1: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:29:33.22 ID:QArfQeBw
侑「合成音声ソフト?」
璃奈「簡単に言うと、入力した言葉をソフトに読み上げさせることが出来る」
侑「あー!ボーカロイドみたいな!」
璃奈「そうそう」
侑「でもどうして合成音声ソフト?もしかして璃奈ちゃん、作詞作曲してボカロPに…?!」
璃奈「違うよ」
侑「じゃあどうして?」
璃奈「これを聞いてほしい」カタカタ
侑「?」
『あいうえお』
侑「!」
璃奈「どう?」
侑「かすみちゃんの声だ!」
璃奈「簡単に言うと、入力した言葉をソフトに読み上げさせることが出来る」
侑「あー!ボーカロイドみたいな!」
璃奈「そうそう」
侑「でもどうして合成音声ソフト?もしかして璃奈ちゃん、作詞作曲してボカロPに…?!」
璃奈「違うよ」
侑「じゃあどうして?」
璃奈「これを聞いてほしい」カタカタ
侑「?」
『あいうえお』
侑「!」
璃奈「どう?」
侑「かすみちゃんの声だ!」
6: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:35:11.98 ID:QArfQeBw
璃奈「他にも…」カタカタ
『侑先輩~!』
侑「おお!すごっ!!」
璃奈「えっへん」
侑「完全にかすみちゃんじゃん!違和感もないし!」
璃奈「すごい?」
侑「すごい!」
璃奈「えっへん」
侑「でも、どうしてかすみちゃんの声で作ったの?」
璃奈「かすみちゃんがね、声が聞こえるのにいないドッキリやってみたいって言うから」
侑「なるほど…」
璃奈「パソコンとスマホを無線で接続すれば、スマホに入力したテキストをパソコンで読ますことも出来る」
侑「天才だ~!!!」
璃奈「えっへん」
『侑先輩~!』
侑「おお!すごっ!!」
璃奈「えっへん」
侑「完全にかすみちゃんじゃん!違和感もないし!」
璃奈「すごい?」
侑「すごい!」
璃奈「えっへん」
侑「でも、どうしてかすみちゃんの声で作ったの?」
璃奈「かすみちゃんがね、声が聞こえるのにいないドッキリやってみたいって言うから」
侑「なるほど…」
璃奈「パソコンとスマホを無線で接続すれば、スマホに入力したテキストをパソコンで読ますことも出来る」
侑「天才だ~!!!」
璃奈「えっへん」
8: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:39:02.47 ID:QArfQeBw
侑「ちょっとわたしもやっていい?」
璃奈「もちろん」
侑「えっと…」カタカタ
『かすかすじゃなくてかすみんです』
侑「…あれ?なんか違う」
璃奈「そういう時はね、感情を選択して出力する」ポチッ
『かすかすじゃなくてかすみんです!』
侑「お~!これだよこれ!」
璃奈「他にも…」ポチッ
『かすかすじゃなくてかすみんですぅ~!!』
侑「おー、これはちょっと泣いてる感じの」
璃奈「そうそう」
侑「すごいねぇ」
璃奈「えっへん」
璃奈「もちろん」
侑「えっと…」カタカタ
『かすかすじゃなくてかすみんです』
侑「…あれ?なんか違う」
璃奈「そういう時はね、感情を選択して出力する」ポチッ
『かすかすじゃなくてかすみんです!』
侑「お~!これだよこれ!」
璃奈「他にも…」ポチッ
『かすかすじゃなくてかすみんですぅ~!!』
侑「おー、これはちょっと泣いてる感じの」
璃奈「そうそう」
侑「すごいねぇ」
璃奈「えっへん」
9: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:41:37.04 ID:QArfQeBw
璃奈「わたしちょっと飲み物買ってくるから、触ってていいよ」
侑「ほんと?!」
璃奈「うん 一応テストプレイはしたけど、もしかしたら見落としてる不具合とかが見つかるかもしれないし」
侑「ありがとう璃奈ちゃん!」
璃奈「うむ じゃあわたし購買行ってくるね」
侑「いってらっしゃい~」
………
侑「ふー、色々と遊んでみようかな~」
カタカタ
『侑先輩~!』
侑「うんうん、かすみちゃんと言えばこれだよねこれ」
侑「ほんと?!」
璃奈「うん 一応テストプレイはしたけど、もしかしたら見落としてる不具合とかが見つかるかもしれないし」
