ほしいですわ……」
ダイヤ(わたくしにはルビィという血のつながった妹がいます)
ダイヤ(決してルビィが嫌いになったとかそういうわけではないのです)
ダイヤ(ルビィは天使で、かわいくて、わたくしと同じかそれ以上のμ'sの知識があって――)
ダイヤ(紛うことなくわたくしの自慢の妹ですわ)
ダイヤ(少し自分に自信がなくて、勉強もそこそこなのが珠に瑕ですけれど……)
ダイヤ(実はそういったところも手の焼ける妹という感じで愛おしくてたまらないのです)
ダイヤ「はあ、妹がもう一人ほしいですわ……」
ダイヤ(わたくしにはルビィという血のつながった妹がいます)
ダイヤ(決してルビィが嫌いになったとかそういうわけではないのです)
ダイヤ(ルビィは天使で、かわいくて、わたくしと同じかそれ以上のμ'sの知識があって――)
ダイヤ(紛うことなくわたくしの自慢の妹ですわ)
ダイヤ(少し自分に自信がなくて、勉強もそこそこなのが珠に瑕ですけれど……)
ダイヤ(実はそういったところも手の焼ける妹という感じで愛おしくてたまらないのです)
2: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:13:03.61 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ(ただ、ルビィは天使ですが、天使すぎるのですわ)
ダイヤ(小さな頃からわたくしに『お姉ちゃんお姉ちゃん』とすり寄ってきて非常にかわいらしかったルビィ)
ダイヤ(しかし、思い返してみると、ルビィは今でこそAqoursの活動を通して自分の意見を主張するようになりましたが、昔はわたくしやお母様の言う事に頷くばかりで反抗と言う反抗をしてきませんでした)
ダイヤ(天使すぎる故に、わたくしは少し物足りなさを感じてしまっているのです)
ダイヤ(もう少し違うタイプの妹がほしい)
ダイヤ(欲張りなわたくしはそう望んでしまうのです)
ダイヤ(小さな頃からわたくしに『お姉ちゃんお姉ちゃん』とすり寄ってきて非常にかわいらしかったルビィ)
ダイヤ(しかし、思い返してみると、ルビィは今でこそAqoursの活動を通して自分の意見を主張するようになりましたが、昔はわたくしやお母様の言う事に頷くばかりで反抗と言う反抗をしてきませんでした)
ダイヤ(天使すぎる故に、わたくしは少し物足りなさを感じてしまっているのです)
ダイヤ(もう少し違うタイプの妹がほしい)
ダイヤ(欲張りなわたくしはそう望んでしまうのです)
7: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:15:31.88 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ(とはいえ、お母様に『新しい妹がほしいですわ!』と前言ったら何故だか怒られましたし)
ダイヤ(実の妹ではないにしろ身近な年下を妹にするしかないですわね……)
ダイヤ(身近な年下と言えば――)
ダイヤ「やはりAqoursですかね」
ダイヤ「Aqoursで年下はルビィを抜いて5人……」
ダイヤ「みなさん個性的で、誰を妹にすればいいやら……」ムムム
ダイヤ(実の妹ではないにしろ身近な年下を妹にするしかないですわね……)
ダイヤ(身近な年下と言えば――)
ダイヤ「やはりAqoursですかね」
ダイヤ「Aqoursで年下はルビィを抜いて5人……」
ダイヤ「みなさん個性的で、誰を妹にすればいいやら……」ムムム
11: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:19:31.50 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「こうなったら1人1人妹になった想定をしてみましょう」
ダイヤ「まずは千歌さんですわね」
――
千歌「ねえダイヤ姉」
ダイヤ「なんですの、千歌?」パクパク
千歌「あー! プリン食べてる! ダイヤ姉ばっかりずるい!」
ダイヤ「あなたの分は以前食べたでしょう?」
千歌「そうだけどー……」
ダイヤ「これはわたくしが今日まで楽しみにとっておいたプリンですから」パクッ
千歌「むー……」プクゥ
ダイヤ「まずは千歌さんですわね」
――
千歌「ねえダイヤ姉」
ダイヤ「なんですの、千歌?」パクパク
千歌「あー! プリン食べてる! ダイヤ姉ばっかりずるい!」
ダイヤ「あなたの分は以前食べたでしょう?」
千歌「そうだけどー……」
ダイヤ「これはわたくしが今日まで楽しみにとっておいたプリンですから」パクッ
千歌「むー……」プクゥ
12: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:22:24.78 ID:/s3BQ16x.net
千歌「一口っ!」
ダイヤ「だーめ。これはわたくしのですから」
ダイヤ「大体、わたくしはプリンが好きなのを知っているでしょう?」
千歌「だってー、ダイヤ姉がすっごくおいしそうに食べてるから食べたくなっちゃうんだもん……」
ダイヤ「わたくしは千歌がわたくしの目の前でおいしそうにプリンを食べているとき我慢していたんですのよ?」パクッ
ダイヤ「んー、幸せですわ♡」
千歌「そっか、そうだよね……」シュン
千歌「千歌、部屋に戻るね。ごめんね、ダイヤ姉……」トボトボ
ダイヤ「っ!」
ダイヤ「だーめ。これはわたくしのですから」
ダイヤ「大体、わたくしはプリンが好きなのを知っているでしょう?」
千歌「だってー、ダイヤ姉がすっごくおいしそうに食べてるから食べたくなっちゃうんだもん……」
ダイヤ「わたくしは千歌がわたくしの目の前でおいしそうにプリンを食べているとき我慢していたんですのよ?」パクッ
ダイヤ「んー、幸せですわ♡」
千歌「そっか、そうだよね……」シュン
千歌「千歌、部屋に戻るね。ごめんね、ダイヤ姉……」トボトボ
ダイヤ「っ!」
15: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:24:16.73 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「お、お待ちなさい!」
千歌「へ……?」
ダイヤ「一口、一口だけですわよ?」
千歌「いいの!?」
ダイヤ「かわいい妹のためですもの」
ダイヤ「ほら、あーん」スッ
千歌「あーん、ぱくっ!」
千歌「おいしい♡」エヘヘ
ダイヤ「ふふ、お姉ちゃんも千歌の喜ぶ顔が見れて嬉しいですわ」ニコッ
