1: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 20:58:23.64 ID:T+vAsNoB.net
耳元に寝息を感じて、私は眼を覚ました。
目を擦りながら、時計をのぞき込むと7時。
布団に潜ったまま部屋を見渡す。
いつもと何ら変わらない自分の部屋。
唯一つ。
いつもと違うのは
隣でクークーと可愛い寝息を立ててる人物の存在。
目を擦りながら、時計をのぞき込むと7時。
布団に潜ったまま部屋を見渡す。
いつもと何ら変わらない自分の部屋。
唯一つ。
いつもと違うのは
隣でクークーと可愛い寝息を立ててる人物の存在。
2: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:00:48.74 ID:T+vAsNoB.net
昨日……
あー、今思い返すと恥ずかしい。
バサッ
恥ずかしさを紛らわすかのように頭から布団を被った。
「クークー……」
ヒョコっと顔を出し、隣で寝てる人物の顔を覗きこんだ。
胸元が少し開けたパジャマ姿。
軽く寝癖が付いた髪も、寝息を立てる口元も
表現できないような可愛さ。
ずっと見ていたい。
あー、今思い返すと恥ずかしい。
バサッ
恥ずかしさを紛らわすかのように頭から布団を被った。
「クークー……」
ヒョコっと顔を出し、隣で寝てる人物の顔を覗きこんだ。
胸元が少し開けたパジャマ姿。
軽く寝癖が付いた髪も、寝息を立てる口元も
表現できないような可愛さ。
ずっと見ていたい。
6: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:03:54.50 ID:T+vAsNoB.net
海未「あ……絵里、おはようございます」
ジッと見つめてた視線で気付いたのか、海未は眼を覚ました。
絵里「あ、ゴメン起こしちゃった?」
海未「いえ」
海未「不思議ですね」
絵里「うん?」
海未「起きたら、隣に絵里が居るなんて」
ニヤけそうになるのを必死で堪える。
ダメだ、まだ笑うな。堪えるんだ。
ジッと見つめてた視線で気付いたのか、海未は眼を覚ました。
絵里「あ、ゴメン起こしちゃった?」
海未「いえ」
海未「不思議ですね」
絵里「うん?」
海未「起きたら、隣に絵里が居るなんて」
ニヤけそうになるのを必死で堪える。
ダメだ、まだ笑うな。堪えるんだ。
8: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:07:28.02 ID:T+vAsNoB.net
絵里「私もね」
海未「はい?」
絵里「海未の可愛い寝顔が見られて嬉しかったわよ」
海未「あぅ///」
絵里「ふふ。コーヒー淹れるけど海未も飲む?」
海未「はい、頂きます」
海未「あっ、手伝いましょうか?」
絵里「良いの良いの。すぐだから、海未はゆっくりしてて」
海未「はい」
亜里沙はコーヒー飲まないから、2人分のコーヒーを準備するなんて珍しいのよね。
二人分……
絵里「えへへ///」
海未「?」
絵里「な、何でもないのよ///」
海未「はい?」
絵里「海未の可愛い寝顔が見られて嬉しかったわよ」
海未「あぅ///」
絵里「ふふ。コーヒー淹れるけど海未も飲む?」
海未「はい、頂きます」
海未「あっ、手伝いましょうか?」
絵里「良いの良いの。すぐだから、海未はゆっくりしてて」
海未「はい」
亜里沙はコーヒー飲まないから、2人分のコーヒーを準備するなんて珍しいのよね。
二人分……
絵里「えへへ///」
海未「?」
絵里「な、何でもないのよ///」
9: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:11:25.23 ID:T+vAsNoB.net
コポコポと音がし始めコーヒーの良い香りが漂ってきた。
絵里「砂糖とミルク1つずつで良い?」
海未「はい」
絵里「どうぞ」
海未「頂きます」
海未「ズズズッ……」
海未「飲みやすくて良い香りですね」
絵里「私もお気に入りなの」
絵里「海未も気に入ってくれて良かったわ」
絵里「砂糖とミルク1つずつで良い?」
海未「はい」
絵里「どうぞ」
海未「頂きます」
海未「ズズズッ……」
海未「飲みやすくて良い香りですね」
絵里「私もお気に入りなの」
絵里「海未も気に入ってくれて良かったわ」
