【SS】かのん「ちぃちゃんがちっちゃくなっちゃった!?」【ラブライブ!スーパースター!!】

SS
3:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:10:41.28 ID:wmWqsZqH
可可「………」

すみれ「……恋、喉乾いた。なんか買ってきて」

恋「え、いやです……」

すみれ「………」

恋「………」

「「ジャンケンポンッ!」」

恋「よっしゃあ!」

すみれ「ギャラ悔シィイ………何飲む?」

恋「天然ミネラル麦茶で」

可可「決めまシタ!!!!」

すみれ「うぉ、びっくりした」

恋「何を飲むんですか?」

可可「……この度、ククは、」

可可「幼体化薬を作ることにしマス!!」

すみれ「……?」

恋「……?」

すみれ「……で何飲むの?ついでに買ってきてやるわ」

可可「BOSS、とろけるカフェオレ、2本」

すみれ「自分で行け」
 
4:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:11:53.85 ID:wmWqsZqH
後日

可可「遂に完成しまシタ……!」

恋「まさか本当に作ってしまうなんて……!」アワワ

すみれ「ウソに決まってるでしょ」

可可「なぁ!?ウソじゃないデス!!なら今この場でグゥソクムシに飲ませてやるデスヨ!!」

すみれ「いやよそんな得体の知れない液体飲むなんて!」

可可「グゥソクムシはワガママムシで困るデス……ではレンレン!」

恋「え、い、いえわたくしも遠慮しておきます……」

可可「なぁ!?」

千砂都「あ、みんなおつかれ〜」

「「「うぃっす〜」」」

可可「遅かったのデスネ」

千砂都「うん、日誌書いて先生のところに出してから来たんだ」

すみれ「ああ、そういえば今日日直だったわね」

可可「かのんはまだ教室デスカ?」

千砂都「うん、作詞、クラスの子からも意見聞きながらやるって」

恋「では、今日は4人でトレーニングでしょうか」

すみれ「そうね」
 
5:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:13:00.88 ID:wmWqsZqH
千砂都「はー、それにしても、日直の日誌ってなーんであんなに書くとこ多いんだろ、もう頭がちょっと疲れちゃったよ……」

可可「!」

可可「それは大変でシタネ!そんなお疲れな千砂都には細やかながらククからプレゼントをあげデス!ドリンクをドウゾ!」

千砂都「おっ!ありがとう〜」

可可「别客气〜」

千砂都「いただきまーす」

可可「……♪」ニコニコ

すみれ「………ん?」

すみれ「あっ!おい待てーい!!」

千砂都「?」ゴクッ

千砂都「!!!」ドクンッッッ
 
6:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:14:04.12 ID:wmWqsZqH
千砂都「っ……ぐっ、うぁ゛、なに゛、ごれ……っ、熱い……、あつい……!!」

恋「千砂都さん!?」

すみれ「あんた!!飲ませたのね!?飲ませたったら飲ませやがったわね!!」

可可「没问题、これはクク自らの身体で実験に実験を重ねたアンシンアンゼンな代物デスヨ♪」

千砂都「あ゛ア゛あ゛ぁ゛ア゛!゛!゛!゛あ゛づ゛イ゛!゛!゛!゛あ゛ヅ゛い゛よ゛!゛!゛!゛だ゛ず゛げ゛で゛」

恋「千砂都さん!!千砂都さん!!」

すみれ「あれのどこが安心安全なのよ!!」

可可「すこーーしだけ、全身を焼かれるようなSHOCKがありますガ、じきに収まりマス。ほら」

千砂都「」

恋「千砂都さぁぁぁあぁん!!!!!」

すみれ「死んでるじゃない!?!?」

可可「まだデス!」

プシュゥゥゥウウ……

恋「!?」
 
7:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:15:49.24 ID:wmWqsZqH
すみれ「千砂都の身体から煙が……けほっ、けほっ」

恋「何も見えません……」

可可「成功していればそろそろ……あっ!!」
 
 
ちさと(幼)「……ここ、どこぉ……?」

すみれ「!!!?」

恋「!!?!?」

すみれ「ウソでしょ……」

恋「まさか、こんなことが……」

可可「成功デス!!」
 
8:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:16:49.33 ID:wmWqsZqH
ちさと「……うぅ……」