侑「ありがとう璃奈ちゃん!」
璃奈「うむ じゃあわたし購買行ってくるね」
侑「いってらっしゃい~」
………
侑「ふー、色々と遊んでみようかな~」
カタカタ
『侑先輩~!』
侑「うんうん、かすみちゃんと言えばこれだよねこれ」
13: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:44:33.58 ID:QArfQeBw
侑「他には…」カタカタ
『歩夢先輩のでべそー』
侑「ぶふっ!!」
カタカタ
『歩夢先輩、正月太りしました~?』
侑「ぷくくっ…!……そうだ!これを録音して歩夢に送ってみよっと」
侑「送信っと どうなるか楽しみだな~」
侑「…うーん、次はなんて言わせてみよっかなぁ」
カタカタ
『侑先輩~!』
カタカタ
『好きですよ~!』
侑「…むふふ」
『歩夢先輩のでべそー』
侑「ぶふっ!!」
カタカタ
『歩夢先輩、正月太りしました~?』
侑「ぷくくっ…!……そうだ!これを録音して歩夢に送ってみよっと」
侑「送信っと どうなるか楽しみだな~」
侑「…うーん、次はなんて言わせてみよっかなぁ」
カタカタ
『侑先輩~!』
カタカタ
『好きですよ~!』
侑「…むふふ」
17: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:47:21.57 ID:QArfQeBw
侑「でもこれじゃ普通なんだよねぇ」
侑「…あ、恥じらいの感情で言わせてみたらどうなるんだろう」カタカタ
『侑先輩…す、好きです…!///』
侑「おっふ…」
侑「こりゃいいや…」
カタカタ
『侑先輩は…かすみんのこと好きですか…?』
侑「大好きだyo!」
カタカタ
『えへへっ かすみんも侑先輩のことが大好きです!』
侑「……」ニヤニヤニヤニヤ
侑「…あ、恥じらいの感情で言わせてみたらどうなるんだろう」カタカタ
『侑先輩…す、好きです…!///』
侑「おっふ…」
侑「こりゃいいや…」
カタカタ
『侑先輩は…かすみんのこと好きですか…?』
侑「大好きだyo!」
カタカタ
『えへへっ かすみんも侑先輩のことが大好きです!』
侑「……」ニヤニヤニヤニヤ
18: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:51:22.32 ID:QArfQeBw
侑「かすみちゃんはわたしのどんなところが好き?」
カタカタ
『全部です…///』
侑「最高だyo!」
侑「うん!これは最高のソフトだよ!!」
侑「…あ、そうだ!かすみちゃんの呼び捨て聞いてみたいなぁ…」
カタカタ
『侑』
侑「!!!」
侑「いいね…」
カタカタ
『侑、かすみん以外の子を見ちゃだめだからね』
侑「ん~~~~~!!!」ジタバタ
カタカタ
『全部です…///』
侑「最高だyo!」
侑「うん!これは最高のソフトだよ!!」
侑「…あ、そうだ!かすみちゃんの呼び捨て聞いてみたいなぁ…」
カタカタ
『侑』
侑「!!!」
侑「いいね…」
カタカタ
『侑、かすみん以外の子を見ちゃだめだからね』
侑「ん~~~~~!!!」ジタバタ
24: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 00:57:51.37 ID:QArfQeBw
侑「癖になりそう…普段かすみちゃんはこういう事言わないから余計に…」
侑「…ふ~ なんだかわたしも喉乾いてきちゃった」スッ
ヨロッ
侑「おっと…」
カタタタタタタタ
侑「あー、キーボードに寄りかかっちゃった…」
『っ……あああんっっっっあっっ』
侑「……!!!!!!」
侑「…ふ~ なんだかわたしも喉乾いてきちゃった」スッ
ヨロッ
侑「おっと…」
カタタタタタタタ
侑「あー、キーボードに寄りかかっちゃった…」
『っ……あああんっっっっあっっ』
侑「……!!!!!!」
27: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:01:07.62 ID:QArfQeBw
侑「え、え、今のなに?!」
侑「……あ、AとNをずっと押してたんだ…だから…」
侑「…」
侑「……」
侑「…そっか…テキストを入力すればそれをなんでも読み上げてくれるから、さっきみたいなものも…」