千歌「へ……?」
ダイヤ「一口、一口だけですわよ?」
千歌「いいの!?」
ダイヤ「かわいい妹のためですもの」
ダイヤ「ほら、あーん」スッ
千歌「あーん、ぱくっ!」
千歌「おいしい♡」エヘヘ
ダイヤ「ふふ、お姉ちゃんも千歌の喜ぶ顔が見れて嬉しいですわ」ニコッ
20: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:26:24.12 ID:/s3BQ16x.net
――
ダイヤ「ふむ……」
ダイヤ「なるほど千歌さんもそういえば妹――」
ダイヤ「妹にするには申し分ない実力を持っていますわね」
ダイヤ「しかし、1人のみを想定して決定と言うのはいただけませんわね」
ダイヤ「しっかり全員を想定した上で妹を決めなくては」
ダイヤ「次は、そうですわね……。曜さんにしましょう」
ダイヤ「ふむ……」
ダイヤ「なるほど千歌さんもそういえば妹――」
ダイヤ「妹にするには申し分ない実力を持っていますわね」
ダイヤ「しかし、1人のみを想定して決定と言うのはいただけませんわね」
ダイヤ「しっかり全員を想定した上で妹を決めなくては」
ダイヤ「次は、そうですわね……。曜さんにしましょう」
22: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:29:21.98 ID:/s3BQ16x.net
――
曜「ヨーソロー! お姉ちゃん、起きてー!」ユサユサ
ダイヤ「んん、曜、おはようございます。今何時ですの?」
曜「2時だよ!」
ダイヤ「はあ? なんて時間に起こしてますの!?」
曜「だって、寝付けなくて」
曜「1人じゃつまらないからお姉ちゃんを起こそうかなって」テヘッ
ダイヤ「てへっじゃ許されませんわよ、てへっじゃ!」
曜「お姉ちゃん、しーっ。今何時だと思ってるの?」
ダイヤ「誰のせいだと……。もういいですわ」
曜「ヨーソロー! お姉ちゃん、起きてー!」ユサユサ
ダイヤ「んん、曜、おはようございます。今何時ですの?」
曜「2時だよ!」
ダイヤ「はあ? なんて時間に起こしてますの!?」
曜「だって、寝付けなくて」
曜「1人じゃつまらないからお姉ちゃんを起こそうかなって」テヘッ
ダイヤ「てへっじゃ許されませんわよ、てへっじゃ!」
曜「お姉ちゃん、しーっ。今何時だと思ってるの?」
ダイヤ「誰のせいだと……。もういいですわ」
28: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:32:15.15 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「もう遅い時間ですし、起きてようとせずにさっさと寝なさい。では、おやすみなさい」
曜「だから眠れないだってば!」
ダイヤ「目を閉じて、気持ちを落ち着ければいつの間にか眠れますわよ」
ダイヤ「ふわぁ……。ほらわたくしはもう眠気がきましたわ……」ウトウト
曜「お姉ちゃんばっかりずるい」モゾモゾ
ダイヤ「……。何してますの?」
曜「お姉ちゃんと一緒に寝ようかと思って」モゾモゾ
ダイヤ「……あっついですわ!」バッ
曜「うおうっ!?」ビクッ
曜「だから眠れないだってば!」
ダイヤ「目を閉じて、気持ちを落ち着ければいつの間にか眠れますわよ」
ダイヤ「ふわぁ……。ほらわたくしはもう眠気がきましたわ……」ウトウト
曜「お姉ちゃんばっかりずるい」モゾモゾ
ダイヤ「……。何してますの?」
曜「お姉ちゃんと一緒に寝ようかと思って」モゾモゾ
ダイヤ「……あっついですわ!」バッ
曜「うおうっ!?」ビクッ
32: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:35:21.60 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「ただでさえ暑いのに一緒の布団に2人で寝るなんて暑くて寝れませんわ!」
曜「えー……」
ダイヤ「大体高校生にもなって添い寝なんて――」
曜「お姉ちゃんは、曜と寝るの、嫌……?」ウルウル
ダイヤ「なっ……!」キュンッ
ダイヤ「べ、別に嫌なわけではありませんけど」
曜「じゃあ一緒に寝よう!」モゾモゾ
ダイヤ「……仕方ないですわね」ハァ
曜「えー……」
ダイヤ「大体高校生にもなって添い寝なんて――」
曜「お姉ちゃんは、曜と寝るの、嫌……?」ウルウル
ダイヤ「なっ……!」キュンッ
ダイヤ「べ、別に嫌なわけではありませんけど」
曜「じゃあ一緒に寝よう!」モゾモゾ
ダイヤ「……仕方ないですわね」ハァ
36: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:39:41.57 ID:/s3BQ16x.net
曜「……。お姉ちゃんもう寝ちゃった?」
ダイヤ「……。いえ、まだ起きてますわよ」
曜「ごめんね、お姉ちゃん」
ダイヤ「なんで謝るんですの?」
曜「寝てたのに起こしちゃったから……」
ダイヤ「はあ、本当にこんな夜中に起こされて迷惑極まりないですわ」
曜「迷惑かけてごめんなさい……」シュン
ダイヤ「……。いえ、まだ起きてますわよ」
曜「ごめんね、お姉ちゃん」
ダイヤ「なんで謝るんですの?」
曜「寝てたのに起こしちゃったから……」
ダイヤ「はあ、本当にこんな夜中に起こされて迷惑極まりないですわ」
曜「迷惑かけてごめんなさい……」シュン
38: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:42:15.90 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「……曜?」
曜「お姉ちゃん……?」
ダイヤ「妹は姉に迷惑をかけるものですのよ?」
曜「お姉ちゃん!」パアアアアアアアア
ダイヤ「……まあ、今回のは少しいらっと来ましたが」
曜「ごめんなさい……」シュン
ダイヤ「いいんですのよ。手のかかる子ほどかわいいといいますし」ナデナデ
曜「えへへぇ」ニコッ
ダイヤ「やはり曜は笑顔が一番ですわ」ニコッ
曜「お姉ちゃん……?」
ダイヤ「妹は姉に迷惑をかけるものですのよ?」
曜「お姉ちゃん!」パアアアアアアアア
ダイヤ「……まあ、今回のは少しいらっと来ましたが」
曜「ごめんなさい……」シュン
ダイヤ「いいんですのよ。手のかかる子ほどかわいいといいますし」ナデナデ
曜「えへへぇ」ニコッ
ダイヤ「やはり曜は笑顔が一番ですわ」ニコッ