すみれ「……ほんとに、千砂都、なの?」

恋「俄には信じられませんが……そのようですね」

すみれ「大丈夫?まだ身体熱かったりする?」

恋「痛いところなどありませんか?」

ちさと「………」

すみれ「千砂都?」スッ…

ちさと「ひっ…」

すみれ「え?」

ちさと「……っ……」

ちさと「……ふぇ……っ……うぇぇ……」グスグス

すみれ「え?えっ」

恋「ち、千砂」

ちさと「うぇぇぇえぇ……!!ふぇぇぇえぇっんぇえ……!」ポロポロ

すみれ「え、ちょっと……」

恋「だ、大丈夫ですよ千砂都さんっ、ほら、怖がらないで?……」

ちさと「や……!」ビクビク
 
9:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:17:36.67 ID:wmWqsZqH
すみれ「え……この子ほんとに千砂都?」

可可「我々が知っている千砂都とはまるで違いマス……」

恋「……はっ」

『私ね、小さい頃は気も弱くて……よくいじめられてたんだ』

恋「!!!」

恋(これが、『あの頃の千砂都さん』なのですね……)

恋(ここはわたくしがなんとかしなければ!)

恋(まずは、きちんと目線の高さを合わせて、それから柔らかい笑顔で……)ニコニコ

恋「こんにちはっ千砂都さん♪大丈夫ですよ、私たちは何もしません。だから怖がらないで、安心してください」

恋「ね?」ニコニコ

ちさと「………」

ちさと「……っ……こないでぇ………っ」

恋「えっ」
 
11:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:19:08.57 ID:wmWqsZqH
恋「へ、平気ですよ?あ、そうだ、いちごのキャンディをあげましょうね、ほらどうぞ♪」

ちさと「……こな、いでっ…………っやぁ……やだぁ……!」

恋「こわ、怖くないですよ〜……あははー……」

ちさと「っごめん、なさぃ……っ、ごめんなさい……っ」

ちさと「ごめ、んぐっ、ぐすっ、ふぇぇえ……!!」

恋「………」

可可「………」

すみれ「………」

すみれ「……恋……あんた……」

すみれ「死ぬほど嫌われてるじゃない……」

恋「………」

すみれ「死ぬっほど嫌われてるじゃない……」

恋「……泣いていいですか」
 
13:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:20:13.32 ID:wmWqsZqH
可可「こうなったら、すみれ!子どもに大人気の例のアレをやるデス!」

すみれ「いつの間に子どもに大人気になったのよ、まあこうなったら仕方ないわね、やってやるわ」

ちさと「……?」

すみれ「こほんっ」

すみれ「千砂都!よく見ていなさい!いくったらいくわよ!」

ちさと「?」

すみれ「……すぅぅ………」
 
14:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:20:33.65 ID:wmWqsZqH
すみれ「ングゥッソクゥウンムシィィ〜〜!ングゥッソクゥウンムシィィ〜〜!」

すみれ「ングゥウゥゥソォックソォクソックゥグゥッソクゥンムシィィィァ!」

すみれ「ングゥッソクゥウンムシィィ〜〜!ングゥッソクゥウンムシィィ〜〜!」

すみれ「ングゥウゥゥソォックソォク↑ソックゥ↓グゥッソクゥンムシィ〜〜〜!」
 
16:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:22:21.46 ID:wmWqsZqH
可可「ほら!みんなダイスキ、グゥソクムシのうたデスヨ〜!」

恋「わぁ〜〜〜!」パチパチパチ

ちさと「っ」

ちさと「っ……ひぐっ……っ、ゆる、しでぇ……!」

すみれ「………」

可可「………」

恋「………」

恋「一層怯えてしまったではないですか」
 
可可「どうしてくれるデスカ児童虐待グソクムシ」

すみれ「あんたがやれっつったんでしょーが!!!」

ちさと「ひっ…」

恋「大きな声で怒鳴らないでください」

すみれ「………」

すみれ「……児童虐待グソクムシってなによ……それもうただの化け物じゃない……」
 
18:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:25:36.75 ID:wmWqsZqH
ちさと「……ゃだぁ……かぇりたぃ……っ……」