10: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:15:20.85 ID:T+vAsNoB.net
飲み終わると私の腕に寄り添ってくる。
意外に甘えん坊なのよね。
私にグィッと、顔を近づけて目を閉じる。
キスのおねだりね。
でも私は、すぐにシテ上げない。
キス待ちの顔が可愛くて見ていたいから。
何時まで待っても唇に、その感触がこないと痺れを切らした海未が目を開ける。
海未「?」
もう、その可愛らしい上目遣いは反則よ。
我慢できないじゃない。
ちゅっ
絵里「自分からキスをおねだりしてくるなんて」
絵里「最初にキスした時は、あんなに恥ずかしがってたのに」
海未「!」
最初にキスをしたのは、告白したその日だった。
意外に甘えん坊なのよね。
私にグィッと、顔を近づけて目を閉じる。
キスのおねだりね。
でも私は、すぐにシテ上げない。
キス待ちの顔が可愛くて見ていたいから。
何時まで待っても唇に、その感触がこないと痺れを切らした海未が目を開ける。
海未「?」
もう、その可愛らしい上目遣いは反則よ。
我慢できないじゃない。
ちゅっ
絵里「自分からキスをおねだりしてくるなんて」
絵里「最初にキスした時は、あんなに恥ずかしがってたのに」
海未「!」
最初にキスをしたのは、告白したその日だった。
11: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:18:23.79 ID:T+vAsNoB.net
――――
それまでも、それなりにアピールしてきたつもりなんだけど
私のやり方が悪いのか、相手が鈍いのか。
この娘には遠回しに言ってたんじゃダメだって。
意を決して部室に呼び出し
壁ドン!
壁ドンとは女性を壁際まで追い詰め、壁を背にした女性の脇に手をつき『ドン』と音を発生させ、
腕で覆われるように顔を接近させる事。
女性は、これに弱いと雑誌で見たわ。
海未「?」
不思議そうな顔で私を見上げてくる。
ヤバイ。
可愛い。
それまでも、それなりにアピールしてきたつもりなんだけど
私のやり方が悪いのか、相手が鈍いのか。
この娘には遠回しに言ってたんじゃダメだって。
意を決して部室に呼び出し
壁ドン!
壁ドンとは女性を壁際まで追い詰め、壁を背にした女性の脇に手をつき『ドン』と音を発生させ、
腕で覆われるように顔を接近させる事。
女性は、これに弱いと雑誌で見たわ。
海未「?」
不思議そうな顔で私を見上げてくる。
ヤバイ。
可愛い。
12: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:23:51.24 ID:T+vAsNoB.net
海未「……あの?」
ここまできて、躊躇する。
壁に付いてる手がプルプルし始めた。
格好つけて、こんな体勢で告白しなきゃ良かったわ。
ええい。もう言ってしまうわ。
絵里「私、海未の事好きなの」
海未「……えっ?!///」
とたんに海未の顔が赤くなった。
絵里「だから私と付き合って欲しい」
少し顔を俯かせて黙った後
海未「……はい///」
絵里「嬉しい」
その時見せた表情は、今まで見てきたどんな海未よりも可愛くて
そのままキスしようと顔を近づけると
ここまできて、躊躇する。
壁に付いてる手がプルプルし始めた。
格好つけて、こんな体勢で告白しなきゃ良かったわ。
ええい。もう言ってしまうわ。
絵里「私、海未の事好きなの」
海未「……えっ?!///」
とたんに海未の顔が赤くなった。
絵里「だから私と付き合って欲しい」
少し顔を俯かせて黙った後
海未「……はい///」
絵里「嬉しい」
その時見せた表情は、今まで見てきたどんな海未よりも可愛くて
そのままキスしようと顔を近づけると
13: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:28:52.72 ID:T+vAsNoB.net
海未「あ///……」
少しだけ顔を背ける素振りを見せる。
本気で嫌がってるんじゃなくて恥ずかしがってるだけね。
壁ドンに続き、もう一つの技を。
顎クイッ
絵里「キスしちゃうわよ?」
海未「……///」コクリ
徐々に顔を近付ける。
海未の吐息が感じられる位までに縮まった。
そして……
少しだけ顔を背ける素振りを見せる。
本気で嫌がってるんじゃなくて恥ずかしがってるだけね。
壁ドンに続き、もう一つの技を。
顎クイッ
絵里「キスしちゃうわよ?」
海未「……///」コクリ