39: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:44:56.27 ID:/s3BQ16x.net
曜「ねえ、お姉ちゃん」
ダイヤ「なんですの?」
曜「さっきみたいに頭なでて。すごく気持ちよくて、眠れそうだったの」
ダイヤ「ふふ、まったくわがままな妹ですわね」ナデナデ
曜「えへへ、目一杯甘えられるのお姉ちゃんだけだもん。ふわぁ……」
ダイヤ「眠れそうですか?」ナデナデ
曜「うん、気持ちよく眠れそう……」ウトウト
ダイヤ「それはよかった」ナデナデ
ダイヤ「なんですの?」
曜「さっきみたいに頭なでて。すごく気持ちよくて、眠れそうだったの」
ダイヤ「ふふ、まったくわがままな妹ですわね」ナデナデ
曜「えへへ、目一杯甘えられるのお姉ちゃんだけだもん。ふわぁ……」
ダイヤ「眠れそうですか?」ナデナデ
曜「うん、気持ちよく眠れそう……」ウトウト
ダイヤ「それはよかった」ナデナデ
41: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:47:55.87 ID:/s3BQ16x.net
曜「……お姉ちゃん」
ダイヤ「はいはい、なんですの?」ナデナデ
曜「大好きぃ……」
ダイヤ「なっ……!」カアアアアアアアアア
曜「すぅ、すぅ……」
ダイヤ「……はあ、もうこの子は」
ダイヤ「わたくしも大好きですわよ」ナデナデ
ダイヤ「はいはい、なんですの?」ナデナデ
曜「大好きぃ……」
ダイヤ「なっ……!」カアアアアアアアアア
曜「すぅ、すぅ……」
ダイヤ「……はあ、もうこの子は」
ダイヤ「わたくしも大好きですわよ」ナデナデ
46: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:50:41.03 ID:/s3BQ16x.net
――
ダイヤ「なるほどなるほど……」
ダイヤ「普段はなんでもそつなくこなす曜さんが甘えてくる時の破壊力」
ダイヤ「曜さんが妹というのもありですわね」フム
ダイヤ「千歌さんも曜さんも甲乙つけがたい妹力……」
ダイヤ「これは決めかねますわね」
ダイヤ「まだあと3人残っていますものね」
ダイヤ「次は梨子さんですわね」
ダイヤ「なるほどなるほど……」
ダイヤ「普段はなんでもそつなくこなす曜さんが甘えてくる時の破壊力」
ダイヤ「曜さんが妹というのもありですわね」フム
ダイヤ「千歌さんも曜さんも甲乙つけがたい妹力……」
ダイヤ「これは決めかねますわね」
ダイヤ「まだあと3人残っていますものね」
ダイヤ「次は梨子さんですわね」
47: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:54:30.88 ID:/s3BQ16x.net
――
ダイヤ「はあ、今日も疲れましたわね……」
梨子「お姉ちゃんはすごいなー……。Aqoursの練習だけじゃなくて生徒会の仕事もあるのに」
ダイヤ「梨子たちも手伝ってくれてるじゃない」
梨子「でもやっぱり生徒会長のお姉ちゃんの負担ってすごいと思うし」
梨子「あっそうだ! お姉ちゃん座って!」
ダイヤ「? 座りましたわよ?」
梨子「それじゃあ失礼します」
ダイヤ「何が始まりますの?」
ダイヤ「はあ、今日も疲れましたわね……」
梨子「お姉ちゃんはすごいなー……。Aqoursの練習だけじゃなくて生徒会の仕事もあるのに」
ダイヤ「梨子たちも手伝ってくれてるじゃない」
梨子「でもやっぱり生徒会長のお姉ちゃんの負担ってすごいと思うし」
梨子「あっそうだ! お姉ちゃん座って!」
ダイヤ「? 座りましたわよ?」
梨子「それじゃあ失礼します」
ダイヤ「何が始まりますの?」
48: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 20:58:37.91 ID:/s3BQ16x.net
梨子「えいえいっ」トントン
ダイヤ「肩たたき、ですの?」
梨子「お姉ちゃん疲れてるみたいだったから」
梨子「いつもお疲れさま」トントン
ダイヤ「ふふ、ありがとう梨子」ニコッ
梨子「どういたしまして」ニコッ
梨子「お姉ちゃんこそ、いつもありがとう」トントン
ダイヤ「梨子……!」ジーンz
ダイヤ「肩たたき、ですの?」
梨子「お姉ちゃん疲れてるみたいだったから」
梨子「いつもお疲れさま」トントン
ダイヤ「ふふ、ありがとう梨子」ニコッ
梨子「どういたしまして」ニコッ
梨子「お姉ちゃんこそ、いつもありがとう」トントン
ダイヤ「梨子……!」ジーンz
49: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:01:30.50 ID:/s3BQ16x.net
梨子「どう? 少しは楽になった?」
ダイヤ「ええ、肩がすっごく軽くなりましたわ!」
梨子「よかった、じゃあ次は――」セイザ
ダイヤ「?」
梨子「膝枕。疲れたときは膝枕が一番!」
ダイヤ「ひ、膝枕ですの!?」
梨子「ほら、はやく」ポンポン
ダイヤ「ええ、肩がすっごく軽くなりましたわ!」
梨子「よかった、じゃあ次は――」セイザ
ダイヤ「?」
梨子「膝枕。疲れたときは膝枕が一番!」
ダイヤ「ひ、膝枕ですの!?」
梨子「ほら、はやく」ポンポン
51: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:04:38.64 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「で、では失礼して」ポスッ
梨子「お姉ちゃんを膝枕するなんて初めてだね」
ダイヤ「姉が妹に膝枕されるなんて……。なんというか複雑ですわね」
梨子「もう、お姉ちゃんは硬いなー」
梨子「お姉ちゃんは長女で生徒会長、甘えられる相手なんてそうそういないでしょ?」
梨子「だから、妹くらいには甘えて」
梨子「今日は私がお姉ちゃんになってあげるね、お姉ちゃん――ううん、ダイヤ」ニコッ
梨子「お姉ちゃんを膝枕するなんて初めてだね」
ダイヤ「姉が妹に膝枕されるなんて……。なんというか複雑ですわね」
梨子「もう、お姉ちゃんは硬いなー」
梨子「お姉ちゃんは長女で生徒会長、甘えられる相手なんてそうそういないでしょ?」
梨子「だから、妹くらいには甘えて」
梨子「今日は私がお姉ちゃんになってあげるね、お姉ちゃん――ううん、ダイヤ」ニコッ
52: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:07:52.01 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「ありがとう、梨子」ウルウル