すみれ「……どうするのよこれ」

恋「こうなってはもう、あの方を呼ぶ他ないでしょうね」

すみれ「まあ、少なくともこの学校の人間でこの子が心を開くとしたら、ただひとりでしょうね」

可可「そうデスネ、ククが呼んできマス!」タッタッ

ちさと「……グスっ……」

すみれ「……来るまでどうする?」

恋「とりあえず、丸いものでも探して来ましょうか」

すみれ「そうね」
 
21:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:28:34.05 ID:wmWqsZqH
教室
 
 
かのん「誰かのためなら〜、月給5000円でもいい〜♪なんてどう?」

ヤエ「欲が無さすぎる!」

可可「かのーーーん!!かのーーーん!!!」

かのん「可可ちゃん?どうしたの?」

可可「はぁ、はぁ、た、大変デス、千砂都が、千砂都がぁ……!」

かのん「ちぃちゃん!?がどうしたの!?」

可可「千砂都が小さくなってしまって!泣き止まないんデス!」

かのん「???……ちぃちゃんがちっちゃくなっちゃった?」

ナナミ「?」

ココノ「どういうこと?」

ヤエ「説明が雑すぎる!」

可可「だから!飲んで、縮んで、怯えてるデスヨ!」

かのん「く、可可ちゃん、大丈夫?落ち着いて話してみて?」

可可「話すより見たほうがはやいデス!とにかく一緒に来てくだサイ!」

かのん「あ!ちょっと!」

ナナミ「私たちも行こう!」

ココノ「そうだね!訳わかんないし!」
 
22:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:30:44.60 ID:wmWqsZqH
恋「……千砂都さーん、ほら、ボールですよー……」コロコロ…

ちさと「………」

ちさと「……」スッ…

恋「あっ、見てくださいすみれさん!手に取ってくれましたよ♪」

すみれ「動物園の餌やりか」

可可「千砂都ーー!かのんを連れてきまシタヨーー!!」

かのん「澁谷かのんですっ!」

かのん「って、ちぃちゃんはどこ?」

ちさと「……ふぇぁ……っ、ふぇたぁ……っ……」

かのん「わっ、かわいい……!え、どうしたのこの子?」

ナナミ「千砂都ちゃんに似てるような」

ココノ「もしかして妹とか?」

可可「イイエ。この子が、正真正銘、嵐千砂都デス」

かのん「……え……?」

恋「可可さんの作った幼体化薬を飲んでしまい、このような姿に……」

かのん「……え待ってどういうこと?」

ナナミ「幼体化薬?」

可可「ハイ……簡単に言えば、身体発熱で生物に宿る記憶情報を時空間ごと書き換える薬デス」

ヤエ「ブツがヤバすぎる……」
 
23:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:32:01.50 ID:wmWqsZqH
かのん「本当に、ちぃちゃん、なの……?」

すみれ「私たちは目の前で変化するところを見てたわ。この子は間違いなく千砂都よ」

ちさと「………っ……」ビクビク

恋「問題は、この千砂都さんが非常に警戒心が強いといいますか、この姿になってからは怯えっぱなしでして……」

かのん「あー……昔のちぃちゃんはちょっと怖がりなとこもあったからなぁ」

すみれ「ちょっと……?」

かのん「……うん。よくわからないけど、要はこのちぃちゃんを落ち着かせてあげればいいんだよね」

可可「ハイ、お願いしマス」

かのん「ちぃちゃんのことならまっかせといてよ!」

ナナミ「流石かのんちゃん!」

ココノ「頼りになる〜!」
 
24:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:32:53.57 ID:wmWqsZqH
ちさと「……うぅ……」

かのん「ちーぃちゃんっ!うぃっす!」

ちさと「!……」

かのん「ほら!私だよ!」

ちさと「………」

かのん「ん?」

ちさと「………だれ……」

かのん「かのんだよ、澁谷かのん!知ってるでしょ?」

ちさと「………」

ちさと「わたしの、しってるっ…かのんちゃ、は、っ、……そんなおっきく、ないよ……?」

かのん「………」

かのん「たしかに」

かのん「可可ちゃん、やっぱダメみたい」

ヤエ「諦めが早すぎる!」
 
27:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:39:24.68 ID:wmWqsZqH
すみれ「もっと粘りなさいよ!」