徐々に顔を近付ける。
海未の吐息が感じられる位までに縮まった。
そして……
14: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:32:18.49 ID:T+vAsNoB.net
絵里「!」
絵里「な、何で目開けてるのよ///」
海未「え?」
絵里「キスの時は、目を閉じるものよ///」
海未「そうなんですか。初めてなもので///」
海未「キスしてる時の絵里の顔見てたいなって思いまして///」
絵里「!///」
絵里「と、とにかく閉じなさい///」
海未「はい」
チュッ
絵里「な、何で目開けてるのよ///」
海未「え?」
絵里「キスの時は、目を閉じるものよ///」
海未「そうなんですか。初めてなもので///」
海未「キスしてる時の絵里の顔見てたいなって思いまして///」
絵里「!///」
絵里「と、とにかく閉じなさい///」
海未「はい」
チュッ
15: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:38:11.95 ID:T+vAsNoB.net
――――
海未「もう絵里っ///」
海未「ごめんごめん」クスクス
少しホッペタを膨らませる海未だったが
海未「……そう言う絵里だって」
絵里「え?」
海未「昨日……」
海未「もう絵里っ///」
海未「ごめんごめん」クスクス
少しホッペタを膨らませる海未だったが
海未「……そう言う絵里だって」
絵里「え?」
海未「昨日……」
16: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:41:47.00 ID:T+vAsNoB.net
~昨日夜
絵里「一緒のベッドで寝ましょ?」ポンポン
海未「え?一緒ですか?……恥ずかしいです///」
絵里「大丈夫よ」
海未「……えーと、はい///」
海未「お邪魔しまーす///」
暖かく柔らかい魅惑的な身体が密着している。
洗いたての髪の匂いが理性を奪う。
一緒のベッドで寝るって事はOKって事よね?
亜里沙が、お友達の家に泊まりに行ってて絶好のチャンス。
年上の私が恥ずかしがり屋の海未をリードして
脳内シュミレーションもバッチリこなしてきたわ。
絵里「一緒のベッドで寝ましょ?」ポンポン
海未「え?一緒ですか?……恥ずかしいです///」
絵里「大丈夫よ」
海未「……えーと、はい///」
海未「お邪魔しまーす///」
暖かく柔らかい魅惑的な身体が密着している。
洗いたての髪の匂いが理性を奪う。
一緒のベッドで寝るって事はOKって事よね?
亜里沙が、お友達の家に泊まりに行ってて絶好のチャンス。
年上の私が恥ずかしがり屋の海未をリードして
脳内シュミレーションもバッチリこなしてきたわ。
18: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:46:04.15 ID:T+vAsNoB.net
ギュウッ
海未「わっ」
抱きまくらを抱くみたいにと海未を抱きしめる。
すでに破裂しそうな程に、強く脈打っている海未の心臓の鼓動が伝わってくる。
恥ずかしがり屋な彼女の事だから、不安で仕方ないのね。
絵里「ねえ海未、キスしてもいい?」
海未「……」コクン
海未は恥ずかしげに首を縦に振る。
ちゅっ
海未の唇に自分の唇を重ねる。
「ん……ちゅ…ちゅっ……はふ……ちゅむ」
「んん……ふあ…ちゅ……」
何回も……何回も。
チュゥッ
海未「ひやぁっ?!」
細い海未の首筋に、優しくキス。
同時に、海未の身体が一瞬ピクンと震える。
絵里「ふふ、もっとしちゃおうかしら?チュ、チュッ……」
海未「あうっ///……」
首筋にキスをしながら、胸元へと手を伸ばし……
海未「わっ」
抱きまくらを抱くみたいにと海未を抱きしめる。
すでに破裂しそうな程に、強く脈打っている海未の心臓の鼓動が伝わってくる。
恥ずかしがり屋な彼女の事だから、不安で仕方ないのね。
絵里「ねえ海未、キスしてもいい?」
海未「……」コクン
海未は恥ずかしげに首を縦に振る。
ちゅっ
海未の唇に自分の唇を重ねる。
「ん……ちゅ…ちゅっ……はふ……ちゅむ」
「んん……ふあ…ちゅ……」
何回も……何回も。
チュゥッ
海未「ひやぁっ?!」
細い海未の首筋に、優しくキス。
同時に、海未の身体が一瞬ピクンと震える。
絵里「ふふ、もっとしちゃおうかしら?チュ、チュッ……」