梨子「今日は私がお姉ちゃんだよ?」ナデナデ
ダイヤ「っ! お、お姉様」カアアアアアアアア
梨子「ふふ、照れちゃってかわいい」ナデナデ
ダイヤ「思った以上に恥ずかしいですわね、これ……」
梨子「恥ずかしがることなんてないんだよ? ダイヤはお姉ちゃんに甘えてるだけなんだから」クスッ
ダイヤ「そ、そうですわね、お姉様」ウトウト
梨子「ご飯になったら起こしてあげるから寝てもいいよ?」ナデナデ
ダイヤ「えぇ、おやすみなさいお姉様……」スゥ
梨子「おやすみ、ダイヤ」ナデナデ
梨子「今日は私がお姉ちゃんだよ?」ナデナデ
ダイヤ「っ! お、お姉様」カアアアアアアアア
梨子「ふふ、照れちゃってかわいい」ナデナデ
ダイヤ「思った以上に恥ずかしいですわね、これ……」
梨子「恥ずかしがることなんてないんだよ? ダイヤはお姉ちゃんに甘えてるだけなんだから」クスッ
ダイヤ「そ、そうですわね、お姉様」ウトウト
梨子「ご飯になったら起こしてあげるから寝てもいいよ?」ナデナデ
ダイヤ「えぇ、おやすみなさいお姉様……」スゥ
梨子「おやすみ、ダイヤ」ナデナデ
53: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:09:37.48 ID:/s3BQ16x.net
――
ダイヤ「……女神ですの!?」
ダイヤ「妹なのに姉属性を持っているなんて反則ですわ!」
ダイヤ「はあ、梨子さんもいいですわね……」
ダイヤ「2年生は3人とも甲乙つけがたい……。いっそ3人とも妹にしてしまいたいくらいですわね」
ダイヤ「ただ、ど本命がまだ残っていますわ」
ダイヤ「花丸さん。ルビィとも仲が良いし、なんといってもかわいい」
ダイヤ「ルビィと妹にしたいAqoursメンバー1位の座を日々争っているという――」
ダイヤ「……女神ですの!?」
ダイヤ「妹なのに姉属性を持っているなんて反則ですわ!」
ダイヤ「はあ、梨子さんもいいですわね……」
ダイヤ「2年生は3人とも甲乙つけがたい……。いっそ3人とも妹にしてしまいたいくらいですわね」
ダイヤ「ただ、ど本命がまだ残っていますわ」
ダイヤ「花丸さん。ルビィとも仲が良いし、なんといってもかわいい」
ダイヤ「ルビィと妹にしたいAqoursメンバー1位の座を日々争っているという――」
54: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:12:45.70 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「本命は後に残しておきたいところではありますが、なんというか善子さんは気が進みませんわね……」
ダイヤ「というわけで次は花丸さんですわ!」ワクワク
――
花丸「だーれだ!」カクシッ
ダイヤ「……マルちゃんですわね?」
花丸「またばれちゃったずら……」
ダイヤ「かわいい妹のことだったら声でわかりますわよ」クスッ
花丸「マルも大好きなお姉ちゃんだったら声でわかるずら!」
ダイヤ「ふふ、ありがとう」ナデナデ
花丸「ずらぁ♪」ニコニコ
ダイヤ「というわけで次は花丸さんですわ!」ワクワク
――
花丸「だーれだ!」カクシッ
ダイヤ「……マルちゃんですわね?」
花丸「またばれちゃったずら……」
ダイヤ「かわいい妹のことだったら声でわかりますわよ」クスッ
花丸「マルも大好きなお姉ちゃんだったら声でわかるずら!」
ダイヤ「ふふ、ありがとう」ナデナデ
花丸「ずらぁ♪」ニコニコ
56: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:16:06.64 ID:/s3BQ16x.net
花丸「あ、それでね。宿題でわからないところがあって――」
ダイヤ「宿題をやっていましたの? えらいですわねー」ナデナデ
花丸「えへへぇ。マル、鈍臭いからきちんとやらないとみんなについていけないんだ……」
ダイヤ「そんなことありませんわよ。現に成績はいい方じゃない」
花丸「でも善子ちゃんってあんまりやってないように見えてすっごくできるから――」
ダイヤ「あの自称堕天使が勉強できるというのが少し癪にさわりますわよね」ハァ
ダイヤ「宿題をやっていましたの? えらいですわねー」ナデナデ
花丸「えへへぇ。マル、鈍臭いからきちんとやらないとみんなについていけないんだ……」
ダイヤ「そんなことありませんわよ。現に成績はいい方じゃない」
花丸「でも善子ちゃんってあんまりやってないように見えてすっごくできるから――」
ダイヤ「あの自称堕天使が勉強できるというのが少し癪にさわりますわよね」ハァ
58: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:19:38.67 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「そこのところはルビィもわかりませんの?」
花丸「ルビィちゃんと一緒にやってたんだけどルビィちゃんもわからないって――」
花丸「それでお姉ちゃんに聞きに行こうってなったんだけどじゃんけんでマルが負けたずら」
ダイヤ「はあ、仕方ないですわね。2人まとめて教えてあげますから連れてきなさい」
花丸「わぁい! 今すぐ連れてくるね!」
ダイヤ「ふふ、ルビィもマルちゃんも互いに勉強を教え合って、いい姉妹ですわね」
ダイヤ「宿題が終わったら3人でプリンでも食べましょう」
ダイヤ「もちろん、マルちゃんのは特製バケツプリンですわ!」ドンッ
花丸「ルビィちゃんと一緒にやってたんだけどルビィちゃんもわからないって――」
花丸「それでお姉ちゃんに聞きに行こうってなったんだけどじゃんけんでマルが負けたずら」
ダイヤ「はあ、仕方ないですわね。2人まとめて教えてあげますから連れてきなさい」
花丸「わぁい! 今すぐ連れてくるね!」
ダイヤ「ふふ、ルビィもマルちゃんも互いに勉強を教え合って、いい姉妹ですわね」
ダイヤ「宿題が終わったら3人でプリンでも食べましょう」
ダイヤ「もちろん、マルちゃんのは特製バケツプリンですわ!」ドンッ
59: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:21:43.08 ID:/s3BQ16x.net
スカッとジャパンにありしゃ出てるからいったん休憩