かのん「そう言われても……急に今の私がかのんだよとか言ったところで信じてもらえないよぉ……」

ナナミ「なんか、ほら、二人しか知らない秘密とかさ……」

ココノ「どうしてかのんちゃんしか知らないことをー、みたいな」

かのん「うーん……私って昔からお喋りだったからなぁ、ないんだよなぁそういうの」

すみれ「すぐ喋るものね」

可可「こうなっては最後の手段に出るしかありまセンネ」

恋「千砂都さんを元に戻すのですね」

可可「かのんも小さくしてククたちとチビ千砂都との友好の架け橋となってもらいマス」

かのん「ええ!?」

すみれ「あんたまだやるつもりなの!?」

ヤエ「諦めが悪すぎる!」
 
28:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:41:42.48 ID:wmWqsZqH
可可「このままなんの触れ合いもなく千砂都が元に戻ったらククは一体なんのためにこの薬を作ったというのデス!?」

すみれ「知らないわよそんなの」

可可「みなサンはちっちゃい千砂都とこのままバイバイして良いのデスカ!?二度とこんなチャンスは訪れないのデスヨ!?」

ナナミ「それはまあ、一緒に遊べたらきっと可愛くて楽しいだろうけど……」

可可「この千砂都を笑顔にできないからといって、諦めるデスカ!?」

かのん「!」

かのん「……そう、だよね」

かのん「ちっちゃいちぃちゃんひとり笑顔にできないなら、みんなを笑顔にすることなんて、できないよね」

すみれ「え、ちょっと……」

かのん「可可ちゃん、それを飲めば、……私もこのちぃちゃんが知ってるあの頃の姿に戻れるんだよね?」

恋「本気ですか!?」

かのん「うん。……そういえばひとつ、ちぃちゃんとだけ約束してたこと、思い出したの」

かのん「ちぃちゃんの笑顔は、私が守るって」

かのん「だから私、やるよ!」

かのん「ちぃちゃんを笑顔にして!みんなとちぃちゃんを結ぶ架け橋になって!みんなも笑顔にする!」

可可「かのん……!!」

すみれ「はぁ、まったく……敵わないわね」

恋「ふふ、こうなってはもう、かのんさんの決意を尊重するしかありませんですね」
 
29:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:42:38.40 ID:wmWqsZqH
かのん「じゃあ、飲みますっ」

かのん「………」

ナナミ「頑張って……!」

かのん「………」

可可「どうしまシタ?」

かのん「……これ、痛かったり苦しかったり、する……?」

すみれ「………」恋「………」

『あ゛ア゛あ゛ぁ゛ア゛!゛!゛!゛あ゛づ゛イ゛!゛!゛!゛あ゛ヅ゛い゛よ゛!゛!゛!゛だ゛ず゛げ゛で゛』

すみれ「千砂都は平気そうだったわよ」

恋「美味しいって言ってました」

かのん「そっか!」ゴクゴクゴク

かのん「!!!!!」ドクンッッッ

かのん「あ゛……っ!?ぁあ゛、いぎっ、ぐぇ、ぴきゅ!?」

すみれ「ごめん、かのん」

恋「決意を尊重するためです……お許しを」

かのん「あ゛ァ゛ア゛!゛!゛ぁ゛ア゛!゛っ゛ど゛ご゛が゛!゛!゛お゛い゛じ゛い゛ん゛よ゛!゛!゛」
 
30:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:43:59.00 ID:wmWqsZqH
かのん「ふざげん゛っ゛っ゛あ゛ァ゛ぁ゛あ゛づ゛い゛っ゛い゛や゛あ゛っ゛!゛」

かのん「!゛!゛じ゛ぬ゛っ゛っ゛じ゛ぬ゛っ゛っ゛あ゛づ゛い゛ぁ゛!゛!゛」

ナナミ「うわ……」ヤエ「……惨すぎる」ココノ「見ちゃダメ」(ちさとに見えないように3人で壁を作っている)