侑「……」
侑「……………」
カタカタ
『あんっ』
侑「……」
侑「…これに恥じらいの感情を…」ポチッ
『あんっ///』
侑「!!!!!!!!!!!!」
侑「……あ、AとNをずっと押してたんだ…だから…」
侑「…」
侑「……」
侑「…そっか…テキストを入力すればそれをなんでも読み上げてくれるから、さっきみたいなものも…」
侑「……」
侑「……………」
カタカタ
『あんっ』
侑「……」
侑「…これに恥じらいの感情を…」ポチッ
『あんっ///』
侑「!!!!!!!!!!!!」
28: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:04:22.31 ID:QArfQeBw
侑「…」ドキドキ
カタカタ
『んっ…侑先輩…っ///』
侑「…」ドキドキ
侑「…」カタカタカタカタ
『だ、だめですよぉ…///』
侑「……たまらん…」ドキドキ
侑「……って!何やってるのわたしは!」
侑「これじゃわたしはただの変態っていうか、最低な人間だよ!」
侑「やめよやめよ 璃奈ちゃんもこういう目的で作ったわけじゃないし」
侑「…」
カタカタ
『でも、侑先輩の"ここ"はそう思ってはなさそうですよ?』
侑「……むふふ」
カタカタ
『んっ…侑先輩…っ///』
侑「…」ドキドキ
侑「…」カタカタカタカタ
『だ、だめですよぉ…///』
侑「……たまらん…」ドキドキ
侑「……って!何やってるのわたしは!」
侑「これじゃわたしはただの変態っていうか、最低な人間だよ!」
侑「やめよやめよ 璃奈ちゃんもこういう目的で作ったわけじゃないし」
侑「…」
カタカタ
『でも、侑先輩の"ここ"はそう思ってはなさそうですよ?』
侑「……むふふ」
29: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:07:02.89 ID:QArfQeBw
侑「…あれから色々と入力してみたけど…」
侑「ボキャブラリーに欠けてなんだかなぁ…」
侑「…そうだ」
侑「キス、擬音」ポチポチ
侑「…よし」
カタカタ
『んっ…んむうっ♡ちゅっ…ゆ、侑しぇんぱっ♡♡』
侑「…くっ……」
侑「ボキャブラリーに欠けてなんだかなぁ…」
侑「…そうだ」
侑「キス、擬音」ポチポチ
侑「…よし」
カタカタ
『んっ…んむうっ♡ちゅっ…ゆ、侑しぇんぱっ♡♡』
侑「…くっ……」
30: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:09:24.17 ID:QArfQeBw
─────────
璃奈「ただいま」
侑「あっ、お、おかえり…っ」ハアハア
璃奈「?」
侑「こ、このソフト特に不具合もなくて、よ、よかったよ」
璃奈「ほんと?」
侑「う、うん…最高だったよ」
璃奈「ならよかった」
侑「じゃ、じゃあわたしはちょっとトイレに…」ソソクサ
璃奈「う、うん」
璃奈(なんであんな挙動不審なんだろ)
璃奈「ただいま」
侑「あっ、お、おかえり…っ」ハアハア
璃奈「?」
侑「こ、このソフト特に不具合もなくて、よ、よかったよ」
璃奈「ほんと?」
侑「う、うん…最高だったよ」
璃奈「ならよかった」
侑「じゃ、じゃあわたしはちょっとトイレに…」ソソクサ
璃奈「う、うん」
璃奈(なんであんな挙動不審なんだろ)
31: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:12:05.69 ID:QArfQeBw
トイレ
侑「はぁ…はぁ…」ガチャッ
侑「…っ…はぁ…はぁ…」ポチッ
『侑先輩…触り合いっこ…しましょう…?///』
侑「す、するっ」
『んあっ…♡』
侑「か、かすみちゃんっ」クチュッ
『んんっ♡激しいですよぉ…っ♡』
侑「くふっ…♡」クチュクチュ
………
侑「……ふぅ~~~…」
侑「…ふぅ………」
侑「何やってるんだろわたし…この録音は消しておこっと」スタスタ
侑「はぁ…はぁ…」ガチャッ
侑「…っ…はぁ…はぁ…」ポチッ
『侑先輩…触り合いっこ…しましょう…?///』
侑「す、するっ」
『んあっ…♡』
侑「か、かすみちゃんっ」クチュッ
『んんっ♡激しいですよぉ…っ♡』
侑「くふっ…♡」クチュクチュ
………
侑「……ふぅ~~~…」