62: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:35:21.44 ID:/s3BQ16x.net
――
ダイヤ「花丸さんはとてもまじめないい子ですし、一緒に生活すればきっとルビィにいい影響がありますわね」
ダイヤ「ただ、花丸さんってあの容姿に似合わず大食いで――」
ダイヤ「我が家のエンゲル係数はとてつもないことになりそうな予感がしますわね」
ダイヤ「まあ、そこもかわいいといえばかわいいんですけど」
ダイヤ「ここまでの4人は誰も甲乙がつけがたい――」
ダイヤ「はあ、悩みますわ……」
ダイヤ「そして残るは……。善子さんですわね」ハァ
ダイヤ「思わずため息が……。気が進みませんわ……」
ダイヤ「でもここまでやってしまった以上やり通さなければ!」
ダイヤ「花丸さんはとてもまじめないい子ですし、一緒に生活すればきっとルビィにいい影響がありますわね」
ダイヤ「ただ、花丸さんってあの容姿に似合わず大食いで――」
ダイヤ「我が家のエンゲル係数はとてつもないことになりそうな予感がしますわね」
ダイヤ「まあ、そこもかわいいといえばかわいいんですけど」
ダイヤ「ここまでの4人は誰も甲乙がつけがたい――」
ダイヤ「はあ、悩みますわ……」
ダイヤ「そして残るは……。善子さんですわね」ハァ
ダイヤ「思わずため息が……。気が進みませんわ……」
ダイヤ「でもここまでやってしまった以上やり通さなければ!」
63: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:38:32.59 ID:/s3BQ16x.net
――
善子「お姉様お姉様!」トテトテ
ダイヤ「なんですの、善子?」
善子「むっ……。ぶっぶーですわ!」ズイッ
ダイヤ「それ、わたくしのですけど」
善子「お姉様の真似よ。似てた?」ケタケタ
ダイヤ「いえ、まったく」
善子「えーっ、自信あったのにぃ……」ムーッ
善子「お姉様お姉様!」トテトテ
ダイヤ「なんですの、善子?」
善子「むっ……。ぶっぶーですわ!」ズイッ
ダイヤ「それ、わたくしのですけど」
善子「お姉様の真似よ。似てた?」ケタケタ
ダイヤ「いえ、まったく」
善子「えーっ、自信あったのにぃ……」ムーッ
64: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:41:27.38 ID:/s3BQ16x.net
善子「ってそうじゃなくて! 善子じゃなくてヨハネ!」
ダイヤ「はあ? 善子は善子でしょう?」
善子「なんでヨハネだけ普通の名前なの!?」
善子「ヨハネもお姉様とルビィみたいな名前がよかったのにぃ」プクゥ
ダイヤ「お父様の趣味だから仕方ありませんわよ」
ダイヤ「それで何か用があったんじゃないんですの?」
善子「そうだった! あのね、お姉様!」
ダイヤ「なんですの?」
ダイヤ「はあ? 善子は善子でしょう?」
善子「なんでヨハネだけ普通の名前なの!?」
善子「ヨハネもお姉様とルビィみたいな名前がよかったのにぃ」プクゥ
ダイヤ「お父様の趣味だから仕方ありませんわよ」
ダイヤ「それで何か用があったんじゃないんですの?」
善子「そうだった! あのね、お姉様!」
ダイヤ「なんですの?」
65: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:44:31.53 ID:/s3BQ16x.net
善子「ヨハネを宝石に例えるとしたら何になる? お姉様とルビィみたいに!」
ダイヤ「善子を宝石に? そうですわね……」ムムム
ダイヤ「善子の誕生月である7月の誕生石は、ルビーだからダメですわね」
ダイヤ「では逆にルビィの誕生月である9月の誕生石は――」
ダイヤ「サファイア。ふむ、善子のイメージにあっているといえばあっていますわね」
善子「サファイア……!」キラキラ
ダイヤ「善子を宝石に? そうですわね……」ムムム
ダイヤ「善子の誕生月である7月の誕生石は、ルビーだからダメですわね」
ダイヤ「では逆にルビィの誕生月である9月の誕生石は――」
ダイヤ「サファイア。ふむ、善子のイメージにあっているといえばあっていますわね」
善子「サファイア……!」キラキラ
72: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:47:55.86 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「ちょうどルビィと善子でお互いの誕生石になっていいんじゃない?」
善子「うーん……。でもぉ……」
ダイヤ「何か不満が?」
善子「不満ってわけじゃないんだけど、どうせならお姉様の誕生石がいいな」
ダイヤ「っ!」
善子「あ、ルビィが嫌なわけじゃなくて、その――」
善子「ただね、お姉様とおそろいがいいな、なんて」モジモジ
ダイヤ「」キュンッ
善子「うーん……。でもぉ……」
ダイヤ「何か不満が?」
善子「不満ってわけじゃないんだけど、どうせならお姉様の誕生石がいいな」
ダイヤ「っ!」
善子「あ、ルビィが嫌なわけじゃなくて、その――」
善子「ただね、お姉様とおそろいがいいな、なんて」モジモジ
ダイヤ「」キュンッ
74: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:51:32.99 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「わたくしの誕生石はガーネットですわ!」
善子「ガーネット……。ヨハネのイメージにはあわないかも……」シュン
ダイヤ「……。ガーネットと言われて何色が浮かびます?」
善子「そりゃあ赤だけど」
ダイヤ「ガーネットの和名は柘榴石。ざくろとついているだけあって深紅のガーネットを思い浮かべますわよね?」
善子「うん……。だからヨハネには合わないかなって――」
ダイヤ「でも、ガーネットにも紫やオレンジ、緑など様々な色がありますのよ?」
善子「へえ、そうなんだ」
善子「ガーネット……。ヨハネのイメージにはあわないかも……」シュン
ダイヤ「……。ガーネットと言われて何色が浮かびます?」
善子「そりゃあ赤だけど」
ダイヤ「ガーネットの和名は柘榴石。ざくろとついているだけあって深紅のガーネットを思い浮かべますわよね?」
善子「うん……。だからヨハネには合わないかなって――」
ダイヤ「でも、ガーネットにも紫やオレンジ、緑など様々な色がありますのよ?」
善子「へえ、そうなんだ」