海未「あうっ///……」
首筋にキスをしながら、胸元へと手を伸ばし……
19: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:50:57.11 ID:T+vAsNoB.net
絵里「んふふ、海未の胸が凄くドキドキ言ってるわね」
海未「あっ、そんな……恥ずかしいですっ///」
絵里「こっちは、どうかしら?」
海未「そ、そこは///……」
絵里「大丈夫だから……」
…………
………
……
海未「あっ、そんな……恥ずかしいですっ///」
絵里「こっちは、どうかしら?」
海未「そ、そこは///……」
絵里「大丈夫だから……」
…………
………
……
20: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:54:33.06 ID:T+vAsNoB.net
絵里「海未、可愛かったわよ」
海未「もう絵里///」
海未は恥ずかしさからか、私の胸に顔を埋めてしまった。
そんな海未の頭をポンポンして上げた。
ごそごそ
絵里「え?」
私のパジャマに手を懸け、脱がしてくる海未。
絵里「え?ちょっと待って///……」
海未「大丈夫です。今度は私の番です」
海未「絵里の胸もドキドキしてますね。大きくても鼓動が伝わってきます」
ペロッ、と海未の舌が先端をなぞり、私の身体が震える。
絵里「ひゃうんっ!」
海未「可愛い声ですね。絵里の可愛い声いっぱい聞かせてください」
絵里「もう///」
――――
海未「もう絵里///」
海未は恥ずかしさからか、私の胸に顔を埋めてしまった。
そんな海未の頭をポンポンして上げた。
ごそごそ
絵里「え?」
私のパジャマに手を懸け、脱がしてくる海未。
絵里「え?ちょっと待って///……」
海未「大丈夫です。今度は私の番です」
海未「絵里の胸もドキドキしてますね。大きくても鼓動が伝わってきます」
ペロッ、と海未の舌が先端をなぞり、私の身体が震える。
絵里「ひゃうんっ!」
海未「可愛い声ですね。絵里の可愛い声いっぱい聞かせてください」
絵里「もう///」
――――
21: (ぎょうざ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 21:59:00.42 ID:T+vAsNoB.net
海未「あんなに可愛い声をいっぱい響かせて……」
絵里「わーっわーっ!!///」
絵里「……海未のイジワル///」
海未「キスでおちょくられたお返しです」
絵里「……ねえ海未?」
海未「はい?」
絵里「海未が卒業したら……毎日一緒にモーニングコーヒー飲まない?」
海未「そ、それって……」
絵里「そういう事」
海未「はい。飲みましょう」
おしまい
絵里「わーっわーっ!!///」
絵里「……海未のイジワル///」
海未「キスでおちょくられたお返しです」
絵里「……ねえ海未?」
海未「はい?」
絵里「海未が卒業したら……毎日一緒にモーニングコーヒー飲まない?」
海未「そ、それって……」
絵里「そういう事」
海未「はい。飲みましょう」
おしまい
22: (有限の箱庭)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 22:00:35.66 ID:I3GHIgVc.net
ハラショー...!
23: (もんじゃ)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 22:28:17.86 ID:q/H1BUit.net
とってもハラショーね
25: (きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 22:36:40.90 ID:xohMbcJl.net
|c||σ.-σ|| (・8・)
|c||^.-^|| (^8^)
|c||^.-^|| (^8^)
26: (庭)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 23:08:40.51 ID:LX0QupH3.net
最高です
28: (笑)@\(^o^)/ 2017/01/07(土) 23:59:03.55 ID:WLCIi+B0.net
えりうみは至高
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1483790303/