かのん「ア゛ぁ゛ァ゛ア゛!゛!゛い゛だ゛い゛!゛ぐ゛ゾ゛ぁ゛!゛よ゛ぐ゛も゛!゛だ゛ま゛じ゛だ゛な゛ぁ゛!゛!゛」

かのん「の゛ろ゛っ゛で゛や゛る゛!゛!゛ノ゛ロ゛ッ゛デ゛ヤ゛ル゛!゛!゛」

ヤエ「断末魔が怖すぎる……」

かのん「う゛ゥ゛あ゛ぁ゛ア゛ぁ゛ァ゛ァ゛ア゛!゛!゛!゛」

かのん「」プシュゥゥゥウウ……

ナナミ「うわ、すごい煙……!」

ココノ「え、これ生きてるよね……?」

可可「あ!成功デスヨ!」
 
 
かのん(幼)「……?」

ナナミ「わぁ……ほんとにちっちゃくなってる……!!」
 
32:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:45:20.14 ID:wmWqsZqH
恋「こ、こんにちはっ……」

かのん「あ!こんにちはっ!おねーさんっ」ニカッ

恋「〜〜〜!!!(かわいいーーー!!!)」

可可「ッッッアァ……これを求めてイタ……好可爱……」

かのん「わぁ!ここ、どこだろう!どこかのおへやかなぁ?」トテトテ

すみれ「こっちはいかにもかのんのちっちゃい頃って感じね」

恋「擦れてない感じですね」

ナナミ「でもここから、色々あるんだよね……」

ヤエ「闇が深すぎる……」

ココノ「やめろ」

かのん「なんなんだろー、ここー……」トコトコ

ちさと「……ぁ……かのん、ちゃん……?」
 
35:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:48:06.17 ID:wmWqsZqH
かのん「あ!ちぃちゃんだ!えっへへ〜、ちぃちゃんちぃちゃ〜ん!」

ちさと「っ……かのんちゃ、っ……」

かのん「………え……ないてるの!?」

ちさと「!……なっ……ないて、なぃ……よ……っ……」

かのん「うそだ!どうしたの?どこかいたいの?まただれかにやられたの?」

ちさと「っ…ふぇ…っ、ぐすっ……かのんぢゃんっ……」

かのん「よしよし、だいじょーぶ!わたしがいるからね!」

ちさと「ぅん…っ」

かのん「………」ナデナデ

かのん「………で」クル…

かのん「ちぃちゃんいじめたの、あんたたち?」ギロッ

可可「……アァ………」

恋「そんな……」

すみれ「……作戦失敗のようね」

ヤエ「脇が甘すぎる……」

ナナミ「……架け橋が壁になっちゃったね……」

ココノ「跳開橋かよ……」
 
37:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:53:25.28 ID:wmWqsZqH
恋「あの、聞いてください、違うんですよ?かのんさん?」

かのん「うわ!なんでなまえしってるの!?キモ!」

恋「」

かのん「え……マジでキモいんだけど」

恋「」

可可「ククたちはただ、おふたりと仲良く遊びタイだけなのデスヨ?」

かのん「そんなのしんじないし!ちぃちゃんにちかづくな!へんなしゃべりかた!」

可可「」

すみれ「なら、そのちぃちゃんに聞いてみなさい?私たちは何もしていないわよ?」

かのん「きかなくてもわかる、ちぃちゃんがおびえてるのはあんたたちのせいだって!」

かのん「こっちくんな!ばーか!」

すみれ「」

ヤエ「口が悪すぎる」

ココノ「もうすでに擦れてないかこの子」

すみれ「さっきまでニコニコしてた天使は一体どこいったのよ!?」
 
40:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:55:29.97 ID:wmWqsZqH
かのん「ガルルルル……!」