75: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:54:38.74 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「中でも希少なのが青いガーネット。幻と言われるくらい希少なものですのよ」
善子「希少な、青いガーネット……? それならヨハネのイメージにも合うかも……」
ダイヤ「えぇ。善子は世界にただ1人。わたくしにとって青いガーネットよりもずっと、貴重な妹」
ダイヤ「それに、青いガーネットといえば日光下と蛍光灯下では色を変えるカラーチェンジガーネット――」
ダイヤ「善子とヨハネという2つの色を持つ善子のイメージにぴったりだと思いますわよ?」ニコッ
善子「お姉様!」パアアアアアアアアアア
善子「希少な、青いガーネット……? それならヨハネのイメージにも合うかも……」
ダイヤ「えぇ。善子は世界にただ1人。わたくしにとって青いガーネットよりもずっと、貴重な妹」
ダイヤ「それに、青いガーネットといえば日光下と蛍光灯下では色を変えるカラーチェンジガーネット――」
ダイヤ「善子とヨハネという2つの色を持つ善子のイメージにぴったりだと思いますわよ?」ニコッ
善子「お姉様!」パアアアアアアアアアア
76: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:56:11.53 ID:/s3BQ16x.net
善子「でも、ヨハネがお姉様とおそろいでいいの……?」
ダイヤ「嫌なわけないでしょう?」
ダイヤ「むしろかわいい妹とおそろいで嬉しいくらいですわ」
善子「っ! ヨハネ――ううん、ガーネットもうれしい!」
善子「大好きなお姉様とおそろいなんて!」ギュッ
ダイヤ「もう、いつまで経っても甘えん坊ですわね」ナデナデ
善子「えへへぇ」ニコニコ
ダイヤ「嫌なわけないでしょう?」
ダイヤ「むしろかわいい妹とおそろいで嬉しいくらいですわ」
善子「っ! ヨハネ――ううん、ガーネットもうれしい!」
善子「大好きなお姉様とおそろいなんて!」ギュッ
ダイヤ「もう、いつまで経っても甘えん坊ですわね」ナデナデ
善子「えへへぇ」ニコニコ
77: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 21:59:49.61 ID:/s3BQ16x.net
――
ダイヤ「…………」
ダイヤ「ガーネット! わたくしの妹はガーネットですわ!」
ダイヤ「思えば目元も髪型も似ているじゃない!」
ダイヤ「わたくしとガーネットは姉妹になる運命――」
ダイヤ「今すぐガーネットを迎えにいかなくては……!」ダッ
ルビィ「うゆ? お姉ちゃんおでかけ?」
ダイヤ「えぇ、もう一人の妹を迎えにいってきますわ!」
ルビィ「ぴぎっ!? もう一人の妹!?」
ダイヤ「…………」
ダイヤ「ガーネット! わたくしの妹はガーネットですわ!」
ダイヤ「思えば目元も髪型も似ているじゃない!」
ダイヤ「わたくしとガーネットは姉妹になる運命――」
ダイヤ「今すぐガーネットを迎えにいかなくては……!」ダッ
ルビィ「うゆ? お姉ちゃんおでかけ?」
ダイヤ「えぇ、もう一人の妹を迎えにいってきますわ!」
ルビィ「ぴぎっ!? もう一人の妹!?」
79: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 22:01:56.93 ID:/s3BQ16x.net
――
善子「なによ急に呼び出して」
善子「ヨハネ、こう見えても暇じゃないんだけど」
ダイヤ「ぶっぶーですわ!」ズイッ
善子「な、なにが?」ビクッ
ダイヤ「あなたはヨハネではなくガーネットですわ!」
善子「ガーネットぉ!? なんでまた急にそんな……」
善子「なによ急に呼び出して」
善子「ヨハネ、こう見えても暇じゃないんだけど」
ダイヤ「ぶっぶーですわ!」ズイッ
善子「な、なにが?」ビクッ
ダイヤ「あなたはヨハネではなくガーネットですわ!」
善子「ガーネットぉ!? なんでまた急にそんな……」
82: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 22:04:08.72 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「あなたがわたくしとおそろいがいいと言ったからわたくしの誕生石であるガーネットにしたんでしょう?」
善子「……はあ?」
ダイヤ「照れてますのね、かわいいですわ」ナデナデ
善子「なんていうか、大丈夫? 今日のダイヤ変よ?」
ダイヤ「妹を愛でるのは姉として当然ですわ!」クワッ
善子「いやヨハネ妹じゃないし」
ダイヤ「いえ、あなたはわたくしの妹、黒澤ガーネットですわ!」
善子「津島よs――ヨハネよ!」
善子「……はあ?」
ダイヤ「照れてますのね、かわいいですわ」ナデナデ
善子「なんていうか、大丈夫? 今日のダイヤ変よ?」
ダイヤ「妹を愛でるのは姉として当然ですわ!」クワッ
善子「いやヨハネ妹じゃないし」
ダイヤ「いえ、あなたはわたくしの妹、黒澤ガーネットですわ!」
善子「津島よs――ヨハネよ!」
86: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 22:07:22.34 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「おかしいのはガーネットの方ですわ」ズイッ
善子「な、なんか目が怖いんだけど……」タジッ
ダイヤ「あんなにお姉様お姉様とべたべたしてきたのに、どうしてまた――はっ! もしやガーネットあなた反抗期ですの!?」
善子「お姉様なんて呼んだことないしべたべたした覚えもないしガーネットじゃなくてヨハネだし……」
ダイヤ「反抗的なガーネットもまた違う魅力がありますわね……」ゴクリ
ダイヤ「なんて愛おしい! 大好きですわガーネット!」ギューッ
善子「なっ……!」カアアアアアアアア
善子「な、なんか目が怖いんだけど……」タジッ
ダイヤ「あんなにお姉様お姉様とべたべたしてきたのに、どうしてまた――はっ! もしやガーネットあなた反抗期ですの!?」
善子「お姉様なんて呼んだことないしべたべたした覚えもないしガーネットじゃなくてヨハネだし……」
ダイヤ「反抗的なガーネットもまた違う魅力がありますわね……」ゴクリ
ダイヤ「なんて愛おしい! 大好きですわガーネット!」ギューッ
善子「なっ……!」カアアアアアアアア