侑「…ふぅ………」
侑「何やってるんだろわたし…この録音は消しておこっと」スタスタ
34: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:15:02.71 ID:QArfQeBw
璃奈(そういえば、侑さんはどんなことを出力してたんだろ)カチカチ
璃奈「」
璃奈「な、なにこれ…」
璃奈「ま、まるでそういうゲームみたいなセリフばっかり…」
璃奈「璃奈ちゃんボード、「ドン引き」
璃奈「……あれ、侑さんってかすみちゃんのことが好きなのかな」
璃奈「…なら仕方ない」
璃奈「侑さんも満足してたみたいだし、時間かけて作製した甲斐があった」
璃奈「」
璃奈「な、なにこれ…」
璃奈「ま、まるでそういうゲームみたいなセリフばっかり…」
璃奈「璃奈ちゃんボード、「ドン引き」
璃奈「……あれ、侑さんってかすみちゃんのことが好きなのかな」
璃奈「…なら仕方ない」
璃奈「侑さんも満足してたみたいだし、時間かけて作製した甲斐があった」
35: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:17:08.87 ID:QArfQeBw
一方その頃
歩夢「……ねえ、かすみちゃん」
かすみ「どうしたんですか?」
歩夢「ちょっと聞きたいことがあるんだぁ」
かすみ「聞きたいこと?」
歩夢「…」ポチッ
『歩夢先輩のでべそー』
かすみ「?!」
歩夢「ふふっ、これはどういうことかなぁ」
かすみ「な、なんですかこれ!?かすみんこんなこと言ってませんよ?!」
歩夢「他にも…」ポチッ
『歩夢先輩、正月太りしました~?』
かすみ「」
歩夢「……ねえ、かすみちゃん」
かすみ「どうしたんですか?」
歩夢「ちょっと聞きたいことがあるんだぁ」
かすみ「聞きたいこと?」
歩夢「…」ポチッ
『歩夢先輩のでべそー』
かすみ「?!」
歩夢「ふふっ、これはどういうことかなぁ」
かすみ「な、なんですかこれ!?かすみんこんなこと言ってませんよ?!」
歩夢「他にも…」ポチッ
『歩夢先輩、正月太りしました~?』
かすみ「」
37: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:21:06.46 ID:QArfQeBw
歩夢「これはどういうことなのかなぁ」ニコニコ
かすみ「い、いやいや!ほんとにかすみんこんなこと言ってません!!」
歩夢「でも、音声として証拠に残ってるんだよ?」
かすみ「それは…で、でもかすみんはほんとに!!」
歩夢「そうなの?」
かすみ「そうです!誓って悪口は言ってません!」
歩夢「そっかぁ…でもこれ、侑ちゃんが送ってきたんだよね」
かすみ「侑先輩が?!」
歩夢「侑ちゃんは嘘つかないもん」
かすみ「なっ…」
かすみ(ゆ、侑先輩が?!なんで……あ!まさか、りな子に頼んでたあれ!!)
歩夢「ふふっ、酷いこと言うかすみちゃんには、お仕置が必要だね♡」
かすみ「ち、違うんです!これはりな子の機械が!!」
かすみ「い、いやいや!ほんとにかすみんこんなこと言ってません!!」
歩夢「でも、音声として証拠に残ってるんだよ?」
かすみ「それは…で、でもかすみんはほんとに!!」
歩夢「そうなの?」
かすみ「そうです!誓って悪口は言ってません!」
歩夢「そっかぁ…でもこれ、侑ちゃんが送ってきたんだよね」
かすみ「侑先輩が?!」
歩夢「侑ちゃんは嘘つかないもん」
かすみ「なっ…」
かすみ(ゆ、侑先輩が?!なんで……あ!まさか、りな子に頼んでたあれ!!)
歩夢「ふふっ、酷いこと言うかすみちゃんには、お仕置が必要だね♡」
かすみ「ち、違うんです!これはりな子の機械が!!」
38: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:21:38.72 ID:QArfQeBw
ぎゃあああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
39: (SB-iPhone) 2022/01/12(水) 01:21:54.93 ID:QArfQeBw
完
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1641914973/