ナナミ「どうするの?これ」

すみれ「可可、もう諦めなさい。諦めて2人とも元に戻しなさい」

可可「いやデス」

すみれ「まだ言うかこの!」

可可「いーたーいーデースー!」

ナナミ「そもそも、どうしてこんなもの作ったりしたの?」

可可「それは……」

可可「かのんと千砂都とすみれとレンレンをちっちゃくして、ククがみんなの姐姐になりたかったからデス……」

ヤエ「動機がしょーもなさすぎる……」

ココノ「それで、戻すにはどうすればいいの?」

可可「それは、ここにある戻し薬……アリェ?」

かのん「ちぃちゃんっ、のどかわいたでしょ、これ、のんで?」

ちさと「あ、ありがと……」

恋「もしかしてあれですか?」

可可「ア!そうデス!アレデス!」
 
42:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:57:03.71 ID:wmWqsZqH
すみれ「丁度勝手に飲んでくれそうじゃない。手間が省けたわね」

恋「何はともあれ良かったです」

ちさと「いただきま」

かのん「……!まって!」

ちさと「っ!……かのんちゃん……?」

かのん「……」ジーーー

ナナミ「じっと眺めてるけど……」

かのん「………」ジーーー

ココノ「今度はこっちを見てるよ」

可可「千砂都!遠慮なく飲むが良いのデスヨ!」

かのん「なんかあやしい!!」

可可「エエ!?」

かのん「ちぃちゃんやっぱりこれ、のまないほうがいい!」

すみれ「飲んで!飲んでいいのよ!?」

恋「美味しいですよ!多分!」

かのん「………」

かのん「……おるァ!」バッシャァア!!

可可「アーーー!!!!?」
すみれ「あーーー!!!?」
恋「えーーー!!?」
ヤエ「疑りが深すぎる!」
 
43:(もこりん) 2022/01/18(火) 23:58:54.55 ID:wmWqsZqH
可可「ナ、ナンテコトを……ナンテコトを……!!」

すみれ「どーすんのよ!?」

恋「はやくこぼれたものを回収して……」

かのん「ふんっ!ふんっ!」

ナナミ「めっちゃ足で拡げてるよ!?」

ヤエ「容赦が無さすぎる!」

可可「……終ーわったデスゥー………」

すみれ「諦めてんじゃないわよ!!どうにかしなさいよコラ!!」ブンブン

可可「アァアァアァクビチギレルデスー」

恋「一度は作れたのですから、もう一度作れば良いのでは?」

ナナミ「たしかに!」

可可「イエ、できまセン。こんなものが世に出たら危険なので、製造法に関するデータは全て破棄してありマス」

すみれ「なんでそんなとこだけ真面目なのよ!」

ココノ「じゃあもうどうしようもないってこと?」

可可「もう、なんか……かのんと千砂都の気持ちで戻ってもらうシカ……」

ヤエ「解決法が適当すぎる!」
 
45:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:01:22.74 ID:5fImLDA+
すみれ「ほんとに気持ちで戻る可能性あるんでしょうね……」

可可「やってみなくちゃワカンねぇデス!ネバーギブアップデスヨ!」

ヤエ「やかましいわ」

恋「あの、かのんさん」

恋「落ち着いて聞いてくださいね」

かのん「こないで!キモい!」

恋「………」

かのん「ポニテのいちキモい」

恋「………」

すみれ「………」

すみれ「恋……あんた……死ぬほど嫌われてるじゃない……」

すみれ「死ぬほど嫌われているじゃない……」

恋「わたくしは一体何の業を背負っているのですか」

ヤエ「業が深すぎる」

恋「何の業かと聞いているのです!!大泣きしますよ!?」

ナナミ「かっ、かのんちゃん、あのね、本当はかのんちゃんは私たちと同じ高校生で」

かのん「いみわかんないことゆーな!」

ナナミ「ですよねー……」

ココノ「でもどうにか戻ってくれないと、かのんちゃんこどものままなんだよ!?」

かのん「は?わたしこどもですけど?」

ココノ「……あ、はい……」

ヤエ「えっと、えっと、本当のかのんちゃんは、今この高校に通ってて、でLiella!っていう」

かのん「だーかーらー!ちゅーがくもまだなのにこーこーいってるわけないでしょ!?」

ヤエ「反論がごもっともすぎる」
 
46:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:02:52.66 ID:5fImLDA+
かのん「もう、へんなひとたち……いこ?ちぃちゃん」