90: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 22:10:46.69 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「ガーネットぉ……」スリスリ
善子「……。ヨハネったらあんなお堅い生徒会長までメロメロにしてしまうなんて、なんて罪深い堕天使なのかしら!」ハッ
ダイヤ「さ、わたくしたちの家に帰りますわよ」グイッ
善子「え? ヨハネの家すぐそこなんだけど」
ダイヤ「はあ? 何言ってますの? あなたはわたくしの妹なんですから黒澤家に帰るに決まっているでしょう?」
善子「……こういうときは、逃げるっ!」ダッ
ダイヤ「あ、お待ちなさい! ガーネット!」
善子「ガーネットじゃなくてヨハネよ!」
おわり
善子「……。ヨハネったらあんなお堅い生徒会長までメロメロにしてしまうなんて、なんて罪深い堕天使なのかしら!」ハッ
ダイヤ「さ、わたくしたちの家に帰りますわよ」グイッ
善子「え? ヨハネの家すぐそこなんだけど」
ダイヤ「はあ? 何言ってますの? あなたはわたくしの妹なんですから黒澤家に帰るに決まっているでしょう?」
善子「……こういうときは、逃げるっ!」ダッ
ダイヤ「あ、お待ちなさい! ガーネット!」
善子「ガーネットじゃなくてヨハネよ!」
おわり
94: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 22:12:51.66 ID:/s3BQ16x.net
つまり何が言いたいかというとダイヤちゃんの妹になりたいです!
106: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 22:56:11.39 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「まあ、誕生日がわたくしより先である以上ありえないことではあるのですが、鞠莉さんと果南さんについても考えてみましょう」
ダイヤ「例えば鞠莉さんは――」
――
鞠莉「ねえダイヤー」
ダイヤ「……姉に向かって呼び捨てですの?」
鞠莉「だってー、ダイヤってお姉ちゃんって感じじゃないし」
ダイヤ「そういう感じではなくても姉は姉ですわ!」
鞠莉「まあまあ、そんなに怒ると小皺増えるよ?」
ダイヤ「誰のせいですか!」
鞠莉「んー? 世界が悪い?」
ダイヤ「あなたのせいですわよ! あなた!」
ダイヤ「例えば鞠莉さんは――」
――
鞠莉「ねえダイヤー」
ダイヤ「……姉に向かって呼び捨てですの?」
鞠莉「だってー、ダイヤってお姉ちゃんって感じじゃないし」
ダイヤ「そういう感じではなくても姉は姉ですわ!」
鞠莉「まあまあ、そんなに怒ると小皺増えるよ?」
ダイヤ「誰のせいですか!」
鞠莉「んー? 世界が悪い?」
ダイヤ「あなたのせいですわよ! あなた!」
108: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 22:58:33.02 ID:/s3BQ16x.net
鞠莉「プリティな妹のせいにするなんて姉の風上にもおけないなー」
ダイヤ「こういう都合のいい時だけ妹ぶりますのね……」
鞠莉「私はダイヤに捨てられた妹、いわば捨てられシスター……」
鞠莉「そして私は悪い人に拾われて――」
ダイヤ「おやめなさい!」
鞠莉「裏格闘技を教え込まれてダイヤにリベンジを誓うの!」
ダイヤ「は?」
鞠莉「数年後、アンダーグラウンドな闘技場でリングに立つ2人――」
ダイヤ「……突っ込み切れませんわ」ハア
ダイヤ「こういう都合のいい時だけ妹ぶりますのね……」
鞠莉「私はダイヤに捨てられた妹、いわば捨てられシスター……」
鞠莉「そして私は悪い人に拾われて――」
ダイヤ「おやめなさい!」
鞠莉「裏格闘技を教え込まれてダイヤにリベンジを誓うの!」
ダイヤ「は?」
鞠莉「数年後、アンダーグラウンドな闘技場でリングに立つ2人――」
ダイヤ「……突っ込み切れませんわ」ハア
109: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:00:04.79 ID:/s3BQ16x.net
鞠莉「えーもっと構ってよー」
ダイヤ「わたくしは宿題やりますので」
鞠莉「ダイヤのケチー。硬度10」
ダイヤ「なんとでもお言いなさい」
鞠莉「……ねえ、ダイヤ」
ダイヤ「なんですの?」
鞠莉「ちゅっ」
ダイヤ「な、なな……!」カアアアアアアアア
ダイヤ「わたくしは宿題やりますので」
鞠莉「ダイヤのケチー。硬度10」
ダイヤ「なんとでもお言いなさい」
鞠莉「……ねえ、ダイヤ」
ダイヤ「なんですの?」
鞠莉「ちゅっ」
ダイヤ「な、なな……!」カアアアアアアアア
111: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:02:33.86 ID:/s3BQ16x.net
鞠莉「こう見えてもダイヤのこと大好きだから!」
ダイヤ「だからってその、キスは……」
鞠莉「挨拶だよ、グリーティン! イギリスでは普通!」
ダイヤ「ここは日本ですのよ!?」
鞠莉「あー、ダイヤ妹にキスされて照れてるー!」
ダイヤ「っ! 照れていませんわ!」プイッ
――
ダイヤ「……あんまりいつもと変わりまりませんわね」
ダイヤ「ということはつまり鞠莉さんは元からわたくしの妹だった……?」ワナワナ
ダイヤ「ってなんでですの」ハア
ダイヤ「だからってその、キスは……」
鞠莉「挨拶だよ、グリーティン! イギリスでは普通!」
ダイヤ「ここは日本ですのよ!?」
鞠莉「あー、ダイヤ妹にキスされて照れてるー!」
ダイヤ「っ! 照れていませんわ!」プイッ
――
ダイヤ「……あんまりいつもと変わりまりませんわね」
ダイヤ「ということはつまり鞠莉さんは元からわたくしの妹だった……?」ワナワナ
ダイヤ「ってなんでですの」ハア
112: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:04:29.68 ID:/s3BQ16x.net
イギリス→イタリアで
113: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:06:12.20 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「鞠莉さんをやった以上果南さんもやらなくては、姉としての沽券に関わりますわね」
ダイヤ「果南さんは――」