ちさと「……うん……」

すみれ「どこいくのよ!」

可可「待っテ!待ってくだサイ!」

かのん「うるさいなぁ!ついてこないでっ!ほらいこ?」

ちさと「………」

恋(これでは本当にかのんさんと千砂都さんはずっとこの姿のままに……)

恋(なにか、何か引き止められるような言葉は……)

恋「!」

恋「……千砂都さん!」

ちさと「……?」

恋「そのままで、良いんですか?」

かのん「ちぃちゃん、きかなくていーからね」スタスタ

恋「かのんさんの役に立てるくらい、自分に自信を持てるようになるのではなかったのですか?」

ちさと「……!」

かのん「ちぃちゃん?」
 
47:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:06:10.51 ID:5fImLDA+
ちさと「どう、して……」

恋「他でもない、あなた自身が教えてくれたからです」

ちさと「わ、たし……?」

恋「そうです!あなたは自分の過去をわたくしに話してくださいました。あなたが話してくれたから、わたくしはあなたのことを知ることができました!」

かのん「ち、ちぃちゃん……はやく」

恋「かのんさんに負けないくらい夢中になれるもの!見つけるのでしょう!?」

ちさと「!」

恋「きっと見つかりますよ!わたくしは知っています!未来の、いいえ、今のあなたを知っているから!」

ちさと「……」

恋「あなたの願いが叶うことも知っています!何故ならそれはっ、」

恋「可可さんとすみれさんが!叶う瞬間を共に過ごしたからです!」

可可「!」すみれ「!」
 
48:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:10:02.22 ID:5fImLDA+
恋「千砂都さん、今の本当のあなたは、もう十分に強くて、そして立派な方ですっ!」

恋「その立派な強さは、貴方の中にもうきっとあるはずです!」

恋「その強い気持ちで!わたくしと同じ高校に通う同級生の、大切な友人である本当のあなたのことを!どうか思い出してください!」

かのん「またっ、またちぃちゃんにへんなことゆってなかせるつもり!?」

かのん「きかなくていーからねっ、ちぃちゃん」

ちさと「………」

恋「千砂都さん!」

可可「千砂都!」

すみれ「千砂都!」

かのん「い、いこーよちぃちゃんっ」

ちさと「………」

ちさと「……ちがう」

かのん「?」

ちさと「このままじゃ、だめなんだ」

可可「!」すみれ「!」恋「!」

ちさと「このまま、かのんちゃんについてくだけじゃ、つよくなれない」

ちさと「かのんちゃんのやくに、たてない」
 
49:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:10:56.01 ID:5fImLDA+
かのん「ちぃ、ちゃん……?」

ちさと「もどらなきゃ……」

かのん「!」

かのん「……まってよ……どこに……?」

ちさと「わからないけど、すすまなくちゃ」

ちさと「おねえさんたちがゆってること、しんじてみる」

かのん「え……」

ちさと「そうしたら、もっとつよくなって、かのんちゃんのとなりにいても、はずかしくないじぶんになれるきがするの」

かのん「………ちぃちゃん……」

ちさと「まもってくれて、ありがとう。かのんちゃん」

ちさと「わたし、つよくなるからっ」

かのん「………」

かのん「……うん……」

ちさと「………」

ちさと「わたしは、ほんとうのわたしは……」

ちさと「!!!」ドクンッッッ

ピッカァァァァア……!!!

可可「これは……!」

すみれ「なんの光!?」

恋「千砂都さん……!!」
 
50:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:12:10.28 ID:5fImLDA+
ココノ「光が、収まっ、た……?」

可可「っ……!」

すみれ「……!」

恋「ああ……!」
 
 
千砂都「……あれ……」

可可「千砂都!」

すみれ「千砂都!」

恋「千砂都さん!!」

千砂都「うわあ!?もー、どうしたの?」

可可「千砂都ぉ〜〜〜!」

ナナミ「ほんとに気持ちで戻っちゃったよ……」

ヤエ「意志が強すぎる……」

可可「ゴメンナサイゴメンナサイ!!ククは……ククは……!!」

千砂都「?」

すみれ「なにが起こってたか覚える?」

千砂都「……なんかあった?」

恋「何も覚えていないのですね……」

かのん「……ち、……ち、」

かのん「ちぃちゃんがおっきくなっちゃった!?」

千砂都「うん?」

千砂都「……?」

千砂都「かのんちゃんがちっちゃくなってる!?」
 
51:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:13:35.50 ID:5fImLDA+
千砂都「え、な、なにどういうこと!?」

恋「千砂都さんも、つい先ほどまでこのような状態だったのです」

千砂都「そーなの!?」

すみれ「だけど、なんか、気持ちで戻ったのよ」

千砂都「……はぁ……」

ヤエ「説明が不十分すぎる……」

可可「トニカク、かのんも本来の自分が高校生であることを認識できれば元に戻るはずデス!」

ナナミ「千砂都ちゃんに説得してほしいの!」

ココノ「お願い!」

千砂都「……うんなるほど、つまり、かのんちゃんの役に立てばいいんだね?」

すみれ「揺るぎなさすぎる」
 
53:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:16:14.98 ID:5fImLDA+
千砂都「うぃっす、かのんちゃんっ」

かのん「すごぉい……おとなちぃちゃんだぁ……!」

千砂都「あっはは、まだ大人じゃあないんだけどね」

千砂都「それでね、実はかのんちゃんも、ほんとは私と同じ高校生なんだ」

かのん「……そっか、そうなんだ」

千砂都「元に、戻れそう?」

かのん「うーん、わかんないや」

かのん「……ちぃちゃんは、きっとつよい子だからできたんだとおもうけど、わたしはどうなんだろ?」

千砂都「私、強い子に見えてた?」

かのん「うん!ずっとみえてたよ!」

千砂都「そっか♪でもそれは、かのんちゃんにいつも勇気を貰ってたからだよ」

かのん「そうなの?」

千砂都「うん!だから、人に勇気を与えられるくらい勇気いっぱいのかのんちゃんなら、できるはずだよ?私はそう信じてる!」

かのん「………」

かのん「うん……おとなちぃちゃんにゆわれたら、なんかできるきがしてきた!」

千砂都「ふふふっ」

かのん「だってちぃちゃんがおっきいなら、わたしもおなじくらいおっきくなってるはずだもんね!」

千砂都「ふふ、そうだね!だってわたしたちは」

「「いつもいっしょだから!」」

かのん「あははっ!」

千砂都「あはは!」

千砂都「あなたが覚えている今までも、あなたのまだ知らないこれからも、ずーっと一緒なのは、変わらないよ♪」

かのん「……うんっ!」

かのん「ちぃちゃん!」

千砂都「かのんちゃん!」

「「うぃーっす♡」」ユビキス

すみれ「絶対やると思ったわそれ」

ヤエ「パターンが無さすぎる」

かのん「!!!」ドクンッッッ

ピッカァァァァア……!!!
 
55:(もこりん) 2022/01/19(水) 00:20:39.00 ID:5fImLDA+
かのん「……あれ?」

恋「かのんさんっ!」

可可「かのーーーーーん!!!!!」

かのん「わあ!?恋ちゃん!?可可ちゃん!?」

すみれ「おかえり」

かのん「た、ただいま……?」

かのん「え?みんな集まっちゃってどうしたの?」

千砂都「やっぱりなにも覚えてないんだね〜」

ナナミ「でも、これで元通りだね」

ココノ「一時はどうなるかと思ったよ……」

かのん「ん……なんか妙に倦怠感が……」

恋「無理もないです、座ってください」

かのん「ありがと。あと口に謎の苦味があるんだけど、なんだろ」

すみれ「ゴクゴク飲むから……」

かのん「なんか飲み物とか……あっ丁度いいところに!」

ココノ「あっ、それ……」

可可「アッ」

すみれ「オイ!」

恋「かのんさん!?」

かのん「え?」ゴクッ…

かのん「あ、あ゛っ!?あ゛ぁ゛ア゛ぁ゛ァ゛ァ゛ア゛!゛!゛!゛」

ナナミ「かのんちゃぁぁん!!!」

ヤエ「オチが酷すぎる!」
 
 
 
 
おしまい
 
57:(もんじゃ) 2022/01/19(水) 00:30:28.89 ID:z1cTTLK3
服はどうなったんデスか!!??
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1642514886/





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