――
果南「ねえ、お姉ちゃん。ハグしよ?」
ダイヤ「またハグですの? 果南はハグが好きですわね」
果南「だってー、お姉ちゃんとハグすると落ち着くんだもん」
ダイヤ「はあ、まあいいですわよ。他ならぬかわいい妹の頼みですし」
果南「やった!」
果南「じゃあ、はぐっ!」ギュッ
ダイヤ「果南さんは――」
――
果南「ねえ、お姉ちゃん。ハグしよ?」
ダイヤ「またハグですの? 果南はハグが好きですわね」
果南「だってー、お姉ちゃんとハグすると落ち着くんだもん」
ダイヤ「はあ、まあいいですわよ。他ならぬかわいい妹の頼みですし」
果南「やった!」
果南「じゃあ、はぐっ!」ギュッ
114: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:08:27.11 ID:/s3BQ16x.net
果南「お姉ちゃんの温もりと香り、落ち着くなー」クンクン
ダイヤ「あ、あの。あまり嗅がないでいただけません?」
果南「なんで?」
ダイヤ「だって練習後ですし――」
果南「? いいにおいだよ? 全然気にならないけど」
ダイヤ「果南は気にしなくてもわたくしが気にしますの!」
果南「うーん、じゃあハグの前にお風呂入る?」
ダイヤ「そうですわね、汗も流したいしそうさせてもらいますわ」
ダイヤ「あ、あの。あまり嗅がないでいただけません?」
果南「なんで?」
ダイヤ「だって練習後ですし――」
果南「? いいにおいだよ? 全然気にならないけど」
ダイヤ「果南は気にしなくてもわたくしが気にしますの!」
果南「うーん、じゃあハグの前にお風呂入る?」
ダイヤ「そうですわね、汗も流したいしそうさせてもらいますわ」
115: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:11:04.64 ID:/s3BQ16x.net
ダイヤ「……で」
果南「ん?」
ダイヤ「なんで普通に一緒に入ってきてますの!?」
果南「いや、姉妹だし?」
ダイヤ「姉妹といえど高校生ですのよ!? 淑女としてもう少し恥じらいを――」
果南「いいからいいから。背中流してあげるから」
ダイヤ「自分で洗えますわよ!」
果南「遠慮しないの!」
果南「ん?」
ダイヤ「なんで普通に一緒に入ってきてますの!?」
果南「いや、姉妹だし?」
ダイヤ「姉妹といえど高校生ですのよ!? 淑女としてもう少し恥じらいを――」
果南「いいからいいから。背中流してあげるから」
ダイヤ「自分で洗えますわよ!」
果南「遠慮しないの!」
118: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:13:09.47 ID:/s3BQ16x.net
果南「どう? 気持ちいい?」ゴシゴシ
ダイヤ「ええ、まあ気持ちいいですわよ?」
果南「そりゃあ愛しの妹が背中流してるんだもんね、当然か」クスクス
ダイヤ「そういうことを言わなければ本当にかわいい妹なのですけれど」ハア
果南「だって私がお姉ちゃんのこと大好きなんだからお姉ちゃんも私が大好きに決まってるでしょ?」ゴシゴシ
ダイヤ「そういうものですの?」
果南「じゃあ私のこと嫌い?」ゴシゴシ
ダイヤ「いえ、大好きですけれど」
果南「ね?」
ダイヤ「……そういうものですのね」
ダイヤ「ええ、まあ気持ちいいですわよ?」
果南「そりゃあ愛しの妹が背中流してるんだもんね、当然か」クスクス
ダイヤ「そういうことを言わなければ本当にかわいい妹なのですけれど」ハア
果南「だって私がお姉ちゃんのこと大好きなんだからお姉ちゃんも私が大好きに決まってるでしょ?」ゴシゴシ
ダイヤ「そういうものですの?」
果南「じゃあ私のこと嫌い?」ゴシゴシ
ダイヤ「いえ、大好きですけれど」
果南「ね?」
ダイヤ「……そういうものですのね」
119: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:14:32.80 ID:/s3BQ16x.net
――
ダイヤ「とまあ、想定はしてみましたが」
ダイヤ「両方妹という感じではありませんわね」
ダイヤ「……幼馴染ですしあの2人も姉妹のようなものですけど」
ダイヤ「やっぱり妹はルビィとガーネットですわね!」
善子「……帰っていい?」
ダイヤ「ここがあなたの家なのに?」
善子「だれかたすけて……」
ダイルビ「ちょっとまっててー!」
おわり
ダイヤ「とまあ、想定はしてみましたが」
ダイヤ「両方妹という感じではありませんわね」
ダイヤ「……幼馴染ですしあの2人も姉妹のようなものですけど」
ダイヤ「やっぱり妹はルビィとガーネットですわね!」
善子「……帰っていい?」
ダイヤ「ここがあなたの家なのに?」
善子「だれかたすけて……」
ダイルビ「ちょっとまっててー!」
おわり
121: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2016/10/03(月) 23:15:40.62 ID:/s3BQ16x.net
3年生完全に蛇足でごめんよ、善子を妹にしてダイヤちゃんを姉にしたい人生だった
138: (ほうとう)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 00:45:51.42 ID:tTVU2b6l.net
3年組の姉力高すぎ
149: (家)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 21:16:03.20 ID:m2V9MseM.net
ダイヤルビーと来たらサファイアとトパーズだよな
151: (庭)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 22:15:54.25 ID:ZOjYEc1C.net
>>149
最後の妹はエメラルドですね
最後の妹はエメラルドですね
157: (水都アリスタシア)@\(^o^)/ 2016/10/06(木) 00:40:02.70 ID:COZyffhR.net
ダイヤ「12人の妹…?」
156: (やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/10/05(水) 22:59:09.82 ID:6oatWY3Q.net
何このシスタープリンセス
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1475492953/